JP2000325820A - 自走式破砕機 - Google Patents

自走式破砕機

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JP2000325820A JP11143880A JP14388099A JP2000325820A JP 2000325820 A JP2000325820 A JP 2000325820A JP 11143880 A JP11143880 A JP 11143880A JP 14388099 A JP14388099 A JP 14388099A JP 2000325820 A JP2000325820 A JP 2000325820A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンベアで破砕物を反ホッパ側に搬出する小型
の自走式破砕機において、破砕装置下方の空間を側方か
ら監視することができる構成を提供する。 【解決手段】トラックフレーム9と、このトラックフレ
ーム9に設けた無限軌道履帯8aと、トラックフレーム
9の破砕機前方側に設けられ、被破砕物を受け入れるホ
ッパ2と、このホッパ2で受け入れた被破砕物を破砕す
るジョークラッシャ3と、ホッパ2で受け入れた被破砕
物をジョークラッシャ3に搬送するフィーダ4と、トラ
ックフレーム9の破砕機後方側に設けられたパワーユニ
ット32と、ジョークラッシャ3で破砕された破砕物を
後方側へ搬出するコンベア5とを備えた自走式破砕機1
において、トラックフレーム9の短手方向に配設された
側面9B1に開口50を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベアで破砕物
を反ホッパ側に搬出する自走式破砕機に関し、更に詳し
くは、例えば総重量が10トン程度でかつ破砕装置下方
の空間を側方から監視することができる小型の自走式破
砕機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】破砕機は、例えばビル解体時に搬出され
るコンクリート塊や道路補修時に排出されるアスファル
ト塊などの建設現場で発生する大小さまざまな岩石・建
設廃材、あるいは産業廃棄物、及び自然石等を、運搬す
る前にその作業現場で所定の大きさに破砕することによ
り、廃材の再利用、工事の円滑化、コスト削減等を図る
ものである。
【0003】この破砕機のうち自力走行可能とした自走
式破砕機は、左・右の無限軌道履帯を備えた走行体と、
ホッパから投入された被破砕物を所定の大きさに破砕す
る破砕装置、及びホッパから投入された被破砕物を破砕
装置へ導くフィーダを備えた破砕機本体と、破砕装置で
破砕され小さくなった破砕物を運搬するコンベアと、こ
のコンベアの上方に設けられコンベア上を運搬中の破砕
物に含まれる磁性物を磁気的に吸引除去する磁選機とを
備えている。
【0004】このとき、前記の無限軌道履帯、破砕装
置、フィーダ、コンベア、及び磁選機は、それぞれに対
応する油圧駆動のアクチュエータ、すなわち左・右走行
用油圧モータ、破砕用油圧モータ、フィーダ用油圧モー
タ、コンベア用油圧モータ、及び磁選機用油圧モータに
よって駆動動作される。
【0005】ところで、近年の自走式破砕機において
は、例えば特開平5−115809号公報に記載のよう
に、油圧ショベルでホッパに被破砕物を投入するときに
障害とならないように、また磁選機のメンテナンスを行
う作業員が油圧ショベルの作業範囲内とならないよう
に、コンベアを破砕機本体の後方側(反ホッパ側)に設
け、破砕物を破砕機の後方側(反ホッパ側)に運搬する
ようになっている。
【0006】上記構成の自走式破砕機において、破砕機
上部のホッパに投入された被破砕物は、ホッパ下方のフ
ィーダによって破砕装置へ導かれ、この破砕装置で破砕
される。破砕された破砕物は、破砕装置下部の空間から
破砕装置下方のコンベア上に落下し、このコンベアで反
ホッパ側へ運搬される。この運搬の途中で、コンベア上
方に配置された磁選機によって例えばコンクリート塊に
