JPH10128143A - 粗大物破砕装置 - Google Patents

粗大物破砕装置

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JPH10128143A
JPH10128143A JP30389496A JP30389496A JPH10128143A JP H10128143 A JPH10128143 A JP H10128143A JP 30389496 A JP30389496 A JP 30389496A JP 30389496 A JP30389496 A JP 30389496A JP H10128143 A JPH10128143 A JP H10128143A
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crushing
roller
crushed
crushing roller
blades
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JP30389496A
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Hiroshi Aritou
博 有藤
Sadanobu Uyama
貞信 夘山
Yasuaki Onuma
靖明 大沼
Naoya Yabuuchi
直也 薮内
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被破砕物に破砕困難な異物を含む場合があ
り、通常はこの異物を手作業で取り除く必要があった。
本発明は上記異物を除去することなく、そのまゝ投入し
ても、破砕可能の破砕目的物を確実に破砕することを目
的とする。 【解決手段】 支軸に破砕刃を間隔を存して取付けた上
部第1破砕ローラ3と、その下方に位置して取付けら
れ、同様に破砕刃を間隔を存して取付けた第2破砕ロー
ラ4、更にその下方に位置して取付けられる第3破砕ロ
ーラ5とを備え、上記第1、第2及び第3の破砕ローラ
3,4,5それぞれの破砕刃は被破砕物に含まれる破砕
不可能の異物の通過を許容する間隙を有せしめ、供給さ
れる粗大物に含まれる上記固形物は第1、第2及び第3
の破砕ローラ3,4,5の破砕刃間を通過して落下し、
粗大物の破砕可能のフレーム等破砕目的物は、各破砕ロ
ーラ3,4,5により破砕する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粗大物破砕装置、例
えば家庭等より不燃性粗大ゴミとして排出される家電製
品等に含まれる破砕の困難な、例えばモータ、コンプレ
ッサ等の異物を収納する洗濯機、冷蔵庫等の粗大物の破
砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記粗大物の破砕処理としては、2軸破
砕装置、3軸破砕装置等があり、被破砕物、例えば冷蔵
庫(フロンガスは予め適宜手段で除去されている)を供
給したときフレームはそのまゝ破砕できるが、モータ、
コンプレッサ等の異物は破砕が困難で、従って予めこれ
らモータ、コンプレッサを手作業で取り除き、しかる後
フレーム等の破砕目的物を上記破砕装置により破砕する
手段が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方法は、上
記モータ、コンプレッサの除去に手数を要する等の問題
がある。本発明はかゝる点に鑑み上記モータ、コンプレ
ッサ等の破砕不可能の異物を除去することなく、そのま
ゝ投入しても該異物は分離されて排出し、フレーム等の
破砕可能の破砕目的物に対し、確実に破砕を行うことの
できる破砕装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の粗大物破砕装置は、支軸に破砕刃を間隔を存
して取付けた上部第1破砕ローラと、その下方に位置し
て取付けられ、同様に破砕刃を間隔を存して取付けけた
第2破砕ローラ、更にその下方に位置して取付けられる
第3破砕ローラとを備え、上記第1、第2及び第3の破
砕ローラのそれぞれの破砕刃は被破砕物に含まれる破砕
不可能の異物の通過を許容するふところと間隙を有せし
め、供給される粗大物に含まれる上記固形物は第1、第
2及び第3の破砕ローラの破砕刃間を通過し分離されて
落下し、粗大物の破砕可能のフレーム等破砕目的物は、
各破砕ローラにより破砕することを特徴とする。
【0005】上記の構成からなる本発明の粗大物破砕装
置は、第1、第2及び第3の破砕ローラにより供給され
る粗大物を破砕すると共に、該粗大物に含まれる破砕不
可能な異物は破砕刃のふところと間隙を通過し、分離さ
れて落下する。この際、破砕可能のフレーム等の破砕目
的物は、各破砕刃により破砕され、排出される。
【0006】また第2の発明は、上記第1、第2の破砕
ローラは、それぞれ破砕刃間隔に固定刃を略々水平位置
に、かつ破砕ローラ外方に位置して対設したことを特徴
とする。
【0007】上記の構成からなる本発明は、上記固定刃
が粗砕されたフレーム及び比較的小形の供給物等は、そ
のまゝ落下することが防止される。
【0008】また第3の発明は、上記第3破砕ローラは
上記異物を収納する高さのスクリュー刃を備え、これに
切断カッタを対設したことを特徴とする。
【0009】上記の構成からなる本発明は、破砕刃をス
クリュー刃とし、これにナイフカッタを対設したことに
より、固形物は該スクリュー刃内に収納されて分離、排
出すると共に、スクリュー刃より突出する被破砕物は切
断カッタにより切断される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施例に
基づいて説明する。図において粗大物破砕装置1は上下
を開放した筐体2内上方位置に第1の破砕ローラ3と、
その下方に位置して第2破砕ローラ4と、更にその下方
に位置して第3破砕ローラ5とを備える。ただし第2破
