JP2000270069A - デジタルカメラ付き携帯情報端末 - Google Patents

デジタルカメラ付き携帯情報端末

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JP2000270069A
JP2000270069A JP11070364A JP7036499A JP2000270069A JP 2000270069 A JP2000270069 A JP 2000270069A JP 11070364 A JP11070364 A JP 11070364A JP 7036499 A JP7036499 A JP 7036499A JP 2000270069 A JP2000270069 A JP 2000270069A
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photographing
display
information terminal
digital camera
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JP11070364A
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Tetsuo Kikuchi
哲雄 菊池
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ部のレンズと表示部の液晶面が対向す
る状態で収納し、双方共に露出しない形で持ち歩きでき
るデジタルカメラ付き携帯情報端末を提供する。 【解決手段】 撮影手段(レンズ108)を備える撮影
部1と、表示手段(液晶104)を備える表示部2と、
その表示部を回動可能にする機構を少なくとも1つ備え
るヒンジ部3とを有するデジタルカメラ付き携帯情報端
末において、撮影部あるいは表示部の回動支持部を回転
軸11回りに回動させた時、撮影部の撮影手段(レンズ
108)と表示部の表示手段(液晶104)が対向する
状態、つまり折り畳んだ形状で露出しないように収納で
きるので、レンズ、液晶面のゴミの付着、傷、破損、故
障などが避けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ機
能を有する複合型の携帯情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタルカメラ付き携帯情報端末
(以下、携帯機器と呼ぶ)の簡単な構成例を図7に示し
ている。
【0003】図の携帯機器をデジタルカメラとして使う
場合は、レンズ108と光電変換素子(図示していな
い)によって、撮影画像が液晶104上に表示されるの
で、ユーザーはそれを見ながら、希望の画像があればシ
ャッタボタン102を押して画像を取り込むことができ
る。
【0004】又、端末として電話機能を使う場合は、相
手先の電話番号をキーボード103からダイヤルする。
入力した電話番号は液晶104上に表示されるので、入
力ミスをチェックして、押し間違えがなければ入力した
電話番号への発呼手続きを実行して、相手を呼び出す。
相手が出れば、マイク106とレシーバ105を使って
会話することができる。
【0005】又、画像の撮影、あるいは電話が終了した
ら、図8に示すように、ヒンジ部131の回動軸回りに
機器を畳み込み、携帯に適する外形に携帯機器を変形さ
せて持ち歩くことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、携帯機器を畳み込んだ時に液晶104
は内面を向いていて、外面へ露出しないために保護され
るが、カメラ側のレンズ108は外面へ露出して、外部
からの衝撃、又は圧力を直接受けることになり、破損あ
るいは故障の原因になるという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、畳み込んで携帯する時
に、カメラ部、液晶面共に内面を向いて露出しないよう
にして、カメラ部および液晶面にゴミが付着したり、傷
が付いたり、破損したり、故障することから回避させ、
液晶およびストロボ等の性能診断を別の機器を使わずに
単独で行うことが可能であり、シンプルな構成によって
コストダウンが図れるデジタルカメラ付き携帯情報端末
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する構成は、請求項1に記載のように、撮影手段
を備える撮影部と、表示手段を備える表示部と、前記撮
