JP4032386B2 - 電動ディスクブレーキ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転アクチュエータのトルクによって制動力を発生させる電動ディスクブレーキに係り、特に回転アクチュエータの故障に起因するブレーキロック状態を自動的に解除できるブレーキ解除機能を備えた電動ディスクブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】
電動ディスクブレーキとしては、ピストンと、回転アクチュエータと該回転アクチュエータの回転を直線運動に変換して前記ピストンに伝達する運動変換機構とを配設してなるキャリパを備え、モータの回転に応じて前記ピストンを推進し、ブレーキパッドをディスクロータに押圧して前記モータのトルクに応じた制動力を発生するものがある。このような電動ディスクブレーキにおいては、ピストンに推力が発生している制動中、電源線の断線などで回転アクチュエータの故障が発生すると、回転アクチュエータの内部抵抗や回転アクチュエータの回転トルクを増加させるための減速機を有している場合には、その減速機の内部抵抗によりピストンに推力が残存し、ブレーキ解除は困難となる。
【0003】
そこで従来、回転アクチュエータの故障時にブレーキを自動的に解除するため、例えば、特許文献1に記載のものでは、モータのロータにばねを付設し、該ばねの戻し力によりロータを逆回転させるようにし、また、特許文献2に記載のものでは、モータに付設した減速機構の一部にピストン戻し用の電気モータを組込み、ピストン推進用の主電気モータの故障時には前記ピストン戻し用電気モータを作動させるようにし、さらに、特許文献3に記載のものでは、運動変換機構のナットを受けるスラスト荷重受け部に電磁クラッチを設けて、モータ故障時に前記電磁クラッチ解除してナットを後退させるようにしていた。
【0004】
【特許文献1】
国際公開第00−60255号パンフレット
【特許文献2】
特表2000−507333号公報
【特許文献3】
特表2001−506348号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載される対策によれば、ロータの回転に応じてばねのたわみ量が増大するため、毎回の制動時に大きなばね力に抗してロータを回転させなければならず、ブレーキパッドの摩耗度合に応じて回転量が増えていくことから経年的に消費電力が大きくなっていくという問題があった。また、ブレーキパッドの摩耗に比例して戻し力が増加するため、安定した動作が得られないという問題もあった。
一方、上記特許文献2に記載される対策によれば、ピストンを推進する主モータとは別にブレーキ解除用のモータが必要になるため、キャリパの大型化が避けられないばかりか製造コストが上昇し、その上、ブレーキ解除用モータ自体の故障も考えられるため、信頼性に欠けるという問題があった。
さらに、上記特許文献3に記載される対策によれば、電磁クラッチへの通電による消費電力の増大や電磁クラッチを設けることによるコスト高の問題があった。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、消費電力の増加や製造コストの大きな増加を招くことなくモータ故障時にブレーキを機械的に解除できる、信頼性の高い電動ディスクブレーキを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、ピストンと、回転アクチュエータと該回転アクチュエータの回転を直線運動に変換して前記ピストンに伝達するボールランプ機構とを配設してなるキャリパを備え、前記モータの回転に応じて前記ピストンを推進し、ブレーキパッドをディスクロータに押圧して制動力を発生する電動ディスクブレーキであって、前記ブレーキパッドの摩耗に応じて該摩耗分を調整するように前記ピストンを前記ボールランプ機構内の直動部材に対して前進作動させるパッド摩耗補償機構を設け、該パッド摩耗補償機構が、回動可能でかつ前記ボールランプ機構内の回動部材と回転方向の所定の遊びをもって噛合うリミッタと制動時に制動解除方向のトルクを蓄える第1の弾性体とを備え、前記所定遊びは前記パッド摩耗補償機構作動後に前記ブレーキパッドと前記ピストンとの間に所定のパッドクリアランスを確保するためのものにおいて、前記ボールランプ機構内の回動部材と前記パッド摩耗補償機構内のリミッタとの間に、該回動部材の無負荷回転抵抗よりも大きいセット荷重を発生しかつ制動開始時における該回動部材と該リミッタとの相対回転に応じて前記所定の遊びの範囲内で前記パッドクリアランスを確保するためのトルクを蓄える第2の弾性体を設けたことを特徴とする
