JP2006105170A - 電動ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ故障時には推力が残存しない位置までピストンを確実に戻すことができる、信頼性の高い電動ブレーキ装置を提供する。
【解決手段】キャリパ本体7に、ボールランプ機構12内の直動部材34が所定角度を超えて正転するのを規制するストッパ39を設け、パッド摩耗追従機構14は、ピストン10に螺合されたアジャスタ50と、直動部材34の正転には前記アジャスタ50を追従させるが、直動部材34の逆転にはアジャスタ50をスリップさせるワンウエイクラッチ51とを備えた構成とし、ボールランプ機構12内の直動部材34と回動部材32との間には、回動部材32のピストン推進方向への回転に応じてトルクを蓄えるコイルスプリング15を介装し、モータ11の故障時には、このコイルスプリング15のトルクにより回動部材32を初期位置に戻すと共に、戻しばね35の付勢力でピストン10をブレーキパッドから完全に離間する初期位置まで戻す。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータのトルクによって制動力を発生させる電動ブレーキ装置に係り、特にモータ故障に起因するブレーキロック状態を自動的に解除できる機能を備えた電動ブレーキ装置に関する。
電動ブレーキ装置としては、ピストンと、モータと該モータの回転を直線運動に変換して前記ピストンに伝達するボールランプ機構とをキャリパ本体に内装してなるキャリパを備え、前記モータの回転に応じて前記ボールランプ機構を作動させて前記ピストンを推進し、ブレーキパッドをディスクロータに押圧して制動力を発生する構造のものがあり、通常、このような電動ブレーキ装置には、ブレーキパッドの摩耗に応じて前記ピストンを前進させるパッド摩耗追従機構(パッド摩耗補償機構)が装備されている。
ところで、この種の電動ブレーキ装置においては、ピストンに推力が発生している制動中、電源線の断線などでモータの故障が発生すると、減速機を含めたモータの内部抵抗によりピストンに推力が残存し、ブレーキの解除は困難となる。そこで従来、モータの故障時にブレーキを自動的に解除するため、例えば、特許文献1に記載のものでは、モータに付設した減速機の一部にピストン戻し用のモータを組込み、ピストン推進用の主モータの故障時には前記ピストン戻し用モータを作動させるようにしている。しかし、この場合は、ピストンを推進する主モータとは別にブレーキ解除用のモータが必要になるため、キャリパの大型化が避けられないばかりか製造コストが上昇し、その上、ブレーキ解除用モータ自体の故障も考えられるため、信頼性に欠けるという問題があった。
そこで、特許文献2に記載のものでは、上記したパッド摩耗追従機構に着目し、該機構内の、制動時にトルクを蓄える弾性体(スプリング)の復元力を利用してボールランプ機構内の回動部材を逆回転させ、ピストンを非制動位置まで戻すようにしている。
特表2000−507333号公報 特開2003−113877号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載されるブレーキ解除方式によれば、ピストンがブレーキパッドに接触して制動力(推力)が発生し始めた以降に、弾性体にトルクが蓄えられるようになっているため、モータ故障時のピストンの戻り位置では、該ピストンがブレーキパッドに接触した状態を維持し、推力が残存してしまう、という問題があった。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、モータ故障時には推力が残存しない位置までピストンを確実に戻すことができる、信頼性の高い電動ブレーキ装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、ピストンと、モータと該モータの回転を直線運動に変換して前記ピストンに伝達するボールランプ機構とをキャリパ本体に内装してなるキャリパを備え、前記モータの回転に応じて前記ボールランプ機構を作動させて前記ピストンを推進し、ブレーキパッドをディスクロータに押圧して制動力を発生する電動ブレーキ装置であって、ブレーキパッドの摩耗に応じて前記ピストンを前進させるパッド摩耗追従機構を備えたものにおいて、前記キャリパ本体に、前記ボールランプ機構内の直動部材が所定角度を超えて正転するのを規制するストッパを設け、前記パッド摩耗追従機構は、前記ピストンに螺合されたアジャスタと、該アジャスタと前記直動部材との間に介装され、該直動部材の正転には前記アジャスタを追従させるが、該直動部材の逆転には前記アジャスタをスリップさせるワンウエイクラッチとを備えた構成とし、前記ボールランプ機構を構成する直動部材と回動部材との間には、前記回動部材のピストン推進方向への回転に応じてトルクを蓄える弾性体を介装したことを特徴とする。
