JPH10277419A - シュレッダ - Google Patents

シュレッダ

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JPH10277419A
JPH10277419A JP9251197A JP9251197A JPH10277419A JP H10277419 A JPH10277419 A JP H10277419A JP 9251197 A JP9251197 A JP 9251197A JP 9251197 A JP9251197 A JP 9251197A JP H10277419 A JPH10277419 A JP H10277419A
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cutter
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Noboru Kobayashi
林 昇 小
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Kobayashi Engineering Works Ltd
Meiko Shokai Co Ltd
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Kobayashi Engineering Works Ltd
Meiko Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カッタ手段で裁断された裁断屑を、屑箱内で
自動的に均等に均す。 【解決手段】 カッタ手段4とその下方に位置する屑箱
11との間に、屑箱11内に山形状に堆積した裁断屑1
0の頂部を均して平坦にする裁断屑均し装置12を配設
する。裁断屑均し装置12は、カッタ手段4の長手方向
に直交する軸廻りに回転する平板状の回転翼17,18
と、この回転翼17,18をカッタ手段4の駆動手段5
の下側に裁断屑10を送り込む方向に回転させる駆動機
構19と、回転翼17,18を水平にして停止させる停
止機構26,27,28とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書等の紙類を裁
断するシュレッダに係り、特に屑箱内に堆積した裁断屑
を均等に均す裁断屑均し装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、紙類を裁断するカッタ手段
と、カッタ手段で裁断された裁断屑を収容する屑箱とを
備えたシュレッダは一般に知られている。
【0003】ところで、この種のシュレッダを用いて紙
類を裁断した場合、裁断屑は屑箱に山形に堆積すること
になるため、その頂部を均して均等に収容されるように
する必要がある。
【0004】そこで従来は、例えば実開昭61−610
37号公報、実開昭61−139739号公報あるいは
実開昭64−7341号公報等に示されているように、
カッタ手段の下方位置に揺動板を有する裁断屑均し装置
を配設し、揺動板を揺動させることにより裁断屑の頂部
を平坦に均すようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のシュ
レッダは、平面形状が正方形でその中央部にカッタ手段
が配置されていたが、最近ではオフィスの省スペース化
等を考慮して、カッタ手段の長手方向一端側に駆動手段
を配置し、平面形状が長方形のシュレッダが主流となり
つつある。そして、長方形のシュレッダの場合には、駆
動手段の下側にも屑箱が拡大されることになるため、駆
動手段の下側にも裁断屑均し装置により裁断屑を送り込
む必要がある。
【0006】ところが、従来の裁断屑均一装置は揺動板
方式を採っているため、駆動手段の下側に裁断屑を送り
込むために揺動板をカッタ手段の長手方向に揺動させる
と、裁断屑の一部は駆動手段の下側に送り込まれるが、
残部は駆動手段とは逆の側に送られてしまい、裁断屑の
頂部を平坦に均すことができないという問題がある。そ
こでオペレータは、片側に堆積した裁断屑の山を、屑箱
を時々揺らして平坦に均し、その後裁断を再開するよう
にしており、裁断屑均し装置を設けた効果が低減すると
