JP2003047883A - 破砕装置 - Google Patents
破砕装置Info
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- JP2003047883A JP2003047883A JP2001237046A JP2001237046A JP2003047883A JP 2003047883 A JP2003047883 A JP 2003047883A JP 2001237046 A JP2001237046 A JP 2001237046A JP 2001237046 A JP2001237046 A JP 2001237046A JP 2003047883 A JP2003047883 A JP 2003047883A
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Abstract
える破砕装置の提供。 【解決手段】 クラッシャ30では、固定ケース側側面
部72に点検扉720,721を設けた。このため、開
口部720A,721Aを通してクラッシャ30内を点
検したり、隙間の確認や調整を実施できる。特に、点検
扉721を開けることにより、開口部721Aからは、
排出口31Bでの異物の詰まり具合を点検できるため、
クラッシャ30の下側に潜り込んで点検する必要がな
く、点検作業を迅速に実施できる。また、この点検扉7
20,721を開けると、、エンジンや油圧ポンプを駆
動したまま、クラッシャ30用の油圧モータ35が駆動
されないように制御し、点検作業に必要な他の油圧機器
を作動できるようにした。
Description
被破砕物が投入されるとともに、内部で被破砕物の破砕
作業が行われるケースを備えた破砕装置に関する。
る大きなコンクリート塊、アスファルト塊、あるいは安
山岩等の自然石を破砕する破砕装置が知られている。こ
のような破砕装置としては、破砕部分の構造の違いによ
り、ジョークラッシャ、インパクトクラッシャ、シェア
クラッシャ、コーンクラッシャ、ロールクラッシャ等に
大別されるが、いずれの破砕装置でも、前述のような被
破砕物が投入されるケースを備え、このケース内で破砕
作業が行われる。
れる定置式の他、例えば、一対のクローラ式の走行部を
備えた基台部(車体)に搭載され、自走式の移動式破砕
機として用いられる場合もある。移動式破砕機に搭載さ
れた破砕装置では、破砕された破砕物は、ケースの底面
側に設けられた排出口から排出されて、基台部下側の走
行部間に配置された排出ベルトコンベアに落ち、この排
出ベルトコンベアで基台部から離れた位置に移送され
る。
投入される被破砕物の種類によっては、破砕物がケース
の排出口近くで詰まり易いものがある。例えば、建物の
解体現場から出るコンクリート塊のように、塊中に鉄筋
が埋設されていることが多いと、この鉄筋がケースの排
出口側で引っかかる等し、破砕物の排出を阻害する。こ
のような事態に陥いると、破砕装置が前述した移動式破
砕機として用いられている場合では、作業者が基台部の
下側に潜り込み、破砕装置の排出口を点検し、引っかか
っている鉄筋を除去する。
行部に挟まれて極めて狭いうえ、排出ベルトコンベアに
よって排出口が容易に視認できないなど、異物の除去を
含む排出口の点検作業に手間がかかるという問題があ
る。
度の破砕物を得るために、その構造が一層複雑化すると
ともに、内部の点検箇所等が多くなる傾向にあり、多く
の箇所の点検作業をも簡単に行うことが望まれている。
その一部を部分的に作動させて点検作業を効率的に行い
たいという要望もある。しかし、移動式破砕機の破砕装
置は通常、エンジンで駆動される油圧ポンプからの油圧
で作動するが、前述の点検作業時には、点検中に破砕装
置が作動しないように、移動式破砕機のエンジンを停止
し、加えて、油圧をコントロールするバルブ類を操作し
て、破砕装置に供給される油圧を遮断している。このた
め、破砕装置全体が作動しなくなり、点検時の作業効率
を要望通りに向上させることができないという問題があ
る。
された破砕装置のみならず、定置式の破砕装置であって
も、点検作業時などに同様に生じる可能性がある。
各種作業を迅速に行える破砕装置を提供することにあ
る。
項1の破砕装置は、内部で破砕作業が行われるケースを
備え、このケースの側面には、破砕物が排出される排出
口側を視認可能な扉が設けられていることを特徴とす
る。このような破砕装置では、ケースの側面に設けられ
た扉を開けることにより、破砕装置の下側に潜り込まな
くとも排出口側の点検が可能であり、点検作業が迅速に
行えるようになる。
破砕装置において、前記扉で覆われる開口部は、人が出
入り可能な大きさであることを特徴とする。このような
破砕装置では、ケース内に異物等が引っかかった場合で
も、作業者が開口部からケース内に進入することによ
り、異物が容易に除去されるようになる。
行われるケースを備え、このケースの側面には、内部視
認用の複数の扉が設けられていることを特徴とする。こ
