JP2000093826A - 破砕処理装置 - Google Patents

破砕処理装置

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JP2000093826A
JP2000093826A JP10267745A JP26774598A JP2000093826A JP 2000093826 A JP2000093826 A JP 2000093826A JP 10267745 A JP10267745 A JP 10267745A JP 26774598 A JP26774598 A JP 26774598A JP 2000093826 A JP2000093826 A JP 2000093826A
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Japan
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crushing
rotor
crushing rotor
blade
crushed
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JP10267745A
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English (en)
Inventor
Yasuhide Yamochi
泰秀 矢持
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DAINICHI Manufacturing
DAINICHI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
DAINICHI Manufacturing
DAINICHI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柱材や丸太材等を短く切断した木片を、一気
に粉状にまで破砕できるような装置はなかった。そのた
め、複数台の粉砕機を用いて、その台数分の破砕工程に
かける必要があった。これを一台の粉砕機だけで行える
ようにする。 【解決手段】 上部に材料投入部2が設けられ下部に材
料取出部3が設けられた装置本体4に対し、その内部に
上部破砕ロータ5と下部破砕ロータ6とを上下二段に設
けた構成とし、連続した二段階の破砕処理が行えるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、木材、紙、プラス
チック等を所望粗さまで一気に破砕できるようにした破
砕処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、木屑用の粉砕機として、特公昭6
1−16603号公報記載のものが知られている。この
粉砕機は、上部に材料投入部が設けられ下部に材料取出
部が設けられた装置本体内に、横軸まわりで回転可能と
された破砕ロータが設けられ、この破砕ロータに破砕刃
が設けられ、またその回転軌跡外周部に受刃が設けられ
た構成となっている。
【0003】従って、材料投入部から投入された木屑
が、回転する破砕刃によって受刃との間へ挟み込まれ、
ここで細かく破砕されるようになり、この破砕によって
生じた破砕屑が材料取出部を通じて取り出されるという
ものである。ところで、得られる破砕屑を、オガ屑状や
粉屑状にまで細かくすれば、畜産業や農業等において再
利用可能であり、従って廃棄処理が不要となるばかりで
なく、破砕屑を商品として販売できる利点がある。ま
た、この破砕屑を仮に廃棄処理(焼却等)するとして
も、粗い状態のものよりも細かいものの方が、遙に処理
が簡単で迅速になるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、角材や丸太材の
短尺物等のような大きな木片を、一気にオガ屑状や粉屑
状にまで破砕できるような粉砕機は未だ開発されていな
い。上記粉砕機でも、オガ屑状や粉屑状の破砕屑を得る
には、投入する木屑としてチップ屑程度の粗さにしたも
のを用いるのが好適とされている。
【0005】そこで、この大きな木片からオガ屑状や粉
屑状の破砕屑を得るには、まず、木片からチップ屑程度
にまで破砕する第一段階の破砕と、この第一段階の破砕
で得られたチップ屑をオガ屑状や粉屑状程度まで破砕す
る第二段階の破砕とに分けた処理を行う必要があった。
従って当然に、2台の粉砕機を必要とすることになり、
これに伴って両粉砕機用に広い設置面積を要することに
なる。
