JP4228478B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばビデオカメラレコーダ等に適用すのに最適な撮像装置であって、特に、カード型記録媒体に撮影画像中の静止画データ等を記録、再生することができるようにいたカード型記録装置に関する技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、メモリースティック、フラッシュメモリー、ICカード、PCカード、マルチメディアカード、スマートメディア等と称され、電子回路が内蔵されたカード型に構成されたカード型記録媒体が注目されている。このカード型記録媒体には画像データ、音声データ、文字データ等のデジタル化された各種のデータを記録(書き込み)及び再生(読み取り)することが可能であり、小型、軽量であることから、携帯等に頗る便利である。
【0003】
そこで、近年、カード型記録媒体の記録再生装置であるカード型記録装置をビデオカメラレコーダに内蔵したものが複数のメーカから発表されている。この種、カード型記録装置を内蔵したビデオカメラレコーダによれば、撮影した撮影画像である動画等(画像データ、音声データ、文字データ等を含む)をビデオテープに記録すると共に、その動画中から静止画データ等をカード型記録媒体に記録して置き、そのカード型記録媒体をビデオカメラレコーダから取り出して、ノート型パソコン(パーソナルコンピュータの略)等にそのまま差し込むだけで、画像データとして取り込むことができる等、優れた利便性を有している。
【0004】
そこで、カード型記録再生装置を内蔵した縦形のビデオカメラレコーダとして図11に示すものがある。このビデオカメラレコーダ101は縦形のカメラ本体102を有していて、そのカメラ本体102内の上部にレンズ103を有する撮影部104とビューファインダー部105とが前後に並べられてほぼ同一の光軸P1上に水平に配置され、そのカメラ本体102内で撮影部104とビューファインダー部105の下部にメカデッキ部106が光軸P1と平行で垂直状に配置されている。そして、メカデッキ部106にはビデオカセット107内のビデオテープに画像データ等を記録、再生する記録再生部が備えられていて、そのビデオカセット107を脱着するためのカセットカバー108がカメラ本体102の右側面(但し、ビデオカメラレコーダ101を後方から見た状態での右側面である)に右横方向に開閉自在に取り付けられている。そして、そのカセットカバー108は平面形状がほぼL型に形成されていてカメラ本体102の右側面及後面の一部に兼用されている。
【0005】
そして、カメラ本体102のでメカデッキ部106のカセットカバー108側とは反対側である左側面(同様に、ビデオカメラレコーダ101を後方から見た状態での左側面である)の内側に制御部109が光軸P1と平行で垂直状に配置され、そのカメラ本体102の左側面の外側にモニター部である液晶モニター部110が光軸P1と平行で垂直状に配置されていて、その液晶モニター部110は左横方向に開閉自在に取り付けられている。そして、カメラ本体102の左側面の外側で液晶モニター部110の下部にバッテリー装着部111が配置されていて、そのバッテリー装着部111にバッテリー112が光軸P1と平行で交換可能に装着されている。
【0006】
そして、カード型記録媒体113に画像デーダ等を記録、再生するカード型記録再生装置114がカメラ本体102のメカデッキ部106の液晶モニター部110とは反対側である右側面の内側に光軸P1と平行で垂直状に配置されている。この際、カメラ本体102の右側面を兼用しているカセットカバー108の右外側に右方向への張り出し部115を一体に形成して、その張り出し部115の内側にカード型記録再生装置114を垂直状に組み込んでいる。そして、カード型記録媒体113をカメラ本体102の後面側からカード型記録再生装置114内に垂直状に挿入して、そのビデオカメラレコーダ101で撮影した動画の静止画データ等をカード型記録再生装置114によってカード型記録媒体113に記録、再生することができるようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のビデオカメラレコーダ101のように、カメラ本体102の左側面に張り出し部115を形成して、その張り出し部115内にカード型記録再生装置114を組み込んだ構造では、メカデッキ部106の幅方向のセンターP2に対する張り出し部115の右方向への張り出し寸法Aが大きくなり、バッテリー112を除いたビデオカメラレコーダ101全体の幅寸法である液晶モニター部110と張り出し部115との間の幅寸法B1が大きくなって、ビデオカメラレコーダ101が大型化してしまうと言う問題があった。
【0008】
