JP2003333148A - カメラユニットを備える携帯通信端末装置 - Google Patents

カメラユニットを備える携帯通信端末装置

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JP2003333148A
JP2003333148A JP2002143455A JP2002143455A JP2003333148A JP 2003333148 A JP2003333148 A JP 2003333148A JP 2002143455 A JP2002143455 A JP 2002143455A JP 2002143455 A JP2002143455 A JP 2002143455A JP 2003333148 A JP2003333148 A JP 2003333148A
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Naoyuki Sakuma
直幸 佐久間
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体を覗くためのファインダを小型かつ軽
量に備えたカメラユニットを有する携帯通信端末装置を
提供する。 【解決手段】 携帯電話1は、筐体2と、筐体2に取り
付けられ、被写体を撮影するカメラユニット6とを備え
る。カメラユニット6は、筐体2の第1の面2aに設け
られて、被写体を撮影する撮影レンズ3と、第1の面2
aに設けられて、被写体からの光21の一部22を反射
させ、残りの光23を透過させるハーフミラー4と、第
1の面2aと反対側に位置する筐体2の第2の面2bに
設けられて、ハーフミラー4を透過した被写体像を認識
するためのファインダ8とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般的にはカメ
ラユニットを有する携帯通信端末装置に関し、たとえ
ば、カメラ機能付きの携帯電話またはPDA(Personal
Digital Assistant)などに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話、またはPDA(Personal Dig
ital Assistant)などに代表される携帯通信端末装置に
カメラ機能を持たせることによって、付加価値を高めた
製品が多数販売されている。携帯通信端末装置をカメラ
として使用する場合には、通常のカメラと同等の操作性
が要求されるほか、カメラの消費電力を抑え長時間にわ
たって使用できることが要求される。そして、このよう
な要求に応える携帯通信端末装置が、特開2001−1
86383にカメラ付き携帯情報端末装置として開示さ
れている。
【0003】図6は、特開2001−186383に開
示されているカメラ付き携帯情報端末装置を示す斜視図
である。図7は、図6中の矢印VIIで示す方向から見
たカメラ付き携帯情報端末装置を示す斜視図である。
【0004】図6を参照して、カメラ付き携帯情報端末
装置101は筐体102を備える。筐体102の一面に
は、各種情報を表示する表示部105(液晶画面)が設
けられている。表示部105の脇には、表示部105に
表示された情報を上下左右にスクロールさせるための端
末操作ボタン106が設けられている。筐体102の肩
部には、カメラ機能を活性化させてシャッタをきるため
のシャッタ104が設けられている。シャッタ104に
隣接して筐体102の肩部には、被写体を覗くためのフ
ァインダ103が設けられている。カメラ付き携帯情報
端末装置101をカメラとして使用しない時は、ファイ
ンダ103を筐体102に収納することができる。
【0005】図7を参照して、筐体102の表示部10
5が形成されていない面には、被写体を撮影するための
光学レンズ107が設けられている。
【0006】カメラ付き携帯情報端末装置101をカメ
ラとして使用する場合、撮影者はファインダ103を覗
いて撮影される被写体の範囲を確認する。また、図示し
ない切替えスイッチによって表示部105に被写体を映
し出して撮影することも可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、携帯電話、ま
たはPDAなどの携帯通信端末装置は日常生活において
持ち歩いて使用される。したがって、通常のカメラ以上
に小型化または軽量化が求められ、このような要求に応
えることにより製品の携帯性または利便性が損なわれな
