JP3228450B2 - 接写撮影用サンプル台 - Google Patents
接写撮影用サンプル台Info
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Description
係り、特に被写体を載置する接写撮影用サンプル台に関
する。
して使用されている接写台は、接写台のテーブル上に被
写体を載置し、被写体の上方に近接して設置されたカメ
ラによって被写体を接写する。前記カメラは、前記テー
ブル上に立設された支柱に上下移動機構を介して設けら
れ、また、カメラの撮影レンズにはクローズアップレン
ズが取り付けられて焦点距離が短く設定されている。
薄肉状の被写体を接写する場合は、カメラ側の被写界深
度によってピント合わせを行うケースは少ないが、立体
物の被写体を接写する場合は、被写界深度から外れるの
で、ピント合わせを行わなければならない。このような
場合、従来の接写撮影用サンプル台は、カメラを上下移
動させてピント合わせを行っているので手間がかかり、
また、重量物のカメラを上下移動させるので、サンプル
台全体が大型になるという欠点がある。
もので、カメラを移動することなく被写体のピント合わ
せを行うことができるコンパクトな接写撮影用サンプル
台を提供することを目的とする。
る為に、被写体が載置される接写撮影用サンプル台に於
いて、箱体に形成され、開口部が形成されたサンプル台
本体と、前記サンプル台本体の前記開口部に上下移動自
在に配置され、上面に被写体が載置されるテーブルと、
前記サンプル台本体内に設けられ、前記テーブルを上下
移動する昇降機構と、を備え、前記テーブルの上面に
は、虫ピン等の小物品を収納する凹部が形成され、該凹
部はテーブル上に載置されるマットで覆われると共に、
該マット上に前記被写体が載置されることを特徴とす
る。
に被写体を載置し、サンプル台本体の昇降機構を駆動し
て前記テーブルを開口部に対して上下移動させることに
より、被写体のピントを合わすようにした。これによ
り、本発明によれば、コンパクトな構造で、カメラを移
動することなく被写体のピント合わせを行うことができ
る。
上面に複数本の溝を形成し、これらの溝に長尺状の被写
体を載置して接写する。これにより、本発明によれば、
長尺状の被写体でも、折ったり切り離しなりすることな
く接写できる。更に、本発明では、前記テーブルの上面
に凹部を形成し、この凹部に被写体を固定する虫ピン等
の小物品を収納すると共に凹部をマットで覆い、このマ
ット上に被写体を載置する。
の専用収納箱が不要となり、また、前記凹部をマットで
覆ったので、前記小物品の紛失を防止できる。一方、本
発明では、カメラの撮影レンズの周部に連結された接写
用スタンドの底面板を、サンプル台本体の上面に載置し
て接写を行うようにし、そして、この上面に前記底面板
の位置決め部材を設け、カメラのブレを防止している。
写用スタンドを用いても、接写時にピントがズレること
はない。
用サンプル台の好ましい実施例について詳説する。図1
は本発明に係る接写撮影用サンプル台とカメラとの位置
関係を示す組立斜視図である。
うに、外付けストロボ12を介して接写用スタンド14
が連結される。本実施例で示すカメラ10は、0.3m
〜∞(無限遠)の範囲で焦点距離が設定されたマクロ機
構を有するオートフォーカス式のインスタントカメラ
で、AF−MACRO(オートフォーカス−マクロ)モ
ードと、M−MACRO(マニュアル−マクロ)モード
とに切り替えることができる一眼レフ式のインスタント
カメラが適用されている。
介してカメラ10の撮影レンズ18の周囲で回動自在に
取り付けられる。外付けストロボ12の中央部には撮影
レンズ18のフォーカスリング20が位置され、その両
側にはストロボ発光部22、22が配設される。ストロ
ボ発光部22、22は、所定角度内側に向けて配置され
ると共に、電源部24から電源が供給される。
ィの右側後方に設けられると共に、カメラグリップ28
がボディの左側部に設けられ、このカメラグリップ28
の近傍にはシャッタのレリーズボタン30が設けられて
いる。インスタントフイルムの排出口32は、ボディの
上面部に形成されている。更に、カメラ10のフォーカ
スリング20には、接写時に図示しないクローズアップ
レンズが取り付けられる。
4、34…を備えており、この脚部34、34…の上部
にはカメラ載置枠36が固着され、各脚部34、34…
の下部には底面板38が固着される。接写用スタンド1
4の高さHは、前記カメラ10の接写時に設定される焦