即ち、従来のビデオカメラレコーダ101は、撮影部104の光軸P1をメカデッキ106の幅方向のセンターP2上に配置していて、その撮影部104の固体撮像素子(CCD)の画素数が70万画素以下の低画素数なものであったために、レンズ103の口径D1も小径なものであった。従って、そのレンズ103のセンターP2に対する液晶モニター部110の右方向への張り出し寸法C1も比較的小さく抑えることができるために、ビデオカメラレコーダ102全体の幅寸法B1もさほど気にならない程度の大きさであった。
【0009】
しかし、近年では、デジタルスチルビデオカメラに見られるように、固体撮像素子の画素数が100万画素や200万画素と言う高画素数のものが主流になりつつあり、カード型記録再生装置114を内蔵したビデオカメラレコーダ101においても同様に固体撮像素子の高画素数のものが求められていて、レンズ103もそれに見合った高解像度のもの、つまり、大口径のレンズ103が必要になっている。
【0010】
従って、従来のビデオカメラレコーダ101の構成では、固体撮像素子の高画素数に見合うように、レンズ103の口径を小口径D1から大口径D2に大きくした場合には、図11に点線で示すようにうに、そのレンズ103の大口径D2の寸法にあわせて、液晶モニター部110の取付位置を左方向へ偏位させなければならなくなって、メカデッキ部106のセンターP2に対する液晶モニター部110の張り出し寸法C2を拡大しなけれならなくなり、ビデオカメラレコーダ101全体の幅寸法がB1からB2に拡大されることになるので、ビデオカメラレコーダ101が大型になってしまう。
【0011】
また、一般的に、この種ビデオカメラレコーダ101では、メカデッキ部106、液晶モニター部110及びバッテリー112との間で電源供給及び画像信号等の授受を行うための制御部109をメカデッキ部106と、液晶モニター部110及びバッテリー110との中間位置に配置して、これらの間での配線距離の最短化を図るように設計されている。このため、従来のように、カード型記録再生装置114をメカデッキ部106を挟んで液晶モニター部110の反対側に配置する構造では、そのカード型記録再生装置114と制御部109との間の配線距離が長くなり、更に、カード型記録再生装置114を可動部であるカセットカバー108で支持する構造では、そのカード型記録再生装置114と制御部109との間を長いフレキシブルプリント基板等で配線しなければならず、コストアップを招いたり、配線の信頼性も低くなっている。また、ビデオカセット107の脱着時に、カセットカバー108を開閉操作する際に、カード型記録媒体113をカード型記録再生装置114内から誤って排出及び脱落させてしまい易い等の危険性もあった。
【0012】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、薄型化が可能であり、配線等の信頼性も向上することができるようにした撮像装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明のビデオカメラレコーダの請求項1は、撮影部及び第1の表示部の下部に撮影画像等をテープ状記録媒体又はディスク状記録媒体等の主記録媒体に記録、再生するメカデッキ部を配置し、そのメカデッキ部の一側部に開閉式の第2の表示部を配置した撮像装置において、カード型記録媒体に撮影画像等を記録、再生するカード型記録装置を撮影部及び第1の表示部の下部で、メカデッキ部と第2の表示部で囲まれた空間内にこれらメカデッキ部及び第2の表示部とほぼ平行に配置したものである。
また、上記の目的を達成するための本発明の撮像装置の請求項2は、撮影部及び第1の表示部の下部に撮影画像等をテープ状記録媒体又はディスク状記録媒体等の主記録媒体に記録、再生するメカデッキ部を配置し、そのメカデッキ部の一側部に開閉式の第2の表示部を配置すると共に、第1の表示部第2の表示部との間で画像信号等の授受を行う制御部をメカデッキ部と第2の表示部との間に平行状に配置した撮像装置において、カード型記録媒体に撮影画像等を記録、再生するカード型記録装置を撮影部及び第1の表示部の下部で、制御部と第2の表示部で囲まれた空間内にこれら制御部及び第2の表示部とほぼ平行に配置したものである。
また、上記の目的を達成するための本発明の撮像装置の請求項3は、撮影部及び第1の表示部の下部に撮影画像等をテープ状記録媒体又はディスク状記録媒体等の主記録媒体に記録、再生するメカデッキ部を配置し、そのメカデッキ部の一側部に開閉式の第2の表示部を配置すると共に、メカデッキ部の一側部で第2の表示部の下部に脱着可能なにバッテリー部を配置したビデオカメラにおいて、カード型記録媒体に撮影画像等を記録、再生するカード型記録装置を撮影部及び第1の表示部の下部で、メカデッキ部と第2の表示部とバッテリー部で囲まれた空間内にこれらメカデッキ部及び第2の表示部とほぼ平行に配置したものである。
【0014】
