JP2001041269A - 電動ブレーキ - Google Patents

電動ブレーキ

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JP2001041269A
JP2001041269A JP11216302A JP21630299A JP2001041269A JP 2001041269 A JP2001041269 A JP 2001041269A JP 11216302 A JP11216302 A JP 11216302A JP 21630299 A JP21630299 A JP 21630299A JP 2001041269 A JP2001041269 A JP 2001041269A
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rotor
brake
ball
ramp mechanism
inclined portion
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Hirotaka Oikawa
浩隆 及川
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールランプ機構を用いた電動ブレーキで
は、ボールランプ機構の傾斜面の傾斜角度が一定となっ
ており、ブレーキパッドの直線方向の移動が単純なリニ
アであり、ブレーキパッドとディスクロータとの間のパ
ッドクリアランスを詰めるために時間がかかり応答性が
悪化するという問題があった。 【解決手段】 電動モータ6に通電することでロータ11
が回転し、ロータ11の回転を軸方向への移動に変換する
ボールランプ機構18を有し、前記ボールランプ機構18の
傾斜面19は傾斜角度の異なる複数の傾斜部19a,19bが
連続して形成されるようにしたことによって、ロータ11
の回転量に対するピストン13の変位量を任意に設定する
ことができるので、目的に合致した応答性を得たり、消
費電力あるいは消費エネルギを少なくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動ブレーキに関
するものであり、さらに詳細には、アクチュエータとし
ての電動モータのロータ部分を回転しながら直線運動が
できる機構とし、ロータの直線運動により直接的にブレ
ーキピストンを作動できる軽量、小型の電動ブレーキに
関するものである。
【従来の技術】従来、電動式ブレーキは、特開平9−2
64351号公報に見られるように、ステータに通電す
ることにより回転するロータを回転および軸方向へ移動
可能に軸支持するとともに、前記ロータと固定部材との
間にボールランプ機構を配置し、ロータの回転により、
前記ボールランプ機構を介してロータを軸方向に直線移
動させ、該ロータの軸方向への移動によりピストンを作
動すべく構成していた。
【発明が解決しようとする課題】ところで、ブレーキ制
動が発生した場合の電動式ブレーキの消費電力あるいは
消費エネルギは、ディスクロータ回転角に応じて一義的
に決定するためブレーキ作動頻度が多く、制動力の小さ
な領域での消費電力あるいは消費エネルギが大きくな
り、又、ブレーキ制動力が大きな領域では消費電力が大
きくなるという欠点がある。このような欠点を有してい
るにもかかわらず、前記従来技術が使用しているボール
ランプ機構は、ボールランプ機構の傾斜角度が一定とな
っており、ブレーキパッドの直線方向の移動が単純なリ
ニアであって、消費電力あるいは消費エネルギを小さく
できないという問題点があった。また、ボールランプ機
構の傾斜角度が一定ということはブレーキパッドとディ
スクロータとの間のパッドクリアランスを詰めるために
時間がかかり応答性が悪化するという問題があった。
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、請求項1の電動ブレーキは、アクチュエータに通
電することでロータが回転し、ロータの回転を軸方向へ
の移動に変換するボールランプ機構を有し、前記ボール
ランプ機構の傾斜面は傾斜角度の異なる複数の傾斜部が
連続して形成されるようにしたことによって、消費電力
あるいは消費エネルギを小さくすることができ、また、
ブレーキパッドとディスクロータとの間のパッドクリア