点距離と略等しい高さに形成されている。カメラ載置枠
38の両側には、係止爪40、40が設けられ、この係
止爪40、40は外付けストロボ12の両側に係合す
る。これにより、接写用スタンド14にカメラ10が連
結される。底面板38は透明部材で形成されると共に、
被写体の撮影範囲を示す撮影枠42が撮影レンズ18に
対向した面に開口されている。
プル台本体52が箱体に形成され、サンプル台本体52
の上面に矩形状の開口部54が形成されている。前記開
口部54内には、矩形状のテーブル56が上下移動自在
に配置される。前記テーブル56の下部には図2に示す
ように、外周面にネジ62が螺刻された小径筒64が一
体に形成される。小径筒64は、内周面にネジ66が螺
刻された大径筒68に螺合され、この大径筒68は、ダ
イヤル70の上面に一体に形成されている。前記ダイヤ
ル70は、サンプル台本体52の底部に軸支されると共
に、円周部の一部がサンプル台本体52の側面から突出
され、回動されることにより前記ネジ62、66の作用
によって前記テーブル56を上下移動することができ
る。
記開口部5から外側に向けて4本の溝72、72…が形
成され、これらの溝72、72…と開口部54とを除く
4分割された上面(以下、「基準面」と称す)74、7
4…上には、L字状のフレーム76、76…が突出形成
される。これらのフレーム76、76…には、L字状に
形成されたゴム製の位置決め部材78、78…が着脱自
在に被覆される。
は、中板80が形成される。この中板80は小径筒64
の略中央に形成されると共に、表面部に矩形状の凹部8
2と円形状の凹部84とが形成されている。前記凹部8
2には図3に示すように、前記位置決め部材78、78
…が収納され、また、凹部84にはサンプルを固定する
虫ピン86、86…が収納される。
ンプル台を用いて接写を行う手順について説明する。先
ず、接写を行う前に、カメラ10の撮影モードをAF−
MACROモードからM−MACROモードに切り替
え、そして、フォーカスリング20にクローズ・アップ
・レンズを取り付けた後、フォーカスリング20を回動
して焦点距離を0.3mに設定する。
カメラ載置枠36に押し込んで、係止爪40、40によ
りカメラ10と接写用スタンド12とを連結する。そし
て、接写用スタンド12の底面板38の隅部39、39
…を、接写撮影用サンプル台50の位置決め部材78、
78…に嵌入し、底面板38を接写撮影用サンプル台5
0の基準面74、74、…に当接して、マット58上に
載置された被写体を接写する。これにより、カメラ10
がブレることなく被写体を接写できる。
い場合には、接写撮影用サンプル台50のダイヤル70
を回してテーブル56を基準面78、78…に対して上
下移動させることにより、被写体のピントを合わす。即
ち、テーブル56を下げて、被写体の上面部を基準面7
8、78…と同一面上に位置させることにより、ピント
を合わすことができる。
ンプル台10側で被写体のピントを合わせるようにした
ので、コンパクトな構造となり、カメラ10を移動する
ことなく被写体のピント合わせを行うことができる。ま
た、本実施例では、サンプル台本体52に形成した溝7
2、72…を利用することにより、図4に示す腕時計9
0の表示部92を容易に接写することができる。即ち、
腕時計90のバンド部分94、94を前記溝72、72
に載置することにより、バンド部分94、94を折った
り切り離しなりする必要がないので、表示部92を容易
に接写できる。
テーブル56の凹部82、84に位置決め部材78、7
8…、虫ピン86を収納したので、位置決め部材78や
虫ピン86の専用収納箱が不要となる。また、テーブル
56上にマット58を敷設して凹部82、84を覆った
ので、前記位置決め部材78や虫ピン86は紛失しな
い。
げると、複数枚のマット58、58…を開口部54内に
積層して収納することもできる。尚、本実施例では、位
置決め部材78、78…によって接写用スタンド12を
接写撮影用サンプル台50に固定するとしたが、これに
限られるものではなく、位置決め部材78、78…を取
り外すことにより、接写用スタンド12を基準面74、
74…上の自由な位置に移動させることができるので、
好みに合った位置で接写することができる。
を載置して接写を行うようにしたが、これに限られるも
のではなく、テーブル56の各凹部82、84を塞いで
テーブル56上に被写体を直接載置するようにしても良
い。更に、本実施例ではテーブル56の昇降機構をネジ
62、66の作用で行うようにしたが、これに限られる