影部あるいは前記表示部を回動可能にする機構を少なく
とも1つ備える回動支持部とを有するデジタルカメラ付
き携帯情報端末において、前記撮影部あるいは前記表示
部の回動支持部を回転軸回りに回動させた時、前記撮影
部の撮影手段と前記表示部の表示手段が対向する状態を
保つことを特徴とするデジタルカメラ付き携帯情報端末
にある。
【0009】この構成によれば、撮影部と表示部を回動
支持部により対向する状態に折り畳んで収納状態とする
ことによって、カメラのレンズ部と表示部の表示面が露
出しない形に、小型に折り畳んで携帯することができ
る。
【0010】本出願に係る発明の目的を実現する他の構
成は、請求項2に記載のように、前記撮影部に発光手段
を有し、前記撮影部の撮影手段と前記表示部の表示手段
が対向する状態において、前記発光手段を発光させ前記
撮影手段で発光の状態を読み取ることを特徴とする請求
項1記載のデジタルカメラ付き携帯情報端末にある。
【0011】この構成によれば、収納状態で自己診断と
して、ストロボを発光させストロボ診断を行うことがで
きる。
【0012】本出願に係る発明の目的を実現する他の構
成は、請求項3に記載のように、前記撮影部の撮影手段
と前記表示部の表示手段が対向する状態において、前記
表示部の表示手段に所定の画像を表示させ前記撮影手段
で該画像を読み取ることを特徴とする請求項1記載のデ
ジタルカメラ付き携帯情報端末である。
【0013】この構成によれば、収納状態で自己診断と
して、表示手段の異常診断を行うことができる。
【0014】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項4に記載のように、前記撮影手段によ
る撮影が可能なCameraモードと、通常のPHS電
話機の機能が動作可能なTELモードと、撮影した画
像、録音した音声および受信した画像・音声・テキスト
を選択し再生または表示するVIEWモードと、前記表
示手段に表示する所定の画像あるいは前記発光手段の発
光の状態を前記撮影手段により読み取り、自己診断と自
己調整を行うDIAGモードとを選択する選択手段を有
することを特徴とする請求項1乃至3のうち1記載のデ
ジタルカメラ付き携帯情報端末にある。
【0015】この構成によれば、カメラ機能と、PHS
電話機機能と、撮影又は通信の画像、音声、テキスト等
を再生、表示する機能と、自己診断機能(DIAGモー
ド)とを選択手段としてのダイヤルで切り換えることが
できる。
【0016】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項5に記載のように、前記DIAG
モードは、前記撮影手段と前記表示手段が対向状態にお
いてONされることを特徴とする請求項4記載のデジタ
ルカメラ付き携帯情報端末にある。
【0017】この構成によれば、完全に折り畳んで携帯
状態にした時にスイッチが作動し、DIAGモードをO
Nさせることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係
るデジタルカメラ付き携帯情報端末の外観斜視図であ
る。図2は図1に示すモードダイヤルの拡大斜視図であ
る。図3は図2に示すモードダイヤルの機能説明図であ
る。図4は図1に示すデジタルカメラ付き携帯情報端末
のブロック図である。図5は図1に示すデジタルカメラ
付き携帯情報端末の収納時の断面図である。図6は図1
に示すデジタルカメラ付き携帯情報端末の処理のフロー
チャートである。
【0019】図1において、本装置は、カメラ部1、液
晶部2、カメラ部1と液晶部2の間のヒンジ部3とで構
成されている。回動支持部としてのヒンジ部3は、回転
軸11及び回転軸12回りに回動可能な構造になってい
て、カメラ部1が液晶部2に対して開閉及び回動自在に
なっている。
【0020】又、ヒンジ部3は回転軸11回りにおい
て、カメラ部1が閉じた状態、9O度開いた状態、18
0度開いた状態の3つの状態で、姿勢を保持できるよう
にクリック構造を設けている。回転軸12回りにおいて
は、0度の状態(手前を向いた状態、つまり図1のよう
な自己撮影時の状態)、180度の状態(他人を撮影す
る向き)の2つの状態で、姿勢が保持できるようなクリ
ック構造になっている。これ以外の角度でも摩擦機能
(図示していない)により、所望の角度でフリーストッ
プできるようになっている。
【0021】液晶部2のパワースイッチを含むモードダ
イヤル101は、図2に拡大図を示すように、シャッタ
