JP2001045362A - 画像送信装置、画像受信装置、画像伝送システム、画像伝送方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像送信装置、画像受信装置、画像伝送システム、画像伝送方法及び記憶媒体

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JP2001045362A
JP2001045362A JP11218083A JP21808399A JP2001045362A JP 2001045362 A JP2001045362 A JP 2001045362A JP 11218083 A JP11218083 A JP 11218083A JP 21808399 A JP21808399 A JP 21808399A JP 2001045362 A JP2001045362 A JP 2001045362A
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JP
Japan
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image
delay time
image data
transmitting
signal
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JP11218083A
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English (en)
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Eiichi Adachi
栄一 安立
Hiroshi Sonobe
啓 園部
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔地に置かれた情報送信装置を情報受信装
置側で遠隔操作して情報伝送を行うシステムにおいて、
情報送信装置と情報受信装置との間の距離分に相当する
データ送信時間のずれを認識してデータの送受信を行う
ことができるようにする。 【解決手段】 データ伝送用回線を介して画像送信装置
と画像受信装置とが接続されたときに、上記データ伝送
用回線を介して上記画像送信装置側から上記画像受信装
置側に遅延時間測定用信号を送信する測定信号送信手段
と、上記遅延時間測定用信号が上記画像受信装置から送
り返されてくる迄の経過時間を測定してデータ伝送を行
う際の遅延時間を測定する遅延時間測定手段とを設け、
撮影者と撮影部が離れて撮影する時に、遅延時間を認識
して画像を保存することで、データの遅延時間による撮
影部に保存される画像と撮影者の望む画像のずれを無く
すことができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像送信装置、画像
受信装置、画像伝送システム、画像伝送方法及び記憶媒
体に関し、特に、遠隔地に置かれたカメラを遠隔操作す
るために用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の場合は、遠隔地に置かれたカメラ
を遠隔操作して被写体を撮影する場合は、一般のカメラ
のようにシャッターを押した時にその信号が画像撮影装
置に送られ、その信号を受信したタイミングで画像撮影
装置が撮影動作して画像を保存していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シャッター
を押す画像受信装置側と撮影を行っている画像送信装置
側との距離分に相当するデータ送信時間のために、撮影
している画像と撮影者が見ている画像との間にずれが生
じる問題があった。
【0004】また、シャッターを押したという信号がカ
メラに到達するまでの間にもずれが生じる。そのため、
撮影者が欲しい画像を撮影して保存することができない
問題があった。
【0005】本発明は上述の問題点にかんがみ、遠隔地
に置かれた情報送信装置を情報受信装置側で遠隔操作し
て情報伝送を行うシステムにおいて、情報送信装置と情
報受信装置との間の距離分に相当するデータ送信時間の
ずれを認識してデータの送受信を行うことができるよう
にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像送信装置
は、データ伝送用回線を介して画像受信装置と接続され
たときに、上記データ伝送用回線を介して上記画像受信
装置に遅延時間測定用信号を送信する測定信号送信手段
と、上記遅延時間測定用信号が上記画像受信装置から送
り返されてくる迄の経過時間を測定してデータ伝送を行
う際の遅延時間を測定する遅延時間測定手段とを具備す
ることを特徴としている。また、本発明の画像送信装置
の他の特徴とするところは、データ伝送用回線を介して
画像受信装置と接続されたときに、上記データ伝送用回
線を介して上記画像受信装置に遅延時間測定用信号を送
信する測定信号送信手段と、上記情報データ伝送用回線
を介して送信する画像データを生成する画像データ生成
手段と、上記画像データ生成手段によって生成された画
像データを保存する画像データ保存手段と、上記画像デ
ータを表示する画像データ表示手段と、上記画像受信装
置から上記遅延時間測定用信号が送り返されてくる迄の
経過時間を測定してデータ伝送を行う際の遅延時間を測
定する遅延時間測定手段と、上記情報データ伝送用回線
を介して入力された特定信号に対応する特定画像データ
を取り込んで保存する特定画像データ保存手段と、上記
特定画像データ保存手段に保存されている特定画像デー
タを上記データ伝送用回線を介して上記画像受信装置に
送信する画像データ送信手段とを具備することを特徴と
している。また、本発明の画像送信装置のその他の特徴
とするところは、上記画像データ保存手段は、上記画像
送信装置と上記画像受信装置との間のデータ伝送時の遅
延時間を考慮して画像データを保存することを特徴とし
ている。また、本発明の画像送信装置のその他の特徴と
するところは、上記画像データ保存手段は、上記画像送
信装置と上記画像受信装置との間の伝送往復時間よりも
長く画像データを保存することを特徴としている。ま
た、本発明の画像送信装置のその他の特徴とするところ
は、データ伝送用回線を介して接続された画像受信装置
から送られてくる遅延時間測定用信号を受信し、それを
上記画像受信装置に返信する遅延時間測定用信号返信手
段と、上記遅延時間測定用信号が上記画像送信装置から
送り返されてくる迄の経過時間を測定してデータ伝送を
行う際の遅延時間を測定する遅延時間測定手段とを具備
することを特徴としている。
【0007】本発明の画像受信装置は、データ伝送用回
線を介して接続された画像送信装置から送られてくる遅
延時間測定用信号を受信し、それを上記画像送信装置に
返信する遅延時間測定用信号返信手段を具備することを
特徴としている。また、本発明の画像受信装置の他の特
徴とするところは、データ伝送用回線を介して接続され
た画像送信装置から送られてくる遅延時間測定用信号を
受信し、それを上記画像送信装置に返信する遅延時間測
定用信号返信手段と、上記画像送信装置から送られてく
る画像データを表示する画像データ表示手段と、上記画
像データ表示手段に表示された画像データの中から所定
の画像データを選択する画像データ選択手段と、上記画
像データ選択手段によって選択された画像データを特定
する特定信号を上記画像送信装置に送信する特定信号送
信手段とを具備することを特徴としている。また、本発
明の画像受信装置のその他の特徴とするところは、デー
タ伝送用回線を介して画像送信装置と接続されたとき
に、上記データ伝送用回線を介して上記画像送信装置に
遅延時間測定用信号を送信する測定信号送信手段と、上
記遅延時間測定用信号が上記画像送信装置から送り返さ
れてくる迄の経過時間を測定してデータ伝送を行う際の
遅延時間を測定する遅延時間測定手段とを具備すること
を特徴としている。
【0008】本発明の画像伝送システムは、データ伝送
用回線を介して画像受信装置と接続されたときに、上記
データ伝送用回線を介して上記画像受信装置に遅延時間
測定用信号を送信する測定信号送信手段と、上記遅延時
間測定用信号が上記画像受信装置から送り返されてくる
迄の経過時間を測定してデータ伝送を行う際の遅延時間
を測定する遅延時間測定手段とを具備する画像送信装置
と、上記画像送信装置から送られてくる遅延時間測定用
信号を受信し、それを上記画像送信装置に返信する遅延
時間測定用信号返信手段を具備する画像受信装置とから
なることを特徴としている。また、本発明の画像伝送シ
ステムの他の特徴とするところは、データ伝送用回線を
介して画像受信装置と接続されたときに、上記データ伝
送用回線を介して上記画像受信装置に遅延時間測定用信
号を送信する測定信号送信手段と、上記遅延時間測定用
信号が上記画像受信装置から送り返されてくる迄の経過
