JP2803815B2 - カメラのファインダー装置 - Google Patents
カメラのファインダー装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、カメラのファインダー装置に関するもので
ある。 [発明の背景] 35mm巾のロールフィルムを使用して、一画面の寸法が
24mm×35mmとなる写真を撮影できるカメラを一般に35mm
カメラもしくはフルサイズカメラと称し、また、同じロ
ールフィルムを使用して一画面の寸法が24mm×17.5mmと
なる写真を撮影できるカメラをハーフサイズカメラと称
していることはよく知られている。従来、レンズ非交換
型のフルサイズカメラ(すなわちコンパクトカメラ)と
ハーフサイズカメラとは互いに全く別の機種として生産
されてきたので、カメラのユーザがフルサイズの写真と
ハーフサイズの写真を撮影したいと欲する場合にはフル
サイズカメラとハーフサイズカメラとを携行する必要が
あった。 それ故、このような不便さを解決するためにフルサイ
ズ写真とハーフサイズ写真とを撮影できるカメラがかっ
て発売されたことをあった。 しかしながら、かって発売された前記カメラでは、フ
ァインダー画面寸法が撮影画面寸法の切換に連動しない
構造であったため、撮影画面寸法をフルサイズからハー
フサイズに変化させた後の撮影において、撮影者の錯誤
によりファインダー内の構図をフルサイズ写真撮影と同
じ大きさに設定してしまうことが多く、その結果、撮影
者が意図していた写真を撮影できないことが多いという
欠点があった。 それ故、本出願人は前記の如き欠点を有しない実用的
な画面寸法可変カメラについての提案を行ってきた。本
出願人により提案されている画面寸法可変カメラは次の
ような特徴を有しており、このカメラは画面寸法可変カ
メラの開発において遭遇する種々の問題点が解決された
ものとなっている。 A) 撮影用光路とファインダー用光路とが別々である
カメラにおいて画面寸法を切換えうる構造を採用した場
合、カメラ製造工程においてパララックス調整が非常に
面倒になるが、本出願人の提案によるカメラではファイ
ンダー視野可変形成手段をファインダー装置本体と一体
としたユニット構造とすることにより、この問題が解決
されている。 B) 撮影準備動作終了後及びカメラ携行中において画
面寸法切換え手段をロックすることができるような構成
となっている。 C) 画面寸法が切換えできるカメラの場合、フィルム
の一部に二重撮影を生じる危険性があるので本出願人の
提案によるカメラでは二重撮影を未然に防止できる構成
が採用されている。 D) 本出願人の提案によるカメラでは画面寸法を小画
面寸法(すなわち、ハーフサイズ)に設定して撮影を行
う時には画面寸法が大画面寸法である時よりも手振れ警
告秒時を小さくするように設計されている。 以上の如き特徴を有する本出願人の既提案のカメラで
は従来公知の同形成のカメラに内在する欠点が除去され
ているので極めて実用性の高いものとなっているが、本
出願人の既提案のカメラにも更に解決すべき次のような
課題が残されている。 前記の如き構成を有する本出願人の既提案のカメラに
おいて撮影画面寸法を小画面寸法(ハーフサイズ)に設
定した場合、ファインダー内の視野は、画面寸法が大画
面寸法(フルサイズ)の時のファインダー内視野を90゜
回転させた場合と相似な形となる。すなわち、カメラを
正位置に構えて撮影を行った場合、フルサイズ時のいわ
ゆるたて位置撮影と相似な画面構成になる。 一方、スナップ撮影等に用いられる機会の多いコンパ
クトカメラにおいては、被写体となる人数の関係から画
面構成を横位置とする場合も多いのでカメラをたて位置
に構えて撮影を行なうことが多い。また、スナップ撮影
の場合、撮影者が特定の一人ではなく、不特性の複数の
人間になることが多い。このように、カメラを縦位置に
構え、且つ、複数の撮影者によって撮影が行われた場
合、撮影済みのフィルムには、その各々の撮影者がカメ
ラ上面を左右どちら側に倒して撮影したかによって、フ
ィルムの各コマごとに上下がバラバラな像が出来るた
め、現像後の焼増しの際、ネガフィルムのチェッグが煩
雑になる、という問題が生じてくる。 また、最近のコンパクトカメラは、ストロボを内蔵し
たものがほとんどであり、気軽にストロボ撮影を楽しむ
ことができる。このようなコンパクトカメラに内蔵され
たストロボはカメラを正位置に構えた状態で撮影者から
見て、右上に位置しているものが多く、このため、カメ
ラをたて位置に構えて撮影を行った際その構え方により
ストロボ光が撮影レンズの下方から照射する場合と、上
方から照射する場合が起こる。このとき、被写体人物の
後方にカベ等があると、ストロボ光が撮影レンズ下方か
ら照射すると(つまり一般のコンパクトカメラにおい
て、撮影者がカメラ上方を右側に倒して撮影した場
合)、被写体人物の頭の影が後方のカベの被写体よりも
高い位置に投影されるため、できあがった写真は頭デッ
カチな違和感のあるものとなってしまうという不都合が
生じる。 また、発光素子を発光させることにより、ファインダ
ー内で種々の情報を表示するのは従来あったが、その表
示のための専用発光素子等、それを配置するためのスペ
ースを設けなければならず、装置の大型化、コスト高を
招いていた。 [発明の目的] 本発明の目的は、上述のような問題を解決し、簡単な
構成で使用者によりファインダー視野枠の切り換えが可
能であると共に、そのファインダー視野枠の切り換えに
応じてファインダー内表示の切り換えが可能なカメラの
ファインダー装置を提供することである。 [発明の概要] 本発明の目的を実現するための構成は、ファインダー
像を形成するための光路内に位置した状態で光を透過さ
せることにより情報を表示するための手段を有すること
を特徴とするカメラのファインダー装置にある。 また、本発明の目的を達成するための他の構成は、フ
ァインダー像を形成するための光路内に位置した状態で
光を透過させることにより情報を表示するための手段
と、前記光路内に進退可能に支持され、前記光路内に位
置した状態で通常ファインダー視野枠と異なるファイン
ダー視野枠を形成するためのファインダー視野枠変更手
段を有すると共に、前記情報表示手段が前記ファインダ
ー視野枠変更手段に設けられていることを特徴とするカ
メラのファインダー装置にある。 [発明の実施例] 以下に図面を参照して本発明の一実施例を説明をす
る。 第1図〜第4図及び第6図は本発明のカメラに装備さ
れている撮影視野可変形成装置の構造及びその動作状態
を示したものである。該撮影視野可変形成装置は、後に
説明するように、撮影画面寸法を変化しうる撮影画面可
変形成手段50と、ファインダー視野寸法(ファインダー
透視面積)を変化しうるファインダー視野可変形成手段
60と、から成っており、該両手段は互いに連動するよう
になっている。なお、図示実施例では撮影画面寸法が大
