JP4263067B2 - 携帯機器 - Google Patents

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Description

この発明は、一般的には、携帯機器に関し、より特定的には、カメラ機能を備え、2つの筐体が回動可能に取り付けられて構成される携帯機器に関する。
従来、ヒンジを介して2つの筐体が折り畳み可能に連結されたクラムシェルタイプの携帯電話機が広く普及している。このタイプの携帯電話機では、一般的に、一方の筐体に表示部やレシーバなどが設けられ、他方の筐体に操作ボタンやマイクなどが設けられている。また、このようなタイプの携帯電話機にカメラ機能を備えたものが販売されており、たとえば、特開2002−344605号公報に開示されている(特許文献1)。
また別に、カメラ本体部を傾けた状態で被写体を撮像した場合、撮像して得た画像が正像または傾像状態の画像であるかを識別でき、またシャッター操作をスムーズに行なうことを目的としたカメラが、特開平10−304233号公報に開示されている(特許文献2)。
特開2002−344605号公報 特開平10−304233号公報
カメラ機能を備える携帯電話機を用いれば、たとえば、友人や自分の姿を静止画像または動画像として記録したり、その記録した画像を他の携帯電話機に送信したりすることができるため非常に便利である。
しかし、クラムシェルタイプの携帯電話機の場合、通常ユーザーは、2つの筐体を折り畳んだ状態で携帯電話機を持ち歩く。このため、ユーザーは、まず携帯電話機を開いた状態とし、表示部に映し出される被写体を確認してから撮影を行なわなければならない。このような手間によって、カメラとして使用する場合の携帯電話機の操作性が損なわれている。
また最近になって、携帯電話機を折り畳んだ状態で自分以外の被写体を撮影できるタイプのものが販売され始めている。しかし、専用のカメラと異なり、折り畳んだ状態の携帯電話機は、単純な直方体形状を有する。このため、ユーザーは、いずれの面が上か確認してから携帯電話機を構えなければならなかったり、一度構えた携帯電話機を持ち変えなければならなかったりする。このような理由から、カメラとして使用する場合の携帯電話機の操作性が損なわれている。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、操作性に優れた携帯機器を提供することである。
この発明の1つの局面に従った携帯機器は、第1の筐体と、第1の筐体の端部に設けられたヒンジ部と、ヒンジ部を介して第1の筐体に折り畳み可能に設けられた第2の筐体と、第1の筐体に収容され、撮影レンズを含むカメラ部とを備える。第1の筐体は、撮影レンズが設けられ、第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で外側に露出する第1の表面を含む。第2の筐体は、カメラ部によって認識された特定画像を表示する表示部が設けられ、第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で、第1の表面と反対側に位置し、外側に露出する第2の表面を含む。第1および第2の筐体は、第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で、第1および第2の表面に連なり、互いに平行に延在する一対の側面をさらに含む。携帯機器は、一対の側面の一方に設けられ、カメラ部を操作するための第1のシャッターボタンと、一対の側面の他方に設けられ、カメラ部を操作するための第2のシャッターボタンと、表示部に表示された特定画像を記録するメモリ部と、第1のシャッターボタンを用いてカメラ部を操作した場合、表示部に表示された特定画像をそのまま記録するようにメモリ部に指示を出し、第2のシャッターボタンを用いてカメラ部を操作した場合、表示部に表示された特定画像を180°回転させて記録するようにメモリ部に指示を出す制御部とをさらに備える。
このように構成された携帯機器によれば、一対の側面の両方にカメラ部を操作するためのシャッターボタンが設けられている。このため、ユーザーは、一対の側面のいずれを上側にして携帯機器を把持したとしても、第1および第2のシャッターボタンのいずれかを押下することができる。これにより、携帯機器を持ち直すことなく素早く撮影を行なうことができるため、携帯機器の操作性を向上させることができる。
また、携帯機器は、表示部に表示された特定画像を記録するメモリ部と、第1のシャッターボタンを用いてカメラ部を操作した場合、表示部に表示された特定画像をそのまま記録するようにメモリ部に指示を出し、第2のシャッターボタンを用いてカメラ部を操作した場合、表示部に表示された特定画像を180°回転させて記録するようにメモリ部に指示を出す制御部とをさらに備える。このような構成により、第1のシャッターボタンを用いた場合と第2のシャッターボタンを用いた場合とで、表示部に表示された特定画像が上下逆向きにメモリ部に記憶されることを防止できる。
また好ましくは、ヒンジ部には、三脚取り付け用のナットが設けられている。
