JP2000325821A - 自走式破砕機 - Google Patents

自走式破砕機

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JP2000325821A
JP2000325821A JP11143881A JP14388199A JP2000325821A JP 2000325821 A JP2000325821 A JP 2000325821A JP 11143881 A JP11143881 A JP 11143881A JP 14388199 A JP14388199 A JP 14388199A JP 2000325821 A JP2000325821 A JP 2000325821A
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好美 柴
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且良 那須
Mitsuo Watanabe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】破砕物をダンプカー等へ積み込む油圧ショベル
の操作者の精神的・肉体的な負担を軽減する。 【解決手段】このトラックフレーム9に設けた左・右無
限軌道履帯8aと、トラックフレーム9の前方側に設け
られ、被破砕物を受け入れるホッパ2と、このホッパ2
で受け入れた被破砕物を破砕するジョークラッシャ3
と、ホッパ2で受け入れた被破砕物をジョークラッシャ
3に搬送するフィーダ4と、トラックフレーム9の後方
側に設けられたパワーユニット32と、破砕物を後方側
へ搬出するコンベア5とを備えた自走式破砕機1におい
て、コンベア5の搬出側は、パワーユニット32の後方
側端部32bより外方に延在して配置されており、その
パワーユニット後方側端部32bは、少なくとも、幅方
向両側隅部が欠落した形状となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベアで破砕物
を反ホッパ側に搬出する自走式破砕機に関し、更に詳し
くは、破砕物をダンプカー等へ積み込む油圧ショベルの
操作者の精神的・肉体的な負担を軽減できる自走式破砕
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】破砕機は、例えばビル解体時に搬出され
るコンクリート塊や道路補修時に排出されるアスファル
ト塊などの建設現場で発生する大小さまざまな岩石・建
設廃材、あるいは産業廃棄物、及び自然石等を、運搬す
る前にその作業現場で所定の大きさに破砕することによ
り、廃材の再利用、工事の円滑化、コスト削減等を図る
ものである。
【0003】この破砕機のうち自力走行可能とした自走
式破砕機は、例えば、左・右の無限軌道履帯を備えた走
行体と、その上部に設けられ、ホッパから投入された被
破砕物を所定の大きさに破砕する破砕装置、及びホッパ
から投入された被破砕物を破砕装置へ導くフィーダを備
えた破砕機本体と、破砕装置で破砕され小さくなった破
砕物を破砕機の運搬するコンベアと、このコンベアの上
方に設けられコンベア上を運搬中の破砕物に含まれる磁
性物を磁気的に吸引除去する磁選機とを備えている。
【0004】このとき、前記の無限軌道履帯、破砕装
置、フィーダ、コンベア、及び磁選機は、それぞれに対
応する油圧駆動のアクチュエータ、すなわち左・右走行
用油圧モータ、破砕用油圧モータ、フィーダ用油圧モー
タ、コンベア用油圧モータ、及び磁選機用油圧モータに
よって駆動動作される。
【0005】ところで、近年の自走式破砕機において
は、例えば特開平10−15423号公報に記載のよう
に、油圧ショベルでホッパに被破砕物を投入するときに
障害とならないように、コンベアを破砕機本体の後方側
(反ホッパ側)に設け、破砕物を破砕機の後方側(反ホ
ッパ側)に運搬するようになっている。
【0006】上記構成の自走式破砕機において、破砕機
上部のホッパに投入された被破砕物は、ホッパ下方の破
砕装置へ導かれ、この破砕装置で破砕される。破砕され
た破砕物は、破砕装置下部の空間から破砕装置下方のコ