混入している鉄筋片等を吸着して取り除く。このような
動作により、破砕物は、最終的にある程度大きさが揃え
られて破砕機の後部から搬出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、再生資源促進法
(いわゆるリサイクル法)の施行(平成3年10月)と
いった廃棄物再利用促進の背景の下、より小規模な建設
現場等においても、積極的に自走式破砕機を導入してそ
の現場で岩石・建設廃材や産業廃棄物等の破砕を行おう
という動きが活発化している。このような動向に対応す
る形で、例えば10トン積みのトラック(好ましくはト
レーラでない単車型のトラック)に積載し運搬可能とす
ることで輸送性を向上させた、以前よりも小型の(例え
ば総重量10トン程度の)自走式破砕機のニーズが高ま
っている。このようなニーズに対応すべく小型化を図る
場合、破砕機本体及び走行体の小型化、特に輸送時にお
ける道路周囲構造物への干渉防止の観点から、上下方向
寸法の縮小が必須となる。
【0008】ここで、前述したように、破砕装置で破砕
された破砕物は、破砕装置下方のコンベア上に落下して
運搬されるようになっており、破砕装置の下端とベルト
コンベア上面との間には、所定の空間が形成されてい
る。しかし、上記のように破砕機の小型化のために上下
方向寸法を図る場合には、この空間を比較的小さく縮小
せざるを得ない。
【0009】ところで、上述の廃棄物再利用促進の背景
の下、近年、被破砕物として、鉄筋を含むコンクリート
が増加しつつある。このようなコンクリートが破砕装置
に投入されたとき、コンクリートに含まれる鉄筋が粉砕
されず、破砕装置からの外力で複雑多岐に折れ曲がった
形状となって破砕装置下方に排出される場合がある。こ
のような場合は、破砕装置下部の排出口とその下方のコ
ンベアとの間でその折れ曲がった鉄筋が滞留したり、あ
るいはその鉄筋がコンベア上に落下し運搬され始めた直
後に付近の構造物に引っかかって滞留したりする可能性
がある。もしこのような滞留が発生した場合には、すみ
やかに破砕装置の動作を停止し、その鉄筋の滞留(詰ま
り)を取り除く必要がある。
【0010】前述のように、近年の自走式破砕機の小型
化のニーズに対応して破砕装置下方の空間が縮小してい
るため、この鉄筋の滞留が生じる可能性が従来よりも増
大する懸念が生じている。そのため、破砕作業中、この
破砕装置下方の空間を常時操作者の目視により監視した
いというニーズが生じている。この場合、自走式破砕機
の構造上、その空間の前方からはホッパ、フィーダ、及
びそれらを支持する構造物等が視界の邪魔になり、後方
からはコンベア、磁選機、及びそれらを支持する構造物
等が視界の邪魔になるため、側方から監視を行うのが好
ましい。
【0011】しかしながら、従来提唱されている小型化
を図った自走式破砕機においては、このようなニーズに
配慮されておらず、破砕装置下方の空間を側方から監視
することはできなかった。
【0012】本発明は、上記の事柄に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、コンベアで破砕物を反ホッパ側
に搬出する小型の自走式破砕機において、破砕装置下方
の空間を側方から監視することができる構成を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、フレームと、このフレームに設け
た走行手段と、前記フレームの長手方向一の側に設けら
れ、被破砕物を受け入れるホッパと、このホッパで受け
入れた被破砕物を破砕する破砕装置と、前記ホッパで受
け入れた被破砕物を前記破砕装置に搬送するフィーダ
と、前記フレームの長手方向他の側に設けられたパワー
ユニットと、前記破砕装置で破砕された破砕物を前記他
の側へ搬出するコンベアとを備えた自走式破砕機におい
て、前記フレームの短手方向に配設された側面に開口を
設ける。
【0014】フレーム一の側に設けられたホッパに投入
された被破砕物は、フィーダによって搬送され、破砕装
置へ導入されて破砕される。破砕装置で破砕されて排出
