JP2003222172A - 電動ブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
ことなく駐車ブレーキとしての機能を十分に発揮させる
ことができることはもちろん、モータ故障時にも確実に
駐車ブレーキを解除できるようにする。 【解決手段】 モータロータ26の回転によりピストン
を推進し、ブレーキパッドをディスクロータに押圧して
制動力を発生する電動ブレーキ装置において、ロータ2
6の周りに駐車ブレーキロック機構16を設ける。駐車
ブレーキロック機構16は、ロータ26に設けられたつ
め車52と係合つめ56を有する揺動アーム54とから
なるロック機構50を自己保持型ソレノイド51により
動作させる構造とし、駐車ブレーキ作動時には、ソレノ
イド51に一時的に通電して係合つめ56をつめ車52
に係合させ、駐車ブレーキ解除時にはソレノイド51に
一時的に通電して係合つめ56をつめ車52から離脱さ
せる。
Description
よって制動力を発生する電動ブレーキ装置に係り、特に
駐車ブレーキとしての機能を付加した電動ブレーキ装置
に関するものである。
と、モータと該モータの回転を直線運動に変換して前記
ピストンに伝達する回転−直動変換機構とを配設してな
るキャリパを備え、前記モータのロータの回転に応じて
前記ピストンを推進し、ブレーキパッドをディスクロー
タに押圧して制動力を発生するものがある。そして、こ
のような電動ブレーキ装置では、通常、運転者によるブ
レーキペダルの踏力やストロークをセンサによって検出
し、この検出値に応じて電動モータの回転(回転角)を
制御することにより所望の制動力を得るようにしてい
る。
に駐車ブレーキの機能を付加して、利用価値を高めるこ
とが種々検討されており、例えば、実用新案登録第25
46348号公報には、上記した回転−直動変換機構の
回動部材にクラッチ機構とボールランプ機構とを介して
回転軸を接続し、この回転軸に、例えばレバー操作で外
部から回転力を加えて、前記ボールランプ機構を介して
クラッチ機構をつないで前記回転−直動変換機構を作動
させ、制動力を発生する機械式ブレーキ作動機構が提案
されている。
報に記載の機械式ブレーキ作動機構によれば、外部操作
により駐車ブレーキを効かせた状態でブレーキペダルを
踏込むと、電動ブレーキ装置の回転−直動変換機構がク
ラッチ機構を介して外部の操作部と作動連結されてしま
い、電動ブレーキが効かない状態になり、使い勝手が悪
いという問題があった。そこで、本発明者等は、キャリ
パに、モータへの通電が遮断されているときにはロータ
の制動解除方向への回転を規制し、かつ前記モータへの
通電に応じて前記規制を解除する駐車ブレーキロック機
構を設けた電動ブレーキ装置を開発し、特願2001−
232640号(未公知)にて既に明らかにしている。
この新たな電動ブレーキ装置によれば、駐車ブレーキロ
ック機構の作動により駐車ブレーキを効かせた状態でモ
ータへ通電すると、モータのロータの回転により駐車ブ
レーキロック機構が作動して駐車ブレーキが自動的に解
除され、電動ブレーキの機能が回復する。しかし、この
新たな電動ブレーキ装置によれば、駐車ブレーキの解除
にモータの回転を利用しているため、万一モータが故障
した場合に、駐車ブレーキの解除が不能になり、いま一
つ装置に対する信頼性に劣るという問題があった。ま
た、前記新たな電動ブレーキ装置においては、駐車ブレ
ーキロック機構にアクチュエータを使用する場合がある
が、この場合は、通常ブレーキ中にモータおよびアクチ
ュエータが同時に故障すると、ブレーキ解除が不可能に
なる問題もあった。本発明は、上記した技術的背景に鑑
みてなされたもので、その課題とするところは、電動ブ
レーキとしての本来的な機能を損なうことなく駐車ブレ
ーキとしての機能を十分に発揮させることができること
はもちろん、モータ故障時にも確実に駐車ブレーキを解
除できる電動ブレーキ装置を提供することにある。
め、第1の発明は、ピストンと、モータと該モータの回
