JP2000358225A - デジタルカメラ付き無線情報端末 - Google Patents
デジタルカメラ付き無線情報端末Info
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- JP2000358225A JP2000358225A JP11170568A JP17056899A JP2000358225A JP 2000358225 A JP2000358225 A JP 2000358225A JP 11170568 A JP11170568 A JP 11170568A JP 17056899 A JP17056899 A JP 17056899A JP 2000358225 A JP2000358225 A JP 2000358225A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピントの合った撮像が可能なデジタルカメラ
付き無線情報端末を提供する。 【解決手段】 電気的撮像手段と、撮像した画像を表示
する表示手段104と、無線通信手段とを有するデジタ
ルカメラ付き無線情報端末において、電気的撮像手段と
被写体間の撮影距離を決める際に、本体外部に突き出た
電波を発信受信するアンテナ手段237を用いて、撮像
面までの測距を行うものである。
付き無線情報端末を提供する。 【解決手段】 電気的撮像手段と、撮像した画像を表示
する表示手段104と、無線通信手段とを有するデジタ
ルカメラ付き無線情報端末において、電気的撮像手段と
被写体間の撮影距離を決める際に、本体外部に突き出た
電波を発信受信するアンテナ手段237を用いて、撮像
面までの測距を行うものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ機
能付き無線情報端末に関する。
能付き無線情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタルカメラ付き無線情報端末
(以下、情報端末と呼ぶ)の簡単な構成図を図14、図
15に示している。デジタルカメラとして使う場合は、
レンズ108および光電変換素子によって、撮影画像が
液晶104上に表示される。希望の画像であれば、シャ
ッタボタン102を押して、画像を取込むことができ
る。マクロボタン121は、接写撮影を行う時に押す。
一度押すと接写撮影モードになり、接近して被写体を撮
影できる。もう一度、マクロボタン121を押すと接写
撮影モードは解除され、通常の撮影モードに戻る。
(以下、情報端末と呼ぶ)の簡単な構成図を図14、図
15に示している。デジタルカメラとして使う場合は、
レンズ108および光電変換素子によって、撮影画像が
液晶104上に表示される。希望の画像であれば、シャ
ッタボタン102を押して、画像を取込むことができ
る。マクロボタン121は、接写撮影を行う時に押す。
一度押すと接写撮影モードになり、接近して被写体を撮
影できる。もう一度、マクロボタン121を押すと接写
撮影モードは解除され、通常の撮影モードに戻る。
【0003】また、電話機能を使う場合、相手先の電話
番号をキーボード103からダイヤルする。入力した電
話番号は液晶104上に表示されるので、入力ミスをチ
ェックする。押し間違えが無ければ所定の処理を実行し
て、呼び出し音により相手を呼出す。相手がでれば、マ
イク106とレシーバ105を使って通話ができる。画
像の撮影、あるいは電話が終了したら、ヒンジ部131
の回動軸回りに機器を畳み込み、図15に示すように携
帯に適する外形に畳んで持ち歩くことになる。
番号をキーボード103からダイヤルする。入力した電
話番号は液晶104上に表示されるので、入力ミスをチ
ェックする。押し間違えが無ければ所定の処理を実行し
て、呼び出し音により相手を呼出す。相手がでれば、マ
イク106とレシーバ105を使って通話ができる。画
像の撮影、あるいは電話が終了したら、ヒンジ部131
の回動軸回りに機器を畳み込み、図15に示すように携
帯に適する外形に畳んで持ち歩くことになる。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例においては、デジタルカメラ機能を使って画像
を撮影する際、一眼レフカメラや単独型デジタルカメラ
の場合のようなTTL−AFレンズ機構ではない、マク
ロ撮影等の場合は、画像のピントを液晶104上の画像
で確認するようになっているが、液晶画面による視認で
は大凡の確認はできるものの、細かい所まで正確にピン
トが合っているかは確認できない。従って、液晶上で画
像のピントを確認しながらでは、細かいところまでピン
トの合った画像を撮影することは非常に難しい。更に、
表示手段も持たない簡易デジタルカメラでは、ピントの
具合が確認できないために撮影後の画像でピントを見る
ことになるので、ぼけぼけの場合などは再度撮影をやり
直さなければならないという問題がある。
記従来例においては、デジタルカメラ機能を使って画像
を撮影する際、一眼レフカメラや単独型デジタルカメラ
の場合のようなTTL−AFレンズ機構ではない、マク
ロ撮影等の場合は、画像のピントを液晶104上の画像
で確認するようになっているが、液晶画面による視認で
は大凡の確認はできるものの、細かい所まで正確にピン
トが合っているかは確認できない。従って、液晶上で画
像のピントを確認しながらでは、細かいところまでピン
トの合った画像を撮影することは非常に難しい。更に、
表示手段も持たない簡易デジタルカメラでは、ピントの
具合が確認できないために撮影後の画像でピントを見る
ことになるので、ぼけぼけの場合などは再度撮影をやり
直さなければならないという問題がある。
【0005】但し、デジタルカメラにはレンズとCCD
の位置関係から、ピントが正確に合う撮影距離が決めら
れているので、撮影の際にカメラと被写体をスケールで
計測して撮影すれば、ピントの合った画像を得ることは
できるが、撮影の度に一々撮影距離を測定しているので
は面倒であるという問題がある。
の位置関係から、ピントが正確に合う撮影距離が決めら
れているので、撮影の際にカメラと被写体をスケールで
計測して撮影すれば、ピントの合った画像を得ることは
できるが、撮影の度に一々撮影距離を測定しているので
は面倒であるという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、アンテナを撮影距離の
測距手段に利用して正確にピントの合った撮影画像が得
られ、且つ、アンテナが撮影画像に入らないように確実
に排除できるデジタルカメラ付き無線情報端末を提供す
ることを目的としている。
測距手段に利用して正確にピントの合った撮影画像が得
られ、且つ、アンテナが撮影画像に入らないように確実
に排除できるデジタルカメラ付き無線情報端末を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する構成は、請求項1に記載のように、電気的撮
