JP2007006590A - 保持ブレーキ内蔵モータ - Google Patents

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裕二 太田
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守 鴇田
Yoshiaki Fukai
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Abstract

【課題】ロータドラムにブレーキシューを押し付け、機械的な摩擦でブレーキ力を発生する保持ブレーキをロータドラム内部に配設することによって、装置全体を小型化、かつ、薄型化することができ、強力なブレーキ力を瞬時に発生させることができ、発熱を抑制することができるようにする。
【解決手段】ハウジングに回転可能に取り付けられた回転軸と、該回転軸に取り付けられた中空の回転子と、該回転子の周囲に配設され、前記ハウジングに固定された固定子と、前記回転子の内部に配設された保持ブレーキとを有する保持ブレーキ内蔵モータであって、前記回転子を回転させる駆動力と、前記保持ブレーキの発生する制動力とが、前記回転軸の軸方向に対して垂直な同一平面内で前記回転子に作用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、保持ブレーキ内蔵モータに関するものである。
従来、ロボット、マニュピュレータ等においては、多関節アーム装置が使用されている。この場合、各関節をDCブラシレスモータ等のモータを備えるアクチュエータによって所定の回転角だけ回転させて各関節の動きを制御し、多関節部材の曲げ伸ばしの動作を行わせることによって、アームの先端の位置等を制御するようになっている。また、前記アクチュエータは、保持ブレーキを備え、各関節を所定の角度で固定的に保持することもできる。
このような保持ブレーキとしては、回転体にブレーキシューを押し付け、機械的な摩擦でブレーキ力を発生する摩擦ブレーキが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この場合、ブレーキシューが回転体に押し付けられることによって該回転体の内周面に摩擦接触し、それにより、ブレーキ力が発生して、ブレーキが作動する。
また、機械的な摩擦によるものでなく、電磁石による吸引効果を利用し、電磁力によってブレーキ力を発生させるブレーキも提案されている(例えば、特許文献2及び3参照。)。この場合、モータとブレーキとが一体的に構成されているので、装置全体を小型化することができる。
特開2004−60746号公報 特開平10−341590号公報 特許第3578555号公報
しかしながら、前記従来のモータにおいては、強力なブレーキ力を瞬時に発生させるブレーキと組み合わせた小型な装置を得ることができなかった。回転体にブレーキシューを押し付け、機械的な摩擦でブレーキ力を発生する摩擦ブレーキは、強力なブレーキ力を瞬時に発生させることができるが、モータとは別個に構成されているので、モータと組み合わせた場合に装置全体を小型化及び薄型化することができなかった。また、電磁石による吸引効果を利用し、電磁力によってブレーキ力を発生させるブレーキは、電磁力を用いているため、磁気回路を形成する電磁コイルに流れる電流に時間遅れが生じ、ブレーキ力を瞬時に発生させることができなかった。さらに、熱によって磁石の磁力が低下し、モータが発生するトルクが減少してしまうことがあった。
本発明は、前記従来の問題点を解決して、ロータドラムにブレーキシューを押し付け、機械的な摩擦でブレーキ力を発生する保持ブレーキをロータドラム内部に配設することによって、装置全体を小型化、かつ、薄型化することができ、強力なブレーキ力を瞬時に発生させることができ、発熱を抑制することができる保持ブレーキ内蔵モータを提供することを目的とする。
そのために、本発明の保持ブレーキ内蔵モータにおいては、ハウジングに回転可能に取り付けられた回転軸と、該回転軸に取り付けられた中空の回転子と、該回転子の周囲に配設され、前記ハウジングに固定された固定子と、前記回転子の内部に配設された保持ブレーキとを有する保持ブレーキ内蔵モータであって、前記回転子を回転させる駆動力と、前記保持ブレーキの発生する制動力とが、前記回転軸の軸方向に対して垂直な同一平面内で前記回転子に作用する。
