JPH11295807A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH11295807A
JPH11295807A JP10097464A JP9746498A JPH11295807A JP H11295807 A JPH11295807 A JP H11295807A JP 10097464 A JP10097464 A JP 10097464A JP 9746498 A JP9746498 A JP 9746498A JP H11295807 A JPH11295807 A JP H11295807A
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal display
camera
self
timer
Prior art date
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Pending
Application number
JP10097464A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Omura
紘 大村
Wataru Sasaki
弥 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影準備操作や撮影終了操作が簡便なカメラ
を提供する。 【解決手段】 液晶表示器20は、液晶保持板25上に
軸ピン27によって取り付けられる。液晶保持板25
は、支軸26によってカメラ10の上壁に軸着される。
液晶表示器20は、軸ピン27を軸にして液晶保持板2
5上で回転自在であるとともに、支軸26を中心とし
て、カメラ10上に起立する使用位置と、カメラ10の
前面に覆い被さる収納位置との間で回動自在になってい
る。液晶表示器20が収納位置にあるときに、電源スイ
ッチボタン16がカメラ10内に押し込まれて電源供給
回路が開放され、液晶表示器20が使用位置側に移動す
ると、電源スイッチボタン16がカメラ10上に突出し
て電源供給回路が閉じられる。また、使用位置にある液
晶表示器20を液晶保持板25上で回転させると、セル
フタイマーモード設定ボタン17が液晶表示器20によ
って押圧され、セルフタイマーの作動を許容するセルフ
タイマーモードに切り替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子を用
いて被写体光を撮像し、得られた画像を液晶表示器に表
示させるカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】レリーズ操作を行ってからシャッタが開
放されるまでの時間を遅延させるセルフタイマーを備
え、撮影者自らが被写体となって撮影を行えるようにし
たカメラがある。このようなカメラを用いて撮影を行う
場合、撮影者は、まず、セルフタイマーの作動を許容す
るセルフタイマーモードへの切替え操作を行う。そし
て、カメラのファインダーを通して撮影範囲を確認して
からセルフタイマーの起動操作を行い、この後に、レリ
ーズ操作を行ってから撮影範囲内に移動する。
【0003】一方、従来の光学ファインダーに代わって
電子式のファインダーを用いたカメラがある。電子ファ
インダーは、撮影レンズが包括する撮影範囲内を固体撮
像素子によって撮像し、得られた画像を液晶表示器に表
示するようにしたものである。この電子ファインダーを
用いたカメラによれば、撮影範囲内の像を両眼で観察す
ることができるので、従来の光学ファインダーを用いた
もののようにファインダー接眼窓を片眼で覗き込む際の
圧迫感から開放され、気楽に被写体を狙って撮影できる
という利点がある。
【0004】電子ファインダーを備えるカメラの中に
は、液晶表示器を、カメラから突出する使用位置と、カ
メラの外壁面に覆い被さる収納位置との間で移動自在に
設けたものがある。さらに、使用位置に位置決めした液
晶表示器を、カメラの外壁に対して垂直な軸を中心にし
て回転可能にし、画像表示面の向きを自在に変えられる
ようにしたものもある。これらのカメラによれば、いず
れの方角からも液晶表示器上の画像を観察することがで
きるので、カメラを顔の前面にまで持ち上げた状態で支
持している必要がなくなり、楽に撮影操作を行うことが
できる。また、この電子ファインダーを前述したセルフ
タイマーを備えるカメラに内蔵させれば、被写体側から
も撮影範囲内の構図を確認することが可能になるので、
撮影者は、液晶表示器を観察しながら正確に撮影範囲内
に移動することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子ファイ
ンダーやセルフタイマーを内蔵するカメラの場合、これ
らを駆動するための電源を必要とする。このため、カメ
ラを使用する度に電源スイッチを操作しなくてはなら
