JP2006042465A - ブレーキ機構付きモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 非常に簡単な部品構成で、シャフトに対する制動力を正確に付与することができるブレーキ機構付きモータを提供すること。
【解決手段】 ブレーキ機構付きモータ10において、ブレーキ機構20をシャフト16を回転可能に支持する転がり軸受け21と、シャフト16の外周に設けられたワンウェイクラッチ22と、ワンウェイクラッチ22の外周面および転がり軸受け21の外周面に接触するようにハウジング12の凹部12aに嵌装された滑り軸受け23とで構成する。そして、ワンウェイクラッチ23をシャフト16の正転時には空転し、逆転時にはロックするようにして、モータ10の非通電時にシャフト16が逆回転しようとする負荷よりも滑り軸受け23とハウジング12との間に発生する摩擦力を大きく設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ブレーキ機構を備えるモータに関する。より詳細には、ハウジング内に収容されたモータのロータに連結されたシャフトに制動力を付与することができるブレーキ機構付きモータに関するものである。
従来より、モータ(ロータ)に連結されたシャフトの回転制動は、摩擦材を回転部に押し付けることで摩擦力を発生させることにより行っている。そして、回転部に対する摩擦材の押し付け・解除は、バネ力および電磁力が利用される。
このような装置として、例えば、特開平8−19213号公報に開示されている制動装置がある。この制動装置には、シャフトの周囲に装着された一方向クラッチと、一方向クラッチに連動するように一方向クラッチの輪体の外周に一体に取付けられた回転子と、回転子に対応して配置された固定子と、シャフトを中心とする回転力を回転子に付与する回転力付与手段と、回転力付与手段の附勢力に抗して回転子を固定子に対して所定の回転位置に配置する励磁手段とがそれぞれ設けられている。
そして、励磁手段の励磁時には、回転力付与手段の附勢力に抗して回転子が一方向に回転されるのに伴い一方向クラッチによる保持状態が解除されてシャフトが直線運動可能なフリー状態となされる一方、励磁手段の非励磁時には、回転子が回転力付与手段の附勢力にて他方向に回転されるのに伴い一方向クラッチを介して回転子とシャフトとが互いに係合状態となされてシャフトに制動力が付与されるようになっている。
ところが、このような装置では、励磁手段や励磁手段を制御するための制御手段が必要となり、部品点数が多く、装置自体も大きくなってしまう。また、製品コストが増大するという問題もあった。
このため、このような電磁力を利用しない装置が種々提案されている。例えば、その一つとして特開平8−42657号公報に開示されているアクチュエータがある。このアクチュエータでは、シャフトの外周にはワンウエイクラッチと、ハウジングに回り止めされたブレーキワッシャとが、互いの対向面を押接された状態でそれぞれ装着されており、ワンウエイクラッチは、シャフトが正回転される時にクラッチケースが空回りし、シャフトが逆回転される時にクラッチケースがシャフトと一体回転するように構成されており、ワンウエイクラッチとブレーキワッシャとの押接面間の摩擦力は、シャフトに対する負荷側からの逆回転作用力よりも大きく、かつ、それらの差がモータ側からの逆回転駆動力よりも小さくなるように設定されている。
特開平8−19213号公報(第2〜3頁、図1、図2) 特開平8−42657号公報(第2頁、図1)
しかしながら、特開平8−42657号公報に開示されているアクチュエータでは、ワンウエイクラッチにブレーキワッシャを押し付けることにより回転子に制動力を付与している。つまり、スラスト方向から回転子に対する保持力(制動力)が付与される構成になっている。このため、スラスト方向にガタがある場合、保持力(制動力)を回転子に正確に印加することができないおそれがあった。また、構成部品点数が多く、構成が複雑であるという問題もあった。