いようにすることが重要である。カメラ付き携帯情報端
末装置101は、ファインダ103を筐体102の表面
から突出した状態で使用するため、製品の小型化という
観点から好ましくない。また、カメラとして使用しない
時にファインダ103を筐体102に収納する場合であ
っても、筐体102内部にファインダ103を収納する
ためのスペースおよび機構を設けなければならない。
【0008】以上の理由から、従来技術であるカメラ付
き携帯情報端末装置101では、筐体102に設けたフ
ァインダ103のために装置の小型化、または軽量化が
妨げられ、携帯端末としての携帯性または利便性が損な
われるという問題が発生する。
【0009】そこで、この発明の目的は、上記の課題を
解決することであり、被写体を覗くためのファインダを
小型かつ軽量に備えたカメラユニットを有する携帯通信
端末装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に従った携帯通
信端末装置は、筐体と、筐体に取り付けられ、被写体を
撮影するカメラユニットとを備える。カメラユニット
は、筐体の第1の面に設けられて、被写体を撮影する撮
影レンズと、第1の面に設けられて、被写体からの光の
一部を反射させ、残りの光を透過させる第1のハーフミ
ラーと、第1の面と反対側に位置する筐体の第2の面に
設けられて、第1のハーフミラーを透過した被写体像を
認識するための第1のファインダとを含む。
【0011】このように構成された携帯通信端末装置に
よれば、被写体からの光の一部が、筐体の第1の面に設
けられた第1のハーフミラーで反射する。これにより、
撮影者が自ら被写体となって撮影する場合に、第1のハ
ーフミラーが鏡の役割を果たし、撮影者が撮影される自
分の姿を確認することができる。このため、撮影者自身
が被写体となる場合の携帯通信端末装置のカメラとして
の利便性を向上させることができる。撮影者が自分以外
の被写体を撮影する場合には、第1のファインダを通し
て被写体を覗き、撮影される被写体の範囲を確認するこ
とができる。これにより、携帯通信端末装置に設けられ
た液晶画面などに被写体を表示することなく被写体の撮
影ができる。このため、携帯通信端末装置の消費電力を
抑えて長時間にわたって携帯通信端末装置を使用するこ
とができる。
【0012】また、第1のハーフミラーを透過した光を
第1のファインダを通して被写体像として認識するた
め、第1のハーフミラーを透過する光の光路上に第1の
ファインダを設けることができる。このため、筐体にフ
ァインダのみの機能を備える部材を設ける場合と比較し
て、スペースを割くことなく簡便な機構でファインダの
機能を付加することができる。これにより、携帯通信端
末装置の小型化および軽量化を図ることができ、携帯端
末としての利便性および携帯性を向上させることができ
る。
【0013】さらに、第1のハーフミラーを透過した被
写体からの光は、第1のファインダで被写体像として認
識されるため、第1のハーフミラーを撮影レンズの近傍
に設けて、撮影レンズおよび第1のファインダが捉える
被写体像のずれを小さくすることができる。このこと
は、第1のハーフミラーが鏡としての役割を果たして撮
影者が撮影される自らの姿を確認する場合においても、
第1のハーフミラーが撮影レンズの近傍に設けられる方
が好ましいことに合致する。
【0014】また好ましくは、カメラユニットは、第1
および第2の面と異なる筐体の第3の面に設けられた第
2のファインダと、第1のファインダと第1のハーフミ
ラーとの間に設けられた第2のハーフミラーとをさらに
含む。第2のハーフミラーは、第1のハーフミラーを透
過した被写体からの光の一部を第2のファインダ側へ反
射させ、残りの光を第1のファインダ側に透過させる。
【0015】このように構成された携帯通信端末装置に
よれば、第1のハーフミラーを透過して第2のハーフミ
ラーに反射された被写体からの光は、第2のファインダ
を通して被写体像として撮影者に認識される。また、第
1および第2のハーフミラーを透過した被写体からの光
は、第1のファインダを通して被写体像として撮影者に
認識される。このように第1のファインダとは別に第2
のファインダを設けることによって、筐体に設けられた
位置によって第1または第2のファインダの一方では被
写体を覗いて撮影することが困難な場合、他方のファイ
ンダを用いて撮影することが可能となる。このように、
第1および第2のファインダが互いの撮影状態の不得手
を相互補完することによって、携帯通信端末装置をカメ
