JP4579410B2 - 撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体を撮影する撮像部と撮像した画像を表示する表示部とが相対的に回動し、なお且つその回動をロックする機構を備えた撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、撮像部と表示部が相対的に回転可能な撮像装置が提案されている。近年、画像を表示する表示手段としてLCD(Liquid Crystal Display)パネルが用いられ、この表示手段を備えた表示部とカメラ部である撮像部とが、相対回動自在な構造を有するものがある。
【0003】
この構成においては、回動部材である表示部をロックする機構が設けられており、ロック機構としては図4に示すような構造のものがある。
撮像部1に与えられた凹部に表示部2が収容される。そして、撮像部側に与えられたロック爪3と、表示部側に与えられた溝4とが係合する事により表示部2がロックされる。ロック爪3はバネ5によりAの方向にバネ圧を加えられており、このバネ圧で表示部2をロックしている。ロックを解除するときは表示部を手でCの回転方向へ引き出すような構成となっている。
【0004】
さらに、表示部2はヒンジ部6により、C及びDの方向に回動が可能である。
溝4は回動方向Cの回転中心を通るように与えられており、図5のようにLCDパネルが表面に出ている時、図6のようにLCDパネルが表面に出ていない時の両方の状態においてもロック爪と係合するような構成になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上に示す構成では、ロックを解除するときには表示部に対して指の掛かりが悪く、ロック解除しづらいという問題があった。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、回動部材をロックすることができ、しかも不必要に表示部の厚みを持たせずともロックを容易に解除することを可能とする撮像装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、鋭意検討の結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
【0008】
本発明の撮像装置は、側面に2つの溝部が形成される表示部と、前記表示部を互いに直交する2方向に回動可能に取り付けるヒンジ部、前記表示部を収容する凹部及び前記表示部が前記凹部に収容される際に、前記2つの溝部の一方と係合するロック部が形成される撮像部とを有する撮像装置であって、前記表示部が前記凹部に収容され、前記2つの溝部の一方と前記ロック部が係合する際に、前記2つの溝部の他方を露出させる切り欠き部を前記ロック部の近傍に形成することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明を適用した具体的な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1は、本実施形態のデジタルカメラの主要構成を示す斜視図である。
同図において、1は撮像素子に被写体像を結像させる撮影光学系及び被写体像を電気信号に変換する撮像素子を含む撮像部である。2は、LCDパネル2’を含む表示部であり、ヒンジ部6によってC及びDの方向に回動が可能である。LCDパネル2’には、撮影された撮像データを表示する機能を持つ。21、22は、撮像部1と表示部2の相対回転C,Dの回転軸である。
【0016】
装置内には、図示せぬ信号処理手段及び反転手段及び検出手段が内蔵されている。
そして、C及びDの回動をロックするロック機構を持たせている。撮像部1に与えられた凹部に表示部2が収容される。そして、撮像部側に与えられたロック爪3と、表示部側に与えられた溝4とが係合することにより表示部2がロックされる。ロック爪3はバネ5によりAの方向にバネ圧を加えられており、このバネ圧で表示部2をロックしている。ロックを解除するときは表示部を手でCの回転方向へ引き出すような構成となっている。
【0017】
このような構成において、表示部2がロックされる状態について以下に説明をする。
【0018】
(第1の状態)
図2は通常撮影状態を示す斜視図である。通常撮影状態とは、撮影者が観察方向の被写体の撮影を行う状態をいう。
まず撮像部1を所望の被写体10に向ける。被写体10の像は撮像部1の中の撮影光学系を通して撮像素子に結像される。撮像素子に達した被写体像は、撮影素子により電気信号に変換される。そして、電気信号は信号処理部を通して画像信号に変換されることになる。
【0019】
その後、この画像信号は、装置の種類により記録部等に出力され、記録されることになるが、一方、撮影者に撮影しようとする撮像を確認させるために、表示部2の中のLCDパネル2’にも撮像が出力される。このLCDパネル2’は撮影者が装置から距離をおいた目で被写体10の撮像を目視し確認するに十分な大きさを有している。
【0020】
ここで、この通常撮影状態で撮像装置を構成する各部の向きは、撮像部1が撮影者の観察方向を向き、所望の被写体を撮像する。また、LCDパネル2’が、撮影者自身の方向を向き、LCDパネル2’上に、撮像されている被写体の撮像を表示する。
【0021】
これにより、撮影者の観察方向に位置する被写体10の撮影を、撮影者のほうに向いたLCDパネル2’によって撮影者が装置から距離を置いた目で確認しながら撮影するというきわめて自然な撮影状態を提供できる。
【0022】
(第2の状態)
カメラを持ち運んだりする時にはLCDパネル2’が何かに衝突したりして、傷つく可能性があるし、カメラの消費電力を節約するため光学ファインダーで撮影するときにはカメラに操作者の顔を密着させる状態になるので、LCDパネル2’が汚れる可能性がある。これらの場合には図3のように、LCDパネル2’をカメラの内側になるようにすることで、LCDパネル2’の傷や汚れを効果的に防ぐことができる。
【0023】