本発明の他の保持ブレーキ内蔵モータにおいては、さらに、前記保持ブレーキは、圧電素子をブレーキ駆動源として備える。
本発明の更に他の保持ブレーキ内蔵モータにおいては、さらに、前記保持ブレーキは、モータをブレーキ駆動源として備える。
本発明の更に他の保持ブレーキ内蔵モータにおいては、さらに、前記モータは、前記保持ブレーキの作動の当初のみ駆動される。
本発明の更に他の保持ブレーキ内蔵モータにおいては、さらに、前記回転子はドラム状の形状を備え、前記保持ブレーキは前記回転子の内周面に当接するブレーキシューを備える。
本発明の更に他の保持ブレーキ内蔵モータにおいては、さらに、前記モータは、前記回転軸の停止目標位置と現在位置との関係から予測される前記回転軸の停止時刻より、前記モータの駆動開始から前記保持ブレーキの作動開始までの時間だけ前の時刻に、作動を開始する。
本発明によれば、保持ブレーキ内蔵モータは、ロータドラムにブレーキシューを押し付け、機械的な摩擦でブレーキ力を発生する保持ブレーキがロータドラム内部に配設されている。これにより、装置全体を小型化、かつ、薄型化することができ、強力なブレーキ力を瞬時に発生させることができ、発熱を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における保持ブレーキ内蔵モータを示す平断面図、図2は本発明の第1の実施の形態における保持ブレーキ内蔵モータを示す側断面図であり図1のA−A矢視断面図である。
図において、10は、保持ブレーキ内蔵モータとしての回転可能なモータである。該モータ10は、例えば、DCブラシレスモータであり、種々の負荷を持ち上げて支持した姿勢のままで、前記負荷を進退させて位置決めする動作を行い、かつ、このような動作において剛性制御を必要とする組立搬送ロボット等のロボットやマニュピュレータの多関節アーム装置に駆動源として使用されるものであるが、いかなる装置においても使用することができるものである。
ここで、前記モータ10は、円盤状のハウジング底板21a、及び、該ハウジング底板21aに固定された有底容器状のハウジングケース21bから成るハウジング21を有する。そして、ハウジング底板21aの中心部には、ボールベアリング等の軸受22を介して、回転軸としての出力軸11が回転可能に取り付けられている。なお、前記軸受22は、ハウジング底板21aの中心部に固定された円筒状の軸受収容部23内に収容されている。
そして、前記出力軸11の一端は、ハウジング21の外方(図2における下方)へ突出し、図示されない被駆動部材に接続される。また、前記出力軸11の他端は、モータ10の回転子としてのロータを形成するロータドラム12の中心に固定されている。該ロータドラム12は、中空でドラム状の形状を備え、円筒状の側壁の外周面には円筒状の永久磁石13が固定されている。なお、該永久磁石13の外周面は多極着磁されている。
また、ハウジングケース21bの円筒状の側壁の内面には、モータ10の固定子としてのステータを形成するステータコア14が固定されている。該ステータコア14は、円筒状の形状を有し、内周面には、内方に突出する鉄心14aが周期的に等ピッチで並んで配設されている。そして、各鉄心14aの周囲には、巻線としてのステータコイル15が巻装されている。なお、前記鉄心14aの突出端面は、ほぼ円弧面となっており、図1に示されるように、全体として円周面を形成し、所定の間隙(げき)を介して、永久磁石13の外周面に対向するように配設されている。これにより、一般的なモータと同様に、前記ステータコイル15に電流を流すことによって、永久磁石13が固定されているロータドラム12を回転させ、出力軸11の一端に接続される被駆動部材を駆動することができる。なお、ステータコイル15に電流を流して永久磁石13が固定されているロータドラム12を回転させる方法については、一般的なモータと同様であるので、説明を省略する。
一方、回転子であるロータドラム12の内部には保持ブレーキが配設されている。この場合、図1に示されるように、ロータドラム12の内周面に当接するブレーキシュー16、該ブレーキシュー16を駆動するブレーキ駆動源としての圧電素子25、該圧電素子25の出力としての変位を出力する出力ロッド26、並びに、圧電素子25の変位をブレーキシュー16に伝達する変位伝達機構を形成する第1リンク部材17及び第2リンク部材18がロータドラム12の内部に配設されている。図示される例においては、1対のブレーキシュー16、出力ロッド26、第1リンク部材17及び第2リンク部材18が、軸対称となるように配設され、単一の圧電素子25によって2つのブレーキシュー16を同時に変位させるようになっているが、圧電素子25、ブレーキシュー16、出力ロッド26、第1リンク部材17及び第2リンク部材18の数は、いくつであってもよく、任意に設定することができる。