なお、スラスト方向におけるガタをなくすためには、ワンウエイクラッチに対してブレーキワッシャを一定荷重で押圧する押圧手段を設ければよい。ところが、このような対策を講じると、アクチュエータの部品点数が増え、構成も益々複雑なものになってしまうという問題がある。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、非常に簡単な部品構成で、シャフトに対する制動力を正確に付与することができるブレーキ機構付きモータを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明に係るブレーキ機構付きモータは、モータと、前記モータに連結されたシャフトと、前記シャフトに制動力を付与するブレーキ機構とを有するブレーキ機構付きモータであって、前記ブレーキ機構は、前記シャフトを回転可能に支持する転がり軸受けと、前記シャフトの外周に設けられたワンウェイクラッチと、前記ワンウェイクラッチの外周面および前記転がり軸受けの外周面に接触するようにハウジングに嵌装された滑り軸受けとを備え、前記ワンウェイクラッチは、前記シャフトの正転時には空転し、前記シャフトの逆転時にはロックして、前記モータの非通電時に前記シャフトが逆回転しようとする負荷よりも前記滑り軸受けと前記ハウジング間に発生する摩擦力を大きく設定したことを特徴とするものである。
このブレーキ機構付きモータでは、ブレーキ機構が、シャフトを回転可能に支持する転がり軸受けと、シャフトの外周に設けられたワンウェイクラッチと、ワンウェイクラッチの外周面および転がり軸受けの外周面に接触するようにハウジングに嵌装された滑り軸受けとで構成している。そして、モータが正転駆動されてシャフトが正回転する場合には、ワンウェイクラッチが空転する。このため、シャフトは転がり軸受けにのみ支持されるので、ほとんど摩擦を受けることなく回転する。
一方、モータが逆転駆動されてシャフトが逆回転する場合には、ワンウェイクラッチがロックする。このため、ワンウェイクラッチはシャフトと一体となるので、シャフトはワンウェイクラッチを介して滑り軸受けで支持されて回転する。つまり、シャフトは、滑り軸受けとハウジング間で滑りながら、言い換えると摩擦力(制動力)を受けながら回転する。
そして、モータへの通電を停止した後、シャフトが逆回転しようとすると、シャフトは滑り軸受けとハウジング間で発生する摩擦力を受ける。このとき発生する摩擦力は、シャフトにかかる負荷よりも大きいので、シャフトに対して確実に制動力を付与してブレーキをかけることができる。
このように、このブレーキ機構付きモータでは、ラジアル方向からシャフトに対する制動力を付与している。ここで、ラジアル方向においてクリアランス(ガタ)が設けられているが、シャフトをブレーキ機構がラジアル支持しているため、滑り軸受けとハウジングとは少なくとも1点で必ず接触している。したがって、制動力をシャフトに正確に付与することができる。また、このブレーキ機構付きモータは、ブレーキ機構の構成部品点数が少なく、その構成が非常に簡単である。このため、コスト面でも有利である。
本発明に係るブレーキ機構付きモータによれば、ラジアル方向からシャフトに対する制動力を付与する構成にしているので、構成部品点数が少なく、その構成が非常に簡単でありながら、シャフトに対する制動力を正確に付与することができる。
以下、本発明のブレーキ機構付きモータを具体化した最も好適な実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。本実施の形態では、ブレーキ機構付きモータをエンジン部品のアクチュエータ(バルブリスト量可変システムのアクチュエータ)として使用している。そこでまず、本実施の形態に係るブレーキ機構付きモータの概略構成について、図1および図2を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態に係るブレーキ機構付きモータの概略構成を示す断面図である。図2は、図1のブレーキ機構の要部拡大図である。
本実施の形態に係るブレーキ機構付きモータ10は、図1に示すように、ケース11と、ハウジング12と、ステータ13と、ロータ14と、ベアリング15と、シャフト16と、ブレーキ機構20とを備えている。ケース11は、有底円筒形状(図1では右側が有底部11aとなる)をなし、その内部にステータ13と、ロータ14と、シャフト16と、ベアリング15とを収容している。