いう問題があった。
【0007】本発明は、このような点を考慮してなされ
たもので、カッタ手段の長手方向一端側に駆動手段を配
した場合であっても、オペレータの手を煩わせることな
く裁断屑の頂部を平坦に均すことができ、しかも屑箱を
取出す際に裁断屑均し装置が邪魔にならないシュレッダ
を提供することを目的とする。
【0008】本発明の他の目的は、屑箱を取出す際に、
オペレータの手がカッタ手段に触れて怪我をしたり、カ
ッタ手段から裁断屑が落下するのを防止することができ
るシュレッダを提供するにある。
【0009】本発明の他の目的は、カッタ手段および裁
断屑均し装置の組立および保守が容易なシュレッダを提
供するにある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、屑箱内が裁断
屑で満杯になったことを自動検出して作業性を向上させ
ることができるシュレッダを提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、長手方向一端側に配された駆動手段により駆
動されるカッタ手段と、カッタ手段で裁断された裁断屑
を収容する屑箱と、カッタ手段の下方に配設され屑箱内
に堆積した裁断屑を均す裁断屑均し装置とを具備するシ
ュレッダにおいて、前記裁断屑均し装置を、カッタ手段
の長手方向に直交する軸廻りに回転する平板状の回転翼
と、この回転翼を前記駆動手段の下側に裁断屑を送り込
む方向に回転させる駆動機構と、回転翼を水平にして停
止させる停止機構とで構成するようにしたことを特徴と
する。そして、裁断屑均し装置が回転翼方式であるた
め、カッタ手段の真下に落下する裁断屑を駆動手段の下
側方向にのみ送り込むことができ、屑箱内の空間を有効
に利用して、オペレータの手を煩わせることなく、裁断
屑の頂部を平坦に均すことが可能となる。また、回転翼
は水平状態で停止するので、屑箱を取出す際に邪魔にな
ることがない。
【0012】本発明はまた、回転翼を複数設け、かつ各
回転翼を、水平状態で停止した際に隣位する回転翼との
先端間寸法が一定値以下となる間隔で配置するようにし
たことを特徴とする。そしてこれにより、停止状態にお
いて、カッタ手段の下面側が各回転翼でほぼ閉止される
ことになり、屑箱を取出す際に、オペレータの手がカッ
タ手段に触れて怪我をしたり、あるいはカッタ手段に残
っていた裁断屑が落下してくるのを防止することが可能
となる。
【0013】本発明はまた、裁断屑均し装置とカッタ手
段とを、駆動部ユニットとして一体化するようにしたこ
とを特徴とする。そしてこれにより、裁断屑均し装置と
カッタ手段とが別体構造である場合に比較して、組立お
よび保守を容易なものとすることが可能となる。
【0014】本発明はまた、駆動部ユニットを、ホッパ
と、このホッパ内に組付けられる一対のカッタローラお
よび回転翼と、ホッパ外に組付けられる駆動モータ、駆
動機構および停止機構とで構成するようにしたことを特
徴とする。そしてこれにより、駆動モータ、駆動機構お
よび停止機構の保守を、ホッパ外から行なうことが可能
となり、保守がより容易となるとともに、駆動モータ、
駆動機構および停止機構を、裁断屑から保護することが
可能となる。
【0015】本発明はさらに、駆動部ユニットに満杯検
出スイッチを設け、この満杯検出スイッチによる満杯検
出を条件に停止機構を起動させるようにしたことを特徴
とする。そしてこれにより、屑箱内が裁断屑で満杯にな
ったことを自動検出して作業性を向上させることが可能
となり、またその際回転翼は、水平状態で停止すること
になるので、屑箱を取出す際に邪魔になることがない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0017】図1ないし図4は、本発明の第1の実施の
形態に係るシュレッダを示すもので、図中、符号1は平
面長方形状をなす本体であり、この本体1の上端面に
は、投入口2および操作盤3が設けられ、また本体1内
部の投入口2直下位置には、図示しない紙類を細片ある
いは短冊状に裁断するカッタ手段4が配設されている。
そしてこのカッタ手段4は、その長手方向一端側に配設
した駆動モータ5により駆動されるようになっている。