ここで、前記圧電素子25は、ピエゾ素子等の通常の圧電素子から成り、電圧が印加されると長手方向(図1における横方向)に伸長し、長手方向の両端に接続された出力ロッド26は、その先端同士の間隔が広くなる方向に変位する。また、第1リンク部材17は、一端(図1における下端)が固定端として、図示されない取付部材を介して、ハウジング底板21aに固定されており、他端(図1における上端)が作用端として第2リンク部材18に接続されている。そして、第1リンク部材17の固定端近傍には、揺動支点として、部材の弾性変形を許容する薄肉部17aが形成され、該薄肉部17aよりも作用端寄りの位置に出力ロッド26の先端が接続されている。そのため、圧電素子25に電圧が印加されて出力ロッド26が変位すると、第1リンク部材17は薄肉部17aを支点として揺動する。この場合、薄肉部17aから出力ロッド26の先端が接続されている位置までの距離よりも、薄肉部17aから作用端までの距離のほうが長いので、出力ロッド26の変位は、増幅されて第1リンク部材17の作用端に伝達される。
また、第2リンク部材18は、一端(図1における上端)である被作用端の近傍部が固定部として、図示されない取付部材を介して、ハウジング底板21aに固定されており、他端(図1における下端)が作用端としてブレーキシュー16に接続されている。そして、第2リンク部材18の固定部近傍には、揺動支点として、部材の弾性変形を許容する薄肉部18aが形成され、該薄肉部18aよりも作用端と反対寄りの位置にある被作用端に第1リンク部材17の作用端が接続されている。そのため、圧電素子25に電圧が印加されて第1リンク部材17が揺動すると、第2リンク部材18は薄肉部18aを支点として揺動する。この場合、薄肉部18aから第1リンク部材17の作用端が接続されている被作用端までの距離よりも、薄肉部18aから作用端までの距離のほうが長いので、第1リンク部材17の作用端の変位は、増幅されて第2リンク部材18の作用端に伝達される。
このように、前記第1リンク部材17及び第2リンク部材18は、出力ロッド26の変位を増幅する変位増幅機構として機能する。そして、該変位増幅機構、ブレーキシュー16、圧電素子25及び出力ロッド26は保持ブレーキとして機能する。これにより、圧電素子25に電圧が印加されると、出力ロッド26の変位は、第1リンク部材17及び第2リンク部材18によって増幅され、ブレーキシュー16に伝達される。
また、図2に示されるように、保持ブレーキ、すなわち、変位増幅機構、ブレーキシュー16、圧電素子25及び出力ロッド26は、出力軸11の軸方向に関しても、ロータドラム12内に収まるように配設されている。そして、出力軸11の軸方向に関して、永久磁石13と鉄心14aとが対向する範囲の中心と、ブレーキシュー16とロータドラム12の内周面とが当接する範囲の中心とがほぼ同一の位置にある。すなわち、ロータを回転させる駆動力と保持ブレーキの発生するブレーキ力とが出力軸11の軸方向に垂直な同一平面内でロータに作用する。そのため、モータ10の厚さを薄くすることができる。また、ロータを回転させる力の作用点とブレーキ力の作用点とのずれによって生じるモーメントが発生することがない。
次に、前記構成のモータ10の動作について説明する。
まず、圧電素子25は、電圧が印加されていない場合、図1に示されるように、長手方向に収縮した状態となっている。この場合、第1リンク部材17及び第2リンク部材18の作用によって、ブレーキシュー16は、ロータドラム12の内周面に押し付けられた状態で当接している。そのため、ブレーキシュー16とロータドラム12との摩擦力によってブレーキ力が発生し、すなわち、保持ブレーキが作動し、ロータドラム12及び出力軸11は回転しない状態に保持される。
続いて、圧電素子25に電圧が印加されると、圧電素子25が長手方向に伸長し、出力ロッド26は、その先端同士の間隔が広くなる方向に変位する。すると、出力ロッド26の変位は、第1リンク部材17及び第2リンク部材18によって増幅され、ブレーキシュー16に伝達される。これにより、該ブレーキシュー16はロータドラム12の内周面から離間する方向に変位する。そのため、ブレーキシュー16とロータドラム12との摩擦力によるブレーキ力が消滅し、すなわち、保持ブレーキが解除され、ロータドラム12及び出力軸11は回転可能な状態になる。