ず、撮影者に煩わしさを与えている。特に、セルフタイ
マーを作動させて撮影を行う場合、撮影者は、セルフタ
イマーモードへの切替え操作,液晶表示器の向き変え,
セルフタイマーの起動操作,及びレリーズ操作の多くの
操作を行ってから、短時間の間に撮影範囲内に移動して
姿勢を整えなくてはならない。このため、撮影者が慌て
てセルフタイマーモードへの切替え操作を忘れやすく、
レリーズ操作を行った瞬間に撮影が行われてしまうこと
がある。また、撮影終了時に電源スイッチを切り忘れる
と、電源用の電池が無駄に消耗されてしまう。
【0006】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
ので、撮影準備操作や撮影終了操作が簡便なカメラを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカメラは、液晶表示器を、カメラの外壁か
ら突出する使用位置とカメラの外壁面に覆い被さる収納
位置との間で移動自在に設けるとともに、使用位置に位
置決めされた状態で画像表示面がカメラの背面側または
前面側のいずれにも向けられるように回転自在に設け、
さらに、液晶表示器の回転路中にセルフタイマーの作動
を許容するセルフタイマーモードへの切替えスイッチを
設け、液晶表示器の使用位置での回転に連動して切替え
スイッチによりセルフタイマーモードに切替えられるよ
うにするものである。
【0008】また、液晶表示器の移動路中にカメラの電
源供給回路を開閉させる電源スイッチを設け、液晶表示
器の使用位置側への移動に連動して電源スイッチにより
電源供給回路が閉じられ、液晶表示器の収納位置側への
移動に連動して電源供給回路が開放されるようにしても
よい。
【0009】なお、液晶表示器の形状を、回転軸に対し
て対称となるように構成し、画像表示面がカメラの背面
側または前面側のいずれに向けられた状態であっても、
収納位置側への移動および位置決めを行えるようにする
のがよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を実施したカメラ
を示すものである。カメラ10の前面には、撮影レンズ
11,ファインダー対物窓12,測光窓13,およびス
トロボ発光窓14が設けられている。また、カメラ10
の上面には、シャッタボタン15,電源スイッチボタン
16,セルフタイマーモード設定ボタン17が設けられ
ているとともに、電子ファインダーを構成する液晶表示
器20が取り付けられている。液晶表示器20の側面に
は、ロックつまみ18が設けられている。
【0011】図1に示すように、液晶表示器20は、ハ
ウジング21内に光透過型の液晶パネル22と光源用の
ランプ23とを収納し、液晶パネル22の前面に透明な
保護板24を取り付けて構成される。液晶パネル22に
は、ファインダー対物窓12の内側に設けられた固体撮
像素子(図示せず)によって撮像された撮影範囲内の画
像が表示される。液晶表示器20は、保護板24の取付
け面が画像表示面20aとなる。なお、液晶パネル22
としては光反射型のものを用いることも可能である。こ
の場合、光源用のランプ23が不要となるので、液晶表
示器20の構成を簡素化することができる。
【0012】カメラ10の上壁には液晶保持板25が設
けられており、この液晶保持板25に液晶表示器20が
取り付けられる。液晶保持板25は、一端が、カメラ1
0の左右方向に延びた支軸26によってカメラ10の上
壁中央部に軸着されており、カメラ10の上壁後方部に
重なる位置と、上壁前方部に重なる位置との間で回動自
在に設けられている。液晶表示器20は、液晶保持板2
5がカメラ10の上壁後方部に重なったときに上方に向
けられる保持面25a上に、直立した状態で軸ピン27
によって取り付けられる。液晶表示器20は、液晶保持
板25の保持面25a上で軸ピン27を軸にして回転自
在であるとともに、支軸26を中心として、カメラ10
上に起立する使用位置(図2(A))と、カメラ10の
前面に覆い被さる収納位置(図2(B))との間で回動
自在になっている。
【0013】図3に示すように、液晶表示器20の側部
には、ロックピン31が内蔵されている。ロックピン3
1は、バネ32によって液晶表示器20の底面に形成さ
れた開口33から突出する方向に付勢されている。ま
た、ロックピン31にはロックつまみ18が固定されて
おり、液晶表示器20の側面に形成された開口35から
露呈されている。ロックつまみ18を上方に引き上げる
と、ロックピン31がバネ32の付勢力に抗して液晶表
示器20内に引き込まれる。液晶保持板25の両側縁部
には、液晶表示器20が画像表示面20aをカメラ10
の背面側または前面側に向けた状態で位置決めされたと
きに、液晶表示器20の底面から突出しているロックピ
ン31が嵌入する穴36,37が形成されている。
【0014】図4に示すように、電源スイッチボタン1