像手段と該電気的撮像手段により撮像した画像を表示す
る表示手段と、無線通信手段とを有するデジタルカメラ
付き無線情報端末において、前記電気的撮像手段と被写
体間の撮影距離を決める際、本体外部に突き出た電波を
発信受信するアンテナ手段を用いることを特徴とするデ
ジタルカメラ付き無線情報端末にある。
を実現する構成は、請求項1に記載のように、電気的撮
像手段と該電気的撮像手段により撮像した画像を表示す
る表示手段と、無線通信手段とを有するデジタルカメラ
付き無線情報端末において、前記電気的撮像手段と被写
体間の撮影距離を決める際、本体外部に突き出た電波を
発信受信するアンテナ手段を用いることを特徴とするデ
ジタルカメラ付き無線情報端末にある。
【0008】この構成によれば、マクロ撮影などの時
に、アンテナ長を測距スケールとして利用することによ
って撮影距離を正確に設定できる。
に、アンテナ長を測距スケールとして利用することによ
って撮影距離を正確に設定できる。
【0009】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項2に記載のように、前記本体外部に突
き出た電波を発信受信するアンテナ手段は、その先端が
前記電気的撮像手段の撮影距離領域に配置できることを
特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ付き無線情報
端末にある。
な構成は、請求項2に記載のように、前記本体外部に突
き出た電波を発信受信するアンテナ手段は、その先端が
前記電気的撮像手段の撮影距離領域に配置できることを
特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ付き無線情報
端末にある。
【0010】この構成によれば、撮像する時撮像面にア
ンテナ先端を合わせることにより、ピントの合った撮像
画像が得られる。
ンテナ先端を合わせることにより、ピントの合った撮像
画像が得られる。
【0011】本出願に係る発明の目的を実現する他の構
成は、請求項3に記載のように、前記アンテナ手段の先
端には、端末側からの発光命令で自在に発光、点滅およ
び消灯が可能な発光手段を設けたことを特徴とする請求
項1又は2記載のデジタルカメラ付き無線情報端末にあ
る。
成は、請求項3に記載のように、前記アンテナ手段の先
端には、端末側からの発光命令で自在に発光、点滅およ
び消灯が可能な発光手段を設けたことを特徴とする請求
項1又は2記載のデジタルカメラ付き無線情報端末にあ
る。
【0012】この構成によれば、撮像範囲の画像内にア
ンテナが入っていれば、それをはっきり認識して、画像
内に障害物を排除して撮像を行うことができる。
ンテナが入っていれば、それをはっきり認識して、画像
内に障害物を排除して撮像を行うことができる。
【0013】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項4に記載のように、前記電気的撮
像手段によって得られる画像内に、端末側からの発光命
令と同一の発光形態の発光体が確認されたら警告を発す
ることを特徴とする請求項3記載のデジタルカメラ付き
無線情報端末にある。
体的な構成は、請求項4に記載のように、前記電気的撮
像手段によって得られる画像内に、端末側からの発光命
令と同一の発光形態の発光体が確認されたら警告を発す
ることを特徴とする請求項3記載のデジタルカメラ付き
無線情報端末にある。
【0014】この構成によれば、画像内にアンテナが入
っているかを自動的に確認して、入っていれば、撮影者
に警告することができる。
っているかを自動的に確認して、入っていれば、撮影者
に警告することができる。
【0015】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項5に記載のように、前記電気的撮
像手段によって得られる画像内に、端末側からの発光命
令と同一の発光形態の発光体が確認されたら撮影を中止
することを特徴とする請求項3記載のデジタルカメラ付
き無線情報端末にある。
体的な構成は、請求項5に記載のように、前記電気的撮
像手段によって得られる画像内に、端末側からの発光命
令と同一の発光形態の発光体が確認されたら撮影を中止
することを特徴とする請求項3記載のデジタルカメラ付
き無線情報端末にある。
【0016】この構成によれば、画像内にアンテナが入
っているかを自動的に確認して入っていれば、撮像を禁
止することができる。
っているかを自動的に確認して入っていれば、撮像を禁
止することができる。
【0017】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項6に記載のように、前記撮像手段
と被写体間の撮影距離は、主にマクロ撮影における撮影
距離であることを特徴とする請求項1乃至5のうち1記
載のデジタルカメラ付き無線情報端末にある。
体的な構成は、請求項6に記載のように、前記撮像手段
と被写体間の撮影距離は、主にマクロ撮影における撮影
距離であることを特徴とする請求項1乃至5のうち1記
載のデジタルカメラ付き無線情報端末にある。
【0018】この構成によれば、特に、近接撮影を行う
場合にピントの合った画像が得られる。
場合にピントの合った画像が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第1の実施の形態について図を参照して説明する。
図1〜図8は第1の実施の形態に係る図である。図1は
本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメラ付き無
線情報端末の外観斜視図である。図2は図1に示すパワ
ースイッチを兼ねたMode Dialの拡大斜視図で
ある。図3は図2に示すMode Dialにより切換
える各モードの機能説明図である。
明の第1の実施の形態について図を参照して説明する。
図1〜図8は第1の実施の形態に係る図である。図1は
本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメラ付き無
線情報端末の外観斜視図である。図2は図1に示すパワ
ースイッチを兼ねたMode Dialの拡大斜視図で
ある。図3は図2に示すMode Dialにより切換
える各モードの機能説明図である。
【0020】図1において、本端末装置は、カメラ通信
部1、液晶部2、カメラ通信部1と液晶部2を折り曲げ
可能にするヒンジ部3とで構成されている。回動支持部
としてのヒンジ部3は、回転軸11及び回転軸12回り
に回動可能な構造になっており、カメラ通信部1が液晶
部2に対して、開閉及び回転自在になっている。又、ヒ
ンジ部3は、回転軸11回りにおいて、カメラ通信部1
が閉じた状態、90度開いた状態、180度開いた状態