ラとして使用する場合の利便性および操作性を向上させ
ることができる。また、第2のハーフミラーは第1のフ
ァインダと第1のハーフミラーとの間に設けられている
ため、装置を大型化することなく第2のファインダの機
能を追加することができる。
【0016】また好ましくは、カメラユニットは、第1
のファインダに外部からの光が入射することを防止する
開閉可能な第1の遮光部材と、第2のファインダに外部
からの光が入射することを防止する開閉可能な第2の遮
光部材とをさらに含む。第1のファインダで被写体像を
認識する時に、第1の遮光部材は開けられて第2の遮光
部材は閉じられ、第2のファインダで被写体像を認識す
る時に、第1の遮光部材は閉じられて第2の遮光部材は
開けられる。
【0017】このように構成された携帯通信端末装置に
よれば、第1のファインダで被写体像を認識する時、第
2の遮光部材が閉じられているため、第2のファインダ
から入射した光が第1のファインダで認識される被写体
像に悪影響を及ぼすことを防止できる。また、第2のフ
ァインダで被写体像を認識する時、第1の遮光部材が閉
じられているため、第1のファインダから入射した光が
第2のファインダで認識される被写体像に悪影響を及ぼ
すことを防止できる。これにより、第1または第2のフ
ァインダを使用して、撮影される被写体の範囲を明確に
確認することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について、
図面を参照して説明する。
【0019】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1における被写体側から見た携帯電話を示す斜視
図である。図1を参照して、携帯電話1は、筐体2と、
筐体2に設けられたカメラユニット6とを備える。筐体
2の被写体側に位置する第1の面2aには、被写体を撮
影する撮影レンズ3、およびハーフミラー4が隣接して
設けられている。筐体2の頂面2dには、通信電波を受
信するためのアンテナ7が伸縮自在に設けられている。
【0020】図2は、図1中の矢印IIで示す方向から
見た携帯電話を示す斜視図である。図2を参照して、筐
体2の第1の面2aと反対側に位置する第2の面2bに
は、電話番号、メールアドレスまたは文書などの数字お
よび文字を入力するための操作ボタン10が複数設けら
れている。操作ボタン10の上側には、操作ボタン10
の使用に付随する情報、および携帯電話1が記憶または
受信する情報を表示するための表示部9が設けられてい
る。表示部9は液晶画面によって構成されている。表示
部9の上側にはファインダ8が、第1の面2aに設けら
れたハーフミラー4に対向する位置に設けられている。
ファインダ8は、被写体の撮影範囲を確認するためのの
ぞき窓としての役割を果たす。また、被写体を表示部9
に映し出すことも可能であり、ファインダ8と表示部9
のいずれを使用するかは図示しない切換スイッチによっ
て撮影者が選択することができる。
【0021】図3は、図1中のIII−III線上に沿
った断面図である。図3を参照して、基板26が、撮影
レンズ3に入射する光の光路上に設けられている。基板
26の撮影レンズ3と対向する面には画像センサ27が
設けられている。画像センサ27が設けられている基板
26の面と反対側の面には、1つまたは複数のICチッ
プ25が設けられている。撮影レンズ3は、被写体の実
像を画像センサ27の受光面に結合させる。画像センサ
27は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semico
nductor)またはCCD(Charge Coupled Device)など
の半導体素子から構成され、被写体の実像を電子データ
として認識する。ICチップ25は、ADコンバータ、
DSP(Digital Signal Processor)、TG(Timing G
enerator)およびドライバから構成されている。ADコ
ンバータは、画像センサ27で認識された被写体の実像
の電子データ(アナログ信号)をディジタル信号に変換
する。DSPは、ADコンバータによって変換された被
写体データのディジタル信号を処理し、色再現性などを
調整する。ドライバは、携帯電話1のカメラ機能の駆動
を制御する。
【0022】カメラユニット6は、携帯電話1をカメラ
として機能させるために設けられた撮影レンズ3、基板
26、画像センサ27、ICチップ25、ハーフミラー
4またはファインダ8などにより構成されている。