この発明の別の局面に従った携帯機器は、第1の筐体と、第1の筐体の端部に設けられたヒンジ部と、ヒンジ部を介して第1の筐体に折り畳み可能に設けられた第2の筐体と、第1の筐体に収容され、撮影レンズを含むカメラ部とを備える。第1の筐体は、撮影レンズが設けられ、第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で外側に露出する第1の表面を含む。第2の筐体は、カメラ部によって認識された特定画像を表示する表示部が設けられ、第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で、第1の表面と反対側に位置し、外側に露出する第2の表面を含む。第1および第2の筐体は、第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で、第1および第2の表面に連なり、互いに平行に延在する一対の側面をさらに含む。携帯機器は、一対の側面の一方に設けられ、カメラ部を操作するための第1のシャッターボタンと、一対の側面の他方に設けられ、カメラ部を操作するための第2のシャッターボタンとをさらに備える。ヒンジ部には、三脚取り付け用のナットが設けられている。
このように構成された携帯機器によれば、一対の側面の両方にカメラ部を操作するためのシャッターボタンが設けられている。このため、ユーザーは、一対の側面のいずれを上側にして携帯機器を把持したとしても、第1および第2のシャッターボタンのいずれかを押下することができる。これにより、携帯機器を持ち直すことなく素早く撮影を行なうことができるため、携帯機器の操作性を向上させることができる。
また、ヒンジ部には、三脚取り付け用のナットが設けられている。このような構成により、特別なアタッチメントを準備することなく、三脚を直接、携帯機器に装着することができる。
また好ましくは、第1および第2の表面は、略矩形形状を有する。第1および第2のシャッターボタンは、第1および第2の表面のいずれか一方の中心に対して点対称となる位置に配置されている。このように構成された携帯機器によれば、ユーザーは、一対の側面のいずれを上側にして携帯機器を把持したとしても、操作するシャッターボタンが同じ位置に存在する。このため、ユーザーは、第1および第2のシャッターボタンのいずれを用いる場合にも、違和感なくシャッターボタンを押下することができる。
また好ましくは、第1および第2の表面は、略矩形形状を有する。第1および第2のシャッターボタンは、第1および第2の表面のいずれか一方の対角の関係にある位置に配置されている。このように構成された携帯機器によれば、第1および第2のシャッターボタンは、それぞれのシャッターボタンが設けられた側面の端部に配置されている。このため、カメラ部を用いた撮影時、ユーザーが、第1および第2のシャッターボタンが設けられた一対の側面とは異なる側面を把持する場合に、人差し指などが届きやすい位置にシャッターボタンが配置されている。これにより、ユーザーは、容易にシャッターボタンを押下することができる。
また好ましくは、第1の筐体は、第1の操作ボタン群が設けられ、第1の表面の反対側に位置する第3の表面をさらに含む。第1および第2のシャッターボタンのいずれか一方は、ヒンジ部の近傍に位置して第1の筐体に設けられている。第1および第2のシャッターボタンのいずれか他方は、ヒンジ部とは離れて第2の筐体に設けられている。
このように構成された携帯機器によれば、ユーザーは、携帯機器を開いた状態で使用する際、第1の操作ボタン群が設けられた第1の筐体を把持する。本発明では、第1の筐体に設けられるシャッターボタンがヒンジ部の近傍に配置されているため、ユーザーが、第1の筐体を把持した際、誤ってシャッターボタンを押下してしまうことを防止できる。一方、第2の筐体に設けられるシャッターボタンはヒンジ部から離れて配置されている。このため、カメラ部を用いた撮影時、ユーザーが折り畳んだ状態の携帯機器を把持する場合に、第1および第2のシャッターボタンのいずれをも、人差し指などが届きやすい位置に配置することができる。
また好ましくは、第1および第2の筐体の少なくとも一方には、第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で表示部に隣り合う位置に凹部が形成されている。このように構成された携帯機器によれば、指先を凹部に収まるように位置決めすることによって、携帯機器を確実に把持することができる。これにより、カメラ部を用いて撮影する時や携帯機器を持ち運ぶ時に、携帯機器を滑り落とすことがない。
また好ましくは、第1および第2の筐体には、第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で互いの位置関係を固定する位置固定手段が設けられている。このように構成された携帯機器によれば、シャッターボタンを押下する際に、そのシャッターボタンが設けられた筐体の位置が他方の筐体に対して下がることを防止できる。これにより、手ぶれを起こすことなく、鮮明な画像で撮影を行なうことができる。
また好ましくは、第2の表面には、表示部の近傍に位置して第2の操作ボタン群が設けられている。このように構成された携帯機器によれば、第1および第2の筐体を折り畳んだ状態のまま、各種のボタン操作を行なうことができる。これにより、携帯機器の使い勝手を向上させることができる。