ボタン102の回りを回転する構造になっていて、 OFF 電源オフ TELモード 電話の送受信を行える状態 VIEWモード 本体に記憶された画像、音声、テキス
トを表示する状態 Cameraモード カメラ撮影可能な状態 DIAGモード 各部の動作を自己診断及び自己調整す
る状態 の4つの状態をダイヤル回転によって切り換えることが
できる。
【0022】又、液晶部2側には、DIAGモードを起
動するスイッチを兼ねる、カメラ部1の開閉を検出する
開閉検出スイッチ111が設けられている。又、モード
ダイヤル101のOFFとDIAG以外のモード、つま
り、TEL,VIEW,Cameraモードでは電話の
着信を受けることが可能である。
【0023】TELモードでは通常のPHS電話機の機
能が動作可能である。即ち、本体のキーボード103か
らの電話番号入力や、液晶104への入力番号表示、電
話帳表示が可能で、通話はカメラ部1に内蔵したレシー
バ105と、マイク106を用いて行う。液晶104は
カラー液晶であって、色分けなどによって複雑なオプシ
ョン機能を容易に選択可能にしている。
【0024】VIEWモードは、図3にも示すように、
Cameraモードで撮影した画像、録音した音声、受
信した画像・音声・テキストを選択し、再生や表示を行
うモードである。
【0025】Cameraモードはカメラ部1に設けた
レンズ108を介して結像した画像をCCD等の光電変
換素子によって電気信号に変え、必要に応じて本体で画
像の処理を加えフラッシュメモリ等の記憶手段に記憶す
るモードである。本体のレンズ108下方にはストロボ
109が配置されていて、ポインティングデバイス11
0を使って液晶104に表示されるメニューから発光条
件を選択し、被写体を照明する。又、Cameraモー
ド内には撮った画像を確認して不要ならば消去したり、
アノテーション(注釈)として音声を記録したり、メー
ルとして所望のところへ送信する機能を備えている。
【0026】DIAGモードでは、液晶104に表示す
る様々な形式の画像や、ストロボ発光をカメラで読み取
り、自己診断及び自己調整を行うことができる。
【0027】図4は全体のブロック図であり、Came
ra部200、Sub CPU部201、CPU部20
2、PHS部203の4つの主なブロックより構成され
ていて、これらが協調動作することによって、TEL,
VIEW,Camera各モード下で各機能を実現して
いる。以下、各部の詳細について説明する。
【0028】Camera部200は、レンズ108、
光電変換素子205、画像処理部206からなり、CC
D等の光電変換素子205はレンズ108により投影さ
れた画像を電気信号に変換する。
【0029】画像処理部206は、出力された電気信号
をA/D変換し、デジタル化された信号を更にガンマ変
換、色空間変換、AE,AWB等の画像処理を行うもの
である。又、ストロボ109はCPU部202のCPU
215からの信号に応じて発光を行う。Sub CPU
部201は、以下に示すようなブロック及び機能を有す
る。Sub CPU216、モードダイヤル101、シ
ャッタスイッチ102、等各種のスイッチを備え、入力
された信号に応じたコマンドをCPU部202に送信す
る。又、キーボード103から入力された信号に基づい
て、電話番号等を表示するための液晶104に対し、コ
マンドや表示データをシリアル転送し表示する。
【0030】この他、カレンダーや時刻の情報を生成す
るRTC211と接続されており、日付や時刻の情報を
得て液晶104上に表示したり、CPU部202に情報
を送ったりすることができる。
【0031】又、PHS部203とも接続されて通信を
行い、CPU部202から指示されたコマンドに従って
ATコマンド(付随するデータ)のやり取り等を行った
り、受信した電話番号やPHS部203の電界強度など
のデータを通信する。更に、電池217と接続され、電
池エネルギーの残量や、充電時の電池の情報(電圧、温
度)を受け取り、その情報に応じた処理を行う。例え
ば、電池の出力電圧を監視して、過充電や過放電のよう
な異常を検出した場合は保護処理を実行する。
【0032】CPU部202はCamera部200か
ら入力された画像情報や、PHS部203から入力した
画像情報、音声情報、テキスト情報等を記憶することが
できる。CPU215はFLASH213に格納された
情報を必要に応じて読み出し、消去できる。又、格納さ
れた情報をPHS部203に対して出力し、プロトコル
に従って装置外に送信可能である。この他にも装置外部
へのI/Fとして、IrDA209、RS232C21
0を備えている。