画面寸法(フルサイズ)及び小画面寸法(ハーフサイ
ズ)の二種類のみに変化できる装置が示されている。 第1図は本実施例のカメラにおいて、撮影画面とファ
インダー視野が小画面寸法に設定された状態をカメラの
裏面側から見た図である。また、第2図は第1図に示し
た部分をカメラの上面側から見た平面図である。第3図
は撮影画面とファインダー視野とが大画面寸法に設定さ
れている状態の裏面図、第4図は第3図の平面図、第5
図はカメラの後側から見た背面図、第6図は本実施例の
カメラにおけるファインダー装置の概略構造を示した
図、である。 第1図〜第4図において、1はカメラ本体であり、該
カメラ本体1の前面にはレンズ鏡筒2が設けられ、レン
ズ鏡筒2の内には撮影レンズ3が取り付けられている。
カメラ本体1の内部にはアパーチャ4によって撮影画面
が構成されている。アパーチャ4の直交位置にはアパー
チャ4の側縁部を遮蔽する一対のアパーチャ4遮蔽板5
及び6(撮影画面可変形成部材)が配置されている。該
アパーチャ4遮蔽板5及び6はカメラ本体1に支持され
た鉛直なピン5a及び6aを有し、該ピン5a及び6aを中心と
して誘導可能にカメラ本体1内に支持されている。アパ
ーチャ遮蔽板5及び6は撮影画面をフルサイズ(24×35
mm)とハーフサイズ(24×17.5mm)とのいずれかに設定
する機能を有し、第1図の状態では、撮影画面の大きさ
はハーフサイズに設定され、第3図の状態では撮影画面
の大きさはフルサイズに設定されている。 ピン5a及び6aの上端には被動レバー7及び8の基端部
が固着され、該被動レバー7及び8はそれぞれアパーチ
ャ遮蔽板5及び6と一体になってピン5a及び6aを中心と
して回動しうるようになっている。被動レバー7及び8
の先端部上面にはピン7a及び8aが突設され、ピン7aは第
1中間レバー9の一端側の溝9a内に相対摺動可能に挿入
される一方、ピン8aは第2中間レバー10に形成された溝
10a内に相対摺動可能に挿入されている。第1中間レバ
ー9及び第2中間レバー10は、カメラ本体に設けられた
鉛直方向のピン1a、及び1bが挿入される孔9b,10bを有
し、該レバー9及び10はそれぞれピン1a及び1bにより揺
動可能に支持されている。 連動レバー11にはその一部に立ち曲げ部11aが形成さ
れ、両端側部の孔11b及び11cと前記第1中間レバー9及
び第2中間レバー10の孔9c及び10cとにそれぞれピン35
が挿入され、連動レバー11及び第1中間レバー9並びに
第2中間レバー10がピン35により枢着されている。すな
わち、前記第1中間レバー9及び第2中間レバー並びに
連動レバー11によってリンク機構が形成されている。 被動レバー7に形成されたギア7bには、撮影者が指で
操作できる操作つまみ12のギア部12aが噛み合い、該操
作つまみ12はカメラの背蓋13(第5図参照)を開いた時
のみ操作しうるように背蓋13よりも内側に配置されてい
る。 背蓋13の内面には該操作つまみ12をロツクするための
2個の凹部13a,13bが形成されている。従って操作つま
み12を第2図及び第4図に示した位置のいずれかに位置
決めした後に背蓋13を閉じると、操作つまみ12は背蓋13
の凹部13a,13bのいずれかに係合してロックされる。な
お、第5図において、14はファインダー接眼レンズであ
る。 被動レバー7及び8のピン7a及び8aには、カメラ本体
の突出ピン(不図示)に一端を係止したトグルバネ36及
び37の他端が係止されている。トグルバネはよく知られ
れているように、動作中の中間位置で弾発力の方向が反
転するばねであり、第2図及び第4図の位置では第1中
間レバー9及び第2中間レバー10′並びに連動レバー11
は安定状態にある。 なお、以上に説明した、アパーチャ遮蔽板5及び6、
被動レバー7及び8、第1中間レバー9、第2中間レバ
ー10、連動レバー11、操作つまみ12、トクグルバネ36及
び37によって撮影画面可変形成手段50が構成されてい
る。 次に該撮影画面可変形成手段50に応動するファインダ
ー視野可変形成手段60の構造を説明する。 第1図〜第4図において、15はファインダーマスク、
16はファインダーマスク15の側縁部を遮蔽しうるファイ
ンダーマスク遮蔽板(ファインダー視野可変形成部
材)、17はファインダーマスク遮蔽板を駆動するための
マスクレバー、18はマスクレバー17の孔17aを中心とし
て該レバー17を反時計方向に付勢しているバネ、であ
る。 マスクレバー17はその孔17aに挿入されているファイ
ンダー地板の突設ピンによって揺動可能に支持されてお
り、その一端部に立ち曲げ部17bが前記連動レバー11の
立ち曲げ部11aと係合可能に形成されている。また、マ
スクレバー17の他端の立ち曲げ係合部17cがファインダ
ーマスク遮蔽板16の中間位置の立ち曲げ部16cに相対揺
動自在に枢着されている。ファインダーマスク遮蔽板16
は端部の孔16aにおいてファインダー地板の不図示の突
出ピンに揺動可能に支持されており、、また、ファイン
ダマスクを遮蔽する部分に打ち抜きあるいはエッチング
等により形成された、ファインダー内表示16bを有して
いる。バネ18は一端をマスクレバー17の立ち曲げ係合部
17cに係合し他端をファインダー本体の天井に設けられ
た不図示の突出ピンに係合することで、マスクレバー17
をその孔17aを中心に反時計方向に付勢し、さらにファ
インダーマスク遮蔽板16をその孔16aを中心として時計
方向に付勢している。 なお、前記各構成部材のうち、連動レバー11を除いた
ものがファインダー視野可変形成手段60を構成してい
る。該ファインダー視野可変形成手段は前記ファインダ
ー地板にファインダー装置本体(すなわち、ポロプリズ
ム等を含む光学系)と一体化されてユニットを構成して
いる。 第2中間レバー10の近傍には、設定画面寸法を検知す
る撮影画面寸法検知スイッチ25が設けられている。該ス
イッチ25は第2図に示すように非作動時には互いに接触
している2個の接片25a及び25bを有しており、該スイッ
チ25はカメラ本体1に搭載されている制御回路に接続さ
れ、該制御回路に画面寸法設定結果を入力する。 第6図はファインダー装置本体と一体化されたファイ
ンダーマスク遮蔽板16を示した簡略図で、第6図に示し
た諸部品が前記ファインダー地板に組み込まれてユニッ
トになっている。第6図において、19及び20はファイン
ダー光学系の対物レンズ、21はフィールドレンズ、22は
ポロプリズム、23及び24は接眼レンズ、である。 第7図は本発明のカメラにおいて画面寸法の切換えに
関連のある電気的装置の概略を示したものである。第7
図において、26はカメラ本体1内に搭載されたフィルム
巻上げ及び巻戻し用のモータ、27は該モータ26に対する
電流の供給及び切換えを行なうモータ制御回路、28は本
発明に関与しない情報(すなわち低輝度警告など)を表
示するためのファインダー内表示器等の表示装置、29は