上記のように構成された本発明の撮像装置の請求項1、請求項2、請求項3によれば、カード型記録媒体に撮影画像等を記録、再生するカード型記録再生装置を内蔵したビデオカメラにおいて、従来デッドスペースになっていた撮影部及び第1の表示部の下部で、少なくともメカデッキ部及び/又は制御部と第2の表示部で囲まれた空間内にカード型記録再生装置を効果的に収容することができ、従来、カード型記録再生装置を収容するために必要であったメカデッキ部の第2の表示部とは反対側の張り出し部を除去することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した撮像装置としてのビデオカメラレコーダの実施の形態を図1〜図10を参照して説明する。
【0016】
まず、図1〜図8に示すように、このビデオカメラの一例であるビデオカメラレコーダ1は後述するカード型記録再生装置14を内蔵した縦形で、かつ、薄型のビデオカメラレコーダに構成されている。そして、このビデオカメラレコーダ1は縦形で、薄型のカメラ本体2を有していて、そのカメラ本体2内の上部にはレンズ3及び固体撮像素子(CCD)を有する撮影部4と第1の表示部であるビューファインダー部5とが前後に並べられてほぼ同一の光軸P1上に水平に配置されている。なお、撮影部4はレンズ3及び固体撮像素子によって撮影対象となる被写体を撮影して画像信号を生成するものであり、ビューファインダー部5は撮影部4で撮影された画像やのこビデオカメラレコーダ1の動作モード等を表示する液晶表示部に構成されている。そして、そのカメラ本体2内で撮影部4とビューファインダー部5の下部にメカデッキ部6が光軸P1と平行で垂直状に配置されていて、このメカデッキ部6には主記録媒体を構成しているテープ状記録媒体であるビデオカセット7内のビデオテープに画像データ等を記録、再生する記録再生部が備えられている。そして、そのビデオカセット7を脱着するためのカセットカバー8がカメラ本体2の右側面(但し、ビデオカメラレコーダ1を後方から見た状態での右側面である)2aに右横方向に開閉自在に取り付けられている。そのカセットカバー8は平面形状がほぼL型に形成されていて、そのカセットカバー8の右側面8a及び左側面8cがカメラ本体2の右側面2a及後面2cの一部に兼用されている。
【0017】
そして、カメラ本体2の左側面2b(同様に、ビデオカメラレコーダ1を後方から見た状態での左側面である)の内側でメカデッキ部6との間に制御部9が光軸P1と平行で垂直状に配置され、そのカメラ本体2の左側面2bの外側に第2の表示部である液晶モニター部10が光軸P1と平行で垂直状に配置されていて、その液晶モニター部10は左横方向に開閉自在に取り付けられている。なお、液晶モニター部10は撮影部4によって撮影される画像やビデオテープの再生画像等をモニター画面である液晶画面10aに表示するものである。そして、カメラ本体2の左側面2bの外側における後面2c側に偏位された位置で液晶モニター部10の下部にバッテリー部であるバッテリー装着部11が配置されていて、そのバッテリー装着部11に携帯用の電源であるバッテリー12が交換可能に装着されている。そして、この制御部9は主制御回路が実装された大型の基板である主制御基板9aと副制御回路が実装された小型の基板である副制御基板9bとで構成されていて、主制御基板9aがカメラ本体2の左側面2bの内側でメカデッキ部6との間に光軸P1と平行で垂直状に配置されていて、副制御基板9bはカメラ本体2の前面2dの内側でメカデッキ部6との間に光軸P1に対し直角な垂直状に配置されている。
【0018】
そして、カード型記録媒体13に画像データ等を記録、再生するカード型記録再生装置14がカメラ本体2の左側面2bの内側で、撮影部4及びビューファインダー部5の下部位置における制御部9の主制御基板9aと液晶モニター部10とバッテリー装着部11との間で囲まれたデッドスペースである空間15内に光軸P1と平行で垂直状に配置されている。そして、カメラ本体2の後面2cの左端に垂直状に形成されたカード型記録媒体挿入口16からカード型記録媒体13をそのカード型記録再生装置14内に挿入して装着し、そのビデオカメラレコーダ1で撮影した動画の静止画データ等をカード型記録再生装置14によってカード型記録媒体13に記録、再生することができるようにしたものである。そして、カード型記録媒体23には電子回路が内蔵されていて、その先端13a側の一側面には接続用端子13bと誤消去防止スイッチ13c等が設けられている。なお、制御部9は撮影部4から入力される画像情報を処理してビューファインダー部5や液晶モニター部10に入力して表示させたり、メカデッキ部6におけるビデオテープの走行制御や画像の記録、再生動作に関する制御を行ったり、ビデオテープの再生画像等を液晶モニター部10に表示させたり、ビデオテープの再生画像中から希望する静止画データをカード型記録再生装置14によってカード型記録媒体13に記録、再生する等の制御を行うものである。
【0019】
