JP3587732B2 - モニタ付きカメラ一体型記録装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶画面等のモニタ画面を有するビデオテープレコーダや電子カメラ等のモニタ付きカメラ一体型記録装置に係わり、特に、カメラ部に設けられるレンズ部を、非撮影時はカメラ部内に収納可能に設けたモニタ付きカメラ一体型記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカメラ一体型VTRの一例を図10および図11に示す。
【0003】
図10(a)は非撮影時における背面側から見たカメラ一体型VTRの斜視図、図10(b)は通常撮影時における背面側から見たカメラ一体型VTRの斜視図である。
図10において、101は図示していないテープカセットが装脱着可能に設けられるとともに液晶表示パネルを備えるカメラ一体型VTRのモニタ・VTR部、102はモニタ・VTR部101に対して回動自在に設けられるカメラ部、103は液晶表示パネル、104はマイクロホンである。
【0004】
このカメラ一体型VTRでは、通常の撮影時は、図10(b)に示すように、撮影者は、カメラ部102を回動させて、カメラ部102の正面側に設けられている対物レンズを被写体の方向に向け、液晶表示パネル103でその撮影内容をモニタしながら撮影する。また、撮影しない時、即ち、再生時や収納時は、図10(a)に示すように、カメラ部102を回動させて、対物レンズを下側に向け、内蔵されている撮像素子に外光等が入射しないようにし、また、対物レンズに埃などが付着しにくいようにしている。
【0005】
図11は、背面側から見たカメラ一体型VTRの斜視図である。
【0006】
同図において、201は図示していないテープカセットが装脱着可能に設けられるとともに液晶表示パネルを備えるカメラ一体型VTRのモニタ・VTR部、202はモニタ・VTR部201に対して回動自在に設けられるカメラ部、203は液晶表示パネル、204はバッテリー、205はVTR操作パネル、206は液晶コントロールボタン、207はリモートコントロール信号受光部、208はカメラ操作ボタン、209はズームボタンである。
【0007】
図11に示す状態は、このカメラ一体型VTRの非使用状態の収納姿勢を示しており、カメラ部202はモニタ・VTR部201と平行に重なり合っている。また、カメラ部202に設けられている図示していないレンズ面は液晶表示パネル203とは反対側にあり、かつ液晶表示パネル203と平行になっている。撮影時は、モニタ・VTR部201とカメラ部202とを相対回動し、カメラアングルやモニタ画面アングルを自由に設定しながら、液晶表示パネル203に写し出された被写体の状況をモニタしながら撮影を行う。なお、カメラ部202のレンズ面が液晶表示パネル203と同方向にある自己撮影状態においては、液晶表示パネル203に表示される被写体が鏡像となるように、撮影画像を上下、左右方向に反転処理する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の各従来技術のものは、非撮影時には、レンズ部が外部に露出することになり、レンズ部を保護しようとすると、そのための蓋体等を必要とする。また、後者の従来技術では、カメラ部のレンズ部を光軸方向に長くすることができないため、短焦点ないしは2、3倍程度のズーム機能しか持たせることができない。また、レンズ部を光軸方向に長くするとレンズ部が突出することになり、カメラ一体型VTR全体をコンパクトな箱体に構成できない等の間題がある。
【0009】
本発明の目的は、上記の種々の間題点に鑑みて、非撮影時には、簡単な操作・構成でレンズ部を保護するとともに、撮影時には、簡便な操作でカメラ部からレンズ部を撮影可能状態にすることのできるモニタ付きカメラ一体型記録装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本願によるモニタ付きカメラ一体型記録装置の代表的な1つの発明では、記録担体に情報を記録する記録部と液晶表示装置等からなるモニタ部とを一体化して箱体状に形成したモニタ・記録部と、前記モニタ・記録部の側部に第1の回動機構を介して回動自在に取り付けられたカメラ部とを備え、
前記カメラ部に備えられるレンズ部は、前記カメラ部の内面側部に、前記第1の回動機構の回転軸と平行な回転軸をもつ第2の回動機構を介して回動自在に取り付けられ、光軸方向が前記第2の回動機構の回転軸と垂直な方向に配置され、前記レンズ部は、前記カメラ部に収納されてレンズ面を保護される収納状態と、レンズ面を被写体に向けた撮影状態とをとり得る構造とされ、