ランスを短時間で詰めて応答性を向上させることができ
る。又、請求項2の電動ブレーキは、ブレーキパッドと
ディスクロータとの間に形成されるパッドクリアランス
における単位角度当たりの軸方向移動量は他の傾斜部に
おける単位角度当たりの軸方向移動量より大となるよう
に傾斜部を構成したので、少ないロータ回転量で大きな
変位量を得ることができ、パッドクリアランスを極力速
く通過してブレーキパッドをディスクロータに速やかに
接触させ、素早いブレーキ制動を得ることができる。更
に、請求項3の電動ブレーキは、ブレーキパッドのディ
スクロータへのブレーキ制動力が小さな領域における単
位角度当たりの軸方向移動量は他の傾斜部における単位
角度当たりの軸方向移動量より小となるように傾斜部を
構成したので、作動頻度の大きい領域、つまり、制動の
総作動時間が多い領域での制動による総消費エネルギ
(消費電力×総作動時間)が小さくなる。更に、請求項
4の電動ブレーキは、ブレーキパッドのディスクロータ
へのブレーキ制動力が大きな領域における単位角度当た
りの軸方向移動量は他の傾斜部における単位角度当たり
の軸方向移動量より小となるように傾斜部を構成したの
で、作動頻度が小さい分、電動ブレーキの電動モータを
小さくできる。
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明すると、図1は電動ブレーキの系統図、
図2はボールランプ機構18の部分拡大図、図3はボール
ランプ機構18のロータ11回転量に対する変位量を示す図
である。図1において、1はブレーキぺダルに設けた踏
力、ストロークセンサ、2は電子制御装置、3はスピー
ドセンサ、4はキャリパ、5はキャリパに形成したハウ
ジング、6は同ハウジング内に内蔵したアクチュエータ
としての電動モータである。これらによって構成された
電動ブレーキは、運転者がブレーキぺダルを操作したこ
とを踏力、ストロークセンサ1によって検知して電子制
御装置2が電動モータ6を作動し、同モータ内のロータ
を直線移動(詳細は後述する)させて図中のピストンを
移動させ、一対の摩擦要素であるブレーキパッド7,7
を相互の方向に移動してディスクロータ8を挟持し、ブ
レーキ力を働かせることができる構成となっている。な
お、前記踏力、ストロークセンサ1は踏力とストローク
のいづれか一方を検知できるセンサであってもかまわな
い。電動モータ6は、コイル9を含むステータ10側がハ
ウジング5に形成したボア5a内に固定されており、こ
のステータ10内にロータ11が配置されている。ステータ
10の幅は、ロータ11が後述するような直線運動をした際
にロータ11からはみ出さぬようロータ11の幅よりも少し
小さく形成してある。ロータ11には図示の如く第1回転
軸11a、第2回転軸11bが一体に形成されており、第1
回転軸11aはベアリング12を介してピストン13に回転お
よび摺動自在に嵌合しており、また、第2回転軸11bは
ベアリング14を介してハウジング5に回転および摺動自
在に軸支されている。前記ピストン13はハウジング5に
形成したボア5a内に摺動自在に保持されており、ピス
トン13とロータ11との間には戻しばね15が、さらに、ロ
ータ11の軸方向の動きをピストン13に伝達するためのス
ラストベアリング16が配置されている。また、ロータ11
とハウジング5との間には、図2に示すようにロータ11
(図2においてはロータ11は図示せず)と、ハウジング
5と、これらによって挟持されるボール17とによって構
成されているボールランプ機構18が配置されており、こ
のボールランプ機構18によってロータ11は後述するよう
に回転運動をしつつ直線運動を行うことになる。なお、
ロータ11の直線方向の移動距離は、ボールランプ機構18
のボール17径、および、ボール17収納部の傾斜面19(ロ
ータ11とハウジング5とに形成する傾斜面19)の形状に
より決定される。次に、図2,図3によりボールランプ
機構18を説明するが、図3は、図2に対してのロータ11
回転量と変位量とを示した図である。この図中の記号は
図2に対応させている。又、図2は理解の容易のため、
実際の傾斜面19よりかなり誇張して記載しており、各図
中の破線は、従来の傾斜面である。そして、ボールラン
プ機構18はロータ11側とハウジング5側とで同一となっ
ているので、ハウジング5側のボールランプ機構18を説