時間を測定してデータ伝送を行う際の遅延時間を測定す
る遅延時間測定手段とを具備する画像送信装置と、上記
画像送信装置から送られてくる遅延時間測定用信号を受
信し、それを上記画像送信装置に返信する遅延時間測定
用信号返信手段と、上記画像送信装置から送られてくる
画像データを表示する画像データ表示手段と、上記画像
データ表示手段に表示された画像データの中から所定の
画像データを選択する画像データ選択手段と、上記画像
データ選択手段によって選択された画像データを特定す
る特定信号を上記画像送信装置に送信する特定信号送信
手段とを具備する画像受信装置とからなることを特徴と
している。また、本発明の画像伝送システムのその他の
特徴とするところは、データ伝送用回線を介して画像受
信装置と接続されたときに、上記データ伝送用回線を介
して上記画像受信装置に遅延時間測定用信号を送信する
測定信号送信手段と、上記情報データ伝送用回線を介し
て送信する画像データを生成する画像データ生成手段
と、上記画像データ生成手段によって生成された画像デ
ータを保存する画像データ保存手段と、上記画像データ
を表示する画像データ表示手段と、上記画像受信装置か
ら上記遅延時間測定用信号が送り返されてくる迄の経過
時間を測定してデータ伝送を行う際の遅延時間を測定す
る遅延時間測定手段と、上記情報データ伝送用回線を介
して入力された特定信号に対応する特定画像データを取
り込んで保存する特定画像データ保存手段と、上記特定
画像データ保存手段に保存されている特定画像データを
上記データ伝送用回線を介して上記画像受信装置に送信
する画像データ送信手段とを具備する画像送信装置と、
上記画像送信装置から送られてくる遅延時間測定用信号
を受信し、それを上記画像送信装置に返信する遅延時間
測定用信号返信手段を具備する画像受信装置とからなる
ことを特徴としている。また、本発明の画像伝送システ
ムのその他の特徴とするところは、データ伝送用回線を
介して画像受信装置と接続されたときに、上記データ伝
送用回線を介して上記画像受信装置に遅延時間測定用信
号を送信する測定信号送信手段と、上記情報データ伝送
用回線を介して送信する画像データを生成する画像デー
タ生成手段と、上記画像データ生成手段によって生成さ
れた画像データを保存する画像データ保存手段と、上記
画像データを表示する画像データ表示手段と、上記画像
受信装置から上記遅延時間測定用信号が送り返されてく
る迄の経過時間を測定してデータ伝送を行う際の遅延時
間を測定する遅延時間測定手段と、上記情報データ伝送
用回線を介して入力された特定信号に対応する特定画像
データを取り込んで保存する特定画像データ保存手段
と、上記特定画像データ保存手段に保存されている特定
画像データを上記データ伝送用回線を介して上記画像受
信装置に送信する画像データ送信手段とを具備する画像
送信装置と、上記画像送信装置から送られてくる遅延時
間測定用信号を受信し、それを上記画像送信装置に返信
する遅延時間測定用信号返信手段と、上記画像送信装置
から送られてくる画像データを表示する画像データ表示
手段と、上記画像データ表示手段に表示された画像デー
タの中から所定の画像データを選択する画像データ選択
手段と、上記画像データ選択手段によって選択された画
像データを特定する特定信号を上記画像送信装置に送信
する特定信号送信手段とを具備する画像受信装置とから
なることを特徴としている。また、本発明の画像伝送シ
ステムのその他の特徴とするところは、データ伝送用回
線を介して画像送信装置と接続されたときに、上記デー
タ伝送用回線を介して上記画像送信装置に遅延時間測定
用信号を送信する測定信号送信手段と、上記遅延時間測
定用信号が上記画像送信装置から送り返されてくる迄の
経過時間を測定してデータ伝送を行う際の遅延時間を測
定する遅延時間測定手段とを具備する画像受信装置と、
上記画像受信装置から送られてくる遅延時間測定用信号
を受信し、それを上記画像受信装置に返信する遅延時間
測定用信号返信手段を具備する画像送信装置とからなる
ことを特徴としている。
【0009】本発明の画像伝送方法は、データ伝送用回
線を介して画像受信装置と接続されたときに、上記デー
タ伝送用回線を介して上記画像受信装置に遅延時間測定
用信号を送信する測定信号送信処理と、上記遅延時間測
定用信号が上記画像受信装置から送り返されてくる迄の
経過時間を測定してデータ伝送を行う際の遅延時間を測
定する遅延時間測定処理とを画像送信装置が行い、上記
画像送信装置から送られてくる遅延時間測定用信号を受
信し、それを上記画像送信装置に返信する遅延時間測定
用信号返信処理を画像受信装置が行うことを特徴として
いる。また、本発明の画像伝送方法の他の特徴とすると
ころは、データ伝送用回線を介して画像受信装置と接続
されたときに、上記データ伝送用回線を介して上記画像
受信装置に遅延時間測定用信号を送信する測定信号送信
処理と、上記遅延時間測定用信号が上記画像受信装置か
ら送り返されてくる迄の経過時間を測定してデータ伝送
を行う際の遅延時間を測定する遅延時間測定処理とを画
像送信装置が行い、上記画像送信装置から送られてくる
遅延時間測定用信号を受信し、それを上記画像送信装置
に返信する遅延時間測定用信号返信処理と、上記画像送
信装置から送られてくる画像データを表示手段に表示す
る画像データ表示処理と、上記表示手段に表示された画
像データの中から所定の画像データを選択する画像デー
タ選択処理と、上記画像データ選択処理によって選択さ
れた画像データを特定する特定信号を上記画像送信装置
に送信する特定信号送信処理とを画像受信装置が行うこ
とを特徴としている。また、本発明の画像伝送方法のそ
の他の特徴とするところは、データ伝送用回線を介して
画像受信装置と接続されたときに、上記データ伝送用回
線を介して上記画像受信装置に遅延時間測定用信号を送
信する測定信号送信処理と、上記情報データ伝送用回線
を介して送信する画像データを生成する画像データ生成
処理と、上記画像データ生成処理によって生成された画
像データを保存手段に保存する画像データ保存処理と、
上記画像データを表示手段に表示する画像データ表示処
理と、上記画像受信装置から上記遅延時間測定用信号が
送り返されてくる迄の経過時間を測定してデータ伝送を
行う際の遅延時間を測定する遅延時間測定処理と、上記
情報データ伝送用回線を介して入力された特定信号に対
応する特定画像データを取り込んで保存する特定画像デ
ータ保存処理と、上記特定画像データ保存処理に保存さ
れている特定画像データを上記データ伝送用回線を介し
て上記画像受信装置に送信する画像データ送信処理とを
画像送信装置が行い、上記画像送信装置から送られてく
る遅延時間測定用信号を受信し、それを上記画像送信装
置に返信する遅延時間測定用信号返信処理を画像受信装
置が行うことを特徴としている。また、本発明の画像伝
送方法のその他の特徴とするところは、データ伝送用回
線を介して画像受信装置と接続されたときに、上記デー
タ伝送用回線を介して上記画像受信装置に遅延時間測定
用信号を送信する測定信号送信処理と、上記情報データ
伝送用回線を介して送信する画像データを生成する画像
データ生成処理と、上記画像データ生成処理によって生
成された画像データを保存手段に保存する画像データ保
存処理と、上記画像データを表示する画像データ表示処
理と、上記画像受信装置から上記遅延時間測定用信号が
送り返されてくる迄の経過時間を測定してデータ伝送を
行う際の遅延時間を測定する遅延時間測定処理と、上記
情報データ伝送用回線を介して入力された特定信号に対
応する特定画像データを取り込んで保存する特定画像デ
ータ保存処理と、上記特定画像データ保存処理に保存さ
れている特定画像データを上記データ伝送用回線を介し
て上記画像受信装置に送信する画像データ送信処理とを
画像送信装置が行い、上記画像送信装置から送られてく
る遅延時間測定用信号を受信し、それを上記画像送信装
置に返信する遅延時間測定用信号返信処理と、上記画像
送信装置から送られてくる画像データを表示手段に表示
する画像データ表示処理と、上記表示手段に表示された
画像データの中から所定の画像データを選択する画像デ
ータ選択処理と、上記画像データ選択処理によって選択
された画像データを特定する特定信号を上記画像送信装
置に送信する特定信号送信処理とを画像受信装置が行う
ことを特徴としている。また、本発明の画像伝送方法の
その他の特徴とするところは、データ伝送用回線を介し
て画像送信装置と接続されたときに、上記データ伝送用
回線を介して上記画像送信装置に遅延時間測定用信号を
送信する測定信号送信処理と、上記遅延時間測定用信号
が上記画像送信装置から送り返されてくる迄の経過時間
を測定してデータ伝送を行う際の遅延時間を測定する遅
延時間測定処理とを画像受信装置が行い、上記画像受信
装置から送られてくる遅延時間測定用信号を受信し、そ
れを上記画像受信装置に返信する遅延時間測定用信号返
信処理を画像送信装置が行うことを特徴としている。
【0010】本発明の記憶媒体は、上記記載の各手段と