【0033】表示手段としての液晶104には、記憶し
た画像やテキスト、及びビューファインダとしてのカメ
ラ部からの入力画像表示、さまざまな条件設定のための
メニュー表示を行う。CPU215は装置全体の制御を
司っていて、ROM212に格納されたプログラムに応
じて装置の立ち上げ、シャットダウンを行う。
【0034】PHS部203において、音声コーデック
233は、マイク106からの信号をデジタル信号に変
換しデータ圧縮を行う。又は、圧縮されている信号を伸
長し音声信号に変換した後、レシーバ105から出力す
る。この音声コーデック233が接続されるTDMA信
号処理部234は入力信号をTDMA処理する。このT
DMA信号処理部234が接続される変調・復調部23
5は、RF処理部236に接続して、TDMA処理され
た信号を変調するか、又は、RF処理部236からの信
号を復調する。
【0035】この変調・復調部235が接続するRF処
理部236は、アンテナ237に接続して、中間周波数
から高周波信号に変換して、アンテナ237を介して送
信するか、又は、アンテナ237で受信した高周波信号
を中間周波信号に変換する。このRF処理部236が接
続する電界強度検出部238は、CPU239に接続
し、現在地の電界強度のレベルをCPU239へ送って
いる。
【0036】つぎに動作について説明する。
【0037】先ず、音声データの送受を行う場合は、P
HS携帯電話機にマイク106から音声信号が入力され
ると、音声コーデック233でデジタル信号に変換しデ
ータ圧縮を行う。次にTDMA(Time Divis
ion MultipleAccess)信号処理部2
34で音声コーデック233からの圧縮信号をTDMA
処理し、これを変調・復調部235へ出力する。この場
合のTDMAとは、時分割多重により同一の周波数を複
数の無線移動局(携帯電話機)で共有する通信方法であ
る。
【0038】変調・復調部235ではTDMA処理され
た信号を変調し、RF(RadioFrequenc
y)処理部236で中間周波数から送信する高周波信号
に変換し、アンテナ237より外部に送信する。この送
信される信号には、音声データであるか、PIAFS
(PHS Internet Access Foru
mで定めた高速データ通信の標準規格)データであるか
を判別するための情報が付加された形態で送られる。こ
の場合は音声データなので音声データと判別できる情報
が組込まれる。
【0039】又、受信動作の時は、アンテナ237で受
信した信号に、音声信号である旨の情報が付加されてい
る場合は、CPU239は音声信号と判断して以下の処
理を実行する。
【0040】アンテナ237で受信した信号をRF処理
部236で中間周波数に変換した後に、変調・復調部2
35で復調する。この信号は時分割多重されている信号
なので、TDMA信号処理部234によって、必要な信
号を取り出した後、音声コーデック233で圧縮されて
いる信号を伸長する。音声信号の変化として取り出し、
レシーバ105により音声として出力される。
【0041】PIAFSデータの送受信を行う場合は、
例えば、Camera部200で撮影され、CPU部2
02のFLASH213に記憶されている画像データを
PIAFSデータとして送出する場合、FLASH21
3から読み出された画像データは、TDMA信号処理部
234へ送られ、TDMA処理の後変調・復調部235
へ送られる。変調・復調部235ではTDMA処理され
た信号を変調し、RF処理部236で中間周波数から送
信する高周波信号に変換し、アンテナ237より外部へ
送信する。この際、送出するデータにはPIAFSデー
タと判別するための情報が組み込まれた形態で送出され
る。
【0042】又、PIAFSデータを受信した場合、C
PU239によって、PIAFSデータであることが分
かるので、以下の処理を実行する。アンテナ237で受
信した信号をRF処理部236で中間周波数に変換した
後、変調・復調部235で復調する。この信号は時分割
多重されている信号なので、TDMA信号処理部234
で必要な信号を取り出した後、CPU239へ送られ
る。
【0043】電界強度検出部238はRF処理部236
の出力信号から受信している電波の電界強度を検出し、
その値をCPU239へ送る。CPU239は複数の基
地局の中から、電波の強度が強く一番良好な基地局を選
択する。選択された基地局のIDコードは、TDMA信
号処理部234において、基地局から送信されて来た信
号から、その基地局のIDコードを取り出しCPU23