上記のように構成した電動ブレーキ装置においては、パッド摩耗追従機構から独立した弾性体にトルクを蓄えるようにし、しかも、ボールランプ機構内の回動部材のピストン推進方向への回転(制動開始)に応じて該弾性体にトルクを蓄えるようにしたので、モータの故障時には、前記回動部材が初期位置まで復帰し、ピストンはブレーキパッドから完全に離間する位置まで後退する。
本発明において、上記ワンウエイクラッチおよび弾性体は、コイルスプリングから構成することができ、この場合は、構造が簡単となって装置が大型化することもない。
本発明に係る電動ブレーキ装置によれば、モータの故障時には、弾性体に蓄えられたトルクによってボールランプ機構内の回動部材が初期位置まで復帰するので、ピストンがブレーキパッドから完全に離間する位置まで後退し、ピストンに推力が残存することはなくなって、確実にブレーキが解除される。
また、ワンウエイクラッチおよび弾性体をコイルスプリングから構成した場合は、構造が簡単となって装置が大型化することはなくなり、コスト低減はもとより設置スペースの削減を達成できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1、2は、本発明の第1実施形態としての電動ブレーキ装置を示したものである。 これらの図において、1は、車両の非回転部に固定されたキャリア(図示略)にディスクロータDの軸方向へ浮動可能に支持されたキャリパ、2,3は、ディスクロータDの両側に配置された一対のブレーキパッドであり、ブレーキパッド2,3はディスクロータDの軸方向に移動可能に前記キャリアに支持されている。キャリパ1は、底板部4により後端が閉じられたハウジング部5とこのハウジング部5からディスクロータDを跨いで延ばされた爪部6とからなるキャリパ本体7を備えており、前記爪部6が車両外側のブレーキパッド4の背面に近接して配置される。なお、ブレーキパッド2,3は、裏板2a,3aとこの裏板2a,3aに一体成形されたライニング2b,3bとからなっている。
キャリパ1はまた、車両内側のブレーキパッド2の背面に当接可能なピストン10と、モータ11と、このモータ11の回転を直線運動に変換して前記ピストン10に伝えるボールランプ機構12と、モータ11の回転を減速して前記ボールランプ機構12に伝える減速機構13と、ブレーキパッド2,3の摩耗に応じてピストン10を前進させるパッド摩耗追従機構14と、制動中にモータ11が故障した際、ピストン10を初期位置に自動的に戻してブレーキを解除するブレーキ解除機構としてのコイルスプリング(弾性体)15とを備えている。
上記ピストン10は、大径の本体部20と小径の軸部21とを備えており、その本体部20は車両内側のブレーキパッド2に近接して配置され、一方、その軸部21はキャリパ本体7のハウジング部5内へ延ばされている。ピストン10は、その本体部20の前面に設けた凹部22にブレーキパッド2の裏板2aに設けた突起23を嵌入させることにより回転方向に位置固定されている。また、このピストン10の本体部20の外周部とキャリパ本体7の内面との間には、ハウジング部5への異物の侵入を規制するダストブーツ24が配設されている。
上記モータ11は、キャリパ本体7のハウジング部5に嵌合固定されたステータ25と、このステータ25内に配置された中空段付きのロータ26とを備えている。ロータ26は、その一端部がハウジング部5に軸受27を介して支持されると共に、その他端部が、後述の回転体30に軸受28を介して支持されている。モータ11は、コントローラ(図示せず)からの指令でロータ26を所望トルクで所望角度だけ回転させるように作動し、そのロータ26の回転角は、ロータ26に固定したレゾルバロータ29aとハウジング部5に固定したレゾルバステータ29bとからなる回転検出器29によって検出されるようになっている。前記回転体30は、その背面に突設した円筒部30aをハウジング部5の底板部4に形成された環状溝4a内に配設した軸受31に嵌合させることにより、該ハウジング部5(キャリパ本体7)に回動可能に支持されている。