前記収納状態から前記レンズ部が前記カメラ部に対して所定量回動した際には、この前記レンズ部の回動に連動して移動するグリップ部を備え、このグリップ部は、前記レンズ部が前記収納状態にある際には前記カメラ部内に隠された収納位置をとると共に、前記収納状態から前記レンズ部が前記カメラ部に対して所定量回動した際には、この前記レンズ部の回動により前記カメラ部と前記レンズ部との間に形成される開口部に移動して、指受け把持位置をとるようにした、構成をとる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施形態を図1から図4を用いて説明する。
【0018】
図1および図2は、本実施形態に係るモニタ付きカメラ一体型記録装置の背面側から見た斜視図であり、図1はモニタ付きカメラ一体型記録装置の非撮影時の状態を示し、図2はこの装置の撮影時の状態を示す。
【0019】
図1および図2において、1は図示していないテープカセットなどの記録担体を装脱着可能に設けた記録部と図示していない液晶表示パネルからなるモニタ部とを一体化して構成したモニタ・記録部、2はモニタ・記録部1の横側部に設けられる回動機構部において回動自在に取付けられるとともに、閉じられた底面を有するカメラ部、3はカメラ部2の内面横側部に設けられる回動機構部において回動自在に取付けられたレンズ部、4はモニタ・記録部1の横側部に設けられる回動機構部、5はカメラ部2の横側部に設けられる回動機構部、6は押圧することによりカメラ部2とレンズ部3とのロック状態を解除するロック解除つまみ、7はカメラ部2に設けられる係合部材と係合するレンズ部3に設けられる係合溝である。
【0020】
図3は、図1および図2において、カメラ部2に設けられる係合部材である板バネ8がレンズ部3の係合溝7と係合しているロック状態を示す図である。
【0021】
図4は、図1および図2に示すカメラ部2とレンズ部3の詳細な構成を示す側面断面図であり、図4(a)はレンズ部3がカメラ部2に収納された非撮影時の状態を示し、図4(b)はレンズ部3がカメラ部2から取り出された撮影時の状態を示している。
【0022】
図4において、9はレンズ部3におけるレンズ体、10はレンズ部3の後面側に設けられるスピーカ、11はレンズ部3の前面レンズ面3a側に設けられるマイクロホンである。その他の構成は図1および図2に示す同符号の構成と同じである。
【0023】
次に、このモニタ付きカメラ一体型記録装置の非撮影時および撮影時の状態について説明する。
【0024】
非撮影時は、図1および図4(a)に示すように、レンズ部3はカメラ部2内に収納されており、この状態では、マイクロホン11もカメラ部3内に収納される。それとは反対に、スピーカ10は再生時には都合が良いようにモニタ付きカメラ一体型記録装置の上面側に位置する。
【0025】
撮影時は、図2および図4(b)に示すように、ロック操作つまみ6を操作することにより、カメラ部2の板バネ8とレンズ部3の係合溝7の図3に示すようなロック状態が解除され、レンズ部3がカメラ部2に対して回動可能状態になる。次いで、レンズ部3を収納状態から撮影に都合のよい所定角度、例えば、レンズ面3aが、液晶表示パネルと反対方向に向くように90度回動して撮影可能状態にする。この状態では、マイクロホン11もレンズ面3aと同様に前方に突出した状態となり、録音に都合の良い位置に位置することになる。撮影は、カメラ部2をモニタ・記録部1に対して任意の角度まで回動して、液晶表示パネルに写し出される被写体をモニタしながら撮影する。
【0026】
上記のごとく、本実施形態によれば、非撮影時は、例えば、再生時や収納時は、レンズ部3はカメラ部2に収納されるので、レンズ部3のレンズ面3aはカメラ部2の底面側に収納されて外部に露出することがなく、レンズ面3aの保護を図ることができる。また、収納時は、レンズ部3が光軸の長い長焦点のものであっても、縦長に構成されるカメラ部2内に容易に収納することができる。さらにまた、収納時は、装置全体をコンパクトな外形とすることができ、収納性に優れた装置を実現することができる。また、撮影時は、カメラ部2に収納されていたレンズ部3を任意の角度まで回動させて被写体側に向けることにより、長焦点を必要とする被写体にも容易に対応することができる。
【0027】
次に、本発明の第2の実施形態を図5を用いて説明する。
【0028】
図5は、本実施形態に係るモニタ付きカメラ一体型記録装置のカメラ部2とレンズ部3の構成を示す側面断面図であり、図5(a)はレンズ部3がカメラ部2に収納された非撮影時の状態を示し、図5(b)はレンズ部3がカメラ部2から取り出された撮影時の状態を示している。
【0029】