カメラ本体に搭載されたマイクロコンピュータ等から成
る制御回路、である。制御回路29はフィルム巻上げ量設
定手段及び表示可変手段としての機能を有している。30
は表示装置28を制御する表示制御回路、31は公知の測光
回路、32はカメラに装備されている露光完了検知スイッ
チ、25は第1図〜第4図に示した設定画面寸法検知スイ
ッチ、33はフィルムのパーフォレーションに係合して回
転されるスプロケットを介してフィルム給送量をパルス
として検出するフィルム給送検出器、34はカウンタ、で
ある。 第8図制御回路29内で行われる制御命令の実行シーケ
ンスを示したフローチャートである。なお、第8図にお
いてCNTは“カウント”を表わす。 次に、前記の如き構成を有した本実施例のカメラにお
ける各部の動作について図を参照しなから説明する。 i)ハーフサイズの写真を撮影する場合。 本実施例のカメラをハーフサイズ写真の撮影状態にセ
ットする前に該カメラがフルサイズ写真の撮影状態にセ
ットされていたものとすると、カメラ内の諸部材は第3
図及び第4図に示す状態となっている。 第3図及び第4図に示す状態のカメラをハーフサイズ
写真の撮影に適するように切換えるには次の操作を行な
う。 撮影に先立ってカメラの使用者は背蓋13を開いて操作
つまみ12の操作部12bを露出させた後、つまみ12の操作
部12bを指で第2図に示すように右側へ操作してから背
蓋13を閉じる。するとつまみ12は背蓋13の凹部13bに係
合してロックされる。したがって背蓋13を開かない限
り、再び摘み12bに触れることはできなくなる。 つまみ12が右側へ操作されると、被動レバー7は操作
つまみ12のギア12aし噛み合ったギア7bによりピン5aを
中心として時計方向に回転する。これに伴ってアパーチ
ャ遮蔽板5もピン5aを中心として反時計方向に回動して
第2図の位置までくる。また前記被動レバー7の回動に
伴って第1中間レバー9は被動レバー7の突出ピン7aを
介して駆動され、孔9bを中心として反時計方向に回動す
る。また第2中間レバー10も連動レバー11を介して孔10
bを中心として時計方向に回転され、このとき一端側の
溝部10aに相対摺動可能に挿入されている被動レバーの
突出ピン8aを介して被動レバー8がピン6aを中心として
反時計方向に回転され、その結果、アパーチャ遮蔽板6
も、ピン6aを中心として反時計方向に回転して第2図に
位置までくる。この場合、つまみ12bを右方向へ操作す
る初期段階においてはトグルバネ36,37は操作つまみの
操作部12bを左側へ戻そうとする力を発生するが、該過
程のほぼ中間点に達すると、トグルバネ36及び37の姿勢
は第2図のごとく変わり、それと同時に前記操作部12b
を右方向へ付勢する力を発生するようになり、該操作部
12bは急速に第2図の位置に達する。操作つまみ12が第
2図の位置に達すると、アパーチャ遮蔽板5及び6も第
1図及び第2図に示す位置に達する。 一方、前記のように連動レバー11が第1中間レバー9
及び第2中間レバー10とともにリンク機構を形成してい
るため、連動レバー11が第4図の位置から右方向へ移動
してくると、第3図に示す状態にあった連動レバー11の
立ち曲げ部11aと、マクスレバー17の立ち曲げ部17bとの
係合が解除されるとともにマスクレバー17はバネ18の付
勢力により孔17aを中心として反時計方向に回転する。
この時、マスクレバー17の立ち曲げ係合部17cはそれに
相当揺動可能に枢着されたファインダマスク遮蔽板16の
立ち曲げ部16cを介してファインダマスク遮蔽板16を駆
動し、その結果、ファインダマスク遮蔽板16は孔16aを
中心として時計方向に回転して第1図に示す位置までく
る。 操作つまみ12が第2図に示す位置に達すると、アパー
チャ遮蔽板5及び6が第1図及び第2図に示す位置に達
し、また、ファインダーマスク遮蔽板16も第1図に示し
た位置に移動する。従って、アパーチャ4の両側縁部が
アパーチャ遮蔽板5及び6によって第3図の状態よりも
大きく遮蔽されるため、アパーチャの開口寸法は第3図
の状態での開口寸法よりも小さくなり(すなわち画面サ
イズがハーフサイズとなり)ハーフサイズ撮影が可能と
なる。この場合、アパーチャの寸法(すなわち撮影画面
の寸法)がハーフサイズになるだけではなく、ファイン
ダーの透視面寸法もハーフサイズに切換えられるので、
撮影者がファインダーを見た時に誤認(すなわち、撮影
画面がハーフサイズであるのにフルサイズであると錯覚
すること)を起すことがない。さらに、本発明によるフ
ァインダー内表示16bを設けたことにより、この画面寸
法がサービスサイズのプリントに焼付けた時、フルサイ
ズ撮影の際の2倍の大きさとなることを撮影者に提示し
確実な情報を示すことが可能となる。 前記ファインダー内表示手段16bは打ち抜き、エッチ
ング、などにより第1図に示すごとくファインダーマス
ク15の内側に位置するように形成されているため、撮影
者はファインダー光路内を通ってきた光によって打ち抜
きあるいはエッチング部の情報を鮮明に見ることができ
る。第9図はハーフサイズ撮影時、前記ファインダーか
ら望む被写体の様子を示したものである。38は被写体で
ある。ここでファインダー内表示16bは第1図に示す位
置と異なっているが、これはポロプリズム22によりファ
インダー光軸39(第6図)を中心として上下左右が逆転
したためである。 なお、第4図の状態(すなわちフルサイズ画面の状
態)ではスイッチ25の接片25a及び25bがピン8aにより互
いに隔離されているが、第2図の状態(すなわち、ハー
フサイズ画面の状態)では接片25aと25bが互いに接触し
た状態となる。 第2図状態(すなわち接片25aと25bとが接触した状
態)では第7図のスイッチ25はオンとなり、制御回路29
には撮影画面がハーフサイズに設定されたことを表わす
信号が入力され、ハーフサイズ撮影に適した制御が行な
われる。(たとえば、フィルム巻上げ量をフルサイズ撮
影時の1/2にしたり、手振れ警告表示を出力する被写界
光の明るさをフルサイズ撮影時よりも明るい方へシフト
する、等の制御が行なわれる。) 撮影開始時に前記のように操作つまみ12bを第2図の
位置にセットすると、スイッチ25の接片25aと25bとが第
2図のように接触し、スイッチ25がオンとなる。 次いで、ファインダーをのぞき込んでカメラを構え、
不図示のレリーズボタンを第1ストロークだけ押下げる
と、測光回路31が動作して測光が行われ、その結果、表
示装置28によりファインダー内に手振れ警告が現れる
が、この警告秒時は前記したようにスイッチ25の閉成に
よりハーフサイズ撮影に適した値に制御回路29で自動的
に変更されている。 続いて、レリーズボタンを第2ストロークまで押下げ
ると、不図示の自動合焦装置によって合焦が行われた
後、露光(すなわち撮影)が行われる。露光が終了する
と、第7図において露光完了スイッチ32がオンとなり、