上記ボールランプ機構12は、前記回転体30の内径にスプライン結合された第1ディスク(回動部材)32とこの第1ディスク32に複数のボール33を介して合された第2ディスク(直動部材)34とを備えている。ボール33は、第1ディスク32および第2ディスク34の対向面に、それぞれ円周方向に沿って円弧状に形成された3つのボール溝32aと34aとの間に介装されている。第2ディスク34は、前記パッド摩耗追従機構14を構成する後述の円筒状アジャスタ50に遊嵌されている。このアジャスタ50とキャリパ本体7の内径部との間には戻しばね(コイルスプリング)35が介装されており、第2ディスク34は、常時はこの戻しばね35の付勢力をアジャスタ50を介して受けて第1ディスク32側へ押圧されている。
一方、第2ディスク34は、図3にも示されるように、その先端に形成した係合突起36をキャリパ本体7の内径側の筒状部37に形成された溝38内に挿入させることにより、回転範囲が規制されている。しかして、第2ディスク34は、その係合突起36を前記筒状部37の溝38の一方の溝端39に当接させる所定角度位置(図3の状態)が原位置となっており、ここでは、図1,2で右方向から見て時計方向の回転(以下、この方向を正転とする)が規制されている。したがって、前記溝端39は、所定角度を超えて第2ディスク34が正転するのを規制するストッパとして機能している。これにより、いま、第2ディスク34が原位置に位置決めされている状態から第1ディスク32が時計方向へ回転すると、各ボール33が各ボール溝32a、34aの溝底の傾斜面上で転動し、第2ディスク34がディスクロータDに対して進退動するようになる。
上記減速機構13は、ロータ26と一体をなす偏心軸41と、該偏心軸41に軸受42を介して回動可能に嵌装され、外周部に第1、第2歯車(外歯歯車)43、44を有する偏心車45と、キャリパ本体7のハウジング部5の内周に設けられ、前記偏心車45の第1歯車43に噛合する固定歯車(内歯歯車)46と、前記回転体30に設けられ、前記第2歯車44に噛合する可動歯車(内歯歯車)47とからなっている。偏心車45は、固定歯車46および可動歯車47との噛合により偏心軸41(ロータ26)の回転に応じて公転る。この際、固定歯車46の歯数と可動歯車47の歯数とが異っていることにより第1ディスク32はロータ26と一定の回転比(減速比)をもって回転する。
ここで、上記第1歯車43の歯数をZ1、第2歯車44の歯数をZ2、固定歯車46の歯数をn1 、可動歯車47の歯数をn2 とすると、Z1=n1 であり、減速比Nは、N=1−(Z2 /n2)となる。したがって、いま、モータ11のロータ26がある回転角度θだけ回転すると、第1ディスク32の回転角はθ・Nとなり、この場合、ボールランプ機構12のボール溝32a、34aの傾斜(リード)をLとすると、第2ディスク34は、S=(L/360)×(θ・N)だけ前進するようになる。
上記パッド摩耗追従機構14は、前記円筒状アジャスタ50と、このアジャスタ50と前記ボールランプ機構12の第2ディスク34との間に介装されたワンウエイクラッチ51とを備えている。アジャスタ50は、その内面に形成されためねじと前記ピストン10の軸部21の外周に形成されたおねじとからなるねじ部52を介してピストン10に作動連結されている。ワンウエイクラッチ51は、ここでは、コイルスプリングからなっており、ボールランプ機構12の第2ディスク34の正転には前記アジャスタ50を追従させるが、該第2ディスク34の逆転には該アジャスタ50をスリップさせる機能を有している。
上記パッド摩耗追従機構14を構成するアジャスタ50およびワンウエイクラッチ51は、通常制動時には、第2ディスク34がキャリパ本体7のストッパ(溝端)39に当接する原位置を維持していることから、該第2ディスク34と一体にディスクロータDに対して進退動し、その動きにピストン10が追従する。一方、第2ディスク34が前記原位置から逆転する場合には、アジャスタ50は回転せずにその位置を維持し、したがってその後に第2ディスク34が正転すると、その正転にアジャスタ50が追従して回転する。アジャスタ50が回転すると、これにねじ部52を介して作動連結されているピストン10が前進し、第2ディスク34に対するピストン10の位置が変位し、これによってパッド摩耗が補償される。