ところで、このビデオカメラレコーダ1は高解像度、高画質である高感度ビデオカメラに構成されている。即ち、撮影部4の固体撮像素子(CCD)の画素数か100万画素や200万画素等の高画素数に構成されていて、レンズ3もその固体撮像素子の高画素数に見合った高解像度のレンズである大口径が使用されている。但し、レンズ3の大口径化によるビデオカメラレコーダ1全体の幅寸法の増大は防いでいる。
【0020】
即ち、図9及び図10に示すように、まず、大口径D2のレンズ3を用いた撮影部4及びビューファインダー部5の光軸P1をカメラデッキ部6の幅方向のセンターP2に対して一側方である左方向(液晶モニター部10側)へ或る寸法Eだけ偏位させることによって、その光軸P1に対する液晶モニター部10の張り出し寸法C2を最小限に抑えながら、カメラ本体2の右側面2aにおける撮影部4及びビューファインダー部5の外周部分2a′のメカデッキ部6のセンターP2に対する右方向への張り出し寸法A2を大幅に縮小して、ビデオカメラレコーダ1全体の幅寸法B2を最小限に抑えつつ、制御部9と液晶モニター部10との間の空間15の幅寸法Fの最大化を図っている。
【0021】
従って、ビデオカメラレコーダ1全体の幅寸法B2を何等拡大することなく、従来デッドスペースになっていた空間15部分の内部にカード型記録再生装置14を効果的に配置することができて、カード型記録再生装置14を内蔵し、かつ、高感度で、薄型(小幅であること)のビデオカメラレコーダ1を実現させている。
そして、カード型記録再生装置14を後述するように制御部9の主制御基板9aの側面に直接取り付けることができて、その主制御基板9aに対するカード型記録再生装置14の配線距離を最小に構成することができる。従って、その主制御基板9aとカード型記録再生装置14との間を短いフレキシブルプリント基板等で簡単に配線することができ、コストダウンや配線の信頼性の向上を実現することができる。その上、カード型記録再生装置14を可動部材であるカットカバー8等から切り離してカメラ本体2の内部に完全固することができるので、ビデオカセット7の脱着時に、カセットカバー8を開閉操作する際に、カード型記録媒体13をカード型記録再生装置14内から誤って排出及び脱落させてしまうような危険も発生しない。
【0022】
ところで、図6に示すように、カセットカバー8はその右側面8aの前端部側に配置されたヒンジ機構21によってカメラ本体2の右側面2aの前端部側に右横方向である矢印a、b方向に開閉自在に取り付けられていて、カメラ本体2内のメカデッキ部6の右側面側にはビデオカセット7のビデオテープに撮影画像である動画等を記録、再生するための記録再生部(ビデオテープの走行駆動系やビデオテープにヘリカルスキャン方式でデータを記録、再生する磁気ヘッドドラム等を含んでいる)22が搭載されている。そして、カセットカバー8の内側にはビデオカセット7を記録再生部22に矢印c、d方向から脱着するためのカセット脱着機構23が組み込まれている。そして、ビデオカセット7を記録再生部22に装着する時には、カセットカバー8の後面8cに取り付けられているカセット取り出しつまみ24をスライド操作してカセットカバー8のロックを解除し、カセットカバー8をヒンジ機構21によって矢印a方向に開くと共に、カセット脱着機構23を矢印c方向に引き出す。そして、ビデオカセット7をカセット脱着機構23内に矢印e方向から挿入して、そのカセット脱着機構23によってビデオカセット7を記録再生部22に矢印d方向から装着し、最後に、カセットカバー8を矢印b方向に閉じて、カセット取り出しつまみ24でカメラ本体2に再びロックする。なお、ビデオカセット7を記録再生部22から取り出す時には、その逆に、カセットカバー8を矢印a方向に開いて、カセット脱着機構23によってビデオカセット7を記録再生部22から矢印c方向に引き出した後に、そのカセット脱着機構23内からビデオカセット7を矢印f方向に抜き取る。
【0023】
また、図1〜図6に示すように、液晶モニター部10はその前端部側に配置された2軸ヒンジ機構(直交する2軸を中心に2方向に回転可能なヒンジ機構)25によってカメラ本体2の左側面2bの前端部側に左横方向である矢印g、h方向にほぼ90°開閉自在であると共に、上下方向である矢印i、j方向にほぼ180°回転自在に取り付けられている。そして、その液晶モニター部10の後端部に取り付けられているオープンボタン26を押してロックを解除することによって、その液晶モニター部10を矢印g方向に開き、かつ、矢印i、j方向に回転することができるように構成されている。
【0024】
また、バッテリー12はバッテリー装着部11に対してほぼL型の方向である矢印m、n方向に脱着可能に装着されていて、カメラ本体2の後面2cにはそのバッテリー12を脱着するためのバッテリー取り外しボタン27が取り付けられている。
【0025】