制御回路29内ではこの入力信号に応じて第8図のフロー
チャートに従って制御命令が実行される。 すなわち、露光完了スイッチ32が閉じられると、制御
回路29からの信号に応じてモータ制御回路27はモータ26
をフィルム巻上げ方向に回転させる方向の電流をモータ
26に供給し、その結果、モータ26がフィルム巻上げ方向
に回転されてフィルムの巻上げが行われる。フィルムの
巻上げが開始されると、フィルム給送量検出器33からフ
ィルムのパーフォレーションの移動数に応じたパルス信
号が発生し、該パルス信号がカウンタ34でカウントさ
れ、そのカウント数がフィルム1駒分の移動量と等しく
なった時にカウンタ34から制御回路29に信号が出力さ
れ、制御回路29はモータ26を停止させる制御信号をモー
タ制御回路27に出力する。 この場合、制御回路29内では、第8図に示すように、
ハーフサイズ撮影の時にはカウンタ34におけるカウント
数がフルサイズ撮影の時の1/2となった時点でカウンタ3
4から制御回路29に入力信号が入るように制御が行われ
る。従って、本項では、ハーフサイズ撮影であるため、
フルサイズ撮影時の1/2のフィルム送りが行われた時点
でモータ26が停止される。その故、フィルムはハーフサ
イズ画面に相当する量だけ巻上げられる。 ii)フルサイズの写真を撮影する場合。 背蓋13を開いた後、操作つまみ12を第2図の位置から
第4図の位置へ動かし、さらに背蓋13を閉じて操作つま
み12を第4図に示すように背蓋13の凹部13aでロックす
る。操作つまみ12が第2図の位置から第4図の位置に移
動される過程で操作つまみ12に連動する諸部材は前項
(i)で説明した動きとは逆向きに動かされるが、この
過程における各部の動きの説明は省略する。 第4図に示した状態(つまり、接片25aと25bが互いに
隔離した状態)では、第7図のスイッチ25はオフとな
り、制御回路29には撮影画面がフルサイズになったこと
を示す正の信号が入力されている状態となり、従ってフ
ルサイズ撮影に適した制御が行なわれるようになる。す
なわち、露光完了後、モータ26がフィルム巻上げ方向に
回転され、フィルム給送量検出器33から発生するパルス
数がフルサイズ撮影時のフィルム1駒分に等しい数にな
った時にモータ26が停止される。 また、フルサイズ撮影の場合、制御回路29にはスイッ
チ25がオンした信号が入らないため、表示装置28にはフ
ルサイズ撮影に応じた撮影情報が表示される。 なお、本発明のカメラでは、スイッチ25の2個の接片
25a及び25bがフルサイズ撮影の時に互いに離れた非負荷
状態にあるため、該スイッチ25に機械的故障が生じて両
接片が動かなくなっても二重撮影が生じてしまうことは
ない。すなわち、スイッチ25の故障時にハーフサイズ撮
影を行ってもフィルムはフルサイズ撮影時と同じ量だけ
送られるので、撮影済みの駒の上に更に露光が行われる
ことは絶対に起こらない。 第10図はファインダー内表示に関する別の実施例を示
したものである。この実施例では、撮影情報等のファイ
ンダー内表示16bが印刷されたフィルム39を固着したフ
ァインダーマスク遮蔽板16が使用されている。なお、第
10図ではファインダー内表示16bはポロブリズム22によ
って上下左右がファインダー光軸に関して反転した状態
(つまり、撮影者がファインダーをのぞいた時に見える
状態)で示してある。 この実施例のように、撮影情報を印刷したフィルムを
ファインダーマスク遮蔽板に貼りつけるようにすると、
打ち抜きやエッチング等の加工方法によるよりも小さな
文字を形成することができるのでファインダー内に表示
できる撮影情報量が増大し、また、ファインダーマスク
遮蔽板16の製作コストを低減することができる。 [発明の効果] 本発明によれば、使用者によりファインダー視野枠の
切り換えが可能であると共に、そのファインダー視野枠
切り換えに応じてファインダー内表示切り換えが可能な
ファインダー装置を簡単な構成で得られる。
ある。 [発明の背景] 35mm巾のロールフィルムを使用して、一画面の寸法が
24mm×35mmとなる写真を撮影できるカメラを一般に35mm
カメラもしくはフルサイズカメラと称し、また、同じロ
ールフィルムを使用して一画面の寸法が24mm×17.5mmと
なる写真を撮影できるカメラをハーフサイズカメラと称
していることはよく知られている。従来、レンズ非交換
型のフルサイズカメラ(すなわちコンパクトカメラ)と
ハーフサイズカメラとは互いに全く別の機種として生産
されてきたので、カメラのユーザがフルサイズの写真と
ハーフサイズの写真を撮影したいと欲する場合にはフル
サイズカメラとハーフサイズカメラとを携行する必要が
あった。 それ故、このような不便さを解決するためにフルサイ
ズ写真とハーフサイズ写真とを撮影できるカメラがかっ
て発売されたことをあった。 しかしながら、かって発売された前記カメラでは、フ
ァインダー画面寸法が撮影画面寸法の切換に連動しない
構造であったため、撮影画面寸法をフルサイズからハー
フサイズに変化させた後の撮影において、撮影者の錯誤
によりファインダー内の構図をフルサイズ写真撮影と同
じ大きさに設定してしまうことが多く、その結果、撮影
者が意図していた写真を撮影できないことが多いという
欠点があった。 それ故、本出願人は前記の如き欠点を有しない実用的
な画面寸法可変カメラについての提案を行ってきた。本
出願人により提案されている画面寸法可変カメラは次の
ような特徴を有しており、このカメラは画面寸法可変カ
メラの開発において遭遇する種々の問題点が解決された
ものとなっている。 A) 撮影用光路とファインダー用光路とが別々である
カメラにおいて画面寸法を切換えうる構造を採用した場
合、カメラ製造工程においてパララックス調整が非常に
面倒になるが、本出願人の提案によるカメラではファイ
ンダー視野可変形成手段をファインダー装置本体と一体
としたユニット構造とすることにより、この問題が解決
されている。 B) 撮影準備動作終了後及びカメラ携行中において画
面寸法切換え手段をロックすることができるような構成
となっている。 C) 画面寸法が切換えできるカメラの場合、フィルム
の一部に二重撮影を生じる危険性があるので本出願人の
提案によるカメラでは二重撮影を未然に防止できる構成
が採用されている。 D) 本出願人の提案によるカメラでは画面寸法を小画
面寸法(すなわち、ハーフサイズ)に設定して撮影を行
う時には画面寸法が大画面寸法である時よりも手振れ警
告秒時を小さくするように設計されている。 以上の如き特徴を有する本出願人の既提案のカメラで
は従来公知の同形成のカメラに内在する欠点が除去され
ているので極めて実用性の高いものとなっているが、本
出願人の既提案のカメラにも更に解決すべき次のような
課題が残されている。 前記の如き構成を有する本出願人の既提案のカメラに
おいて撮影画面寸法を小画面寸法(ハーフサイズ)に設
定した場合、ファインダー内の視野は、画面寸法が大画