ンベア上に落下し、このコンベアで反ホッパ側へ運搬さ
れる。このような動作により、破砕物は、最終的にある
程度大きさが揃えられて破砕機の後部から搬出される。
【0007】ところで、通常、このような自走式破砕機
が配置される破砕プラントでは、破砕機によって破砕し
た破砕物を、最終的には油圧ショベルでダンプカー等に
積み込み、輸送する。
【0008】ここで、上記従来技術の自走式破砕機で
は、コンベアの長さが非常に短く、コンベアの搬出側端
部の高さが非常に低くなっている。そのため、破砕作業
が進み破砕機の後部に続々と破砕物が搬出されてくると
き、そのままでは、コンベアの搬出側端部から地上に落
下した破砕物が、破砕開始から極めて短い時間にコンベ
ア下方に溜まってしまうので、連続処理容量が極めて限
定されるという憾みがある。しかも、コンベアの搬出側
端部が、破砕機本体の後端部に位置するパワーユニット
(前記の各油圧アクチュエータの圧油源となる油圧ポン
プやこれを駆動するエンジン等を内蔵する)の後端部と
ほぼ同一位置にあるため、搬出されてきた破砕物はパワ
ーユニットのごく至近距離に山積みされることとなる。
そのため、そのままでは、この山積みされた破砕物を上
記のように油圧ショベルでダンプカー等に積み込むこと
は不可能である。
【0009】以上を考慮すれば、上記従来技術の自走式
破砕機は、破砕プラントにおける実際の運用では、コン
ベアからの破砕物をさらに遠くへ搬送する別のコンベア
を設けることが必須となり、プラント設備の大型化を招
く。
【0010】そこで、このような点を解決するために、
例えば特開平11−28383号公報に記載のように、
破砕された破砕物をコンベアで後方側(反ホッパ側)へ
運搬する自走式破砕機において、コンベアの搬出側端部
をパワーユニット後端部よりも大きく突出させることに
より、コンベアの搬出側をパワーユニットの外方(後
方)へ延在させたものが提唱されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平11−28
383号公報による自走式破砕機においては、コンベア
の搬出側端部をパワーユニットの外方(後方)へ延在さ
せることにより、コンベアの搬出側端部の高さを増大さ
せ、連続処理容量を向上させている。また、コンベアの
搬出側端部とパワーユニットの後端部とが遠く離れ、搬
出されてきた破砕物をパワーユニットから離れた位置に
山積みすることができるので、油圧ショベルによるダン
プカー等への積み込みが可能となる。
【0012】しかしながら、この従来技術による自走式
破砕機では、新たに別の課題が生じる。
【0013】すなわち、油圧ショベルによってダンプカ
ー等への積み込みを行う場合、ダンプカー等をコンベア
の短手方向(幅方向)側方の少し離れた位置に停止させ
ておいて、油圧ショベルをダンプカー等とコンベアとの
間に配置し、旋回動作を行って積み込みを行う場合があ
る。すなわち、油圧ショベル下部の走行体はほぼ静止さ
せた状態で、走行体上の旋回体を旋回させて作業フロン
トをコンベア側に近づけ、山積みの破砕物をバケット内
にすくい込んだ後、旋回体を逆方向に旋回させて作業フ
ロントをダンプカー等側に近づけ、ダンプカー等の荷台
の上方にバケットを持ち上げ破砕物を投入する。その後
再び旋回体を旋回させて作業フロントをコンベア側に近
づけ、以降、同様の動作を繰り返す。
【0014】このような動作を行うとき、油圧ショベル
の作業フロントは、平面上で見て、走行体の位置を回転
中心とする略円弧状の軌跡を描くこととなる。ところ
が、通常、コンベアの短手方向(幅方向)寸法は、パワ
ーユニットの同方向寸法よりも小さくなっているため、
上記の円弧状の軌跡を描くときに、油圧ショベルの作業
フロントの先端部(例えばバケット)がパワーユニット
の後端部の前記幅方向両側隅部にかなり接近することと
なる。そのため、油圧ショベルの操作者は、旋回動作時
において、作業フロントとパワーユニットとの干渉を避
けるために細心の注意を払うとともに、干渉の可能性が
ある場合にはこれを回避する操作を行わねばならず、精
神的・肉体的な負担が非常に大きい。