【0006】また、両粉砕機間で材料を移し換える手間
が必要になることから、稼働効率を低下させることにも
繋がっていた。なお、両方の粉砕機を並設して、両者間
をコンベヤやサイクロン等により直接に接続するという
ことも考えられるが、設備的、動力コスト的に大がかり
となり、またこれでも稼働効率を高めるという点では未
だ不満を残すものであった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、装置の小型化及び設置面積のコンパクト化を
可能としたうえで、木材、紙、プラスチック等を所望粗
さまで一気に破砕できるようにすると共に、十分満足し
得る程度に高効率の破砕を可能にした破砕処理装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係る破砕処理装置では、上部に材料投入部が設けら
れ下部に材料取出部が設けられた装置本体と、この装置
本体内に対し、材料投入部と同レベルか又はそれより低
レベル位置に設けられた横軸まわりで回転可能な上部破
砕ロータと、この上部破砕ロータより下方位置に設けら
れた横軸まわりで回転可能な下部破砕ロータと、上部及
び下部の各破砕ロータに対応して設けられた受刃とを有
している。
【0009】このような構成とすることで、上部破砕ロ
ータによる第一段階の破砕をした後、その真下で下部破
砕ロータによる第二段階の破砕を連続して行えるもので
あるから、大きな木片を投入する場合で言えば、この木
片を一気にオガ屑状や粉屑状にまで破砕するといったこ
とができるようになる。しかも、第一段階の破砕と第二
段階の破砕との間では、上部破砕ロータからの落下とい
う状況を除いては、被破砕材料を別箇所へ移送すること
を必要としていないので、その稼働効率を高効率にする
ことができる。
【0010】言うまでもなく、上部破砕ロータと下部破
砕ロータとは上下に重なった配置であるから、装置全体
の設置面積としては、従来の粉砕機を1台設置するのと
同程度の広さで十分となる。下部破砕ロータでは、ある
程度、破砕が進んだ細かい被破砕材料を破砕するもので
あるから、その破砕刃は、刃先長が回転軸方向で一連と
なるようなものを用いればよい。
【0011】これに対し、上部破砕ロータでは、木片
等、大きな被破砕材料を破砕することを想定しているの
で、その破砕刃は、回転軸方向で複数に分割された短い
ものを用いるのが好適となる。この場合、各破砕刃は、
回転軸方向に隣接するもの同士が、周方向へ位相角を保
持しつつ配されるようにしておく。このようにすると、
上部破砕ロータが回転中は、その上面側における軸方向
のどこかの箇所を破砕刃が通過しているような状況とな
るから、木片等の被破砕材料がいずれか一つの破砕刃に
当接して弾き上げられるようになっても、その後の落下
と共に、必ずまたいずれかの破砕刃に直ぐに当接するよ
うになる。
【0012】その結果として、木片等の被破砕材料に対
する破砕刃の当接機会が多くなり、それだけ破砕効率が
高くなるわけである。上部破砕ロータと下部破砕ロータ
との上下間には、被破砕材料の散逸を防止するための中
間室を設けることになるが、この中間室の内部高さは次
のようにして決めるとよい。
【0013】すなわち、上部破砕ロータが回転すれば、
その下方部では下部破砕ロータへ向かうような風圧(受
刃の取付角やロータ下方に設けられる選別器等によって
ある程度、風向きは決まっている)が生起するが、この
風圧が拡散や圧損を受けないまま、直接、下部破砕ロー
タに対する材料押込み圧として活用できるような内部高
さとする。
【0014】このためには、上部破砕ロータと下部破砕
ロータとにおいて互いの回転軸を同方向へ向けて且つ上
下平行にさせ、そのうえで回転方向を相対逆にしておく
のが好適となる。すなわち、これであれば、上部破砕ロ
ータから風圧が発生する(風が剥離する)ときの上部破
砕ロータに対する接線方向と、下部破砕ロータの破砕刃
と受刃との噛み合い部へ向けて風圧が作用するときの下
部破砕ロータに対する接線方向とが一致することにな
り、スムーズで、エネルギーロスのない、極めて有益な
作用が得られることになる。
【0015】中間室を上記のような内部高さに正しく設
定しておくことで、装置全体としての高さを低く抑える
ことにも繋がる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1及び図2は、本発明に係る破
砕処理装置1の第1実施形態を示した正面図及び側面図
であり、図3は、図1(正面図)に対応させて示した動
作説明用の内部構造図である。
【0017】これら図1乃至図3から明らかなように、