のような破砕装置によれば、ケースの側面に複数の扉を
設けるので、ケース内の構造が複雑化して点検箇所が多
くなっても、その点検箇所に応じた扉から容易に点検可
能であり、やはり点検時の作業効率が向上する。
る駆動部と、内部で破砕作業が行われるケースと、この
ケースの側面に設けられた内部視認用の扉と、この扉の
開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、この開閉状態
検出手段からの出力に基づいて前記駆動部を制御する制
御手段とを備えていることを特徴とする。このような破
砕装置では、点検作業を実施するにあたって扉を開けた
場合、制御手段は、開閉状態検出手段からの出力に基づ
き、破砕装置の駆動部のみを停止状態に維持させる。こ
のことにより、例えば、エンジンが駆動していても、破
砕装置を破砕作業時のように動作させることなく、破砕
装置の一部分、すなわち、専ら点検作業(含調整作業)
に用いられる部分のみを、エンジンで駆動される油圧ポ
ンプからの油圧等で動作させることができ、点検作業が
効率よく迅速に行われるようになる。なお、点検作業に
用いられる部分を油圧ではなく、電気モータ等を用いて
動作させてもよい。
る駆動部と、内部で破砕作業が行われる分割式のケース
と、前記ケースの姿勢を検出する姿勢検出手段と、この
姿勢検出手段からの出力に基づいて前記駆動部を制御す
る制御手段とを備えていることを特徴とする。このよう
な破砕装置でも、例えば、ケースを分割して開けてケー
ス内の点検作業を行う場合、制御手段は、姿勢検出手段
からの出力に基づき、破砕装置の駆動部を停止させて破
砕作業時のような動作が生じないようにする。従って、
点検作業に用いられる部分のみを油圧等で作動させるこ
とで、点検作業が効率よく迅速に行われるようになる。
さらに、姿勢検出手段を、ケースが沈み込んだ輸送姿勢
を検出可能に設けてもよく、このような場合には、沈み
込んだケースによって構造的に破砕作業ができない状態
にあるときでも、誤って破砕装置が作動する心配がな
く、ケース内での部材の損傷等が確実に防止される。
に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る移動式
破砕機1の全体を示す側面図、図2は、移動式破砕機1
を被破砕物の投入側から見た図、図3は、移動式破砕機
1の平面図である。
図3において、移動式破砕機1は、基台部2上に作業機
3および動力部4を載置した構成である。基台部2は、
作業現場内を自走するための一対のクローラ式の走行部
10と、この走行部10が取り付けられ、かつ前記作業
機3および動力部4が載置されたフレーム20とを備え
ている。作業機3は、基台部2の略中央に搭載された破
砕装置としてのインパクトクラッシャ(以下、クラッシ
ャと称す)30と、クラッシャ30に被破砕物を供給す
る被破砕物供給部40と、破砕された破砕物を排出する
排出ベルトコンベア50とを備えている。動力部4は、
走行部10、クラッシャ30、および排出ベルトコンベ
ア50等の動力源であり、エンジン5(図13)や、こ
のエンジンで駆動される油圧ポンプ6(図13)等を備
えている。動力部4の上部側には、移動式破砕機1の走
行操作および旋回操作を行う走行レバー4Aや、走行用
のインジケータ類が配置された上部コントロールボック
ス(不図示)が設けられている。また、動力部4のクラ
ッシャ30側は、当該動力部4の上面で形成された第1
作業用フロア28になっており、この第1作業用フロア
28上で走行レバー4A等の操作や、クラッシャ30の
メンテナンス作業、点検作業など、各種の作業が行われ
る。
の排出ベルトコンベア50側を前方(図1中の右側)と
し、被破砕物供給部40側を後方(図1中の左側)と
し、この前後方向に直交する向き(図2中の左右方向)
を横方向として、各部位の説明を行う。
するクローラフレーム22に設けられ、クローラフレー
ム22の前方側に油圧モータ11を備えている。油圧モ
ータ11のスプロケット11Aと他端側のアイドラー1
2とには、当該油圧モータ11で駆動される無限軌道の
クローラベルト13が巻回されている。そして、油圧モ
ータ11は、動力部4の油圧ポンプ6からの油圧で駆動
される。
ーム22の他、これらのクローラフレーム22が取り付
けられるメインフレーム21を備えている。メインフレ
ーム21上の一部には平坦な破砕装置用載置部211
(図4)が設けられ、この破砕装置用載置部211にク
ラッシャ30が載置されている。メインフレーム21上
にはさらに、被破砕物供給部40を載置するためのホッ
パフレーム23と、動力部4を載置するためのエンジン
フレーム24とが固定されている。
ように、被破砕物の投入口31Aを有したケース31を
備え、ケース31内には、ロータ本体321および打撃
板322を有したロータ32と、打撃板322先端の回
転軌跡Aから隙間を空けて位置した反発板33とが配置
されている。このようなクラッシャ30では、投入口3
