JP2006148877A - 撮影装置 - Google Patents

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Masanori Onishi
正徳 大西
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Abstract

【課題】操作性及び保持性を改善した撮影装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】ディスク状媒体を回転させるターンテーブル12と、光ピックアップと、ディスク状媒体をターンテーブル12に嵌合させた状態でディスク状媒体を覆うディスク開閉蓋11とを備えるディスク装置部4と、撮影レンズ1から出力される映像信号を視認可能なモニター部3と、ディスク装置部4とモニター部3とが配置されているカメラ本体2とを備え、ディスク装置部4は、カメラ本体2を構成する外壁の内の1つの外壁に沿って配置され、モニター部3は、ディスク開閉蓋11のターンテーブル12の反対側の外面で、ディスク開閉蓋11の投影面内に重畳して配置されている。
【選択図】図1C

Description

本発明は、情報層を備えたディスク状媒体に映像信号を記録させることができ、ディスク状媒体に記録された映像信号を再生することができる撮影装置に関する。
撮影装置は、従来、各種カセットに収納されたテープに動画映像信号および音声信号を記録させるカムコーダや、撮影された静止画を半導体メモリに記録させる電子スチルカメラが主流であった。
ところが、映像圧縮技術が進み、少ない記録容量の情報媒体に動画を記録させることができるようになっている。さらに、ディスク状媒体の記録密度の向上や、ディスク状媒体に情報を記録再生するレーザ波長の短波長化の進化や、レンズや光ピックアップやトラバース等の光学部品の性能向上により、構成デバイスの小型化・薄型化が可能になっている。これにより、ディスク記録再生部を「手のひらサイズ」にすることができ、ディスク記録再生部を搭載したカムコーダが普及し始めている、また、ディスク記録再生部を電子スチルカメラに搭載させる構成も検討されつつある。
一方、電子スチルカメラは、ユーザーが覗き込むことで映像を視認できるビューファインダーとともに、本体表面に2〜4インチ程度の液晶ディスプレイで構成されたモニターを備えたものが多い。モニターは、表示面がレンズの光軸に直交するように配置されている。
また、カムコーダにおいても、近年、撮影スタイルの多様化及び撮影した映像信号をその場で再生する即時性等の要望で、ビューファインダーとともに、本体に収納自在なモニターを有するものが普及している。特許文献1(特開平10−65946号公報)には、モニターをカムコーダに収納可能な構成が記載されている。
特許文献1には、図7及び図8に示すように、テープカセット105をカムコーダ103に装着させることができるカセット装着部104を備え、モニター101をカセット装着部104の上に回動可能に備えられている。
ところで、ディスク状媒体において、情報層の記録密度が同じであれば、ディスクの記録容量は情報層の面積(すなわち、ディスク径)に比例するため、ディスク径が大きい方が記録容量の面では有利である。しかし、電子スチルカメラおよびカムコーダは専ら屋外で使用されるため、一般に普及されている直径12cmのディスクを着脱可能な構成にすると、本体が大型化してしまい、携帯性が悪くなる。よって、直径8cmのディスクを着脱可能な構成にした方が、本体を小型化できる。
しかしながら、直径8cmのディスクの記録面の面積は、カムコーダに適用されるテープカセット(例えば、幅が1/4インチの磁気テープが内蔵されたDVミニカセット)の主面の面積よりも大きいため、カムコーダにおけるディスクを収納するスペースが、ビデオテープカセットを装着可能なスペースに比べると約1.6倍以上大きくなってしまう。また、直径8cmディスクは、メモリーカードなどの半導体メモリと比較すると主面の面積が圧倒的に大きく、本体を小型化することができない。
そこで、例えばディスク装置が搭載されたカムコーダは、図9A〜図11Cに示すような構成が提案されている。