【0018】カッタ手段4は、支持フレーム6上に設置
され下端部に排出口8を有するホッパ7と、このホッパ
7内に配置されて相互に噛合する左右一対のカッタロー
ラ9とを備えている。このカッタ手段4は、駆動モータ
5によって一対のカッタローラ9を内側に回転させるこ
とにより、両カッタローラ9間で紙類を裁断し、裁断さ
れた裁断屑10は、本体1内に引出し可能に配した屑箱
11に排出口8から落下して収容される。
【0019】カッタ手段4とその下方に位置する屑箱1
1との間には、屑箱11内に山形状に堆積した裁断屑1
0の頂部を均して平坦にする裁断屑均し装置12が配設
されている。
【0020】この裁断屑均し装置12は、図5に示すよ
うに、左右一対のフレーム14を2本の連結材15で連
結して構成される支持枠13を備えており、この支持枠
13の開口部16、すなわち2本のフレーム14と2本
の連結材15とで囲まれた開口部16は、ホッパ7の排
出口8とほぼ一致するよう寸法設定されている。
【0021】支持枠13の開口部16内には、両端部が
両側のフレーム14に回転自在に支持された回転軸17
a,18aと、各回転軸17a,18aに固設された長
手方向の平板状をなす翼板17b,18bとからなる2
個の回転翼17,18が並設されており、これら両回転
翼17,18は、駆動機構19により図中反時計廻りに
回転駆動されるとともに、図5に示す水平状態で停止す
るようになっている。そして、各翼板17b,18b
は、この水平状態において開口部16内面との間および
相互の先端部間にほとんど隙間がなく、開口部16をほ
ぼ完全に閉止できるよう寸法設定されている。
【0022】駆動機構19は、各回転軸17a,18a
の端部に固設されたタイミングプーリ20,21と、駆
動モータ22の出力軸に固設されたタイミングプーリ2
3と、これら各タイミングプーリ20,21,23の間
に巻掛けられた無端状のタイミングベルト24と、この
タイミングベルト24の中間部を支持する支持ローラ2
5とを備えており、両回転翼17,18は、前記駆動モ
ータ22の駆動により同一方向に同一の速度で回転駆動
される。
【0023】一方、回転翼17側のタイミングプーリ2
0には、図6に示すように、外周部の二箇所に停止位置
決め用の切欠き26がそれぞれ設けられており、これら
各切欠き26には、停止スイッチ27のローラ部28が
落とし込まれるようになっている。
【0024】支持枠13にはまた、図5に示すように、
屑箱11内が裁断屑10で満杯になったことを検出する
満杯検出スイッチ29が取付けられており、停止スイッ
チ27は、この満杯検出スイッチ29が満杯状態を検出
した後、ローラ部28が切欠き26に落とし込まれるこ
とにより作動し、駆動モータ22を急停止させる。そし
てこれにより、両回転翼17,18は、図5に示す水平
状態で停止するようになっている。
【0025】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0026】操作盤3上の起動スイッチをONにする
と、駆動モータ5が起動して両カッタローラ9が内側に
回転駆動されるとともに、駆動モータ22が起動して両
回転翼17,18が図2において反時計廻りに回転駆動
される。
【0027】この状態で、オペレータが投入口2から紙
類を送り込むと、送り込まれた紙類は両カッタローラ9
により細片状あるいは短冊状に裁断される。そして、裁
断屑10はホッパ7の排出口8から落下し、その下方の
屑箱11内に収容される。
【0028】ところで、両カッタローラ9は、図1に示
すように、本体1の図中左端寄りの部位に設置され、一
方屑箱11は駆動モータ5の下方位置まで拡大されてい
るため、裁断屑10は、図1の左端側に偏奇して堆積す
ることになる。ところが、両カッタローラ9の下方に堆
積した裁断屑10の頂部は、反時計廻りに回転する2枚
の回転翼17,18により押されて駆動モータ5の下側
の空間に送り込まれ、裁断屑10の頂部がほぼ平坦に均
される。
【0029】屑箱11内が裁断屑10で満杯になると、
満杯検出スイッチ29が裁断屑10に接触してこれを検
出し、その検出信号により駆動モータ5が停止する。一
方、駆動モータ22は満杯検出スイッチ29が満杯を検
出しただけでは停止せず、満杯検出スイッチ29が満杯