図5において、12は、撮影時に、レンズ部3がカメラ部2に対して回動した際に、カメラ部2の前方下部に形成される開口部に位置するように配置される指受け把持部となるグリップ部、13はグリップ部12を常時前記開口部まで回動するように付勢するグリップバネ部材、14は撮影時の状態においてグリップ部12が外部から押圧された際に開口部内部に回動しないようグリップ部12を係止するグリップ押えである。なお、その他の構成は図4に示す同符号の構成と同じである。
【0030】
次に、このモニタ付きカメラ一体型記録装置の非撮影時および撮影時の状態について説明すると、非撮影時は、図5(a)に示すように、レンズ部3はカメラ部2内に収納され、それとともに、グリップ部12はレンズ部3の押圧力によりグリップバネ部材13の付勢力に抗して回動され、カメラ部2内に押し下げられた状態で収納される。また、撮影時は、カメラ部2に収納されていたレンズ部3を所定角度、例えば、レンズ面3aが、液晶表示パネルと反対方向へ向くように90度回動させて被写体側に向けると、グリップ部12は、グリップバネ部材13の付勢力によって回動し、撮影に都合のよい指受け把持位置まで露出する。ここで、グリップ部12はレンズ部3の回動とともに回動するグリップ押え14によって係止され固定される。
【0031】
このように、本実施形態によれば、第1の実施形態に加えて、撮影時にレンズ部3がカメラ部2に対して回動した際に、カメラ部2前面に形成される開口部に指受け把持部となるグリップ部12が配置されるので、撮影時の使い勝手を向上させ、撮影姿勢の安定化に寄与することができる。
【0032】
次に、本発明の第3の実施形態を図6を用いて説明する。
【0033】
図6は、本実施形態に係るモニタ付きカメラ一体型記録装置のカメラ部2とレンズ部3の構成を示す側面断面図であり、図6(a)はレンズ部3がカメラ部2に収納された非撮影時の状態を示し、図6(b)はレンズ部3がカメラ部2から取り出された撮影時の状態を示し、図6(c)はカメラ部2の係合溝とレンズ部3に設けられている板バネとの係合をモニタ・記録部1の回動に伴って前記係合を解除する状態を示す図である。
【0034】
図6において、15はカメラ部2に設けられる係合溝、16は回動機構部4のカメラ部2側に設けられ、モニタ・記録部1に対するカメラ部2の回動に伴って回動するロック解除作動部材、17は一端18がカメラ部2に係止され、他端19がレンズ部3に係止されるバネ体からなるレンズ部回転用部材、20はレンズ部3に設けられる係合溝15と係合可能に設けられた板バネである。その他の構成は図4に示す同符号の構成と同じである。
【0035】
次に、このモニタ付きカメラ一体型記録装置の非撮影時および撮影時の状態について説明すると、非撮影時は、図6(a)に示すように、レンズ部3はカメラ部2に収納され、この状態では、板バネ20は係合溝15に係合しているので、レンズ部回転用部材17により付勢力が付勢されていてもカメラ部2とレンズ部3間のロック状態は維持される。撮影時は、カメラ部2をモニタ・記録部1に対して所定角度回動させると、図6(c)に示すように、ロック解除作動部材16も回動して板バネ20と係合溝15との係合が解除され、カメラ部2とレンズ部3間が回動可能状態になる。この状態になると、ロック解除作動部材17の付勢力により、カメラ部2に対してレンズ部3が回動し、レンズ部3は自動的に所定角度、例えば、レンズ面3aが、液晶表示パネルと反対方向に90度回動されて、収納状態から撮影可能状態となる。
【0036】
このように、本実施形態によれば、第1の実施形態に加えて、撮影時は、モニタ・記録部1に対してカメラ部2を所定角度傾斜させるだけで、レンズ部3をカメラ部2内の収納状態から撮影可能状態に回動させることができるので、手動によってレンズ部3を回動させる煩わしさを無くすることができ、装置の操作性を向上させることができる。
【0037】
次に、本発明の第4の実施形態を図7を用いて説明する。
【0038】
図7は、本実施形態に係るモニタ付きカメラ一体型記録装置のカメラ部2とレンズ部3の構成を示す側面断面図であり、図7(a)はレンズ部3がカメラ部2に収納された非撮影時の状態を示す図、図7(b)はレンズ部3がカメラ部2から取り出された撮影時の状態を示す図である。
【0039】
図7において、21は回動機構部4と回動機構部5間に設けられ、回動機構部4の回動に連動して、回動機構部5を回動させる回転軸連結部材である。その他の構成は図4に示す同符号の構成と同じである。
【0040】
次に、このモニタ付きカメラ一体型記録装置の非撮影時および撮影時の状態について説明すると、非撮影時は、図7(a)に示すように、レンズ部3はカメラ部2に収納されている。撮影時は、図7(b)に示すように、カメラ部2をモニタ・記録部1に対して回動させると、回動機構部4が回動し、これと連動する回転軸連結部材21を介して回動機構部5も回動する。
