JP4186618B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、CCD等の撮像素子を有し、撮像した画像をメモリカードなどの記録媒体に記録するデジタルスチルカメラには、記録した画像をその場ですぐ確認するモニタ動作や、撮影しようとする被写体を確認するビューファー動作を行うためのモニタ装置を有しているものがある。この種のモニタ装置は一般に液晶表示器(LCD)等で構成され、カメラの外面に配置される。前述のような構成を備えたものとして、例えば特開平11−69213号公報のようなものがある。
【0003】
以下、従来の撮像装置について図面を用いて説明する。
【0004】
図18は従来のデジタルスチルカメラを背面側から見た図、図19は前面側から見た斜視図である。このカメラはカメラ本体3とヘッド部2とから成り、本体3はモニタ装置1が設けられるモニタ保持部3cと、モニタ保持部3cの上面に突出する左右一対の腕部(ヘッド保持部)3a,3bとから構成され、全体として略コ字状を呈する。一方の腕部3aの上端斜面にはレリーズボタン5が配置される。モニタ装置1は記録した画像を確認したり、撮影しようとする被写体を確認するためのもので、その画面が本体3の背面に設けられる。
【0005】
ヘッド部2は本体3と同一の厚みを持つ略直方体形状を呈し、撮影レンズ光学系4,ファインダ光学系6,外部測距装置,電子閃光装置などを内蔵する。ヘッド部2の先端面2a(撮影時に被写体側を向く面)には、レンズ光学系4,ファインダ光学系6および外部測距装置の光学系9の各先端が露出するとともに、電子閃光装置の発光窓8が設けられる。レンズ光学系4とファインダ光学系6の各光軸は平行とされる。ヘッド部2の後端面2b側の両側面には軸支部が設けられ、この軸支部が回動軸7a,7bを介して本体腕部3a,3bの先端内面にそれぞれ回動可能に軸支される。これによりヘッド部2は、撮影レンズ光学系4の光軸(撮影光軸)と直行する方向の軸を中心として本体3に回動可能に支持される。
【0006】
図18はヘッド部2が収納位置(非撮影位置)にある状態を示し、このときヘッド部2は全体が一対の腕部3a,3bの間の空間SPに収容される。ヘッド部2と本体3とは同じ厚さを有しているから、収納位置ではヘッド部2の外面2A,2B(先端面2aと直行する2面)と本体3の外面3A,3B(モニタ装置1が配置される面およびその反対側の面)とがそれぞれ略同一面上に位置し、カメラ全体に凹凸がなく、鞄等への収納に非常に便利である。また収納位置では、ヘッド部2の先端面2aが本体3の上面と僅かな隙間を隔てて対向する状態となるので、レンズが保護され、レンズの汚れや傷付きが防止できる。
【0007】
カメラを使用する際には、例えば図19に示すようにヘッド部2を回動させ、その先端面2aを被写体に向ける。ヘッド部2を適宜回動させることにより、撮影光軸とモニタ装置1の光軸(モニタ光軸)との相対角度が状況に応じて自由に変更可能である。例えば光の反射等でモニタ1が見づらい場合には、見やすい位置までヘッド部2と本体3とを相対回動させることができる。
【0008】
また本構成では、ヘッド部2の撮影光軸方向の長さが長いので、収納位置にあるヘッド部2を使用位置まで回動させると、一対の腕部3a,3bの間の空間SPが大きく開放される。したがって、撮影時には空間SPに指を回り込ませて腕部3a,3bを両手で握るようにしてカメラを保持することができ、その状態で腕部3a上部のレリーズボタン5をごく自然に操作できる。したがってホールディング性が極めてよく手振れ軽減等に寄与するとともに、操作性もよい。
【0009】
図20はヘッド部2をさらに回動させて先端面2aがモニタ装置1と同方向を向くようにした状態を示している。このようにすれば対面撮影が可能となる。
【0010】
【特許文献1】
特開平11−69213号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来の構成では、ヘッド部2を回動させ撮影レンズ光学系4の先端4aが本体3と対向する収納位置では、撮影レンズ光学系4の先端4aを外部に露出させないようにできるが、モニタ装置1は外部に露出した状態となり、モニタ装置1に汚れが付着したり傷が付いたりしやすくなるという問題があった。また本装置を過って落下させてしまった場合に、モニタ装置の画面を傷つけてしまったり破損してしまう可能性があるという問題点を有していた。