この破砕処理装置1では、上部に材料投入部2が設けら
れ下部に材料取出部3が設けられた装置本体4に対し、
その内部の上部寄りに上部破砕ロータ5が設けられ、ま
た下部寄りに下部破砕ロータ6が設けられている。これ
ら上部及び下部の破砕ロータ5,6は、いずれも横軸ま
わりに回転可能とされたもので、互いの回転軸5a,6
aは同方向を向き、且つ上下に平行とされている。
【0018】また、これら上部及び下部の破砕ロータ
5,6は、それぞれ各別の回転駆動部7,8によって回
転可能とされている。従って、これら上部破砕ロータ5
及び下部破砕ロータ6の回転数や回転方向等は、それぞ
れ独自に制御可能である。本第1実施形態では、上部破
砕ロータ5が図1及び図3における時計回り方向へ低速
回転されるものとしてあり、これとは逆に、下部破砕ロ
ータ6は、反時計回り方向へ、しかも高速回転されるも
のとしてある。
【0019】これに伴い、図3に示すように、上部破砕
ロータ5に対しては、その左斜め上方からロータ直上へ
向けて材料ガイド板10が設けられていると共に、右斜
め下方位置に上部受刃11が設けられ、更にロータ下方
位置に上段選別器12が設けられている。また、下部破
砕ロータ6に対しては、上記とは相対逆向きであってそ
の右斜め上方からロータ直上へ向けて材料ガイド板13
が設けられていると共に、左斜め下方位置に下部受刃1
4が設けられ、下方に下段選別器15が設けられてい
る。
【0020】装置本体4において、材料投入部2は、ホ
ッパーとして形成されており、コンベヤ(図示略)等か
ら被破砕材料(大きな木片等)の供給を受けやすくして
ある。また、材料取出部3は、サイクロン装置(図示
略)等に対する接続用ダクトとして形成されており、装
置本体4を支持フレーム18によって持ち上げた状態に
して、この支持フレーム18内へ取り付けるようにして
ある。
【0021】なお、本第1実施形態において、装置本体
4は、材料投入部2及び材料取出部3とは別に、更に上
部筐体19と中間筐体20と下部筐体21とを上下に連
結した構造(図3はこの構造を無視して描いてある)と
してある。そして、このうち上部筐体19に上部破砕ロ
ータ5及びその上部受刃11や上段選別器12が収容さ
れ、下部筐体21に下部破砕ロータ6及びその下部受刃
14や下段選別器15が収容されるものとしてある。ま
た、材料投入部2にはその周方向1か所、中間筐体20
にはその周方向2か所に、それぞれ透明窓を備えた点検
扉24,25,26が設けられたものとしてあり、必要
に応じて内部点検やメンテナンス等ができるようになっ
ている。
【0022】図3及び図4に示すように、上部破砕ロー
タ5は、ロータ本体28とこのまわりに設けられる複数
の破砕刃29と、各破砕刃29ごとに付設される当金3
0とを有している。各破砕刃29は、当金30を貫通し
てロータ本体28へ螺合されるボルト31により、固定
されている。ロータ本体28は、回転軸5aに沿って4
等分の破砕領域28a〜28dに区画されている。ま
た、このロータ本体28には、その周方向の4等配位置
(即ち、90°おき)で、各破砕領域28a〜28dを
通り抜けるように、回転軸5aに平行するスクイ溝33
が設けられている。
【0023】そして、個々の破砕領域28a〜28dで
は、回転軸5aを挟んだ対向位置のスクイ溝33に対し
て一対(2枚)の破砕刃29が取り付けられている。各
破砕刃29の取付方向は、その刃先が回転方向の先方へ
向けて突出する向きである。また、各破砕領域28a〜
28dの相互間において、回転軸5aに沿って隣接する
破砕刃29同士は、互いに90°の位相角を保持するよ
うになっている。
【0024】これによって明らかなように、この上部破
砕ロータ5において設けられる破砕刃29は、回転軸5
a方向で複数に分割された短いものとされ、且つ回転軸
5aに沿って隣接するもの(破砕刃29)相互が、互い
に90°ずつ位置ズレした螺旋配置状となっている。こ
のような破砕刃29の配置にしておくと、この上部破砕
ロータ5を回転させた場合、その上面側における軸方向
のどこかの箇所を常に破砕刃29が通過しているような
状況が得られる。
【0025】そのため、木片等の大きな被破砕材料Xを
破砕するにあたり、この被破砕材料Xが破砕刃29と当
接して上方へ弾き上げられるようになったとしても、被
破砕材料Xが落下すると同時に、必ずまたいずれかの破
砕刃29と直ぐに当接することになる。従って、被破砕
材料Xと破砕刃29との当接機会が多くなる。このよう
にして破砕刃29と当接した被破砕材料Xは、上記した
ように上部破砕ロータ5の右斜め下方位置(即ち、破砕