また好ましくは、第1および第2の筐体の少なくとも一方には、第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で外側に露出する位置にマイクが設けられている。このように構成された携帯機器によれば、第1および第2の筐体を折り畳んだ状態のまま、携帯機器を用いて通話を行なうことができる。また、このマイクを表示部と合わせて使用すれば、携帯機器をテレビ電話として利用することもできる。
また好ましくは、ヒンジ部は、第2の表面を表裏反転させるように第2の筐体を回転させる回転機構を含む。このように構成された携帯機器によれば、携帯機器の使用の状況に合わせて、表示部が設けられた第2の表面を適当な方向に向けることができる。これにより、携帯機器の使い勝手を向上させることができる。
以上説明したように、この発明に従えば、操作性に優れた携帯機器を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、この発明の実施の形態における携帯電話機の開いた状態を示す斜視図である。図2は、図1中の携帯電話機を別の角度から見た斜視図である。図3は、図1中の携帯電話機の折り畳んだ状態を示す斜視図である。図4は、図3中の矢印IVから見た携帯電話機を示す斜視図である。図1から図4を参照して、携帯電話機1は、カメラ機能を有するクラムシェルタイプの携帯電話機であり、備える一方の筐体を表裏反転させることができるタイプの携帯電話機である。
携帯電話機1は、筐体2と、回動軸7を中心に回動自在となるように筐体2の端部に設けられたヒンジ4と、回転軸28を中心に回転自在となるようにヒンジ4に接続された筐体3と、筐体2の内部に収容されたカメラ部14とを備える。ヒンジ4を介して筐体3を筐体2に対して角変位自在に動かすことによって、携帯電話機1の形状は、図1および図2に示す開いた状態と図3および図4に示す折り畳んだ状態との間で変化する。回動軸7と回転軸28とは、直交して延びている。
図1および図2を参照して、筐体2は、略矩形形状の表面2bを有するベース部9と、表面2bの所定位置から突出して形成された突出部8とからなる形状を有する。表面2bは、携帯電話機1を開いた状態で外側に面し、折り畳んだ状態で内側に面する表面である。筐体2は、表面2bに対してほぼ直角に連なり、表面2bを挟んで互いに平行に延在する一対の側面5mおよび6mを有する。
回動軸7が延びる方向に延在する表面2bの周縁には、突出部8が設けられている。突出部8は、回動軸7が延びる方向に距離を隔てて位置し、表面2bにほぼ直角に連なる一対の側面8bを有する。一対の側面8bの各々は、一対の側面5mおよび6mの各々より所定の距離だけ内側に寄った位置で、表面2bに連なっている。
ヒンジ4は、回動軸7が延びる方向に延在する中央部4mと、中央部4mの両端から回転軸28が延びる方向に延在する両端部4nとからなる形状を有し、U字状に形成されている。ヒンジ4は、両端部4nが突出部8の一対の側面8bを挟み込むように位置決めされている。ヒンジ4によって、両端部4nと側面8bとが、回動自在に連結され、中央部4mと筐体3とが、回転自在に連結されている。
表面2bには、数字および文字を入力するためのキーなどから構成される入力ボタン群22と、携帯電話機1における各種設定/機能切替を行なうための機能ボタン群21とが設けられている。表面2bには、入力ボタン群22の近傍に位置して、通話用のマイク26が設けられている。側面5mには、カメラ部14の使用時に押下されるシャッターボタン20が設けられている。シャッターボタン20は、ヒンジ4の近傍に位置している。
筐体3は、略矩形形状の表面3aを有する。表面3aは、筐体3を回転させることによって表裏反転する表面である。筐体3は、表面3aに対してほぼ直角に連なり、表面3aを挟んで互いに平行に延在する一対の側面5nおよび6nを有する。
表面3aには、メイン表示部23が設けられている。メイン表示部23は、液晶ディスプレイやEL(electro luminescent)ディスプレイなどによって構成されており、表示ドライバ部を介して与えられる画像データに基づいて画像を表示する。表面3aには、メイン表示部23の近傍に位置して、通話時などに使用するレシーバ29が設けられている。レシーバ29の周りの表面3aは、窪んでおり、凹部27が形成されている。
表面3aには、メイン表示部23を挟んでレシーバ29の反対側に位置して、操作ボタン群30が設けられている。操作ボタン群30は、メイン表示部23の表示情報を確認しながら各種のデータ設定または操作を行なうためのボタンであり、操作ボタン30aから30cによって構成されている。操作ボタン30aから30cが分担する機能については、後述する。側面6nには、カメラ部14の使用時に押下されるシャッターボタン19が設けられている。シャッターボタン19は、シャッターボタン20と比較して、ヒンジ4から離れて位置している。