続いて、圧電素子25への電圧の印加を解除すると、圧電素子25が長手方向に収縮し、出力ロッド26は、その先端同士の間隔が狭くなる方向に変位する。これにより、出力ロッド26から第1リンク部材17に付与された力が解除されるので、薄肉部17aのばね力によって、第1リンク部材17は元の姿勢に復元する。そのため、第1リンク部材17から第2リンク部材18に付与された力が解除されるので、薄肉部18aのばね力によって、第2リンク部材18は元の姿勢に復元する。そして、ブレーキシュー16がロータドラム12の内周面に押し付けられた状態に復帰するので、再び、保持ブレーキが作動し、ロータドラム12及び出力軸11は回転しない状態に保持される。
このように、本実施の形態において、モータ10はロータドラム12内部に圧電素子25をブレーキ駆動源とする保持ブレーキを内蔵するようになっている。そのため、モータ10全体を小型化及び薄型化することができる。また、圧電素子25を用いているので、保持ブレーキが高速で作動する。さらに、発熱も少ないので、モータ10の出力への影響を少なくすることができる。さらに、圧電素子25に電圧が印加されていないと保持ブレーキが作動するので、出力軸11を回転しない状態に保持する時間の長い用途にモータ10を使用する場合、消費電力及び発熱を抑制することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図3は本発明の第2の実施の形態における保持ブレーキ内蔵モータのブレーキの動作を示す平断面図である。
図3に示されるように、本実施の形態において、第2リンク部材18は、一端(図3における上端)が固定端として、図示されない取付部材を介して、ハウジング底板21aに固定されており、他端(図3における下端)が作用端としてブレーキシュー16に接続されている。そして、第2リンク部材18の固定端近傍には、揺動支点として、部材の弾性変形を許容する薄肉部18aが形成され、該薄肉部18aよりも作用端寄りの位置が、第1リンク部材17の作用端が接続された被作用端となっている。そのため、圧電素子25に電圧が印加されて第1リンク部材17が揺動すると、第2リンク部材18は薄肉部18aを支点として揺動する。そして、薄肉部18aから第1リンク部材17の作用端が接続されている被作用端までの距離よりも、薄肉部18aから作用端までの距離のほうが長いので、第1リンク部材17の作用端の変位は、増幅されて第2リンク部材18の作用端に伝達される。
前記第1の実施の形態においては、第2リンク部材18の被作用端が、薄肉部18aに関して、作用端の反対側に位置するのに対し、本実施の形態においては、第2リンク部材18の被作用端が、薄肉部18aに関して、作用端と同一側に位置する。そのため、第1リンク部材17の作用端が変位すると、本実施の形態における第2リンク部材18の作用端は、前記第1の実施の形態における第2リンク部材18の作用端と反対の方向に変位する。
次に、本実施の形態におけるモータ10の動作について説明する。
まず、圧電素子25は、電圧が印加されていない場合、図3に示されるように、長手方向に収縮した状態となっている。この場合、第1リンク部材17及び第2リンク部材18の作用によって、ブレーキシュー16は、ロータドラム12の内周面から離間した状態になっている。そのため、ブレーキシュー16とロータドラム12との摩擦力によるブレーキ力が発生せずに保持ブレーキが解除され、ロータドラム12及び出力軸11は回転可能な状態になっている。
続いて、圧電素子25に電圧が印加されると、圧電素子25が長手方向に伸長し、出力ロッド26は、その先端同士の間隔が広くなる方向に変位する。すると、出力ロッド26の変位は、第1リンク部材17及び第2リンク部材18によって増幅され、ブレーキシュー16に伝達される。これにより、該ブレーキシュー16はロータドラム12の内周面に押し付けられた状態で当接する。そのため、ブレーキシュー16とロータドラム12との摩擦力によってブレーキ力が発生し、すなわち、保持ブレーキが作動し、ロータドラム12及び出力軸11は回転しない状態に保持される。