図9A〜図9Cに示すように、カムコーダは、撮影レンズ201と、カメラ本体202と、表示部203aを備えたモニター203と、ディスク装置部204と、モニター回動軸205と、モニター用軸受206と、ファインダー207と、レリーズボタン208と、バンド209と、ディスク開閉蓋回動軸210と、ディスク開閉蓋211と、ターンテーブル212とを備えている。
図9A〜図9Cに示すように、ディスク装置部204とモニター203とは、カメラ本体202におけるそれぞれ相対向する側面に配置されている。バンド209は、ディスク装置部204のディスク開閉蓋211に配されている。バンド209とディスク開閉蓋211との間には、ユーザーの手を挿入可能な隙間がある。
カムコーダで撮影を行う際は、図9A、図9B、図9Cに示す状態において、モニター203を、モニター回動軸205を軸に、矢印Zに示す方向へ回転させて、図10A及び図10Bに示す状態に移行させる。
次に、図10A及び図10Bにおいて、バンド209とディスク開閉蓋211との間にユーザが手を挿入し、カムコーダを手でホールドする。次に、ユーザは、電源ボタン(図示せず)を操作してカムコーダの電源をオンにすることで、カムコーダに内蔵されている撮像素子や電気回路において信号処理が行われ、撮像素子で撮像されている光学情報を元に映像信号が生成される。生成される映像信号は、ファインダー207またはモニター203に表示される。ユーザーは、ファインダー207またはモニター203に表示されている撮像中の映像を見ながら、レリーズボタン208を押下することで、撮像されている映像信号(静止画または動画)を、ディスクに記録させることができる。
また、ディスクに記録されている動画または静止画を再生させる際、再生された映像信号はファインダー207またはモニター203に表示される。なお、再生された映像信号は、モニター203の表示部203aで視認することが好ましい。なぜなら、モニター203の表示部203aのサイズが、ファインダー207の表示部のサイズよりも大きく、視認しやすいからである。
なお、ディスクを、ディスク装置部204に対して着脱させる際には、図10Aにおいてディスク開閉蓋211を、ディスク開閉蓋回動軸210を軸に回動させ、図11A及び図11Bに示すように開蓋状態にする。この状態で、ディスク212を、ターンテーブルに対して着脱させることができる。
ここで、特許文献1に開示の構成は、DVミニカセットの外形寸法がVHS−C方式のテープカセットの外形寸法に比べ小さく、DVミニカセットに対応したメカニズムがVHS−C方式に対応したメカニズムよりも小さくできるため、カセット装着部104の外側にモニター101を収納できるスペースを備えることができる。
しかしながら、図9A〜図11Cに示すように、ディスク装置が搭載されたカムコーダは、直径8cmのディスクを収納するスペースを要するため、ディスク装置部204が嵩高くなってしまう。よって、ディスク装置部204を、カメラ本体202の側面に配置せざるを得ない。
また、例えば、モニター203を搭載せず、ファインダー207のみが搭載されたカムコーダであれば、ディスク装置部204をカメラ本体202の一方の側面に配置させ、バンド209をカメラ本体202の他方の側面に配置させ、レリーズボタン208を親指が届く位置に配置させ、撮影レンズ201の焦点距離を変更するズームボタンを人差し指及び中指が届く位置(例えば図8におけるズームスイッチ107のように、カメラ本体202の上面)に配置させることができる。
特開平10−65946号公報
しかしながら、図9A〜図11Cに示すように、ファインダー207とモニター203の両方を備えるカムコーダの場合は、ディスク装置部204をカメラ本体202の一方の側面に配置させ、モニター203をカメラ本体202の他方の側面に配置させなければならない。さらに、バンド209は、図10Aに示すように、モニター203側には取り付けることができず、ディスク開閉蓋211の外側に取り付けなければならない。このような構成において、ユーザーが片手(通常は右手)でカムコーダをホールドすることを想定して、レリーズボタン208を親指が届く位置に配置させることができる。しかし、図8に示すように、ズームボタン107は、カメラ本体202の上面に配置させようとすると、ディスク装置204が嵩高いため、ズームボタン107に人差し指や中指が届きにくい可能性がある。したがって、ズーム操作が困難になるという課題があった。