転を直線運動に変換して前記ピストンに伝達する回転−
直動変換機構とを配設してなるキャリパを備え、前記モ
ータのロータの回転に応じて前記ピストンを推進し、ブ
レーキパッドをディスクロータに押圧して制動力を発生
する電動ブレーキ装置において、前記キャリパに、前記
ロータの制動解除方向への回転をロックおよびアンロッ
ク可能なロック機構と、該ロック機構をロックおよびア
ンロック動作させるアクチュエータとからなる駐車ブレ
ーキロック機構を設け、前記アクチュエータは、前記ロ
ック機構をロックおよびアンロック動作させた状態に保
持する自己保持機能を有していることを特徴とする。こ
のように構成した電動ブレーキ装置においては、モータ
のロータの回転に応じて制動力が発生した段階でアクチ
ュエータによりロック機構をロック動作させると、アク
チュエータの自己保持機能により該ロック機構はロック
動作状態を維持し、駐車ブレーキが確立する。一方、こ
の駐車ブレーキが確立した状態からアクチュエータによ
りロック機構をアンロック動作させると、アクチュエー
タの自己保持機能により該ロック機構はアンロック動作
状態を維持し、したがって、万一モータに故障が発生し
ても、反力によるピストンの戻りで、ロータが制動解除
方向へ回転するので、駐車ブレーキが自動的に解除され
る。この第1の発明において、上記アクチュエータは、
自己保持型のソレノイドからなる構成とすることができ
る。この第1の発明において、上記ロック機構は、モー
タのロータに設けられたツメ車と、該ツメ車の周りに配
置した揺動アームと、該揺動アームに支持された係合爪
とからなり、前記係合爪は、アクチュエータによる前記
揺動アームの揺動に応じて前記ツメ車に対する係合およ
び係合離脱位置に移動する構成とすることができる。上
記課題を解決するため、第2の発明は、ピストンと、モ
ータと該モータの回転を直線運動に変換して前記ピスト
ンに伝達する回転−直動変換機構とを配設してなるキャ
リパを備え、前記モータのロータの回転に応じて前記ピ
ストンを推進し、ブレーキパッドをディスクロータに押
圧して制動力を発生する電動ブレーキ装置において、前
記キャリパに、前記モータへの電流の無負荷時に前記ピ
ストンを基準位置まで戻すピストン戻し機構と、前記ロ
ータの制動解除方向への回転をロックおよびアンロック
可能なロック機構と、該ロック機構をロックおよびアン
ロック動作させるアクチュエータとからなる駐車ブレー
キロック機構を設け、前記アクチュエータは、前記ロッ
ク機構をロックおよびアンロック動作させた状態に保持
する自己保持機能を有していることを特徴とする。この
ように構成した電動ブレーキ装置においては、モータの
ロータの回転に応じて制動力が発生した段階でアクチュ
エータによりロック機構をロック動作させると、アクチ
ュエータの自己保持機能により該ロック機構はロック動
作状態を維持し、駐車ブレーキが確立する。一方、この
駐車ブレーキが確立した状態からアクチュエータにより
ロック機構をアンロック動作させると、アクチュエータ
の自己保持機能により該ロック機構はアンロック動作状
態を維持し、したがって、万一モータおよびアクチュエ
ータに故障が発生しても、ピストン戻し機構によるピス
トンの戻りで、ロータが制動解除方向へ回転するので、
駐車ブレーキが自動的に解除される。
に基づいて詳細に説明する。
しての電動ブレーキ装置の全体的構造を示したものであ
る。これらの図において、1は、ディスクロータDより
車両内側に位置する車両の非回転部(ナックル等)に固
定されたキャリア、2は、キャリア1にディスクロータ
Dの軸方向へ浮動可能に支持されたキャリパ、3,4
は、ディスクロータDの両側に配置された一対のブレー
キパッドであり、ブレーキパッド3,4はディスクロー
タDの軸方向に移動可能にキャリア1に支持されてい
る。キャリパ2は、先端側に爪部5aを有する爪体5
と、この爪体5の基端側にボルト(図示略)により結合
された環状の基体6と、この基体6にボルト7により共