された破砕物は、コンベアでフレームの長手方向他の側
(すなわち反ホッパ側)へ搬出される。このとき、通
常、破砕装置はフレーム上に設けられ、またコンベアは
フレームから吊り下げ支持されその最下部は走行手段と
同程度の高さに位置している。
【0015】これにより、フレームの短手方向側面に開
口を設けることによって、破砕装置下方の空間における
破砕物の挙動、すなわち破砕装置下方から排出されコン
ベアに受け入れられ運搬されるときの様子を、破砕機の
側方から目視することができる。したがって、破砕機の
小型化によって破砕装置下方の空間が縮小し被破砕物中
の鉄筋等の滞留の懸念が生じている場合でも、破砕作業
中、操作者の目視によって破砕装置下方空間を常時監視
できるので、滞留が生じた場合にもすみやかに対応する
ことができる。
【0016】また、前述のように破砕装置下方の空間が
縮小されている場合、小型でない従来機のように作業員
がその空間に侵入しメンテナンス作業を行うのは困難と
なるが、上記開口を設けることにより、この開口を通じ
て側方よりメンテナンス作業を容易に行うことができ
る。
【0017】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記開口部に開閉可能な開閉手段を設ける。
【0018】破砕装置下方の空間には、破砕装置で破砕
された破砕物が落下してくるため、破砕作業中は細かく
砕かれた破砕物の破片が塵埃となって舞っている場合が
多い。そこで、開口部に開閉可能な開閉手段を設け、必
要に応じて開口部を閉じることにより、この塵埃が破砕
機外へ流出してくるのを防止することができる。
【0019】(3)上記(2)において、さらに好まし
くは、前記開閉手段を透過性部材で構成する。
【0020】これにより、閉じたままで破砕装置下方空
間の監視を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自走式破砕機の一
実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本実施の
形態の自走式破砕機の全体構造を表す側面図であり、図
2は、図1に示した自走式破砕機の上面図であり、図3
は、図1中III−III断面による断面図である。
【0022】これら図1〜図3において、自走式破砕機
1は、近年の廃棄物再利用促進の背景に基づく小型化の
ニーズに対応し、例えば総重量が10トン程度になって
おり、10トン積みのトラック(好ましくはトレーラで
ない単車型のトラック)に積載し運搬可能で輸送性を向
上させたものとなっている。
【0023】この自走式破砕機1は、例えば油圧ショベ
ルのバケット等の作業具により被破砕物が投入され、そ
の被破砕物を受け入れるホッパ2、側断面形状が略V字
形をなすとともに、ホッパ2に受け入れた被破砕物を所
定の大きさに破砕し下方へ排出する破砕装置、例えばジ
ョークラッシャ3、及びホッパ2に受け入れた被破砕物
をジョークラッシャ3へと搬送し導くフィーダ4を備え
た破砕機本体7と、ジョークラッシャ3で破砕され下方
へ排出された破砕物を受け入れて破砕機1の後方側(図
1及び図2中右側)に運搬し搬出するコンベア5と、こ
のコンベア5の上方に設けられコンベア5上を運搬中の
破砕物に含まれる磁性物を磁気的に吸引除去する磁選機
6と、前記の破砕機本体7の下方に設けられた走行体8
とを有する。
【0024】走行体8は、破砕機取付け部9A及びこの
破砕機取付け部9Aの下方に溶接一体構造として設けら
れた脚部9Bとを備えたトラックフレーム9と、前記の
脚部9Bの下部に設けた左・右の無限軌道履帯8aとを
備えている。またこのとき、トラックフレーム9の短手
方向(破砕機の幅方向)に配設された脚部9Bの両側面
9B1,9B2のうち、側面9B1には、内部を覗くこと
ができる開口部50が形成されている。
【0025】ホッパ2及びフィーダ4は、トラックフレ
ーム9の長手方向前方側(詳細には、破砕機取付け部9
Aの長手方向前方側、すなわち図1及び図2中左側)に