してコンピュータを機能させるためのプログラムをコン
ピュータから読み出し可能に格納したことを特徴として
いる。また、本発明の記憶媒体の他の特徴とするところ
は、上記画像伝送方法の手順をコンピュータに実行させ
るためのプログラムをコンピュータから読み出し可能に
格納したことを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明は上記技術手段よりなるので、遠隔地に
置かれた画像送信装置のカメラを画像受信装置側から操
作する際に、画像送信装置と画像受信装置との距離によ
って生じる撮影タイミングのズレを無くすことが可能と
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、図面
に基づいて本発明の画像送信装置、画像受信装置、画像
伝送システム、画像伝送方法及び記憶媒体の第1の実施
の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態に基づ
く装置の各モードにおける機能説明図、図2及び図3は
無線通信機器(情報送信装置)の装置外観図、図4はパ
ワースイッチを兼ねたMODE-DIAL の正面図である。本実
施の形態では図2、図3に示す装置を通信経路の両端に
一個ずつ接続している。
【0013】図2及び図3において、パワースイッチを
含むMODE-DIAL 101はカメラのシャッタボタン102
の周りを回転する構造になっており、電源を切った状態
(OFF)、電話の送受信を行える状態(TELモー
ド)、本体に記憶された画像、音声、テキストを表示す
る状態(VIEWモード)、カメラ撮影可能な状態(C
AMERAモード)を回転によって切り替えることがで
きる。
【0014】また、OFF以外のモード、つまり、TE
L,VIEW,CAMERAモードでは、電話の着信を
受けることが可能である。また、TELモードでは通常
のPHS電話機の機能を動作させることが可能である。
【0015】すなわち、本体のキーボード103からの
電話番号入力や白黒液晶104への入力番号表示、電話
帳表示を行うことが可能であり、通話は本体に内蔵した
レシーバ105とマイク106を用いて行う。
【0016】また、必要に応じてカラー液晶107の表
示を使うことも可能であり、色分けなどによって複雑な
オプション機能を容易に選択することができる。ここ
で、本実施の形態での電話の送受信とは、近年、PHS
や携帯電話で可能となったデータ通信の送受信も含むも
のである。
【0017】VIEWモードは、カメラモードで撮影し
た画像、録音した音声、受信した画像・音声・テキスト
を選択し、再生や表示を行うモードである。CAMER
Aモードは、本体に設けたレンズ108を介して結像し
た画像をCCDなどの光電変換素子によって電気信号に
変換し、必要に応じて本体で画像の処理を加えた後でフ
ラッシュメモリなどの記憶手段に記憶するモードであ
る。
【0018】本体のレンズ108の上方には、ストロボ
109が配置されており、ポインティングデバイス11
0を使ってカラー液晶107に表示されるメニューから
発光条件を選択して被写体を照明する。
【0019】また、CAMERAモード内には撮影した
画像を確認して、不要ならば消去したり、アノテーショ
ンとして音声を記録したり、メールとして所望のところ
へ送信したりする機能を備えている。
【0020】このように、情報送信装置だけでも撮影な
どの機能を備えているが、通信経路を通して情報送信装
置と同様の装置(情報受信装置)に接続された場合、情
報送信装置で情報受信装置の撮影している画像を見た
り、情報送信装置で情報受信装置のシャッターを押すこ
とができるようになされている。
【0021】本装置は、図5に示すように、Camer
a部200,SubCPU部201,CPU部202,
PHS部203の4つの主なブロックにより構成されて
おり、これらが協調動作することにより、TEL,VI
EW,CAMERAなどの各モード下で各機能を実現し
ている。
【0022】以下では、図5に基づいて、各ブロックの
詳細な機能を説明する。Camera部200は、レン
ズ108、光電変換素子205、画像処理部206から
なり、CCDなどの光電変換素子205はレンズ108
によって光電変換素子205上に投影された画像を電気
信号に変換する。
【0023】画像処理部206は、出力された電気信号
をA/D変換し、デジタル化された信号をさらにガンマ
変換、色空間変換、AE,AWBなどの画像処理を行う
ものである。また、ストロボ109はCPU部202の
CPU215からの信号に応じて発光を行う。
【0024】SubCPU部201は、以下に示すよう
なブロック及び機能を有する。SubCPU216,MO
DE-DIAL 101、シャッタスイッチ102など各種のス
イッチを備え、入力された信号に応じたコマンドをCP
U部202に送信する。
【0025】また、キーボード103から入力された信
号に基づいて電話番号等を表示するための白黒液晶10
4に対し、コマンドや表示データをシリアル転送して表
示する。
【0026】この他、カレンダーや時刻の情報を生成す
るRTC211と接続されており、日付や時刻の情報を
得、上記白黒液晶104上に表示したり、CPU部20
2に情報を送ったりすることができる。
【0027】また、PHS部203と接続され、通信を
行いCPU部202から指示されたコマンドに従ってA
Tコマンド(付随するデータ)のやり取りなどを行った
り、受信した電話番号やPHS部の電界強度などのデー
タを通信したりする。
【0028】さらに、電池217と接続され、電池エネ
ルギーの残量や、充電時の電池の情報(電圧、温度等)
を受け取り、その情報に応じた処理を行う。たとえば、
電池217の出力電圧を監視して、過充電や過放電のよ
うな異常を検出した場合は保護処理を実行する。
【0029】情報送信装置と情報受信装置とが接続され
ている場合に、一方の装置でもう一方の装置を操作中
は、操作されている側の装置ではその旨を表示して、全
ての操作を禁止する。
【0030】CPU部202は、CAMERA部200
から入力された画像情報やPHS部203から入力され
た画像情報、音声情報、テキスト情報などを記憶するこ
とができる。
【0031】CPU215は、FLASH213に格納
された情報を必要に応じて読み出し、消去を行うことが
できる。また、格納された情報をPHS部203に対し
て出力し、プロトコルに従って装置外に送信を行うこと
が可能である。
【0032】この他にも、装置外部へのI/FとしてI
rDA209,RS232C210を備えている。表示
手段としてカラーLCD107を有し、記憶した画像や
テキスト及び、ビューファインダとしてのカメラ部から
の入力画像表示、さまざまな条件設定のためのメニュー
表示を行う。
【0033】CPU215は、装置全体の制御を司って
おり、ROM212に格納されたプログラムに応じて装
置の立ち上げ、シャットダウンを行う。PHS部203
において、音声コーデック233は、マイク106から
の信号をデジタル信号に変換してデータ圧縮を行う。
【0034】または、圧縮されている信号を伸長して音
声信号に変換した後、レシーバ105から出力する。こ
の音声コーデック233が接続されるTDMA信号処理
部234は、入力信号をTDMA処理を行う。
【0035】このTDMA信号処理部234が接続され
る変調・復調部235はRF処理部236に接続され、
TDMA処理された信号を変調するか、または、RF処
理部236からの信号を復調する。この変調・復調部2
35が接続されるRF処理部236は、アンテナ237
に接続され、中間周波信号から高周波信号に変換して、
アンテナ237を介して送信するか、または、アンテナ
237で受信した高周波数信号を中間周波数信号に変換
する。
【0036】このRF処理部236が接続される遅延時
間測定部238は、CPU239に接続され、情報送信
装置と情報受信装置の間のデータ送信時間による遅延時
間を測定しCPU239に送っている。
【0037】上記構成に基づき、まず、音声データの送
受を行う場合について説明し、その後、画像データ等の
PIAFSデータの送受を行う場合について説明する。
PHS携帯電話機203にマイク106から音声信号が
入力されると、音声コーデック233でデジタル信号に
変換してデータ圧縮を行う。次に、TDMA(Time
Division Multiple Acces
s)信号処理部234で音声コーデック233から入力
された圧縮信号をTDMA処理し、これを変調・復調部
235へ出力する。
【0038】ここで、TDMAとは、時分割多重により
同一の周波数を複数の無線移動局(携帯電話機)で共有
する通信方法である。変調・復調部235ではTDMA
処理された信号を変調し、RF(Radio Freq
uency)処理部236で中間周波数から送信する高
周波信号に変換し、アンテナ237より外部に送信す
る。