以上に述べた2つの場合でも、表示部2を容易にロック解除するために本発明では図1に示す機構を与えている。表示部2側に2箇所の溝部4が回動軸C、Dを含む平面に対して対称に与えられており、図2のようにLCDパネル2’が表面に出ている時、図3のようにLCDパネル2’が表面に出ていない時の両方の状態においてもいずれか一方の溝部4がロック爪3と係合するような構成になっている。そしてもう一方が表示部2のロックを解除するための指の掛合部位として利用することが出来る。
【0024】
さらに本実施形態では、撮像部1側のロック爪3近傍にいずれか一方の溝部4に指を掛けることができるように切り欠き部7を与えており、これらの構成により一度ロックされた表示部も、表示部2の溝部4に指を掛け、容易にロック解除を行なうことができる。また表示部2がロックされたときにこの表示部2が撮像部1の内部に完全に入り込んでしまった状態でも容易にロックが解除でき、デザイン上もスリムな形状の撮像装置が実現する。
【0025】
なお、本実施形態においては、撮像装置がデジタルカメラである場合について説明しているが、本発明はこれに限定されることなく、例えばデジタルビデオカメラである場合にも適用することができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、2つの溝部の一方とロック部が係合する際に、他方の溝部を露出させる切り欠き部をロック部の近傍に形成するので、表示部のロックを容易に解除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る撮像装置の表示部ロック及びロック解除機構を説明するための斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係る撮像装置の表示部使用状態を説明するための斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係る撮像装置の表示部未使用状態を説明するための斜視図である。
【図4】従来の撮像装置の表示部ロック及びロック解除機構を説明する斜視図である。
【図5】従来の撮像装置の表示部使用状態を説明するための斜視図である。
【図6】従来の撮像装置の表示部未使用状態を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1・・・撮像部
2・・・表示部
2’・・・LCDパネル
3・・・ロック爪
4・・・溝部
5・・・バネ
6・・・ヒンジ部
7・・・切り欠き部
10・・・被写体
21・・・C方向回転の回転軸
22・・・D方向回転の回転軸
Claims (2)
- 側面に2つの溝部が形成される表示部と、
前記表示部を互いに直交する2方向に回動可能に取り付けるヒンジ部、前記表示部を収容する凹部及び前記表示部が前記凹部に収容される際に、前記2つの溝部の一方と係合するロック部が形成される撮像部とを有する撮像装置であって、
前記表示部が前記凹部に収容され、前記2つの溝部の一方と前記ロック部が係合する際に、前記2つの溝部の他方を露出させる切り欠き部を前記ロック部の近傍に形成することを特徴とする撮像装置。 - 前記表示部は、表示面が外側に向けられる状態と、前記表示面が内側に向けられる状態との間で回動自在であって、前記表示面が外側に向けられる状態では、前記2つの溝部のうち前記表示面から遠い方の溝部が前記ロック部に係合し、前記表示面が外側に向けられる状態では、前記2つの溝部のうち前記表示面から遠い方の溝部が前記ロック部に係合することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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JP2000401543A JP4579410B2 (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 撮像装置 |
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Publications (3)
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JP2002204380A JP2002204380A (ja) | 2002-07-19 |
JP2002204380A5 JP2002204380A5 (ja) | 2008-02-28 |
JP4579410B2 true JP4579410B2 (ja) | 2010-11-10 |
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ID=18865962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000401543A Expired - Fee Related JP4579410B2 (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 撮像装置 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH08237527A (ja) * | 1995-02-23 | 1996-09-13 | Sony Corp | カメラ一体型ビデオテープレコーダー |
JPH08294029A (ja) * | 1995-02-23 | 1996-11-05 | Sony Corp | カメラ一体型ビデオテープレコーダー |
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JPH11295807A (ja) * | 1998-04-09 | 1999-10-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | カメラ |
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2000
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