搭載され、詳細にはそのトラックフレーム破砕機取付け
部9Aの長手方向前方側端部の上方に搭載されている。
【0026】ジョークラッシャ3は、ホッパ2及びフィ
ーダ4よりも後方側(図1及び図2中右側)に位置して
おり、図1及び図2に示すように、トラックフレーム9
の長手方向(図1及び図2中左右方向)中間部上に搭載
されている。このとき、クラッシャ用油圧モータ10で
発生した駆動力をベルト11を介してフライホイール1
2に伝達し、さらにフライホイール12に伝達された駆
動力を公知の変換機構で動歯3a(図2参照)の揺動運
動に変換し、この動歯3aを固定歯3b(同)に対して
前後に揺動させることにより、フィーダ4より供給され
た被破砕物を所定の大きさに破砕するようになってい
る。また、このジョークラッシャ3の上方及び側方はハ
ウジング13に覆われているが、ハウジング13の上側
部分には開閉可能なカバー14が設けられ、これを開く
ことにより図2に示すように上方(直上方及び側方側・
前後方向側上方を含む)からジョークラッシャ3内部を
視認できるようになっている。
【0027】フィーダ4は、図1及び図2に示すよう
に、トラックフレーム9の長手方向(図1及び図2中左
右方向)前方側(図1及び図2中左側)端部に支柱16
aを介して設けたフィーダフレーム16上に搭載されて
おり、その略直上にホッパ2が位置している。このフィ
ーダ4は、いわゆるグリズリフィーダと称されるもので
あり、フィーダ用油圧モータ15で発生した駆動力によ
って、ホッパ2からの被破砕物を載置する複数枚(この
例では2枚)の鋸歯状プレート4aを含む底板部を加振
する。これによってホッパ2に投入された被破砕物を順
次ジョークラッシャ3に搬送供給する(=搬送機能)と
ともに、その搬送中において被破砕物に付着した細かい
土砂等を鋸歯状プレート4aの鋸歯の隙間から下方に落
下させるようになっている。すなわち、鋸歯状プレート
4aの鋸歯の隙間の大きさよりも小さな粒度の被破砕物
をふるい落とすことにより、上記隙間の大きさ以上の粒
度の被破砕物を選別するという選別機能も併せて備えて
いる。
【0028】コンベア5は、図1に示すように、搬送側
(破砕機後方側、図1中右側)部分が支持部材5dを介
し後述のパワーユニット32に吊り下げ支持されてい
る。また、反搬送側(破砕機前方側、図1中左側)部分
は、トラックフレーム破砕機取付け部9Aよりも下方に
位置し、支持部材5b,5cを介し、トラックフレーム
破砕機取付け部9Aから吊り下げられるように支持され
ている。このコンベア5は、コンベア用油圧モータ17
によってベルト5aを駆動し、これによってジョークラ
ッシャ3からベルト5a上に落下してきた破砕物を運搬
するようになっている。
【0029】磁選機6は、支持部材6bを介し、前述の
パワーユニット32に取り付けられており、前記のコン
ベアベルト5aの上方にこのコンベアベルト5aと略直
交するように配置された磁選機ベルト6aを、磁選機用
油圧モータ18によって磁力発生手段(図示せず)まわ
りに駆動することにより、磁力発生手段からの磁力をベ
ルト6a越しに作用させて磁性物をベルト6aに吸着さ
せた後、コンベアベルト5aと略直交する方向に運搬し
てそのコンベアベルト5aの側方に落下させるようにな
っている。
【0030】無限軌道履帯8aはそれぞれ、走行体8に
設けられた駆動輪19とアイドラ20との間に掛け渡さ
れており、駆動輪19に設けられた走行用油圧モータ2
1(図示せず)によって駆動力が与えられることにより
破砕機1を走行させるようになっている。
【0031】トラックフレーム9の破砕機取付け部9A
の長手方向後方側(図1,図2中右側)端部の上部に
は、パワーユニット32の基礎下部構造をなすパワーユ
ニットフレーム32aを搭載している(図1参照)。
【0032】このパワーユニット32は、前記のクラッ
シャ用油圧モータ10、フィーダ用油圧モータ15、コ
ンベア用油圧モータ17、磁選機用油圧モータ18、左
・右走行用油圧モータ21等の油圧アクチュエータへの
圧油を吐出する少なくとも1つの油圧ポンプ(図示せ