【0039】この送信された信号には、音声データであ
るか、PIAFSデータであるかを、判別するための情
報が付加された形態で送られる。この場合は、音声デー
タなので、音声データと判別できる情報が組み込まれ
る。
【0040】また、受信動作の時、アンテナ237で受
信した信号に、音声信号である旨の情報が付加されてい
る場合は、CPU239は、音声信号と判断して以下の
処理を実行する。
【0041】アンテナ237で受信した信号をRF処理
部236で中間周波数に変換した後、変調・復調部23
5で復調する。この信号は、時分割多重されている信号
なので、TDMA信号処理部234によって、必要な信
号を取り出した後、音声コーデック233で圧縮されて
いる信号を伸長する。音声信号に変化された信号は、レ
シーバ105により音声として出力される。
【0042】次に、PIAFSデータの送受信について
説明する。例えば、CAMERA200で撮影され、C
PU部202のFlash213に記憶されている画像
データをPIAFSデータとして送出する場合、Fla
sh213から読み出された画像データは、TDMA信
号処理部234に送られ、TDMA処理した後、これを
変調・復調部235へ送られる。
【0043】変調・復調部235では、TDMA処理さ
れた信号を変調し、RF処理部236で中間周波教から
送信する高周波信号に変換し、アンテナ237より、外
部に送信する。この際、送出するデータには、PIAF
Sデータと判別するための情報が組み込まれた形態で送
出される。
【0044】また、PIAFSデータを受信した場合、
CPU239によってPIAFSデータであることが分
かるので、以下の処理を実行する。すなわち、アンテナ
237で受信した信号をRF処理部236で中間周波数
に変換した後、変調・復調部235で復調する。この信
号は時分割多重されている信号なので、TDMA信号処
理部234で必要な信号を取り出した後、CPU239
に送られる。
【0045】<本体動作制御の説明>図7は、カメラ撮
影動作の制御手順を示すフローチャートである。最初の
ステップS101において、情報送信装置と情報受信装
置とが接続されると、まずステップS102において、
ストロボ発光用のコンデンサに充電を開始する。これ
は、ストロボ撮影にモードが切り替えられた場合に、直
ぐにストロボ発光を行うことができるよう準備するため
である。
【0046】次に、ステップS103において、CCD
コントローラを含むCCDモジュールを動作可能な状態
(enable)にし、続いてステップS104におい
て、撮影時に被写体を確認するための電子ビューファイ
ンダ(EVF)の動作を開始する。
【0047】次に、ステップS105以下に、カメラ部
より取り込んだ映像をEVFへ表示するまでの連続処理
を説明する。ステップS105では、カメラレンズから
取り込んだ被写体の光情報をCCDによって電気信号に
変換する処理を行う。この出力信号は、ノンインターレ
スアナログ信号である。本実施の形態では、処理速度を
上げるために、640×480dotの総画素ではな
く、間引き処理により、320×240dotの縮小サ
イズのデータを出力するようにしている。
【0048】ステップS105で取り込まれた信号は、
次に、イメージプロセッサーに送られ、ステップS10
6において、オートホワイトバランス(AE)処理、ス
トロボ撮影時の補正処理、あるいはYCrCb(4:
2:2)フォーマットヘの信号変換処理などを行う。
【0049】上述の処理によってYCrCb変換された
信号は、さらにステップS107において、CCDから
の入力画像とEVFへの出力画像の処理周波数の違いに
よるアスペクト比のずれを補正する処理、あるいはエン
ディアン変換処理などをソフトウエアによって行う。
【0050】次に、ステップS108において、NTS
CエンコーダーによりNTSC信号に変換された後、ス
テップS109において情報受信装置の画像表示部のL
CDコントローラヘNTSC信号を出力する。このLC
Dコントローラからの出力信号を受けて、ステップS1
10においてEVFによる被写体映像の表示が行われ
る。
【0051】以上、ステップS105からステップS1
10までの処理をある1/30秒のサイクルで連続的に
ループすることにより、被写体映像がEVF上に常にモ
ニターされる。
【0052】<画像データファイルの構造>記憶部に記
憶する画像データファイルの構造は周知の画像ファイル
フォーマットであるJPEG File Interc
hange Formatである。
【0053】ファイルの先頭には、SOI(Start
Of Image)がくる。次いで、APPO(Ap
plication 予約開始マーカー)には,最初に
JFIFであることの宣言(JFIF Marke
r)、次に、その内容を示すヘッダが続く。
【0054】また、JFIF拡張領域も同じようにAP
POで宣言する。図示の例は、サムネイル画像データ
(解像度の低いJPEG圧縮データ)をここに記憶す
る。次の領域が本体CPU部202のFLASH RO
M213に記憶した日時情報などを書き込む拡張領域で
ある。JFIF Extention headerに
は後に続くデータの種類やファイルの大きさなどの情報
を書き込んである。
【0055】<画像データファイルの作成>上述のよう
にシャッターボタンが押され撮影が行われるとCPU2
15は撮影画像をJPEG圧縮し、上述したサムネイル
画像を含むJFIFファイルとしてFLASH ROM
213に記憶する。この時、すでにFLASH ROM
109に記憶されている日時情報などがCPU215に
よって読み込まれ、イメージプロパティ情報を格納する
拡張領域に書き込まれる。
【0056】電源を入れてから最初の画像の場合には、
それまでの移動履歴に相当するものが記録されることに
なる。もちろん、撮影時のCS−IDのみを記録する
か、あるいは一切記録しないように設定することも可能
である。
【0057】なお、CS−IDは、もちろん具体的な場
所情報に変換してもよいし、中間的なコード情報として
イメージプロパティ情報領域に格納することも本発明を
損なうものではない。また、本実施の形態では画像を圧
縮した形態で記憶や伝送を行っているが、必ずしも圧縮
した形態である必要性はない。
【0058】遅延時間測定部238は、情報送信装置と
情報受信装置とが接続された場合、常に信号をもう一方
の装置へと送っている。送られた側では、その信号をす
ぐに元へ送り返す。この間の時間を測定することでデー
タの遅延時間を検出する。そして、上記検出したデータ
の遅延時間値をCPU239に送る。
【0059】CPU239は、CPU215へ上記デー
タ遅延時間の値を送り、CPU215では情報受信装置
からシャッターを切った信号が来た場合、その遅延時間
の分だけ前の画像信号を取り込んで記憶媒体に保存す
る。
【0060】ROM240には、PHS携帯電話機とし
ての機能を動作される。例えば、上述の電界強度より、
基地局を選択する機能などのプログラムや、以下で記述
する本実施の形態に係わる機能を実現するためのプログ
ラムが記憶されている。
【0061】図6は、移動通信体(PHS:Perso
nal Handy System)を使った、システ
ムの構成を示すブロック図である。図6において、PH
S携帯電話機などの移動通信体としての第1の無線移動
局311a及び第2の無線移動局311bがあり、これ
ら無線移動局311a及び311bと無線通信可能な無
線基地局として、第1の無線基地局312a,第2の無
線基地局312b,第3の無線基地局312cが設けら
れている。
【0062】これらの第1〜第3の無線基地局312
a,312b,312cのうち、例えば、第3の無線基
地局312cが、第1の無線中継局313aと接続され
ており、この第1の無線中継局313aと無線通信可能
な無線中継局として第2の無線基地局313bが設けら
れている。
【0063】また、上記第1の無線基地局312a,第
2の無線基地局312b、及び第2の無線中継局313
bは、公衆回線網315、さらにインターネット316
にそれぞれ接続されている。このように、第1の無線移
動局311aと第1の無線基地局312aとの間で無線
通信を行い、さらに、第1の無線移動局311aは第1
の無線基地局312aを介して、公衆回線網315に接
続される。
【0064】また、場合によっては、第3の無線基地局
312cは、第1の無線中継局313a,第2の無線基
地局313bを通して公衆回線網315に接続され、さ
らにインターネット316を介して、情報サービスの送
受を行うプロバイダー314に接続されている。
【0065】ここで、公衆回線網315とは、PSTN
(公衆電話回線網:PublicSwitched T
elecommunication Networ
k)、ISDN(総合デジタル通信網:Integra
ted Service Digital Netwo
rk)などで構成されている。
【0066】上記構成により、例えば、第1の無線移動