ここで、ピストン10とブレーキパッド2との間には、通常、所定のパッドクリアランスが確保されており、ピストン10の前進に応じて、先ずこのパッドクリアランスが解消される。そして、パッドクリアランスが解消されると、ブレーキパッド2がディスクロータDに押付けられると共に、その押付反力でキャリパ1がキャリアに対して移動し(図1の右側)、これによりディスクロータDが一対のブレーキパッド2,3の間に挟持されて制動が開始され、これに応じてピストン10に推力が発生する。本実施形態において、前記キャリパ本体7のハウジング5の底板部4には、前記ピストン10に発生する推力を検出する推力検出センサ55が配設されている。この推力検出センサ55は、ここではロードセルからなっており、これには、前記ボールランプ機構12を構成する第1ディスク32から回転体30、スラスト軸受56a、受座56を介して突当てられている。
上記ブレーキ解除機構としてのコイルスプリング15は、ボールランプ機構12を構成する第1ディスク32と第2ディスク34との間に介装されている。このコイルスプリング15は、所定の予荷重を発生するように両者の間に介装されており、これにより、第2ディスク34は、常時キャリパ本体7のストッパ(溝端)39に当接する原位置を維持する。一方、この状態から、第1ディスク32が制動方向(ピストン推進方向)に回転すると、第2ディスク34が位置固定されていることから、コイルスプリング15にトルクが蓄えられ、万一、制動中にモータ11が故障した場合には、前記コイルスプリング15に蓄えられたトルクによって第1ディスク32が初期位置に復帰する。
以下、上記のように構成した電動ブレーキ装置の作用について、図4および5も参照しながら説明する。
非制動時には、ボールランプ機構12のボール33が、ボール溝32a、34aの最も深い端部(初期位置)にあり、第1ディスク32と第2ディスク34とは最も近接した状態となっている。そして、この状態では、第2ディスク34がキャリパ本体7のストッパ39に当接する原位置にあり、また、ピストン10がブレーキパッド3からパッドクリアランス分だけ離間して位置決めされている。
通常制動時には、コントローラ(図示せず)からの指令でモータ11のロータ26が、図1、2で右方から見て反時計回りに回転すると(以下、時計回り、反時計回りの表現は図1、2で右方から見たものとする)、減速機構13を構成する偏心車45が公転し、これに応じてボールランプ機構12内の第1ディスク(回動部材)32がロータ26と前記した一定の回転比(減速比N)でもって時計回りに回転する。すると、ボールランプ機構12内のボール33がボール溝32aと34aとの間で転動し、これにより第2ディスク(直動部材)34が前進し、その前進運動がパッド摩耗追従機構14を構成するアジャスタ50を介してピストン10に伝達される。そして、パッド摩耗がない場合は、図4および5に示されるように、ピストン10が原位置Aからパッドクリアランスを解消する位置Bへ変位(前進)し、さらなるピストン10の前進により制動が開始され、これに応じてピストン10に推力が発生する。ピストン10の変位量は、第1ディスク32の回転角の増大に応じて直線的に位置Cまで増大し、これにより完全なる制動が確立する。なお、この間、ブレーキ解除機構としてのコイルスプリング15にトルクが蓄えられる。
制動解除時は、モータ20のロータ22が前記制動時と逆方向(時計方向)に回転され、これに応じてボール33がボール溝32a、34aの初期位置に戻る。この時、第2ディスク34には戻しばね35の付勢力が作用しているので、第2ディスク34とパッド摩耗追従機構14を構成するアジャスタ50とは一体的に戻り、これに応じてピストン10も、C→B→Aの順に初期位置に戻る。これにより制動力が解放され、制動の1サイクルは完了する。
パッド摩耗が存在する場合は、例えば自動車始動前のスイッチ操作でコントローラが起動し、該コントローラからの指令でモータ11が推力発生点まで回転する。この推力発生点は、推力検出センサ45により確認することができ、したがって、この間のロータ26の回転角(第1ディスク32の回転角)からパッドクリアランス分に相当する角度を減算した値がパッド摩耗量となる。次に、コントローラは、前記パッド摩耗量に相当する角度分だけ、制動時と逆方向へモータ11のロータ26すなわち第1ディスク32を回転させる。すると、この第1ディスク32の動きに第2ディスク34が追従(逆回転)する。
