JPH10277983A - ロボットハンド - Google Patents

ロボットハンド

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JPH10277983A
JPH10277983A JP8929497A JP8929497A JPH10277983A JP H10277983 A JPH10277983 A JP H10277983A JP 8929497 A JP8929497 A JP 8929497A JP 8929497 A JP8929497 A JP 8929497A JP H10277983 A JPH10277983 A JP H10277983A
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Japan
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motor
robot hand
elastic body
coil spring
hand according
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Inventor
Masateru Yasuhara
正輝 安原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】力制御が不可能な駆動源を用いながら、フィン
ガの把持力を制御することができるロボットハンドを提
供する。 【解決手段】物品を把持するためのフィンガ54a,5
4bと、このフィンガを駆動するための超音波モータの
出力軸16と、この超音波モータの駆動力出力部40と
カム円板44の間に介設されたバネ48と、このバネの
変形量を検出するセンサ60とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロボットに用いられ
るロボットハンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、把持力制御等の力制御を行うロボ
ットハンドにおいては、アクチュエータにDCモータや
ソレノイド等の力制御可能なものを用いることによっ
て、把持力制御等の力制御を実現していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来例で用いられているDCモータやソレノイド等のアク
チュエータでは、実用的な把持力を得るために減速機等
が必要となり、ロボットハンドが小形化できないという
問題点があった。そこで、新しいアクチュエータとし
て、低回転数でも大トルクが得られる超音波モータ(U
SM)が開発されロボットハンドへの応用が検討されて
いる。しかし、超音波モータの欠点として力制御が事実
上行えないという問題があり、把持力制御等を必要とす
るロボットハンドにおいては使用することがこれまで不
可能であった。
【0004】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、力制御が不可能な駆動
源を用いながら、フィンガの把持力を制御することがで
きるロボットハンドを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わるロボットハンド
は、物品を把持するためのフィンガと、該フィンガを駆
動するための力制御が不可能な駆動源と、該駆動源の駆
動力出力部と前記フィンガの間に介設された弾性体と、
該弾性体の変形量を検出するセンサとを具備することを
特徴としている。
【0006】また、この発明に係わるロボットハンドに
おいて、前記駆動源はモータであり、前記フィンガは、
前記モータの回転運動を直進運動に変換するカムにより
開閉駆動されることを特徴としている。
【0007】また、この発明に係わるロボットハンドに
おいて、前記モータの出力軸にはアームが取り付けられ
ており、該アームと前記カムの間に前記弾性体が介設さ
れていることを特徴としている。。
【0008】また、この発明に係わるロボットハンドに
おいて、前記モータは超音波モータであることを特徴と
している。
【0009】また、この発明に係わるロボットハンドに
おいて、前記弾性体は圧縮コイルバネであることを特徴
としている。
【0010】また、本発明に係わるロボットハンドは、
物品を把持するためのフィンガと、該フィンガを駆動す
るための力制御が不可能な駆動源と、該駆動源の駆動力
出力部と前記フィンガの間に介設された弾性体と、該弾
性体が変形し始めたか否かを検出するセンサとを具備す
ることを特徴としている。
【0011】また、この発明に係わるロボットハンドに
おいて、前記駆動源はモータであり、前記フィンガは、
前記モータの回転運動を直進運動に変換するカムにより
開閉駆動されることを特徴としている。