【0041】
このように、本実施形態によれば、第1の実施形態に加えて、撮影時は、モニタ・記録部1に対してカメラ部2を傾斜させるだけで、レンズ部3をカメラ部2内での収納状態から所定角度回動した突出した状態に回動させることができる。その後は手動によってレンズ部3を容易に引き出して撮影可能状態に回動することができる。そのため、レンズ部3を収納状態から撮影可能状態までの全てを手動で行う場合に比べて、レンズ部3を取り出す煩わしさを無くすることができ、装置の操作性を向上させることができる。
【0042】
次に、本発明の第5の実施形態を図8を用いて説明する。
【0043】
図8は本実施形態に係るモニタ付きカメラ一体型記録装置を示し、図8(a)はカメラ部右手把持時の通常撮影状態におけるモニタ付きカメラ一体型記録装置の斜視図、図8(b)はカメラ部右手把持時の自己撮影状態におけるモニタ付きカメラ一体型記録装置の斜視図、図8(c)はカメラ部左手把持時の通常撮影状態におけるモニタ付きカメラ一体型記録装置の斜視図、図8(d)はカメラ部左手把持時の自己撮影状態におけるモニタ付きカメラ一体型記録装置の斜視図である。
【0044】
図8において、22はモニタ・記録部1とカメラ部2間が所定角度以上回動したときONする回転スイッチA、23はカメラ部2とレンズ部3間が所定角度以上回動したときONする回転スイッチB、24は被写体像のモニタに使用される液晶表示パネルである。その他の構成は図1に示す同符号の構成と同じである。
【0045】
本実施形態によれば、図8(a)〜図8(d)に示すように、カメラ部2に対して、レンズ部3およびモニタ・記録部1がカメラ部2に対してそれぞれ360度回動可能に設けられる。従って、図8(a)に示すカメラ部2を右手で把持した時の通常撮影状態から、カメラ部2に対してレンズ部3を180度回動させると、図8(b)に示すように、カメラ部2を右手で把持した時の対面撮影状態に移行することができる。また、図8(b)の状態から、カメラ部2をモニタ・記録部1に対して180度回動させると、図8(c)に示すように、カメラ部2を左手で把持した時の通常撮影状態に移行することができる。また、図8(c)の状態から、カメラ部2に対してレンズ部3を180度回動させると、図8(d)に示すように、カメラ部2を左手で把持した時の対面撮影状態に移行することができる。即ち、全ての使用者が利き手でカメラ部2を把持し、他方の手でモニタ・記録部1を把持した状態で、各種撮影を行うことができる。
【0046】
なお、液晶表示パネル24には、常に被写体の正立像が表示されなければならないが、本実施形態では、回転スイッチA22および回転スイッチB23から検出されるON、OFF信号に基づいて表示画像の反転、非反転を判定することができる。
【0047】
図9は、回転スイッチAおよび回転スイッチBによって検出されたON、OFF信号の組み合わせによって表示画像の反転、非反転の判定結果を示す表である。
【0048】
なお、表示画像の反転、非反転は、CCD(固体撮像素子)、メモリ、液晶駆動回路等を制御して行うことができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、非撮影時はレンズ部はカメラ部に収納されるので、レンズ部は収納されて外部に露出することがなく、レンズ部を保護することができる。また、収納時は、レンズ部が光軸の長い長焦点のものであっても、縦長に構成されるカメラ部内に容易に収納することができ、また、装置全体をコンパクトな外形とすることができ、収納性に優れた装置を実現することができる。また、撮影時は、カメラ部に収納されていたレンズ部を回動させて被写体側に向けることにより、長焦点を必要とする被写体にも容易に対応することができる。
【0050】
また、本発明によれば、撮影時にレンズ部がカメラ部に対して回動した際に、カメラ部前面に形成される開口部に指受け部が配置されるので、撮影姿勢の安定化に寄与することができる。
【0051】
また、本発明によれば、撮影時は、モニタ・記録部をカメラ部に対して所定角度傾斜するだけで、レンズ部をカメラ部内の収納状態から所定角度回動ないしは撮影可能状態に回動させることができるので、手動によってレンズ部を取り出す煩わしさを無くすることができ、装置の操作性を向上させることができる。
【0052】
また、本発明によれば、カメラ部の左手把持および右手把持での撮影に容易に対応することができ、使用者の利き手のいかんにかかわらず、使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るモニタ付きカメラ一体型記録装置の背面側から見た斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るモニタ付きカメラ一体型記録装置の背面側から見た斜視図である。