また、カムコーダを、バンド209で手にホールドした際、ディスク装置部211が嵩高い上に、ディスク装置部211の表面は図9Bに示すように略平面であるため、グリップ性が低いという課題があった。すなわち、カムコーダを手でホールドした際、手のひらはほぼ開ききった状態を維持する必要があり、手のひらをすぼめにくく、カメラ本体202を保持するグリップ性が低下し、撮影時にカメラ本体202の重量で滑りやすくなってしまうという課題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、操作性及び保持性を改善した撮影装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために本発明の撮影装置は、情報層を備えたディスク状媒体を着脱可能でかつ、前記ディスク状媒体の情報層へ少なくとも映像信号を記録再生可能な撮影装置であって、光学情報を映像信号に変換する撮像部に、前記光学情報を結像するレンズ部と、前記ディスク状媒体の中心孔に嵌合するターンテーブルを備えた回転部と、前記情報層に対して前記映像信号を授受する光ピックアップと、前記ディスク状媒体を前記ターンテーブル部に嵌合させた状態で前記ディスク状媒体を覆うディスク開閉蓋とを備える記録再生部と、前記撮像部から出力される映像信号を視認可能なモニター部と、前記レンズ部、前記記録再生部、及び前記モニター部が配置されている本体部とを備え、前記記録再生部は、前記本体部を構成する外壁の内の1つの外壁に沿って配置され、前記モニター部は、前記ディスク開閉蓋の前記ターンテーブルの反対側の外面で、前記ディスク開閉蓋の投影面内に重畳して配置されている構成を有する。
上記構成により、モニターをディスク開閉蓋上に配置させているため、撮影装置の操作性及び保持性を向上させることができる。
本発明の撮影装置は、前記記録再生部を備える前記1つの外壁は、前記レンズ部の光軸中心に対し平行に配置されている構成とすることができる。この構成により、記録再生部及びモニター部を備えた撮影装置を小型化できる。
また、前記情報層に映像信号の記録を開始または前記映像信号の記録を停止させる撮影操作部、及び撮像部から出力される映像信号のズーミング操作が可能なズーム操作部とを備える操作部と、前記本体部の保持をアシストする保持アシスト部とをさらに備え、前記操作部は前記保持アシスト部近傍に配置されている構成とすることができる。この構成により、撮影に関わる各種操作を片手に集中することができ、撮影の操作性を向上することができる。
また、開閉蓋の外壁に、回転部の方向に陥没する凹部を備え、この凹部にモニター部を収納する構成とすることができる。この構成により、記録再生部及びモニター部を備える撮影装置の収納状態をよりコンパクト化することができる。
また、モニター部の回動軸をディスク開閉蓋の回動軸と同軸に形成した構成とすることができる。この構成により、軸受を1つにすることができることで材料コストが低減でき、それぞれ独立した軸受を備える構成に比べると撮影装置を小型化することができる。
また、前記ディスク開閉蓋と前記ターンテーブルとが対向する位置近傍に開口部を備える構成とすることができる。この構成により、記録再生部が備えるターンテーブルの突出を開口部で吸収することができ、記録再生部の薄型化を図ることができ、以て撮影装置の小型薄型化を実現することができる。
(実施の形態1)
次に、図面を参照して、本発明の撮影装置の好ましい実施形態について説明する。なお、以下の説明においては、撮影装置に装着可能なディスク状媒体は、カートリッジに収納されていないディスク(ベアディスクとも称される)で説明するが、カートリッジに収納されているディスクであってもよい。カートリッジに収納されたディスク状媒体を使用可能な撮影装置は、カートリッジ装着部材を追加するだけでよく、主要な構成はベアディスクを使用可能な撮影装置と同一である。