また、カメラ本体2の左側面2bで、バッテリー装着部11の下部には端子カバー28が配置されていて、その端子カバー28内にはバッテリー12の充電時に使用されるDC端子等が内蔵されている。そして、端子カバー28はその前端部側に配置されたヒンジ機構によってカメラ本体1の左側面2bに矢印o、p方向に開閉自在に取り付けられている。
【0026】
そして、図1、図2、図5、図7及び図8に示すように、カード型記録再生装置14のケース(外筐)が合成樹脂等によって成形されたベース部材31と、合成樹脂やステンレス板等の複合部材で構成されたカバー部材で構成されている。そして、これらベース部材31及びカバー部材32は縦断面形状が互いに逆向きのコ字状に形成されていて、カバー部材32の上下寸法がベース部材31の上下寸法よりやや小さく構成されている。そして、ベース部材31内の左側面でやや下方に偏位された位置にカバー部材32が結合されて、これらベース部材31とカバー部材32との間に光軸P1と平行で、かつ、垂直状のカード型記録媒体挿入空間33が形成されている。そして、ベース部材31の外周部分が複数の止ネジ34によって制御部9の主制御基板9aの左側面に平行状に直接取り付けれれている。
【0027】
そして、このカード型記録再生装置14のカード型記録媒体挿入空間33の後端部33aがカメラ本体2の後面2cに形成されているカード型記録媒体挿入口16に対向されていて、カード型記録媒体13がそのカード型記録媒体挿入口16からカード型記録媒体挿入空間33内に前後方向である矢印q、r方向から挿入、排出自在に構成されている。そして、そのカード型記録媒体挿入空間33の前端部33b内で、ベース部材31の内面(左側面)に接続用端子34が取り付けられていて、その接続用端子34が電気的接続手段であるフレキシブルプリント基板35によって主制御基板9aに最短距離で電気的に接続されている。なお、カード型記録媒体挿入口16を内側から開閉する内開き方式の開閉蓋36がベース部材31の端部に垂直状の支点ピン37を介して水平方向に回転自在に取り付けられていて、この開閉蓋36はその支点ピン37の外周に取り付けられた回転付勢手段である捩りコイルバネ38によってカード型記録媒体挿入口16の閉蓋位置へ回転付勢されている。
【0028】
そして、カバー部材32の後端部の上部で、ベース部材31の後端部の下部にカード型記録媒体取り出しボタン39が矢印q、r方向にスライド自在に取り付けられていて、そのカード型記録媒体取り出しボタン39がカメラ本体2の後面2cの後方に突出されている。なお、このカード型記録媒体取り出しボタン39はスライ付勢手段である圧縮コイルバネ40によって後方側である矢印r方向にスライド付勢されている。
そして、このカード型記録媒体取り出しボタン39によって動作されるカード型記録媒体排出機構41がベース部材31及びカバー部材32に取り付けられている。そして、そのカード型記録媒体排出機構41は、ベース部材31とカバー部材32の上辺部分間の隙間42内に水平状に取り付けられて矢印q、r方向にスライド自在に構成されたスライド部材43と、カバー部材32の外側で矢印q方向側の端部に支点ピン44を中心に矢印s、t方向に回転自在に取り付けられた回転部材45と、カバー部材32の外側で回転部材45の矢印r方向側に隣接して取り付けれて矢印q、r方向に平行移動されるように構成された排出部材46とによって構成されている。なお、スライド部材43はカバー部材32との間に取り付けられたスライド付勢手段である引張りコイルバネ47によって矢印r方向にスライド付勢されている。
【0029】
そして、カード型記録媒体13のカード型記録再生装置14内への装着時には、カード型記録媒体13をその先端13a側からカード型記録媒体挿入口16に矢印q方向から挿入して、そのカード型記録媒体13で開閉蓋36を捩りコイルバネ38に抗して矢印q方向に押し開きながら、そのカード型記録媒体13をカード型記録媒体挿入空間33内に矢印q方向に挿入する。
そして、図8に実線で示すように、そのカード型記録媒体13が挿入完了位置まで挿入された時に、そのカード型記録媒体13の接続用端子13bがベース部材31の接続用端子34に圧着されて接続され、そのカード型記録媒体13がフレキシブルプリント基板35を介して主制御基板9aに電気的に接続される。一方、そのカード型記録媒体13の挿入完了の直前に、そのカード型記録媒体13の先端13aが排出部材46の上下一対の突起46aに当接して、その排出部材46を矢印q方向に平行移動させて、その排出部材46の上下方向のほぼ中間部の突起46bが回転部材45の支点ピン44より下部にある突起45aを矢印q方向へ押し、その回転部材45が矢印s方向へ回転される。
【0030】
そして、このようにしてカード型記録再生装置14内にカード型記録媒体13を装着して置くことにより、撮影部4で撮影される撮影画像中の静止画データ等をカード型記録媒体13に記録、再生することができる。