に結合されたリング状支持板8およびモータケース9と
からなる組立型のキャリパ本体10を備えており、前記
爪体5の爪部5aが車両外側のブレーキパッド4の背面
に近接して配置される。
は、車両内側のブレーキパッド3の背面に当接可能なピ
ストン11と、モータ12と、このモータ12の回転を
直線運動に変換して前記ピストン11に伝えるボールラ
ンプ機構(回転−直動変換機構)13と、モータ12の
回転を減速して前記ボールランプ機構13に伝える差動
減速機構14と、ブレーキパッド3,4の摩耗に応じて
ピストン11の位置を変更してパッド摩耗を補償するパ
ッド摩耗補償機構15と、駐車ブレーキを確立する、後
に詳述する駐車ブレーキロック機構16(図1〜3)と
が配設されている。
小径の軸部21とを連設してなっており、その本体部2
0が車両内側のブレーキパッド3に近接して配置されて
いる。ピストン11の軸部21には角形断面の軸穴21
aが設けられており、ピストン11は、その軸穴21a
に前記モータケース9の端板22から延ばした支持ロッ
ド23の先端部を挿入させることにより、該支持ロッド
23に摺動可能にかつ回転不能に支持されている。な
お、ピストン11の本体部20とキャリパ本体10との
間には、キャリパ本体10内を外部から閉塞するゴム製
のカバー24が張設されている。
固定されたステータ25と、ステータ25内に配置され
た中空ロータ26とを備え、ロータ26は、モータケー
ス9および前記支持板8に軸受27、28によって回動
可能に支持されている。モータ12は、コントローラ
(図示せず)からの指令でロータ26を所望トルクで所
望角度だけ回転させるように作動し、そのロータ26の
回転角は、該ロータ26の内部に配置された図示を略す
回転検出器により検出されるようになっている。なお、
キャリパ本体10には、ステータ25および前記回転検
出器と前記コントローラとを接続する信号線を取り回す
ためのコネクタ29が取付けられている。
体10の環状基体6の内周部にクロスローラ軸受30を
介して回動可能に支持されたリング状第1ディスク(回
動部材)31とピストン11の軸部21にねじ部Sを介
して結合されたリング状第2ディスク(直動部材)32
と、両ディスク31と32との間に介装されたボール3
3とを備えている。第2ディスク32は、ピストン11
の本体部20の背面に当接する状態で配置され、常時
は、これとキャリパ本体10との間に介装したウェーブ
ワッシャ34の摩擦力により回転が規制されている。
び第2ディスク32の対向面に、それぞれ円周方向に沿
って円弧状に形成された3つのボール溝35と36との
間に装入されている。ボール溝35,36は、それぞれ
同方向に傾斜して、等しい中心角(例えば90°)の範囲
で等間隔に配置されており、いま、第1ディスク31
が、図5、6の右方向から見て反時計回りに回転すると
き、第2ディスク32が同図の左方向への押圧力を受け
る。この時、第2ディスク32はウェーブワッシャ34
によりその回転が規制されているので、第2ディスク3
2は回転しないで直動(前進)し、これに応じてピスト
ン11が前進(推進)して、車両内側のブレーキパッド
3をディスクロータDに対して押付ける。
の軸部21に螺合された部分(ねじ部S)にはモータケ
ース9の端板22側へ大きく延長する延長筒部37が連
設されており、この延長筒部37内には、前記支持ロッ
ド23に一端が係止され、該延長筒部37を介して常時
は第2ディスク32を第1ディスク31側へ付勢する皿
ばね38が配設されている。これにより、ボールランプ
機構13のボール33は2つのディスク31と32との
間に強圧され、第1ディスク31が、図5、6の右方向
から見て時計回りに回転するとき、第2ディスク32が
同図の右方向へ後退し、ピストン11がブレーキパッド
3から離間するようになる。
れるように、モータ12のロータ26の、ディスクロー
タD側への延長端部に形成された偏心軸39、この偏心
軸39に軸受40を介して回動可能に嵌装された偏心板
41、この偏心板41と前記キャリパ本体10の支持板