面寸法(フルサイズ)の時のファインダー内視野を90゜
回転させた場合と相似な形となる。すなわち、カメラを
正位置に構えて撮影を行った場合、フルサイズ時のいわ
ゆるたて位置撮影と相似な画面構成になる。 一方、スナップ撮影等に用いられる機会の多いコンパ
クトカメラにおいては、被写体となる人数の関係から画
面構成を横位置とする場合も多いのでカメラをたて位置
に構えて撮影を行なうことが多い。また、スナップ撮影
の場合、撮影者が特定の一人ではなく、不特性の複数の
人間になることが多い。このように、カメラを縦位置に
構え、且つ、複数の撮影者によって撮影が行われた場
合、撮影済みのフィルムには、その各々の撮影者がカメ
ラ上面を左右どちら側に倒して撮影したかによって、フ
ィルムの各コマごとに上下がバラバラな像が出来るた
め、現像後の焼増しの際、ネガフィルムのチェッグが煩
雑になる、という問題が生じてくる。 また、最近のコンパクトカメラは、ストロボを内蔵し
たものがほとんどであり、気軽にストロボ撮影を楽しむ
ことができる。このようなコンパクトカメラに内蔵され
たストロボはカメラを正位置に構えた状態で撮影者から
見て、右上に位置しているものが多く、このため、カメ
ラをたて位置に構えて撮影を行った際その構え方により
ストロボ光が撮影レンズの下方から照射する場合と、上
方から照射する場合が起こる。このとき、被写体人物の
後方にカベ等があると、ストロボ光が撮影レンズ下方か
ら照射すると(つまり一般のコンパクトカメラにおい
て、撮影者がカメラ上方を右側に倒して撮影した場
合)、被写体人物の頭の影が後方のカベの被写体よりも
高い位置に投影されるため、できあがった写真は頭デッ
カチな違和感のあるものとなってしまうという不都合が
生じる。 また、発光素子を発光させることにより、ファインダ
ー内で種々の情報を表示するのは従来あったが、その表
示のための専用発光素子等、それを配置するためのスペ
ースを設けなければならず、装置の大型化、コスト高を
招いていた。 [発明の目的] 本発明の目的は、上述のような問題を解決し、簡単な
構成で使用者によりファインダー視野枠の切り換えが可
能であると共に、そのファインダー視野枠の切り換えに
応じてファインダー内表示の切り換えが可能なカメラの
ファインダー装置を提供することである。 [発明の概要] 本発明の目的を実現するための構成は、ファインダー
像を形成するための光路内に位置した状態で光を透過さ
せることにより情報を表示するための手段を有すること
を特徴とするカメラのファインダー装置にある。 また、本発明の目的を達成するための他の構成は、フ
ァインダー像を形成するための光路内に位置した状態で
光を透過させることにより情報を表示するための手段
と、前記光路内に進退可能に支持され、前記光路内に位
置した状態で通常ファインダー視野枠と異なるファイン
ダー視野枠を形成するためのファインダー視野枠変更手
段を有すると共に、前記情報表示手段が前記ファインダ
ー視野枠変更手段に設けられていることを特徴とするカ
メラのファインダー装置にある。 [発明の実施例] 以下に図面を参照して本発明の一実施例を説明をす
る。 第1図〜第4図及び第6図は本発明のカメラに装備さ
れている撮影視野可変形成装置の構造及びその動作状態
を示したものである。該撮影視野可変形成装置は、後に
説明するように、撮影画面寸法を変化しうる撮影画面可
変形成手段50と、ファインダー視野寸法(ファインダー
透視面積)を変化しうるファインダー視野可変形成手段
60と、から成っており、該両手段は互いに連動するよう
になっている。なお、図示実施例では撮影画面寸法が大
画面寸法(フルサイズ)及び小画面寸法(ハーフサイ
ズ)の二種類のみに変化できる装置が示されている。 第1図は本実施例のカメラにおいて、撮影画面とファ
インダー視野が小画面寸法に設定された状態をカメラの
裏面側から見た図である。また、第2図は第1図に示し
た部分をカメラの上面側から見た平面図である。第3図
は撮影画面とファインダー視野とが大画面寸法に設定さ
れている状態の裏面図、第4図は第3図の平面図、第5
図はカメラの後側から見た背面図、第6図は本実施例の
カメラにおけるファインダー装置の概略構造を示した
図、である。 第1図〜第4図において、1はカメラ本体であり、該
カメラ本体1の前面にはレンズ鏡筒2が設けられ、レン
ズ鏡筒2の内には撮影レンズ3が取り付けられている。
カメラ本体1の内部にはアパーチャ4によって撮影画面
が構成されている。アパーチャ4の直交位置にはアパー
チャ4の側縁部を遮蔽する一対のアパーチャ4遮蔽板5
及び6(撮影画面可変形成部材)が配置されている。該
アパーチャ4遮蔽板5及び6はカメラ本体1に支持され
た鉛直なピン5a及び6aを有し、該ピン5a及び6aを中心と
して誘導可能にカメラ本体1内に支持されている。アパ
ーチャ遮蔽板5及び6は撮影画面をフルサイズ(24×35
mm)とハーフサイズ(24×17.5mm)とのいずれかに設定
する機能を有し、第1図の状態では、撮影画面の大きさ
はハーフサイズに設定され、第3図の状態では撮影画面
の大きさはフルサイズに設定されている。 ピン5a及び6aの上端には被動レバー7及び8の基端部
が固着され、該被動レバー7及び8はそれぞれアパーチ
ャ遮蔽板5及び6と一体になってピン5a及び6aを中心と
して回動しうるようになっている。被動レバー7及び8
の先端部上面にはピン7a及び8aが突設され、ピン7aは第
1中間レバー9の一端側の溝9a内に相対摺動可能に挿入
される一方、ピン8aは第2中間レバー10に形成された溝
10a内に相対摺動可能に挿入されている。第1中間レバ
ー9及び第2中間レバー10は、カメラ本体に設けられた
鉛直方向のピン1a、及び1bが挿入される孔9b,10bを有
し、該レバー9及び10はそれぞれピン1a及び1bにより揺
動可能に支持されている。 連動レバー11にはその一部に立ち曲げ部11aが形成さ
れ、両端側部の孔11b及び11cと前記第1中間レバー9及
び第2中間レバー10の孔9c及び10cとにそれぞれピン35
が挿入され、連動レバー11及び第1中間レバー9並びに
第2中間レバー10がピン35により枢着されている。すな
わち、前記第1中間レバー9及び第2中間レバー並びに
連動レバー11によってリンク機構が形成されている。 被動レバー7に形成されたギア7bには、撮影者が指で
操作できる操作つまみ12のギア部12aが噛み合い、該操
作つまみ12はカメラの背蓋13(第5図参照)を開いた時
のみ操作しうるように背蓋13よりも内側に配置されてい
る。 背蓋13の内面には該操作つまみ12をロツクするための
2個の凹部13a,13bが形成されている。従って操作つま
み12を第2図及び第4図に示した位置のいずれかに位置
決めした後に背蓋13を閉じると、操作つまみ12は背蓋13
の凹部13a,13bのいずれかに係合してロックされる。な
お、第5図において、14はファインダー接眼レンズであ