明し、ロータ11側のボールランプ機構18の説明は省略す
る。尚、ボールランプ機構18には、図2の傾斜面19が1
20度間隔で3組設けられる。前記傾斜面19の両側には
ストッパ20,21がハウジング5から突出して形成され、
前記ボール17はこのストッパ20,21間を移動する。そし
て、前記ボール17がストッパ20に接しているときの位置
をR0とすると、符号R1は、ブレーキパッド7,7が
ディスクロータ8と接触する位置、即ち、パッドクリア
ランスδがゼロとなる位置であり、符号REは、前記ボ
ール17がストッパ21に接しているときの位置、即ち、ブ
レーキパッド7,7がディスクロータ8と接触してブレ
ーキ制動力が最大となる位置である。ここで、位置R0
から位置R1までの前記傾斜面19の傾斜部19aは傾斜角
度が大となって、即ち、ロータ11の単位回転量当たりに
対する軸方向の変位量が大となって前記ボール17が前記
パッドクリアランスδを極力速く通過する(パッドクリ
アランスδをできるだけ速くゼロにする)ようになされ
ており、傾斜部19aに連続して続く傾斜部19bは前記傾
斜部19aの傾斜角度角度より小となっており、ブレーキ
パッド7,7がディスクロータ8と接触してブレーキ制
動が行われる区間である。尚、図2,3において、符号
X−Xで示した区間はブレーキ制動が頻繁に行われる区
間である。以上の構成からなる本実施の形態の電動ブレ
ーキの作動を説明する。運転者がブレーキぺダルを踏み
込んだことを踏力、ストロークセンサ1が検知すると電
子制御装置2からの信号により電動モータ6のコイル9
に電流が流れ、ロータ11が回転を始める。このときの電
流値Iは制動に必要なピストン13推力と、前記ボールラ
ンプ機構18のボール17収納部の傾斜面19の形状によるロ
ータ11一回転あたりの変位量Rと、ボールランプ機構18
の機械効率Eと、電動モータ6のトルク定数Tより、 I=F×R/(2π×E×T) (1) で求められる。ロータ11が回転をすると、ロータ11の直
線方向の動きがスラストベアリング16を介してピストン
13に伝達され、ピストン13が図中左方向に移動してブレ
ーキを働かせる。このとき、ボールランプ機構18の働き
により、ロータ11は回転しつつ直線方向に移動する。即
ち、図2においてロータ11が回転すると、ボール17が傾
斜面19に沿って移動し、これにより、ロータ11の回転量
に応じてロータ11が軸方向(直線方向)に移動する。
又、図3において、ピストン13はボール17の移動ととも
に位置Aから位置Bに急速に変位する。これは、ボール
17が傾斜部19aを移動するときは傾斜角度が大となって
いるので少ないロータ11回転量で大きな変位量を得るこ
とができ、前記ボール17が前記パッドクリアランスδを
極力速く通過して、傾斜部19aに引き続く傾斜部19bに
てブレーキパッド7,7がディスクロータ8と接触して
ブレーキ制動が行われる。そして、一般には、前記区間
X−Xの位置C近辺で希望するブレーキ制動が行われ
る。ブレーキぺダルを開放すると、電動モータ6は逆転
し、ピストン13は戻しバネ15の作用およびブレーキパッ
ド7,7とディスクロータ8との干渉により初期状態に
復帰し、ブレーキ力が開放される。尚、ブレーキ作動時
のピストン13の直線方向の移動量はロータ11の回転量に
より決まるため、電子制御装置2では踏力、ストローク
センサ1、またはスピードセンサからの入力信号に基づ
いてロータ11の回転量を微小に制御する。図4,5は、
本発明の他の実施の形態を示すもので、ボールランプ機
構18のボール17収納部の傾斜面29においては、前記作動
頻度の大きい領域での傾斜角度を小さくしたものであ
り、前記実施の形態と同一の構成要素については同一符
号で示し、異なる部分を説明する。又、本実施の形態
は、ボールランプ機構18のボール17収納部の傾斜面29の
形状を変更したもので傾斜面29以外の個所の変更は無
い。そのため、本実施の形態は、傾斜面29の拡大図と、
ロータ11回転量と変位量とを示した図とを掲げるのみと
してある。そして、傾斜面29の形状は前記と同様に理解
の容易のため、実際の傾斜面29よりかなり誇張して記載
してある。図4,5において、前記ボール17はストッパ
20,21間を移動する。そして、前記ボール17がストッパ
20に接しているときの位置をR0とすると、符号R1
は、ブレーキパッド7,7がディスクロータ8と接触す