8との間に介装されたオルダム機構42および偏心板4
1と前記ボールランプ機構13の第1ディスク31との
間に介装されたサイクロイドボール減速機構43からな
っている。偏心板41は、前記オルダム機構42の作動
により偏心軸39の回転に応じて自転せずに公転運動を
し、一方、この偏心板41の公転運動に応じてサイクロ
イドボール減速機構43が作動して、第1ディスク31
がロータ26と一定の回転比で該ロータ26と逆方向に
回転するようになる。なお、図5中、O1 はロータ26
の回転中心を、O2 は偏心軸39の回転中心を、δは両
者の偏心量をそれぞれ表している。
43における、偏心板41側のサイクロイド溝の基準円
の直径をd、第1ディスク31側のサイクロイド溝の基
準円の直径をDとすると、前記ロータ26に対する第1
ディスク31の回転比Nは、N=(D−d)/Dとな
る。この場合、第1ディスク31が一回転するときのロ
ータ26の回転数が減速比α(=1/N)となる。そし
て、ロータ26が、ある角度θだけ回転すると、第1デ
ィスク31の回転角θA はθ/αとなり、ボールランプ
機構13のボール溝35、36の傾斜(リード)をLと
すると、第2ディスク32はS=(L/360)×(θ/α)だ
け前進することになる。
く示されるように、上記ボールランプ機構13の第2デ
ィスク32の延長筒部37に回動可能に嵌合されかつ第
1ディスク31に回転方向に対して遊びを持って作動連
結されたリミッタ44と、前記第2ディスク32の延長
筒部37に嵌合され、ピン45により第2ディスク32
に対して位置固定されたスプリングホルダ46と、この
スプリングホルダ46の周りに配置され、一端が前記リ
ミッタ44に、他端が前記スプリングホルダ46にそれ
ぞれ連結されたコイルスプリング47とから構成されて
いる。
パッド3、4に摩耗があると、ボールランプ機構13の
第1ディスク31の回転に応じてリミッタ44が回転
し、その回転がコイルスプリング47、スプリングホル
ダ46、ピン45を介して第2ディスク32に伝達さ
れ、支持ピン23により回り止めされているピストン1
1が、該支持ピン23に沿ってブレーキパッド3をディ
スクロータDに押付けるまですなわち制動力が発生する
まで前進し、パッド摩耗分の隙間を解消するように作動
する。一方、制動力が発生した以降は、ピストン11と
第2ディスク32とのねじ部Sに発生する大きな摩擦抵
抗により第2ディスク32の回転が阻止されるので、こ
の第2ディスク32と第1ディスク31との回転ずれ、
すなわちスプリングホルダ46とリミッタ44との回転
ずれはコイルスプリング47のねじり変形により吸収さ
れる。また、コイルスプリング47の設定トルクは、差
動減速機構14によるモータ非回転時における残存トル
クよりも大きい値になっており、コイルスプリング47
によりモータ非回転時に、ピストン11を基準位置まで
戻すピストン戻し機構も兼ねている。
〜3によく示されるように、モータ12のロータ26の
制動解除方向Lへの回転をロックおよびアンロック可能
なロック機構50と、このロック機構50をロックおよ
びアンロック動作させるソレノイド(アクチュエータ)
51とから概略構成されている。ロック機構50は、ロ
ータ26の外周面に一体に形成されたツメ車52と、こ
のツメ車52の周りに配置され、キャリパ本体10にピ
ン53を用いて基端部が軸着された揺動アーム54と、
この揺動アーム54の長手方向中間部位にピン55を用
いて基端部が軸着された係合爪56と、キャリパ本体1
0に設けられ、揺動アーム54の側面に当接して該揺動
アーム54をロータ26の接線方向に起立させるストッ
パ部57と、係合爪56を常時は図1に見て反時計方向
へ付勢するねじりばね(付勢手段)58と、前記ねじり
ばね58と協働して係合爪56をツメ車52に係合可能
な起立姿勢に保持する突起59とを備えている。ここ
で、ツメ車52の各歯部60は、制動解除時におけるロ
ータ26の回転方向(図5、6の右方からみて反時計方