そして、そのカード型記録媒体13への記録、再生後にそのカード型記録媒体13をカード型記録再生装置14から排出する時には、図8に一点鎖線で示すように、カード型記録媒体取り出しボタン39を圧縮コイルバネ40に抗して矢印q方向に押す。すると、そのカード型記録媒体取り出しボタン39の突起39aがスライド部材43の矢印r方向側の端部の突起43aを押して、そのスライド日材43が引張りコイルバネ47に抗して矢験q方向にスライドされて、そのスライド部材43の矢印q方向側の端部の突起43bが回転部材45の支点ピン44より上側の突起45bを矢印q方向に押す。すると、その回転部材45が支点ピン44を中心に矢印t方向に回転されて、その回転部材45の支点ピン44より下側の突起45aが排出部材46の上下方向のほぼ中間部の突起46bを矢印r方向に押して、その排出部材46が矢印r方向へ平行移動される。すると、その排出部材46の上下一対の突起46aによってカード型記録媒体13の先端13aが押されて、そのカード型記録媒体13がカード型記録媒体挿入空間33内からカード型記録媒体挿入口16外へ矢印r方向に排出される。従って、この排出後に、カード型記録媒体13を指で摘んでカード型記録媒体挿入口16から矢印r方向へ抜き取ることができる。そして、カード型記録媒体13をカード型記録媒体挿入口16から抜き取ると、開閉蓋36が捩りコイルバネ36によって矢印r方向へ回転してカード型記録媒体挿入口16を内側から閉塞して、カード型記録再生装置14内へのダスト等の侵入を防止することができる。
【0031】
ところで、図8に示すように、このカード型記録再生装置14のカバー部材32には、カード型記録媒体挿入空間33内に装填されたカード型記録媒体13を外部から確認できるようにするための大きな窓穴48が開口されていて、図1に示すように、その窓穴48の左外側に重なるように配置させた窓穴49がカメラ本体2の左側面2bに開口されている。その際、カメラ本体2の左側面2bでバッテリー装着部11の上部に液晶モニター部10を収納するための凹所50が形成されていて、その凹所50の底面部に上記窓穴49が形成されている。
【0032】
従って、図3〜図5に示すように、液晶モニター部10を凹所50内に収納させて状態では、窓穴49がその液晶モニター部10によって閉塞されることになり、これらの窓穴49、48からカメラ本体2の内部やカード型記録再生装置14の内部にダスト等が侵入されることを防止することができる。
一方、図1に示すように、液晶モニター部10を凹所50内から矢印g方向に開いて使用するような通常の使用状態では、その液晶モニター部10を矢印g方向に開いて凹所50を開放すれば、窓穴49も開放されるので、カード型記録再生装置14内にカード型記録媒体13が装着されているか、否かをこれらの窓穴49、48を通してカメラ本体2の外部から容易に確認することができる。
従って、カード型記録媒体13をカード型記録再生装置14内に装着し忘れたことに気付かずに、撮影画像の静止画データ等をカード型記録媒体13に記録しようとしてしまうような、記録ミスを極力防止することができるので、非常に使い易いものである。なお、窓穴49は透明な合成樹脂板等で予め密封して置くことができる。また、カメラ本体2の凹所5の一部に更に一段右方向へ凹ませた小さい凹所を形成して、その小さい凹所内にカード型記録再生装置14を組み込むようにしてそのカード型記録再生装置14の窓穴48を凹所50内に直に露呈させるようのに構成することも可能である。
【0033】
なお、このビデオカメラレコーダ1のカメラ本体2には、以上述べた構造の他にも通常のビデオカメラレコーダと同様の各種の構造が付設されている。そこで、幾つかの構造を説明すると、例えば、カメラ本体2の上面2eには内蔵ステレオマイク61やインテリジェントアクセサリーシュー62等が付設されていて、カメラ本体2の底面2fには三脚取付穴63等が付設されている。また、カメラ本体2の右側面2aの前端部の下端側の位置とカセットカバー8の右側面8aの後端部の上端側の位置との間にはグリップベルト64が斜めに付設されていて、カセットカバー8の後面8cの上端側の位置にはビデオスタート/ストップボタン65が付設されている。また、カメラ本体2の右側面2aの撮影部4の周辺部にはズームレバー66などのフォーカス系の操作ボタンが付設されていて、カセットカバー8の後面8cにはビデオ操作ボタン67が付設されている。そして、カメラ本体2の左側面2bに形成されている凹所50の底面部には液晶モニター部10の液晶画面10aに表示するモニター画像やその他の各種の表示の操作系やカード型記録再生装置14による静止画データ等の記録、再生のための操作系等の操作ボタン68が付設されている。
【0034】