【0023】図3を参照して、被写体からの光21がハ
ーフミラー4においてどのように作用するか説明を行な
う。被写体からの光21はハーフミラー4に入射する。
被写体からの光の一部22がハーフミラー4で反射さ
れ、残りの光23がハーフミラー4を透過する。ファイ
ンダ8は被写体からの光21の光路24上に設けられて
おり、ハーフミラー4を透過した被写体からの光23は
筐体2内部を通過して、ファインダ8に至る。
【0024】撮影者が自らの姿を被写体として撮影する
場合、撮影者はハーフミラー4で反射された被写体から
の光の一部22により自らの姿をハーフミラー4上に認
識し撮影される範囲を確認する。携帯電話などの携帯通
信端末装置にカメラの機能を持たせた場合、携帯通信端
末装置に被写体を静止画または動画像として記録または
保存するような使用方法のほか、撮影者が自らの姿を撮
影してその画像を他の携帯通信端末装置に送信するよう
な使用方法が多く用いられる。このとき、被写体を表示
する表示部9は、撮影レンズ3が設けられている第1の
面2aと反対側に位置する第2の面2bに設けられてい
るため、撮影者は自らの姿がどのように撮影されている
のか分からず、撮影レンズ3に顔を近づけるなどして勘
に頼るしかない。このように撮影レンズ3の近傍に鏡の
役割を果たすハーフミラー4を設けることで、撮影され
る自分の姿を確認することができる。
【0025】また、撮影者が自分以外の被写体を撮影す
る場合には、ファインダ8を覗いてハーフミラー4を透
過した光23を撮影される被写体像として認識する。な
お、対象となる被写体が撮影レンズ3と近接している場
合、ファインダ8で確認する被写体像と撮影レンズ3を
通って画像センサ27で認識される被写体像との間でず
れ(パララックス)が発生する。携帯電話1では、この
ような問題を解消するためにファインダ8の内部に視差
補正線を設けており、近接撮影時の目安とすることがで
きる。
【0026】この発明の実施の形態1に従った携帯通信
端末装置としての携帯電話1は、筐体2と、筐体2に取
り付けられ、被写体を撮影するカメラユニット6とを備
える。カメラユニット6は、筐体2の第1の面2aに設
けられて、被写体を撮影する撮影レンズ3と、筐体2の
第1の面2aに設けられて、被写体からの光の一部22
を反射させ、残りの光23を透過させる第1のハーフミ
ラーとしてのハーフミラー4と、筐体2の第1の面2a
と反対側に位置する第2の面2bに設けられて、ハーフ
ミラー4を透過した被写体像を認識するための第1のフ
ァインダとしてのファインダ8とを含む。
【0027】なお、この発明の実施の形態1では、携帯
通信端末装置に携帯電話1を適用しているが、携帯通信
端末装置は携帯電話に限定されるものではなく、たとえ
ばPDA(Personal Digital Assistant)などに適用す
ることも可能である。
【0028】このように構成された携帯電話1によれ
ば、ハーフミラー4を透過した被写体からの光23をフ
ァインダ8で被写体像として認識しているため、ファイ
ンダ8をハーフミラー4に向い合う位置に設けることが
できる。これにより、ファインダとしての機能を有する
部材を単独で筐体2に設ける場合と比較して、携帯電話
1の小型化および軽量化を図ることができる。このた
め、携帯電話1の携帯端末としての利便性および携帯性
を向上させることができる。
【0029】また、ハーフミラー4は撮影される自己の
姿を確認できるように撮影レンズ3の近傍に設けられて
いるため、ハーフミラー4を透過した被写体からの光2
3によってファインダ8で認識する被写体像と、撮影レ
ンズ3を通って画像センサ27で認識される被写体像と
の間に発生する視差の影響を小さくすることができる。
【0030】さらに、携帯電話1はファインダ8を備え
るため、ファインダ8を覗くことによって撮影される被
写体の範囲を確認することができる。このため、携帯電
話1をカメラとして機能させる場合に、表示部9に被写
体像を表示しなくても済み、消費電力を大幅に削減する
ことができる。
【0031】(実施の形態2)図4は、この発明の実施
の形態2における被写体側から見た携帯電話を示す斜視
図である。図4を参照して,実施の形態2における携帯
電話31はカメラユニット30を備える。携帯電話31
は、実施の形態1のおける携帯電話1にハーフミラー3
2およびファインダ33をさらに備える。
【0032】図5は、図4中のV−V線上に沿った断面
図である。図5を参照して、被写体からの光21の光路
24上にハーフミラー32が光路24に対して45°傾