【0012】また、この発明に係わるロボットハンドに
おいて、前記モータの出力軸にはアームが取り付けられ
ており、該アームと前記カムの間に前記弾性体が介設さ
れていることを特徴としている。
【0013】また、この発明に係わるロボットハンドに
おいて、前記モータは超音波モータであることを特徴と
している。
【0014】また、この発明に係わるロボットハンドに
おいて、前記モータはその回転角度を検出するエンコー
ダを有し、前記センサが前記弾性体が変形し始めたこと
を検出した直後からの前記モータの回転角度を検出する
ことを特徴としている。
【0015】また、この発明に係わるロボットハンドに
おいて、前記弾性体が変形し始めた直後からの前記モー
タの回転角度に基づいて、前記弾性体の変形量を算出
し、該変形量から前記フィンガが前記物品を把持してい
る把持力を演算する演算手段を更に具備することを特徴
としている。
【0016】また、この発明に係わるロボットハンドに
おいて、前記演算手段により算出された前記把持力が所
望の把持力になるように前記モータの回転角度を制御す
る制御手段を更に具備することを特徴としている。
【0017】また、この発明に係わるロボットハンドに
おいて、前記弾性体は圧縮コイルバネであることを特徴
としている。
【0018】また、この発明に係わるロボットハンドに
おいて、前記センサはマイクロスイッチであることを特
徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0020】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係わるロボットハンド10の構成を示す側
断面図であり、図2は図1を下方から見た平面図であ
り、図3は図1のA−A断面図である。さらに、図4は
図3において圧縮コイルバネが変位した状態を示した図
である。図1乃至図4を参照してロボットハンド10の
構成について説明する。
【0021】図1乃至図4において、ロボットハンド1
0は、その外郭部として上ハウジング12と下ハウジン
グ14とを備えている。上ハウジング12と下ハウジン
グ14の中央部には、回転軸16がベアリング18,2
0を介して回転自在に支持されている。上ハウジング1
2には、ロボットハンド10のフィンガ22a,22b
を矢印X方向に開閉させる駆動源となる超音波モータ2
4が配置されている。超音波モータ24の固定子26は
上ハウジング12に固定されており、回転子28は回転
軸16のフランジ部16aに固定されている。従って、
回転軸16は超音波モータ24が駆動されることによ
り、上下のハウジング12,14に対して回転駆動され
る。
【0022】回転軸16の上部には、フランジ部材30
を介して、外周部に多数のスリットが形成された円板部
材32が固定されている。上ハウジング12上には、こ
の円板部材32を上下から挟むようにフォトインタラプ
タ34が配置されており、このフォトインタラプタ34
は一方の端部34aから発せられた光を他方の端部34
bに配置されたフォトダイオードで受光するようになさ
れている。一方の端部34aから発せられた光は、円板
部材32のスリットにより、円板部材32の回転にとも
なって透過する状態と遮られる状態が交互に切り替えら
れるため、フォトインタラプタ34からは、回転軸16
の回転にともなってパルス信号が発せられる。このパル
ス信号をカウントすることにより回転軸16の回転量を
検出することができる。
【0023】回転軸16の下部には、キー36を介し
て、フランジ部材38が固定されている。フランジ部材
38の上部には、アーム部材40が固定されている。一
方、フランジ部材38の外周部には、ベアリング42を
介してカム円板44がフランジ部材38に対して相対的
に回転自在に支持されている。カム円板44の上面に
は、図3に示すように直立した受け面46が形成されて
おり、この受け面46とアーム部材40の間には圧縮コ
イルバネ48が配設されている。従って、回転軸16の
回転力は、圧縮コイルバネ48を介してカム円板44に
伝達され、カム円板が回転軸16と同じ回転方向に回転
駆動される。
【0024】カム円板44の外周部には、螺旋状のカム
溝50a,50bが形成されている。カム溝50a,50
bには、フィンガ22a,22bの本体部52a,52b
に固定されたカムピン54a,54bが挿入されてい
る。一方、フィンガ22a,22bの本体部52a,52
bは、図2に示すようにその両脇を円筒コロ58が内蔵
されたリニアガイド56により支持されており、矢印X
方向に直動可能になされている。従って、カム円板44
が回転すると、図3に示すようにカムピン54a,54
bが螺旋状のカム溝50a,50bに沿って内周方向あ
るいは外周方向(矢印X方向)に移動し、それにともな
って、フィンガ22a,22bが図1の矢印X方向に開
閉駆動されることとなる。