上記した第2ディスク34の逆回転に対しては、パッド摩耗追従機構14を構成するワンウエイクラッチ51がスリップするので、アジャスタ50は回転せず、これによりピストン10は現在位置を維持する(図4、5のA→D)。その後、モータ11の作動により第1ディスク32をピストン推進方向へ、前記逆転時と同じ角度だけ正転させる。すると、この第1ディスク32の動きに第2ディスク34が追従(正転)し、これにより前記ワンウエイクラッチ51が締り方向となってアジャスタ50が回転する。一方、アジャスタ50が回転すると、これに螺合されているピストン10が前進し、第2ディスク34がキャリパ本体7のストッパ39に当接する原位置に復帰する段階では、ピストン10がパッドクリアランスを残した位置E(図4、5)まで前進する。したがって、その後は、通常制動時と同様に、第1ディスク32の正逆回転に応じてピストン10が前進、後退し(図4、5のE→F→G→F→E)、制動および制動解除が行われる。
しかして、制動中、モータ11が故障すると、制動途中でコイルスプリング15に蓄えられたトルクによってボールランプ機構12の第1ディスク(回動部材)32が制動時と逆方向へ回転する。すると、通常の制動解除時と同様に、ボール33がボール溝32a、34aの初期位置に戻り、第2ディスク34とパッド摩耗追従機構14を構成するアジャスタ50とは一体的に戻り、これに応じてピストン10も後退する。この時、前記コイルスプリング15には十分なるトルクが蓄えられているので、第1ディスク32は、図5に示すように初期の角度位置まで戻り、これによりピストン10はブレーキパッド2との間に所定のパッドクリアランスを開ける位置まで、すなわち推力が残存しない位置まで戻り、この結果、制動は完全に解放される。
図6は、本発明の第2実施形態としての電動ブレーキ装置を示したものである。なお、本第2実施形態の基本構造は、上記第1実施形態と同じであるので、ここでは、図1,2に示した構成要素と同じ要素には同一符号を付し、かつ重複する説明を省略する。本第2実施形態においては、ボールランプ機構12を構成する第1ディスク(回動部材)32の背面側に筒状のスカート部60を一体に設け、このスカート部60をハウジング5の底板部4の内面に設けた環状ボス部61に配置した軸受62に嵌合させている。本第2実施形態においてはまた、第1ディスク32と推力検出センサ55の受座56との間にスラスト軸受として機能する複数の転動体63を介装している。
また、前記第1ディスク32のスカート部60には、減速機構13を構成する可動歯車47が設けられている。この可動歯車47は、ここでは外歯歯車となっており、したがってこの可動歯車47に噛合う、偏心車45の第2歯車44は内歯歯車として構成されている。減速機構13の作用は、第1実施形態と実質的に同じであり、偏心車45は、キャリパ本体7に設けられた固定歯車46および第1ディスク32のスカート部60に設けられた可動歯車47との噛合により偏心軸41(ロータ26)の回転に応じて公転し、これにより第1ディスク32はロータ26と一定の回転比(減速比)をもって回転する。
本第2実施形態によれば、ボールランプ機構12を構成する第1ディスク32が、前記回転体30(図1、2)を介さずに直接、ハウジング部5(キャリパ本体7)に回動可能に支持されているので、前記回転体30を省略している分、部品点数が削減され、第1実施形態に比べてコスト的に有利となる。
図7は、本発明の第3実施形態としての電動ブレーキ装置を示したものである。なお、本第3実施形態の基本構造は、上記第1実施形態と同じであるので、ここでは、図1,2に示した構成要素と同じ要素には同一符号を付し、かつ重複する説明を省略する。本第3実施形態の特徴とするところは、ボールランプ機構12をピストン10の周りに配設すると共に、戻しばね35をボールランプ機構12を構成する第1ディスク(回動部材)32と第2ディスク(直動部材)34との間に設定し、かつ減速機構13をモータ11のロータ26の内部に一括して配設した点にある。
より詳しくは、ボールランプ機構12を構成する第1ディスク(回動部材)32は、キャリパ本体7に軸受70を用いて回動可能に配設されたカップ形状の回転体71にキー72を介して相対回転不能に結合されている。第2ディスク34は、その内径側に設けた筒状部34aを前記パッド摩耗追従機構14を構成するアジャスタ50と第1ディスク32との間隙を挿通させてハウジング部5の底板部4側へ延ばしている。第2ディスク34の筒状部34aの延長端部には、リングストッパ73が固定されており、このリングストッパ73と第1ディスク32の背面との間に前記戻しばね35とブレーキ解除機構としてのコイルスプリング15が介装されている。