このように構成した電動ディスクブレーキにおいては、制動中、回転アクチュエータの故障によりブレーキがロックした場合には、制動時に第2の弾性体に蓄えられたトルクにより、ボールランプ機構の回動部材が制動時とは逆方向に回転し、ボールランプ機構が初期位置に復帰してブレーキが自動的に解除される。この場合、第2の弾性体に蓄えられるトルクは、ボールランプ機構内の回動部材とパッド摩耗機構内のリミッタとが所定の遊びの範囲内で相対回転することにより生ずるだけなので、前記相対回転以降は該第1の弾性体のたわみ量が一定となり、モータを回転させるための消費電力が経年的に増大していくことはない。また、回動部材とリミッタとの間に第1の弾性体を設けるだけなので、製造コストが特に高くなることもない。
また、前記第1の弾性体として、前記回動部材若しくは前記リミッタと同心に巻回され、ねじりトルクを蓄えるコイルスプリングを用いた場合は、第1の弾性体をキャリパ内にコンパクトに収めることができ、キャリパの大型化を防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1および2は、本発明の第1の実施の形態としての電動ディスクブレーキを示したものである。これらの図において、1は、ディスクロータDより車両内側に位置する車両の非回転部(ナックル等)に固定されたキャリア、2は、キャリア1にディスクロータDの軸方向へ浮動可能に支持されたキャリパ、3,4は、ディスクロータDの両側に配置された一対のブレーキパッドであり、ブレーキパッド3,4はディスクロータDの軸方向に移動可能にキャリア1に支持されている。キャリパ2は、先端側に爪部5aを有する爪部材5と、この爪部材5の基端側に連結され環状の基体6と、この基体6に連結されたモータケース7とからなる組立型のキャリパ本体8を備えており、前記爪部材5の爪部5aが車両外側のブレーキパッド4の背面に近接して配置される。
【0008】
キャリパ2はまた、車両内側のブレーキパッド3の背面に当接可能なピストン10と、モータ(回転アクチュエータ)20と、このモータ20の回転を直線運動に変換して前記ピストン10に伝えるボールランプ機構30と、モータ20の回転を減速して前記ボールランプ機構30に伝える減速機構40と、ブレーキパッド3,4の摩耗に応じてピストン10の位置を変更してパッド摩耗を補償するパッド摩耗補償機構50と、制動中にモータ20が故障した際、ボールランプ機構30を初期位置に自動的に戻してブレーキを解除するブレーキ解除機構としてのコイルスプリング(第2の弾性体)60とを備えている。
【0009】
上記ピストン10は、大径のピストン本体11と小径の軸部材12とを相対移動可能に連結してなっており、そのピストン本体11は車両内側のブレーキパッド3に近接して配置され、一方、その軸部材12はモータケース7側へ大きく延ばされている。ピストン10の軸部材12には、軸穴12aが設けられており、この軸穴12aには前記モータケース7に固定した端板13から延ばした中空の支持ロッド14の先端部が摺動可能にかつ回転不能に挿入されている。本実施の形態において、前記ピストン本体11と軸部材12との間には、ブレーキパッド3からピストン10にかかる制動反力(推力)を検出する推力検出センサ15が介装されている。推力検出センサ15は、ここではロードセルからなっており、その検出信号は、前記支持ロッド14の中空内部を通したケーブル16を介して外部のコントローラ(図示略)に送出されるようになっている。なお、ピストン本体11とキャリパ本体8の爪部材5との間には、キャリパ本体8内を外部から閉塞するゴム製のカバー17が張設されている。
【0010】