ず)と、この油圧ポンプを駆動する原動機としてのエン
ジン(同)と、前記油圧ポンプから前記油圧アクチュエ
ータへ供給される圧油の方向・流量をそれぞれ制御する
複数のコントロールバルブ(同)を備えたコントロール
バルブ装置(同)と、前記エンジンの燃料タンク(図2
にその給油口34のみ図示)と、作動油タンク(図2に
その給油口35のみ図示)とを内蔵している。
【0033】このパワーユニット32において、エンジ
ンカバー36の下方にあるエンジンを起動すると、上記
のように油圧ポンプが駆動される。その一方、その駆動
力によって、エンジンの冷却風(後述する)上流側に設
けたファン(図示せず)が回転し、外部の空気が吸気孔
37からパワーユニット32内部空間に導入され、冷却
風となってラジエータ(図2にその冷却水点検口38を
示す)を冷却した後、ファンに流入する。さらにファン
から吹き出された冷却風は、エンジン、マフラ(図示せ
ず)、油圧ポンプ等を冷却した後、排気孔39から大気
放出される。またこのとき、エンジンからの排気ガス
は、エンジンの排気マニホールド(図示せず)からマフ
ラに流入して消音された後、マフラに接続された排気ガ
ス管40から大気中に放出される。なお41は、エンジ
ンへの吸入空気を清浄化するエアクリーナの吸入口であ
る。
【0034】また、パワーユニット32の前方側(図2
中左側)には、操作者が搭乗する運転席42が併設され
ており、操作者がこの運転席42に立つ(図1参照)こ
とにより、破砕作業中においてフィーダ4による被破砕
物の供給状況やジョークラッシャ3による破砕状況を監
視することができるようになっている。なお、前記のト
ラックフレーム破砕機取付け部9Aには、前記運転席4
2への乗り降りのための足場となる補助ステップ9Aa
が取り付けられている。
【0035】ここで、上記ジョークラッシャ3、フィー
ダ4、コンベア5、磁選機6、及び無限軌道履帯8a
は、上記クラッシャ用油圧モータ10、フィーダ用油圧
モータ15、コンベア用油圧モータ17、磁選機用油圧
モータ18、及び走行用油圧モータ21を含む、公知の
油圧駆動装置によって駆動される。
【0036】すなわち、例えば自走式破砕機1を自走さ
せる時には、前記の油圧ポンプからの圧油が、運転席4
2の操作レバー52,53の操作に応じて切り換えられ
るコントロールバルブ装置内の走行用コントロールバル
ブ(図示せず)を介し走行用油圧モータ21に供給さ
れ、これによって無限軌道履帯8aが駆動されて走行体
8が走行する。
【0037】また、破砕作業時には、例えば運転席42
に設けた操作盤(図示せず)のフィーダ起動スイッチ
(同)、クラッシャ起動スイッチ(同)、及びコンベア
・磁選機起動スイッチ(同)が順次押されることで、そ
の操作信号が制御盤150(図2参照)内のコントロー
ラ(同)に入力され、さらにコントローラから駆動信号
として出力されてフィーダ用コントロールバルブ
(同)、破砕用コントロールバルブ(同)、及びコンベ
ア・磁選機用コントロールバルブ(同)が切り換えら
れ、これによって前記の油圧ポンプからの圧油がこれら
のコントロールバルブを介し対応する油圧モータ15,
10,17,18に供給され、これによってフィーダ
4、ジョークラッシャ3、コンベア5及び磁選機6が駆
動される。
【0038】なお、以上において、無限軌道履帯8aが
走行手段を構成し、ジョークラッシャ3が破砕装置を構
成し、トラックフレーム9がフレームを構成し、トラッ
クフレーム側面9B1が、フレームの短手方向に配設さ
れた側面を構成し、開口部50がその側面に設けられた
開口を構成する。
【0039】図1、図2中左右方向が、フレームの長手
方向に相当し、図1,図2中左側がフレームの長手方向
一の側に相当し、図1,図2中右側がフレームの長手方
向他の側に相当する。また、図3中左右方向が、フレー
ムの短手方向に相当する。
【0040】次に、本実施の形態の動作を以下に説明す
る。
【0041】例えば油圧ショベルのバケットでホッパ2
に被破砕物を投入すると、その投入された被破砕物が、
フィーダ4において所定粒度以上のもののみが選別され