表面2bの端部には、2つの凸部25が所定の距離を隔てて設けられている。表面3aの端部には、携帯電話機1を折り畳んだ状態で凸部25に係合する位置に2つの凹部24が設けられている。凸部25および凹部24が係合することによって、携帯電話機1を折り畳んだ状態で筐体2および3の互いの位置がずれることを防止できる。
図3を参照して、筐体3は、表面3aの反対側に位置する表面3bを有する。表面3bの端部には、2つの凹部10が所定の距離を隔てて設けられている。突出部8は、筐体2および3を閉じた状態で表面3bにほぼ同一平面上に延在する頂面8aを有する。頂面8aの中心付近は、窪んでおり、凹部12が形成されている。両端部4nの一方には、三脚を取り付けるためのナット11が設けられている。
図4を参照して、筐体2は、表面2bの反対側に位置する表面2aを有する。表面2aには、突出部8の裏側に位置して撮影レンズ14pおよびフラッシュ15が並んで設けられている。フラッシュ15は、カメラ部14で撮影する際の補助光源として使われる。一般的には、補助光源にはキセノン管が用いられ、また最近では、RGBのLED(light emitting diode)が用いられている。これらLEDを同時発光させることによって、白色光の照明を得ることができる。
カメラ部14は、撮影レンズ14pの背面に位置して、筐体2の内部に収容されている。カメラ部14は、CCD(charge coupled device)イメージセンサまたはCMOS(complementary metal oxide semiconductor)イメージセンサなどの撮影素子と、RGBの3色のカラーフィルタとを備える。カメラ部14では、被写体で反射されて撮影レンズ14pに入射した光を、カラーフィルタを通してRGBの3色光に変換し、RGBの3色光をそれぞれCCDに入射させる。
表面2aには、撮影レンズ14pの近傍に位置して、サブ表示部16およびスピーカー17が並んで設けられている。サブ表示部16は、液晶ディスプレイやELディスプレイなどによって構成されている。筐体2の表面2a側には、アンテナ18が昇降自在に設けられている。筐体2は、表面2aから突出部8の頂面8aに向けて延在する端面2cを有する。端面2cは、携帯電話機1を折り畳んだ状態で外側に面する表面である。端面2cには、マイク13が設けられている。
図5および図6は、図1中のメイン表示部が設けられた筐体を回転させた場合の携帯電話機を示す斜視図である。図5を参照して、携帯電話機1を開いた状態とし、筐体3を回転軸28を中心に図1に示す状態から90度だけ回転させる。これにより、筐体3は、メイン表示部23が設けられた表面3aと、入力ボタン群22および機能ボタン群21が設けられた筐体2の表面2bとが直交するように位置決めされる。
図6を参照して、筐体3を回転軸28を中心に図5に示す状態からさらに90度だけ回転させる。これにより、筐体3は、表面3aと筐体2の表面2aとが同一方向を向き、表面3bと筐体2の表面2bとが同一方向を向くように位置決めされる。なお、図1、図5および図6に示す状態のみならず、筐体3を回転軸28を中心に適当な角度だけ回転させることによって、表面3aに設けられたメイン表示部23を所望の方向に向けることができる。
このように携帯電話機1では、筐体3が回転自在に設けられている。このため、カメラ部14を用いて被写体を撮影する場合に、ユーザーは、その撮影の条件にあわせてメイン表示部23の向きを選択することができる。たとえば、正面に立った被写体を撮影する場合、ユーザーは、筐体3を図1に示す状態に位置決めする。これにより、撮影レンズ14pを被写体に向けながら、メイン表示部23に映し出された被写体の姿を確認することができる。また、筐体3を図5に示す状態に位置決めすれば、ユーザーは、メイン表示部23を臨み込むような姿勢を取りながら、正面に立った被写体の姿を確認することができる。
また、ユーザーが自分の姿を撮影する場合、ユーザーは、筐体3を図6に示す状態に位置決めすれば良い。これにより、撮影レンズ14pを自分に向けながら、メイン表示部23に映し出された自分の姿を確認することができる。また、カメラ部14がセルフタイマー機能を備える場合、ユーザーは、携帯電話機1から離れた位置に立って自分の姿を撮影することもできる。このとき、図4中のサブ表示部16にセルフタイマーのカウントダウンを表示させても良い。
図7は、図6中に示す携帯電話機の折り畳んだ状態を示す斜視図である。図8は、図7中の携帯電話機を180°回転し、天地逆にした状態を示す斜視図である。図7および図8を参照して、筐体3を図6に示す状態に回転させた後、筐体3を回動軸7を中心に回動させ、折り畳んだ状態とする。
このとき、携帯電話機1は、筐体3の表面3aが外側を向き、表面3bが内側を向くように閉じられる。メイン表示部23が設けられた表面3aの反対側には、外側に露出する筐体2の表面2aが位置する。筐体2の側面6mと筐体3の側面6nとが、側面6を構成しており、筐体2の側面5mと筐体3の側面5nとが、側面5を構成している。側面5には、ヒンジ4の近傍に位置してシャッターボタン20が設けられており、側面6には、ヒンジ4から離れてシャッターボタン19が設けられている。シャッターボタン19および20は、表面2aのほぼ対角の関係となる位置に配置されている。