局311aは第1の無線基地局312a、公衆回線網3
15、及びインターネット316を通して、プロバイダ
ー314と接続して、画像データやテキストデータの送
受を行うことができる。
【0067】次に、図5のブロック図、及び図6の移動
通信体を使ったシステムの構成図、図8のフローチャー
トを使って、本実施の形態の情報伝送システムを詳細に
説明する。本実施の形態のような情報伝送システムで
は、画像データなどの送信には情報送信装置と情報受信
装置との距離に相当する時間がかかる。遅延時間測定部
238でこの時間は測定されている。
【0068】遅延時間測定部では、図8のフローチャー
トの操作が実行されている。図8のフローチャートにお
いて、ステップS201において、情報送信装置の遅延
時間測定部から情報受信装置に対して所定の信号を送
る。次に、ステップS202において、情報送信装置か
ら送られた信号を情報受信装置の遅延時間測定部で受信
後、ただちに情報送信装置へ返信する。
【0069】次に、ステップS203において、情報送
信装置から所定の信号を発信してから、情報受信装置か
らの返信を受信するまでの時間を測定する。このステッ
プS201→ステップS202→ステップS203の動
作は、情報送信装置、情報受信装置の2つの装置が接続
されてからは常時実行されている。これにより、情報送
信装置と情報受信装置との間では、両装置間の距離に対
応する遅延時間が常に測定されている。
【0070】上述のようにして測定された時間を2ΔT
とすると、情報受信装置に表示されている画像は情報送
信装置に対してほぼΔT時間だけ遅れた画像である。ま
た、情報受信装置のシャッターが切られた時、そのシャ
ッター信号が情報送信装置に到着した時にはさらに△T
の時間が経過する。
【0071】そのため、情報受信装置側に居る撮影者の
欲しい画像は、情報送信装置で撮影されている画像より
2△T時間だけ前に撮影された画像である。このため、
単に撮影者が画像を見ながら情報受信装置のシャッター
を押し、その信号を受けてから情報送信装置で画像を保
存すると、撮影者が欲しい画像とシャッター操作信号に
基いて保存した画像とがずれてしまう。
【0072】そこで、本実施の形態においては、ステッ
プS204においてシャッターが切られるとステップS
205に進み、シャッター操作が行われたことを示す信
号が情報受信装置側から情報送信装置側へ送られる。
【0073】次に、ステップS206に進み、情報受信
装置からのシャッター信号が来てから、2△T前の画像
を保存する処理を行う。次に、ステップS207におい
て、上記保存した画像を情報受信装置へ送信する。
【0074】CPU部215では、上述した情報送信装
置と情報受信装置との間の距離に対応する遅延時間を認
識し、2△T前迄の画像を常に保存している。そして、
ある一定の時間(2△T+α)が経過したら消去するよ
うにしており、シャッターが押された場合は消去せずに
保存する。
【0075】なお、常に保存する画像は2△T時間以上
前ならばどれだけでもよいので、メモリが満たされるま
で保存しておき、それから消去してもよい。ここで、本
実施の形態では1/30秒の間隔でステップS201〜
ステップS203の処理と画像の保存処理を繰り返し行
っているが、メモリの利用量を考慮した場合、画像を保
存する間隔を長くしてメモリの使用量を減らすこともで
きる。
【0076】しかし、この場合は撮影者の望む画像を確
実に保存できない場合も考えられるので、その場合は保
存されている画像をすぐに消去せず、保存されている画
像の中から撮影者が望む画像に近いものを選び、保存す
る必要がある。
【0077】また、遅延時間2△Tは、情報送信装置ま
たは情報受信装置、さらに両方が移動中の場合などを考
慮すると動的に変化する可能性があるので、保存される
画像は正確に2△T前の画像だけでなく、2△T前後の
時間の画像も保存する必要がある。
【0078】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、ある遅延をもって画像データを伝送する経路によ
って接続されたカメラにおいて、撮影者と撮影部とが離
れた撮影システムにおいて撮影する時に、データ伝送に
おける遅延時間を測定し、遅延時間を認識して画像を取
り込んで保存することで、経路の長短に関係なく撮影者
が望む画像を確実に保存することができる。
【0079】[第2の実施の形態]以下、図面に基づい
て本発明の第2の実施の形態を詳細に説明する。なお、
この実施の形態において用いる装置は第1の実施の形態
と同様なものなので、図5のブロック図及び図9のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0080】上述したように、画像データなどの送信に
情報送信装置と情報受信装置の距離に相当する時間がか
かる。遅延時間測定部238でこの時間は測定されてい
るが、その方法は以下のようなものである。
【0081】遅延時間測定部238では、図9のフロー
チャートの手順で処理が実行されている。すなわち、図
9のフローチャートにおいて、ステップS301では、
情報送信装置の遅延時間測定部より、情報受信装置に対
して送る画像データに、時間識別のマークをつける。
【0082】ステップS302では、上記ステップS3
01で送った画像データを一時的に情報送信装置のFl
ash213に保存する。ステップS301では、RO
M212に記憶されている日時情報などがCPU111
によって読み込まれ、イメージプロパティ情報を格納す
る拡張領域に着き込まれる。これが付けられるマークで
ある。
【0083】このステップS301→ステップS302
の動作は、情報送信装置と情報受信装置の2つの装置が
回線を介して接続されて、画像が送信され始めてからは
常時実行されている。
【0084】この間、情報送信装置のFlash213
には画像が保存され続けているが、ある一定の時間が経
った画像から順に消去されている。ここで、ステップS
302に続くステップS303においてシャッターが切
られた場合は、ステップS304に進む。
【0085】ステップS304では、情報送信装置より
送られてきた画像データの中から情報受信装置で画像を
特定した時、つまりシャッターを切った時の日時情報を
情報送信装置へ返信する。
【0086】ステップS305では、情報受信装置より
情報送信装置へ返信された日時情報から、特定した画像
が発信されてから返信されるまでの時間を測定する。次
に、ステップS306では、一時的に保存されている画
像の中から、測定された時間の分だけ前の画像を取り込
んで保存する。
【0087】次に、ステップS307では、情報受信装
置へ送信する。このような処理を行うことによっても、
上述した第1の実施の形態と同様に撮影者が欲しい画像
を保存することができる。
【0088】[第3の実施の形態]以下、図面に基づい
て本発明の第3の実施の形態を詳細に説明する。この第
3の実施の形態で用いる装置は第1の実施の形態と同様
なものであり、図5のブロック図と、図10のフローチ
ャートを用いて本実施の形態を説明する。
【0089】この実施の形態では、画像データなどの送
信に情報送信装置と情報受信装置の距離に相当する時間
がかかる。しかし、そのデータ送信時の遅延時間は情報
送信装置と情報受信装置がどんなに離れていても、また
どんな経路を経由したとしても限界があるので、ある一
定時間以下に収まるはずである。
【0090】本実施の形態では、まず前もって調査を行
いその遅延時間の限界値を測定する。そして、情報送信
装置、情報受信装置には測定された遅延時間の限界値と
同じ長さだけ前までの画像を常に保存するようになって
いる。遅延時間測定部では、図10のフローチャートの
処理が実行されている。
【0091】図10のフローチャートにおいて、最初の
ステップS401では、情報送信装置の遅延時間測定部
より、情報受信装置に対して送る画像データに時間識別
のマークをつける。
【0092】次に、ステップS402では、上記ステッ
プS401で送った画像データを一時的に情報送信装置
のFlash213に保存する。ステップS401で
は、FLASH ROM109に記憶されている日時情
報などがCPU111によって読み込まれ、イメージプ
ロパティ情報を格納する拡張領域に書き込まれる。これ
が付けられるマークである。
【0093】このステップS401→ステップS402
の処理は、情報送信装置、情報受信装置の2つの装置が
接続されて、画像が送信され始めてから常時実行されて
いる。この期間に情報送信装置のFlash213には
画像が保存されつづけているが、遅延時間の限界値が経
過した画像から順に消去されている。
【0094】ここで、ステップS402に続くステップ
S403でシャッターが切られた場合は、ステップS4
04に進む。ステップS404では、情報送信装置より
送られてきた画像データの中から情報受信装置で画像を
特定した時、つまりシャッターを切った時の日時情報を