1Aから投入された被破砕物は、回転する打撃板322
で打撃されたり、打撃時に飛ばされて反発板33に衝突
することで破砕され、ケース31の底面側の排出口31
Bから排出ベルトコンベア50上に落ちて排出される。
まれるホッパ41と、ホッパ41の下方に若干の隙間を
持って配置されたグリズリ(篩い)フィーダ42とを備
えている。ホッパ41は、四方の支持部411を介して
フレーム20のホッパフレーム23上に支持され、上方
に向けて大きく拡開している。フィーダ42は、動力部
4からの油圧で駆動される振動装置421を有した振動
式であって、複数のコイルバネ422を介してホッパフ
レーム23上に支持され、ホッパ41と接触しないよう
前述の隙間内で振動し、被破砕物をクラッシャ30側に
送る。この際、ホッパ41およびフィーダ42の端部
は、図4中に二点鎖線で示すように、クラッシャ30の
投入口31Aに呑み込まれており、被破砕物がクラッシ
ャ30内に確実に投入される。また、フィーダ42は、
被破砕物をクラッシャ30に供給する機能の他、破砕不
要な小さな塊を櫛状のグリズリ部423(図3)で選別
し、下方に篩い落とす機能を有している。篩い落とされ
小さな塊は、図1ないし図3に示す別のベルトコンベア
43上に落ちて排出されるか、図示しないダンパーを切
り換えることで、排出ベルトコンベア50上に落ち、破
砕物と一緒に排出される。
の基端側(図1中の左側)がフレーム20の下側に位置
し、クラッシャ30の排出口31Bから排出された破砕
物や、必要に応じて排出されるグリズリ部423からの
小さな塊を先端側(図1中の右側)に移送する。また、
排出ベルトコンベア50は、3段折り曲げ構造であり、
先端側での排出高さが十分に確保され、2次ベルトコン
ベアなしでも作業が確実に行える。この排出ベルトコン
ベア50も、動力部4からの油圧で駆動される。排出ベ
ルトコンベア50の中程には、フレーム20に支持され
るようにして磁選機51が配置され、コンクリート塊の
破砕時に出る鉄筋等の金属材を永久磁石で磁着し、付属
のベルトコンベアで排出する。
し図7を参照し、クラッシャ30について詳説する。ク
ラッシャ30のケース31は、フレーム20(図1)に
固定される固定ケース70と、固定ケース70の上部側
に取り付けられた可動ケース80とを有する分割式であ
り、固定ケース70内にロータ32が配置され、図7に
示すように、可動ケース80に反発板33が取り付けら
れている。
かつ底側に前述の排出口31Bを有した箱状であり、横
方向両側が固定ケース側側面部72となっている。プー
リ34側の固定ケース側側面部72には、クラッシャ3
0の内部視認用の扉である二つの点検扉720,721
が設けられている。また、他方の固定ケース側側面部7
2にも、同様な内部視認用の扉である点検扉722,7
23が設けられている。これらの点検扉720〜723
を開けることで、ケース31を分割することなしに、そ
れぞれに対応した開口部720A,721A,722
A,723Aを通して、ケース31内の点検やメンテナ
ンスを行うことが可能である。
1,12に点検扉721を代表して示すように、金属製
で四角形の扉本体726を上下一対のヒンジ727を介
して固定ケース側側面部72に回動自在に取り付けた構
成とされ、ヒンジ727の反対側には把持部728が突
設されている。この把持部728には、固定ケース側側
面部72のアイボルト729が係脱自在とされ、これら
の係合を外すことで点検扉721が開けられる。また、
扉本体726には、四周に連続したシール材726Aが
取り付けられており、閉じた際のシール性を向上させて
いる。さらに、扉本体726の内面側には、図12に示
すように、高硬度を有する金属製のライナ311が外側
からのボルト311Aで張設されており、衝突する被破
砕物あるいは破砕物から扉本体726を保護している。
なお、このようなライナ311は、固定ケース70およ
び可動ケース80の内面の必要箇所にも同様に張設され
ている。また、点検扉721は、その開閉状態が検出セ
ンサ735で検出されるようになっているが、これにつ
いては後述する。
の上側開口を覆うように設けられた蓋状であり、可動ケ
ース80自身の後方側の端縁で投入口31Aの一部を形
成している。可動ケース80の横方向の両側は、可動ケ
ース側側面部82となっている。各可動ケース側側面部
82は、固定ケース70の固定ケース側側面部72より
も外側に位置し、可動ケース側側面部82の下縁821
部分が、固定ケース側側面部72の上縁724部分を呑
み込んで設けられている。つまり、本実施形態のケース
31では、上縁724部分および下縁821部分が横方
向に重なっており、この重なり部分に沿って、固定ケー
ス70および可動ケース80の分割ラインS−Sが設け
られている。
とは、投入口31Aとは反対側の上部に設けられた回動
機構39によって連結されており、この回動機構39の
回動軸を中心として、可動ケース80が固定ケース70
に対して上方に回動して開いたり、下縁821が当接部
725に当接するまで下方に深く沈み込む。つまり、図