携帯電話機1を図7に示す状態で手に取った場合、ユーザーは、右手の人差し指をシャッターボタン19に掛け、両手で携帯電話機1を把持する。その状態で、撮影レンズ14pを被写体に向け、メイン表示部23に映し出された被写体を確認しながらシャッターボタン19を押下する。また、携帯電話機1を図8に示す状態で手に取った場合、ユーザーは、右手の人差し指をシャッターボタン20に掛け、両手で携帯電話機1を把持する。その状態で、シャッターボタン19を用いる場合と同様にして、シャッターボタン20を押下する。このように携帯電話機1を専用のデジタルカメラのように構えて撮影を行なうことができるため、カメラとして用いる際の携帯電話機1の使い勝手を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、シャッターボタン19および20を上述の位置に配置したが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、シャッターボタン19および20は、表面2aの中心に対して点対称となる位置に配置されていても良い。この場合、ユーザーは、シャッターボタン19および20のいずれを用いるかにかかわらず、常に同じ位置に設けられたシャッターボタンを押下することができるため、違和感を覚えることがない。
メイン表示部23には、撮影される被写体が表示されるほか、複数の撮影条件を選択するためのメニュー画面が表示される。たとえば、図7に示すシャッターボタン19を用いて撮影する時を標準状態とする場合、通常、メイン表示部23には、側面6を上側にして正常に文字が読めるような向きでメニュー画面が表示される。このため、携帯電話機1を図7に示す状態で手に取った場合、ユーザーは、メニュー画面を正しく見ることができる。この時、操作ボタン30cを押下すると、メニュー画面中のカーソルが上に移動し、操作ボタン30bを押下すると、メニュー画面中のカーソルが下に移動する。また撮影時、操作ボタン30cは、ズームボタンとして機能し、操作ボタン30bは、ワイドボタンとして機能する。操作ボタン30aは、決定ボタンとして機能する。
携帯電話機1を図8に示す状態で手に取った場合、ユーザーは、まずシャッターボタン20を長押しする。これにより、メニュー画面は、上述の通常の状態から180度反転して表示される。このため、ユーザーは、携帯電話機1を図8に示す状態で手に取った場合であっても、メニュー画面を正しく見ることができる。このシャッターボタン20の長押しと連動して、操作ボタン30bを押下すると、メニュー画面中のカーソルが上に移動するようになり、操作ボタン30cを押下すると、メニュー画面中のカーソルが下に移動するようになる。また撮影時、操作ボタン30bは、ズームボタンとして機能し、操作ボタン30cは、ワイドボタンとして機能するようになる。操作ボタン30aは、決定ボタンとして機能する。
なお、本実施の形態では、メニュー画面を標準状態から反転させる操作として、シャッターボタン20を長押しすることとしたが、これに限定されず、他に設けられた操作ボタンによって操作されても良い。また、標準状態は、図8に示すシャッターボタン20を用いて撮影する場合であっても良い。
図7および図8に示す状態において、筐体2の表面2bに形成された凸部25が、筐体3の表面3bに形成された凹部10に嵌り込む。このため、ユーザーが撮影時にシャッターボタン19または20を押下しても、筐体2および3の相対的な位置がずれない。これにより、撮影時、ユーザーが携帯電話機1を把持する状態が不安定になったり、手ぶれを起こすことがなくなる。また、筐体2および3を折り畳んだ時に、筐体2および3の位置がずれて異常音が発生することを防止でき、さらに、ヒンジ4に無理な力が加わることを防止できる。また、筐体2および3の相対的な位置がずれないため、携帯電話機1の全体としての一体感が増し、剛性および質感を向上させることができる。
また、図7および図8に示す状態で撮影を行なう場合、ユーザーは、両手の親指が凹部12および27に収まるように携帯電話機1を把持することができる。これにより、撮影中、ユーザーが携帯電話機1を滑り落とすおそれがなくなり、片手で携帯電話機1を把持する場合であっても容易に撮影を行なうことができる。また、携帯電話機1を持ち運ぶ際にも、凹部12または27を利用して携帯電話機1を持てば、誤って落とすおそれもなくなる。さらに、本実施の形態では、レシーバ29の周りに凹部27を形成しているため、凹部27を形成することによって携帯電話機1の意匠性が損なわれることがない。
図9は、図7中に示す携帯電話機を用いて被写体を撮影する状態を示す模式図である。図10は、図8中に示す携帯電話機を用いて被写体を撮影する状態を示す模式図である。図9および図10を参照して、図中には、カメラ部14が備えるCCDの2次元の画素アレイARの原点S(1、1)の位置が模式的に表わされている。原点Sは、画素アレイARから信号を読み出す場合の読み出し開始点を示す。
図9と図10とを比較して分かるように、シャッターボタン19を用いた場合とシャッターボタン20を用いた場合とでは、原点Sは、画素アレイARの対角の関係にある異なる位置にそれぞれ配置される。このため、同一の被写体51を撮影したとしても、CCDから出力され、メモリ部に記憶される画像は、シャッターボタン19を用いた場合とシャッターボタン20を用いた場合とで、180度逆転することとなる。