つつジョークラッシャ3へと導かれ、ジョークラッシャ
3で所定の大きさに破砕される。破砕された破砕物は、
ジョークラッシャ3下方の空間から排出された後、コン
ベア5上に落下し受け入れられて反ホッパ2側へ運搬さ
れ、その運搬途中で磁選機6によって破砕物に混入した
磁性物(例えばコンクリートの建設廃材に混入している
鉄筋片等)が取り除かれ、大きさがほぼ揃えられて、最
終的に破砕機1の後部(図1中右端部)から搬出され
る。
【0042】ところで、上述の廃棄物再利用促進の背景
の下、近年、被破砕物として鉄筋を含むコンクリートが
増加しつつあり、上記の動作中においてこのようなコン
クリートがジョークラッシャ3に投入されたとき、コン
クリートに含まれる鉄筋が粉砕されず、ジョークラッシ
ャ3からの外力で複雑多岐に折れ曲がった形状となって
ジョークラッシャ3の下方に排出される場合がある。こ
のような場合は、ジョークラッシャ3下部の排出口とそ
の下方のコンベア5との間でその折れ曲がった鉄筋が滞
留したり、あるいはその鉄筋がコンベア5上に落下し運
搬され始めた直後に付近の構造物に引っかかって滞留し
たりする可能性がある。もしこのような滞留が発生した
場合には、すみやかにジョークラッシャ3の動作を停止
し、その鉄筋の滞留(詰まり)を取り除く必要がある。
【0043】ここで、本実施の形態による自走式破砕機
1は、破砕機全体の小型化を図った通常のこの種の小型
自走式破砕機と同様、特に明確な図示を省略するが、ジ
ョークラッシャ3下方の空間が比較的小さく縮小されて
おり、これによって破砕機全体の上下方向寸法の縮小を
実現している。そのため、上記の鉄筋の滞留が生じる可
能性が従来よりも増大する懸念がないとは言えない。
【0044】このとき、前述のようにジョークラッシャ
3はトラックフレーム破砕機取付け部9A上に載置され
ており、またコンベア5は図1に示すように吊下部材5
b,5cを介してトラックフレーム破砕機取付け部9A
に吊り下げ支持され、走行体8と同程度の高さに位置し
ている。そこで、本実施の形態においては、トラックフ
レーム脚部9Bの側面9B1に開口部50を設ける。こ
れにより、ジョークラッシャ3下方の空間における破砕
物の挙動、すなわちジョークラッシャ3下方から排出さ
れコンベア5に受け入れられ運搬されるときの様子を、
破砕機1の側方から目視することができる。したがっ
て、破砕作業中、操作者の目視によって破砕装置下方空
間を常時監視できるので、上記の滞留が生じた場合にも
すみやかに対応することができる。
【0045】さらに、前述のように破砕機1全体の小型
化のためにジョークラッシャ3下方の空間が縮小されて
いるため、小型でない従来機のように作業員がその空間
に侵入しメンテナンス作業を行うのは困難となるが、上
記開口部50を設けることにより、この開口部50を通
じて側方よりメンテナンス作業を容易に行うことができ
る。
【0046】なお、上記本発明の一実施の形態において
は、開口部50をトラックフレーム両側面8b1,8b2
のうち一方の側面8b1に設けたが、これに限られず、
反対側の側面8b2に設けても良いし、さらに両方に設
けても良いことは言うまでもない。要は、ジョークラッ
シャ3下方から排出されコンベア5に受け入れられ運搬
されるときの様子が最もよく視認できる位置に開口部5
0を設ければ足りる。
【0047】また、上記本発明の一実施の形態において
は、トラックフレーム側面8b1に設けた開口部50を
そのまま露出させていたが、これに限られず、別途設け
た部材でこの開口部50を露出しないようにしても良
い。そのような変形例を以下に示す。
【0048】開閉扉を設けたもの すなわち、要部拡大側面図を図4に示すように、開口部
50を開閉可能な開閉手段として開口部50とほぼ同じ
大きさの開閉扉48を取り付けたものである。
【0049】このとき、開閉扉48は、2枚の板状部材
48a,48bと2つのヒンジ48c,48dを備えて
いる。ヒンジ48cは、板状部材48aをトラックフレ
ーム側面8b1に回動可能に接続するものであり、板状