砕ローラ4は、第1破砕ローラ3に対し横方向に若干ず
らして供給される被破砕物を第1破砕ローラと共同して
破砕する位置に、また第3破砕ローラ5も第2破砕ロー
ラ4に対し横方向に若干位置をずらして第2破砕ローラ
による破砕物をその上方に受入れる位置に設ける。
【0011】第1破砕ローラ3は、支軸10に間隔を存
して多数の破砕刃11を取付ける。この破砕刃11は可
及的に粗いピッチの切断刃12を有し、被破砕物に含ま
れる異物を噛込み下方へ送り出し易いように間隔aと高
さbとのふところを有せしめ、かつ被破砕物Wに刃先が
食い込み易いように小径の粗い刃先間隔(ピッチ)とす
ることが好ましい。また各破砕刃11間の間隔cも上記
ピッチaと共同して異物の送り出しを許容する間隔とす
る。
【0012】13は上記間隔c内に挿入される固定刃を
示し、切断刃12に付着して移行する破砕物の掻き落と
しと、粗砕物及び比較的小形の供給物の落下を防止する
ようにしたものである。
【0013】第2破砕ローラ4は主たる破砕ローラで、
支軸15に多数の破砕刃16を取付け、各破砕刃16は
前記第1破砕ローラ3の破砕刃11相互の間隙に位置す
るよう、その位置をずらして設ける。この第2破砕ロー
ラ4の破砕刃16の切断刃17も第1破砕ローラ3の切
断刃12と同様に固形物の噛込み易いように粗いピッチ
dと高さeのふところを有せしめる。
【0014】18は固定刃を示し、第2破砕ローラ4の
破砕刃16の間隙fに挿入され、切断刃17に付着して
移行する破砕物の掻き落しと、粗砕物及び比較的小形の
供給物の下方への落下を防止する。
【0015】第3破砕ローラ5はスクリュー刃を備えた
例を示す。この破砕ローラ5は比較的ピッチの細かいス
クリュー刃20と、これとは逆方向にねじれた比較的ピ
ッチの粗いスクリュー刃21とを備える。これにより形
成された枡目gは異物Mを収納する大きさとし、この破
砕ローラ5にはナイフ状の切断カッタ22を対設し、ス
クリュー刃20、21より突出する被破砕物を細かく切
断する。
【0016】なお6は筐体2の一側上方に取付けたシュ
ートを示し、他方は固定刃13の上面によりこれを兼ね
しめている。上記第1、第2及び第3破砕ローラ3、
4、5は順次その回転数を下方の方が早く回転するよう
にして粗破砕から細破砕する。
【0017】上記構成において、異物Mを収納する被破
砕物Wが供給されたとき、先ず第1破砕ローラ3の破砕
刃11が噛み込み、下方へ送り出す。この際、上記異物
Mに対しては刃先ピッチaと高さbとで形成されるふと
ころ内と破砕刃11相互間の間隙bとにより収納し、下
方へ送り出す。
【0018】ついで第1破砕ローラ3と第2破砕ローラ
4の破砕刃11、16とにより破砕する。この場合でも
第2破砕ローラ4の破砕刃16の刃先ピッチd、深さe
とで形成されるふところ及び刃相互の間隙fを大とする
ことにより異物による破砕作用に影響を受けることな
く、下方へ送り出し、フレーム等の粗大物を粗く破砕す
る。
【0019】ついで第3破砕ローラ5において、異物M
は枡目g内に収納されて下方に送り出され、該枡目gよ
り突出する破砕物はナイフ状切断カッタ22により細か
く切断され、下方に排出される。
【0020】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、第1、
第2、第3の3段の破砕ローラにより破砕するようにし
たから、被破砕物のフレーム等の破砕物に対しては確実
に破砕することが出来る。またこの際、該被破砕物に含
まれるモータ等の異物は、各破砕ローラの破砕刃に該異
物の通過を許容するふところと間隙を形成したから、該
異物はそのまゝ通過させることが出来る。従って該被破
砕物の破砕に際して、従来の上記異物を手作業により除
去する手数を省略することが出来、破砕能率の向上を計
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粗大物破砕装置の縦断面図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】第1破砕ローラの正面図である。
【図4】第2破砕ローラの正面図である。
【図5】第3破砕ローラの正面図である。
【符号の説明】
1 粗大物破砕装置 3 第1破砕ローラ 4 第2破砕ローラ 5 第3破砕ローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支軸に破砕刃を間隔を存して取付けた上
    部第1破砕ローラと、その下方に位置して取付けられ、
    同様に破砕刃を間隔を存して取付けた第2破砕ローラ、
    更にその下方に位置して取付けられる第3破砕ローラと
    を備え、上記第1、第2及び第3の破砕ローラのそれぞ
    れの破砕刃は被破砕物に含まれる破砕不可能の異物の通
    過を許容するふところと間隙を有せしめ、供給される粗
    大物に含まれる上記固形物は第1、第2及び第3の破砕
    ローラの破砕刃を通過して落下し、粗大物の破砕可能の
    フレーム等破砕目的物は、各破砕ローラにより破砕する
    ことを特徴とする粗大物破砕装置。
  2. 【請求項2】 第1、第2の破砕ローラは、それぞれ破
    砕刃間隔に固定刃を略々水平位置に、かつ破砕ローラ外
    方に位置して対設したことを特徴とする請求項1記載の
    粗大物破砕装置。
  3. 【請求項3】 第3破砕ローラは上記異物を収納する高
    さのスクリュー刃を備え、これに切断カッタを対設した
    ことを特徴とする請求項1記載の粗大物破砕装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100668145B1 (ko) * 2005-01-26 2007-01-16 조선덕 진동 롤 타입 파쇄장치

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