【図3】図1および図2において、カメラ部2に設けられる板バネ8がレンズ部3の係合溝7に係合された状態を示す図である。
【図4】図1および図2に示すカメラ部2とレンズ部3の詳細な構成を示す側面断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るモニタ付きカメラ一体型記録装置におけるカメラ部2とレンズ部3の構成を示す側面断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係るモニタ付きカメラ一体型記録装置におけるカメラ部2とレンズ部3の構成を示す側面断面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態に係るモニタ付きカメラ一体型記録装置におけるカメラ部2とレンズ部3の構成を示す側面断面図である。
【図8】本発明の第5の実施形態に係るモニタ付きカメラ一体型記録装置の斜視図である。
【図9】図8に示される回転スイッチAおよび回転スイッチBによって検出されたON、OFF信号の組み合わせによって画像の反転、非反転の判定結果を示す表である。
【図10】従来技術に係るモニタ付きカメラ一体型VTRの背面側から見た斜視図である。
【図11】従来技術に係るモニタ付きカメラ一体型VTRの背面側から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 モニタ・記録部
2 カメラ部
3 レンズ部
4,5 回動機構部
6 ロック解除つまみ
7,15 係合溝
8,20 板バネ
9 レンズ体
10 スピーカ
11 マイクロホン
12 グリップ部
13 グリップバネ部材
14 グリップ押え
16 ロック解除作動部材
17 レンズ部回転用部材
21 回転軸連結部材
22,23 回転スイッチA、回転スイッチB
24 液晶表示パネル

Claims (4)

  1. 記録担体に情報を記録する記録部と液晶表示装置等からなるモニタ部とを一体化して箱体状に形成したモニタ・記録部と、前記モニタ・記録部の側部に第1の回動機構を介して回動自在に取り付けられたカメラ部とを備えたモニタ付きカメラ一体型記録装置において、
    前記カメラ部に備えられるレンズ部は、前記カメラ部の内面側部に、前記第1の回動機構の回転軸と平行な回転軸をもつ第2の回動機構を介して回動自在に取り付けられ、光軸方向が前記第2の回動機構の回転軸と垂直な方向に配置され、前記レンズ部は、前記カメラ部に収納されてレンズ面を保護される収納状態と、レンズ面を被写体に向けた撮影状態とをとり得る構造とされ、
    前記収納状態から前記レンズ部が前記カメラ部に対して所定量回動した際には、この前記レンズ部の回動に連動して移動するグリップ部を備え、このグリップ部は、前記レンズ部が前記収納状態にある際には前記カメラ部内に隠された収納位置をとると共に、前記収納状態から前記レンズ部が前記カメラ部に対して所定量回動した際には、この前記レンズ部の回動により前記カメラ部と前記レンズ部との間に形成される開口部に移動して、指受け把持位置をとることを特徴とするモニタ付きカメラ一体型記録装置。
  2. 請求項1に記載のモニタ付きカメラ一体型記録装置において、
    前記レンズ部の前面側にマイクロホンを配置し、前記レンズ部の後面側にスピーカを配置したことを特徴とするモニタ付きカメラ一体型記録装置。
  3. 請求項1または2に記載のモニタ付きカメラ一体型記録装置において、
    前記レンズ部が前記収納状態にある際は前記レンズ部の回動をロックするロック手段と、前記カメラ部と前記モニタ・記録部間との相対回動に連動して前記ロック手段のロックを解除するロック解除手段と、前記ロック手段のロックが解除された際に前記レンズ部を前記カメラ部に対して所定量回動させる手段とを備え、
    前記レンズ部が前記収納状態にある際における前記カメラ部と前記モニタ・記録部との相対回動により、前記レンズ部を前記収納状態から自動的に所定量回動させるようにしたことを特徴とするモニタ付きカメラ一体型記録装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のモニタ付きカメラ一体型記録装置おいて、
    前記第2の回動機構を少なくとも90度以上回動自在に設けたことを特徴とするモニタ付きカメラ一体型記録装置。
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