シャフト16の一部はケース11の外部に突出している。そして、ケース11の有底部11aの中央部にベアリング15が配置されている。ベアリング15は、シャフト16の端部を回転可能に支持している。また、シャフト16は、ロータ14を貫通した状態でロータ14に固定されている。これにより、シャフト16は、ロータ14とともに回転するようになっている。
ケース11の開口部にはハウジング12が装着されている。このハウジング12のケース11側には、凹部12aが形成されている。そして、この凹部12aに、ブレーキ機構20が嵌装されている。ブレーキ機構20は、シャフト16に制動力を付与するものであり、図2に示すように、転がり軸受け21と、ワンウェイクラッチ22と、滑り軸受け23とを備えている。転がり軸受け21は、シャフト16を回転可能に支持している。ワンウェイクラッチ22は、シャフト16の外周に設けられている。このワンウェイクラッチ22は、シャフト16が正回転する場合には空転し、シャフト16が逆回転する場合にはロックするようになっている。
そして、転がり軸受け21とワンウェイクラッチ22とのそれぞれの外周面に接触するようにして滑り軸受け23が配置されている。つまり、滑り軸受け23は、内周面が転がり軸受け21の外周面およびワンウェイクラッチ22の外周面とに接触しており、外周面がハウジング12に形成された凹部12aの側壁に接触している。
上記構成を有するブレーキ機構付きモータ10では、通電すると、ロータ14が回転(正転あるいは逆転)してシャフト16もロータ14とともに回転する。そして、モータ10が正転駆動されてシャフト16が正回転する場合には、ワンウェイクラッチ22が空転する。このため、シャフト16は転がり軸受け21にのみ支持されるので、ほとんど摩擦を受けることなく回転する。
一方、モータ10が逆転駆動されてシャフト16が逆回転する場合には、ワンウェイクラッチ22がロックする。このため、ワンウェイクラッチ22はシャフト16と一体となるので、シャフト16はワンウェイクラッチ22を介して滑り軸受け23で支持されて回転する。つまり、シャフト16は、滑り軸受け23とハウジング12との間で滑りながら、言い換えると摩擦力(制動力)を受けながら回転する。このとき発生する摩擦力(制動力)は、シャフト16にかかる負荷よりも大きく設定されている。
そして、モータ10への通電を停止した後、シャフト16が逆回転しようとすると、シャフト16は滑り軸受け23とハウジング12との間で発生する摩擦力を受ける。このとき発生する摩擦力は、シャフト16にかかる負荷よりも大きく設定されているので、シャフト16に対して確実に制動力を付与してブレーキをかけることができる。
このように、ブレーキ機構付きモータ10では、ラジアル方向からシャフト16に対する制動力を付与している。ここで、ラジアル方向においてクリアランス(ガタ)が設けられているが、シャフト16をブレーキ機構20がラジアル支持しているため、滑り軸受け23とハウジング12とは少なくとも1点で必ず接触している。したがって、ブレーキ機構20によってシャフト16に対して制動力を確実に付与することができる。
また、ブレーキ機構20は、転がり軸受け21と、ワンウェイクラッチ22と、滑り軸受け23と、ハウジング12とで構成されている。このため、従来技術として例示したものに比べ構成部品点数が少なく、その構成が非常に簡単である。したがって、コスト面でも有利である。
続いて、このようなブレーキ機構付きモータ10の適用例について、図3を参照しながら説明する。この適用例は、エンジンのバルブのリフト量を連続的に可変するシステムにおける電動アクチュエータに本発明のブレーキ機構付きモータを適用したものである。なお、図3は、バルブリフト量可変システムの概略構成を示す図である。
バルブリフト連続可変システムは、図3に示すように、バルブ38と不図示のカムシャフトとの間に配置されたコントロールシャフト37を、アクチュエータ35により図面中左右方向に移動させて、バルブ38に当接するコントロールシャフト37上のカムを切り換えることにより、バルブ38のリフト量を連続的に可変させるようになっている。