そして、ユーザーはカメラ本体2のグリップベルト64の内側に右手を挿入してカメラ本体2をその右手で縦形に保持し、ビューファインダー部5や図1のように開いた液晶モニター部10の液晶画面10aに表示されるモニター画像を見ながら、ビデオスタート/ストップボタン65を右手の親指で操作するようにして、ビデオ撮影を行う。そして、その撮影画像の動画等をメカデッキ部6のビデオカセット7内のビデオテープに記録する。そして、ビデオテープに記録した撮影画像をビデオ撮影後等において液晶モニター部10の液晶画面10aで再生しながら、希望する静止画データ等をカード型記録再生装置14でカード型記録媒体13に記録することができるようにしたものである。なを、カード型記録媒体13に記録した静止画データも液晶画面10aで再生することができる。
【0035】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。例えば、上記した実施の形態ではメカデッキ部6で撮影画像を記録、再生する主記録媒体としてテープ状記録媒体であるビデオテープ使用したが、この主記録媒体は光ディスク等のディスク状記録媒体であっても良い。
【0036】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明のビデオカメラは、次のような効果を奏する。
【0037】
請求項1は、カード型記録媒体に撮影画像等を記録、再生するカード型記録装置を内蔵したビデオカメラにおいて、従来デッドスペースになっていた撮影部及びビューファインダー部の下部で、メカデッキ部とモニター部で囲まれた空間内にカード型記録再生装置を効果的に収容することができるようにしたので、従来、カード型記録再生装置を収容するために必要であったメカデッキ部のモニター部とは反対側の張り出し部を除去することができ、撮像部の固体撮像素子の高画素数に対応させて大口径のレンズを搭載しても、ビデオカメラの小幅化を図ることができて、高感度で、薄型のビデオカメラを実現することができる。しかも、カード型記録再生装置を従来のように可動部であるカセットカバーに組み込むものと異なり、カード型記録再生装置をカメラ本体内に高安定に固定することができるので、カセットカバーの開閉操作等によってカード型記録媒体をカード型記録再生装置内から誤って排出、脱落させてしまうようなことを無くして、高安全性を確保できる。
【0038】
請求項2は、カード型記録媒体に撮影画像等を記録、再生するカード型記録装置を内蔵したビデオカメラにおいて、従来デッドスペースになっていた撮影部及びビューファインダー部の下部で、制御部とモニター部で囲まれた空間内にカード型記録再生装置を効果的に収容することができるようにしたので、従来、カード型記録再生装置を収容するために必要であったメカデッキ部のモニター部とは反対側の張り出し部を除去することができ、撮像部の固体撮像素子の高画素数に対応させて大口径のレンズを搭載しても、ビデオカメラの小幅化を図ることができて、高感度で、薄型のビデオカメラを実現することができる。しかも、カード型記録再生装置と制御部との間の距離を最短距離に設定することができて、これらの間の配線構造の簡素化によるコストダウン及び配線の信頼性向上を図ることができる。
【0039】
請求項3は、カード型記録媒体に撮影画像等を記録、再生するカード型記録装置を内蔵したビデオカメラにおいて、従来デッドスペースになっていた撮影部及びビューファインダー部の下部で、メカデッキ部とモニター部とバッテリー部で囲まれた空間内にカード型記録再生装置を効果的に収容することができるようにしたので、従来、カード型記録再生装置を収容するために必要であったメカデッキ部のモニター部とは反対側の張り出し部を除去することができ、撮像部の固体撮像素子の高画素数に対応させて大口径のレンズを搭載しても、ビデオカメラの小幅化を図ることができて、高感度で、薄型のビデオカメラを実現することができる。しかも、カード型記録再生装置を従来のように可動部であるカセットカバーに組み込むものと異なり、カード型記録再生装置をカメラ本体内に高安定に固定することができるので、カセットカバーの開閉操作等によってカード型記録媒体をカード型記録再生装置内から誤って排出、脱落させてしまうようなことを無くして、高安全性を確保できる。
【0040】
請求項4は、モニター部を開くことにより、カード型記録再生装置の内部に装着されているカード型記録媒体を窓穴を通して外部から確認することができるようにしたので、ユーザが通常使用する状態でカード型記録再生装置の内部のカード型記録媒体を外部から容易に確認することができる。従って、カード型記録媒体をカード型記録再生装置内に装着し忘れたことに気付かずに、撮影画像の画像データ等をカード型記録媒体に記録しようとしてしまうような、記録ミスを極力防止することができて、非常に使い易いビデオカメラを提供することができる。
【0041】
請求項5は、カード型記録再生装置を制御部の基板に直接取り付けたので、カード型記録再生装置と制御部との間の距離を最短距離に容易に設定することができて、これらの間の配線構造の簡素化によるコストダウン及び配線の信頼性向上を図ることができる。
【0042】