【0015】本発明は、上記の事柄に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、破砕物をダンプカー等へ積み込
む油圧ショベルの操作者の精神的・肉体的な負担を軽減
できる自走式破砕機を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、フレームと、このフレームに設け
た走行手段と、前記フレームの長手方向一の側に設けら
れ、被破砕物を受け入れるホッパと、このホッパで受け
入れた被破砕物を破砕する破砕装置と、前記ホッパで受
け入れた被破砕物を前記破砕装置に搬送するフィーダ
と、前記フレームの長手方向他の側に設けられたパワー
ユニットと、前記破砕装置で破砕された破砕物を前記他
の側へ搬出するコンベアとを備えた自走式破砕機におい
て、前記コンベアの搬出側は、前記パワーユニットの前
記他の側端部より外方に延在して配置されており、前記
パワーユニットの前記他の側端部は、少なくとも、前記
フレーム短手方向両側隅部が欠落した形状となってい
る。
【0017】フレームの長手方向一の側に配置されたホ
ッパに投入された被破砕物は、破砕装置へ導入されて破
砕される。破砕された破砕物は、コンベアでフレームの
長手方向他の側(すなわち反ホッパ側)へ搬出される。
このとき、コンベアの搬出側をパワーユニットの他の側
端部より外方に延在させることにより、コンベアの搬出
側端部の高さを増大させ連続処理容量を向上させるとと
もに、搬出されてきた破砕物をパワーユニットから離れ
た位置に山積みすることができ、油圧ショベルによるダ
ンプカー等への積み込みが可能となる。
【0018】ここでこの油圧ショベルによりダンプカー
等へ積み込みを行う場合、ダンプカー等をコンベアのフ
レーム短手方向(幅方向)側方の少し離れた位置に停止
させておき、油圧ショベルをダンプカー等とコンベアと
の間に配置し、旋回動作を行って積み込みを行う場合が
ある。このとき、油圧ショベルの作業フロントは、平面
上で見て、走行体の位置を回転中心とする略円弧状の軌
跡を描く。ここで、通常、コンベアの幅方向寸法は、パ
ワーユニットの同方向寸法よりも小さくなっているた
め、油圧ショベルの作業フロントの先端部(例えばバケ
ット)がパワーユニットのフレーム長手方向他の側(反
ホッパ側)端部のフレーム短手方向両側隅部にかなり接
近する。
【0019】本発明においては、これに対応して、パワ
ーユニットのフレーム長手方向他の側端部を、少なくと
もフレーム短手方向両側隅部が欠落した形状とする。こ
れにより、旋回動作時において、作業フロント先端部と
パワーユニットの他の側端部との間に所定の大きさの空
間を常時確保することができるので、油圧ショベルの操
作者の精神的・肉体的な負担を軽減することができる。
【0020】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記パワーユニットの前記他の側端部は、略円弧状形状
となっている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自走式破砕機の一
実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本実施の
形態の自走式破砕機の全体構造を表す側面図であり、図
2は、図1に示した自走式破砕機の上面図であり、図3
は、図1中III−III断面で見た断面図である。
【0022】これら図1〜図3において、自走式破砕機
1は、近年の廃棄物再利用促進の背景に基づく小型化の
ニーズに対応し、例えば総重量が10トン程度になって
おり、10トン積みのトラック(好ましくはトレーラで
ない単車型のトラック)に積載し運搬可能で輸送性を向
上させたものとなっている。
【0023】この自走式破砕機1は、例えば油圧ショベ
ルのバケット等の作業具により被破砕物が投入され、そ
の被破砕物を受け入れるホッパ2、側断面形状が略V字
形をなすとともに、ホッパ2に受け入れた被破砕物を所
定の大きさに破砕し下方へ排出する破砕装置、例えばジ
ョークラッシャ3、ホッパ2に受け入れた被破砕物をジ
ョークラッシャ3へと搬送し導くフィーダ4を備えた破
砕機本体7と、ジョークラッシャ3で破砕され下方へ排