9に出力する機能を有している。ROM240には、P
HS携帯電話機としての機能、例えば、上述の電界強度
より基地局を選択する機能などのプログラムや、以下で
記述する本発明に係る機能を実現するためのプログラム
が記憶されている。
【0044】画像の撮影、音声通話、あるいは画像転送
が終了して、携帯機器を持ち歩く時は、図5の収納時の
断面図に示すように、カメラ部1を閉じる方向に、ヒン
ジ部3の回転軸回りに回転させて、レンズ108と液晶
104を対向させるように折り畳む。これによってレン
ズ108と液晶104へのゴミ付着や傷が付くのを回避
でき、故障や破損の割合を大幅に低下させることができ
る。又、カメラキャップや液晶保護カバーなどの部材を
付ける必要がないので、構成が簡単になりコストダウン
が図れる。なお、112は光路を装置の長手方向(光電
変換素子205の方向)に反射させるミラーである。
【0045】つぎにDIAGモードについて図6のフロ
ーチャートを中心に説明する。
【0046】先ず、モードダイヤル101が、DIAG
モードになっているかどうかを判断する(S101)。
DIAGモード位置にあればカメラ部1を閉じ収納し
て、カメラ部1の開閉を検出する開閉検出スイッチ11
1(DIAGモードを起動するスイッチを兼ねる)がO
N(閉じ)になっているかどうかを判断する(S10
2)。
【0047】DIAGモードが起動されたら、液晶診断
プログラムを起動し、液晶104一面に、赤、緑、青を
順次表示して、それを光電変換素子205で読み取り、
ドット抜けを判断する(S103)。この液晶診断プロ
グラムが起動すると、接写機構(図示していない)によ
りレンズはマクロ(接写)撮影ができるように、液晶面
の画像が光電変換素子上に結像することになる。読み取
った画像にドット抜けがある場合ば、液晶異常なのでブ
ザーで知らせると共に、カラー液晶104上に、例え
ば、「左から2mm、上から5mmの所にドット抜けが
あります。」と言ったメッセージを表示する(S10
5)。オペレータはブザーで異常を知り、カメラ部1を
開けてメッセージの内容を確認する。
【0048】次に、ストロボ診断プログラムを起動し
て、ストロボ109を発光させ、発光の状態を光電変換
素子205で読み取り、ストロボの電球切れを判断する
(S104)。発光していなければ、ブザーで知らせカ
ラー液晶104上に、例えば、「ストロボ切れました。
サービスセンターTEL03−5555****、に連
絡して下さい。」と言ったメッセージを表示して、異常
を知らせる(S106)。
【0049】このように、本実施の形態によれば、複合
型のデジタルカメラ付き形態情報端末で、カメラ部1の
レンズ108側と表示部2の液晶104面が対向するよ
うに構成して、収納時は両方とも露出しないようにした
ので充分保護できるようになり、更に、折り畳んで収納
したままでDIAGモードによる自己診断、自己調整が
可能になったので、使い易さも増大する。
【0050】なお、ここでは液晶104の性能チェック
としてドット抜けを調べ、ストロボ性能チェックとして
電球切れを調べているが、チェック項目はこれらに限定
するものではなく、光電変換素子205で光学的に判断
できるもの(例えば、発光量から電池残量を予測すると
言った方法等)全てに適用できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮影手段を備える撮影部と、表示手段を備える表示部
と、撮影部と表示部を回動可能にする機構を少なくとも
1つ備える回動支持部とを有するデジタルカメラ付き携
帯情報端末で、撮影部と表示部を回動支持部の回転軸回
りに回動させた時、撮影部の撮影手段と表示部の表示手
段が対向する構成とし、対向したまま、発光手段および
表示手段の液晶の自己診断を可能としたので、画像の撮
影又は電話が終了して持ち歩く時、カメラ部も液晶面も
双方共に露出せずに内側を向いて外力を直接受けること
がなく、カメラ部、液晶面へのゴミ付着、傷、破損およ
び故障を回避できる効果がある。
【0052】また、カメラキャップ、液晶保護カバーな
どの保護用部品を使用する必要が無く、構成が簡単化で
きるのでコストダウンを図ることができる効果がある。
【0053】また、カメラ部と液晶面が対向しているの
で、自己診断として液晶の性能診断、ストロボの性能診
断を、別の試験機器を使わずに端末単独で行うことがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタルカメラ付き
携帯情報端末の外観斜視図である。