の3つの状態で、姿勢を保持できるようにクリック構造
を設けている。回転軸12回りにおいては、0度の状態
(手前を向いた状態、つまり自己撮影可能状態で、図1
の状態)と、180度の状態(他人撮影状態、図5の状
態)の2つの状態で、姿勢が保持できるようなクリック
構造になっている。それ以外の角度による姿勢は摩擦機
能(図示していない)により、希望の角度でフリースト
ップできるようになっている。又、カメラ通信部1の天
面には、電波を発信したり受信したりする時に使うアン
テナ237が設けられている。
部1、液晶部2、カメラ通信部1と液晶部2を折り曲げ
可能にするヒンジ部3とで構成されている。回動支持部
としてのヒンジ部3は、回転軸11及び回転軸12回り
に回動可能な構造になっており、カメラ通信部1が液晶
部2に対して、開閉及び回転自在になっている。又、ヒ
ンジ部3は、回転軸11回りにおいて、カメラ通信部1
が閉じた状態、90度開いた状態、180度開いた状態
の3つの状態で、姿勢を保持できるようにクリック構造
を設けている。回転軸12回りにおいては、0度の状態
(手前を向いた状態、つまり自己撮影可能状態で、図1
の状態)と、180度の状態(他人撮影状態、図5の状
態)の2つの状態で、姿勢が保持できるようなクリック
構造になっている。それ以外の角度による姿勢は摩擦機
能(図示していない)により、希望の角度でフリースト
ップできるようになっている。又、カメラ通信部1の天
面には、電波を発信したり受信したりする時に使うアン
テナ237が設けられている。
【0021】液晶部2のパワースイッチを含むMode
Dial101はカメラのシャッタボタン102の回
りを回転する構造になっており、図2に示すように、電
源を切った状態(OFF)、電話の送受信を行える状態
(TELモード)、本体に記憶された画像、音声、テキ
ストを表示する状態(VIEWモード)、カメラ撮影可
能な状態(CAMERAモード)、各部の動作を自己診
断及び自己調整する状態(DIAGモード)、以上の図
3にその機能を記述したような、4つの状態を回転によ
って切換えることができる。
Dial101はカメラのシャッタボタン102の回
りを回転する構造になっており、図2に示すように、電
源を切った状態(OFF)、電話の送受信を行える状態
(TELモード)、本体に記憶された画像、音声、テキ
ストを表示する状態(VIEWモード)、カメラ撮影可
能な状態(CAMERAモード)、各部の動作を自己診
断及び自己調整する状態(DIAGモード)、以上の図
3にその機能を記述したような、4つの状態を回転によ
って切換えることができる。
【0022】液晶部2側には、DIAGモードを起動す
るスイッチを兼ねるカメラ部1の開閉を検出する開閉検
出スイッチ111が設けられている。
るスイッチを兼ねるカメラ部1の開閉を検出する開閉検
出スイッチ111が設けられている。
【0023】OFFとDIAG以外のモード、つまり、
TEL、VIEW、CAMERAモードでは電話の着信
を受けることが可能である。
TEL、VIEW、CAMERAモードでは電話の着信
を受けることが可能である。
【0024】TELモードでは通常のPHS電話機の機
能が動作可能である。すなわち本体のキーボード103
からの電話番号入力や液晶104への入力番号表示、電
話帳表示が可能で、通話はカメラ通信部1に内蔵したレ
シーバ105とマイク106を用いて行う。液晶104
はカラー液晶であり、色分けなどによって複雑なオプシ
ョン機能を容易に選択できる。例えば、電話番号のグル
ープ別色分け表示等である。
能が動作可能である。すなわち本体のキーボード103
からの電話番号入力や液晶104への入力番号表示、電
話帳表示が可能で、通話はカメラ通信部1に内蔵したレ
シーバ105とマイク106を用いて行う。液晶104
はカラー液晶であり、色分けなどによって複雑なオプシ
ョン機能を容易に選択できる。例えば、電話番号のグル
ープ別色分け表示等である。
【0025】VIEWモードは、カメラモードで撮影し
た画像、録音した音声、受信した画像・音声・テキスト
を選択し、再生や表示を行うモードである。
た画像、録音した音声、受信した画像・音声・テキスト
を選択し、再生や表示を行うモードである。
【0026】CAMERAモードは、カメラ通信部1に
設けたレンズ108を介して結像した画像をCCD等の
光電変換素子によって電気信号に変え、必要に応じて本
体で画像処理を加え、フラッシュメモリなどの記憶手段
に記憶するモードである。本体のレンズ108の隣には
ストロボ109が配置されている。ポインティングデバ
イス110を使って液晶104に表示されるメニューか
ら発光条件を選択し、被写体を照明する。又、CAME
RAモード内には撮った画像を確認して不要ならば消去
したり、アノテーションとして音声を記録したり、メー
ルとして所望の所へ送信する機能を備えている。
設けたレンズ108を介して結像した画像をCCD等の
光電変換素子によって電気信号に変え、必要に応じて本
体で画像処理を加え、フラッシュメモリなどの記憶手段
に記憶するモードである。本体のレンズ108の隣には
ストロボ109が配置されている。ポインティングデバ
イス110を使って液晶104に表示されるメニューか
ら発光条件を選択し、被写体を照明する。又、CAME
RAモード内には撮った画像を確認して不要ならば消去
したり、アノテーションとして音声を記録したり、メー
ルとして所望の所へ送信する機能を備えている。
【0027】DIAGモードでは、液晶104に様々な
形式の画像を表示して、それをカメラで読取り自己診
断、自己調整を行うことができる。
形式の画像を表示して、それをカメラで読取り自己診
断、自己調整を行うことができる。
【0028】図4は図1に示すデジタルカメラ付き無線
情報端末のブロック図であり、本端末は、Camera
部200、SubCPU部201、CPU部202、P
HS部203の4つの主なブロックにより構成されてい
て、これらが協調動作することにより、TEL、VIE
W、CAMERA各モード下で、各機能を実現してい
る。
情報端末のブロック図であり、本端末は、Camera
部200、SubCPU部201、CPU部202、P
HS部203の4つの主なブロックにより構成されてい
て、これらが協調動作することにより、TEL、VIE
W、CAMERA各モード下で、各機能を実現してい
る。
【0029】Camera部200はレンズ108、光
電変換素子205、画像処理部206からなり、CCD
等の光電変換素子205は、レンズ108によって光電
変換素子上に投影された画像を電気信号に変換する。画
像処理部206は、出力された電気信号をA/D変換
し、デジタル化された信号を更にガンマ変換、色空間変
換、AE、AWBなどの画像処理を行うものである。
又、ストロボ109はCPU部202のCPU215か
らの信号に応じて発光を行う。
電変換素子205、画像処理部206からなり、CCD