出された破砕物を受け入れて破砕機1の後方側(図1及
び図2中右側)に運搬し搬出するコンベア5と、及びこ
のコンベア5の上方に設けられコンベア5上を運搬中の
破砕物に含まれる磁性物を磁気的に吸引除去する磁選機
6と、前記の破砕機本体7の下方に設けられた走行体8
とを有する。
【0024】走行体8は、破砕機取付け部9Aと脚部9
Bとを備えたトラックフレーム9と、前記の脚部9Bに
設けた左・右の無限軌道履帯8aとを備えており、前記
の破砕機取付け部9Aは、脚部9Bの上部に溶接一体構
造として設けられている。またトラックフレーム脚部9
Bの短手方向に配設された両側面9B1,9B2のうち、
側面9B1には、内部を覗くことができる開口部50が
形成されている。
【0025】ホッパ2及びフィーダ4は、トラックフレ
ーム9の長手方向前方側(詳細には、トラックフレーム
破砕機取付け部9Aの長手方向前方側、すなわち図1及
び図2中左側)に搭載され、詳細にはトラックフレーム
破砕機取付け部9A端部の上方に位置している。
【0026】ジョークラッシャ3は、ホッパ2及びフィ
ーダ4よりも後方側(図1及び図2中右側)に位置して
おり、図1及び図2に示すように、トラックフレーム9
の長手方向(図1及び図2中左右方向)中間部上に搭載
されている。このとき、クラッシャ用油圧モータ10で
発生した駆動力をベルト11を介してフライホイール1
2に伝達し、さらにフライホイール12に伝達された駆
動力を公知の変換機構で動歯3a(図2参照)の揺動運
動に変換し、この動歯3aを固定歯3b(同)に対して
前後に揺動させることにより、フィーダ4より供給され
た被破砕物を所定の大きさに破砕するようになってい
る。また、このジョークラッシャ3の上方及び側方はハ
ウジング13に覆われているが、ハウジング13の上側
部分には開閉可能なカバー14が設けられ、これを開く
ことにより図2に示すように上方(直上方及び側方側・
前後方向側上方を含む)からジョークラッシャ3内部を
視認できるようになっている。
【0027】フィーダ4は、図1及び図2に示すよう
に、トラックフレーム9の長手方向(図1及び図2中左
右方向)前方側(図1及び図2中左側)端部に支柱16
aを介して設けたフィーダフレーム16上に搭載されて
おり、その略直上にホッパ2が位置している。このフィ
ーダ4は、いわゆるグリズリフィーダと称されるもので
あり、フィーダ用油圧モータ15で発生した駆動力によ
って、ホッパ2からの被破砕物を載置する複数枚(この
例では2枚)の鋸歯状プレート4aを含む底板部を加振
する。これによってホッパ2に投入された被破砕物を順
次ジョークラッシャ3に搬送供給する(=搬送機能)と
ともに、その搬送中において被破砕物に付着した細かい
土砂等を鋸歯状プレート4aの鋸歯の隙間から下方に落
下させるようになっている。すなわち、鋸歯状プレート
4aの鋸歯の隙間の大きさよりも小さな粒度の被破砕物
をふるい落とすことにより、上記隙間の大きさ以上の粒
度の被破砕物を選別するという選別機能も併せて備えて
いる。
【0028】コンベア5は、その搬出側(後方側)部分
は、支持部材105aを介し、後述のパワーユニット3
2の下部に吊り下げ支持されている。また、反搬出側
(前方側)部分は、図1に示すようにトラックフレーム
破砕機取付け部9Aよりも下方に位置しているが、支持
部材105b,105cを介し、トラックフレーム破砕
機取付け部9Aから吊り下げられるように支持されてい
る。このコンベア5は、コンベア用油圧モータ17によ
ってベルト5aを駆動し、これによってジョークラッシ
ャ3からベルト5a上に落下してきた破砕物を運搬する
ようになっている。
【0029】磁選機6は、支持部材6bを介し、後述の
パワーユニット32に取り付けられており、前記のコン
ベアベルト5aの上方にこのコンベアベルト5aと略直
交するように配置された磁選機ベルト6aを、磁選機用
油圧モータ18によって磁力発生手段(図示せず)まわ
りに駆動することにより、磁力発生手段からの磁力をベ
ルト6a越しに作用させて磁性物をベルト6aに吸着さ
せた後、コンベアベルト5aと略直交する方向に運搬し
てそのコンベアベルト5aの側方に落下させるようにな
っている。
【0030】無限軌道履帯8aはそれぞれ、走行体8に