4、図5に実線で示す状態は、可動ケース80の作業姿
勢であり、この姿勢のときに破砕作業が行われる。
が開いた状態は、可動ケース80メンテナンス姿勢であ
り、開くことで露出する反発板33(331,332,
333)の反転作業や交換作業などが行われる。そし
て、図9に示すように、可動ケース80が沈み込んだ状
態は、可動ケース80の輸送姿勢であり、沈み込むこと
でケース31全体の高さが低くなり、移動式破砕機1を
トレーラ輸送する際の高さ制限に対応させている。
とは、回動機構39より少し投入口31A側において、
油圧シリンダ394で連結されている。この油圧シリン
ダ394は、可動ケース80の回動時に作動し、大重量
となる可動ケース80の回動動作をアシストする。この
ような油圧シリンダ394は、上側がシリンダで、下側
がロッドとなるように配置され、シリンダのロッド側の
端部に砂塵等が堆積するのを防止し、パッキン等の耐久
性の向上が図られている。この油圧シリンダ394も、
油圧ポンプ6からの油圧で駆動される。
両端側がケース31外部の図示しない軸受に支持され、
一端側にプーリ34を備えている。また、ケース31の
外部には、二点鎖線で示した駆動部としての油圧モータ
35が配置され、この油圧モータ35のプーリ36およ
び前記プーリ34にはVベルト37が巻回されている。
つまり、ロータ32は、Vベルト37を介して油圧モー
タ35で回転駆動される。そして、この油圧モータ35
は、図13に示すように、コントロールバルブ8を介し
て油圧ポンプ6からの油圧で駆動される。
ータ本体321の軸線方向)に沿ってケース31の横幅
よりもやや狭い範囲にわたって連続して設けられ、ロー
タ本体321の周方向に等間隔で複数枚(本実施形態で
は4枚)突設されている。また、打撃板322は着脱自
在であり、その摩耗状態に応じて反転させて用いられた
り、新たな打撃板と交換される。
発板33は、投入口31A(図4)側からロータ32の
回転方向に沿って順に第1反発板331、第2反発板3
32、および第3反発板333とされている。
当初の大きな被破砕物を確実に受け止めることが可能で
ある。第1反発板331の裏面側には、一対の係止用突
部331Aが設けられており、この係止用突部331A
は、第1アーム334の下部側の係止部334A間に係
止されるとともに、一方の係止部334Aに設けられた
ネジ式の固定具334Bと、横方向の端部側に設けられ
た止め具334Cで保持されている。このような第1反
発板331は、横方向に複数枚密着して並設されてお
り、固定具334Bおよび止め具334Cを解除するこ
とで、それぞれが横方向に挿抜可能とされ、その摩耗状
態に応じて反転させて用いられたり、新たな反発板と交
換される。
状とされ、裏面側の係止用突部332A,333Aを介
して、第2アーム335の下部側に設けられた係止部3
35A間にそれぞれ、固定具335Bおよび止め具33
5Cで保持される。これらの第2、第3反発板332,
333もやはり、第2アーム335に対して挿抜可能と
され、摩耗状態に応じて交換される。ただし、さほど大
きくない第2、第3反発板332,333は、破砕作業
による摩耗が全体的に均一に生じるため、反転して用い
られることはないが、第1反発板331と同様に、反転
可能に構成されていてもよい。
れ、横方向に間隔を空けて一対並設され、それぞれ連結
プレート334D,335Dおよび連結バー334E、
335Eで一体に連結されている。また、各第2アーム
335は、一対の第1アーム334の内側に配置されて
いる。第1、第2アーム334,335の上部側は、ケ
ース31内上方に回動軸38で共に軸支されている。こ
れに対して、第1、第2アーム334,335の下部側
は、連結バー334E、335Eに取り付けられた伸縮
自在な第1、第2隙間調整装置60(61,62)によ
って吊着されている。
62は、上端側の駆動部63の油圧モータ64を駆動す
ることで伸縮する構造であり、例えば、ナット状部材お
よびボルト状部材を有したネジ式等が採用される。第
1、第2隙間調整装置61,62を伸縮させることによ
り、第1、第2アーム334,335が回動軸38を中
心に回動し、打撃板322先端の回転軌跡Aおよび第1
〜第3反発板331〜333間の各隙間C1,C2,C
3の大きさを調整することが可能である。この油圧モー
タ64も、油圧ポンプ6からの油圧で駆動される。
第3反発板332,333のうち、第3反発板333で
の隙間C3を調整する。これは、隙間C3を調整するこ
とが、破砕物の最終的な粒度を決定するうえで重要だか
らである。このため、同じ第2アーム335に設けられ
た第2反発板332での隙間C2の調整は、第2、第3
反発板332,333の互いの位置関係から、隙間C3
を調整することで自ずと完了する。
整装置61の伸び方向への回動量を規制するために、屈
曲式の規制リンク336が設けられている。この規制リ
ンク336によれば、第1隙間調整装置61の過大な伸