を検出した後、停止スイッチ27のローラ部28が切欠
き26に落とし込まれることにより停止する。これによ
り、両回転翼17,18は、図5に示す水平状態で停止
することになり、停止した両回転翼17,18により、
開口部16およびホッパ7の排出口8がほぼ完全に閉止
される。
【0030】しかして、2枚の回転翼17,18を一方
向に回転させて裁断屑10を駆動モータ5の下側に送り
込むようにしているので、屑箱11内の空間を有効に利
用することができるとともに、屑箱内の一方端に裁断屑
が偏在することがなくなるのでオペレータの手を煩わせ
ることなく、山形に堆積している裁断屑10を自動的に
平坦にすることができる。
【0031】また、2枚の回転翼17,18は、常に水
平状態で停止するので、屑箱10を本体1外に引出す際
に、各回転翼17,18が邪魔になることがない。
【0032】また、両回転翼17,18は、水平の停止
状態において、排出口8および開口部16をほぼ完全に
閉止することになるので、オペレータの手がカッタロー
ラ9に触れて怪我をするおそれがないとともに、屑箱1
0を引出す際の振動によりカッタ手段4に残っていた裁
断屑10が落下してきても、2枚の回転翼17,18に
より捕集され、それより下方への落下を防止することが
できる。
【0033】図7ないし図11は、本発明の第2の実施
の形態を示すもので、前記第1の実施の形態におけるカ
ッタ手段4および裁断屑均し装置12に代え、これらを
一体化した駆動部ユニット30を用いるようにしたもの
である。
【0034】すなわち、この駆動部ユニット30は、左
端板31a、右端板31b、前面板31cおよび背面板
31dを組合わせて構成される角筒状のホッパ31を備
えており、このホッパ31の下端部には、前面板31c
および背面板31dの各下端部を内側に屈曲させて形成
される幅狭の排出口32が設けられている。そして、こ
のホッパ31は、本体1内に配した支持フレーム6上に
配置され、左右の端板31a,31bがねじ部材33お
よび防振部材34を介し支持フレーム6に固定されてい
る。
【0035】ホッパ31の上端内部には、相互に噛合す
る一対のカッタローラ9が配設されており、これを駆動
する駆動モータ5が、右端板31bの外面に取付けられ
ている。
【0036】また、ホッパ31の下端内部には、2個の
回転翼17,18が並設されており、排出口32は、両
回転翼17,18が水平状態になった際に、これら両回
転翼17,18によりほぼ完全に閉止されるようになっ
ている。
【0037】各回転翼17,18は、図10に示すよう
に、回転軸17a,18aと、これら各回転軸17a,
18aにビス35を介し中央部が固定された方形板状の
翼板17b,18bとで構成されており、前記各回転翼
17a,18aは前記ホッパ31の前面板31cおよび
背面板31dに、軸受36および止めリング37を介し
回転自在に支持されている。そして、これら両回転軸1
7a,18aは、前面板31cの外面側に配設した駆動
機構38により回転駆動されるようになっている。
【0038】この駆動機構38は、図9および図10に
示すように、前記各回転軸17a,18aの端部に固設
されたタイミングプーリ39,40と、駆動モータ41
の出力軸に固設されたタイミングプーリ42と、これら
各タイミングプーリ39,40,42の間に巻掛けられ
た無端状のタイミングベルト43とを備えており、前記
駆動モータ41は、前面板31cの外面に突設した2本
の支柱44にビス45を介し固定されている。そして、
前記両回転翼17,18は、この駆動モータ41の駆動
により図7において時計廻りに同一の速度で回転駆動さ
れるようになっている。
【0039】前記回転翼18側のタイミングプーリ43
には、図10および図11に示すように、外周部の二箇
所に停止位置決め用の切欠き46がそれぞれ設けられて
おり、一方前面板31cのタイミングプーリ43近傍位
置には、取付ブラケット47を介し停止スイッチ48が
取り付けられ、そのローラ部49が前記各切欠き46に
落とし込まれるようになっている。
【0040】前記ホッパ31には、図示していないが前
記第1の実施の形態の満杯検出スイッチ29(図5参
照)と同様の満杯検出スイッチが設けられており、前記