また、実施形態の撮影装置は、DVD(Digital Versataile Disk)に情報信号の記録再生が可能なディスク記録再生装置と、撮影中の映像やDVDから再生された映像などを表示可能なモニターとを備えたカムコーダを例に説明するが、ディスク記録再生装置とモニターとを備える撮影装置であればよい。また、撮影装置に着脱可能な情報媒体は、DVDよりもさらに高密度のディスク状媒体であってもよい。また、ディスク状媒体のディスク径は、直径12cmや8cmに限らす、他のディスク径でもよい。また、カムコーダに限らず、電子スチルカメラであってもよい。いずれのバリエーションにおいても、得られる作用効果は同じである。
図1Aは、実施の形態1におけるカムコーダにおいてモニターを収納させた状態を示す正面図である。図1Bは平面図、図1Cはモニター側からみた側面図である。
図1A〜図1Cにおいて、カメラ本体2は、撮影レンズ1を介して入射される光信号を電気信号へ変換させる撮像素子や、信号処理回路などが搭載された回路基板や、ディスク状媒体を駆動させるメカニズムなどが内蔵されている。モニター3は、カメラ本体2の側面に回動自在に配置されており、撮影中の映像やディスク状媒体から再生された映像などを表示可能な表示素子3cを備えている。表示素子3cは、例えば液晶ディスプレイから構成されているが、これに限るものではなく有機EL素子などであってもよい。ディスク装置部4は、内部にディスク状媒体を着脱可能であり、装着されたディスク状媒体に対して情報の記録または再生をすることができる。モニター回動軸5は、モニター3を回動自在に軸支させている。ファインダー7は、撮影中の映像やディスク状媒体から再生された映像などを表示可能であり、ユーザーが覗き込むことで視認可能な構造となっている。レリーズボタン8は、ユーザによって動画あるいは静止画の撮影操作ができ、カメラ本体2におけるユーザーの親指で操作可能な位置に配置されている。バンド9は、ユーザが手を挿入することで、カムコーダを安定して保持することができる。またバンド9は、カメラ本体2において、モニター3やディスク装置部4が配された側面に対向する側面に配されている。ディスク開閉蓋11は、ディスク装置部4に対して開閉可能で、ディスク開閉蓋回動軸10を軸に回動自在に配されている。軸受13は、カメラ本体2の側面に設けられ、モニター回動軸5とディスク開閉蓋回動軸10とを支持している。モニターリブ14は、モニター回動軸5とモニター3とを連結させており、モニター3と一体に構成してもよいし、別体に構成してもよい。別体で構成した場合は、モニターリブ14内にモニター回動軸5に直交した軸を配し、軸を中心にモニター3をモニターリブ14に対して回動自在に構成することが好ましい。ディスク開閉蓋リブ15は、ディスク開閉蓋11とディスク開閉蓋回動軸10とを連結している、ズーム操作ボタン16は、レンズの焦点位置を変更させるよう操作が可能であり、カメラ本体2の上面に配置されている。
図1A、図1B、図1Cに示すように、本実施形態の撮影装置は、ディスク装置部4とモニター3とがカメラ本体2の一方の側面に配置され、ユーザーがカメラ本体2を保持する保持アシストであるバンド9のみがカメラ本体2の他方の側面に配置されている。これにより、カメラ本体2におけるベルト9が配された側面の高さ寸法は、ディスク装置部4の高さ寸法に依存せず、低くすることができる。
よって、ユーザーが、カメラ本体2の側面とバンド9との間隙に下方向から手を挿入して、カメラ本体2を手で保持する際に、カメラ本体2の側面から上面に沿って指を折り曲げて保持することができる。したがって、ディスク装置部4とモニター3とを双方備えながら、テープカセットを適用可能なデジタルカムコーダと同じように良好な保持性が実現できる。
また、図1Bに示すように、レリーズボタン8及びズームボタン16は、デジタルカムコーダと同様の位置に配置させることが可能である。よって、撮影を行う際に必要なボタン操作が全て片手で行えるため、例えば図9Bに示した従来のカムコーダの操作性と比べると、操作性の向上効果は顕著である。