ここで、アクチュエータ35には、ブレーキ機構付きモータ10と、減速機30と、回転・直動変換機構であるボールネジ32と、コントロールシャフト37の位置を検出するためのセンサ31とが備わっている。そして、アクチュエータ35の出力軸とコントロールシャフト37とが締結部材36により締結されている。これにより、モータ10を正転あるいは逆転駆動してボールネジ32のナット部32aを回転させることにより、ボールネジ32のシャフト部32bを図中左右方向に移動させることができる。そして、コントロールシャフト37の位置(移動量)をセンサ31で検知して、その検知情報からモータ10の駆動を制御することにより、所望のバルブリフト量が得られるようにコントロールシャフトの位置(移動量)を調節することができる。
また、コントロールシャフト37は、図中左方向に常に付勢されている。このため、コントロールシャフト37を図中右方向へ移動させる場合と図中左方向へ移動させる場合とでは、モータ10に加わる負荷が大きく異なる。具体的には、図4に示すように、モータ10が時計回り(CW)に回転駆動(正転駆動)される場合に負荷が大きく、反時計回り(CCW)に回転駆動(逆転駆動)される場合に負荷が小さい。
そして、モータ10が時計回り(CW)に回転駆動(正転駆動)される場合には、ブレーキ機構20によるブレーキがかからない。一方、モータ10が反時計回り(CCW)に回転駆動(正転駆動)される場合には、ブレーキ機構20によるブレーキがかかる。このため、モータ10を反時計回り(CCW)に回転駆動(正転駆動)させてコントロールシャフト37を図中左方向へ移動させる場合には、シャフト16にブレーキがかかった状態となっている。しかしながら、図4に示すように、モータ10を反時計回り(CCW)に回転駆動(逆転駆動)させる場合には負荷が小さいので、シャフト16にブレーキがかかった状態であってもコントロールシャフト37を図中左方向に移動させることができる。
ここで、ボールネジは正逆効率が良いため、コントロールシャフト37を一定の位置に保持(セルフロック)するには、従来のモータを使用する場合は常にモータを駆動しておく必要があった。このため、ボールネジを使用することが困難であった。
これに対して、本実施の形態に係るブレーキ機構付きモータ10では、非通電時においてシャフト16(モータ10)が逆回転しようとすると、ブレーキ機構20によりシャフト16に対してブレーキがかかる。このため、シャフト16(モータ10)が逆回転することなくコントロールシャフト37を一定の位置に保持される。したがって、アクチュエータ35にブレーキ機構付きモータ10を使用することにより、モータ10への通電を行うことなくコントロールシャフト37を一定の位置に保持(セルフロック)することができる。これにより、アクチュエータ35の回転・直動変換機構として高効率の変換機構であるボールネジ32を使用することができる。このため、アクチュエータ35に使用するモータに要求される出力を小さくすることができる。その結果、より小型のモータを使用することができ、アクチュエータ35を小型化することができる。
次に、ブレーキ機構付きモータ10の別の適用例(パワーウィンドウの開閉装置への適用例)について、図5および図6を参照しながら説明する。図5は、パワーウィンドの概略構成を示す図である。図6は、開閉装置の概略構成を示す図である。
従来、パワーウィンドウの開閉装置では、図5および図6に示すように、モータ50の回転運動を直線運動に変換してウィンドウWを開閉している。そして、回転・直動変換機構として、一般的にウォームギア51が使用されている。ウォームギア51の逆効率の悪さを利用して、モータ50に通電することなくウィンドウWを任意の位置で止める(セルフロックする)ためである。しかしながら、ウォームギア51は正効率も悪いため、モータ50を大型化する必要があった。
これに対して、本実施の形態に係るブレーキ機構付きモータ10を使用することにより、上記したように高効率の回転・直動変換機構を使用することができる。なお、パワーウィンドウの開閉装置に使用する高効率の回転・直動変換機構としては、例えば、遊星ギアやハーモニックギア等がある。このように、高効率の回転・直動変換機構を使用することができるので、モータの小型化を図ることができる。
最後に、ブレーキ機構付きモータ10のさらに別の適用例(モータジャッキへの適用例)について、図7および図8を参照しながら説明する。図7は、四柱リフトの斜視図である。図8は、図7に示すモータジャッキの概略構成を示す図である。