る。 被動レバー7及び8のピン7a及び8aには、カメラ本体
の突出ピン(不図示)に一端を係止したトグルバネ36及
び37の他端が係止されている。トグルバネはよく知られ
れているように、動作中の中間位置で弾発力の方向が反
転するばねであり、第2図及び第4図の位置では第1中
間レバー9及び第2中間レバー10′並びに連動レバー11
は安定状態にある。 なお、以上に説明した、アパーチャ遮蔽板5及び6、
被動レバー7及び8、第1中間レバー9、第2中間レバ
ー10、連動レバー11、操作つまみ12、トクグルバネ36及
び37によって撮影画面可変形成手段50が構成されてい
る。 次に該撮影画面可変形成手段50に応動するファインダ
ー視野可変形成手段60の構造を説明する。 第1図〜第4図において、15はファインダーマスク、
16はファインダーマスク15の側縁部を遮蔽しうるファイ
ンダーマスク遮蔽板(ファインダー視野可変形成部
材)、17はファインダーマスク遮蔽板を駆動するための
マスクレバー、18はマスクレバー17の孔17aを中心とし
て該レバー17を反時計方向に付勢しているバネ、であ
る。 マスクレバー17はその孔17aに挿入されているファイ
ンダー地板の突設ピンによって揺動可能に支持されてお
り、その一端部に立ち曲げ部17bが前記連動レバー11の
立ち曲げ部11aと係合可能に形成されている。また、マ
スクレバー17の他端の立ち曲げ係合部17cがファインダ
ーマスク遮蔽板16の中間位置の立ち曲げ部16cに相対揺
動自在に枢着されている。ファインダーマスク遮蔽板16
は端部の孔16aにおいてファインダー地板の不図示の突
出ピンに揺動可能に支持されており、、また、ファイン
ダマスクを遮蔽する部分に打ち抜きあるいはエッチング
等により形成された、ファインダー内表示16bを有して
いる。バネ18は一端をマスクレバー17の立ち曲げ係合部
17cに係合し他端をファインダー本体の天井に設けられ
た不図示の突出ピンに係合することで、マスクレバー17
をその孔17aを中心に反時計方向に付勢し、さらにファ
インダーマスク遮蔽板16をその孔16aを中心として時計
方向に付勢している。 なお、前記各構成部材のうち、連動レバー11を除いた
ものがファインダー視野可変形成手段60を構成してい
る。該ファインダー視野可変形成手段は前記ファインダ
ー地板にファインダー装置本体(すなわち、ポロプリズ
ム等を含む光学系)と一体化されてユニットを構成して
いる。 第2中間レバー10の近傍には、設定画面寸法を検知す
る撮影画面寸法検知スイッチ25が設けられている。該ス
イッチ25は第2図に示すように非作動時には互いに接触
している2個の接片25a及び25bを有しており、該スイッ
チ25はカメラ本体1に搭載されている制御回路に接続さ
れ、該制御回路に画面寸法設定結果を入力する。 第6図はファインダー装置本体と一体化されたファイ
ンダーマスク遮蔽板16を示した簡略図で、第6図に示し
た諸部品が前記ファインダー地板に組み込まれてユニッ
トになっている。第6図において、19及び20はファイン
ダー光学系の対物レンズ、21はフィールドレンズ、22は
ポロプリズム、23及び24は接眼レンズ、である。 第7図は本発明のカメラにおいて画面寸法の切換えに
関連のある電気的装置の概略を示したものである。第7
図において、26はカメラ本体1内に搭載されたフィルム
巻上げ及び巻戻し用のモータ、27は該モータ26に対する
電流の供給及び切換えを行なうモータ制御回路、28は本
発明に関与しない情報(すなわち低輝度警告など)を表
示するためのファインダー内表示器等の表示装置、29は
カメラ本体に搭載されたマイクロコンピュータ等から成
る制御回路、である。制御回路29はフィルム巻上げ量設
定手段及び表示可変手段としての機能を有している。30
は表示装置28を制御する表示制御回路、31は公知の測光
回路、32はカメラに装備されている露光完了検知スイッ
チ、25は第1図〜第4図に示した設定画面寸法検知スイ
ッチ、33はフィルムのパーフォレーションに係合して回
転されるスプロケットを介してフィルム給送量をパルス
として検出するフィルム給送検出器、34はカウンタ、で
ある。 第8図制御回路29内で行われる制御命令の実行シーケ
ンスを示したフローチャートである。なお、第8図にお
いてCNTは“カウント”を表わす。 次に、前記の如き構成を有した本実施例のカメラにお
ける各部の動作について図を参照しなから説明する。 i)ハーフサイズの写真を撮影する場合。 本実施例のカメラをハーフサイズ写真の撮影状態にセ
ットする前に該カメラがフルサイズ写真の撮影状態にセ
ットされていたものとすると、カメラ内の諸部材は第3
図及び第4図に示す状態となっている。 第3図及び第4図に示す状態のカメラをハーフサイズ
写真の撮影に適するように切換えるには次の操作を行な
う。 撮影に先立ってカメラの使用者は背蓋13を開いて操作
つまみ12の操作部12bを露出させた後、つまみ12の操作
部12bを指で第2図に示すように右側へ操作してから背
蓋13を閉じる。するとつまみ12は背蓋13の凹部13bに係
合してロックされる。したがって背蓋13を開かない限
り、再び摘み12bに触れることはできなくなる。 つまみ12が右側へ操作されると、被動レバー7は操作
つまみ12のギア12aし噛み合ったギア7bによりピン5aを
中心として時計方向に回転する。これに伴ってアパーチ
ャ遮蔽板5もピン5aを中心として反時計方向に回動して
第2図の位置までくる。また前記被動レバー7の回動に
伴って第1中間レバー9は被動レバー7の突出ピン7aを
介して駆動され、孔9bを中心として反時計方向に回動す
る。また第2中間レバー10も連動レバー11を介して孔10
bを中心として時計方向に回転され、このとき一端側の
溝部10aに相対摺動可能に挿入されている被動レバーの
突出ピン8aを介して被動レバー8がピン6aを中心として
反時計方向に回転され、その結果、アパーチャ遮蔽板6
も、ピン6aを中心として反時計方向に回転して第2図に
位置までくる。この場合、つまみ12bを右方向へ操作す
る初期段階においてはトグルバネ36,37は操作つまみの
操作部12bを左側へ戻そうとする力を発生するが、該過
程のほぼ中間点に達すると、トグルバネ36及び37の姿勢
は第2図のごとく変わり、それと同時に前記操作部12b
を右方向へ付勢する力を発生するようになり、該操作部
12bは急速に第2図の位置に達する。操作つまみ12が第
2図の位置に達すると、アパーチャ遮蔽板5及び6も第
1図及び第2図に示す位置に達する。 一方、前記のように連動レバー11が第1中間レバー9
及び第2中間レバー10とともにリンク機構を形成してい
るため、連動レバー11が第4図の位置から右方向へ移動
してくると、第3図に示す状態にあった連動レバー11の
立ち曲げ部11aと、マクスレバー17の立ち曲げ部17bとの
係合が解除されるとともにマスクレバー17はバネ18の付