【0012】
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、収納状態において、カメラのレンズを保護するとともに、液晶モニタの画面をも保護することができる撮像装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の撮像装置は、撮像表示部と、前記撮像表示部を支軸を中心に回動自在に保持する本体部とを備えた撮像装置であって、前記撮像表示部は、被写体を撮像可能で、前記支軸と略平行な光軸を有するレンズを含む撮像部と、前記支軸と略平行な表示面を有する表示部と、を備え、前記撮像表示部を前記本体部に収納した状態において、前記撮像部と前記表示部とが露出しない位置にあり、前記撮像表示部を回動することで、前記撮像部と前記表示部とが前記支軸を中心に反対方向に露出し、撮影可能状態となるものである。
【0014】
これにより、撮像表示部を本体部に収納した状態において、カメラのレンズを保護するとともに、液晶モニタの画面をも保護し、撮像表示部を本体部から回動させるという1回の動作のみで、カメラとモニタとを外部に露出させ撮影可能状態に移行することができるため、使い勝手を向上させることができる撮像装置を提供することを目的とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に記載の発明は、撮像表示部と、前記撮像表示部を支軸を中心に回動自在に保持する本体部とを備えた撮像装置であって、前記撮像表示部は、被写体を撮像可能で、前記支軸と略平行な光軸を有するレンズを含む撮像部と、前記支軸と略平行な表示面を有する表示部と、を備え、前記撮像表示部を前記本体部に収納した状態において、前記撮像部と前記表示部とが露出しない位置にあり、前記撮像表示部を回動することで、前記撮像部と前記表示部とが前記支軸を中心に反対方向に露出し、撮影可能状態となるものであり、これにより、収納状態において、カメラのレンズを保護するとともに、液晶モニタの画面をも保護することができるものである。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0017】
(実施の形態1)
図1は本発明の撮像装置の実施の形態を示す図で、撮像表示部14を本体部16に収納した状態を示している。図2は同斜視図、図3は撮像表示部14を約45度回動させた状態を撮像ユニット15の先端15a側から見た側面図、図4(a)は同斜視図、図4(b)は操作部11側から見た斜視図、図5は撮像表示部14を水平状態(収納状態から約90度)まで回動させた状態を撮像ユニット15の先端15a側から見た側面図、図6(a)は同斜視図、図6(b)は操作部11側から見た斜視図、図7は図5の矢印D方向から見た側面図、図8は図5〜図7に示す水平状態から表示部14aを支軸19を軸に約45度回動させた状態を示す斜視図で、同図(a)は撮像ユニット15の先端15a側、同図(b)は操作部11側から見たものである。図9は図8の状態から表示部14aをさらに45度回動させ表示画面18が垂直状態となった状態を操作部11側から見た側面図、図10(a)は図9の状態を撮像ユニット15の先端15a側から見た斜視図、同図(b)は操作部11側から見た斜視図、図11は図9及び図10の状態から表示部14aを約90度回動させた状態を示す斜視図、図12は図11の状態から表示部14aをさらに約90度回動させた状態を示す斜視図、図13は図12の状態から表示部14aをさらに約90度回動させた状態を示す斜視図で、これがいわゆる自分撮りの状態である。図14は本装置の使用例を示す斜視図、図15は本装置を下方から見た斜視図、図16は本装置の下端に設けられた足部の要部斜視図、図17は本装置を足部を用いて立てた状態を示す斜視図である。
【0018】
図において、10は内部に記録媒体(固定あるいは着脱自在)を有し撮影した画像を記録媒体に対して記録再生可能な装置本体で、デジタルスチルカメラのように静止画撮影モードの他、ビデオカメラのような動画撮影モードを備えてもよい。11は本装置の各種操作を行う操作手段である操作部で、11aは押すことで静止画撮影を行うことができ、動画撮影モードでは1回押すごとに録画開始/録画停止を繰り返すシャッタボタンで、11bはホワイトバランス等の操作ボタンである。なお、本実施の形態では11aをシャッタボタンとしたが、カーソルキーなどの他の操作部としてもよい。12は夜間撮影など光量が不足した撮影環境で発光させるストロボ手段であるストロボ、13は周囲の音声を収音するマイクロホン、15は被写体の光学信号が入射する撮像ユニットで、レンズや絞りや固体撮像素子などからなる。15aは撮像ユニット15の光軸方向の先端で、例えば対物レンズからなる。先端15aの光軸方向は、ストロボ12の発光方向と略同一である。18は撮像中の映像や記録媒体から再生された映像などを表示する表示画面で、例えば液晶モニタ(LCD)からなる。