【0025】また、図1及び図3に示すようにカム円板
44上には、変位センサ60が固定されており、カム円
板44に対するアーム部材40の相対回転量を検出する
ことができる様になされている。
【0026】次に、上記のように構成されるロボットハ
ンドの動作について説明する。
【0027】まず、回転軸16が図3における時計回転
方向に回転すると、それに固定されたアーム部材40も
時計回転方向に回転し、この回転力が圧縮コイルバネ4
8を介してカム円板44に伝達される。これにより、カ
ム円板44も時計回転方向に回転し、カムピン54a,
54bをカム溝50a,50bに沿って内周方向に移動
させ、フィンガ22a,22bを閉じる方向に移動させ
る。
【0028】このとき、フィンガ22a,22bが把持
しようとするワークWに当接するまでは、アーム部材4
0は、圧縮コイルバネ48により変位センサ60側に押
し付けられているので、アーム部材40とカム円板44
の相対位置が保たれ、アーム部材40とカム円板44は
一体的に回転する。
【0029】しかしながら、フィンガ22a,22bが
ワークWに接触した後で更に回転軸16が同一方向に回
転すると、図4に示すように動力伝達系の中で剛性の最
も小さい圧縮コイルバネ48が変位し始め、その変位Δ
dに応じた把持力Δfが圧縮コイルバネ48のバネ定数
に応じて発生する。このとき変位Δdを変位センサ60
で検出し、必要とされる把持力Δfが発生した時点で超
音波モータ24の駆動を停止すればフィンガ22a,2
2bに所望の把持力Δfを発生させることができる。ま
た、この把持力Δfは圧縮コイルバネ48の変位Δdと
ほぼ比例関係を持つため、圧縮コイルバネ48の変位を
変位センサ60で検出し、一定の目標値に保つフィード
バック制御を行うことによって把持力制御が行える。
【0030】図5は把持力と圧縮コイルバネ48の変位
の関係を示すグラフである。
【0031】このグラフにおいて横軸は変位Δd、縦軸
は把持力Δfを示す。変位ΔdがΔd1よりΔd2へと変
位すると、把持力ΔfはΔf1よりΔf2へと遷移する。
同様にΔd2よりΔd3への変位に伴い把持力ΔfはΔf
2よりΔf3に遷移する。つまり圧縮コイルバネ48のバ
ネ定数で決まるグラフの傾きによって、変位Δdと把持
力Δfの関係が決定される。
【0032】ここでグラフが0より始まらずΔf0より
始まるのは圧縮コイルバネ48を自由長より圧縮して組
み込んでいるためである。このような方法を採る理由と
してはベアリング18,20やリニアガイド56の摩擦
及び機構部のガタ等による把持力の不安定を防止するた
めであり、このような要因が無視できる場合には、予圧
は加えなくても良い。
【0033】図6は、本実施形態のロボットハンドの制
御部の構成を示すブロック図である。
【0034】図6に示すように、変位センサ60の出力
信号がCPU101に入力され、CPU101は、変位
センサ60の値が所望の把持力を発生させる値となるよ
うに、超音波モータ24の回転を制御する。なお、エン
コーダ34の出力は、フィンガの把持力の制御には直接
的には必要でないが、把持力のフィードバック制御が暴
走したときなどにモータの回転位置を検出しておき、モ
ータが必要以上に回転しないように監視する役割を果た
している。
【0035】以上説明したように、上記の実施形態によ
れば、駆動源である超音波モータとフィンガの移動機構
の間にバネを介在させることにより、力の制御が不可能
な超音波モータを用いても、フィンガの把持力を自在に
制御することが可能となる。(第2の実施形態)この第
2の実施形態のロボットハンドは、第1の実施形態にお
ける変位センサ60の代わりに、ON・OFFのみを検
出する2値検出スイッチを用いたものであり、他の構成
は第1の実施形態と同様であるので、同一部分には同一
符号を付してその説明を省略する。
【0036】上記の第1の実施形態では、圧縮コイルバ
ネの変位を検出するセンサとして変位に比例した出力が
得られるセンサを使用したが、この場合以下のような不
都合が発生することが考えられる。 (1)変位センサの構造が複雑になりやすく、そのセン
サを組み込んだロボットハンドを小形化することが難し
くなる。 (2)変位センサの出力がアナログ信号であるため、ノ
イズ等の影響を受け易い。 (3)ロボットハンドのコントローラはCPUを使用し
てデジタル制御を行っているため、変位センサのアナロ
グ信号を取り込むためにはA/D変換器が必要となりコ
ストアップの要因となる。
【0037】従って、この第2の実施形態では、上記の
ように変位に比例した出力を発生するセンサではなく、
ON・OFFの2値信号のみを出力するセンサを用いて
上記のような課題を解決している。
【0038】図7は、第2の実施形態の構成を示す図で
あり、第1の実施形態における図3に対応する図であ
る。この第2の実施形態では、第1の実施形態における