一方、ロータ26の内部の軸心位置には、前記減速機構13を構成する固定歯車46を備えた軸部材74が配設されている。この軸部材74は、その基端部がハウジング部5の底板部4に設けた筒状ボス部75にスプライン結合される共に、その先端部が前記回転体71の内径部に遊挿されている。前記固定歯車46は外歯歯車となっており、したがってこの固定歯車46に噛合う、偏心車45の第1歯車43は内歯歯車として構成されている。また、前記回転体71の背面側の外周部には、同じく減速機構13を構成する可動歯車47が設けられている。この可動歯車47は、第1の実施形態と同様に内歯歯車となっており、したがってこの可動歯車47に噛合う、偏心車45の第2歯車44は外歯歯車として構成されている。減速機構13の作用は、第1実施形態と実質的に同じであり、偏心車45は、軸部材74(キャリパ本体7)に設けられた固定歯車46および前記回転体71(第1ディスク32)に設けられた可動歯車47との噛合により偏心軸41(ロータ26)の回転に応じて公転し、これにより第1ディスク32はロータ26と一定の回転比(減速比)をもって回転する。
本第3実施形態においてはまた、前記推力検出センサ55を環状に形成して、これを前記底板部4の筒状ボス部75に嵌装し、前記軸部材74の基端側の段差面を該推力検出センサ55に受座56を介して衝合させると共に、軸部材74の先端側の段差面に前記第1ディスク32と一体の回転体71をスラスト軸受として機能する複数の転動体76を介して衝合させている。
本第3実施形態によれば、アジャスタ50に嵌合された第2ディスク34の筒状部34aの外側に戻しばね35が配置されるので、アジャスタ50に戻しばね35を巻装した第1実施形態に比べて、戻しばね35の径が拡大し、その分、戻しばね35のばね力を増強することができ、結果としてモータ故障時のピストン10の戻りが円滑となる。本第3実施形態においてはまた、第1ディスク32がスラスト軸受として機能する転動体76を介して推力検出センサ55に作動連結されているので、上記第2実施形態と同様に第1ディスク32の回転が円滑になる。
図8は、本発明の第4実施形態としての電動ブレーキ装置を示したものである。なお、本第4実施形態の基本構造は、上記第1実施形態と同じであるので、ここでは、図1,2に示した構成要素と同じ要素には同一符号を付し、かつ重複する説明を省略する。本第4実施形態の特徴とするところは、ピストン10の本体部20に筒状部80を設け、該筒状部80を、キャリパ本体7に形成したシリンダ部81にシール部材82を介して摺動可能に嵌挿した点にある。なお、ピストン10は、ここでは本体部20と軸部21とを別体に形成して、両者を結合した分割構造となっている。また、減速機構13を構成する可動歯車47を備えた回転体30は、ここではハウジング部5に嵌合固定された支持体83に軸受84を介して支持されている。
本第4実施形態によれば、ピストン10がキャリパ本体7のシリンダ部81内を摺動するので、その移動は安定し、安定した制動力が得られることはもちろん、制動解除も安定するようになる。
図9は、本発明の第5実施形態としての電動ブレーキ装置を示したものである。なお、本第5実施形態の基本構造は、上記第1実施形態と同じであるので、ここでは、図1,2に示した構成要素と同じ要素には同一符号を付し、かつ重複する説明を省略する。本第5実施形態の特徴とするところは、ピストン10の全体をカップ形状に形成して、その筒状部90を、第4実施形態(図8)と同様に、キャリパ本体7に形成したシリンダ部81にシール部材82を介して摺動可能に嵌挿している。また、パッド摩耗追従機構14を構成するアジャスタ50とピストン10とを作動連結するねじ部52は、前記ピストン10の筒状部90に形成しためねじとアジャスタ50に形成したおねじとから構成されている。本第5実施形態においてはまた、ボールランプ機構12の第2ディスク(直動部材)34の回動を規制するストッパ39を、前記シリンダ部81の外周にスプライン結合した筒体91に設定している。一方、戻しばね35とブレーキ解除機構としてのコイルスプリング15については、前記ピストン10(アジャスタ50)内の空所Sを利用して配設している。より詳しくは。ボールランプ機構12の第1ディスク(回動部材)32の内径部にスプライン嵌合した軸部材92の一端部を前記空所S内に延在させ、この軸部材92の先端部に固定したリングストッパ93と第2ディスク34との間に戻しばね35とコイルスプリング15とを配設している。なお、この体5実施形態においては、減速機構13を構成する可動歯車47を有する回転体30も前記軸部材92にスプライン結合されている。