停止スイッチ48は、この満杯検出スイッチが満杯状態
を検出した後、ローラ部49が切欠き46に落とし込ま
れることにより作動し、駆動モータ41を急停止させる
ようになっている。そしてこれにより、両回転翼17,
18は、図11に示す水平状態で停止する。
【0041】なお、その他の点については、前記第1の
実施の形態と同一構成となっており、作用も同一であ
る。
【0042】しかして、前記第1の実施の形態における
カッタ手段4と裁断屑均し装置12とを、駆動部ユニッ
ト30として一体化しているので、組立および保守が容
易である。
【0043】図12は、本発明の第3の実施の形態を示
すもので、前記第1の実施の形態および第2の実施の形
態における翼板17b,18bに代え、翼板58b,5
8bを用いるようにしたものである。
【0044】すなわち、各翼板57b,58bは、長手
方向両端部に切欠き59がそれぞれ設けられた概略Z形
の平板状をなし、これら両翼板57b,58bが水平状
態で停止した際に、一方の先端部が他方の切欠き59に
符合するようになっている。
【0045】なお、その他の点については、前記各実施
の形態と同一構成となっており、作用も同一である。
【0046】しかして、両翼板57b,58bを用いた
場合には、切欠き59を設けることにより、回転軸17
a,18aから各翼板57b,58bの先端までの長さ
を長くすることができ、その分、より多量の裁断屑10
を駆動モータ5の下側に送り込むことができる。
【0047】なお、前記各実施の形態においては、2個
の回転翼17,18を用いる場合について説明したが、
その数には制限がなく、1個でもまた3個以上でもよ
い。
【0048】また、前記各実施の形態においては、駆動
機構19,83の駆動源として、カッタ手段4の駆動モ
ータ5とは別の駆動モータ22,41を用いる場合につ
いて説明したが、単一の駆動源で両者を駆動するように
してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、裁断屑均
し装置を、カッタ手段の長手方向に直交する軸廻りに回
転する平板状の任意数の回転翼と、この回転翼を駆動手
段の下側に裁断屑を送り込む方向に回転させる駆動機構
と、回転翼を水平にして停止させる停止機構とで構成す
るようにしているので、回転する回転翼により、裁断屑
が駆動手段の下側方向にのみ送り込まれることになり、
屑箱の空間を有効に活用できるとともに、裁断屑が屑箱
内の一方端に偏在することがなくなりオペレータの手を
煩わせることなく、裁断屑の頂部を自動的に平坦に均す
ことができる。また、回転翼が水平状態で停止するの
で、屑箱を取出す際に回転翼が邪魔になることがない。
【0050】本発明はまた、回転翼を複数設け、かつ各
回転翼を水平状態で停止した際に隣位する回転翼との先
端間寸法が一定値以下となる間隔で配置するようにして
いるので、停止状態において、カッタ手段の下面側が各
回転翼でほぼ閉止され、屑箱を取出す際に、オペレータ
の手がカッタ手段に触れて怪我をしたり、あるいはカッ
タ手段に残っていた裁断屑が落下してくるのを防止する
ことができる。
【0051】本発明はまた、裁断屑均し装置とカッタ手
段とを、駆動部ユニットとして一体化するようにしてい
るので、裁断屑均し装置とカッタ手段とが別体構造であ
る場合に比較して、組立および保守が容易である。
【0052】本発明はまた、駆動部ユニットを、ホッパ
と、このホッパ内に組付けられる一対のカッタローラお
よび回転翼と、ホッパ外に組付けられる駆動モータ、駆
動機構および停止機構とで構成するようにしているの
で、駆動モータ、駆動機構および停止機構の保守をホッ
パ外から行なうことができ、保守がより容易となるとと
もに、駆動モータ、駆動機構および停止機構を、裁断屑
から保護することができる。
【0053】本発明はさらに、駆動部ユニットに満杯検
出スイッチを設け、この満杯検出スイッチによる満杯検
出を条件に停止機構を起動させるようにしているので、
屑箱内が裁断屑で満杯になったとことを自動検出して作
業性を向上させることができ、またその際回転翼は、水
平状態で停止することになるので、屑箱を取出す際に邪
魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシュレッダに
おける裁断屑均し装置の作用を示す説明図。
【図2】図1のシュレッダの縦断面構成図。
【図3】図1のシュレッダの平面図。
【図4】図2のIV−IV線断面図。
【図5】裁断屑均し装置の構成を示す斜視図。
【図6】図5の要部構成図。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す図2相当図。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図。
【図9】図7の駆動部ユニットの詳細を示す斜視図。
【図10】駆動部ユニットの要部分解斜視図。
【図11】図9の要部構成図。
【図12】本発明の第3の実施の形態を示す回転翼の構
成図。
【符号の説明】
1 本体 2 投入口 4 カッタ手段 5,22 駆動モータ 7,31 ホッパ 8,32 排出口 9 カッタローラ 10 裁断屑 11 屑箱 12 裁断屑均し装置 13 支持枠 16 開口部 17,18 回転翼 17a,18a 回転軸 17b,18b,57b,58b 翼板 19,38 駆動機構 20,21,23,39,40,42 タイミングプー
リ 24,43 タイミングベルト 26,46,59 切欠き 27,48 停止スイッチ 28,49 ローラ部 29 満杯検出スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向一端側に配された駆動手段により
    駆動されるカッタ手段と、カッタ手段で裁断された裁断
    屑を収容する屑箱と、カッタ手段の下方に配設され屑箱
    内に堆積した裁断屑を均す裁断屑均し装置とを具備する
    シュレッダにおいて、前記裁断屑均し装置は、カッタ手
    段の長手方向に直交する軸廻りに回転する平板状の回転
    翼と、この回転翼を前記駆動手段の下側に裁断屑を送り
    込む方向に回転させる駆動機構と、回転翼を水平にして
    停止させる停止機構とを備えていることを特徴とするシ
    ュレッダ。
  2. 【請求項2】回転翼は複数設けられ、かつ各回転翼は、
    水平状態で停止した際に隣位する回転翼との先端間寸法
    が一定値以下となる間隔で配置されていることを特徴と
    する請求項1記載のシュレッダ。
  3. 【請求項3】裁断屑均し装置は、カッタ手段と一体化さ
    れて駆動部ユニットを構成していることを特徴とする請
    求項1または2記載のシュレッダ。
  4. 【請求項4】駆動部ユニットは、下端部に排出口を有す
    る角筒状のホッパと、ホッパの上端内部に配設された一
    対のカッタローラと、ホッパの長手方向一端外部に取付
    けられて前記カッタローラを駆動する駆動モータと、ホ
    ッパの下端内部に配設された回転翼と、ホッパの外部に
    それぞれ取付けられた駆動機構および停止機構とを備え
    ていることを特徴とする請求項3記載のシュレッダ。
  5. 【請求項5】駆動部ユニットは、屑箱内が裁断屑で満杯
    になったことを検出する満杯検出スイッチを備え、停止
    機構は、満杯検出スイッチによる満杯検出を条件に起動
    されることを特徴とする請求項3または4記載のシュレ
    ッダ。
JP09251197A 1997-02-07 1997-04-10 シュレッダ Expired - Lifetime JP3860877B2 (ja)

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JP5258744B2 (ja) * 2007-02-19 2013-08-07 カール事務器株式会社 シャッター
CN105856621A (zh) * 2016-05-26 2016-08-17 常州大智光电有限公司 一种具有收集功能的纸箱切割机
CN109549515A (zh) * 2018-12-10 2019-04-02 深圳市双盈电子科技有限公司 研磨装置
JP2022096132A (ja) * 2020-12-17 2022-06-29 Dmg森精機株式会社 チップバケット

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