上記モータ20は、モータケース7に嵌合固定されたステータ21と、ステータ21内に配置された中空のロータ22とを備え、ロータ22は、モータケース7および前記基体6に軸受23,24によって回動可能に支持されている。モータ20は、コントローラ(図示せず)からの指令でロータ22を所望トルクで所望角度だけ回転させるように作動し、そのロータ22の回転角は、ロータ22に固定したレゾルバロータ25とモータケース7の端板13に固定したレゾルバステータ26とからなる回転検出器27によって検出されるようになっている。なお、モータケース7には、モータ20のステータ21および回転検出器27と前記コントローラとを接続する信号線を取り回すためのコネクタ28が取付けられている。また、本実施の形態の形態においては、上述したステータ21とロータ22とかなるモータ20により回転アクチュエータを構成したが、これに限らず、超音波モータ等の電動式の回転アクチュエータでもよい。
【0011】
上記ボールランプ機構30は、キャリパ本体8の基体6の内周部に軸受31を介して回動可能に支持された中空の第1ディスク(回動部材)32とピストン10の軸部材12にねじ部33を介して螺合された中空の第2ディスク(直動部材)34と、両ディスク32と34との間に保持器35を用いて配置されたボール36とを備えている。ボール36は、第1ディスク32および第2ディスク34の対向面に、それぞれ円周方向に沿って円弧状に形成された3つのボール溝32aと34aとの間に介装されている。また、第2ディスク34の、ピストン10の軸部材12に螺合された部分(ねじ部33)にはモータケース7の端板13側へ大きく延びる延長筒部37が連設されており、この延長筒部37内には、前記支持ロッド14に一端部が係止され、該延長筒部37を介して常時は第2ディスク34を第1ディスク32側へ付勢する皿ばね38が配設されている。一方、第2ディスク34は、支持板39aを介してキャリパ本体8に取付けられたウェーブワッシャ39の摩擦力により回転が規制されている。これにより、いま第1ディスク32が第2ディスク34に対して回転すると、各ボール36が各ボール溝32a、34aの溝底の傾斜面上で転動し、第2ディスク34がディスクロータ2に対して前進または後退し、その動きにピストン10が追従するようになる。
【0012】
上記減速機構40は、ロータ22と一体をなす偏心軸41に回動可能に嵌装された、第1、第2外歯歯車42、43を有する偏心歯車44と、キャリパ本体8に固定され前記偏心歯車44の第1外歯歯車42に噛合する第1内歯歯車45と、第1ディスク32の後背部に設けられ前記偏心歯車44の第2外歯歯車43に噛合する第2内歯歯車46とからなっている。偏心歯車44は、第1内歯歯車45および第2内歯歯車46との噛合により偏心軸41(ロータ22)の回転に応じて公転運動をしながら自転し、第1内歯歯車45の歯数と第2内歯歯車46の歯数が異っていることにより第1ディスク32がロータ22と一定の回転比(減速比)をもって回転する。
ここで、上記第1外歯歯車42の歯数をZ1、第2外歯歯車43の歯数をZ2、第1内歯歯車45の歯数をn1 、第2内歯歯車46の歯数をn2 とすると、減速比Nは、N=1−(n1×Z2 /Z1 /n2)となる。したがって、いま、モータ20のロータ22がある回転角度θだけ回転すると、第1ディスク32の回転角はθ・Nとなり、この場合、ボールランプ機構30のボール溝32a、34aの傾斜(リード)をLとすると、第2ディスク34は、S=(L/360)×(θ・N)だけ前進するようになる。なお、減速被Nが0より大きな値であるときには、ロータ22と同方向に第1ディスク32が回転し、減速被Nが0よりも小さな値であるときには、ロータ22と逆方向に第1ディスク32が回転するようになっている。
【0013】
上記パッド摩耗補償機構50は、上記ボールランプ機構30の第2ディスク32の延長筒部37に回動可能に嵌合されかつ第1ディスク32に作動連結されたリミッタ51と、前記第2ディスク34の延長筒部37に嵌合され、ピン52により第2ディスク34に対して位置固定されたスプリングホルダ53と、このスプリングホルダ53の周りに配置され、一端が前記リミッタ51に、他端が前記スプリングホルダ53にそれぞれ連結されたコイルスプリング(第1の弾性体)54とから概略構成されている。
【0014】