等の光電変換素子205は、レンズ108によって光電
変換素子上に投影された画像を電気信号に変換する。画
像処理部206は、出力された電気信号をA/D変換
し、デジタル化された信号を更にガンマ変換、色空間変
換、AE、AWBなどの画像処理を行うものである。
又、ストロボ109はCPU部202のCPU215か
らの信号に応じて発光を行う。
【0030】SubCPU部201は、以下に示すよう
なブロック及び機能を有する。SubCPU216、M
ode Dial101、シャッタスイッチ102など
各種のスイッチを備え、入力された信号に応じたコマン
ドをCPU部202に送信する。又、キーボード103
から入力された信号に基づいて電話番号等を表示するた
めの液晶104に対し、コマンドや表示データをシリア
ル転送し表示する。
なブロック及び機能を有する。SubCPU216、M
ode Dial101、シャッタスイッチ102など
各種のスイッチを備え、入力された信号に応じたコマン
ドをCPU部202に送信する。又、キーボード103
から入力された信号に基づいて電話番号等を表示するた
めの液晶104に対し、コマンドや表示データをシリア
ル転送し表示する。
【0031】この他、カレンダーや時刻の情報を生成す
るRTC211と接続されており、日付や時刻の情報を
得て、液晶104上に表示したりCPU部202に情報
を送ったりすることができる。又、PHS部203と接
続され、通信を行いCPU部202から指示されたコマ
ンドに従ってATコマンド(付随するデータ)のやり取
りなどを行ったり、受信した電話番号やPHS部の電界
強度などのデータを通信する。
るRTC211と接続されており、日付や時刻の情報を
得て、液晶104上に表示したりCPU部202に情報
を送ったりすることができる。又、PHS部203と接
続され、通信を行いCPU部202から指示されたコマ
ンドに従ってATコマンド(付随するデータ)のやり取
りなどを行ったり、受信した電話番号やPHS部の電界
強度などのデータを通信する。
【0032】更に、電池217と接続されて電池エネル
ギーの残量や、充電時の電池の情報(電圧、温度等)を
受け取り、その情報に応じた処理を行う。例えば、電池
の出力電圧を監視して、過充電や過放電のような異常を
検出した場合は保護処理を実行する。
ギーの残量や、充電時の電池の情報(電圧、温度等)を
受け取り、その情報に応じた処理を行う。例えば、電池
の出力電圧を監視して、過充電や過放電のような異常を
検出した場合は保護処理を実行する。
【0033】CPU部202は、Camera部200
から入力された画像情報やPHS部203から入力した
画像情報、音声情報、テキスト情報などを記憶すること
ができる。CPU215はFLASH213に格納され
た情報を必要に応じて読み出し、消去できる。又、格納
された情報をPHS部203に対して出力し、プロトコ
ルに従って装置外に送信可能である。このほかにも装置
外部へのI/FとしてIrDA209、RS232C2
10を備えている。表示手段としての液晶104には、
記憶した画像やテキスト及びビューファインダとしての
カメラ部からの入力画像表示、さまざまな条件設定のた
めのメニュー表示を行う。CPU215は装置全体の制
御を司っており、ROM212に格納されたプログラム
に応じて装置の立ち上げ、シャットダウンを行う。
から入力された画像情報やPHS部203から入力した
画像情報、音声情報、テキスト情報などを記憶すること
ができる。CPU215はFLASH213に格納され
た情報を必要に応じて読み出し、消去できる。又、格納
された情報をPHS部203に対して出力し、プロトコ
ルに従って装置外に送信可能である。このほかにも装置
外部へのI/FとしてIrDA209、RS232C2
10を備えている。表示手段としての液晶104には、
記憶した画像やテキスト及びビューファインダとしての
カメラ部からの入力画像表示、さまざまな条件設定のた
めのメニュー表示を行う。CPU215は装置全体の制
御を司っており、ROM212に格納されたプログラム
に応じて装置の立ち上げ、シャットダウンを行う。
【0034】PHS部203において、音声コーデック
233はマイク106からの信号をデジタル信号に変換
しデータ圧縮を行う。又は、圧縮されている信号を伸長
し音声信号に変換した後、レシーバ105から出力す
る。この音声コーデック233が接続されるTDMA信
号処理部234は入力信号をTDMA処理する。このT
DMA信号処理部が接続される変調・復調部235はR
F処理部236に接続され、TDMA処理された信号を
変調するか、又は、RF処理部236からの信号を復調
する。この変調・復調部235が接続されるRF処理部
236は、アンテナ237に接続され、中間周波信号か
ら高周波信号に変換して、アンテナ237を介して送信
するか、又は、アンテナ237で受信した高周波数信号
を中間週波数信号に変換する。このRF処理部236が
接続される電界強度検出部238は、CPU239に接
続されて、現在地の電界強度のレベルをCPU239に
送っている。
233はマイク106からの信号をデジタル信号に変換
しデータ圧縮を行う。又は、圧縮されている信号を伸長
し音声信号に変換した後、レシーバ105から出力す
る。この音声コーデック233が接続されるTDMA信
号処理部234は入力信号をTDMA処理する。このT
DMA信号処理部が接続される変調・復調部235はR
F処理部236に接続され、TDMA処理された信号を
変調するか、又は、RF処理部236からの信号を復調
する。この変調・復調部235が接続されるRF処理部
236は、アンテナ237に接続され、中間周波信号か
ら高周波信号に変換して、アンテナ237を介して送信
するか、又は、アンテナ237で受信した高周波数信号
を中間週波数信号に変換する。このRF処理部236が
接続される電界強度検出部238は、CPU239に接
続されて、現在地の電界強度のレベルをCPU239に
送っている。
【0035】音声データの送受を行う場合、PHS携帯
電話機にマイク106から音声信号が入力されると、音
声コーデック233でデジタル信号に変換しデータ圧縮
を行う。次に、TDMA(Time Division
Multiple Access)信号処理部234
で、音声コーデック233から入力された圧縮信号をT
DMA処理し、これを変調・復調部235へ出力する。
この場合のTDMAとは、時分割多重により同一の周波
数を複数の無線移動局(携帯電話機)で共有する通信方
法である。変調・復調部235ではTDMA処理された
信号を変調し、RF(Radio Frequenc
y)処理部236で中間周波数から送信する高周波信号
に変換し、アンテナ237より外部に送信する。
電話機にマイク106から音声信号が入力されると、音
声コーデック233でデジタル信号に変換しデータ圧縮
を行う。次に、TDMA(Time Division