続いて、圧電素子25への電圧の印加を解除すると、圧電素子25が長手方向に収縮し、出力ロッド26は、その先端同士の間隔が狭くなる方向に変位する。これにより、出力ロッド26から第1リンク部材17に付与された力が解除されるので、薄肉部17aのばね力によって、第1リンク部材17は元の姿勢に復元する。そのため、第1リンク部材17から第2リンク部材18に付与された力が解除されるので、薄肉部18aのばね力によって、第2リンク部材18は元の姿勢に復元する。そして、ブレーキシュー16がロータドラム12の内周面から離間した状態に復帰するので、再び、保持ブレーキが解除され、ロータドラム12及び出力軸11は回転可能な状態になる。
このように、本実施の形態においては、圧電素子25に電圧が印加されていないと保持ブレーキが作動しないので、出力軸11を回転可能な状態に保持する時間の長い用途にモータ10を使用する場合、消費電力及び発熱を抑制することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図4は本発明の第3の実施の形態における保持ブレーキ内蔵モータを示す平断面図である。
本実施の形態においては、ブレーキシュー16を駆動するブレーキ駆動源として、図4に示されるように、DCモータ31を使用するようになっている。前記第1及び第2の実施の形態における圧電素子25を作動させるには、100〔V〕程度の高い電圧が必要であり、モータ10を回転させるために使用される電源とは全く異なる圧電素子25用の電源を用意する必要がある。また、圧電素子25に印加される電圧が高電圧であるので、扱いが難しい。さらに、圧電素子25を作動させている間は、圧電素子25に電圧を印加し続ける必要がある。そこで、本実施の形態において、圧電素子25に代えて、DCモータ31を使用する。なお、ロータドラム12よりも外側に配設された部材、すなわち、保持ブレーキ以外のものの構成については、前記第1及び第2の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
この場合、図4に示されるように、ロータドラム12の内部には保持ブレーキとして、ブレーキシュー16、該ブレーキシュー16を駆動するブレーキ駆動源としてのDCモータ31、該DCモータ31によって回転させられるねじ軸としての出力軸32、該出力軸32に螺(ら)合されたスライダ33、及び、該スライダ33の変位をブレーキシュー16に伝達する変位伝達機構を形成するブレーキレバー34がロータドラム12の内部に配設されている。図示される例においては、1対のブレーキシュー16、出力軸32、スライダ33及びブレーキレバー34が、軸対称となるように配設され、単一のDCモータ31によって2つのブレーキシュー16を同時に変位させるようになっているが、DCモータ31、ブレーキシュー16、出力軸32、スライダ33及びブレーキレバー34の数は、いくつであってもよく、任意に設定することができる。
ここで、前記出力軸32とスライダ33とはボールねじ機構を形成する。該ボールねじ機構は、出力軸32の回転運動を直進運動に変換して、出力軸32に螺合されたスライダ33を軸方向に変位させる機構である。この場合、前記出力軸32の表面にはねじ溝が形成され、また、前記スライダ33は内周面にねじ溝が形成されたねじ孔(あな)を備えるナットであり、前記ねじ孔に前記出力軸32が螺入されている。そして、ねじ軸としての出力軸32の表面に形成されたねじ溝と、ナットとしてのスライダ33の内周面に形成されたねじ溝とによって形成される通路には、多数のボールが配設され、ねじ軸とナットとを相対的に回転させる際の抵抗を軽減させるようになっている。この場合、前記スライダ33は、ブレーキレバー34に接続され、回転不能となっているので、DCモータ31によって出力軸32が回転させられると、軸方向に移動させられる。
なお、DCモータ31の一方の側に突出する出力軸32及び螺合されたスライダ33に形成されたねじ溝と、他方の側に突出する出力軸32及び螺合されたスライダ33に形成されたねじ溝とは、互いに反対方向となるように形成されている。すなわち、一方の側に突出する出力軸32及びスライダ33に形成されたねじ溝は右ねじであり、他方の側に突出する出力軸32及びスライダ33に形成されたねじ溝は左ねじであるように形成されている。これにより、DCモータ31の両側に突出する出力軸32を一方向に回転させると、両側のスライダ33は相互の間隔が広くなる方向に変位し、前記出力軸32を他方向に回転させると、両側のスライダ33は相互の間隔が狭くなる方向に変位する。