設けられた駆動輪19とアイドラ20との間に掛け渡さ
れており、駆動輪19に設けられた走行用油圧モータ2
1(図示せず)によって駆動力が与えられることにより
破砕機1を走行させるようになっている。
【0031】トラックフレーム9は、略長方形の枠体に
よって形成された上記破砕機取付け部9Aと、この破砕
機取付け部9Aの下方に設けられ、左・右下部に前記無
限軌道履帯8aを設けた上記脚部9Bとから構成されて
いる。そして、トラックフレーム破砕機取付け部9Aの
後方側(図1,図2中右側)端部の上部には、パワーユ
ニット32の基礎下部構造をなすパワーユニットフレー
ム32aを搭載している(図1参照)。
【0032】このパワーユニット32は、前記のクラッ
シャ用油圧モータ10、フィーダ用油圧モータ15、コ
ンベア用油圧モータ17、磁選機用油圧モータ18、左
・右走行用油圧モータ21等の油圧アクチュエータへの
圧油を吐出する少なくとも1つの油圧ポンプ(図示せ
ず)と、この油圧ポンプを駆動する原動機としてのエン
ジン(同)と、前記油圧ポンプから前記油圧アクチュエ
ータへ供給される圧油の方向・流量をそれぞれ制御する
複数のコントロールバルブ(同)を備えたコントロール
バルブ装置(同)と、給油口34aを備えた前記エンジ
ンの燃料タンク34と、給油口35を備えた作動油タン
ク35とを内蔵している。
【0033】このパワーユニット32において、エンジ
ンカバー36の下方にあるエンジンを起動すると、上記
のように油圧ポンプが駆動される。その一方、その駆動
力によって、エンジンの冷却風(後述する)上流側に設
けたファン(図示せず)が回転し、外部の空気が吸気孔
37からパワーユニット32内部空間に導入され、冷却
風となってラジエータ(図2にその冷却水点検口38を
示す)を冷却した後、ファンに流入する。さらにファン
から吹き出された冷却風は、エンジン、マフラ(図示せ
ず)、油圧ポンプ等を冷却した後、排気孔39から大気
放出される。またこのとき、エンジンからの排気ガス
は、エンジンの排気マニホールド(図示せず)からマフ
ラに流入して消音された後、マフラに接続された排気ガ
ス管40から大気中に放出される。なお41は、エンジ
ンへの吸入空気を清浄化するエアクリーナの吸入口であ
る。
【0034】また、パワーユニット32の前方側(図2
中左側)には、操作者が搭乗する運転席42が併設され
ており、操作者がこの運転席42に立つ(図1参照)こ
とにより、破砕作業中においてフィーダ4による被破砕
物の供給状況やジョークラッシャ3による破砕状況を監
視することができるようになっている。なお、前記のト
ラックフレーム破砕機取付け部9Aには、前記運転席4
2への乗り降りのための足場となる補助ステップ9Aa
が取り付けられている。
【0035】さらに、パワーユニット32の後方側(図
2中右側)端部32bは、その平面視における形状が、
略円弧形状となっている。またこのとき、コンベア5
は、その搬出側端部5bが上記パワーユニット後方側端
部32bよりも後方側へ遠く離れた位置にあり、これに
よって、コンベア5の搬出側(図1中右側)は、上記パ
ワーユニット後方側端部32bより外方(後方)に延在
して配置されている。
【0036】ここで、上記ジョークラッシャ3、フィー
ダ4、コンベア5、磁選機6、及び無限軌道履帯8a
は、上記クラッシャ用油圧モータ10、フィーダ用油圧
モータ15、コンベア用油圧モータ17、磁選機用油圧
モータ18、及び走行用油圧モータ21を含む、公知の
油圧駆動装置によって駆動される。
【0037】すなわち、例えば自走式破砕機1を自走さ
せる時には、前記の油圧ポンプからの圧油が、運転席4
2の操作レバー52,53の操作に応じて切り換えられ
るコントロールバルブ装置内の走行用コントロールバル
ブ(図示せず)を介し走行用油圧モータ21に供給さ
れ、これによって無限軌道履帯8aが駆動されて走行体
8が走行する。
【0038】また、破砕作業時には、例えば運転席42
に設けた操作盤(図示せず)のフィーダ起動スイッチ
(同)、クラッシャ起動スイッチ(同)、及びコンベア
・磁選機起動スイッチ(同)が順次押されることで、そ
の操作信号が制御盤150(図2参照)内のコントロー