Multiple Access)信号処理部234
で、音声コーデック233から入力された圧縮信号をT
DMA処理し、これを変調・復調部235へ出力する。
この場合のTDMAとは、時分割多重により同一の周波
数を複数の無線移動局(携帯電話機)で共有する通信方
法である。変調・復調部235ではTDMA処理された
信号を変調し、RF(Radio Frequenc
y)処理部236で中間周波数から送信する高周波信号
に変換し、アンテナ237より外部に送信する。
【0036】一方、アンテナ237で受信した信号は、
RF処理部236で中間周波数に変換した後、変調・復
調部235で復調する。この信号は時分割多重されてい
る信号なので、TDMA信号処理部234によって必要
な信号を取出した後、音声コーデック233で圧縮され
ている信号を伸長する。音声信号に変化された信号はレ
シーバ105より、音声として出力される。
RF処理部236で中間周波数に変換した後、変調・復
調部235で復調する。この信号は時分割多重されてい
る信号なので、TDMA信号処理部234によって必要
な信号を取出した後、音声コーデック233で圧縮され
ている信号を伸長する。音声信号に変化された信号はレ
シーバ105より、音声として出力される。
【0037】電界強度検出部238は、RF処理部23
6の出力信号から受信している電波の電界強度を検出
し、その値をCPU239へ送る。CPU239は複数
の基地局の中から、電波の強度が強く、一番良好な基地
局を選択する。選択された基地局のIDコードは、TD
MA信号処理部234で、基地局から送信されてきた信
号から、その基地局のIDコードを取出しCPU239
に出力する機能を有している。
6の出力信号から受信している電波の電界強度を検出
し、その値をCPU239へ送る。CPU239は複数
の基地局の中から、電波の強度が強く、一番良好な基地
局を選択する。選択された基地局のIDコードは、TD
MA信号処理部234で、基地局から送信されてきた信
号から、その基地局のIDコードを取出しCPU239
に出力する機能を有している。
【0038】ROM240には、PHS携帯電話機とし
ての機能を動作させる、例えば、上述の電界強度より基
地局を選択する機能などのプログラムが記憶されてい
る。
ての機能を動作させる、例えば、上述の電界強度より基
地局を選択する機能などのプログラムが記憶されてい
る。
【0039】又、画像の撮影、あるいは音声通話が終了
して、情報端末を持ち歩く時は図1の状態から、カメラ
通信部1を閉じる方向に、ヒンジ部3の回転軸11回り
に回転させて、レンズ108と液晶104を対向させ
る。これで、レンズ108と液晶104へのゴミの付
着、傷などを回避できる。
して、情報端末を持ち歩く時は図1の状態から、カメラ
通信部1を閉じる方向に、ヒンジ部3の回転軸11回り
に回転させて、レンズ108と液晶104を対向させ
る。これで、レンズ108と液晶104へのゴミの付
着、傷などを回避できる。
【0040】つぎにCAMERAモードによる撮影動作
について詳細に説明する。図5は図1に示すデジタルカ
メラ付き無線情報端末の他人撮影状態時の外観斜視図で
ある。図6は図5に示す端末の断面図である。図7は図
6に示す端末のアンテナを伸ばした場合の断面図であ
る。
について詳細に説明する。図5は図1に示すデジタルカ
メラ付き無線情報端末の他人撮影状態時の外観斜視図で
ある。図6は図5に示す端末の断面図である。図7は図
6に示す端末のアンテナを伸ばした場合の断面図であ
る。
【0041】図6に示すアンテナ237は、アンテナA
114、アンテナB115、アンテナAとアンテナBを
折り曲げ可能にする連結部116及びアンテナ接点11
7とで構成されている。アンテナ接点117は、本体側
の本体接点118、あるいは拡張接点119と接触し
て、アンテナで受信した信号やアンテナから発信する信
号の授受を行う。
114、アンテナB115、アンテナAとアンテナBを
折り曲げ可能にする連結部116及びアンテナ接点11
7とで構成されている。アンテナ接点117は、本体側
の本体接点118、あるいは拡張接点119と接触し
て、アンテナで受信した信号やアンテナから発信する信
号の授受を行う。
【0042】本体接点118と拡張接点119は、弾力
性のある部材から成り、アンテナ側のアンテナ接点11
7と確実に接続される。この各接点118,119はR
F処理部236(図4)に接続されている。図6ではア
ンテナ237はカメラ通信部1に収納されていて、アン
テナ接点117は、本体側の本体接点118と接触する
ことになる。図7においては、アンテナ237は外に引
っ張り出されていて、アンテナ接点117は本体側の拡
張接点119と接触している。図6、図7ともにアンテ
ナ237は、RF処理部236と接続されているため
に、電話の送受信が可能となる。
性のある部材から成り、アンテナ側のアンテナ接点11
7と確実に接続される。この各接点118,119はR
F処理部236(図4)に接続されている。図6ではア
ンテナ237はカメラ通信部1に収納されていて、アン
テナ接点117は、本体側の本体接点118と接触する
ことになる。図7においては、アンテナ237は外に引
っ張り出されていて、アンテナ接点117は本体側の拡
張接点119と接触している。図6、図7ともにアンテ
ナ237は、RF処理部236と接続されているため
に、電話の送受信が可能となる。
【0043】図8は図5に示すカメラ通信部が撮影中の
状態を示す断面図である。図8に示す撮像系は撮像面1
41の画像が、カメラ通信部1に設けたミラー112、
レンズ108を介して光電変換素子205上に結像して
いる。又、アンテナ237の形状は、連結部116で折
り曲げた時、その先端142が撮像面141と一致する
ように設定されている。
状態を示す断面図である。図8に示す撮像系は撮像面1
41の画像が、カメラ通信部1に設けたミラー112、
レンズ108を介して光電変換素子205上に結像して
いる。又、アンテナ237の形状は、連結部116で折
り曲げた時、その先端142が撮像面141と一致する
ように設定されている。
【0044】従って、撮影者は被写体とアンテナ先端1
42ができるだけ一致するように被写体を動かすか、情
報端末を動かした後撮影することで、ピントの合ったピ
ンボケの少ない画像が得られることになる。例えば、被
撮影物が写真等のような平板上に置いて撮影できる物の
場合は、撮像面141に置いた平板上に撮影する写真を
置いて、図8のように、アンテナ先端142を平板に突
き当てて撮影することにより、ピントぼけの無い画像が
撮れることになる。
42ができるだけ一致するように被写体を動かすか、情
報端末を動かした後撮影することで、ピントの合ったピ
ンボケの少ない画像が得られることになる。例えば、被
撮影物が写真等のような平板上に置いて撮影できる物の
場合は、撮像面141に置いた平板上に撮影する写真を