次に、図2Aは本実施形態のカムコーダにおける撮影時の状態を示す平面図であり、図2Bはカムコーダの正面図である。図示されているように、撮影者はファインダー7を介して撮影対象を選択することもできるが、ファインダー7だけでは極めて狭い範囲しか視認できないため、モニター3を介して撮影対象を選択すると便利である。撮影者はバンド9の内側に右手を挿入し、親指はレリーズボタン8に添え、残りの指は円弧状の曲面に沿って曲げる姿勢でカムコーダを保持できるため、上述したように保持性が良好な上撮影の際のボタン操作は片手で完結させることができる。
モニター3は、撮像中の映像などが表示されるディスプレイが目視可能に内蔵されているとともに、モニターリブ14が一体に配されている。モニターリブ14の先端には、モニター回動軸5が挿通され、モニター3をカメラ本体2の軸受13に回動自在に軸支している。なお、モニター3は、モニターリブ14及びモニター3の長さを半径として、ディスク開閉蓋11から所定の角度だけ、モニター回動軸5を軸に回動する。撮影者は、回動したモニター3に映し出されている映像を見ながら、撮影対象をズーム操作ボタン16のズームアップまたはズームダウンすることにより、レンズ1の焦点距離を調整することができる。また、レリーズボタンを押下することで、撮影を開始または停止させることができる。
なお、本実施形態ではモニター回動軸5を支持している軸受13の軸孔は、カメラ本体2の表面から少し離れた位置に配されているため、モニター3を図1の位置から図2の位置で回動させる際に、モニター3とカメラ本体2との干渉を防ぐことができる。よって、モニター3の回動角度を大きくすることができ、撮影時や再生時におけるモニター3の視認性を向上させることができる。
次に、カムコーダにディスク状媒体を着脱させる際の動作について説明する。
図3Aはカムコーダにディスク状媒体を着脱可能な状態の平面図、図3Bは正面図である。カムコーダにおいてディスク状媒体を交換する際は、ディスク開閉蓋11が閉じた状態(図2A及び図2B参照)から、ディスク開閉蓋11をディスク開閉蓋回動軸10を軸に矢印Bに示す方向へ回動させて、図3A及び図3Bに示す状態にする。図3A及び図3Bに示すようにディスク開閉蓋11が開かれると、ターンテーブル12が露出した状態になる。次に、ターンテーブル12に不図示のディスク状媒体を装着し、その後ディスク開閉蓋11を矢印Cに示す方向へ回動させて、ディスク装置部4を閉害状態にすることで、ディスク状媒体の装着は完了する。
なお、上記説明は、ディスク状媒体が装着されていないカムコーダに、新たにディスク状媒体を装着する場合について説明しているが、ディスク装置部4に装着され映像音声信号等を記録させていたディスク状媒体を、別のディスク状媒体に交換する場合も同様に装着動作を行うことができる。すなわち、カムコーダに装着されている記録済みのディスク状媒体を、ターンテーブル12から取り外した後に、別のディスク状媒体を装着するだけであり、装着動作は前述と全く同じである。また、本実施形態におけるターンテーブル12には、ディスク状媒体の中心孔に対し嵌合され、ディスク状媒体を保持することができるクランパ機能も備わっている。
図11に示した従来のDVCの構成では、バンド209に挿入させていた片手(図では右手)を、一旦バンド209から外した後、ディスク開閉蓋211を開きディスク状媒体の装着または交換を行っていた。これに対して本実施形態にかかるカムコーダでは、図3A及び図3Bに示すように、カメラ本体2においてベルト9とディスク装置部4とを互いに異なる側面に配したので、カメラ本体2を片手(図示の構成では右手)で保持しながら、もう一方の手(図示の構成では左手になる)でディスク状媒体の装着または交換することができる。よって、ディスク状媒体の装着または交換動作に要する時間を短縮でき、操作性を向上させることができる。
また、ディスク開閉蓋11がディスク開閉蓋回動軸10を軸に回動する動作と、モニター3がモニター回動軸5を軸に回動する動作とは、互いに独立して行えるように構成されている。よって、図1A〜図1Cに示す状態からディスク開閉蓋11を矢印Aに示す方向へ回動させて図3A〜図3Bに示す状態へ移行し、ディスク状媒体をターンテーブル12に装着してディスク開閉蓋11を閉じると、モニター3は図2に示した状態が維持されるため、撮影動作に対する俊敏性がさらに向上でき、撮影に対する高い操作性を実現できる。