6は、液晶表示器20を収納位置側に移動させたときに
液晶保持板25が重なる位置に設けられている。電源ス
イッチボタン16は、バネ41によってカメラ10の上
壁に形成された開口42から突出する方向に付勢されて
いる。電源スイッチボタン16の下方には、カメラ10
の電源供給回路の一部を開放して一対の電源端子片45
a,45bが設けられている。一対の電源端子片45
a,45bは上下に平行に並べられ、自然状態では互い
に接触するように構成されている。電源スイッチボタン
16が開口42内に押し込まれると、電源スイッチボタ
ン16の下端16aが下側の電源端子片45bを押圧
し、上側の電源端子片45aから離れる方向に付勢す
る。これにより、一対の電源端子片45a,45bが離
間され、カメラ10の電源供給回路が開放状態となる。
【0015】カメラ10は、レリーズ操作を行ってから
シャッタが開閉されるまでの時間を所定時間遅延させる
セルフタイマーを内蔵している。セルフタイマーモード
設定ボタン17は、セルフタイマーの作動を許容するセ
ルフタイマーモードに切り替えるための切替えスイッチ
である。図5に示すように、セルフタイマーモード設定
ボタン17は、使用位置に位置決めされた液晶表示器2
0を軸ピン27を中心として回転させたとき、液晶表示
器20の底面の移動路内に突出するように設けられる。
セルフタイマーモード設定ボタン17は、バネ51によ
ってカメラ10の上壁に形成された開口52から突出す
る方向に付勢されている。セルフタイマーモード設定ボ
タン17の下端には、導電性を有する接触端子53が設
けられている。セルフタイマーモード設定ボタン17の
下方には、カメラ10の各種機能を制御するための回路
基板54が配置されている。この回路基板54の上面に
は、セルフタイマーモードへの切替え回路の一部を開放
して一対のスイッチ端子55a,55bが設けられてい
る。
【0016】液晶保持板25には、液晶表示器20を使
用位置に位置決めしたときに、カメラ10の開口52か
ら突出しているセルフタイマーモード設定ボタン17を
挿通させるための穴56が形成されている。セルフタイ
マーモード設定ボタン17は、通常は、開口52および
穴56を通して液晶保持板25の上方に突出しており、
接触端子53と回路基板54上の一対のスイッチ端子5
5a,55bとが離間した状態で位置決めされている。
セルフタイマーモード設定ボタン17が開口52内に押
し込まれると、接触端子53が一対のスイッチ端子55
a,55b上に接触し、セルフタイマーモードが設定さ
れる。
【0017】カメラ10を用いて撮影を行う際には、撮
影者は、まずカメラ10の前面を被覆している液晶表示
器20を引き上げて使用位置側に移動する。液晶表示器
20の移動にともなって液晶保持板25がカメラ10の
上壁から離れると、電源スイッチボタン16がバネ41
によって上方に押し上げられ、開口42から突出する。
これにより、一対の電源端子片45a,45bが接触さ
れて、カメラ10の電源供給回路が閉じられる。この瞬
間に、液晶表示器20の液晶パネル22上に、撮影レン
ズ11が包括する撮影範囲内の画像が表示される。
【0018】液晶表示器20がカメラ10上に起立する
使用位置に達すると、カメラ10の上面から突出してい
るセルフタイマーモード設定ボタン17が、液晶保持板
25に形成された穴56内に入り込む。セルフタイマー
モード設定ボタン17は、開口52および穴56を通し
て液晶保持板25の保持面25a上に突出し、接触端子
53と回路基板54上に設けられたスイッチ端子55
a,55bとが離間したまま維持される。なお、液晶表
示器20のロックピン31が液晶保持板25の穴36内
に嵌まり込んでおり、液晶表示器20は、画像表示面2
0aをカメラ10の背面側に向けた状態で液晶保持板2
5上に位置決め,固定されている。
【0019】カメラ10においては、撮影時に必ず使用
される液晶表示器20を使用可能な状態に移動操作する
だけで、自動的に電源供給回路が閉じられるので、撮影
者は、特別に電源スイッチボタン16を操作する必要が
ない。したがって、撮影準備時の撮影者による操作箇所
が減少し、撮影者の撮影準備操作に対する煩わしさを軽
減することができる。
【0020】撮影者自らが被写体となって撮影を行う場
合には、撮影者は、カメラ10の背面側に向けられた液
晶表示器20の画像表示面20aを観察しながら構図を
決定する。この後、液晶表示器20の側面に露呈してい
るロックつまみ18を引き上げてロックピン31と穴3
6との係合を解除する。そして、ロックつまみ18を引
き上げた状態を保持したまま液晶表示器20を軸ピン2
7を軸にして回転させ、画像表示面20aをカメラ10
の前面側に向ける。
【0021】この液晶表示器20の回動途中で、液晶表
示器20の底面によってセルフタイマーモード設定ボタ
ン17が押圧され、バネ51の付勢力に抗して穴56内