【0019】
14は表示手段である表示部14aと撮像手段である撮像部14bとが一体となった撮像表示部で、撮像部14bにはマイク13と撮像ユニット15とを備え、表示部14aには表示画面18を備えている。また表示部14aは撮像部14bに対して支軸19を軸に回動自在に保持されている。なお、支軸19は撮像ユニット15の光軸と直交する方向に配されている。17は撮像表示部14における撮像ユニット15の近傍を挿通する支軸で、撮像ユニット15の光軸と略平行になるように配されている。16は支軸17の両端を保持し撮像表示部14を回動自在に保持した本体部で、本体部16の一方の側面には操作部11を有し、他方の側面にはストロボ12を設けている。つまり、操作部11が設けられた側面は撮影時に撮影者側を向き、ストロボ12が設けられた側面は被写体側を向くように、互いに対向した側面に配されている。16aは本体部16に設けられ撮像部14bが収納される開口部である。
【0020】
なお、撮像表示部14は、図1及び図2に示す状態を第1の位置とし、図5〜図13に示す状態を第2の位置とする。
【0021】
以上のように構成された本実施の形態の撮像装置について、以下その動作について説明する。
【0022】
まず、本装置を使用していない状態、つまり撮像表示部14を本体部16に収納した状態について説明する。
【0023】
図1及び図2に示すように、本装置を使用していない状態では、撮像表示部14は本体部16に対して収納された状態となっている。撮像部14bは本体部16に設けられた開口部16aに収納されており、図1(a)及び(c)に示すように、側面から見ると撮像部14bは本体部16の最外郭から大きく突出するような部位はなく、ほぼ面一となっている。この状態では、撮像部14bに設けられた撮像ユニット15の先端15aは外部に露出しないような位置にあり、かつ先端15aが本体部16の内面と僅かな隙間を隔てて対向する状態となるので、先端15aを傷などから保護することができる。
【0024】
一方、表示部14aは、本体部16のL字凹部16bに収納されており、表示画面18は外部に露出しない状態になるので、表示画面18を傷などから保護することができる。また表示部14aは、撮像部14bと同様に図1に示すように、本体部16の最外郭よりも大きく突出する部位はなく、ほぼ面一となっている。このように撮像表示部14が本体部16に対して収納された状態では、各側面がほぼ面一となり、鞄やシャツのポケットなどに収納する際に各部位が引っかからず、携帯性に優れるものである。
【0025】
次に、収納状態から撮影可能状態へ移行するまでの動作について説明する。
【0026】
図1及び図2に示す収納状態から、図1(c)の矢印Aのように表示部14aを持ち上げると、撮像表示部14は支軸17を軸に回動を始める。図3及び図4は、撮像表示部14を収納状態から矢印A方向へ約45度回動させた状態である。この時に装置内部に設けられたスイッチ(図示せず)がONとなり、装置の電源が投入される。このような構成にすることで、専用の電源スイッチが不要となる。装置の電源が投入されると、撮像部14bに設けられた撮像ユニット15が、先端15aを介して入射される光信号を撮像し、表示部14aの表示画面18に撮像した映像を表示するが、シャッタボタン11aを操作しない限り、静止画や動画の記録は行われない。
【0027】
なお、本実施の形態では、撮像表示部14が図3及び図4の状態になった時に、装置本体10の電源が投入される構成としたが、後述する図5〜図7の略水平状態、あるいは図9〜図11の撮影可能状態において、電源投入される構成としてもよい。
【0028】
また、使い勝手向上のために撮像表示部14の回動に伴い装置本体10の電源が自動的に投入されるようにしたが、別途電源スイッチを設けて使用者が任意に電源ON/OFFを行う構成としてもよい。
【0029】