なお、本実施形態では前述したようにベアディスクの場合であるが、ケースに収納されたディスク状媒体(いわゆるカートリッジ)を着脱可能な構成としてもよい。その場合は、カートリッジを保持させることができるカートリッジ係合部を、ディスク開閉蓋11とディスク装置部4との開口の間に備え、さらにカートリッジに収納されたディスク状媒体をターンテーブル12に押圧させるクランパを備えることで実現できる。
図4A及び図4Bは、本実施形態のモニター3に液晶表示素子を適用した場合の拡大平面図と分解側面図である。図4A及び図4Bに示すように、モニター3は、モニターカバー3aと、モニターカバー3aの内側の空洞部3bと、液晶表示素子などで構成される表示素子3cと、フレキシブルプリント配線板(以下、FPCと称す)3dと、端子電極3eと、FPC押さえ部材3fと、透明保護部材3gとを備えている。また、モニターリブ14の先端近傍には、モニター回動軸5が嵌合されるモニター回動軸受5aが形成されている。また、モニターリブ14の内部には、モニターリブ空洞部14が形成されている。
モニター3を組み立てる際は、図4Bに示すように、まず、液晶駆動電流を供給する端子電極3eを備えたFPC3dと、表示素子3cとを接続する。次に、FPC3dが接続された表示素子3cを、モニターカバー3aの空洞部3bに挿入する。その際に、FPC3dを、モニターリブ空洞部14aに挿入させると共に、モニター回動軸5を巻くようにして配置させる。次に、表示素子3cの表示面を保護する透明保護部材3gを貼り付ける。次に、FPC押さえ部材3fをモニターリブ空洞部14a内に装着することで、モニターリブ空洞部14a内およびモニター回動軸5の外周に配置されたFPC3dを固定させることができる。
上記のように組み立てることで、端子電極3eはカメラ本体2(実際にはカムコーダに装着するバッテリー)から表示素子3cの液晶を駆動する電流を供給させることができ、しかもFPC3dの配線がカムコーダから露出することがない。よって、断線等のトラブルを抑制でき、高信頼性を有するモニター動作を実現することができると共に、品質の高いカムコーダを提供できる。
なお、本実施形態においては、モニター回動軸5とディスク開閉蓋回動軸10とを独立させ、しかも軸受13での配置がモニター回動軸5はディスク開閉蓋回動軸10よりもレンズ1の光軸方向で外側にあるため、モニター3への電流供給経路が簡単に構成できる。
次に、ディスク開閉蓋の他の実施形態について説明する。
図5Aはディスク開閉蓋17の右側の側面図である。図5Bはディスク開閉蓋17の平面図である。図5Cはディスク開閉蓋17の底面図である。図5Dは図5BにおけるY−Y部の断面図である。図5A〜図5Dにおいて、ディスク開閉蓋17は、ディスク開閉蓋17の表面側に形成されかつモニターを収容可能な大きさを有するモニター収納凹部18と、ディスク開閉蓋17の内面側に形成されかつディスクを収容可能な凹部で構成されている厚み逃げ部19と、ディスク開閉蓋リブ20と、ディスク開閉蓋軸受21と、ディスク開閉蓋係止部22とを備えている。
図5A〜図5Dにおいて、ディスク開閉蓋17がディスク開閉蓋11(図1A参照)と異なる点は、モニター収納凹部18を備える構成である。モニター収納凹部18を備えることで、後述するようにカムコーダのモニターを収納状態にした際に、モニター収納凹部18にモニターが入り込み、カムコーダの側面の厚みを薄くすることができる。
また、図5A〜図5Dに示すように、ディスク開閉蓋17に厚み逃げ部19を備える構成を採用すれば、ディスク装着部4に装着されたディスク状媒体が厚み逃げ部19の深さだけ埋没するため、カムコーダの側面の厚みをさらに薄くすることができるとともに、カムコーダの凹凸を抑制することにより品位が向上する。