図11は、図1中の携帯電話機が備えるカメラ部の制御系を表わしたブロック図である。図11を参照して、シャッターボタン19または20が押下されると、メイン表示部23に表示された画像の画像データがカメラ部14のCCDから出力され、その画像データは、まず第1メモリ52で一時的に記憶される。たとえば、第1メモリ52で新たな画像データを記憶する際、第1メモリに記憶されている複数の画像データのうち既に長時間記憶されていたものが消去されるか、新たな画像データにより上書きされる。
第1メモリ52に記憶されている複数の画像データの中で、ユーザーによって選択された画像データが第2メモリ53で記憶される。この際、制御部54は、その記憶される画像データがシャッターボタン19および20のいずれを押下して得られたものかを判断し、画像データをどのように記憶するか第2メモリ53に指示を出す。
たとえば、図7に示すシャッターボタン19を用いて撮影する時を標準状態とする場合、シャッターボタン19の押下によって得られた画像データであれば、第2メモリ53にそのままの画像データを記憶するように指示を出す。また、シャッターボタン20の押下によって得られた画像データであれば、第2メモリ53に180度回転させて画像データを記憶するように指示を出す。これにより、シャッターボタン19および20のいずれを用いて撮影された場合であっても、画像データを同じ向きで第2メモリ53に記憶することができる。また、撮影された画像に日付けを加える場合であっても、日付けの位置や方向をわざわざ設定する必要がない。
図12は、図1中の携帯電話機に三脚を装着して撮影する様子を示す図である。図12を参照して、図3中のナット11を利用することによって、携帯電話機1に三脚61を直接装着することができる。これにより、たとえば、携帯電話機1によって自分を含めた家族の姿を撮影する場合に、特別なアタッチメントを準備することなく、三脚61を用いた撮影が可能となる。
この発明の実施の形態に従った携帯機器としての携帯電話機1は、第1の筐体としての筐体2と、筐体2の端部に設けられたヒンジ部としてのヒンジ4と、ヒンジ4を介して筐体2に折り畳み可能に設けられた第2の筐体としての筐体3と、筐体2に収容され、撮影レンズ14pを含むカメラ部14とを備える。筐体2は、撮影レンズ14pが設けられ、筐体2および3を折り畳んだ状態で外側に露出する第1の表面としての表面2aを含む。筐体3は、カメラ部14によって認識された特定画像を表示する表示部としてのメイン表示部23が設けられ、筐体2および3を折り畳んだ状態で、表面2aと反対側に位置し、外側に露出する第2の表面としての表面3aを含む。
筐体2および3は、筐体2および3を折り畳んだ状態で、表面2aおよび3aに連なり、互いに平行に延在する一対の側面6および5をさらに含む。携帯電話機1は、側面6に設けられ、カメラ部14を操作するための第1のシャッターボタンとしてのシャッターボタン19と、側面5に設けられ、カメラ部14を操作するための第2のシャッターボタンとしてのシャッターボタン20とをさらに備える。
携帯電話機1は、メイン表示部23に表示された特定画像を記録するメモリ部としての第2メモリ53と、シャッターボタン19を用いてカメラ部14を操作した場合、メイン表示部23に表示された特定画像をそのまま記録するように第2メモリ53に指示を出し、シャッターボタン20を用いてカメラ部14を操作した場合、メイン表示部23に表示された特定画像を180°回転させて記録するように第2メモリ53に指示を出す制御部54とをさらに備える。
表面2aおよび3aは、略矩形形状を有する。シャッターボタン19および20は、表面2aの中心に対して点対称となる位置に配置されている。シャッターボタン19および20は、表面2aの対角の関係にある位置に配置されている。
筐体2は、第1の操作ボタン群としての機能ボタン群21および入力ボタン群22が設けられ、表面2aの反対側に位置する第3の表面としての表面2bをさらに含む。シャッターボタン20は、ヒンジ4の近傍に位置して筐体2に設けられている。シャッターボタン19は、ヒンジ4とは離れて筐体3に設けられている。
筐体2および3には、筐体2および3を折り畳んだ状態でメイン表示部23に隣り合う位置に凹部12および27が形成されている。ヒンジ4には、三脚取り付け用のナット11が設けられている。筐体2および3には、筐体2および3を折り畳んだ状態で互いの位置関係を固定する位置固定手段としての凸部25および凹部10が設けられている。
表面3aには、メイン表示部23の近傍に位置して第2の操作ボタン群としての操作ボタン群30が設けられている。筐体2には、筐体2および3を折り畳んだ状態で外側に露出する位置にマイク13が設けられている。ヒンジ4は、表面3aを表裏反転させるように筐体3を回転させる回転機構を含む。
なお、本実施の形態では、携帯機器を携帯電話機1として説明を行なったが、本発明はこれに限定されない。携帯機器は、カメラ機能を備えるPDA(personal digital assistants)、ノート型パソコンおよびワードプロセッサなどであってもよい。