びが防止され、第1アーム334の回動量が規制され
る。一方、第2アーム335では、第1アーム334と
の当接により、その回動量が規制される。さらに、第1
アーム334において、第1反発板331の上方には、
やはり挿抜自在とされたライナ337が取り付けられ、
被破砕物等から第1アーム334を保護している。
ス70の一方の固定ケース側側面部72には、図1ない
し図3に示すように、プーリカバー75の上側であっ
て、第1作業用フロア28と同じ高さレベルに、第2作
業用フロア29が設けられている。また、図2、図3、
および図5中に二点鎖線で示すように、クラッシャ30
の一方の側方(プーリ36とは反対側)には、クローラ
ベルト13上から第1作業用フロア28に上がるための
階段状のステップ92が設けられている。
シャ30の前後方向に沿った足場板状の部材で構成さ
れ、固定ケース側側面部72にボルト止め等されて固定
されている。第2作業用フロア29の前端側は第1作業
用フロア28に近接しており、平面略四角形とされたク
ラッシャ30の二辺に沿って容易に行き来することが可
能である。また、第2作業用フロア29の後端側は、ホ
ッパ41およびフィーダ42の前端に近接しており、こ
れらを跨ぐことでホッパ41内に入り込み、フィーダ4
2上に容易に移動することが可能である。フィーダ42
上では、グリズリ部423に詰まった小さな塊を除去す
る作業等が行われる。さらに、この第2作業用フロア2
9からは、可動ケース80がメンテナンス姿勢にあると
き、固定ケース70を跨いで容易にクラッシャ30内に
入り込むことができ、クラッシャ30内での打撃板32
2や反発板33の点検・調整・交換等の種々の作業が迅
速に行われるようになっている。
検扉720に対応した位置に、上下に貫通した切欠部2
91(図1)が設けられ、開口部720Aからの内部視
認は、この切欠部291を通して行われる。
プ92は、クローラベルト13の上方のツールボックス
922から延出した足掛け部921と、当該ツールボッ
クス922の上面と、ツールボックス922前方のコン
トロールボックス923の上面と、コントロールボック
ス923上方のバッテリボックス924の上面とで階段
状に形成され、バッテリボックス924の一段上が第1
作業用フロア28になっている。
ボックス922、コントロールボックス923、および
バッテリボックス924は、金属製の板状部材で一体に
設けられており、メインフレーム21に適宜なブラケッ
ト等を介して固定されている。また、これらのボックス
922〜924は、クラッシャ30から横方向に所定間
隔離れて配置されており、この間隔内に軸受および油圧
シリンダ394が収容されるとともに、この隙間内で点
検扉723が開閉される。
ず、地上からクローラベルト13上に上った後、足掛け
部921に足を掛けながらツールボックス922に上
る。次いで、順にコントロールボックス923上および
バッテリボックス924上を上って第1作業用フロア2
8まで移動する。第1作業用フロア28から地上に降り
る場合には、バッテリボックス924、コントロールボ
ックス923、ツールボックス922、足掛け部92
1、およびクローラベルト13を順に利用して降りれば
よい。さらに、ステップ92では、例えば、ツールボッ
クス922上を利用することで、開放した点検扉72
2,723からクラッシャ30内を点検可能である。従
って、このステップ92は、点検作業用のフロアも兼ね
ることになる。
明〕本実施形態のクラッシャ30では、点検やメンテナ
ンス等の作業を行う場合、エンジン5を停止させずに、
クラッシャ30駆動用の油圧モータ35のみを停止させ
るように構成されている。以下には、可動ケース80を
メンテナンス姿勢にした場合や、点検扉720〜723
を開けることで行われる作業について説明し、さらに、
その際の油圧モータ35の制御について説明する。
(図8参照)にすることで行われる作業について説明す
る。メンテナンス姿勢にある場合、固定ケース70を跨
いで固定ケース70内に入り込み、種々の作業が行われ
る。具体的には、打撃板322および反発板33(33
1,332,333)間の隙間C1〜C3の点検・調
整、これらの隙間C1〜C3に詰まった塊の除去、およ
び打撃板322、反発板33、ライナ337(含むケー
ス31内面のライナ)等の消耗品の点検・メンテナンス
・交換、さらには、ケース31内の洗浄等の作業が行わ
れる。
で行われる作業について説明する。点検扉720,72
2は、打撃板322および第1反発板331間の隙間C
1を左右両側から調整したり、点検する際に開けられ
る。点検扉720,722を開けると、開口部720
A、722Aを通して、打撃板322と第1反発板33
1の下端側とを視認でき、隙間C1が第1隙間方正装置
61を駆動して調整等される。また、これらの作業は、
前述したように、第2作業用フロア29の切欠部291
を通して行われたり、ステップ92の途中位置から行わ
れる。
よび第2、3反発板332,333間の隙間C2,C3