なお、ディスク開閉蓋17にモニター収納凹部18及び/または厚み逃げ部19を備えると、ディスク開閉蓋17の機械的強度が低下して変形することが想定されるが、変形を引き起こす外力が作用するのは、カムコーダで撮影を実施していない状態や持ち運び状態において、ディスク開閉蓋17が物に当たる時などである。しかしながら、本実施形態のカムコーダは、持ち運び状態ではモニター収納凹部18にモニターを収納させた状態であるため、収納されたモニターがディスク開閉蓋17の変形を防止している。
さらに、図5Dに示すようにターンテーブル12に対応するディスク開閉蓋17の位置に開口部23を備えると、ターンテーブル12と厚み逃げ部19の面との当接を抑制することができ、一層の薄型化ができる。なお、ディスク装置においてターンテーブル12周辺に開口を備えることは、周囲環境に存在する埃等が混入する可能性があるが、モニター付きのカムコーダにおいて開口部23が開放される状態(すなわち撮影状態)は、時間的に短く、殆どの時間はモニター3を収納した状態で持ち歩くことが多い。本実施形態においては、持ち歩くときはモニター3により開口部23が塞がれる構成であるため、事実上周囲環境の埃等によりディスク装置部4のピックアップ等を汚染することがない。
なお、本実施形態ではターンテーブル12に対応するディスク開閉蓋17に開口を形成する場合について説明したが、厚み逃げ部19におけるターンテーブル12に対向する部位に、ターンテーブル12が挿入可能な非貫通の穴を形成してもよい。このように構成することで、ディスク開閉蓋17を閉じた際に、ターンテーブル12の先端が前記穴に挿入させることができるので、撮影時において埃がディスク装置部4に混入する危険性を抑制しながら、薄型化を実現できる。
さらに、開口部23または非貫通の穴は、ターンテーブルに対向する場所に形成される構成について説明したが、例えばディスク状媒体がカートリッジに収納されている場合等に多く見受けられるディスク状媒体をターンテーブルに押圧するいわゆるクランパを備える構成では、当該クランパに対応する部分に開口部23または非貫通の穴を備える構成とすることは当然である。要は、ディスク装置部4にディスク状媒体を装着したときに、最もディスク開閉蓋17側に突出する部分に対応して、開口部23または非貫通の穴を備えればよい。
次に、ディスク開閉蓋17が搭載されているカムコーダの別の実施形態を説明する。
図6Aはディスク開閉蓋17が搭載されたカムコーダの正面図である。図6Bはモニター3側の側面図である。図6Cは平面図である。図6A〜図6Cにおいて、図1A〜図1Cと同様の構成については、同一番号を付与して詳細説明は省略する。回動軸24は、ディスク開閉蓋軸受20とモニター回動軸受5aとを貫通して配され、モニター3を回動自在に軸支している。また、回動軸24は、両端が軸受25に支持されている。
図6A〜図6Cに示すように、本実施形態におけるモニター3に電流を供給するFPC3d等は、図4で説明した構成と同じ構成が採用でき、同じ効果が得られる。また、モニター3をディスク開閉蓋17のモニター収納凹部18に収納させることができるので、モニター3の突出量を低減させることができる。さらに、厚み逃げ部19及び/または開口部23(または非貫通の穴)を形成することにより、ディスク装置部4及びディスク開閉蓋17の総突出量も低減することができ、小型・薄型化及び高品位性を備えたカムコーダを実現することができる。
なお、何れの実施形態の説明でも、保持アシスト部として片手の手のひらを挿入するバンド9を例に挙げて説明したが、バンドに限定せず、例えばガングリップ等と称されるカメラ本体の下面から突出した把持部であってもよい。また、例えば電子スチルカメラ等の静止画カメラにおける手ぶれを防止するためカメラ本体のサイド部に、レンズの光軸方向に突出して形成されたグリップ等を除外するものではなく、カメラ本体の片手での保持を助ける機能と、シャッターまたはレリーズボタンに片手の指で操作できる操作機能とを備えていればよい。
また、上記実施形態では、ディスク状媒体に情報信号を記録再生可能なカムコーダを例に挙げて説明したが、電子スチルカメラの場合には通常モニター表示面はレンズの裏側で視認できるように配置されているので、モニターの画面の配置方向が異なるだけであり、ディスク開閉蓋の投影面内に重畳して配置することによる小型・薄型化に対する効果は同じである。また、電子スチルカメラに、図1A等に示すような回動可能なモニターを搭載することで、いわゆる「自分撮り」と称される撮影者も含めての撮影が可能になる。