上記リミッタ51は、図3によく示されるように、その一端部に円周方向へ延びる溝55を円周方向に等配して複数(ここでは、2つ)備えており、各溝55は、前記第1ディスク32の後端に突設した弧状の係合突起56に噛合わされている。リミッタ51の溝55は、第1ディスク32の係合突起56の幅よりも十分大きい周方向長さを有しており、したがって、リミッタ51と第1ディスク32とは、溝55内で係合突起56が移動できる範囲内で相対回転できるようになっている。すなわち、リミッタ51は第1ディスク32に対し回転方向に所定の遊びをもって噛合わされている。また、リミッタ51とスプリングホルダ53とは、それぞれの回転方向の一箇所に、相互に回転方向で係合して両者の一方向への相対回転を規制する爪部(図示略)を備えており、コイルスプリング54は、前記爪部を係合させるように所定のオフセットを持って、すなわち、所定の予荷重を発生するようにリミッタ51とスプリングホルダ53との間に介装されている。この予荷重は、前記第2ディスク34の回転を規制するウェーブワッシャ39や皿ばね38による摩擦力(以下、単にウエーブワッシャ39の摩擦力という)よりも大きくなるように設定されており、これによりブレーキパッド3に摩耗がある場合は、ロータ22の回転がこのコイルスプリング54を介して第2ディスク34に伝達され、前記ねじ部33を介してピストン10が前進し、パッド摩耗が補償されるようになる。
【0015】
上記ブレーキ解除機構としてのコイルスプリング60は、係合突起56と溝55との噛合いにより作動連結されたボールランプ機構30内の第1ディスク32とパッド摩耗補償機構50内のリミッタ51との周りに巻装されており、その一端が第1ディスク32に、その他端がリミッタ51にそれぞれ連結されている。このコイルスプリング60は、上記パッド摩耗補償機構50内のコイルスプリング54より小さなばね力を有するが、ボールランプ機構30の第1ディスク32の無負荷回転抵抗よりも大きいセット荷重となるように第1ディスク32とリミッタ51との間に介装されている。なお、コイルスプリング以外に、うず巻きばね、皿ばね、ゴム、樹脂等の弾性体を用いてもよい。しかしながら、本実施の形態においては、コイルスプリングを用いることで、弾性体をキャリパ2内にコンパクトに収めることができ、キャリパ2の大型化を防止することができる。
【0016】
以下、上記のように構成した電動ディスクブレーキの作用について、図4も参照しながら説明する。なお、ここではブレーキパッド3、4に摩耗がある場合を前提に説明する。
ブレーキパッド3、4に摩耗がある場合は、図4(A)に示すように車両内側のブレーキパッド3とピストン10との間に所定のクリアランス(パッドクリアランス)δ0に加えて、パッド摩耗分の隙間δa存在する。また、この初期状態では、リミッタ51がコイルスプリング54のオフセットにより初期位置を維持するため、同じく図4(A)に示すように第1ディスク32の係合突起56がリミッタ51の溝55内の片側の溝端に位置決めされている。
【0017】
上記初期状態から、モータ20のロータ22が、図1、2で右方から見て時計回りに回転すると(以下、時計回り、反時計回りの表現は図1、2で右方から見たものとする)、減速機構40を構成する偏心歯車44が公転運動をしながら自転し、これに応じてボールランプ機構30内の第1ディスク(回動部材)32がロータ22と前記した一定の回転比(減速比N)でもって反時計回りに回転する。この時、ウエーブワッシャ39により第2ディスク34の回転が規制されているので、ボールランプ機構30内のボール36がボール溝32aと34aとの間で転動し、これにより第2ディスク34が前進し、その前進運動がねじ部33を介してピストン10に伝達される。そして、パッド摩耗がない場合は、前記した第1ディスク32の回転によりその係合突起56がリミッタ51の溝55内をその片側の溝端から他側の溝端に当接するまで移動することにより前記パッドクリアランスδ0が解消され、ピストン10がブレーキパッド3に当接して制動が開始される。しかし、パッド摩耗がある場合は、第1ディスク32の係合突起56がリミッタ51の溝55内を他側の溝端に当接するまで移動しても、すなわちパッドクリアランスδ0を解消する分だけ移動しても、ブレーキパッド3とピストン10との間には依然としてパッド摩耗分の隙間δaが残ることになる{図4(A)→(B)}。
【0018】
一方、パッドクリアランスδ0分だけピストン10が移動する間は、前記したように第2ディスク34に作用するウエーブワッシャ39等の摩擦力による回転抵抗およびパッド摩耗補償機構50内のコイルスプリング54のばね力がブレーキ解除機構としてのコイルスプリング60のばね力よりも大きいため、スプリングホルダ53およびリミッタ51は第2ディスク34と共に回転しない状態を維持する。この結果、ロータ22により回転駆動される第1ディスク32とリミッタ51との間に相対回転が生じ、これによりブレーキ解除機構としてのコイルスプリング60がねじり変形を起こし、該コイルスプリング60に所定のトルクが蓄えられる。