向)Lの前側に歯面60aを、制動時におけるロータ2
6の回転方向(図5、6の右方からみて時計方向)Rの
前側に傾斜逃げ面60bをそれぞれ向けるように歯形状
が設定されている。
51は、ここでは2方向自己保持型のソレノイドとして
構成されている。この2方向自己保持型のソレノイド5
1は、図4に示されるように、プランジャ61を摺動可
能に収めたハウジング62内に、永久磁石63を挟んで
2つのコイル64、65を直列に配設すると共に、前記
プランジャ61にロッド66を支持させてなるもので、
何れか一方のコイル64または65への通電によりプラ
ンジャ61が2方向AまたはBへ移動し、そのまま永久
磁石63の吸引力で前進端または後退端に保持される。
3に示したように上記自己保持型のソレノイド51をキ
ャリパ本体10に設け、そのプランジャ61と一体のロ
ッド66の一端部を前記ロック機構50側の揺動アーム
54の先端部に軸着させた構造となっている。このよう
な構造の駐車ブレーキロック機構16においては、ソレ
ノイド51の一方のコイル64へ通電すると、プランジ
ャ61と一体にロッド66が図2の左方向(前進方向)
Aへ移動して、揺動アーム54がロータ26から離れる
側へ揺動し、これにより係合爪56の先端部がツメ車5
2の歯部60から離脱する。すなわち、ロック機構50
がアンロック動作し、この結果、ロータ26は制動解除
方向Lおよび制動方向Rへの回転が自由となる。この場
合、プランジャ61は、通電を停止しても前進端に保持
されるので、前記コイル64への通電は一時的とするこ
とができる。そして、この状態から、他方のコイル65
へ通電すると、プランジャ61と一体にロッド66が図
1の右方向(後退方向)Bへ移動して、揺動アーム54
がロータ26に接近する側へ揺動し、係合爪56の先端
部がツメ車52の歯部60に係合する。すなわち、ロッ
ク機構50はロック動作し、この結果、ロータ26の制
動解除方向Lへの回転が規制される。この場合も、プラ
ンジャ61は、通電を停止しても後退端に保持されるの
で、前記コイル65への通電は一時的とすることができ
る。一方、ロック機構50がロック動作した状態で、モ
ータ12に通電してロータ26を制動解除方向Lへ強制
的に回転させると、モータトルクがねじりばね58の付
勢力よりも大きいため、図3に示すように係合爪56
が、ツメ車52の各歯部60の歯面60aによって押下
げられ、ロータ26の制動解除方向Lへの回転が可能に
なる。
レーキ装置の作用について、図7〜図10も参照しなが
ら説明する。
制動時には、運転者のブレーキ操作によりモータ12の
ロータ26が図5、6の右方向から見て時計方向に回転
する。この時、駐車ブレーキロック機構16のソレノイ
ド51は、図2に示すようにプランジャ61と一体のロ
ッド66を前進端に移動しており、ロック機構50は、
ソレノイド51の自己保持機能によりアンロック動作状
態を維持している。したがって、前記したようにロータ
26が時計方向に回転すると、これと一体の偏心軸39
に軸受40を介して取付けられている偏心板41が、オ
ルダム機構42により自転せずに公転運動をし、この偏
心板41の公転運動により、サイクロイドボール減速機
構43が作動して、ボールランプ機構13の第1ディス
ク31が、前記したようにロータ26と一定の回転比N
をもってこれと逆方向(反時計方向)へ回転する。一
方、ボールランプ機構13の第2ディスク32は、ウェ
ーブワッシャ34の抵抗力により回転が規制されている
ので、前記第1ディスク31の回転に応じてディスクロ
ータD側へ前進し、これによりピストン11が推進し
て、車両内側のブレーキパッド3をディスクロータDに
対して押付ける。すると、その反力によってキャリパ2
がキャリア1に対して移動し、その爪体5の爪部5aが
車両外側のブレーキパッド4をディスクロータDの外側
面に押付け、これにより、図7に示すようにモータ12
の回転角およびトルク(電流)に応じた制動力が発生す
る。なお、ブレーキパッド3、4に摩耗がある場合は、