変位センサ60の代わりに、圧縮コイルバネ48の変位
に応じてON/OFFするマイクロスイッチ70をカム
円板44上に配置している。
【0039】次に上記のロボットハンドの動作について
説明する。
【0040】超音波モータ24で発生された回転力は圧
縮コイルバネ48を経由してカム円板44に伝達され、
カム円板44のカム溝50a,50bに係合されたフィ
ンガ22a,22bをリニアガイド56にそって動作さ
せる(図1参照)。
【0041】ワークWをフィンガ22a,22bで、あ
る把持力f1でつかむ動作について説明する。
【0042】図7において、回転軸16が時計方向に回
転することによって、圧縮コイルバネ48を経由してカ
ム円板44に回転力が伝達されフィンガ22a,22b
を閉じる方向に駆動させる。
【0043】ここでフィンガ22a,22bがワークW
に接触するまでの期間は圧縮コイルバネ48にはほとん
ど変位が発生せず、フィンガ22a,22bに把持力は
発生しない。この時のコイルバネの状態を図7に示す。
しかし、フィンガ22a,22bがワークWに接触した
後で更に回転軸16が同一方向に回転すると、動力伝達
系の中で剛性の最も小さい圧縮コイルバネ48に力が加
わる。圧縮コイルバネ48には予め予圧が加えられてお
り、この予圧に打ち勝つだけの把持力f0が発生した時
に圧縮コイルバネ48が変位しアーム部材40も同時に
移動する。
【0044】この時のコイルバネの状態を図8に示す。
このときアーム部材40の位置を検出しているマイクロ
スイッチ70が動作し、図10に示すコントローラ20
0にマイクロスイッチ70のON情報を伝える。コント
ローラ200はCPU201の動作によってエンコーダ
34からのパルス信号をカウントして超音波モータ24
の回転位置を制御しており、このON信号がセンサ入力
I/F205より入力された時点での位置カウンタ20
4の値をPinとしてRAM203に保存する。その後で
f1−f0の把持力を発生させるために必要な圧縮コイル
バネ48の変位Δd1を計算によって求めその変位が発
生するようにエンコーダ34よりの信号をカウントしな
がら超音波モータ24を更に時計方向に回転させる。こ
の時の圧縮コイルバネ48の状態を図9に示す。
【0045】ここでワークWの剛性が圧縮コイルバネ4
8の剛性に比較して十分に大きければ、変位は圧縮コイ
ルバネ48が主体となるため、超音波モータの回転量と
圧縮コイルバネ48のバネ定数で決定される把持力がフ
ィンガ22a,22bに発生することになる。
【0046】図11は把持力と圧縮コイルバネ48の変
位の関係を示すグラフである。このグラフにおいて横軸
はコイルバネの変位d、縦軸は把持力fを示す。変位d
が0よりΔd1ヘと変位すると把持力fはf0よりf1ヘ
と遷移する。つまりコイルバネ48のバネ定数で決まる
グラフの傾きによって、変位dと把持力fの関係が決定
される。ここでグラフが0より始まらずf0より始まる
のは圧縮コイルバネ48を自由長より圧縮して組み込ん
でいるためである。
【0047】なお、本実施形態ではセンサ70としてマ
イクロスイッチを用いているが、このセンサはON/O
FFの2値状態が検出できるものであれば他のどのよう
な形式のセンサでも使用できることは言うまでもない。
【0048】また、上記の実施形態では、超音波モータ
の回転を検出する構成としてフォトインタラプタとスリ
ット板を組合わせたものを示したが、超音波モータの回
転量を検出できるものであれば、これに限定されること
なく、他の構成のエンコーダを用いてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
力制御が不可能なアクチュエータを用いたロボットハン
ドにおいて、動力伝達部に弾性体及び弾性体の変位を検
出するセンサを設けることによって、把持力制御等の力
制御が可能となった。
【0050】また、アクチュエータとして超音波モータ
を使用することによって、減速機等が不要となり、小型
・軽量のロボットハンドを実現することが可能となっ
た。また超音波モータの特徴として非駆動時には保持力
が発生するため、ワークを把持している期間は超音波モ
ータを駆動する必要がなくなり、消費電力を低減するこ
とが可能となった。
【0051】また、動力伝達部に弾性体及び弾性体の変
位を検出するセンサを設けたロボットハンドにおいて、
OF/OFFの2値信号を出力するセンサを使用した場
合においても任意の把持力を発生させることが可能とな
った。
【0052】また、変位センサの出力信号がON/OF
Fのデジタル信号であるため、ロボットハンドのコント
ローラにA/D変換器が不要となりコストダウンが可能
となった。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わるロボットハン
ドの構成を示す側断面図である。