に押し込まれる。これにより、セルフタイマーモード設
定ボタン17の下端に設けられた接触端子53が一対の
スイッチ端子55a,55b上に接触し、セルフタイマ
ーモードが設定される。そして、液晶表示器20の画像
表示面20aがカメラ10の前面側に向けられると、ロ
ックピン31が穴37に嵌入し、液晶表示器20が位置
決め,固定される。
【0022】撮影者は、液晶表示器20の固定を確認し
た後に図示しないセルフタイマーの起動スイッチを操作
し、シャッタボタン15を押す。この後、被写体側に向
けられた画像表示面20aを観察しながら、撮影範囲内
に移動して姿勢を整える。そして、セルフタイマーによ
る所定の遅延時間が経過すると、自動的にシャッタが開
閉され、撮影者を被写体とした撮影が行われる。
【0023】この際、撮影者が液晶表示器20の向きを
変えるだけで、自ずとセルフタイマーモードが設定され
るので、セルフタイマーが作動せずに、シャッタボタン
15の押し込みと同時に撮影が行われてしまうという失
敗が防止される。しかも、撮影者はセルフタイマーモー
ドへの切替え操作を特別に意識している必要がないの
で、液晶表示器20の向き変え操作や撮影範囲内への移
動を余裕をもって行えるようになる。
【0024】撮影が終了したら、撮影者は、ロックつま
み18を引き上げてロックピン31と穴37との係合を
解除し、画像表示面20aがカメラ10の背面側に向く
ように液晶表示器20を回転させる。画像表示面20a
がカメラ10の背面側に向けられると、ロックピン31
が穴36に嵌入して液晶表示器20が液晶保持板25上
に位置決め,固定される。
【0025】この後、支軸26を中心にして液晶表示器
20を回動させ、収納位置側に移動すると、開口42か
ら突出している電源スイッチボタン16が液晶保持板2
5の保持面25aによって押圧され、バネ41の付勢力
に抗して開口42内に押し込まれる。そして、電源スイ
ッチボタン16の下端16aが下側の電源端子片45b
を押圧し、上側の電源端子片45aから離れる方向に付
勢する。これにより、一対の電源端子片45a,45b
が離間され、カメラ10の電源供給回路が開放状態とな
る。そして、液晶表示器20が収納位置に達すると、撮
影レンズ11やファインダー対物窓12の前面が液晶表
示器20によって被覆される。
【0026】この場合においても、液晶表示器20の移
動操作を行うだけで、自動的に電源供給回路が開放され
るので、電源スイッチの切り忘れによって無駄に電池を
消耗してしまうことが防止される。
【0027】上記構成においては、カメラ10を使用し
ていないときには、液晶表示器20は画像表示面20a
をカメラ10の外側に向けた状態で収納される。しか
し、画像表示面20aを保護する上では、画像表示面2
0aと撮影レンズ11とを対面させた状態で液晶表示器
20を収納することが望ましい。この場合、軸ピン27
を液晶表示器20の底面中心部に設けるとともに、液晶
表示器20の外形を、回転軸に対して対称となるように
構成しておけば、画像表示面20aがカメラの背面側ま
たは前面側のいずれ側に向けられた状態であっても、カ
メラ10の外形を変えることなく、液晶表示器20を収
納位置に位置決めすることができるようになる。
【0028】なお、上記実施形態においては、液晶表示
器が収納位置側に移動したときに、液晶保持板が電源ス
イッチボタンを押圧して電源供給回路を開放するように
構成したが、電源スイッチボタンは、液晶表示器を使用
位置側に移動したときに液晶保持板と対面する位置に設
けてもよい。この場合、電源供給回路の一部を開放した
一対の電源端子片を、自然状態では離間するように構成
しておき、電源スイッチボタンが液晶保持板によって押
圧されたときに、一対の電源端子片が接触するようにし
ておけばよい。
【0029】また、上記実施形態においては、液晶表示
器の収納時には、液晶表示器がカメラの前面を被覆する
ように構成したが、カメラの背面や周面上に覆い被さる
ようにしてもよい。さらに、液晶表示器は、例えばカメ
ラの表面に設けられたガイドレールに沿って、収納位置
と使用位置との間でスライド移動するように構成するこ
とも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明のカメラによれ
ば、液晶表示器が、カメラの外壁から突出する使用位置
とカメラの外壁面に覆い被さる収納位置との間で移動自
在に設けられるとともに、使用位置に位置決めされた状
態で画像表示面がカメラの背面側または前面側のいずれ
にも向けられるように回転自在に設けられ、さらに、こ
の液晶表示器の回転路中にセルフタイマーの作動を許容
するセルフタイマーモードへの切替えスイッチが設けら
れ、液晶表示器の回転に連動してセルフタイマーモード
への切替えが行われるように構成されているので、セル
フタイマーを使用して撮影を行う際に液晶表示器の向き
を変えれば、自動的にセルフタイマーモードが設定され