ラ(図示せず)に入力され、さらにコントローラから駆
動信号として出力されてフィーダ用コントロールバルブ
(同)、破砕用コントロールバルブ(同)、及びコンベ
ア・磁選機用コントロールバルブ(同)が切り換えら
れ、これによって前記の油圧ポンプからの圧油がこれら
のコントロールバルブを介し対応する油圧モータ15,
10,17,18に供給され、これによってフィーダ
4、ジョークラッシャ3、コンベア5及び磁選機6が駆
動される。
【0039】なお、以上において、トラックフレーム9
がフレームを構成し、無限軌道履帯8aが走行手段を構
成し、ジョークラッシャ3がホッパで受け入れた被破砕
物を破砕する破砕装置を構成する。
【0040】また、図1、図2中左右方向が、フレーム
の長手方向に相当し、図1,図2中左側がフレームの長
手方向一の側に相当し、図1,図2中右側がフレームの
長手方向他の側に相当する。また、図3中左右方向が、
フレームの短手方向に相当する。
【0041】さらに、パワーユニット32の後方側端部
32bがパワーユニットのフレーム長手方向他の側端部
を構成する。
【0042】次に、本実施の形態の動作及び作用を以下
に説明する。
【0043】トラックフレーム9の前方側に配置された
ホッパ2に被破砕物を投入すると、その投入された被破
砕物が、フィーダ4において所定粒度以上のもののみが
選別されつつジョークラッシャ3へと導かれ、ジョーク
ラッシャ3で所定の大きさに破砕される。破砕された破
砕物は、ジョークラッシャ3下方の空間から排出された
後、コンベア5上に落下し受け入れられてトラックフレ
ーム9の後方側(反ホッパ2側)へ運搬され、その運搬
途中で磁選機6によって破砕物に混入した磁性物(例え
ばコンクリートの建設廃材に混入している鉄筋片等)が
取り除かれ、大きさがほぼ揃えられて、最終的に破砕機
1の後部(図1中右端部)から搬出される。
【0044】このとき、本実施の形態の自走式破砕機1
においては、コンベア5の搬出側をパワーユニット後方
側端部32bより後方に延在させることにより、コンベ
ア搬出側端部5bの高さを増大させ連続処理容量を向上
させるとともに、搬出されてきた破砕物をパワーユニッ
ト32から離れた位置に山積みすることができ、油圧シ
ョベルによるダンプカー等への積み込みが可能となる。
【0045】ここで、この油圧ショベルによりダンプカ
ー等へ積み込みを行う場合、図4に示すように、ダンプ
カー等をコンベアのトラックフレーム短手方向(幅方
向)側方の少し離れた位置に停止させておき、油圧ショ
ベルをダンプカー等とコンベアとの間に配置し、旋回動
作を行って積み込みを行う場合がある。このとき、油圧
ショベルの作業フロントは、図4に示すように、平面上
で見て、走行体の位置を回転中心とする略円弧状の軌跡
を描く。ここで、通常、コンベアの幅方向寸法は、パワ
ーユニットの同方向寸法よりも小さくなっているため、
油圧ショベルの作業フロントの先端部(例えばバケッ
ト)がパワーユニットの長手方向他の側(反ホッパ側)
端部のトラックフレーム短手方向両側隅部にかなり接近
する(図4中B部付近がこの状態に相当する)。なお、
ダンプカー等を図4中想像線(2点鎖線)位置に待機さ
せた場合等にも同様の状況が生じるのは言うまでもな
い。
【0046】本実施の形態においては、これに対応し
て、パワーユニット後方側端部32bを、略円弧形状と
する。これにより、上記図4に相当するような旋回動作
時において、作業フロント先端部とパワーユニット後方
側端部32bとの間に所定の大きさの空間を常時確保す
ることができるので、油圧ショベルの操作者の精神的・
肉体的な負担を軽減することができる。
【0047】また、本実施形態の自走式破砕機1のよう
な、コンベア5で破砕物を反ホッパ2側へ搬出する自走
式破砕機の場合、稼働現場までの輸送のためにトラック
等に搭載されるときには、通常、コンベア5をトラック
等の後方に向ける形でトラック等の荷台上に搭載され
る。したがって、稼働現場に到着したときには、後方側
側を先頭にして自走し、荷台から地上に降りることとな
る。また、稼働現場において稼働している合間にも、コ
ンベア5から搬出され山積みされる破砕物の状況等に応