情報送信装置へ返信する。
【0095】ステップS405では、情報受信装置より
情報送信装置へ返信された日時情報に一致する画像を、
一時的に保存した画像の中から取り出して保存する。次
に、ステップS406では、情報受信装置へ送信。この
ような処理を行うことによっても、第1の実施の形態と
同様に撮影者が欲しい画像を確実に保存することができ
る。
【0096】また、このような処理を行うことで、どち
らかの無線通信装置が移動中の場合などの遅延時間の動
的変化を考慮する必要が無くなり、撮影者が欲しい画像
と保存される画像とのずれをより少なくすることができ
る。さらに、無線通信装置の構造も簡易化することがで
きる。
【0097】[第4の実施の形態]本実施の形態では、
図11に示すようにカメラ部400,SubCPU部4
01、CPU部402で構成される情報送信装置と、カ
ラーLCD107、シャッター102及びCPU239
によって構成される画像表示部403で構成される情報
受信装置の2つの装置で構成されており、情報送信装置
と情報受信装置はデータ通信経路404によって接続さ
れている。これらが協調動作することにより各機能を実
現している。以下では、各ブロック別により詳細な機能
の説明を記述する。
【0098】〔情報送信装置〕〔カメラ部〕Camer
a部400は、レンズ101、光電変換素子102、画
像処理部103からなり、CCDなどの光電変換素子1
02はレンズ101によって光電変換素子102上に投
影された画像を電気信号に変換する。
【0099】画像処理部103は、出力された電気信号
をA/D変換し、デジタル化された信号をさらにガンマ
変換、色空間変換、AE,AWBなどの画像処理を行う
ものである。また、ストロボ109はCPU部402の
CPU215からの信号に応じて発光を行う。
【0100】〔SubCPU部〕SubCPU部401
は、以下に示すようなブロック及び機能を有する。Su
bCPU216、シャッター信号受信部106など各種
のスイッチを備え、入力された信号に応じたコマンドを
CPU部402に送信する。
【0101】さらに、電池217と接続され、電池エネ
ルギーの残量や充電時の電池の情報(電圧、温度等)を
受け取り、その情報に応じた処理を行う。たとえば、電
池の出力電圧を監視して、過充電や過放電のような異常
を検出した場合は保護処理を実行する。
【0102】〔CPU部〕CPU部402は、CAME
RA部400から入力された画像情報を記憶することが
できる。CAMERA部400から入力された画像情報
はDRAM212に一旦ストレージされ、CPU215
にて周知のJPEG圧縮を行って、データ量を縮小した
後に所定のフォーマットに準拠した形でFLASH R
OM213に格納する。CPU215は、FLASH2
13に格納された情報を必要に応じて読み出し、消去が
できる。また、画像情報を情報送信装置に対して送信し
ている。
【0103】CPU部402には、情報受信装置に対し
てのデータ送信時間、つまり情報受信装置で表示される
画像の情報送信装置のカメラ部で撮影されている画像に
対する遅れを測定する装置が取り付けられている、この
遅延時間測定装置238は、常に信号を情報受信装置に
送っている。情報受信装置の方ではこの信号を受け取り
次第、情報送信装置に送り返している。この信号の送っ
てから帰ってくるまでの時間を測定することで、データ
送信に必要な時間を測定している。
【0104】この測定された時間を2△Tとすると、情
報受信装置に表示されてる画像は情報送信装置に対して
△T遅れた画像であり、またシャッターが切られた時、
その信号が情報送信装置に到着した時にはさらに△Tの
時間が経過する。そのため、撮影者の欲しい画像は情報
送信装置で撮影されている画像より2△T前の画像であ
る。CPU部402ではこの遅延時間を認識し、常に2
△T前の画像を保存し、ある一定の時間が経過したら消
去するようになっており、シャッターが押された場合は
消去せず保存する。CPU215は装置全体の制御をつ
かさどっており、ROM110に格納されたプログラム
に応じて装置の立ち上げ、シャットダウンを行う。
【0105】画像表示部403は表示手段としてカラー
LCD107を有し、情報送信装置より送られる記憶し
た画像やテキスト及び、ビューファインダとしてのカメ
ラ部からの入力画像表示、さまざまな条件設定のための
メニュー表示を行う。
【0106】シャッター部102は撮影者がシャッター
を押したと同時に信号を情報送信装置へ送る。それから
情報送信装置で上述の遅延時間が考慮された画像が保存
される。データ通信経路部により情報送信装置と情報受
信装置を接続し、データを送信する部分で現在の形態で
はPHSや携帯電話、インターネットなどの通信経路が
考えられる。
【0107】この第4の実施の形態でも、図8または図
9に示される遅延時間測定のフローチャートを実行され
ており、遅延時間が測定されシャッターが切られた時に
はその遅延時間に対応した形態で画像が保存されてい
る。
【0108】このように画像撮影部と画像表示部を分離
した構成にし、第1の実施の形態と同様の効果が得られ
る。また第1の実施の形態に対して、情報送信装置の1
台辺りのコストを下げることができる。更に撮影部であ
る通信装置を複数置き、一台の情報受信装置からどの情
報送信装置にでも接続できるようにすれば、より便利に
なる。
【0109】なお、上述した実施の形態においては、遅
延時間測定用の信号を画像送信装置側から送信し、画像
受信装置側から返信されるようにした実施の形態を示し
たが、これとは逆に、上記遅延時間測定用の信号を画像
受信装置側から送信し、画像送信装置側から返信される
ようにしてもよい。
【0110】(本発明の他の実施形態)本発明は複数の
機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機
器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適
用しても1つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0111】また、上述した実施形態の機能を実現する
ように各種のデバイスを動作させるように、上記各種デ
バイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュ
ータに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフ
トウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあ
るいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に
格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作
させることによって実施したものも、本発明の範疇に含
まれる。
【0112】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0113】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共
同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0114】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
は言うまでもない。
【0115】
【発明の効果】以上、説明したように、ある遅延をもっ
てデータなどを伝送する経路によって接続された画像送
信装置と画像受信装置との間において、撮影者と撮影部
が離れて撮影する時に、データ伝送における遅延時間を
測定し、遅延時間を認識して画像を保存することで、デ
ータの遅延時間による撮影部に保存される画像と撮影者
の望む画像のずれを無くすことができ、経路の距離に関
係なく撮影者が望む画像を取り込んで保存することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく装置の各モードにおける機能説
明図である。
【図2】装置の外観を示す斜視図である。
【図3】装置の外観を示す斜視図である。
【図4】パワースイッチを兼ねたMODE-DIAL の正面図で
ある。
【図5】第1の実施の形態及び第2の実施の形態の無線
通信機器内部の構成を示すブロック図である。
【図6】移動通信体を使ったシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【図7】本体動作制御の手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】第1の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図9】第2の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図10】第3の実施の形態の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図11】第4の実施の形態の無線通信機器の簡単な構