本発明は、横型、縦型タイプ他種々の形態に応用可能な、小型化と操作性とを向上させた各種撮影装置に幅広く適用できる。
本発明の実施の形態1に係る撮影装置の構成を示す正面図 実施の形態1に係る撮影装置の構成を示す平面図 実施の形態1に係る撮影装置の構成を示す側面図 実施の形態1に係る撮影装置の撮影状態を示す平面図 実施の形態1に係る撮影装置の構成を示す正面図 実施の形態1に係る撮影装置のディスク交換時の状態を示す平面図 実施の形態1に係る撮影装置のディスク交換時の状態を示す正面図 実施の形態1におけるモニターの構成を示す正面図 実施の形態1におけるモニターの構成を示す分解側面図 撮影装置の他の実施形態におけるディスク蓋の構成を示す左側面図 撮影装置の他の実施形態におけるディスク蓋の構成を示す平面図 撮影装置の他の実施形態におけるディスク蓋の構成を示す底面図 図5BにおけるY−Y部の断面図 撮影装置の別の実施形態の構成を示す正面図 撮影装置の別の実施形態の構成を示す平面図 撮影装置の別の実施形態の構成を示す側面図 従来の撮影装置を示す斜視図 従来の撮影装置を示す平面図 従来の撮影装置の他例を示す正面図 従来の撮影装置の他例を示す平面図 従来の撮影装置の他例を示す側面図 従来の撮影装置の撮影状態を示す平面図 従来の撮影装置の撮影状態を示す正面図 従来の撮影装置のディスク交換時の状態を示す平面図 従来の撮影装置のディスク交換時の状態を示す正面図
符号の説明
1 撮影レンズ
2 カメラ本体
3 モニター
4 ディスク装置部
5 モニター回動軸
7 ファインダー
8 撮影開始停止ボタン
9 バンド
10 ディスク開閉蓋回動軸
11 ディスク開閉蓋
12 ターンテーブル
13 軸受
14 モニターリブ
15 ディスク開閉蓋リブ
16 ズーム操作ボタン

Claims (6)

  1. 情報層を備えたディスク状媒体を着脱可能でかつ、前記ディスク状媒体の情報層へ少なくとも映像信号を記録再生可能な撮影装置であって、
    外部から入射される光学情報を撮像素子に結像させるレンズ部と、
    前記ディスク状媒体の中心孔に嵌合するターンテーブルを備えた回転部と、前記情報層に対して前記映像信号を授受する光ピックアップと、前記ディスク状媒体を前記ターンテーブル部に嵌合させた状態で前記ディスク状媒体を覆うディスク開閉蓋とを備える記録再生部と、
    前記撮像部から出力される映像信号を視認可能なモニター部と、
    前記レンズ部、前記記録再生部、及び前記モニター部が配置されている本体部とを備え、
    前記記録再生部は、前記本体部を構成する外壁の内の1つの外壁に沿って配置され、
    前記モニター部は、前記ディスク開閉蓋の前記ターンテーブルの反対側の外面で、前記ディスク開閉蓋の投影面内に重畳して配置されていることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記記録再生部を備える前記1つの外壁は、前記レンズ部の光軸中心に対し平行に配置されている請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記情報層に映像信号の記録を開始または前記映像信号の記録を停止させる撮影操作部、及び前記撮像部から出力される映像信号をズーミング操作が可能なズーム操作部とを備える操作部と、
    前記本体部の保持をアシストする保持アシスト部とをさらに備え、
    前記操作部は前記保持アシスト部近傍に配置されている請求項1に記載の撮影装置。
  4. 前記開閉蓋の外壁に前記回転部の方向に陥没する凹部を備え、前記凹部に前記モニター部を収納可能に構成されている請求項1に記載の撮影装置。
  5. 前記モニター部の回動軸を前記ディスク開閉蓋の回動軸と同軸に形成されている請求項1に記載の撮影装置。
  6. 前記ディスク開閉蓋と前記ターンテーブルとが対向する位置近傍に開口部を備える請求項1に記載の撮影装置。
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