を左右両側から調整したり、点検する際に開けられる。
点検扉721,723を開けると、固定ケース側側面部
72に設けられた開口部721A、723Aを通して、
打撃板322と第2,第3反発板332,333の下端
側とを視認でき、隙間C1,C2が第1隙間調整装置6
2を駆動して調整等される。これらの作業は、開口部7
21A側では、クローラベルト13上に立つことで行わ
れ、開口部723A側では、ステップ92上から行われ
る。
により、開口部721Aからは、排出口31Bをのぞき
込むことができ、排出口31Bでの異物の詰まり具合を
点検可能である。また、開口部721Aは、他の開口部
720A,722A,723Aよりも大きな開口面積を
有し、作業者によるクラッシャ30内の出入りが行える
ようになっている。この開口部721Aからは、クラッ
シャ30の排出口31Bを視認することが可能であると
ともに、開口部721Aから作業者が入り込むことで、
排出口31B周りに詰まった鉄筋等の異物除去が行われ
る。
0および点検扉720〜723が開けられるが、本実施
形態のクラッシャ30では、それらが開けられた状態か
否かを検出する検出手段が設けられている。以下には、
この検出手段について説明する。
ース80の動作をアシストする油圧シリンダ394に
は、そのシリンダ側に検出片395が設けられ、固定ケ
ース側側面部72には、検出片395を検出可能な位置
に姿勢検出手段としての非接触型の検出センサ396が
設けられている。この検出センサ396は、検出片39
5が対峙位置にある間、つまり、可動ケース80が作業
姿勢にある間は、図13に示す制御手段としてのコント
ローラ7に検出信号を出力する。そして、図8、図10
(B)に示すように、油圧シリンダ394のシリンダ側
が上方に移動し、可動ケース80が上方に開けられてメ
ンテナンス姿勢にされると、検出片395も上方に移動
して検出センサ396の検出可能領域から外れ、検出セ
ンサ396は、検出信号の出力を止める。
作業姿勢およびメンテナンス姿勢の他、輸送姿勢にも付
勢されるため、検出センサ396は、この輸送姿勢時に
も検出信号の出力を停止するようになっている。すなわ
ち、図9、図10(C)に示すように、油圧シリンダ3
94のシリンダ側が下方に移動し、可動ケース80が下
方に沈み込んで輸送姿勢にされると、検出片395も下
方に移動して検出センサ396の検出可能領域から外
れ、検出センサ396は、検出信号の出力を止める。
片730〜733が設けられ、固定ケース側側面部72
には、検出片730〜733を検出可能な位置に開閉状
態検出手段としての非接触型の検出センサ734〜73
7が設けられている。この検出センサ734〜737
は、検出片395が対峙位置にある間、つまり、点検扉
720〜723が閉じている間は、コントローラ7(図
13)に検出信号を出力し、点検扉720〜723が開
けられて検出片730〜733が検出領域から外れる
と、検出信号の出力を止める。
7は、検出片395,730〜733が外れた際に信号
を出力し、検出した際に出力を停止する構成でもよい。
また、本発明に係る姿勢検出手段および開閉状態検出と
しては、非接触式のセンサの他、接触することでオン・
オフするリミットスイッチ、あるいは回動機構39やヒ
ンジ727の回転具合を検出する回転センサ等であって
もよく、その実施にあたって任意に決められてよい。さ
らに、本実施形態では、検出センサ396を一方の油圧
シリンダ394に対して設けたが、両方の油圧シリンダ
394に対して設けてもよい。
センサ396,734〜737からの検出信号に基づい
て、クラッシャ30の油圧モータ35を制御する機能を
有し、CPU、メモリー、およびメモリー内のプログラ
ム(ソフトウェア)等を含んで構成されている。このコ
ントローラ7は、ステップ92としても利用されている
コントロールボックス923内に収容されている。
油圧ポンプ6からの油圧で作動するが、この油圧は4ポ
ート3位置切換型の電磁式コントロールバルブ8を介し
て供給される。コントロールバルブ8では、第1オフセ
ット位置8A側にして油圧回路を連通されると、油圧ポ
ンプ6からの油圧によって油圧モータ35が正転し、ロ
ータ32(図7)が被破砕物を破砕する方向に回転す
る。第2オフセット位置8B側にすると、油圧モータ3
5が逆転する。これにより、例えば、隙間C1〜C3に
異物が詰まった場合など、ロータ32を逆側に回転させ
て取り除くことも可能である。中立位置8Cにすると、
油圧モータ35側が閉回路になって油圧が遮断されると
ともに、中立位置8C内に設けられた絞り8Dによって
油圧モータ35に制動力(ブレーキ力)が働き、ロータ
32が停止する。ただし、中立位置8Cにあるときで
も、作動油が絞り8Dを通して多少流れるため、ロータ
32を作業者が手動で回転させることが可能である。ま
た、油圧回路中には、リリーフバルブ9A、9Bが設け
られ、油圧モータ35の正転あるいは逆転中に、大きな
被破砕物が詰まる等して過負荷がかかった場合など、油