てセルフタイマーの作動が許容される。したがって、セ
ルフタイマーが作動せずに、レリーズ操作と同時に撮影
が行われてしまうという失敗が防止される。しかも、撮
影者はセルフタイマーモードへの切替え操作を特別に意
識している必要がないので、液晶表示器の向き変え操
作,セルフタイマーの起動操作,レリーズ操作や、撮影
範囲内への移動を余裕をもって行えるようになる。
【0031】また、液晶表示器の使用位置と収納位置と
の間での移動路中にカメラの電源供給回路を開閉させる
電源スイッチが設けられ、液晶表示器の使用位置側への
移動に連動して電源供給回路が閉じられ、液晶表示器の
収納位置側への移動に連動して電源供給回路が開放され
るので、撮影時に必ず使用される液晶表示器を使用可能
な状態、または収納状態に移動操作するだけで、自動的
にカメラの電源供給回路が開閉される。したがって、撮
影者による操作箇所数が減少し、撮影者の撮影準備操作
や撮影終了操作に対する煩わしさを軽減することができ
るとともに、撮影終了時の電源スイッチの切り忘れを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラの液晶表示器の取付け部の構成
を示す概略図である。
【図2】本発明を実施したカメラの外観図であり、
(A)は液晶表示器が使用位置にある状態を、(B)は
液晶表示器が収納位置にある状態をそれぞれ表してい
る。
【図3】図1に示した液晶表示器のロック機構を示す要
部概略図である。
【図4】液晶表示器の移動位置と電源スイッチボタンの
状態との関係を示す説明図であり、(A)は液晶表示器
が使用位置にある状態を、(B)は液晶表示器が収納位
置にある状態をそれぞれ表している。
【図5】液晶表示器の回転位置とセルフタイマーモード
設定ボタンの状態との関係を示す説明図であり、(A)
は液晶表示器が位置決めされているときの状態を、
(B)は液晶表示器が回転中であるときの状態をそれぞ
れ表している。
【符号の説明】
10 カメラ 11 撮影レンズ 16 電源スイッチボタン 17 セルフタイマーモード設定ボタン 20 液晶表示器 20a 画像表示面 22 液晶パネル 25 液晶保持板 26 支軸 27 軸ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体光を撮像する固体撮像素子と、得
    られた画像を表示する液晶表示器と、レリーズ操作を行
    ってからシャッタが開放されるまでの時間を遅延させる
    セルフタイマーとを備えるカメラにおいて、 前記液晶表示器を、カメラの外壁から突出する使用位置
    とカメラの外壁面に覆い被さる収納位置との間で移動自
    在に設けるとともに、前記使用位置に位置決めされた状
    態で画像表示面がカメラの背面側または前面側のいずれ
    にも向けられるように回転自在に設け、さらに、液晶表
    示器の前記回転路中に前記セルフタイマーの作動を許容
    するセルフタイマーモードへの切替えスイッチを設け、
    液晶表示器の前記使用位置での回転に連動して前記切替
    えスイッチによりセルフタイマーモードに切替えられる
    ようにしたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 液晶表示器の前記移動路中にカメラの電
    源供給回路を開閉させる電源スイッチを設け、液晶表示
    器の使用位置側への移動に連動して前記電源スイッチに
    より電源供給回路が閉じられ、液晶表示器の収納位置側
    への移動に連動して電源供給回路が開放されるようにし
    たことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記液晶表示器は、その外形が前記回転
    軸に対して対称となるように構成され、画像表示面がカ
    メラの背面側または前面側のいずれに向けられた状態で
    あっても、前記収納位置側への移動および位置決めを行
    えることを特徴とする請求項1または2記載のカメラ。
JP10097464A 1998-04-09 1998-04-09 カメラ Pending JPH11295807A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002204380A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Canon Inc 撮像装置
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CN107862812A (zh) * 2017-12-11 2018-03-30 江苏国光信息产业股份有限公司 一种远程智能终端

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