じ、後方側を先頭にしてわずかな距離を自走する場合も
ある。
【0048】このような自走時においては、自走方向
(すなわち後方側)にコンベア5が突出しているため、
このコンベア5を周囲へ衝突させないように操作者の視
界をなるべく良好に確保することが好ましいが、トラッ
クフレーム9の後方側端部にあるパワーユニット32が
操作者の視界を遮る傾向となる。本実施の形態では、上
記のようにパワーユニット後方側端部32bを略円弧状
にすることにより、上記の視界の遮蔽を緩和し、操作者
の視界範囲を広げることもできる。
【0049】なお、本発明は、上記本発明の一実施の形
態のように小型の自走式破砕機にその適用対象が限定さ
れるものではなく、そのような変形例を図5及び図6に
示す。
【0050】図5及び図6は、本発明をいわゆる中型の
自走式破砕機201に適用した場合を示すもので、図5
は、この自走式破砕機201の全体構造を表す側面図で
あり、図6は、図5に示した自走式破砕機201の上面
図である。
【0051】これら図5及び図6において、自走式破砕
機201は、基本的な構成や機能は、図1〜図3で示し
た自走式破砕機1と同様であるため、同等の部分には同
一の符号を付し説明を省略している。すなわち、この自
走式破砕機201が自走式破砕機1と異なるのは、図6
に示すように、パワーユニット32の後方側(図2中右
側)端部32bのうち、そのフレーム短手方向(幅方
向、図6中上下方向)両側隅部32b1,32b1が欠落
した(切り欠かれた)形状となっていることである。こ
の例では、幅方向両側隅部32b1が、パワーユニット
のフレーム短手方向両側隅部を構成する。その他の点
は、自走式破砕機1とほぼ同等の構成となっている。
【0052】図4を用いて前述した説明からも明らかな
ように、上記のように、パワーユニット32の後方側端
部32bのうち、短手方向両側隅部32b1,32b1が
欠落した形状とするだけでも、前述の自走式破砕機1と
同様、油圧ショベルの旋回動作時において、作業フロン
ト先端部とパワーユニット後方側端部32bとの間に所
定の大きさの空間を常時確保できるので、油圧ショベル
の操作者の精神的・肉体的な負担を軽減することができ
る。またこのように両側隅部32b1,32b2が欠落し
ていることにより、後方側へ自走するときの操作者の視
界の遮蔽を緩和し、操作者の視界範囲を広げることもで
きる。
【0053】以上の自走式破砕機1及び自走式破砕機2
01により、上記油圧ショベル操作者の負担軽減、及び
後方視界確保のためには、少なくとも、パワーユニット
後方側端部32bの短手方向両側隅部が欠落した形状で
あれば足りることがわかる。
【0054】なお、以上においては、原動機として、エ
ンジンを備えた自走式破砕機に適用した場合を例にとっ
て説明したが、これに限られず、例えば原動機として電
動モータ等を備えた自走式破砕機に適用してもよい。
【0055】また、以上においては、破砕装置として動
歯3aと固定歯3bとで破砕を行うジョークラッシャ3
を備えた自走式破砕機1を例にとって説明したが、これ
に限られず、他の破砕装置、例えば、ロール状の回転体
に破砕用の刃を取り付けたものを一対としてそれら一対
を互いに逆方向へ回転させ、それら回転体の間に被破砕
物を挟み込んで破砕を行う回転式破砕装置(いわゆるロ
ールクラッシャを含む6軸破砕機等)や、平行に配置さ
れた軸にカッタを備え、互いに逆回転させることにより
被破砕物をせん断する破砕装置(いわゆるシュレッダを
含む2軸せん断機等)を備えた破砕機にも適用可能であ
る。これらの場合には、フィーダ4を省略しても良い。
これらの場合にも同様の効果を得る。
【0056】さらに、以上においては、フィーダ4とし
て、油圧モータの駆動力を用いて、被破砕物を載置する
複数枚の鋸歯状プレート4aを含む底板部を加振するグ
リズリフィーダを備えた自走式破砕機1を例にとって説
明したが、これに限られない。すなわち、他のタイプの
フィーダ、例えば、ホッパから投入された被破砕物をホ
ッパ下方に設けた略平板形状の底板に載置し、この底板
を油圧モータで発生した駆動力に基づきベース駆動機構
によって略水平方向に往復運動させることにより、後続
の破砕原料の投入によって先行の破砕原料を底板上で順