成例を示すのブロック図である。
【符号の説明】
101 パワースイッチを含むMODED1AL 102 カメラのシャッタボタン 103 電話番号等を入力するキーボード 104 白黒液晶 105 内蔵レシーバ 106 マイク 107 カラー液晶 108 レンズ 109 ストロボ 110 ポインティングデバイス 200 Camera部 2011SubCPU部 202 CPU部 203 PHS部 205 光電変換素子 206 画像処理部 209 IrDA 210 RS232C 212 ROM 213 FLASH ROM 215 CPU 216 SubCPU 217 電池 233 音声コーデック 234 TDMA信号処理部 235 変調・復調部 236 RF処理部 237 アンテナ 238 遅延時間測定部 239 CPU 240 ROM 241 RAM 311a ,311b 移動局 312a,312b,312c 無線通信可能な基地局 313a,313b PHS携帯電話機などの移動通信
体としての移動局 314 プロバイダー 315 公衆回線網 316 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA12 AC00 AC03 AC16 AC31 AC69 AC75 5K067 AA14 BB21 DD27 DD52 EE02 EE10 FF02 FF23 GG01 KK15

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ伝送用回線を介して画像受信装置
    と接続されたときに、上記データ伝送用回線を介して上
    記画像受信装置に遅延時間測定用信号を送信する測定信
    号送信手段と、 上記遅延時間測定用信号が上記画像受信装置から送り返
    されてくる迄の経過時間を測定してデータ伝送を行う際
    の遅延時間を測定する遅延時間測定手段とを具備するこ
    とを特徴とする画像送信装置。
  2. 【請求項2】 データ伝送用回線を介して画像受信装置
    と接続されたときに、上記データ伝送用回線を介して上
    記画像受信装置に遅延時間測定用信号を送信する測定信
    号送信手段と、 上記情報データ伝送用回線を介して送信する画像データ
    を生成する画像データ生成手段と、 上記画像データ生成手段によって生成された画像データ
    を保存する画像データ保存手段と、 上記画像データを表示する画像データ表示手段と、 上記画像受信装置から上記遅延時間測定用信号が送り返
    されてくる迄の経過時間を測定してデータ伝送を行う際
    の遅延時間を測定する遅延時間測定手段と、 上記情報データ伝送用回線を介して入力された特定信号
    に対応する特定画像データを取り込んで保存する特定画
    像データ保存手段と、 上記特定画像データ保存手段に保存されている特定画像
    データを上記データ伝送用回線を介して上記画像受信装
    置に送信する画像データ送信手段とを具備することを特
    徴とする画像送信装置。
  3. 【請求項3】 上記画像データ保存手段は、上記画像送
    信装置と上記画像受信装置との間のデータ伝送時の遅延
    時間を考慮して画像データを保存することを特徴とする
    請求項1または2に記載の画像送信装置。
  4. 【請求項4】 上記画像データ保存手段は、上記画像送
    信装置と上記画像受信装置との間の伝送往復時間よりも
    長く画像データを保存することを特徴とする請求項1〜
    3の何れか1項に記載の画像送信装置。
  5. 【請求項5】 データ伝送用回線を介して接続された画
    像送信装置から送られてくる遅延時間測定用信号を受信
    し、それを上記画像送信装置に返信する遅延時間測定用
    信号返信手段を具備することを特徴とする画像受信装
    置。
  6. 【請求項6】 データ伝送用回線を介して接続された画
    像送信装置から送られてくる遅延時間測定用信号を受信
    し、それを上記画像送信装置に返信する遅延時間測定用
    信号返信手段と、 上記画像送信装置から送られてくる画像データを表示す
    る画像データ表示手段と、 上記画像データ表示手段に表示された画像データの中か
    ら所定の画像データを選択する画像データ選択手段と、 上記画像データ選択手段によって選択された画像データ
    を特定する特定信号を上記画像送信装置に送信する特定
    信号送信手段とを具備することを特徴とする画像受信装
    置。
  7. 【請求項7】 データ伝送用回線を介して画像受信装置
    と接続されたときに、上記データ伝送用回線を介して上
    記画像受信装置に遅延時間測定用信号を送信する測定信
    号送信手段と、上記遅延時間測定用信号が上記画像受信
    装置から送り返されてくる迄の経過時間を測定してデー
    タ伝送を行う際の遅延時間を測定する遅延時間測定手段
    とを具備する画像送信装置と、 上記画像送信装置から送られてくる遅延時間測定用信号
    を受信し、それを上記画像送信装置に返信する遅延時間
    測定用信号返信手段を具備する画像受信装置とからなる
    ことを特徴とする画像伝送システム。
  8. 【請求項8】 データ伝送用回線を介して画像受信装置
    と接続されたときに、上記データ伝送用回線を介して上
    記画像受信装置に遅延時間測定用信号を送信する測定信
    号送信手段と、上記遅延時間測定用信号が上記画像受信
    装置から送り返されてくる迄の経過時間を測定してデー
    タ伝送を行う際の遅延時間を測定する遅延時間測定手段
    とを具備する画像送信装置と、 上記画像送信装置から送られてくる遅延時間測定用信号
    を受信し、それを上記画像送信装置に返信する遅延時間
    測定用信号返信手段と、上記画像送信装置から送られて
    くる画像データを表示する画像データ表示手段と、上記
    画像データ表示手段に表示された画像データの中から所
    定の画像データを選択する画像データ選択手段と、上記
    画像データ選択手段によって選択された画像データを特
    定する特定信号を上記画像送信装置に送信する特定信号
    送信手段とを具備する画像受信装置とからなることを特
    徴とする画像伝送システム。
  9. 【請求項9】 データ伝送用回線を介して画像受信装置
    と接続されたときに、上記データ伝送用回線を介して上
    記画像受信装置に遅延時間測定用信号を送信する測定信
    号送信手段と、上記情報データ伝送用回線を介して送信
    する画像データを生成する画像データ生成手段と、上記
    画像データ生成手段によって生成された画像データを保
    存する画像データ保存手段と、上記画像データを表示す
    る画像データ表示手段と、上記画像受信装置から上記遅
    延時間測定用信号が送り返されてくる迄の経過時間を測
    定してデータ伝送を行う際の遅延時間を測定する遅延時
    間測定手段と、上記情報データ伝送用回線を介して入力
    された特定信号に対応する特定画像データを取り込んで
    保存する特定画像データ保存手段と、上記特定画像デー
    タ保存手段に保存されている特定画像データを上記デー
    タ伝送用回線を介して上記画像受信装置に送信する画像
    データ送信手段とを具備する画像送信装置と、 上記画像送信装置から送られてくる遅延時間測定用信号
    を受信し、それを上記画像送信装置に返信する遅延時間
    測定用信号返信手段を具備する画像受信装置とからなる
    ことを特徴とする画像伝送システム。
  10. 【請求項10】 データ伝送用回線を介して画像受信装
    置と接続されたときに、上記データ伝送用回線を介して
    上記画像受信装置に遅延時間測定用信号を送信する測定
    信号送信手段と、上記情報データ伝送用回線を介して送
    信する画像データを生成する画像データ生成手段と、上
    記画像データ生成手段によって生成された画像データを
    保存する画像データ保存手段と、上記画像データを表示
    する画像データ表示手段と、上記画像受信装置から上記
    遅延時間測定用信号が送り返されてくる迄の経過時間を
    測定してデータ伝送を行う際の遅延時間を測定する遅延
    時間測定手段と、上記情報データ伝送用回線を介して入
    力された特定信号に対応する特定画像データを取り込ん
    で保存する特定画像データ保存手段と、上記特定画像デ
    ータ保存手段に保存されている特定画像データを上記デ
    ータ伝送用回線を介して上記画像受信装置に送信する画