図3及び図4の状態から撮像表示部14をさらに矢印B方向へ回動させると、図5〜図7に示すように撮像表示部14が略水平状態になるまで回動させることができる。この時、撮像部14bの一部が、本体部16の開口部16aの内面に当接し、撮像表示部14は矢印C方向への回動ができないようになっている。
【0030】
次に、図7に示すように表示部14aを支軸19を軸に矢印E方向に回動させ、約45度回動させた状態が図8である。さらに表示部14aを約45度回動させると、図9及び図10に示す状態となる。
【0031】
図9及び図10の状態では、表示部14aは略垂直状態となり、表示部14aに設けられた表示画面18は、本体部16における操作部11が設けられた側面と同方向を向く位置となる。
【0032】
つまり、使用者(撮影者)は被写体を撮影する際、操作部11側を自分の方に向け、撮像ユニット15の先端15aを被写体側に向けるため、図示の状態では表示画面18は使用者側を向くことになる。使用者は被写体の撮影を行う時、表示画面18に表示された映像を見ながら、任意のタイミングでシャッタボタン11aを押すことで、静止画を記録媒体(図示せず)に記録することができる。また、本装置が動画撮影モードになっている場合は、シャッタボタン11aを1回操作すると動画撮影を開始し、もう1回押すと動画撮影が停止する。
【0033】
なお、11cは操作部11の一部で本装置の各種モードを切り替えるモードスイッチであり、撮像部14bの側面に設けられており、撮像表示部14の収納状態では目視できない位置に移動する。
【0034】
また、本体部16の側面にはストロボ12が設けられており、夜間撮影時や暗いところなど光量が足りない撮影環境において発光させることで、ストロボ撮影が可能となる。
【0035】
また、撮像部14bにはマイクロホン13が設けられており、動画撮影モードの時にシャッタボタン11aを操作して動画撮影を開始すると、マイクロホン13で音声を収音し、記録媒体に音声信号を記録する。さらに本装置には、映像を記録せずに周囲の音声のみを記録するボイスレコーダモードを有し、ボイスレコーダモードを動作させる時はマイクロホン13で周囲の音声を収音し、記録媒体に記録することができる。
【0036】
なお、本説明では図9及び図10に示すように表示部14aが略垂直状態となっている状態で静止画撮影などを行う説明をしたが、表示部14aは支軸19を軸に回動可能な構成となっているので、支軸19を軸にして表示部14aを任意の角度傾け、表示画面18を使用者が見やすい角度にすることが可能である。
【0037】
次に、撮像表示部14を本体部16へ収納する動作を説明する。
【0038】
図9及び図10に示す状態から、表示部14aを支軸19を軸に回動させて、図5〜図7に示すように表示画面18が下方向を向くように、表示部14aを略水平状態にする。次に、撮像表示部14を支軸17を軸に、図5の矢印F方向へ回動させることにより、図3及び図4の状態を介して、図1及び図2に示すように、表示部14aは本体部16の凹部16bに収納されるとともに、撮像部14bは本体部16の開口部16aに収納される収納状態となる。
【0039】
前述したように図1及び図2に示す収納状態では、表示部14aに設けられた表示画面18と、撮像部14bに設けられた撮像ユニット15の先端15aとが、外部に露出しない状態にすることができる。
【0040】
次に、本装置を用いた対面撮影(自分撮り)について説明する。
【0041】
図11は撮影可能状態における本装置の側面図、図12は回動途中の斜視図、図13は本実施の形態における対面撮影状態を示す斜視図である。
【0042】
まず、前述した手順により、図1及び図2の収納状態から図9〜図11に示す撮影可能状態へ移行する。図11に示す撮影可能状態から、表示部14aを支軸19を軸に矢印G方向へ約90度回動させ、図12に示す状態にする。図12においては表示画面18は上方向を向いている。
【0043】
次に、図12に示す状態から表示部14aを、矢印Gと同方向へさらに約90度回動させ、図13の対面撮影状態にする。図13に示すように対面撮影状態では、図13(b)に示すように表示画面18は撮像ユニット15の先端15aの光軸と同方向を向いた状態となる。この状態で、撮影者は先端15a及び表示画面18を撮影者自身の方へ向けることで、表示画面18に撮影者自身の映像が表示されるので、撮影者は表示される映像を見ながら画角設定などを行い、図13(a)に示すシャッタボタン11aを押すことで、撮影者自身を撮影することができる。なお、図13に示す対面撮影状態にした時、表示画面18に表示される映像は、図9及び図10の状態で表示される映像に対して、内部の信号処理で上下反転した映像が表示される。