刃29が沈み込もうとする位置)に設けられた上部受刃
11との間へと導かれ、破砕作用を受けることになる。
【0026】このようなことから、結果として、それだ
け効率の高い破砕が行われることになるものである。な
お、上段選別器12は、破砕刃29の回転軌跡に沿った
凹形状に湾曲する篩材35を篩枠36で保持させたもの
である(図6参照)。篩材35は、パンチングメタル
(多孔板)や網材等又は格子組みされた盤状物であっ
て、ステンレス製等とされている。
【0027】従って、上記の被破砕材料Xは、破砕刃2
9と上部受刃11との間で破砕されて所定粗さに達した
ものだけが上段選別器12を介して下方へ落下し、未だ
所定粗さに達しない(粗い)ものは更に繰り返し破砕作
用を受けるようになっている。一方、図3及び図5に示
すように、下部破砕ロータ6は、ロータ本体38とこの
まわりに設けられる破砕刃39と、各破砕刃39ごとに
付設される当金40とを有している。各破砕刃39は、
当金40を貫通してロータ本体38へ螺合されるボルト
41により、固定されている。
【0028】ロータ本体38には、その周方向の対称位
置(即ち、180°おき)で、軸方向全長を通り抜ける
ように、回転軸6aに平行するスクイ溝43が設けられ
ている。そして、これら両スクイ溝43に対して一対
(2枚)の破砕刃39が取り付けられている。各破砕刃
39の取付方向は、その刃先が回転方向の先方へ向けて
突出する向きである。
【0029】このように、下部破砕ロータ6において設
けられる破砕刃39は、回転軸6a方向で一連となる長
いものである。なお、下部破砕ロータ6に対する下部受
刃14の配置は、上部破砕ロータ6と上部受刃11との
配置関係と略同じであり、また下段選別器15は、篩材
45における目開きが上段選別器12の篩材35よりも
細かい点を除けば、篩枠46に保持されている点等、大
略において上段選別器12と略同じ構造である。
【0030】従って、破砕刃39と下部受刃14との間
で被破砕材料Yが破砕される点、及びこの破砕によって
所定粗さに達したものだけが下段選別器15を介して下
方へ落下し、未だ所定粗さに達しないものが更に繰り返
し破砕作用を受ける点等も、上部破砕ロータ5の場合と
略同じである。上部破砕ロータ5と下部破砕ロータ6と
の上下間、即ち、図1及び図2で示した中間筐体20の
内部には、中間室50が形成されていることになる。こ
の中間室50は、上部破砕ロータ5によって破砕された
後の被破砕材料Yが散逸するのを防止するためのもので
あることは言うまでもないが、この中間室50の内部高
さは次のようにして決めるのが好ましい。
【0031】すなわち、本第1実施形態において、上部
破砕ロータ5と下部破砕ロータ6とはそれらの回転方向
を相対逆にしてあるため、上部破砕ロータ5の回転によ
り、その下方部では図3中の矢符Pで示すように、上部
破砕ロータ5の右斜め下部面から下部破砕ロータ6の左
斜め上部面へ向けて、互いの接線を繋ぐような方向に沿
って風圧が生起する。
【0032】そこで、この風圧が拡散や圧損を受けない
まま、スムーズに下部破砕ロータ6における破砕刃39
と下部受刃14との噛み合い部へ到達し、結果として下
部破砕ロータ6に対する材料押込み圧として有効活用で
きるようにして、中間室50の内部高さを決定する。こ
のようにすることで、下部破砕ロータ6での破砕効率が
一層高くなり、また中間室50として無闇に嵩高なもの
とする必要がない(内部高さに比例する材料堆積量だけ
に依存して材料押込み圧を生起させるものではない)た
めに、この破砕処理装置1の全体としての高さ寸法を抑
えることにも繋がるといった利点がある。
【0033】なお、上記した回転駆動部7,8(図1参
照)は、いずれもモータ52と巻き掛け伝動手段53と
を有し、また必要に応じて減速機(図示略)等を組み込
んだものとしてあるが、これらを装置本体4の一方側へ
集めて設置しているため、装置本体4における他方側は
開放スペースになっている。そのため、上記したように
この開放スペースに点検扉26を配置できるものである
が、この位置は中間室50へ直面するところであるた
め、メンテナンス作業には極めて好都合なものである。
【0034】ところで、図6に示すように、装置本体4
から上段選別器12や下段選別器15を横方向へスライ
ドさせて着脱できる構造を採用することができる。この
場合、篩材35,45は、篩枠36,46に対して着脱
可能にしておくと好適である。また、各篩枠36,46
には、装置本体4に形成した着脱口55に嵌まるスペー
サ56や密閉蓋57を取り付けておくのが好適である。
【0035】このような構成の破砕処理装置1では、装