【0019】
その後、さらにロータ22が回転すると、第1ディスク32の係合突起56がリミッタ51の溝端を押してリミッタ51を回転させ、この時、パッド摩耗補償機構50内のコイルスプリング54の予荷重がウェーブワッシャ39等の摩擦力よりも大きいため、リミッタ51の回転がコイルプリング54、スプリングホルダ53、ピン52を介してボールランプ機構30内の第2ディスク34に伝達される。しかして、ピストン10は支持ピン14により回り止めされかつ第2ディスク34にねじ部33により螺合しているので、前記第2ディスク34の回転に応じてピストン10が前進し、この結果、図4(B)→(C)に示すように前記パッド摩耗分の隙間δaが解消される。
【0020】
その後は、モータ20のロータ22のさらなる回転により、ピストン10が車両内側のブレーキパッド3をディスクロータDの片面に押付け、その反力によってキャリパ8がキャリア1に対して移動し(図1の右側)、爪部材5の爪片5aが車両外側のブレーキパッド4をディスクロータDの他面に押圧し、これにより制動が開始される。この段階では、第1ディスク32の係合突起56がリミッタ51をさらに回転させるが{図4(C)→(D)}、制動力(推力)の発生によりピストン10と第2ディスク34との間に設定されているねじ部33の摩擦抵抗が大きくなる。そして、この摩擦抵抗がパッド摩耗補償機構50内のコイルスプリング54の余荷重(セット荷重)よりも大きくなると、第2ディスク34の回転が阻止され、これにピン52により連結されているスプリングホルダ53の回転も阻止される。この結果、リミッタ51とスプリングホルダ53との間に回転ずれが生じ、この回転ずれは、コイルスプリング54のねじり変形により吸収される。なお、この制動開始によりピストン10に推力が発生するので、コントローラ(図示せず)は、前記推力検出センサ15からの信号に基づいて、ブレーキペダル(図示せず)の踏込量に応じた所望の制動力が得られるようにようにモータ20に供給する電流を制御する。
【0021】
上記制動状態からモータ20のロータ22が反時計回りに回転すると、ボールランプ機構30内の第1ディスク32は時計回りに回転し、皿ばね38の付勢力により第2ディスク34とピストン10とが一体的に後退し、ディスクロータDへの押付け力が解放される。この時、コイルスプリング54の戻し力によりリミッタ51が第1ディスク32の回転に追従し、ピストン10が推力を発生し始める位置、すなわち制動開始位置まで戻る{図4(D)→(C')}。ここで、モータ20は、ブレーキパッド3がディスクロータDに接触した位置からパッドクリアランスδ0に相当する分だけ余分に回転するようにその作動が制御されており、これにより第1ディスク32は、押付け力解放後もさらに所定角度だけ回転し、その係合突起56がリミッタ51の溝55の一端に当接する位置まで戻り、これにより所定のパッドクリアランスδ0が確保される{図4(C')→(A')}。
なお、パッド摩耗がない場合は、上記パッド摩耗分の隙間δaが解消される行程{図4(B)→(C)}がなくなるだけで、それ以外は、パッド摩耗がある場合と同様である。
【0022】
図5は、上記した制動中に各構成要素に生じるトルクおよび発生制動力を、前記図4の各状態(A〜D)における第1ディスク32の位置(回転角)と対応させて示したものである。同図中、T60は、ブレーキ解除機構としてのコイルスプリング60に発生するトルク、T58は、パッド摩耗補償機構50内のコイルスプリング54に発生するトルク、R32は、ボールランプ機構30内の第1ディスク32の回転抵抗、R34は、ボールランプ機構30内の第2ディスク34の回転抵抗、Fは、発生制動力をそれぞれ表している。
図5に示す結果より、コイルスプリング60に発生するトルクT60は、図4の(A)→(B)の行程、すなわち第1ディスク32とリミッタ51との回転方向の遊び(溝55と係合突起56との噛合い)の範囲内で第1ディスク32が回転する際に上昇し、その後は、第1ディスク32が回転しても一定の水準を推移する。すなわち、コイルスプリング60のたわみ量が一定の範囲に抑えられる。