【図2】図1を下方から見た平面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図3において圧縮コイルバネが変位した状態を
示した図である。
【図5】把持力とコイルバネの変位量の関係を示す図で
ある。
【図6】第1の実施形態のロボットハンドの制御部の構
成を示すブロック図である。
【図7】第2の実施形態の構成を示す図である。
【図8】マイクロスイッチがONになった瞬間の状態を
示す図である。
【図9】フィンガに所望の把持力が発生している状態を
示す図である。
【図10】第2の実施形態のロボットハンドの制御部の
構成を示すブロック図である。
【図11】把持力とコイルバネの変位量の関係を示す図
である。
【符号の説明】 10 ロボットハンド 12 上ハウジング 14 下ハウジング 16 回転軸 18,20 ベアリング 22a,22b フィンガ 24 超音波モータ 26 固定子 28 回転子 30 フランジ部材 32 円板部材 34 フォトインタラプタ 36 キー 38 フランジ部材 40 アーム部材 42 ベアリング 44 カム円板 46 受け面 48 圧縮コイルバネ 50a,50b カム溝 52a,52b フィンガ本体 54a,54b カムピン 56 リニアガイド 58 円筒コロ 60 変位センサ 70 センサ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を把持するためのフィンガと、 該フィンガを駆動するための力制御が不可能な駆動源
    と、 該駆動源の駆動力出力部と前記フィンガの間に介設され
    た弾性体と、 該弾性体の変形量を検出するセンサとを具備することを
    特徴とするロボットハンド。
  2. 【請求項2】 前記駆動源はモータであり、前記フィン
    ガは、前記モータの回転運動を直進運動に変換するカム
    により開閉駆動されることを特徴とする請求項1に記載
    のロボットハンド。
  3. 【請求項3】 前記モータの出力軸にはアームが取り付
    けられており、該アームと前記カムの間に前記弾性体が
    介設されていることを特徴とする請求項2に記載のロボ
    ットハンド。
  4. 【請求項4】 前記モータは超音波モータであることを
    特徴とする請求項2に記載のロボットハンド。
  5. 【請求項5】 前記弾性体は圧縮コイルバネであること
    を特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
  6. 【請求項6】 物品を把持するためのフィンガと、 該フィンガを駆動するための力制御が不可能な駆動源
    と、 該駆動源の駆動力出力部と前記フィンガの間に介設され
    た弾性体と、 該弾性体が変形し始めたか否かを検出するセンサとを具
    備することを特徴とするロボットハンド。
  7. 【請求項7】 前記駆動源はモータであり、前記フィン
    ガは、前記モータの回転運動を直進運動に変換するカム
    により開閉駆動されることを特徴とする請求項6に記載
    のロボットハンド。
  8. 【請求項8】 前記モータの出力軸にはアームが取り付
    けられており、該アームと前記カムの間に前記弾性体が
    介設されていることを特徴とする請求項7に記載のロボ
    ットハンド。
  9. 【請求項9】 前記モータは超音波モータであることを
    特徴とする請求項7に記載のロボットハンド。
  10. 【請求項10】 前記モータはその回転角度を検出する
    エンコーダを有し、前記センサが前記弾性体が変形し始
    めたことを検出した直後からの前記モータの回転角度を
    検出することを特徴とする請求項7に記載のロボットハ
    ンド。
  11. 【請求項11】 前記弾性体が変形し始めた直後からの
    前記モータの回転角度に基づいて、前記弾性体の変形量
    を算出し、該変形量から前記フィンガが前記物品を把持
    している把持力を演算する演算手段を更に具備すること
    を特徴とする請求項10に記載のロボットハンド。
  12. 【請求項12】 前記演算手段により算出された前記把
    持力が所望の把持力になるように前記モータの回転角度
    を制御する制御手段を更に具備することを特徴とする請
    求項11に記載のロボットハンド。
  13. 【請求項13】 前記弾性体は圧縮コイルバネであるこ
    とを特徴とする請求項6に記載のロボットハンド。
  14. 【請求項14】 前記センサはマイクロスイッチである
    ことを特徴とする請求項6に記載のロボットハンド。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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