置本体4の材料投入部2から例えば木片等の大きな被破
砕材料Xを投入することにより、上部破砕ロータ5によ
ってチップ屑程度の粗さまで破砕されることになり、こ
のようにして得られた被破砕材料Yは、続けて下部破砕
ロータ6により、オガ屑状又は粉屑状程度の細かさまで
破砕されることになり、このようにして目的とする破砕
材Zが得られることになる。
【0036】結果として、当初の被破砕材料Xを、投入
前体積に比較して極めて小さな体積の破砕材Zにまで、
一気に破砕処理できるものである。図7は、本発明に係
る破砕処理装置1の第2実施形態を示している。この第
2実施形態の破砕処理装置1では、上部破砕ロータ5及
び下部破砕ロータ6が、それぞれ横並びされたダブル方
式となっている。
【0037】そのため、2本の上部破砕ロータ5同士、
及び2本の下部破砕ロータ6同士が、相対逆方向に回転
するものとなっており、それぞれの両外側(図7の左右
両側)に上部受刃11や下部受刃14が配されるものと
なっている。これであれば、破砕処理能力として、第1
実施形態の破砕処理装置1に比して2倍又はそれ以上の
ものが得られることになる。
【0038】また、この第2実施形態では、上部破砕ロ
ータ5の一方(図7の左側)に対し、これと同レベル
で、側方からも被破砕材料の投入を可能にする第2の材
料投入部2Aが設けられている。そのため、この第2の
材料投入部2Aから、棒状又は板状の細長い被破砕材料
を投入して、破砕処理させることも可能になっている。
【0039】その他の構成及び作用効果については、第
1実施形態と略同じであり、ここでの詳説は省略する。
図8は、本発明に係る破砕処理装置1の第3実施形態を
示している。この第3実施形態の破砕処理装置1でも、
上部破砕ロータ5及び下部破砕ロータ6が、それぞれ横
並びされたダブル方式となっている。
【0040】しかし、装置本体4の内部には、上部破砕
ロータ5の隣接間、及び下部破砕ロータ6の隣接間を区
画するように仕切壁60が設けられている。そのため、
実質的には、第1実施形態の破砕処理装置1を2台並設
させたようなものである。従って、その破砕処理能力
は、第1実施形態の破砕処理装置1の丁度、2倍にな
る。
【0041】この第3実施形態では、被破砕材料の処理
数が少ない場合に、仕切壁60の一方側における上部及
び下部の破砕ロータ5,6を停止させたまま、他方側の
上部及び下部の破砕ロータ5,6だけを稼働させるとい
ったこと(即ち、稼働性能の調整)が可能になる利点も
ある。図9は、本発明に係る破砕処理装置1の第4実施
形態を示している。
【0042】この第4実施形態の破砕処理装置1では、
上部破砕ロータ5だけが横並びのダブル方式とされ、下
部破砕ロータ6はシングル方式とされている。このよう
な第4実施形態は、被破砕材料の特性として、上部破砕
ロータ5による破砕効率と下部破砕ロータ6による破砕
効率とに大幅なアンバランスが生じるようなときや、上
部破砕ロータ5やその回転駆動部7を小型化したいとき
等に有益な構成である。
【0043】なお、図示は省略するが、この第4実施形
態とは上下逆のタイプ、即ち、上部破砕ロータ5をシン
グル方式としておき、下部破砕ロータ6だけを横並びの
ダブル方式とするようなことも可能である。
【0044】
【実施例】図1乃至図5に示した第1実施形態におい
て、上部破砕ロータ5のロータ本体28及び下部破砕ロ
ータ6のロータ本体38の軸方向長さを500mmとし
たうえで、上部破砕ロータ5の各破砕刃29における刃
先長(回転軸5aに沿った長さ)を1枚あたり125m
mとし、また下部破砕ロータ6の各破砕刃39における
刃先長(回転軸6aに沿った長さ)を1枚あたり500
mmとした。
【0045】上部破砕ロータ5及び下部破砕ロータ6に
おいて、回転中心から刃先までの距離(回転半径)はい
ずれも140mmとした。また、上部破砕ロータ5と下
部破砕ロータ6との回転中心間の距離を900mmと
し、これによって中間室50の上下方向内法寸法を50
0mm程度に設定した。上部破砕ロータ5の回転駆動部
7には、モータ52として11kW×6Pのものを用
い、上部破砕ロータ5を500rpmで回転させるもの
とし、下部破砕ロータ6の回転駆動部8には、モータ5
2として11kW×4Pのものを用い、下部破砕ロータ
6を1000rpmで回転させるものとした。
【0046】上段選別器12の篩材35には、目開きが
20mmのものを用い、下段選別器15の篩材45に
は、目開きが5mmのものを用いた。この破砕処理装置
1を運転させた結果、所期の作用効果が得られることを
確認した。
【0047】