【0044】
次に、本装置を用いた使用例について説明する。
【0045】
図14は表示画面18を目視可能な状態で、撮像表示部14を本体部16に収納した状態を示す斜視図である。まず、図14に示す状態へ移行させるには、前述の図12に示す状態にした後、撮像表示部14を支軸17を軸に矢印H方向へ回動させることで実現することができる。
【0046】
図14に示す状態では、表示画面18が目視可能な状態となっており、撮像ユニット15の先端15aは本体部16により外部に露出しない状態となっている。この状態では、当然ながら撮像ユニット15を用いた被写体撮影を行うことはできない。この状態では、本装置を記録媒体に記録した静止画や動画を再生する再生モードにし再生映像を表示画面18に表示させた場合や、前述したボイスレコーダー機能を動作させた際のカウンタ表示などを表示画面18に表示させた場合に、図13の状態に比べて、装置本体10を手で保持する際の自由度が高くなる。つまり、表示画面18を目視可能な状態にしたままで本体部16に収納することで、使用者は装置本体10を自由な方向や角度で持つことができる。
【0047】
次に、本装置を立たせて使用する場合について説明する。
【0048】
図15〜図17は本体部16の下端の要部斜視図である。図15は足部を収納した状態、図16を足部を引き出した状態、図17は足部を引き出して載置部に載置した状態である。図において20は本体部16の下端面に収納可能なように設けられた足部、21は本体部16の下端面に設けられ足部20が収納可能な凹部、22は足部20を回動自在に軸支する支軸、23は足部20を引き出した状態で装置本体10を立たせて設置される載置部で、例えば机上面などある。
【0049】
まず、図15に示すように、足部20が本体部16の凹部21(図16参照)に収納された状態から、足部20を矢印I方向へ引き出すと、足部20は支軸22を軸として使用位置に回動し、図16の状態となる。この状態で足部20は本体部16と面一となっており、図17に示すように装置本体10を、足部20が載置部23に当接するように載置することで、装置本体10は足部20を支えにして立てて設置することができる。次に、足部20を収納する時は、足部20を図16の矢印K方向に回動させることにより、図15に示すように凹部21に収納させる。この時、足部20は本体部16に対して面一になるように収納される。
【0050】
なお、本実施の形態において足部20は図16に示すように、凹部21に対して約45度程度しか引き出していないが、矢印J方向に約90度までさらに引き出すことができる構成となっている。
【0051】
以上のように本実施の形態によれば、撮像ユニット15が設けられた撮像部14bと、表示画面18が設けられた表示部14aとを、撮像表示部14として一体とし、撮像表示部14を本体部16に対して回動自在に設けたので、図1及び図2に示す収納状態では撮像ユニット15の先端15aと表示画面18とを外部に露出しない状態にすることができ、先端15aの表面や表示画面18の表面を、汚れや傷から保護することができる。
【0052】
また、撮影可能状態へ移行するには、表示部14aと撮像部14bとを一体に回動させることができるため、撮像ユニット15は撮影可能状態に、表示画面18は目視可能状態に、簡単かつ迅速に移動することができ、したがって本装置を簡単かつ迅速に撮影可能状態へ移行させることができる。
【0053】
また、支軸17の軸方向にシャッタボタン11aが配置されていることにより、シャッタボタン11aを操作することによる装置本体10が揺れることを軽減することができる。
【0054】
また、表示部14aを撮像部14bに対して回動可能とすることにより、撮影者が表示部14aを目視して被写体の撮影が可能になるとともに、撮影者自身の対面撮影も可能となる。
【0055】
なお、特に図示していないが、図6(b)において撮像部14bの面30に、操作ボタンを設ける構成も考えられ、面30に操作ボタンを設けることで、撮像表示部14を本体部16に収納した時に、外部に露出しない位置に収納させることができる。そうすることで、図1及び図2に示す収納状態において、面30に設けた操作ボタンを隠すことができ、操作ボタンの不用意な誤操作を防止することができる。
【0056】