    像データ送信手段とを具備する画像送信装置と、 上記画像送信装置から送られてくる遅延時間測定用信号
    を受信し、それを上記画像送信装置に返信する遅延時間
    測定用信号返信手段と、上記画像送信装置から送られて
    くる画像データを表示する画像データ表示手段と、上記
    画像データ表示手段に表示された画像データの中から所
    定の画像データを選択する画像データ選択手段と、上記
    画像データ選択手段によって選択された画像データを特
    定する特定信号を上記画像送信装置に送信する特定信号
    送信手段とを具備する画像受信装置とからなることを特
    徴とする画像伝送システム。
  11. 【請求項11】 データ伝送用回線を介して画像受信装
    置と接続されたときに、上記データ伝送用回線を介して
    上記画像受信装置に遅延時間測定用信号を送信する測定
    信号送信処理と、上記遅延時間測定用信号が上記画像受
    信装置から送り返されてくる迄の経過時間を測定してデ
    ータ伝送を行う際の遅延時間を測定する遅延時間測定処
    理とを画像送信装置が行い、 上記画像送信装置から送られてくる遅延時間測定用信号
    を受信し、それを上記画像送信装置に返信する遅延時間
    測定用信号返信処理を画像受信装置が行うことを特徴と
    する画像伝送方法。
  12. 【請求項12】 データ伝送用回線を介して画像受信装
    置と接続されたときに、上記データ伝送用回線を介して
    上記画像受信装置に遅延時間測定用信号を送信する測定
    信号送信処理と、上記遅延時間測定用信号が上記画像受
    信装置から送り返されてくる迄の経過時間を測定してデ
    ータ伝送を行う際の遅延時間を測定する遅延時間測定処
    理とを画像送信装置が行い、 上記画像送信装置から送られてくる遅延時間測定用信号
    を受信し、それを上記画像送信装置に返信する遅延時間
    測定用信号返信処理と、上記画像送信装置から送られて
    くる画像データを表示手段に表示する画像データ表示処
    理と、上記表示手段に表示された画像データの中から所
    定の画像データを選択する画像データ選択処理と、上記
    画像データ選択処理によって選択された画像データを特
    定する特定信号を上記画像送信装置に送信する特定信号
    送信処理とを画像受信装置が行うことを特徴とする画像
    伝送方法。
  13. 【請求項13】 データ伝送用回線を介して画像受信装
    置と接続されたときに、上記データ伝送用回線を介して
    上記画像受信装置に遅延時間測定用信号を送信する測定
    信号送信処理と、上記情報データ伝送用回線を介して送
    信する画像データを生成する画像データ生成処理と、上
    記画像データ生成処理によって生成された画像データを
    保存手段に保存する画像データ保存処理と、上記画像デ
    ータを表示手段に表示する画像データ表示処理と、上記
    画像受信装置から上記遅延時間測定用信号が送り返され
    てくる迄の経過時間を測定してデータ伝送を行う際の遅
    延時間を測定する遅延時間測定処理と、上記情報データ
    伝送用回線を介して入力された特定信号に対応する特定
    画像データを取り込んで保存する特定画像データ保存処
    理と、上記特定画像データ保存処理に保存されている特
    定画像データを上記データ伝送用回線を介して上記画像
    受信装置に送信する画像データ送信処理とを画像送信装
    置が行い、 上記画像送信装置から送られてくる遅延時間測定用信号
    を受信し、それを上記画像送信装置に返信する遅延時間
    測定用信号返信処理を画像受信装置が行うことを特徴と
    する画像伝送方法。
  14. 【請求項14】 データ伝送用回線を介して画像受信装
    置と接続されたときに、上記データ伝送用回線を介して
    上記画像受信装置に遅延時間測定用信号を送信する測定
    信号送信処理と、上記情報データ伝送用回線を介して送
    信する画像データを生成する画像データ生成処理と、上
    記画像データ生成処理によって生成された画像データを
    保存手段に保存する画像データ保存処理と、上記画像デ
    ータを表示する画像データ表示処理と、上記画像受信装
    置から上記遅延時間測定用信号が送り返されてくる迄の
    経過時間を測定してデータ伝送を行う際の遅延時間を測
    定する遅延時間測定処理と、上記情報データ伝送用回線
    を介して入力された特定信号に対応する特定画像データ
    を取り込んで保存する特定画像データ保存処理と、上記
    特定画像データ保存処理に保存されている特定画像デー
    タを上記データ伝送用回線を介して上記画像受信装置に
    送信する画像データ送信処理とを画像送信装置が行い、 上記画像送信装置から送られてくる遅延時間測定用信号
    を受信し、それを上記画像送信装置に返信する遅延時間
    測定用信号返信処理と、上記画像送信装置から送られて
    くる画像データを表示手段に表示する画像データ表示処
    理と、上記表示手段に表示された画像データの中から所
    定の画像データを選択する画像データ選択処理と、上記
    画像データ選択処理によって選択された画像データを特
    定する特定信号を上記画像送信装置に送信する特定信号
    送信処理とを画像受信装置が行うことを特徴とする画像
    伝送方法。
  15. 【請求項15】 請求項1〜10に記載の各手段として
    コンピュータを機能させるためのプログラムをコンピュ
    ータから読み出し可能に格納したことを特徴とする記憶
    媒体。
  16. 【請求項16】 請求項11〜14の何れか1項に記載
    の画像伝送方法の手順をコンピュータに実行させるため
    のプログラムをコンピュータから読み出し可能に格納し
    たことを特徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 データ伝送用回線を介して画像送信装
    置と接続されたときに、上記データ伝送用回線を介して
    上記画像送信装置に遅延時間測定用信号を送信する測定
    信号送信手段と、 上記遅延時間測定用信号が上記画像送信装置から送り返
    されてくる迄の経過時間を測定してデータ伝送を行う際
    の遅延時間を測定する遅延時間測定手段とを具備するこ
    とを特徴とする画像受信装置。
  18. 【請求項18】 データ伝送用回線を介して接続された
    画像受信装置から送られてくる遅延時間測定用信号を受
    信し、それを上記画像受信装置に返信する遅延時間測定
    用信号返信手段を具備することを特徴とする画像送信装
    置。
  19. 【請求項19】 データ伝送用回線を介して画像送信装
    置と接続されたときに、上記データ伝送用回線を介して
    上記画像送信装置に遅延時間測定用信号を送信する測定
    信号送信手段と、上記遅延時間測定用信号が上記画像送
    信装置から送り返されてくる迄の経過時間を測定してデ
    ータ伝送を行う際の遅延時間を測定する遅延時間測定手
    段とを具備する画像受信装置と、 上記画像受信装置から送られてくる遅延時間測定用信号
    を受信し、それを上記画像受信装置に返信する遅延時間
    測定用信号返信手段を具備する画像送信装置とからなる
    ことを特徴とする画像伝送システム。
  20. 【請求項20】 データ伝送用回線を介して画像送信装
    置と接続されたときに、上記データ伝送用回線を介して
    上記画像送信装置に遅延時間測定用信号を送信する測定
    信号送信処理と、上記遅延時間測定用信号が上記画像送
    信装置から送り返されてくる迄の経過時間を測定してデ
    ータ伝送を行う際の遅延時間を測定する遅延時間測定処
    理とを画像受信装置が行い、 上記画像受信装置から送られてくる遅延時間測定用信号
    を受信し、それを上記画像受信装置に返信する遅延時間
    測定用信号返信処理を画像送信装置が行うことを特徴と
    する画像伝送方法。
  21. 【請求項21】 請求項17〜19に記載の各手段とし
    てコンピュータを機能させるためのプログラムをコンピ
    ュータから読み出し可能に格納したことを特徴とする記
    憶媒体。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載の画像伝送方法の手
    順をコンピュータに実行させるためのプログラムをコン
    ピュータから読み出し可能に格納したことを特徴とする
    記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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