置いて、図8のように、アンテナ先端142を平板に突
き当てて撮影することにより、ピントぼけの無い画像が
撮れることになる。
【0045】なお、アンテナ長で測る撮影距離について
は限定されないが、特に、マクロ撮影等の場合に好適で
ある。ちなみに、固定焦点型のレンズを使用する簡易型
のデジタルカメラでは、マクロ撮影距離が10cm〜2
0cm程度で、標準撮影可能距離は50cm〜∞、程度
とされているカメラが多い。
は限定されないが、特に、マクロ撮影等の場合に好適で
ある。ちなみに、固定焦点型のレンズを使用する簡易型
のデジタルカメラでは、マクロ撮影距離が10cm〜2
0cm程度で、標準撮影可能距離は50cm〜∞、程度
とされているカメラが多い。
【0046】又、アンテナ237を連結部116で90
度に折り曲げているが、折り曲げ回数や折り曲げ角度は
自由であって、仮にアンテナの突き出る方向と撮像系の
撮影方向が一致する場合は、折り曲げ機構を持たないア
ンテナでも良い。
度に折り曲げているが、折り曲げ回数や折り曲げ角度は
自由であって、仮にアンテナの突き出る方向と撮像系の
撮影方向が一致する場合は、折り曲げ機構を持たないア
ンテナでも良い。
【0047】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について図を参照して説明する。図9〜図
13は第2の実施の形態に係る図である。図9は本発明
の第2の実施の形態に係るデジタルカメラ付き無線情報
端末のブロック図である。図10は図9に示す端末の撮
影時の断面図である。図11は図9に示す端末による撮
影動作のフローチャートである。図12は図10に示す
LEDが発光状態時の端末斜視図である。図13は図1
2に示すLEDが消灯時の端末斜視図である。
の実施の形態について図を参照して説明する。図9〜図
13は第2の実施の形態に係る図である。図9は本発明
の第2の実施の形態に係るデジタルカメラ付き無線情報
端末のブロック図である。図10は図9に示す端末の撮
影時の断面図である。図11は図9に示す端末による撮
影動作のフローチャートである。図12は図10に示す
LEDが発光状態時の端末斜視図である。図13は図1
2に示すLEDが消灯時の端末斜視図である。
【0048】図9に示すブロック図は、図4のブロック
図とほぼ同一の内容であるが、違う点はアンテナ237
にLED301が付加されていることだけなので、その
他の重複する説明は省略する。
図とほぼ同一の内容であるが、違う点はアンテナ237
にLED301が付加されていることだけなので、その
他の重複する説明は省略する。
【0049】又、図10と図8の撮影時の断面図とはほ
ぼ同一であるが、違う点は、アンテナ237を連結部1
16で折り曲げた状態では、アンテナ237の先端に設
けたLED301が、レンズ108、ミラー112及び
光電変換素子205で構成される結像系の視野に入って
いることである。つまり、この状態で撮影すると、撮影
画像にアンテナ237の一部と、その先端に設けたLE
D301が、写ってしまう点が異なることになる。
ぼ同一であるが、違う点は、アンテナ237を連結部1
16で折り曲げた状態では、アンテナ237の先端に設
けたLED301が、レンズ108、ミラー112及び
光電変換素子205で構成される結像系の視野に入って
いることである。つまり、この状態で撮影すると、撮影
画像にアンテナ237の一部と、その先端に設けたLE
D301が、写ってしまう点が異なることになる。
【0050】以下で、図11のフローチャートにより、
LED301を写すことなくピントの合った画像を撮影
する動作について説明する。
LED301を写すことなくピントの合った画像を撮影
する動作について説明する。
【0051】先ず、Mode Dial101がCAM
ERAモードになっている(S101)状態で、シャッ
タボタン102が押されると(S102)、CPU21
5からの発光命令で、アンテナ237の先端に設けたL
ED301が所定の時間間隔で点滅を開始する(S10
3)。
ERAモードになっている(S101)状態で、シャッ
タボタン102が押されると(S102)、CPU21
5からの発光命令で、アンテナ237の先端に設けたL
ED301が所定の時間間隔で点滅を開始する(S10
3)。
【0052】アンテナ237が折れ曲がった形態で、撮
像面141を液晶104で見ると、図12に示すよう
に、アンテナ237の先端のLED301が点滅してい
るのが確認できる。この状態で撮影すると、撮像面14
1にアンテナ237の先端が突き当たっているので、ピ
ントは合っているものの、画像内にアンテナの一部と点
滅するLEDが写ってしまうので、撮影としては失敗で
ある。このような失敗を回避するため、撮像面141内
に点滅するLEDが存在するか?を自動的に確認してい
る。これは、CPU215からの発光(点滅)命令と、
液晶104上のLED301の点滅サイクルが一致する
か否か?で判断している(S104)。
像面141を液晶104で見ると、図12に示すよう
に、アンテナ237の先端のLED301が点滅してい
るのが確認できる。この状態で撮影すると、撮像面14
1にアンテナ237の先端が突き当たっているので、ピ
ントは合っているものの、画像内にアンテナの一部と点
滅するLEDが写ってしまうので、撮影としては失敗で
ある。このような失敗を回避するため、撮像面141内
に点滅するLEDが存在するか?を自動的に確認してい
る。これは、CPU215からの発光(点滅)命令と、
液晶104上のLED301の点滅サイクルが一致する
か否か?で判断している(S104)。
【0053】S104の判断で、若し、点滅が確認され
なかった(点滅発光体が無い、又は、点滅サイクルがC
PU215からの発光命令と違う)場合、図13に示す
ようにアンテナ先端は、撮像面141には無いことにな
るので、撮影を実行する(S105)ことにより、ピン
トの合った画像が得られることになる。その後、CPU
215からの命令でLED301の点滅は中断され(S
107)、一連の正常な撮影は終了する。
なかった(点滅発光体が無い、又は、点滅サイクルがC
PU215からの発光命令と違う)場合、図13に示す
ようにアンテナ先端は、撮像面141には無いことにな
るので、撮影を実行する(S105)ことにより、ピン
トの合った画像が得られることになる。その後、CPU
215からの命令でLED301の点滅は中断され(S
107)、一連の正常な撮影は終了する。
【0054】一方、S104の判断で、点滅が確認され
た(点滅発光体の点滅サイクルが、CPU215からの
発光命令と一致した)場合は、図12に示すように、撮
像面141内にLED301が存在することになるの
で、シャッタボタン102が押されても、撮影は実行さ
れずに、警告を発して(S106)、撮影者に異常を知
らせる。警告の方法としては、例えば、レシーバ105