請求項6は、カード型記録再生装置のカード型記録媒体挿入口をカメラ本体の後面に開口させたので、カセットの脱着を行うためのカセットカバーの開閉操作やモニター部の開閉操作等を何等阻害することなく、カード型記録媒体の脱着操作をスムーズに行えて、非常に使い易いものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したビデオカメラレコーダの実施の形態を説明する液晶モニター部を開いた状態で、ビデオカメラレコーダを左斜め後方から見た斜視図である。
【図2】同上のビデオカメラレコーダを右斜め後方から見た斜視図である。
【図3】同上のビデオカメラレコーダを左斜め前方から見た斜視図である。
【図4】同上のビデオカメラレコーダをカセットカバー側を下にした状態の斜視図である。
【図5】同上のビデオカメラレコーダの背面図である。
【図6】同上のビデオカメラレコーダのビデオカセットの脱着操作を説明する斜視図である。
【図7】同上のビデオカメラレコーダのカメラ本体の内部構造を概略的に示した分解斜視図である。
【図8】同上のビデオカメラレコーダのカード型記録再生装置を説明する左側面図及び背面図である。
【図9】同上のビデオカメラレコーダを小幅に構成することができる理由を説明する概略背面図である。
【図10】図9の正面図である。
【図11】従来のビデオカメラレコーダの幅が大きい理由を説明する背面図である。
【符号の説明】
1はビデオカメラであるビデオカメラレコーダ、2はカメラ本体、3はレンズ、4は撮影部、5はビューファインダー部、6はメカデッキ部、8はテープ状記録媒体であるビデオカセット、9は制御部、9aは主制御基板、10はモニター部である液晶モニター部、11はバッテリー部であるバッテリー装着部、12はバッテリー、13はカード型記録媒体、14はカード型記録再生装置、15はカード型記録再生装置を収容する空間、16はカード型記録媒体挿入口、48、49は窓穴である。

Claims (6)

  1. 撮影部と、
    上記撮影部の後部に配置された第1の表示部と、
    上記撮影部及び上記第1の表示部の下部に配置され、撮影画像等を主記録媒体に記録、再生するメカデッキ部と、
    上記メカデッキ部の一側部に配置された開閉式の第2の表示部モニター部とを備えた撮像装置において、
    カード型記録媒体に撮影画像等を記録、再生するカード型記録装置を上記撮影部及び上記第1の表示部の下部で、上記メカデッキ部と上記第2の表示部で囲まれた空間内にこれらメカデッキ部及び第2の表示部とほぼ平行状に配置した
    ことを特徴とする撮像装置
  2. 撮影部と、
    上記撮影部の後部に配置された第1の表示部と、
    上記撮影部及び上記第1の表示部の下部に配置され、撮影画像等を主記録媒体に記録、再生するメカデッキ部と、
    上記メカデッキ部の一側部に配置された開閉式の第2の表示部と、
    上記メカデッキ部と上記第2の表示部との間に平行状に配置されて、上記撮影部、上記第1の表示部及び上記第2の表示部との間で画像信号等の授受を行う制御部とを備えたビデオカメラにおいて、
    カード型記録媒体に撮影画像等を記録、再生するカード型記録装置を上記撮影部及び上記第1の表示部の下部で、上記制御部と上記第2の表示部で囲まれた空間内にこれら制御部部及び第2の表示部とほぼ平行状に配置した
    ことを特徴とする撮像装置
  3. 撮影部と、
    上記撮影部の後部に配置された第1の表示部と、
    上記撮影部及び第1の表示部の下部に配置され、撮影画像等をテープ状記録媒体又はディスク状記録媒体等の主記録媒体に記録、再生するメカデッキ部と、
    上記メカデッキ部の一側部に配置た開閉式の第2の表示部と、
    上記メカデッキ部の一側部で上記第2の表示部の下部に脱着可能に装着されたバッテリー部とを備えたビデオカメラにおいて、
    カード型記録媒体に撮影画像等を記録、再生するカード型記録装置を上記撮影部及び上記第1の表示部の下部で、上記メカデッキ部と上記第2の表示部と上記バッテリー部で囲まれた空間内にこれらメカデッキ部及び第2の表示部とほぼ平行状に配置した
    ことを特徴とする撮像装置
  4. 上記第2の表示部を開くことにより、上記カード型記録装置内部に装着されている上記カード型記録媒体を外部に露呈させる窓穴を形成した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の撮像装置
  5. 上記カード型記録装置を上記制御部の基板に直接取り付けた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4に記載の撮像装置
  6. 上記カード型記録装置の上記カード型記録媒体挿入口をカメラ本体の後面に開口させた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5に記載の撮像装置
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