勢力により孔17aを中心として反時計方向に回転する。
この時、マスクレバー17の立ち曲げ係合部17cはそれに
相当揺動可能に枢着されたファインダマスク遮蔽板16の
立ち曲げ部16cを介してファインダマスク遮蔽板16を駆
動し、その結果、ファインダマスク遮蔽板16は孔16aを
中心として時計方向に回転して第1図に示す位置までく
る。 操作つまみ12が第2図に示す位置に達すると、アパー
チャ遮蔽板5及び6が第1図及び第2図に示す位置に達
し、また、ファインダーマスク遮蔽板16も第1図に示し
た位置に移動する。従って、アパーチャ4の両側縁部が
アパーチャ遮蔽板5及び6によって第3図の状態よりも
大きく遮蔽されるため、アパーチャの開口寸法は第3図
の状態での開口寸法よりも小さくなり(すなわち画面サ
イズがハーフサイズとなり)ハーフサイズ撮影が可能と
なる。この場合、アパーチャの寸法(すなわち撮影画面
の寸法)がハーフサイズになるだけではなく、ファイン
ダーの透視面寸法もハーフサイズに切換えられるので、
撮影者がファインダーを見た時に誤認(すなわち、撮影
画面がハーフサイズであるのにフルサイズであると錯覚
すること)を起すことがない。さらに、本発明によるフ
ァインダー内表示16bを設けたことにより、この画面寸
法がサービスサイズのプリントに焼付けた時、フルサイ
ズ撮影の際の2倍の大きさとなることを撮影者に提示し
確実な情報を示すことが可能となる。 前記ファインダー内表示手段16bは打ち抜き、エッチ
ング、などにより第1図に示すごとくファインダーマス
ク15の内側に位置するように形成されているため、撮影
者はファインダー光路内を通ってきた光によって打ち抜
きあるいはエッチング部の情報を鮮明に見ることができ
る。第9図はハーフサイズ撮影時、前記ファインダーか
ら望む被写体の様子を示したものである。38は被写体で
ある。ここでファインダー内表示16bは第1図に示す位
置と異なっているが、これはポロプリズム22によりファ
インダー光軸39(第6図)を中心として上下左右が逆転
したためである。 なお、第4図の状態(すなわちフルサイズ画面の状
態)ではスイッチ25の接片25a及び25bがピン8aにより互
いに隔離されているが、第2図の状態(すなわち、ハー
フサイズ画面の状態)では接片25aと25bが互いに接触し
た状態となる。 第2図状態(すなわち接片25aと25bとが接触した状
態)では第7図のスイッチ25はオンとなり、制御回路29
には撮影画面がハーフサイズに設定されたことを表わす
信号が入力され、ハーフサイズ撮影に適した制御が行な
われる。(たとえば、フィルム巻上げ量をフルサイズ撮
影時の1/2にしたり、手振れ警告表示を出力する被写界
光の明るさをフルサイズ撮影時よりも明るい方へシフト
する、等の制御が行なわれる。) 撮影開始時に前記のように操作つまみ12bを第2図の
位置にセットすると、スイッチ25の接片25aと25bとが第
2図のように接触し、スイッチ25がオンとなる。 次いで、ファインダーをのぞき込んでカメラを構え、
不図示のレリーズボタンを第1ストロークだけ押下げる
と、測光回路31が動作して測光が行われ、その結果、表
示装置28によりファインダー内に手振れ警告が現れる
が、この警告秒時は前記したようにスイッチ25の閉成に
よりハーフサイズ撮影に適した値に制御回路29で自動的
に変更されている。 続いて、レリーズボタンを第2ストロークまで押下げ
ると、不図示の自動合焦装置によって合焦が行われた
後、露光(すなわち撮影)が行われる。露光が終了する
と、第7図において露光完了スイッチ32がオンとなり、
制御回路29内ではこの入力信号に応じて第8図のフロー
チャートに従って制御命令が実行される。 すなわち、露光完了スイッチ32が閉じられると、制御
回路29からの信号に応じてモータ制御回路27はモータ26
をフィルム巻上げ方向に回転させる方向の電流をモータ
26に供給し、その結果、モータ26がフィルム巻上げ方向
に回転されてフィルムの巻上げが行われる。フィルムの
巻上げが開始されると、フィルム給送量検出器33からフ
ィルムのパーフォレーションの移動数に応じたパルス信
号が発生し、該パルス信号がカウンタ34でカウントさ
れ、そのカウント数がフィルム1駒分の移動量と等しく
なった時にカウンタ34から制御回路29に信号が出力さ
れ、制御回路29はモータ26を停止させる制御信号をモー
タ制御回路27に出力する。 この場合、制御回路29内では、第8図に示すように、
ハーフサイズ撮影の時にはカウンタ34におけるカウント
数がフルサイズ撮影の時の1/2となった時点でカウンタ3
4から制御回路29に入力信号が入るように制御が行われ
る。従って、本項では、ハーフサイズ撮影であるため、
フルサイズ撮影時の1/2のフィルム送りが行われた時点
でモータ26が停止される。その故、フィルムはハーフサ
イズ画面に相当する量だけ巻上げられる。 ii)フルサイズの写真を撮影する場合。 背蓋13を開いた後、操作つまみ12を第2図の位置から
第4図の位置へ動かし、さらに背蓋13を閉じて操作つま
み12を第4図に示すように背蓋13の凹部13aでロックす
る。操作つまみ12が第2図の位置から第4図の位置に移
動される過程で操作つまみ12に連動する諸部材は前項
(i)で説明した動きとは逆向きに動かされるが、この
過程における各部の動きの説明は省略する。 第4図に示した状態(つまり、接片25aと25bが互いに
隔離した状態)では、第7図のスイッチ25はオフとな
り、制御回路29には撮影画面がフルサイズになったこと
を示す正の信号が入力されている状態となり、従ってフ
ルサイズ撮影に適した制御が行なわれるようになる。す
なわち、露光完了後、モータ26がフィルム巻上げ方向に
回転され、フィルム給送量検出器33から発生するパルス
数がフルサイズ撮影時のフィルム1駒分に等しい数にな
った時にモータ26が停止される。 また、フルサイズ撮影の場合、制御回路29にはスイッ
チ25がオンした信号が入らないため、表示装置28にはフ
ルサイズ撮影に応じた撮影情報が表示される。 なお、本発明のカメラでは、スイッチ25の2個の接片
25a及び25bがフルサイズ撮影の時に互いに離れた非負荷
状態にあるため、該スイッチ25に機械的故障が生じて両
接片が動かなくなっても二重撮影が生じてしまうことは
ない。すなわち、スイッチ25の故障時にハーフサイズ撮
影を行ってもフィルムはフルサイズ撮影時と同じ量だけ
送られるので、撮影済みの駒の上に更に露光が行われる
ことは絶対に起こらない。 第10図はファインダー内表示に関する別の実施例を示
したものである。この実施例では、撮影情報等のファイ
ンダー内表示16bが印刷されたフィルム39を固着したフ
ァインダーマスク遮蔽板16が使用されている。なお、第
10図ではファインダー内表示16bはポロブリズム22によ
って上下左右がファインダー光軸に関して反転した状態