からビープを鳴らしたり液晶104上にメッセージとし
て、”撮像面のアンテナを取除いて下さい“と表示した
り、その他の何等かの方法で、撮像面にアンテナ先端が
写っていることを撮影者に知らせる。そして、CPU2
15からの命令でLED301の点滅をやめる(S10
7)。
た(点滅発光体の点滅サイクルが、CPU215からの
発光命令と一致した)場合は、図12に示すように、撮
像面141内にLED301が存在することになるの
で、シャッタボタン102が押されても、撮影は実行さ
れずに、警告を発して(S106)、撮影者に異常を知
らせる。警告の方法としては、例えば、レシーバ105
からビープを鳴らしたり液晶104上にメッセージとし
て、”撮像面のアンテナを取除いて下さい“と表示した
り、その他の何等かの方法で、撮像面にアンテナ先端が
写っていることを撮影者に知らせる。そして、CPU2
15からの命令でLED301の点滅をやめる(S10
7)。
【0055】このように、点滅が確認された場合は、撮
影は実行されずに、一連の動作は終了する。撮影者はS
106の警告で異常に気付き、アンテナを撮像面の外に
移動することになる。その後、改めてS101〜S10
7の処理が実行されて、ピントの合った障害物の無い、
正常な画像が得られることになる。
影は実行されずに、一連の動作は終了する。撮影者はS
106の警告で異常に気付き、アンテナを撮像面の外に
移動することになる。その後、改めてS101〜S10
7の処理が実行されて、ピントの合った障害物の無い、
正常な画像が得られることになる。
【0056】通常は、LED301の点滅が液晶104
で確認できるので、撮影者はシャッタボタンを押す前
に、異常に気が付いて事前にアンテナを撮像面の外に移
動させることができるはずであるが、以上の構成を用い
れば、液晶104を見ないでシャッタボタンを押した場
合でも、自動的に障害物を検知して回避できるので、無
駄な撮影が行われないで済むことになる。
で確認できるので、撮影者はシャッタボタンを押す前
に、異常に気が付いて事前にアンテナを撮像面の外に移
動させることができるはずであるが、以上の構成を用い
れば、液晶104を見ないでシャッタボタンを押した場
合でも、自動的に障害物を検知して回避できるので、無
駄な撮影が行われないで済むことになる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電気的撮像手段と撮像した画像を表示する表示手段と、
無線通信手段とを有するデジタルカメラ付き無線情報端
末において、撮像手段と被写体間の撮影距離を決める際
に本体外部に突き出たアンテナを使用し、アンテナの先
端が撮像手段の撮影距離領域に配置できるようにしたの
で、アンテナ先端が撮像系の撮影距離(ピントが合う距
離)になっている。つまり、撮像する際に撮像したい撮
像面にアンテナ先端を合わせることにより、ピントの合
った撮像画像が得られるという効果がある。
電気的撮像手段と撮像した画像を表示する表示手段と、
無線通信手段とを有するデジタルカメラ付き無線情報端
末において、撮像手段と被写体間の撮影距離を決める際
に本体外部に突き出たアンテナを使用し、アンテナの先
端が撮像手段の撮影距離領域に配置できるようにしたの
で、アンテナ先端が撮像系の撮影距離(ピントが合う距
離)になっている。つまり、撮像する際に撮像したい撮
像面にアンテナ先端を合わせることにより、ピントの合
った撮像画像が得られるという効果がある。
【0058】また、デジタルカメラ付き無線情報端末の
アンテナ先端に端末側からの発光命令で自在に発光、点
滅、消灯が可能な発光手段を設け、撮像手段によって得
られる画像内に端末側からの発光命令と同一の発光形態
の発光体が確認されたら、警告するか、撮像を中止する
ように構成することによって、測距用のアンテナ先端に
発光手段が付いているので、撮像範囲に仮にアンテナが
在っても自動的に認識されて、撮像前に障害物(アンテ
ナ先端)を排除でき、画像内にアンテナ先端が写ってし
まうような無駄な撮像を回避でき、ピントの合った障害
物の無い画像が得られるという効果がある。
アンテナ先端に端末側からの発光命令で自在に発光、点
滅、消灯が可能な発光手段を設け、撮像手段によって得
られる画像内に端末側からの発光命令と同一の発光形態
の発光体が確認されたら、警告するか、撮像を中止する
ように構成することによって、測距用のアンテナ先端に
発光手段が付いているので、撮像範囲に仮にアンテナが
在っても自動的に認識されて、撮像前に障害物(アンテ
ナ先端)を排除でき、画像内にアンテナ先端が写ってし
まうような無駄な撮像を回避でき、ピントの合った障害
物の無い画像が得られるという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメ
ラ付き無線情報端末の外観斜視図である。
ラ付き無線情報端末の外観斜視図である。
【図2】図1に示すパワースイッチを兼ねたMode
Dialの拡大斜視図である。
Dialの拡大斜視図である。
【図3】図2に示すMode Dialにより切換える
各モードの機能説明図である。
各モードの機能説明図である。
【図4】図1に示すデジタルカメラ付き無線情報端末の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】図1に示すデジタルカメラ付き無線情報端末の
他人撮影状態時の外観斜視図である。
他人撮影状態時の外観斜視図である。
【図6】図5に示すデジタルカメラ付き無線情報端末の
断面図である。
断面図である。
【図7】図6に示すデジタルカメラ付き無線情報端末の
アンテナを伸ばした場合の断面図である。
アンテナを伸ばした場合の断面図である。
【図8】図5に示すカメラ通信部が撮影中の状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るデジタルカメ
ラ付き無線情報端末のブロック図である。
ラ付き無線情報端末のブロック図である。
【図10】図9に示すデジタルカメラ付き無線情報端末
の撮影時の断面図である。
の撮影時の断面図である。
【図11】図9に示すデジタルカメラ付き無線情報端末
の撮影動作のフローチャートである。
の撮影動作のフローチャートである。
【図12】図10に示すLEDが発光状態時のデジタル
カメラ付き無線情報端末の斜視図である。
カメラ付き無線情報端末の斜視図である。
【図13】図12に示すLEDが消灯時のデジタルカメ
ラ付き無線情報端末の斜視図である。
ラ付き無線情報端末の斜視図である。
【図14】従来のデジタルカメラ付き無線情報端末の斜
視図である。
視図である。
【図15】図14に示すデジタルカメラ付き無線情報端
末の携帯時の斜視図である。
末の携帯時の斜視図である。