【他の開示】図10及び図11は、材料をその粗さによ
ってふるい分ける選別装置100の一例を示している。
このような選別装置100は、本発明に係る破砕処理装
置1(図1乃至図9参照)に対して、材料投入部2より
上流側で被破砕材料(図3のX参照)を選別したり、或
いは材料取出部3より下流側で破砕材(図3のZ参照)
を選別したりするのに使用することができる。
【0048】この選別装置100は、一端側を高く他端
側を低くして傾斜設置される装置フレーム101と、こ
の装置フレーム101上で車輪102を介して移動自在
に保持された選別器103と、装置フレーム101の高
位側の端部に設置されたクランク装置104とを有して
いる。クランク装置104は、モータ106から巻き掛
け伝動手段107により、減速機(図示略)を介すか又
は介しないでクランク杆108を回転させ、このクラン
ク杆108によって連接杆109を前後動させるように
したもので、この連接杆109の先端部に連結されたロ
ッドエンド110が、選別機103の側面に上下揺動自
在に接続されている。
【0049】なお、クランク杆108には偏心錘112
が設けられており、フライホイール効果が得られるよう
になっている。選別器103は、傾斜の下側とされる辺
部(図10及び図11の右側)を排出部115として開
放させた状態で、それ以外の三方を囲んだフレーム11
6と、このフレーム116の内側に設けられた篩材11
7とを有したものである。篩材17には、パンチングメ
タル(多孔板)や網材等又は格子組みされた盤状物を用
いればよい。
【0050】なお、車輪102は、選別器103側に取
り付けてもよいし、装置フレーム101側に取り付けて
もよい。車輪102の転動面となる部分には、ガイドレ
ール118を設けておくのが好適である。また、装置フ
レーム101と選別器103との間には、選別器103
がクランク機構104から遠ざかる向きに移動して限界
位置に達したときに、選別器103に対して戻り方向へ
の反動を付与することができ、またその際の衝撃を吸収
できるものとして、ショックアブソーバ120を設けて
おくのが好適である。
【0051】このショックアブソーバ120は、例え
ば、選別器103の移動方向に沿って伸縮可能なコイル
スプリング121と、選別器103の移動に伴ってこの
コイルスプリング121に当接可能となるストッパ部材
122とを有したものとすればよく、このうち一方(図
例ではコイルスプリング121)を装置フレーム101
にブラケット123を介して固定し、同他方(ストッパ
部材122)を選別器103にブラケット124を介し
て固定しておくものである。
【0052】このような構成の選別装置100では、選
別器103が装置フレーム101上の傾斜面に沿って所
定ストロークで往復移動するといった幅広い水平振動を
行うようになる。そのため、供給コンベヤ130によ
り、選別器103における傾斜の上側の端部へ被選別材
料が供給されると、選別器103の篩材117を通り抜
ける材料だけが選別器103からその下方へ効率よく落
下し、例えば装置フレーム101に設けられたシュート
131又はコンベヤ(図示略)等から搬出用コンベヤ1
32を介して所定箇所へ搬出されるようになる。
【0053】また、選別器103の篩材117上に取り
残された材料は、選別器103の排出部115から、例
えば搬出用コンベヤ133を介して所定箇所へ搬出され
るようになる。この選別装置100では、バイブレータ
を採用した微振動方式やフライホイールを採用した小振
動方式、或いは水平旋回式クランク機構を採用した平面
揺動方式等の既存選別装置に比べ、高効率の選別処理が
可能になる利点がある。
【0054】しかも、この選別装置100では、バーク
(木の皮)のように水分を含んだ材料や粘りけを有した
材料、或いは質量の軽い材料等の選別にも適していると
いう利点がある。ところで、本発明は、上記した各実施
形態に限定されるものではない。例えば、上部破砕ロー
タ5において、回転軸5aに沿った破砕刃28の取付数
破砕領域の区画数)、刃先長、刃形状や、周方向の取付
数、位相角等は適宜変更可能である。また、これらのこ
とは下部破砕ロータ6についても同じことが言える。
【0055】上部破砕ロータ5及び下部破砕ロータ6の
他に、更にその上方又は下方に別の破砕ロータを設ける
(即ち、上下三段階以上の破砕にする)ことも可能であ
る。上部破砕ロータ5と下部破砕ロータ6とにおいて、
各回転軸5a,6aの保持方向、回転方向、回転速度関
係等は、上記各実施形態に限定されるものではない。
【0056】被破砕材料における材質、大きさ、形状等