このように構成された携帯電話機1によれば、ユーザーは、図7および図8のいずれに示す状態で携帯電話機1を手に取ったとしても、右手の人差し指をシャッターボタンに掛けることができる。このため、ユーザーは、携帯電話機1を持ち替える必要がなく、シャッターボタン19および20のいずれかを用いて素早く被写体を撮影することができる。これにより、大切なシャッターチャンスを逃すことがない。
またシャッターボタン19および20は、表面2aの対角の関係にある位置に配置されている。このため、シャッターボタン19および20のいずれとも右手の人差し指が掛かる位置に配置することができる。これにより、ユーザーは、携帯電話機1を把持したまま容易にシャッターボタンを押下することができる。
また、筐体2に設けられたシャッターボタン20は、ヒンジ4の近傍に配置されている。このため、開いた状態で携帯電話機1の筐体2を把持し、機能ボタン群21または入力ボタン群22を操作する際、誤ってシャッターボタン20を押下することがなくなる。また、筐体3に設けられたシャッターボタン19は、ヒンジ4から離れて配置されている。これにより、図7および図8に示す状態において、シャッターボタン19および20の両方を右手の人差し指が掛かり易い位置に配置することができる。
また、通話時に使用されるマイク26とは別に、筐体2の端面2cにはマイク13が設けられている。端面2cは、携帯電話機1を閉じた状態であっても外側に露出しているため、マイク13を用いることによって、携帯電話機1を折り畳んだ状態で通話を行なうことができる。また、マイク13とメイン表示部23とを合わせて使用すれば、携帯電話機1をテレビ電話のようにして用いることができる。携帯電話機1が折り畳まれた状態か開かれた状態かを検知することによって、マイク13とマイク26との切り替えを自動的に行なっても良い。
なお、携帯電話機1を折り畳んだ状態で、メイン表示部23に電話帳等を表示させても良い。この場合、ユーザーは、メイン表示部23を見ながら操作ボタン群30を適当に操作することによって、携帯電話機1を折り畳んだ状態のまま電話帳から電話を掛けたり、受けたりすることができる。
また、操作ボタン群30によってより多くの操作ができるように、1つの操作ボタンに多くの機能を持たせても良い。この場合、メイン表示部23に表示されている内容に合わせて、各操作ボタンが持つ機能をメイン表示部23の操作ボタン近傍に文字やイラストを用いて表示させても良い。
たとえば、携帯電話機1を折り畳んだ状態で撮影を行なう場合、ユーザーは、操作ボタン群30を用いて、ズームの調整や画面フレームの選択、画像調整、日付け表示形式の選択等を設定することができる。ユーザーは、メイン表示部23に表示された各操作ボタンが持つ機能を参考にしながらその近傍に設けられた操作ボタン群30を押下することができるため、誤ることなく正しい操作を行なうことができる。また他に、内蔵のメモリ部に記憶した画像を閲覧する場合に、操作ボタン群30を用いて画像送りさせても良い。また、携帯電話機1をテレビ電話として利用する場合に、操作ボタン群30を用いて、相手側の端末画面への自分の映り具合を確認するための小画面の表示/非表示の選択や他画面の呼び出し等を行なわせても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態における携帯電話機の開いた状態を示す斜視図である。 図1中の携帯電話機を別の角度から見た斜視図である。 図1中の携帯電話機の折り畳んだ状態を示す斜視図である。 図3中の矢印IVから見た携帯電話機を示す斜視図である。 図1中のメイン表示部が設けられた筐体を回転させた場合の携帯電話機を示す斜視図である。 図1中のメイン表示部が設けられた筐体を回転させた場合の携帯電話機を示す別の斜視図である。 図6中に示す携帯電話機の折り畳んだ状態を示す斜視図である。 図7中の携帯電話機を180°回転し、天地逆にした状態を示す斜視図である。 図7中に示す携帯電話機を用いて被写体を撮影する状態を示す模式図である。 図8中に示す携帯電話機を用いて被写体を撮影する状態を示す模式図である。 図1中の携帯電話機が備えるカメラ部の制御系を表わしたブロック図である。 図1中の携帯電話機に三脚を装着して撮影する様子を示す図である。
符号の説明
1 携帯電話機、2,3 筐体、2a,2b,3a 表面、4 ヒンジ、5,6 側面、10,12,27 凹部、11 ナット、13 マイク、14 カメラ部、14p 撮影レンズ、19,20 シャッターボタン、21 機能ボタン群、22 入力ボタン群、23 メイン表示部、25 凸部、30 操作ボタン群、53 第2メモリ、54 制御部。

Claims (11)

  1. 第1の筐体と、
    前記第1の筐体の端部に設けられたヒンジ部と、
    前記ヒンジ部を介して前記第1の筐体に折り畳み可能に設けられた第2の筐体と、
    前記第1の筐体に収容され、撮影レンズを含むカメラ部とを備え、
    前記第1の筐体は、前記撮影レンズが設けられ、前記第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で外側に露出する第1の表面を含み、