また、ブレーキレバー34は、ハウジング底板21aに固定された支軸34aに回転可能に取り付けられており、一端が被作用端としてスライダ33に接続されており、他端が作用端としてブレーキシュー16に接続されている。そのため、DCモータ31に電流が供給されて出力軸32が回転してスライダ33が変位すると、ブレーキレバー34は支軸34aを支点として揺動する。この場合、支軸34aからスライダ33が接続されている被作用端までの距離よりも、支軸34aから作用端までの距離のほうが短いので、スライダ33の発生する力は、増幅されてブレーキレバー34の作用端に伝達される。
このように、前記ブレーキレバー34は、スライダ33の発生する力を増幅するトルク増幅機構として機能する。そして、該トルク増幅機構、ブレーキシュー16、DCモータ31、出力軸32及びスライダ33は保持ブレーキとして機能する。これにより、DCモータ31に電流が供給されると、スライダ33の発生する力は、ブレーキレバー34によって増幅され、ブレーキシュー16に伝達される。
次に、本実施の形態におけるモータ10の動作について説明する。
まず、保持ブレーキを作動させる場合、DCモータ31へ電流を供給し、スライダ33同士の間隔が狭くなる方向に出力軸32を回転させる。これにより、両側のスライダ33は相互の間隔が狭くなる方向に変位する。すると、スライダ33の変位は、ブレーキレバー34を介して、ブレーキシュー16に伝達される。そして、該ブレーキシュー16はロータドラム12の内周面に押し付けられた状態で当接する。この場合、スライダ33の発生する力は、ブレーキレバー34によって増幅されてブレーキシュー16に伝達されるので、ブレーキシュー16は十分に強い力でロータドラム12の内周面に押し付けられる。そのため、ブレーキシュー16とロータドラム12との摩擦力によってブレーキ力が発生し、すなわち、保持ブレーキが作動し、ロータドラム12及び出力軸11の回転が停止する。
ここで、DCモータ31への電流の供給を停止すると、出力軸32の回転が停止する。そして、ボールねじ機構の構成から観て、ナットとしてのスライダ33を軸方向に移動させてねじ軸としての出力軸32を回転させることが困難であるので、出力軸32はブレーキレバー24からの外力を受けても回転することがない。そのため、DCモータ31への電流の供給を停止しても、保持ブレーキが作動した状態が保持され、ロータドラム12及び出力軸11は回転しない状態に保持される。
続いて、保持ブレーキを解除させる場合、DCモータ31へ電流を供給し、スライダ33同士の間隔が広くなる方向に出力軸32を回転させる。これにより、両側のスライダ33は相互の間隔が広くなる方向に変位する。すると、スライダ33の変位は、ブレーキレバー34を介して、ブレーキシュー16に伝達される。そして、該ブレーキシュー16はロータドラム12の内周面から離間する方向に変位する。そのため、ブレーキシュー16とロータドラム12との摩擦力によるブレーキ力が消滅し、すなわち、保持ブレーキが解除され、ロータドラム12及び出力軸11は回転可能な状態になる。
ここで、DCモータ31への電流の供給を停止すると、出力軸32の回転が停止する。そして、出力軸32はブレーキレバー34からの外力を受けても回転することがないので、DCモータ31への電流の供給を停止しても、保持ブレーキが解除された状態が保持され、ロータドラム12及び出力軸11は回転可能な状態に保持される。
このように、本実施の形態においては、ブレーキシュー16を駆動するブレーキ駆動源として、DCモータ31を使用するようになっている。そのため、ブレーキ駆動源に高電圧を印加するための電源を用意する必要がない。
また、保持ブレーキを作動させる際及び解除させる際にのみDCモータ31へ電流を供給すればよく、保持ブレーキの作動した状態を保持する間及び保持ブレーキを解除した状態を保持する間には、DCモータ31への電流の供給を停止することができる。そのため、消費電力及び発熱を抑制することができ、かつ、モータ10の出力への影響を少なくすることができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第3の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図5は本発明の第4の実施の形態における保持ブレーキ内蔵モータの動作を制御する制御回路を示す回路ブロック図である。