(つまり、撮影者がファインダーをのぞいた時に見える
状態)で示してある。 この実施例のように、撮影情報を印刷したフィルムを
ファインダーマスク遮蔽板に貼りつけるようにすると、
打ち抜きやエッチング等の加工方法によるよりも小さな
文字を形成することができるのでファインダー内に表示
できる撮影情報量が増大し、また、ファインダーマスク
遮蔽板16の製作コストを低減することができる。 [発明の効果] 本発明によれば、使用者によりファインダー視野枠の
切り換えが可能であると共に、そのファインダー視野枠
切り換えに応じてファインダー内表示切り換えが可能な
ファインダー装置を簡単な構成で得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のカメラにおいて撮影画面寸
法が小画面寸法に設定された状態での要部正面図、第2
図は第1図の平面図、第3図は前記カメラにおいて撮影
画面寸法が大画面寸法に設定された状態での要部正面
図、第4図は第3図の平面図、第5図は前記カメラの背
面の概略図、第6図は前記カメラのファインダー装置の
要部の分解斜視図、第7図は前記カメラに装備されてい
る電気的装置の主要部を示したブロック図、第8図は第
7図に示した制御装置の中で実行される制御命令のフロ
ーチャート、第9図は前記カメラに装備されたファイン
ダーマスク遮蔽板の一実施例を示した正面図、第10図は
前記カメラに装備されるファインダーマスク遮蔽板の他
の実施例を示した正面図、である。 1……カメラ本体、2……レンズ鏡筒 3……撮影レンズ、4……アパーチャ 5及び6……アパーチャ遮蔽板 7及び8……被動レバー、9……第1中間レバー 10……第2中間レバー、11……連動レバー 12……操作つまみ、13……背蓋 14……ファインダー接眼レンズ 15……ファインダーマスク 16……ファインダーマスク遮蔽板 17……マスクレバー、18……バネ 19及び20……ファインダー対物レンズ 21……フィールドレンズ、22……ポロプリズム 23及び24……ファインダー接眼レンズ 25……撮影画面寸法検知スイッチ 26……モータ、27……モータ制御回路 28……表示装置、29……制御回路 30……表示制御回路、31……測光回路 32……露光完了検知スイッチ 33……フィルム給送量検出器 34……カウンタ
法が小画面寸法に設定された状態での要部正面図、第2
図は第1図の平面図、第3図は前記カメラにおいて撮影
画面寸法が大画面寸法に設定された状態での要部正面
図、第4図は第3図の平面図、第5図は前記カメラの背
面の概略図、第6図は前記カメラのファインダー装置の
要部の分解斜視図、第7図は前記カメラに装備されてい
る電気的装置の主要部を示したブロック図、第8図は第
7図に示した制御装置の中で実行される制御命令のフロ
ーチャート、第9図は前記カメラに装備されたファイン
ダーマスク遮蔽板の一実施例を示した正面図、第10図は
前記カメラに装備されるファインダーマスク遮蔽板の他
の実施例を示した正面図、である。 1……カメラ本体、2……レンズ鏡筒 3……撮影レンズ、4……アパーチャ 5及び6……アパーチャ遮蔽板 7及び8……被動レバー、9……第1中間レバー 10……第2中間レバー、11……連動レバー 12……操作つまみ、13……背蓋 14……ファインダー接眼レンズ 15……ファインダーマスク 16……ファインダーマスク遮蔽板 17……マスクレバー、18……バネ 19及び20……ファインダー対物レンズ 21……フィールドレンズ、22……ポロプリズム 23及び24……ファインダー接眼レンズ 25……撮影画面寸法検知スイッチ 26……モータ、27……モータ制御回路 28……表示装置、29……制御回路 30……表示制御回路、31……測光回路 32……露光完了検知スイッチ 33……フィルム給送量検出器 34……カウンタ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.ファインダー像を形成するための光路の少なくとも
一部を遮光してファインダー視野枠を形成するファイン
ダー視野枠形成手段と、カメラの使用者により操作可能
な操作部材と、前記ファインダー視野枠形成手段を移動
自在に支持し、前記操作部材の操作に応じて前記ファイ
ンダー視野枠形成手段を前記光路内に進退移動させる支
持手段と、前記ファインダー視野枠形成手段に設けら
れ、前記光路内に位置した状態で光を透過させることに
より情報を表示する表示手段とを有することを特徴とす
るカメラのファインダー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62101381A JP2803815B2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | カメラのファインダー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62101381A JP2803815B2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | カメラのファインダー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63266440A JPS63266440A (ja) | 1988-11-02 |
JP2803815B2 true JP2803815B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=14299197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62101381A Expired - Fee Related JP2803815B2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | カメラのファインダー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2803815B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH615765A5 (ja) * | 1977-02-07 | 1980-02-15 | Carl Koch | |
JPS5831132Y2 (ja) * | 1979-04-03 | 1983-07-09 | 赤井電機株式会社 | カメラにおけるフアインダ装置 |
-
1987
- 1987-04-24 JP JP62101381A patent/JP2803815B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63266440A (ja) | 1988-11-02 |
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