本第5実施形態によれば、アジャスタ50とピストン10とを作動連結するねじ部52が、第1実施形態よりも大径となっているので、ねじ強度が大きくなり、噛合い長さを小さくできるため、キャリパ1を小型下することができる。また、ねじ剛性を大きくできるので、キャリパ1の剛性を大きくすることができる。
図10は、本発明の第6実施形態としての電動ブレーキ装置を示したものである。なお、本第6実施形態の基本構造は、上記第5実施形態と同じであるので、ここでは、図9に示した構成要素と同じ要素には同一符号を付し、かつ重複する説明を省略する。本第6実施形態の特徴とするところは、ボールランプ機構12の第1ディスク32にスプライン結合した軸部材92の一端部にハット形状部100を設け、このハット形状部100に前記戻しばね35とブレーキ解除機構としてのコイルスプリング15とを支承させた点にある。なお、この第6実施形態においては、前記軸部材92にスプライン結合した回転体30と推力検出センサ55の受座56との間にスラスト軸受として機能する複数の転動体101を介装している。
本第6実施形態によれば、第5実施形態のごときリングストッパ93(図9)を軸部材92に固定する必要がないので、部品点数が削減し、組付けも容易となる。
本発明の第1実施形態としての電動ブレーキ装置の全体構造を示す縦断面図である。 図1に示した電動ブレーキ装置の要部構造を示す縦断面図である。 図1に示した電動ブレーキ装置におけるボールランプ機構の直動部材の回転を規制するストッパ構造を示す断面図である。 本第1実施形態におけるボールランプ機構の回動部材の回転角(回転位置)とピストン変位との関係を示すグラフである。 本第1実施形態におけるボールランプ機構の構成要素、摩耗追従機構の構成要素およびピストンの変位の時間変化を示すタイムチャートである。 本発明の第2実施形態としての電動ブレーキ装置の要部構造を示す断面図である。 本発明の第3実施形態としての電動ブレーキ装置の要部構造を示す断面図である。 本発明の第4実施の形態としての電動ブレーキ装置の要部構造を示す断面図である。 本発明の第5実施の形態としての電動ブレーキ装置の要部構造を示す断面図である。 本発明の第6実施の形態としての電動ブレーキ装置の要部構造を示す断面図である。
符号の説明
1 キャリパ
2,3 ブレーキパッド
10 ピストン
11 モータ
12 ボールランプ機構
13 減速機構
14 パッド摩耗追従機構
15 コイルスプリング(弾性体)
32 ボールランプ機構の第1ディスク(回動部材)
33 ボールランプ機構のボール
34 ボールランプ機構の第2ディスク(直動部材)
50 アジャスタ(パッド摩耗追従機構)
51 ワンウエイクラッチ(パッド摩耗追従機構)
55 推力検出センサ
D ディスクロータ

Claims (3)

  1. ピストンと、モータと該モータの回転を直線運動に変換して前記ピストンに伝達するボールランプ機構とをキャリパ本体に内装してなるキャリパを備え、前記モータの回転に応じて前記ボールランプ機構を作動させて前記ピストンを推進し、ブレーキパッドをディスクロータに押圧して制動力を発生する電動ブレーキ装置であって、ブレーキパッドの摩耗に応じて前記ピストンを前進させるパッド摩耗追従機構を備えたものにおいて、前記キャリパ本体に、前記ボールランプ機構内の直動部材が所定角度を超えて正転するのを規制するストッパを設け、前記パッド摩耗追従機構は、前記ピストンに螺合されたアジャスタと、該アジャスタと前記直動部材との間に介装され、該直動部材の正転には前記アジャスタを追従させるが、該直動部材の逆転には前記アジャスタをスリップさせるワンウエイクラッチとを備えた構成とし、前記ボールランプ機構を構成する直動部材と回動部材との間には、前記回動部材のピストン推進方向への回転に応じてトルクを蓄える弾性体を介装したことを特徴とする電動ブレーキ装置。
  2. ワンウエイクラッチが、コイルスプリングであることを特徴とする請求項1に記載の電動ブレーキ装置。
  3. 弾性体が、コイルスプリングであることを特徴とする請求項1または2に記載の電動ブレーキ装置。

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