従来、電動式のリフト(図7には四柱リフトを例示しているが、これに限られない)では、柱にモータジャッキが設置されている。このような電動式のリフトでは、モータ60の回転運動を直線運動に変換してテーブル63を上下動させている。そして、モータジャッキには、図8に示すように、スクリュウ(送りネジ)61と、ナット62とが備わっており、モータ60によってスクリュウ(送りネジ)61を回転させ、ナット62を上下に移動させて、テーブル63を上下動させるようになっている。ここで、スクリュウ(送りネジ)61は逆効率が悪いため、モータ60に通電することなくテーブル63の位置を保持(セルフロック)することができる。しかしながら、スクリュウ(送りネジ)61は正効率も悪いため、モータ60を大型化する必要があった。
これに対して、本実施の形態に係るブレーキ機構付きモータ10を使用することにより、上記したように高効率の回転・直動変換機構を使用することができる。なお、モータジャッキに使用する高効率の回転・直動変換機構としては、例えば、ボールネジ等がある。このように、高効率の回転・直動変換機構を使用することができるので、モータの小型化を図ることができる。
以上、詳細に説明したように本実施の形態に係るブレーキ機構付きモータ10では、ブレーキ機構20を、転がり軸受け21と、ワンウェイクラッチ22と、滑り軸受け23と、ハウジング12とで構成し、ラジアル方向からシャフト16に対する制動力を付与している。そして、シャフト16をブレーキ機構20がラジアル支持しているため、滑り軸受け23とハウジング12とは少なくとも1点で必ず接触している。このため、ブレーキ機構20によってシャフト16に対して制動力を確実に付与することができる。
また、ブレーキ機構20は、構成部品点数が少なく、その構成が非常に簡単である。つまり、本実施の形態に係るブレーキ機構付きモータ10によれば、非常な簡単な構成でシャフト16に対して制動力を確実に付与することができる。
そして、セルフロックが必要な製品に対して、本実施の形態に係るブレーキ機構付きモータ10を適用することにより、モータの小型化を図ることができる。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。例えば、上記した実施の形態では、バルブリフト量連続可変システムのアクチュエータに本発明に係るモータを適用した例を例示したが、その他のエンジンの駆動部品(電子スロットル装置等)のアクチュエータにも本発明を適用することができる。また、本発明に係るモータは、パワーウィンドの開閉装置やモータジャッキ以外にも、セルフロックが必要な電動製品に対して幅広く適用することができる。
実施の形態に係るブレーキ機構付きモータの概略構成を示す断面図である。 図1のブレーキ機構の要部拡大図である。 バルブリフト量可変システムの概略構成を示す図である。 図3のシステムにおけるモータの回転角と負荷の関係を示す図である。 パワーウィンドの概略構成を示す図である。 開閉装置の概略構成を示す図である。 四柱リフトの斜視図である。 図7に示すモータジャッキの概略構成を示す図である。
符号の説明
10 ブレーキ機構付きモータ
11 ケース
12 ハウジング
12a 凹部
13 ステータ
14 ロータ
15 ベアリング
16 シャフト
20 ブレーキ機構
21 転がり軸受け
22 ワンウェイクラッチ
23 滑り軸受け

Claims (1)

  1. モータと、前記モータに連結されたシャフトと、前記シャフトに制動力を付与するブレーキ機構とを有するブレーキ機構付きモータであって、
    前記ブレーキ機構は、
    前記シャフトを回転可能に支持する転がり軸受けと、
    前記シャフトの外周に設けられたワンウェイクラッチと、
    前記ワンウェイクラッチの外周面および前記転がり軸受けの外周面に接触するようにハウジングに嵌装された滑り軸受けとを備え、
    前記ワンウェイクラッチは、前記シャフトの正転時には空転し、前記シャフトの逆転時にはロックして、
    前記モータの非通電時に前記シャフトが逆回転しようとする負荷よりも前記滑り軸受けと前記ハウジング間に発生する摩擦力を大きく設定したことを特徴とするブレーキ機構付きモータ。
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