は何ら限定されるものではない。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る破砕処理装置では、上部破砕ロータと下部破砕ロ
ータとを有しているので、上部破砕ロータによる第一段
階の破砕と下部破砕ロータによる第二段階の破砕とを連
続して行え、大きな被破砕材料を一気に粉状等の細かい
状態にまで破砕できるものである。従って、その稼働効
率を高効率にすることもできる。
【0058】また、装置全体の設置面積も、従来の粉砕
機を1台設置するのと同程度の広さで十分となる。上部
破砕ロータでは、刃先長の短い複数のものを互いに周方
向へ位相角を保持させつつ設けた構造とすることで、そ
の回転中において被破砕材料との接触機会を高め、それ
だけ効率のよい破砕ができるようになる。
【0059】上部及び下部の破砕ロータ間に設ける中間
室を、所定条件を満たす内部高さに設定することで、上
部破砕ロータより下方で生じる風圧を、直接、下部破砕
ロータで被破砕材料を破砕するときの材料押込み圧とし
て有効活用でき、一層好適な破砕ができる。これによ
り、装置全体の高さを低く抑える効果をも得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る破砕処理装置の第1実施形態を示
す正面図である。
【図2】図1のA−A線矢視図(側面図)である。
【図3】図1(正面図)に対応させて示した動作説明用
の内部構造図である。
【図4】上部破砕ロータを一部破砕して示す斜視図であ
る。
【図5】下部破砕ロータを示す斜視図である。
【図6】上段選別器(及び下段選別器)を着脱可能にす
る場合の構造例を示した分解斜視図である。
【図7】本発明に係る破砕処理装置の第2実施形態を概
略的に示した内部構造図である。
【図8】本発明に係る破砕処理装置の第3実施形態を示
す模式図である。
【図9】本発明に係る破砕処理装置の第4実施形態を示
す模式図である。
【図10】破砕処理装置と併用可能な選別装置の一例を
示した側面図である。
【図11】図10に対応する平面図である。
【符号の説明】
1 破砕処理装置 2 材料投入部 2A 第2の材料投入部 3 材料取出部 4 装置本体 5 上部破砕ロータ 5a 上部破砕ロータの回転軸 6 下部破砕ロータ 6a 下部破砕ロータの回転軸 11 受刃(上部破砕ロータ用の上部受刃) 14 受刃(下部破砕ロータ用の下部受刃) 29 破砕刃(上部破砕ロータ用) 39 破砕刃(下部破砕ロータ用) 50 中間室

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に材料投入部(2)(2A)が設け
    られ下部に材料取出部(3)が設けられた装置本体
    (4)と、該装置本体(4)内に対し、材料投入部
    (2)(2A)と同レベルか又はそれより低レベル位置
    に設けられた横軸まわりで回転可能な上部破砕ロータ
    (5)と、該上部破砕ロータ(5)より下方位置に設け
    られた横軸まわりで回転可能な下部破砕ロータ(6)
    と、上部及び下部の各破砕ロータ(5,6)に対応して
    設けられた受刃(11,14)とを有していることを特
    徴とする破砕処理装置。
  2. 【請求項2】 下部破砕ロータ(6)では、回転軸(6
    a)方向で一連となる刃先長を有した破砕刃(39)が
    設けられており、上部破砕ロータ(5)では、回転軸
    (5a)方向で複数に分割された短い破砕刃(29)が
    各隣接間で周方向へ位相角を保持しつつ設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の破砕処理装置。
  3. 【請求項3】 上部破砕ロータ(5)と下部破砕ロータ
    (6)との上下間に、上部破砕ロータ(5)の回転で生
    起する風圧を下部破砕ロータ(6)への材料押込み圧と
    して活用可能な内部高さを有する中間室(50)が設け
    られていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の破砕処理装置。
  4. 【請求項4】 上部破砕ロータ(5)と下部破砕ロータ
    (6)とが互いに回転軸(5a,6a)を同方向へ向け
    て且つ上下平行に設けられ、回転方向が相対逆になされ
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    かに記載の破砕処理装置。
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