いた状態で設けられている。筐体2の側面に位置する第
3の面2cには、被写体の撮影範囲を確認するためのの
ぞき窓としてファインダ33が設けられている。なお、
ハーフミラー32は、ファインダ33を設ける位置に対
応して光路24上の任意の位置に設ければ良い。
【0033】ファインダ8および33がハーフミラー3
2に向い合う面には、ファインダ8および33に外部か
ら入射する光を遮断することを目的としてアイピースシ
ャッタ42および41が設けられている。アイピースシ
ャッタ42および41には、図示しないスライドバーが
設けられており、アイピースシャッタ42および41の
開閉を手動で行なうことができる。また、アイピースシ
ャッタ42および41に駆動機構を設けて、アイピース
シャッタ42および41の開閉を自動で行なっても良
い。ファインダ8を覗いて被写体を確認する場合、アイ
ピースシャッタ42を開き、アイピースシャッタ41を
閉じる。また、ファインダ33を覗いて被写体を確認す
る場合、アイピースシャッタ41を開き、アイピースシ
ャッタ42を閉じる。なお、図5中の携帯電話31はフ
ァインダ8を覗いて被写体を確認する状態を示してお
り、アイピースシャッタ42は開けられてアイピースシ
ャッタ41は閉じられている。
【0034】カメラユニット30は、携帯電話31をカ
メラとして機能させるために設けられた撮影レンズ3、
基板26、画像センサ27、ICチップ25、ハーフミ
ラー4および32、ファインダ8および33、またはア
イピースシャッタ42および41などにより構成されて
いる。
【0035】図5を参照して、被写体からの光21がハ
ーフミラー4および32においてどのように作用するか
説明を行なう。被写体からの光21はハーフミラー4に
入射する。被写体からの光の一部22がハーフミラー4
で反射され、残りの光23がハーフミラー4を透過す
る。ハーフミラー4を透過した光23はハーフミラー3
2に入射する。ハーフミラー4を透過した光23の一部
43がハーフミラー32で反射され、残りの光44がハ
ーフミラー32を透過する。ハーフミラー32で反射さ
れたハーフミラー4を透過した光23の一部43は光路
24と直角に交わる光路上を進み、ファインダ33に達
する。ハーフミラー32を透過した光44は、光路24
上を進んでファインダ8に達する。
【0036】この発明の実施の形態2に従った携帯電話
31は、カメラユニット30を備える。カメラユニット
30は、第1および第2の面2aおよび2bと異なる筐
体2の第3の面2cに設けられた第2のファインダとし
てのファインダ33と、ファインダ8とハーフミラー4
との間に設けられた第2のハーフミラーとしてのハーフ
ミラー32とをさらに含む。ハーフミラー32は、ハー
フミラー4を透過した被写体からの光23の一部43を
ファインダ33側へ反射させ、残りの光44をファイン
ダ8側に透過させる。
【0037】カメラユニット30は、ファインダ8に外
部からの光が入射することを防止する開閉可能な第1の
遮光部材としてのアイピースシャッタ42と、ファイン
ダ33に外部からの光が入射することを防止する開閉可
能な第2の遮光部材としてのアイピースシャッタ41と
をさらに含む。ファインダ8で被写体像を認識する時
に、アイピースシャッタ42は開けられてアイピースシ
ャッタ41は閉じられ、ファインダ33で被写体像を認
識する時に、アイピースシャッタ42は閉じられてアイ
ピースシャッタ41は開けられる。
【0038】このように構成された携帯電話31によれ
ば、たとえば被写体が低位置にある場合などファインダ
8を覗いて被写体を撮影することが困難な場合、ファイ
ンダ33を上から覗きこむようにして撮影を行なうこと
ができる。また、被写体が通常の位置にある場合、ファ
インダ8を覗いて撮影を行なうことができる。このよう
に被写体の撮影条件によってファインダ8および33を
使い分けることで、携帯電話31のカメラとしての操作
性および利便性を向上させることができる。また、ファ
インダ8および33はアイピースシャッタ42および4
1を備えるため、ファインダ8または33を覗いて被写
体像を確認する際に、ハーフミラー32に使用していな
いファインダから光が入射することを防止することがで
きる。これにより、ファインダ8または33を使用し
て、撮影される被写体の範囲を明確に確認することがで
きる。
【0039】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に従え