部材48a,48bを上方へ持ち上げるように回動させ
ることができる。一方、ヒンジ48dは、板状部材48
aと板状部材48bとを回動可能に接続するものであ
り、上記のようにヒンジ48cを介して板状部材48
a,48bを上方へ持ち上げていくときに、板状部材4
8aと板状部材48bとを山折りに折り曲げることがで
きるようになっている。これにより、無限軌道履帯8a
に接触することなく円滑に開閉動作できるように図られ
ている。このような接触の可能性が低い場合には板状部
材48a,48bをまとめて1枚のプレート状としても
良いことは言うまでもない。
【0050】本変形例によれば、以下のような効果を奏
する。すなわち、ジョークラッシャ3下方の空間には、
ジョークラッシャ3で破砕された破砕物が落下してくる
ため、破砕作業中は細かく砕かれた破砕物の破片が塵埃
となって舞っている場合が多いが、必要に応じて適宜開
閉扉48で開口部50を閉じることにより、この塵埃が
破砕機外へ流出してくるのを防止することができる。
【0051】透明プレートで覆ったもの すなわち、要部拡大側面図を図5に示すように、開口部
50を覆うように、例えばアクリル、プラスチック、ガ
ラス等の透過性部材で製作された透明プレート49を設
けたものである。プレート49の上端部はヒンジ49a
を介しトラックフレーム側面8b1に回動可能に接続さ
れており、これによって、開口部50を開閉可能となっ
ている。すなわち、透明プレート49が開口部50を開
閉可能な開閉手段を構成する。
【0052】この場合、プレート49は透明であること
により、開口部50を覆ったまま(閉じたまま)の状態
でもジョークラッシャ3下方空間を監視することができ
るという効果がある。
【0053】なお、上記のようにプレートではなく、ビ
ニールや透明なゴム等を用いて開閉手段としても良い。
この場合、ビニールやゴムは柔らかく容易にめくり上げ
ることができるので、ヒンジを設けることなく単純に上
端部をトラックフレーム側面8b1に固定しても良い。
また、透明プレートで上記で述べたような折り戸構造
を構成してもよい。
【0054】なお、本発明は、以上のように小型の自走
式破砕機にその適用対象が限定されるものではなく、い
わゆる中型や大型の自走式破砕機に適用してもよい。
【0055】また、以上においては、原動機として、エ
ンジンを備えた自走式破砕機に適用した場合を例にとっ
て説明したが、これに限られず、例えば原動機として電
動モータ等を備えた自走式破砕機に適用してもよい。
【0056】また、以上においては、破砕装置として動
歯3aと固定歯3bとで破砕を行うジョークラッシャ3
を備えた自走式破砕機1を例にとって説明したが、これ
に限られず、他の破砕装置、例えば、ロール状の回転体
に破砕用の刃を取り付けたものを一対としてそれら一対
を互いに逆方向へ回転させ、それら回転体の間に被破砕
物を挟み込んで破砕を行う回転式破砕装置(いわゆるロ
ールクラッシャを含む6軸破砕機等)や、平行に配置さ
れた軸にカッタを備え、互いに逆回転させることにより
被破砕物をせん断する破砕装置(いわゆるシュレッダを
含む2軸せん断機等)を備えた破砕機にも適用可能であ
る。これらの場合には、フィーダ4を省略しても良い。
これらの場合にも同様の効果を得る。
【0057】さらに、以上においては、フィーダ4とし
て、油圧モータの駆動力を用いて、被破砕物を載置する
複数枚の鋸歯状プレート4aを含む底板部を加振するグ
リズリフィーダを備えた自走式破砕機1を例にとって説
明したが、これに限られない。すなわち、他のタイプの
フィーダ、例えば、ホッパから投入された被破砕物をホ
ッパ下方に設けた略平板形状の底板に載置し、この底板
を油圧モータで発生した駆動力に基づきベース駆動機構
によって略水平方向に往復運動させることにより、後続
の破砕原料の投入によって先行の破砕原料を底板上で順
次押し出し、底板の前端から破砕原料を破砕装置へと順
次供給するいわゆるプレートフィーダを備えた破砕機に
も適用可能である。
【0058】また、以上においては、破砕装置による破
砕作業に関連する作業を行う補助機械として、フィーダ