る位置、即ち、パッドクリアランスδがゼロとなる位置
であり、符号R2は、ブレーキパッド7,7がディスク
ロータ8と接触してブレーキ制動が頻繁に行われる区
間、符号REは、前記ボール17がストッパ21に接してい
るときの位置、即ち、最大のブレーキ制動がなされる位
置である。ここで、位置R0から位置R1までの前記傾
斜面29の傾斜部29aは傾斜角度が中(前記図2と比較し
て)となって前記ボール17が前記パッドクリアランスδ
を前記図2ほどでは無いにしても速く通過するようにな
されており、傾斜部29aに引き続く傾斜部29bは前記傾
斜部29aの傾斜角度より小となっており、ブレーキパッ
ド7,7がディスクロータ8と接触してブレーキ制動が
頻繁に行われる区間X−Xである。尚、この区間X−X
は実験により求められる。そして、前記傾斜部29bに引
き続く傾斜部29cは前記傾斜部29bの傾斜角度より大と
なっており、この区間はブレーキ制動が頻繁に行われな
いが、大きなブレーキ制動が得られる区間である。以上
の構成によって、図4に示すボールランプ機構18のボー
ル17収納部の傾斜面29の形状では、前記作動頻度の大き
い領域X−X区間、つまり、制動の総作動時間が多い領
域での傾斜部29bを小さくしているので、(1)式より
電動モータ6に流れる電流値が小さくなり、制動による
総消費エネルギ(消費電力×総作動時間)が小さくな
る。又、図5においてピストン13はボール17の移動とと
もに位置Aから位置Bに急速に変位する。これは、ボー
ル17が傾斜部19aを移動するときは傾斜角度が大となっ
ているので少ないロータ11回転量で大きな変位量を得る
ことができ、前記ボール17は前記パッドクリアランスδ
を極力速く通過する。そして、位置Bから位置Cまでは
ブレーキ制動が頻繁におこなわれる区間であるため、回
転量に対する変位量を小さくして、微妙なブレーキ制動
が行われるようにしてある。位置C以降は再びピストン
13がボール17の移動に伴って急に変位する区間である。
図6,7は、本発明の更に他の実施の形態を示すもの
で、ボールランプ機構18のボール17収納部の傾斜面39に
おいては、ブレーキ制動力の大きい領域での傾斜角度を
小さくしたものであり、前記実施の形態と同一の構成要
素については同一符号で示し、異なる部分を説明する。
又、本実施の形態は、ボールランプ機構18のボール17収
納部の傾斜面39の形状を変更したもので傾斜面39以外の
個所の変更は無い。そのため、本実施の形態は、傾斜面
39の拡大図と、ロータ11回転量と変位量とを示した図と
を掲げるのみとしてある。そして、傾斜面39の形状は前
記と同様に理解の容易のため、実際の傾斜面39よりかな
り誇張して記載してある。図6,7において、前記ボー
ル17はストッパ20,21間を移動する。そして、前記ボー
ル17がストッパ20に接しているときの位置をR0とする
と、符号R3は、ブレーキパッド7,7とディスクロー
タ8とが大きな力で接触する位置、即ち、最大のブレー
キ制動力がなされる位置である(このときのピストン変
位量はDで表される)。ここで、位置R0から位置R3
までの前記傾斜面39の傾斜部39aは傾斜角度が中(前記
図2と比較して)であり、傾斜部39aに引き続く傾斜部
39dは前記傾斜部39aの傾斜角度より小となっており、
ブレーキ制動力の大きい領域である。そして、この区間
Y−Yは実験により求められる。尚、図6には前述した
ブレーキ制動が頻繁に行われる区間X−Xも参考に示し
てある。以上の構成によって、本実施の形態では、ブレ
ーキパッド7,7のディスクロータ8へのブレーキ制動
力が大きな領域Y−Yにおける単位角度当たりの軸方向
移動量は他の傾斜部39aにおける単位角度当たりの軸方
向移動量より小となるように傾斜部39dを構成したの
で、作動頻度が小さい分、電動ブレーキの電動モータ11
を小さくできる。次に、多種の変形例を掲げておく。上
記各実施の形態は、特開平9−264351号公報に見
られる電動ブレーキに適用した場合を示したが、本発明
は、特開平9−264351号公報の電動ブレーキへの
適用に限らず、例えば、特願平10−341055号に
記載した電動ブレーキのボールランプ機構に適用しても
良く、本発明は、ボールランプ機構を使用した電動ブレ
ーキならば何れの形式の電動ブレーキにも適用できるも
のである。更に又、以上の実施の形態では傾斜面は全て