本実施の形態におけるモータ10は、前記第3の実施の形態における図4に示されるような構成を有するものであるが、出力軸11にエンコーダ48が取り付けられている。そして、図5に示されるような制御回路によって、その動作が制御される。
図5において、40は演算手段としてのCPU、41は該CPU40で実行されるプログラム等を記憶するROM、42は前記CPU40がプログラムを実行する際のデータ等を一時記憶するRAMである。そして、43は前記CPU40の指示を受けてDCモータ31を駆動する電力増幅回路(Driver)である。また、44は前記CPU40の指示を受けてDCブラシレスモータとしてのモータ10をPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)制御するための信号を生成して出力するPWM回路、45は該PWM回路44の出力を受けてモータ10を駆動する電力増幅回路である。
そして、エンコーダ48は、前記モータ10の出力軸11に取り付けられ、該出力軸11の回転を検出する。また、47は前記エンコーダ48の出力信号波形の処理を行う波形処理回路である。さらに、46は該波形処理回路47の出力から出力軸11の角位置を検出する位置カウンタであり、49は前記波形処理回路47の出力から出力軸11の角速度を検出する速度カウンタ49である。
ここで、前記CPU40の出力線は電力増幅回路43に接続され、該電力増幅回路43の出力線はDCモータ31に接続されている。また、前記CPU40のもう一方の出力線はPWM回路44に接続され、該PWM回路44の出力線は電力増幅回路45に接続され、該電力増幅回路45の出力線はモータ10に接続されている。
そして、前記エンコーダ48の出力線は波形処理回路47に接続され、該波形処理回路47の出力線は位置カウンタ46に接続され、該位置カウンタ46の出力線は前記CPU40に接続されている。なお、前記波形処理回路47のもう一方の出力線は、速度カウンタ49に接続され、該速度カウンタ49の出力線は前記CPU40に接続されている。
また、前記ROM41及びRAM42は、それぞれ前記CPU40に接続され、該CPU40は前記ROM41に格納してある速度テーブルに従い制御を行う。
次に、本実施の形態におけるモータ10の動作について説明する。
本実施の形態においては、DCブラシレスモータであるモータ10を停止し、保持ブレーキを作動させる場合について説明する。該保持ブレーキを作動させる場合、作動開始からできるだけ早く保持状態となることが望ましいが、DCモータ31と出力軸32及びスライダ33から成るボールねじ機構との組み合わせでは、その動作に数百〔ms〕以上の時間を要する。これは、保持ブレーキのアクチュエータとして、圧電素子25を使った場合と比較してかなり長い。そこで、本実施の形態においては、モータ10の出力軸11の停止時間に合わせて保持ブレーキが保持状態になるようにDCモータ31を駆動させ、見かけ上の動作時間を短縮させるようになっている。
まず、モータ10の出力軸11を回転させている状態から規定の位置に停止させる場合、出力軸11に取り付けられているエンコーダ48に接続された位置カウンタ46及び速度カウンタ49から位置情報及び速度情報を検出し、あらかじめ定められた速度テーブルに従って出力軸11を減速して停止させる。なお、前記速度テーブルは、あらかじめ作成されてROM41等に格納されている。前記速度テーブルを参照することによって、出力軸11の回転時の速度を検出し、目標位置が決まっていれば、停止までに必要なエンコーダ48のパルス数、及び、到達時間T0 を算出することが可能である。
また、DCモータ31を起動させてから保持状態となる時間T1 は、保持ブレーキ開放時のロータドラム12とブレーキシュー16との間隔d、DCモータ31の回転速度ω、及び、ボールねじ機構のねじリードLから、次の式(1)によって算出することができる。
1 =d/(L×ω) ・・・式(1)
なお、時間T1 は、あらかじめ定数としてROM41等に格納されている。
ここで、T0 >T1 となる条件であれば、DCモータ31とボールねじ機構との組み合わせを採用しているために立ち上がりが遅い保持ブレーキであっても、DCモータ31が回転を開始してから保持ブレーキが作動する、すなわち、ブレーキシュー16がロータドラム12の内周面に当接するまでの時間を無視することができるようになる。