そして、モータ20が故障してブレーキがロックした場合には、皿ばね38の付勢力およびコイルスプリング54の戻し力により第2ディスク34とピストン10とが一体的に後退し、ディスクロータDへの押付け力が解放されるとともに、リミッタ51が第1ディスク32の回転に追従することで、推力を発生し始める制動開始位置までピストン10が戻る。この状態では、ディスクロータDとブレーキパッド3とは接触している状態であるが、本実施の形態においては粉汁スプリング60の制動時におけるたわみ量分だけ回転トルクが蓄えられているため、この回転トルクによって第1ディスク32が回動して第2ディスク34およびピストン10が移動して、ブレーキパッド3がディスクロータDから離れるようになっている。このように制動時におけるコイルスプリング60のたわみ量が前記所定の遊びの一定範囲に抑えられることになるため、モータ20を回転させるための消費電力が、ブレーキパッド3、4の摩耗度合によって経年的に増大することはなくなる。
【0023】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明に係る電動ディスクブレーキによれば、回転アクチュエータの故障によりブレーキがロックした場合には、制動時に弾性体に蓄えたトルクを利用してブレーキを自動的に解除するので、別途、ブレーキ解除用の駆動源を必要とせず、小型化およびコスト低減を達成できるばかりか、信頼性も向上する。また、トルクを蓄える弾性体のたわみ量が、ある程度上昇した後は一定となるので、回転アクチュエータを回転させるための消費電力が経年的に増大することはなくなる。
また、弾性体としてコイルスプリングを用いた場合は、弾性体をキャリパ内にコンパクトに収めることができ、キャリパの大型化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態としての電動ディスクブレーキの全体構造を示す縦断面図である。
【図2】図1に示した電動ディスクブレーキの要部を拡大して示す断面図である。
【図3】本電動ディスクブレーキを構成するボールランプ機構内の回動部材とパッド摩耗補償機構内のリミッタとの結合構造を示す断面図である。
【図4】本電動ディスクブレーキにおけるボールランプ機構とピストンとの作動中の位置関係を、パッド摩耗がある前提で示す模式図である。
【図5】本電動ディスクブレーキの制動中に各構成要素に生じるトルクおよび発生制動力をボールランプ機構の回動部材の位置と対応させて示すグラフである。
【符号の説明】
1 キャリア
2 キャリパ
3、4 ブレーキパッド
10 ピストン
20 モータ
30 ボールランプ機構
32 第1ディスク(回動部材)
34 第2ディスク(直動部材)
40 減速機構
50 パッド摩耗補償機構
51 リミッタ
60 ブレーキ解除用スプリングコイル(弾性体)
D ディスクロータ

Claims (2)

  1. ピストンと、回転アクチュエータと該回転アクチュエータの回転を直線運動に変換して前記ピストンに伝達するボールランプ機構とを配設してなるキャリパを備え、前記モータの回転に応じて前記ピストンを推進し、ブレーキパッドをディスクロータに押圧して制動力を発生する電動ディスクブレーキであって、前記ブレーキパッドの摩耗に応じて該摩耗分を調整するように前記ピストンを前記ボールランプ機構内の直動部材に対して前進作動させるパッド摩耗補償機構を設け、該パッド摩耗補償機構が、回動可能でかつ前記ボールランプ機構内の回動部材と回転方向の所定の遊びをもって噛合うリミッタと制動時に制動解除方向のトルクを蓄える第1の弾性体とを備え、前記所定遊びは前記パッド摩耗補償機構作動後に前記ブレーキパッドと前記ピストンとの間に所定のパッドクリアランスを確保するためのものにおいて、前記ボールランプ機構内の回動部材と前記パッド摩耗補償機構内のリミッタとの間に、該回動部材の無負荷回転抵抗よりも大きいセット荷重を発生しかつ制動開始時における該回動部材と該リミッタとの相対回転に応じて前記所定の遊びの範囲内で前記パッドクリアランスを確保するためのトルクを蓄える第2の弾性体を設けたことを特徴とする電動ディスクブレーキ。
  2. 前記第2の弾性体が、前記回動部材若しくはリミッタと同心に巻回され、ねじりトルクを蓄えるコイルスプリングからなることを特徴とする請求項1に記載の電動ディスクブレーキ。
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