直線で構成したが、これらの傾斜面は直線である必要は
なく、これらの直線に近似する曲線であっても良く、曲
線の場合には複数の傾斜部が多数あるものと定義する。
更に、傾斜面に曲線を用いて場合には放物線,双曲線,
サイクロイド,等各種の曲線を使用してもよいものであ
る。更に、例えば、前記図5において、傾斜部29aは直
線からなり、傾斜部29bは放物線からなり、傾斜部29c
はサイクロイドからなるというように、傾斜面を直線と
曲線とから構成されるようにしても良い。
【発明の効果】本発明は、以上詳細に述べたように、ア
クチュエータに通電することでロータが回転し、ロータ
の回転を軸方向への移動に変換するボールランプ機構を
有し、前記ボールランプ機構の傾斜面は傾斜角度の異な
る複数の傾斜部が連続して形成されるようにし、ロータ
回転量に対するピストン変位量を任意に設定することが
できるので、目的に合致した応答性や消費電力あるいは
消費エネルギを少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である電動ブレーキの系
統図である。
【図2】 本発明の一実施形態である電動ブレーキのボ
ールランプ機構18の部分拡大図である。
【図3】 図2に対応させたボールランプ機構のロータ
回転量に対する変位量を示す図である。
【図4】 本発明の他の実施の形態である電動ブレーキ
のボールランプ機構18の部分拡大図である。
【図5】 図4に対応させたボールランプ機構のロータ
回転量に対する変位量を示す図である。
【図6】 本発明の更に他の実施の形態である電動ブレ
ーキのボールランプ機構18の部分拡大図である。
【図7】 図6に対応させたボールランプ機構のロータ
回転量に対する変位量を示す図である。
【符号の説明】
1 ブレーキぺダルに設けた踏力、ストロークセン
サ 2 電子制御装置 3 スピードセンサ 4 キャリパ 5 ハウジング 5a ボア 6 電動モータ 7,7 ブレーキパッド 8 ディスクロータ 9 コイル 10 ステータ 11 ロータ 11a 第1回転軸 11b 第2回転軸 12 ベアリング 13 ピストン 14 ベアリング 15 戻しばね 16 スラストベアリング 17 ボール 18 ボールランプ機構 19 傾斜面 20 ストッパ 21 ストッパ 19a 傾斜部 19b 傾斜部 29 傾斜面 29a 傾斜部 29b 傾斜部 29c 傾斜部 39 傾斜面 39a 傾斜部 39d 傾斜部 A,B,C,D 位置 R0,R1,R2,R3,RE 位置 δ パッドクリアランス X−X 区間 Y−Y 区間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータに通電することでロータ
    が回転し、ロータの回転を軸方向への移動に変換するボ
    ールランプ機構により構成された電動ブレーキにおい
    て、前記ボールランプ機構の傾斜面は傾斜角度の異なる
    複数の傾斜部が連続して形成されていることを特徴とす
    る電動ブレーキ。
  2. 【請求項2】 ブレーキパッドとディスクロータとの間
    に形成されるパッドクリアランスにおける単位角度当た
    りの軸方向移動量は他の傾斜部における単位角度当たり
    の軸方向移動量より大となるように傾斜部が構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の電動ブレーキ。
  3. 【請求項3】 ブレーキパッドのディスクロータへのブ
    レーキ制動力が小さな領域における単位角度当たりの軸
    方向移動量は他の傾斜部における単位角度当たりの軸方
    向移動量より小となるように傾斜部が構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電動ブレーキ。
  4. 【請求項4】 ブレーキパッドのディスクロータへのブ
    レーキ制動力が大きな領域における単位角度当たりの軸
    方向移動量は他の傾斜部における単位角度当たりの軸方
    向移動量より小となるように傾斜部が構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電動ブレーキ。
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