次押し出し、底板の前端から破砕原料を破砕装置へと順
次供給するいわゆるプレートフィーダを備えた破砕機に
も適用可能である。
【0057】また、以上においては、破砕装置による破
砕作業に関連する作業を行う補助機械として、フィーダ
4、コンベア5、及び磁選機6を備えた自走式破砕機に
適用した場合を例にとって説明したが、これに限られな
い。すなわち、フィーダ4、コンベア5、及び磁選機6
のうち、いくつかを適宜省略した自走式破砕機、例えば
フィーダ4がなくホッパ2からダクトやシュートを介し
直接ジョークラッシャ3に被破砕物を供給するものや、
作業事情に応じ磁選機6が省略されているものに対し適
用しても良い。逆に、フィーダ4、コンベア5、及び磁
選機6に加え、さらに追加の補助機械、例えば、コンベ
ア5の路程を長くするためにコンベア5の下流側(又は
上流側)に位置する補助コンベア(2次コンベア)や、
破砕物の粒度に応じさらなる選別を行うためにジョーク
ラッシャ3の下流側に位置する振動スクリーンを設けた
自走式破砕機に適用しても良い。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、パワーユニットのフレ
ーム長手方向他の側端部を、少なくとも、フレーム短手
方向両側隅部が欠落した形状とするので、旋回動作時に
おいて、作業フロント先端部とパワーユニットのフレー
ム長手方向他の側端部との間に所定の大きさの空間を常
時確保することができる。したがって、破砕物をダンプ
カー等へ積み込む油圧ショベルの操作者の精神的・肉体
的な負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の自走式破砕機の全体構造を表す
側面図である。
【図2】図1に示した自走式破砕機の上面図である。
【図3】図1中III−III断面で見た断面図である。
【図4】破砕機後部に搬出された破砕物を油圧ショベル
によりダンプカー等へ積み込むときの様子を表した図で
ある。
【図5】本発明を中型の自走式破砕機に適用した変形例
における、その自走式破砕機の全体構造を表す側面図で
ある。
【図6】図5に示した自走式破砕機の上面図である。
【符号の説明】
2 ホッパ 3 ジョークラッシャ(破砕装置) 4 フィーダ 5 コンベア 6 磁選機 7 破砕機本体 8 走行体 8a 無限軌道履帯(走行手段) 9 トラックフレーム(フレーム) 32 パワーユニット 32b 後方側端部(フレーム長手方向他の側
端部) 32b1 幅方向両側隅部(フレーム短手方向両
側隅部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 光男 滋賀県甲賀郡水口町笹が丘1−2 株式会 社日立建機ティエラ滋賀工場内 Fターム(参考) 4D067 CG07 DD04 DD06 DD14 GA06 GB03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームと、このフレームに設けた走行手
    段と、前記フレームの長手方向一の側に設けられ、被破
    砕物を受け入れるホッパと、このホッパで受け入れた被
    破砕物を破砕する破砕装置と、前記ホッパで受け入れた
    被破砕物を前記破砕装置に搬送するフィーダと、前記フ
    レームの長手方向他の側に設けられたパワーユニット
    と、前記破砕装置で破砕された破砕物を前記他の側へ搬
    出するコンベアとを備えた自走式破砕機において、 前記コンベアの搬出側は、前記パワーユニットの前記他
    の側端部より外方に延在して配置されており、 前記パワーユニットの前記他の側端部は、少なくとも、
    前記フレーム短手方向両側隅部が欠落した形状となって
    いることを特徴とする自走式破砕機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自走式破砕機において、前
    記パワーユニットの前記他の側端部は、略円弧状形状と
    なっていることを特徴とする自走式破砕機。
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