    前記第2の筐体は、前記カメラ部によって認識された特定画像を表示する表示部が設けられ、前記第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で、前記第1の表面と反対側に位置し、外側に露出する第2の表面を含み、
    前記第1および第2の筐体は、前記第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で、前記第1および第2の表面に連なり、互いに平行に延在する一対の側面をさらに含み、さらに、
    前記一対の側面の一方に設けられ、前記カメラ部を操作するための第1のシャッターボタンと、
    前記一対の側面の他方に設けられ、前記カメラ部を操作するための第2のシャッターボタンと
    前記表示部に表示された特定画像を記録するメモリ部と、
    前記第1のシャッターボタンを用いて前記カメラ部を操作した場合、前記表示部に表示された特定画像をそのまま記録するように前記メモリ部に指示を出し、前記第2のシャッターボタンを用いて前記カメラ部を操作した場合、前記表示部に表示された特定画像を180°回転させて記録するように前記メモリ部に指示を出す制御部とを備える、携帯機器。
  2. 前記ヒンジ部には、三脚取り付け用のナットが設けられている、請求項1に記載の携帯機器。
  3. 第1の筐体と、
    前記第1の筐体の端部に設けられたヒンジ部と、
    前記ヒンジ部を介して前記第1の筐体に折り畳み可能に設けられた第2の筐体と、
    前記第1の筐体に収容され、撮影レンズを含むカメラ部とを備え、
    前記第1の筐体は、前記撮影レンズが設けられ、前記第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で外側に露出する第1の表面を含み、
    前記第2の筐体は、前記カメラ部によって認識された特定画像を表示する表示部が設けられ、前記第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で、前記第1の表面と反対側に位置し、外側に露出する第2の表面を含み、
    前記第1および第2の筐体は、前記第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で、前記第1および第2の表面に連なり、互いに平行に延在する一対の側面をさらに含み、さらに、
    前記一対の側面の一方に設けられ、前記カメラ部を操作するための第1のシャッターボタンと、
    前記一対の側面の他方に設けられ、前記カメラ部を操作するための第2のシャッターボタンとを備え
    前記ヒンジ部には、三脚取り付け用のナットが設けられている、携帯機器。
  4. 前記第1および第2の表面は、略矩形形状を有し、
    前記第1および第2のシャッターボタンは、前記第1および第2の表面のいずれか一方の中心に対して点対称となる位置に配置されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯機器。
  5. 前記第1および第2の表面は、略矩形形状を有し、
    前記第1および第2のシャッターボタンは、前記第1および第2の表面のいずれか一方の対角の関係にある位置に配置されている、請求項1からのいずれか1項に記載の携帯機器。
  6. 前記第1の筐体は、第1の操作ボタン群が設けられ、前記第1の表面の反対側に位置する第3の表面をさらに含み、
    前記第1および第2のシャッターボタンのいずれか一方は、前記ヒンジ部の近傍に位置して前記第1の筐体に設けられ、前記第1および第2のシャッターボタンのいずれか他方は、前記ヒンジ部とは離れて前記第2の筐体に設けられている、請求項に記載の携帯機器。
  7. 前記第1および第2の筐体の少なくとも一方には、前記第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で前記表示部に隣り合う位置に凹部が形成されている、請求項1からのいずれか1項に記載の携帯機器。
  8. 前記第1および第2の筐体には、前記第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で互いの
    位置関係を固定する位置固定手段が設けられている、請求項1から7のいずれか1項に記載の携帯機器。
  9. 前記第2の表面には、前記表示部の近傍に位置して第2の操作ボタン群が設けられている、請求項1から8のいずれか1項に記載の携帯機器。
  10. 前記第1および第2の筐体の少なくとも一方には、前記第1および第2の筐体を折り畳んだ状態で外側に露出する位置にマイクが設けられている、請求項1から9のいずれか1項に記載の携帯機器。
  11. 前記ヒンジ部は、前記第2の表面を表裏反転させるように前記第2の筐体を回転させる回転機構を含む、請求項1から10のいずれか1項に記載の携帯機器。
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