また、図1及び図2に示す、撮像表示部14を本体部16に収納した状態において、撮像表示部14が容易に回動しないようにロック手段を設けてもよい。そうすることで、例えば鞄の中などに本装置を収納した際に、不用意に撮像表示部14が回動して装置本体10の電源が投入されてしまう問題を解消することができる。
【0057】
また、着脱自在な記録媒体の装着位置については特に言及していないが、本体部16における操作部11が設けられた側面や、足部20が設けられた底面などに、記録媒体を挿入可能な挿入口を設ける構成としてもよい。
【0058】
また、本体部16の上端部(図1(b)の24で囲んだ部分)を切り欠き、これにより、装置本体10の小型化を図ることができる。
【0059】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、収納状態において、カメラのレンズを保護するとともに、液晶モニタの画面をも保護することができるという優れた効果を奏するものである。
【0060】
また、撮像表示部を本体部から回動させるという1回の動作のみで、カメラとモニタとを外部に露出させ撮影可能状態に移行することができるため、使い勝手を向上させることができるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の撮像装置の全体構成を示す外観図
【図2】同斜視図
【図3】同実施の形態において撮像表示部を約45度回動させた状態を示す側面図
【図4】同斜視図
【図5】同実施の形態において撮像表示部を水平状態まで回動させた状態を示す側面図
【図6】同斜視図
【図7】同側面図
【図8】同実施の形態において撮像表示部の水平状態から表示部を回動させた状態を示す斜視図
【図9】同実施の形態において撮像表示部の水平状態から表示部を垂直状態まで回動させた状態を示す側面図
【図10】同斜視図
【図11】同側面図
【図12】同実施の形態において表示部の垂直状態からさらに回動させた状態を示す斜視図
【図13】同実施の形態において対面撮影状態を示す斜視図
【図14】同実施の形態における再生モード時の使用例を示す斜視図
【図15】同実施の形態における撮像装置を示す斜視図
【図16】同実施の形態における撮像装置の下端部分の要部斜視図
【図17】同実施の形態における撮像装置を示す斜視図
【図18】従来の撮像装置の構成を示す背面図
【図19】従来の撮像装置の構成を示す斜視図
【図20】従来の撮像装置の構成を示す斜視図
【符号の説明】
11 操作部
12 ストロボ
14 撮像表示部
14a 表示部
14b 撮像部
15 撮像ユニット
15a 先端
16 本体部
17,19 支軸
18 表示画面
20 足部

Claims (4)

  1. 撮像表示部と、前記撮像表示部を支軸を中心に回動自在に保持する本体部とを備えた撮像装置であって、
    前記撮像表示部は、
    被写体を撮像可能で、前記支軸と略平行な光軸を有するレンズを含む撮像部と、
    前記支軸と略平行な表示面を有する表示部と、を備え、
    前記撮像表示部を前記本体部に収納した状態において、前記撮像部と前記表示部とが露出しない位置にあり、前記撮像表示部を回動することで、前記撮像部と前記表示部とが前記支軸を中心に反対方向に露出し、撮影可能状態となる撮像装置。
  2. 前記撮像表示部を回動した状態において、前記表示部は、前記レンズの光軸と略直交する軸を中心に回動可能であり、
    前記表示部を反転した位置で、前記撮像表示部を前記本体部に収納した状態において、前記表示部は露出した位置にあり、前記撮像部は露出しない位置にある請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像表示部において、前記撮像部を設けた側面と対面の側面に操作部を備え、
    前記撮像表示部を前記本体部に収納した状態において、前記操作部が露出しない位置にあり、前記撮像表示部を回動することで、前記操作部が使用可能状態となる請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記本体部は、撮像装置本体を立てて設置可能な足部を備え、
    前記足部は、前記本体部に対する収納位置と使用位置との間で回動可能である
    請求項1から請求項3の何れかに記載の撮像装置。
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