パッド摩耗補償機構15が作動してパッド摩耗分の隙間
が解消されることは、前記したとおりである。しかし
て、この制動中、自己保持型ソレノイド51は非通電状
態にあり、ロック機構50はアンロック動作状態を維持
する。
なわち通常制動解除時には、運転者の解除操作に応じて
モータ12のロータ26が図5、6の右方向から見て反
時計方向に回転し、これに応じて皿ばね38の付勢力に
より第2ディスク32とピストン11とが一体的に後退
し、ディスクロータDへの押付け力が解放され、電動ブ
レーキが解除される。この時、自己保持型ソレノイド5
1は非通電状態にあって、駐車ブレーキロック機構16
のロック機構50がアンロック動作状態を維持している
ので、ロータ26は制動解除方向L(図2)へ円滑に回
転する。
動中、何らかの原因でモータ12の電気回路に故障が発
生した場合は、図8に示すようにモータ12のトルク
(電流)がダウンするので、上記ピストン戻し機構(コ
イルスプリング47)または制動の反力でピストン11
が後退し、これに応じて第2ディスク32が後退してモ
ータ12のロータ26が図5、6の右方向から見て反時
計方向に回転し、モータ12の回転角が元に戻ると共に
電動ブレーキが解除される。この時、駐車ブレーキロッ
ク機構16のロック機構50は、通常制動時と同様にア
ンロック動作状態を維持しているので、電動ブレーキは
円滑に解除される。
ーキを作動させる場合は、運転者の駐車ブレーキ操作に
より、モータ12のロータ26が図5、6の右方向から
見て時計方向に回転し、上記した通常制動時と同様にピ
ストン11が推進して、図9に示すようにモータ12の
回転角およびトルク(電流)に応じた制動力が発生す
る。そして、この制動力発生と同時に駐車ブレーキロッ
ク機構16の自己保持型ソレノイド51における他方の
コイル65(図4)への一時的な通電が行われる。する
と、ソレノイド51内のプランジャ61と一体にロッド
66が後退方向Bへ移動し、これによりロック機構50
がロック動作状態となり、図1に示すようにロータ26
の制動解除方向Lへの回転が規制される。また、この自
己保持型ソレノイド51に対する一時的な通電とほぼ同
時にモータ12への通電が遮断され、この結果、駐車ブ
レーキロック機構16のロック機構50は、ソレノイド
51の自己保持機能によりロック動作状態を維持し、図
9に示すように駐車ブレーキは安定的に維持される。
ブレーキを解除する場合は、運転者の駐車ブレーキ解除
操作により駐車ブレーキロック機構16の自己保持型ソ
レノイド51における一方のコイル64(図4)への一
時的な通電が行われる。すると、ソレノイド51内のプ
ランジャ61と一体にロッド66が前進方向Aへ移動
し、これによりロック機構50がアンロック動作状態と
なり、図2に示すようにロータ26の制動解除方向Lへ
の回転が自由となる。この時、モータ12に対する通電
は停止されているので、制動の反力でピストン11が後
退し、これに応じて第2ディスク32が後退してモータ
12のロータ26が図4、5の右方向から見て反時計方
向に回転し、図10に示すようにモータ12の回転角が
元に戻ると共に駐車ブレーキが解除される。
レーキ中、何らかの原因でソレノイド51が故障した場
合は、運転者の駐車ブレーキ解除操作によりモータ12
への通電がなされ、電動ブレーキの解除時と同様にロー
タ26が図5、6の右方向から反時計方向に回転し、こ
れに応じて駐車ブレーキロック機構16のツメ車52も
ロータ26と一体に制動解除方向Lへ回転する。この時
のロータ26の回転トルクは、係合爪56を起立させて
いるねじりばね58の付勢力よりもかなり大きいので、
図3に示したように、係合爪56が、ツメ車52の各歯
部60の歯面60aによって押下げられる。すなわち、
ロータ26は、制動解除方向Lへの回転が可能となり、
この回転に応じてピストン11が後退し、ディスクロー
タDへの押付け力が解放され、駐車ブレーキが解除され
る。
ブレーキ装置によれば、自己保持機能を有するアクチュ