圧を逃がして油圧モータ35、油圧ポンプ6、コントロ
ールバルブ8等が破損するのを防止している
コントローラ7は、可動ケース80が作業姿勢にあり、
かつ全点検扉720〜723が閉まっているときには、
各検出センサ396,734〜737からの検出信号に
基づき、コントロールバルブ8に制御信号を出力し、コ
ントロールバルブ8を第1オフセット位置8Aあるいは
第2オフセット位置8Bにし、油圧モータ35を正転ま
たは逆転するように制御する。これに対し、クラッシャ
30の点検・調整・メンテナンス等を行う場合など、可
動ケース80がメンテナンス姿勢とされたり、点検扉7
20〜723のうちの一つでも開けられると、いずれか
の検出信号がコントローラ7に入力されないため、コン
トローラ7はコントロールバルブ8を中立位置8Cに
し、油圧モータ35を停止させ、ロータ32を駆動でき
ないように維持する。そして、この状態のときに、各種
の作業を実施する。なお、このような状態でも、従来と
は異なってエンジン5は駆動されている。
によれば、以下のような効果がある。 (1)クラッシャ30では、固定ケース側側面部72に点
検扉720〜723が設けられているので、これらで塞
がれた開口部720A〜723Aを通してクラッシャ3
0内を点検したり、隙間C1〜C3の確認や調整を実施
できる。特に、点検扉721を開けることにより、開口
部721Aからは、排出口31Bでの異物の詰まり具合
を点検できるため、クラッシャ30の下側に潜り込んで
点検する必要がなく、点検作業を迅速に実施できる。
クラッシャ30内に出入り可能な大きさであるから、排
出口31B部分に詰まった異物や、ケース31内のその
他の部分に詰まった異物を、可動ケース80を開けずに
ケース31内に入り込んで除去でき、ケース31を開け
る手間を省いて作業を容易にできる。
扉720〜723が設けられているので、隙間C1〜C
3をクラッシャ30の両側から正確に点検できるうえ、
点検等したい箇所に応じた点検扉720〜723を開け
ることができ、ケース31内の構造が複雑化して点検箇
所が多くなっても、点検作業を効率よく実施できる。
ンテナンス姿勢にして、ケース31内で作業を行った
り、点検扉720〜723を開けて作業を行う場合に
は、この可動ケース80がメンテナンス姿勢にあること
や、点検扉720〜723が開いていることを、検出セ
ンサ396,734〜737からの出力によってコント
ローラ7が確実に認識するため、このコントローラ7で
コントロールバルブ8を切り換えることにより、クラッ
シャ30の油圧モータ35のみを停止状態に制御して作
業可能な状態にでき、エンジン5および油圧ポンプ6を
そのまま駆動させておくことができる。
調整時に駆動させる必要のある第1、第2隙間調整装置
61,62の油圧モータ64は、エンジン5及び油圧ポ
ンプ6が作動していることで、クラッシャ30用の油圧
モータ35の停止に関係なく動作可能であり、隙間調整
作業を確実に行える。また、可動ケース80の動作をア
シストする油圧シリンダ394も確実に作動させること
ができ、可動ケース80を開閉する度にエンジン5をか
け直したりする必要がなく、作業を一層容易にできる。
あると、可動ケース80の沈み込みに合わせて各反発板
33が打撃板322先端の回転軌跡Aと干渉する位置ま
で下がり、この状態でロータ32が回転すると、打撃板
322が反発板33に直に衝突し、それぞれが破損する
ことになる。しかし、本実施形態では、コントローラ7
が可動ケースの姿勢も認識できるから、輸送姿勢中に
も、クラッシャ30用の油圧モータ35を停止状態に維
持でき、ロータ32が誤って回転するの防止して反発板
33や打撃板322の損傷を防ぐことができる。
置8C内には絞り8Dが設けられ、油圧モータ35側の
油圧回路中を作動油が僅かに流れるので、油圧モータ3
5が完全にロックされる訳ではなく、ロータ32を手動
で回すことができる。従って、隙間C1〜C3の調整作
業を、ロータ32をゆっくりと回転させながら実施で
き、打撃板322を最適な位置に移動させて隙間C1〜
C3を正確に調整できるとともに、反発板33に打撃板
322をゆっくりと当接させる等して、隙間調整時の反
発板33のゼロ点合わせ等も確実に実施できる。
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、可動ケース80の作業姿
勢、メンテナンス姿勢、および輸送姿勢の全てを検出セ
ンサ396およびコントローラ7で検出および認識可能
であったが、メンテナンス姿勢および輸送姿勢に関し
て、そのいずれか一方のみが検出・認識される場合でも
本発明に含まれる。
の姿勢に加え、点検扉720〜723の開閉状態に応じ
ても油圧モータ35を制御していたが、ケース31が分
割式ではなく、可動ケース80が存在しないような場合
には、点検扉720〜723の開閉状態のみを扱えばよ
く、反対に、点検扉720〜723が存在しないケース
31であれば、可動ケース80の姿勢のみを扱えばよ
い。
検扉720〜723が設けられていたが、点検扉の数は