4、コンベア5、及び磁選機6を備えた自走式破砕機に
適用した場合を例にとって説明したが、これに限られな
い。すなわち、フィーダ4、コンベア5、及び磁選機6
のうち、いくつかを適宜省略した自走式破砕機、例えば
フィーダ4がなくホッパ2からダクトやシュートを介し
直接ジョークラッシャ3に被破砕物を供給するものや、
作業事情に応じ磁選機6が省略されているものに対し適
用しても良い。逆に、フィーダ4、コンベア5、及び磁
選機6に加え、さらに追加の補助機械、例えば、コンベ
ア5の路程を長くするためにコンベア5の下流側(又は
上流側)に位置する補助コンベア(2次コンベア)や、
破砕物の粒度に応じさらなる選別を行うためにジョーク
ラッシャ3の下流側に位置する振動スクリーンを設けた
自走式破砕機に適用しても良い。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、フレームの短手方向に
配設された側面に開口を設けるので、破砕装置下方の空
間を側方から目視で監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による自走式破砕機の全
体構造を表す側面図である。
【図2】図1に示した自走式破砕機の上面図である。
【図3】図1中III−III断面から見た断面図である。
【図4】図1に示した開口部に開閉扉を設けた変形例を
示す要部拡大側面図である。
【図5】図1に示した開口部を透明プレートで覆った変
形例を示す要部拡大側面図である。
【符号の説明】
2 ホッパ 3 ジョークラッシャ(破砕装置) 4 フィーダ 5 コンベア 6 磁選機 7 破砕機本体 8 走行体 8a 無限軌道履帯(走行手段) 9 トラックフレーム(フレーム) 9A 破砕機取付け部 9B 脚部 9B1 側面 32 パワーユニット 48 開閉扉(開閉手段) 49 透明プレート(開閉手段) 50 開口部(開口)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 光男 滋賀県甲賀郡水口町笹が丘1−2 株式会 社日立建機ティエラ滋賀工場内 Fターム(参考) 4D067 CG07 DD04 DD06 EE02 GA06 GB03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームと、このフレームに設けた走行手
    段と、前記フレームの長手方向一の側に設けられ、被破
    砕物を受け入れるホッパと、このホッパで受け入れた被
    破砕物を破砕する破砕装置と、前記ホッパで受け入れた
    被破砕物を前記破砕装置に搬送するフィーダと、前記フ
    レームの長手方向他の側に設けられたパワーユニット
    と、前記破砕装置で破砕された破砕物を前記他の側へ搬
    出するコンベアとを備えた自走式破砕機において、 前記フレームの短手方向に配設された側面に開口を設け
    たことを特徴とする自走式破砕機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自走式破砕機において、前
    記開口部に開閉可能な開閉手段を設けたことを特徴とす
    る自走式破砕機。
  3. 【請求項3】請求項2記載の自走式破砕機において、前
    記開閉手段を透過性部材で構成したことを特徴とする自
    走式破砕機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003047883A (ja) * 2001-08-03 2003-02-18 Komatsu Ltd 破砕装置
JP2004174447A (ja) * 2002-11-28 2004-06-24 Komatsu Ltd 自走式破砕機
JP2009000031A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 収穫機

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