ものではなく、他の昇降機構によって行うようにしても
良い。
影用サンプル台によれば、サンプル台本体のテーブル上
に被写体を載置し、サンプル台本体の昇降機構を駆動し
て前記テーブルを開口部に対して上下移動させることに
より、被写体のピントを合わすようにしたので、コンパ
クトな構造で、且つカメラを移動することなく被写体の
ピント合わせを行うことができる。また、テーブルの上
面に凹部を形成し、この凹部に被写体を固定する虫ピン
等の小物品を収納すると共に凹部をマットで覆い、この
マット上に被写体を載置するので、小物品の専用収納箱
が不要となり、また、凹部をマットで覆ったので、小物
品の紛失を防止できる。
接続関係を示す組立斜視図
を含む斜視図
載置した状態を示す斜視図
Claims (3)
- 【請求項1】 被写体が載置される接写撮影用サンプル
台に於いて、 箱体に形成され、開口部が形成されたサンプル台本体
と、 前記サンプル台本体の前記開口部に上下移動自在に配置
され、上面に被写体が載置されるテーブルと、 前記サンプル台本体内に設けられ、前記テーブルを上下
移動する昇降機構と、を備え、前記テーブルの上面には、虫ピン等の小物品を収納する
凹部が形成され、該凹部はテーブル上に載置されるマッ
トで覆われると共に、該マット上に前記被写体が載置さ
れる ことを特徴とする接写撮影用サンプル台。 - 【請求項2】 前記サンプル台本体の上面には、前記開
口部から外側に向けて複数本の溝が形成されていること
を特徴とする請求項1記載の接写撮影用サンプル台。 - 【請求項3】 前記サンプル台本体の上面には、カメラ
の撮影レンズの周部に連結された接写用スタンドの底面
板が載置されると共に、該サンプル台本体の上面の隅部
には前記底面板の位置決め部材が設けられていることを
特徴とする請求項1記載の接写撮影用サンプル台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26913093A JP3228450B2 (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 接写撮影用サンプル台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26913093A JP3228450B2 (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 接写撮影用サンプル台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07120811A JPH07120811A (ja) | 1995-05-12 |
JP3228450B2 true JP3228450B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=17468114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26913093A Expired - Fee Related JP3228450B2 (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 接写撮影用サンプル台 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3228450B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3315575B2 (ja) * | 1996-02-07 | 2002-08-19 | キヤノン株式会社 | 太陽光エネルギー変換装置、建築物、及び光電変換素子の温度制御方法 |
RU2011118375A (ru) | 2008-10-09 | 2012-11-20 | Асахи Гласс Компани, Лимитед (Jp) | Фторполимерная пленка темного типа и задний лист для модуля солнечного элемента |
-
1993
- 1993-10-27 JP JP26913093A patent/JP3228450B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07120811A (ja) | 1995-05-12 |
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