エータによりロック機構をロックおよびアンロック動作
させる駐車ブレーキロック機構を設けたので、電動ブレ
ーキとしての本来的な機能を損なうことなく駐車ブレー
キとしての機能を十分に発揮させることでき、しかも、
モータが故障しても駐車ブレーキの解除を確実に行うこ
とができて、装置に対する信頼性が著しく向上する。ま
た、上記アクチュエータとして自己保持型ソレノイドを
用いた場合は、アクチュエータの構造が簡単でコンパク
トとなるので、キャリパが大型化することがなく、その
上、常時通電する必要がないので省電力化に寄与する。
また、上記ロック機構を、モータのロータに設けられた
ツメ車と、該ツメ車の周りに配置した揺動アームと、該
揺動アームに支持された係合爪とからなり、前記係合爪
は、アクチュエータによる前記揺動アームの揺動に応じ
て前記ツメ車に対する係合および係合離脱位置に移動す
る構成とした場合は、ロータの周りにロック機構をコン
パクトに配することができるので、キャリパの軸方向長
さが拡大することはない。また、モータへの電流の無負
荷時にピストンを基準位置まで戻すピストン戻し機構を
設けた場合は、モータおよびアクチュエータに故障が発
生しても、該ピストン戻し機構により駐車ブレーキの解
除を確実に行うことができる。
ク機構の構造を示す模式図である。
の作動状態を示す模式図である。
の作動状態を示す模式図である。
構造を示す断面図である。
す断面図である。
図である。
び駐車ブレーキの作動タイミングを示すタイムチャート
である。
び駐車ブレーキの作動タイミングを示すタイムチャート
である。
び駐車ブレーキの作動タイミングを示すタイムチャート
である。
よび駐車ブレーキの作動タイミングを示すタイムチャー
トである。
Claims (4)
- 【請求項1】 ピストンと、モータと該モータの回転を
直線運動に変換して前記ピストンに伝達する回転−直動
変換機構とを配設してなるキャリパを備え、前記モータ
のロータの回転に応じて前記ピストンを推進し、ブレー
キパッドをディスクロータに押圧して制動力を発生する
電動ブレーキ装置において、前記キャリパに、前記ロー
タの制動解除方向への回転をロックおよびアンロック可
能なロック機構と、該ロック機構をロックおよびアンロ
ック動作させるアクチュエータとからなる駐車ブレーキ
ロック機構を設け、前記アクチュエータは、前記ロック
機構をロックおよびアンロック動作させた状態に保持す
る自己保持機能を有していることを特徴とする電動ブレ
ーキ装置。 - 【請求項2】 アクチュエータが、自己保持型のソレノ
イドからなることを特徴とする請求項1に記載の電動ブ
レーキ装置。 - 【請求項3】 ロック機構が、モータのロータに設けら
れたツメ車と、該ツメ車の周りに配置した揺動アーム
と、該揺動アームに支持された係合爪とからなり、前記
係合爪は、アクチュエータによる前記揺動アームの揺動
に応じて前記ツメ車に対する係合および係合離脱位置に
移動することを特徴とする請求項1または2に記載の電
動ブレーキ装置。 - 【請求項4】 ピストンと、モータと該モータの回転を
直線運動に変換して前記ピストンに伝達する回転−直動
変換機構とを配設してなるキャリパを備え、前記モータ
のロータの回転に応じて前記ピストンを推進し、ブレー
キパッドをディスクロータに押圧して制動力を発生する
電動ブレーキ装置において、前記キャリパに、前記モー
タへの電流の無負荷時に前記ピストンを基準位置まで戻
すピストン戻し機構と、前記ロータの制動解除方向への
回転をロックおよびアンロック可能なロック機構と、該
ロック機構をロックおよびアンロック動作させるアクチ
ュエータとからなる駐車ブレーキロック機構を設け、前
記アクチュエータは、前記ロック機構をロックおよびア
ンロック動作させた状態に保持する自己保持機能を有し
ていることを特徴とする電動ブレーキ装置。
Priority Applications (4)
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