任意であり、一つであっても、五つ以上であってもよ
く、任意である。そして、複数の点検扉が設けられた場
合には、全ての扉に検出センサを設ける必要はなく、そ
の扉を開けることで、油圧モータ35が回転しても何ら
支障がないことが明らかな場合には、そのような検出セ
ンサが不要であり、これに基づいて油圧モータ35を制
御する必要はない。
0と、この固定ケース70に対して動作する可動ケース
80とで構成されていたが、そのようなケースを、所定
位置に設けられた回動機構を介して可動する一対の可動
ケースで構成してもよい。このような場合、一方の可動
ケースに検出片395を設け、他方の可動ケースに検出
センサ396を設けたのでは、各可動ケースの動きによ
っては、姿勢変化しているのにもかかわらず、検出片3
95が検出領域から外れない事態も生じかねないため、
例えば、両方の可動ケースに検出片395を設け、検出
センサ396をメインフレーム21のように、各可動ケ
ースとの相対位置が必ず変化する箇所に設けることが望
ましい。
モータ35で駆動され、油圧回路中のコントロールバル
ブ8を切り換えることで、油圧モータ35を制御してい
たが、クラッシャ30が電気モータで駆動される場合に
は、その電気回路中のリレー(スイッチ)等を切り換え
ることにより、電気モータを制御してもよい。
ては、油圧モータ35の制御専用に設けられる必要はな
く、例えば、エンジン5を制御するコントローラの一機
能として設けられてもよい。また、本発明に係る扉は、
必ずしも点検用に用いられる必要はなく、クラッシャ3
0内を視認できるものであればよい。
ラ式の走行部10を備えた自走式であったが、クローラ
式に限らず車輪式であってもよく、また、自走式に限ら
ず、牽引式であってもよい。
で説明したインパクトクラッシャ30に限らず、例え
ば、ジョークラッシャ、シェアクラッシャ、コーンクラ
ッシャ、ロールクラッシャ等、任意のクラッシャであっ
てよい。
機1に搭載されるものに限定されず、例えば、専用の破
砕場に置かれた定置式であってもよい。このような場合
でも、何らかの理由によって点検等が必要になった場合
には、本発明を適用できる。
0、排出ベルトコンベア50等の構成は勿論、可動ケー
ス80や点検扉720〜723の具体的な形状等も、本
発明の目的を達成できる範囲で任意に変更可能であり、
前記実施形態に限定されない。
た移動式破砕機を示す側面図である。
図である。
作業姿勢にある状態を示す側面図である。
作業姿勢にある状態を示す側面図である。
ある。
を示す側面図である。
面図である。
である。
る。
るインパクトクラッシャ、31…ケース、31B…排出
口、35…駆動部である油圧モータ、70…固定ケー
ス、72…固定ケース側側面部、80…可動ケース、3
96…姿勢検出手段としての検出センサ、720〜72
3…扉である点検扉、721A…出入り可能な開口部、
734〜737…開閉状態検出手段である検出センサ。
Claims (5)
- 【請求項1】破砕装置において、 内部で破砕作業が行われるケース(31)を備え、 このケース(31)の側面には、破砕物が排出される排
出口(31B)側を視認可能な扉(721)が設けられ
ていることを特徴とする破砕装置(30)。 - 【請求項2】 請求項1に記載の破砕装置(30)にお
いて、 前記扉(721)で覆われる開口部(721A)は、人
が出入り可能な大きさであることを特徴とする破砕装置
(30)。 - 【請求項3】破砕装置において、 内部で破砕作業が行われるケース(31)を備え、 このケース(31)の側面には、内部視認用の複数の扉
(720〜723)が設けられていることを特徴とする
破砕装置(30)。 - 【請求項4】破砕装置において、 破砕装置(30)を駆動する駆動部(35)と、 内部で破砕作業が行われるケース(31)と、 このケース(31)の側面に設けられた内部視認用の扉
(720〜723)と、 この扉(720〜723)の開閉状態を検出する開閉状
態検出手段(734〜737)と、 この開閉状態検出手段(734〜737)からの出力に
基づいて前記駆動部(35)を制御する制御手段(7)
とを備えていることを特徴とする破砕装置(30)。 - 【請求項5】破砕装置において、 破砕装置(30)を駆動する駆動部(35)と、 内部で破砕作業が行われる分割式のケース(31)と、 前記ケース(31)の姿勢を検出する姿勢検出手段(3
96)と、 この姿勢検出手段(396)からの出力に基づいて前記
駆動部(35)を制御する制御手段(7)とを備えてい
ることを特徴とする破砕装置(30)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001237046A JP2003047883A (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | 破砕装置 |
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