ば、被写体を覗くためのファインダを小型かつ軽量に備
えたカメラユニットを有する携帯通信端末装置を提供す
ることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における被写体側か
ら見た携帯電話を示す斜視図である。
【図2】 図1中の矢印IIで示す方向から見た携帯電
話を示す斜視図である。
【図3】 図1中のIII−III線上に沿った断面図
である。
【図4】 この発明の実施の形態2における被写体側か
ら見た携帯電話を示す斜視図である。
【図5】 図4中のV−V線上に沿った断面図である。
【図6】 特開2001−186383に開示されてい
るカメラ付き携帯情報端末装置を示す斜視図である。
【図7】 図6中の矢印VIIで示す方向から見たカメ
ラ付き携帯情報端末装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 携帯電話、2 筐体、2a,2b,2c 面、3
撮影レンズ、4,32ハーフミラー、6,30 カメラ
ユニット、8,33 ファインダ、22,43 光の一
部、23,44 光、41,42 アイピースシャッ
タ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/21 H04M 1/21 M H04N 5/225 H04N 5/225 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、 前記筐体に取り付けられ、被写体を撮影するカメラユニ
    ットとを備える携帯通信端末装置であって、 前記カメラユニットは、 前記筐体の第1の面に設けられて、被写体を撮影する撮
    影レンズと、 前記第1の面に設けられて、被写体からの光の一部を反
    射させ、残りの光を透過させる第1のハーフミラーと、 前記第1の面と反対側に位置する前記筐体の第2の面に
    設けられて、前記第1のハーフミラーを透過した被写体
    像を認識するための第1のファインダとを含む、携帯通
    信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記カメラユニットは、 前記第1および第2の面と異なる前記筐体の第3の面に
    設けられた第2のファインダと、 前記第1のファインダと前記第1のハーフミラーとの間
    に設けられて、前記第1のハーフミラーを透過した被写
    体からの光の一部を第2のファインダ側へ反射させ、残
    りの光を第1のファインダ側に透過させる第2のハーフ
    ミラーとをさらに含む、請求項1に記載の携帯通信端末
    装置。
  3. 【請求項3】 前記カメラユニットは、 前記第1のファインダに外部からの光が入射することを
    防止する開閉可能な第1の遮光部材と、 前記第2のファインダに外部からの光が入射することを
    防止する開閉可能な第2の遮光部材とをさらに含み、 前記第1のファインダで被写体像を認識する時に、前記
    第1の遮光部材は開けられて前記第2の遮光部材は閉じ
    られ、前記第2のファインダで被写体像を認識する時
    に、前記第1の遮光部材は閉じられて前記第2の遮光部
    材は開けられる、請求項2に記載の携帯通信端末装置。
JP2002143455A 2002-05-17 2002-05-17 カメラユニットを備える携帯通信端末装置 Withdrawn JP2003333148A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006098596A1 (en) * 2005-03-17 2006-09-21 Lg Chem, Ltd. Heating system for reducing floor impact sound using heating piping method
US11003050B2 (en) * 2017-09-08 2021-05-11 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Viewfinders with reflective surface
US11281072B1 (en) * 2019-06-28 2022-03-22 Snap Inc. Apparatus having a viewfinder mirror configuration

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