1 カメラ通信部 2 液晶部 3 ヒンジ部 101 Mode Dial 102 シャッタボタン 103 キーボード 104 液晶 105 レシーバ 106 マイク 108 レンズ 109 ストロボ 110 ポインティングデバイス 111 開閉検出スイッチ 112 ミラー 114,115 アンテナA,B 116 アンテナ連結部 117 アンテナ接点 118,119 本体接点 121 マクロボタン 141 撮像面 200 Camera部 201 SubCPU部 202 CPU部 203 PHS部 205 光電変換素子 206 画像処理部 209 IrDA 210 RS232C 212,240 ROM 213 FLASHROM 215,239 CPU 216 SubCPU 217 電池 233 コーデック 234 TDMA信号処理部 235 変調・復調部 236 RF処理部 237 アンテナ 238 電界強度検出部 241 RAM 301 LED
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 F 5/232 A 5/232 H04B 7/26 V Fターム(参考) 5C022 AB02 AC03 AC12 AC32 AC42 AC52 AC54 AC63 AC72 5C064 AA01 AB02 AC01 AC02 AC06 AC12 AC16 AD01 AD14 5K023 AA07 BB11 HH07 HH08 LL05 MM00 5K067 AA34 BB21 DD52 EE02 KK00 KK01 KK17 5K101 LL12 NN06 NN18 NN40
Claims (6)
- 【請求項1】 電気的撮像手段と、該電気的撮像手段に
より撮像した画像を表示する表示手段と、無線通信手段
とを有するデジタルカメラ付き無線情報端末において、 前記電気的撮像手段と被写体間の撮影距離を決める際、
本体外部に突き出た電波を発信受信するアンテナ手段を
用いることを特徴とするデジタルカメラ付き無線情報端
末。 - 【請求項2】 前記本体外部に突き出た電波を発信受信
するアンテナ手段は、その先端が前記電気的撮像手段の
撮影距離領域に配置できることを特徴とする請求項1記
載のデジタルカメラ付き無線情報端末。 - 【請求項3】 前記アンテナ手段の先端には、端末側か
らの発光命令で自在に発光、点滅および消灯が可能な発
光手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の
デジタルカメラ付き無線情報端末。 - 【請求項4】 前記電気的撮像手段によって得られる画
像内に、端末側からの発光命令と同一の発光形態の発光
体が確認されたら警告を発することを特徴とする請求項
3記載のデジタルカメラ付き無線情報端末。 - 【請求項5】 前記電気的撮像手段によって得られる画
像内に、端末側からの発光命令と同一の発光形態の発光
体が確認されたら撮影を中止することを特徴とする請求
項3記載のデジタルカメラ付き無線情報端末。 - 【請求項6】 前記撮像手段と被写体間の撮影距離は、
主にマクロ撮影における撮影距離であることを特徴とす
る請求項1乃至5のうち1記載のデジタルカメラ付き無
線情報端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11170568A JP2000358225A (ja) | 1999-06-17 | 1999-06-17 | デジタルカメラ付き無線情報端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11170568A JP2000358225A (ja) | 1999-06-17 | 1999-06-17 | デジタルカメラ付き無線情報端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000358225A true JP2000358225A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=15907259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11170568A Pending JP2000358225A (ja) | 1999-06-17 | 1999-06-17 | デジタルカメラ付き無線情報端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000358225A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002335434A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Kyocera Corp | 携帯端末 |
KR100442363B1 (ko) * | 2001-11-06 | 2004-07-30 | 엘지전자 주식회사 | 레이저빔 출력 기능을 갖는 화상통신 단말기 |
JP2004274096A (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-30 | Nec Corp | 携帯端末装置 |
US8082633B2 (en) | 2001-09-28 | 2011-12-27 | Nec Corporation | Foldable portable information terminal |
-
1999
- 1999-06-17 JP JP11170568A patent/JP2000358225A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002335434A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Kyocera Corp | 携帯端末 |
JP4583657B2 (ja) * | 2001-05-09 | 2010-11-17 | 京セラ株式会社 | 携帯端末 |
US8082633B2 (en) | 2001-09-28 | 2011-12-27 | Nec Corporation | Foldable portable information terminal |
US8572812B2 (en) | 2001-09-28 | 2013-11-05 | Nec Corporation | Foldable portable information terminal |
KR100442363B1 (ko) * | 2001-11-06 | 2004-07-30 | 엘지전자 주식회사 | 레이저빔 출력 기능을 갖는 화상통신 단말기 |
JP2004274096A (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-30 | Nec Corp | 携帯端末装置 |
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