【図2】図1に示すモードダイヤルの拡大斜視図であ
る。
【図3】図2に示すモードダイヤルの機能説明図であ
る。
【図4】図1に示すデジタルカメラ付き携帯情報端末の
ブロック図である。
【図5】図1に示すデジタルカメラ付き携帯情報端末の
収納時の断面図である。
【図6】図1に示すデジタルカメラ付き携帯情報端末の
処理のフローチャートである。
【図7】従来のデジタルカメラ付き携帯情報端末の外観
斜視図である。
【図8】図7に示すデジタルカメラ付き携帯情報端末の
収納時の斜視図である。
【符号の説明】
1 カメラ部 2 液晶部 3 ヒンジ部 101 モードダイヤル 102 シャッタボタン 103 キーボード 104 液晶 105 レシーバ 106 マイク 108 レンズ 109 ストロボ 110 ポインティングデバイス 111 開閉検出スイッチ 200 Camera部 201 Sub CPU部 202 CPU部 203 PHS部 205 光電変換素子 206 画像処理部 209 irDA 210 RS232C 212,240 ROM 213 FLASH ROM 215,239 CPU 216 Sub CPU 217 電池 233 音声コーデック 234 TDMA信号処理部 235 変調・復調部 236 RF処理部 237 アンテナ 238 電界強度検出部 241 RAM
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 7/14 7/14 H04B 7/26 V Fターム(参考) 5C022 AA13 AC01 AC06 AC21 AC77 AC78 5C064 AA01 AC01 AC04 AC11 AC12 AC22 5K023 AA07 BB02 BB04 BB25 DD08 HH01 HH07 MM00 MM25 PP16 5K067 AA35 BB04 FF02 FF23 KK17 5K101 KK02 KK03 LL12 MM04 MM05 NN06 NN18 NN25 NN40 QQ01 QQ07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影手段を備える撮影部と、表示手段を
    備える表示部と、前記撮影部あるいは前記表示部を回動
    可能にする機構を少なくとも1つ備える回動支持部とを
    有するデジタルカメラ付き携帯情報端末において、 前記撮影部あるいは前記表示部の回動支持部を回転軸回
    りに回動させたとき、前記撮影部の撮影手段と前記表示
    部の表示手段が対向する状態を保つことを特徴とするデ
    ジタルカメラ付き携帯情報端末。
  2. 【請求項2】 前記撮影部に発光手段を有し、前記撮影
    部の撮影手段と前記表示部の表示手段が対向する状態に
    おいて、前記発光手段を発光させ前記撮影手段で発光の
    状態を読み取ることを特徴とする請求項1記載のデジタ
    ルカメラ付き携帯情報端末。
  3. 【請求項3】 前記撮影部の撮影手段と前記表示部の表
    示手段が対向する状態において、前記表示部の表示手段
    に所定の画像を表示させ前記撮影手段で該画像を読み取
    ることを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ付き
    携帯情報端末。
  4. 【請求項4】 前記撮影手段による撮影が可能なCam
    eraモードと、通常のPHS電話機の機能が動作可能
    なTELモードと、撮影した画像、録音した音声および
    受信した画像・音声・テキストを選択し再生または表示
    するVIEWモードと、前記表示手段に表示する所定の
    画像あるいは前記発光手段の発光の状態を前記撮影手段
    で読み取り自己診断と自己調整を行うDIAGモードと
    を選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1
    乃至3のうち1記載のデジタルカメラ付き携帯情報端
    末。
  5. 【請求項5】 前記DIAGモードは、前記撮影手段と
    前記表示手段が対向状態においてONされることを特徴
    とする請求項4記載のデジタルカメラ付き携帯情報端
    末。
JP11070364A 1999-03-16 1999-03-16 デジタルカメラ付き携帯情報端末 Pending JP2000270069A (ja)

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