次に、モータ10を駆動し、目標位置に到達後に保持ブレーキを作動させる場合の制御シーケンスについて説明する。
図6は本発明の第4の実施の形態における保持ブレーキ内蔵モータの制御シーケンスを示す図である。なお、図6(a)は保持ブレーキ内蔵モータの回転軸の速度変化を示す図であり縦軸に速度及び横軸に時間を採ってあり、図6(b)は保持ブレーキのブレーキシューとロータドラムとの間隔の変化を示す図であり縦軸に間隔及び横軸に時間を採ってある。
まず、モータ10を起動し、出力軸11を所定の速度で回転させる。そして、目標位置に近付いたところで速度テーブルに従って出力軸11の減速を開始する。このとき、目標位置までの到達時間T0 を算出する。そして、T0 >T1 の条件であれば、減速を続け、目標到達時刻のT1 時間手前の位置でDCモータ31の駆動を開始する。また、T0 <T1 の条件であれば、減速手前からDCモータ31の駆動を開始する。そして、出力軸11が目標位置に到達した後、T0 >T1 及びT0 <T1 の場合とも保持ブレーキが動作しているので、出力軸11の回転は停止する。
このように、本実施の形態においては、モータ10の出力軸11の停止目標位置と現在位置との関係から前記出力軸11の停止時刻を予測し、ブレーキ駆動源としてのDCモータ31の駆動開始から保持ブレーキ作動までに要する時間を予測された停止時刻から差し引いた時刻に、前記DCモータ31の駆動を開始させるようになっている。そのため、モータ10の出力軸11を正確に停止させることができる。
なお、前記第1〜第4の実施の形態においては、モータ10をDCブラシレスモータとして説明したが、ロータドラム12内部にブレーキ機構を内蔵可能な空間があるモータであれば、いかなる種類のモータにも適用することができる。
また、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における保持ブレーキ内蔵モータを示す平断面図である。 本発明の第1の実施の形態における保持ブレーキ内蔵モータを示す側断面図であり図1のA−A矢視断面図である。 本発明の第2の実施の形態における保持ブレーキ内蔵モータのブレーキの動作を示す平断面図である。 本発明の第3の実施の形態における保持ブレーキ内蔵モータを示す平断面図である。 本発明の第4の実施の形態における保持ブレーキ内蔵モータの動作を制御する制御回路を示す回路ブロック図である。 本発明の第4の実施の形態における保持ブレーキ内蔵モータの制御シーケンスを示す図である。
符号の説明
10 モータ
11、32 出力軸
12 ロータドラム
14 ステータコア
16 ブレーキシュー
17 第1リンク部材
18 第2リンク部材
21 ハウジング
25 圧電素子
26 出力ロッド
31 DCモータ
33 スライダ
34 ブレーキレバー

Claims (6)

  1. (a)ハウジングに回転可能に取り付けられた回転軸と、
    (b)該回転軸に取り付けられた中空の回転子と、
    (c)該回転子の周囲に配設され、前記ハウジングに固定された固定子と、
    (d)前記回転子の内部に配設された保持ブレーキとを有する保持ブレーキ内蔵モータであって、
    (e)前記回転子を回転させる駆動力と、前記保持ブレーキの発生する制動力とが、前記回転軸の軸方向に対して垂直な同一平面内で前記回転子に作用することを特徴とする保持ブレーキ内蔵モータ。
  2. 前記保持ブレーキは、圧電素子をブレーキ駆動源として備える請求項1に記載の保持ブレーキ内蔵モータ。
  3. 前記保持ブレーキは、モータをブレーキ駆動源として備える請求項1に記載の保持ブレーキ内蔵モータ。
  4. 前記モータは、前記保持ブレーキの作動の当初のみ駆動される請求項3に記載の保持ブレーキ内蔵モータ。
  5. 前記回転子はドラム状の形状を備え、前記保持ブレーキは前記回転子の内周面に当接するブレーキシューを備える請求項1に記載の保持ブレーキ内蔵モータ。
  6. 前記モータは、前記回転軸の停止目標位置と現在位置との関係から予測される前記回転軸の停止時刻より、前記モータの駆動開始から前記保持ブレーキの作動開始までの時間だけ前の時刻に、作動を開始する請求項3に記載の保持ブレーキ内蔵モータ。
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