JPH07189Y2 - 自走行式クラッシャ− - Google Patents
自走行式クラッシャ−Info
- Publication number
- JPH07189Y2 JPH07189Y2 JP1987125978U JP12597887U JPH07189Y2 JP H07189 Y2 JPH07189 Y2 JP H07189Y2 JP 1987125978 U JP1987125978 U JP 1987125978U JP 12597887 U JP12597887 U JP 12597887U JP H07189 Y2 JPH07189 Y2 JP H07189Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crusher
- self
- crushed
- concrete
- discharge tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は砕石用クラッシャーを走行自在のクローラー
走行車の車台に取り付け，破壊ビルディング等の大塊の
コンクリートブロックを倒壊現場で直ちに細片を破砕し
てコンクリートの骨材に再利用したり廃棄することので
きる自走行式クラッシャーを土建業界に提供するもので
ある。
走行車の車台に取り付け，破壊ビルディング等の大塊の
コンクリートブロックを倒壊現場で直ちに細片を破砕し
てコンクリートの骨材に再利用したり廃棄することので
きる自走行式クラッシャーを土建業界に提供するもので
ある。
従来，倒壊ビルディング等の大塊のコンクリートブロッ
クは一旦粉砕工場へ搬入し，ここでクラッシャーにより
細片に破砕し，再び工事現場に搬送してコンクリート骨
材として再利用するか，廃棄処分にしていた。
クは一旦粉砕工場へ搬入し，ここでクラッシャーにより
細片に破砕し，再び工事現場に搬送してコンクリート骨
材として再利用するか，廃棄処分にしていた。
これでは粉砕工場への往復運送費および時間が全く無駄
であった。
であった。
前述のように，従来は倒壊ビルディング等の大塊のコン
クリートブロックは一旦粉砕工場へ搬送して細片に破砕
して再び現場に戻して骨材として再利用するか，または
破砕してそのまま廃棄するかしていたが，いずれにして
も粉砕工場への往復による無駄な運搬費用と無駄な時間
を費やしていることが問題となっていた。
クリートブロックは一旦粉砕工場へ搬送して細片に破砕
して再び現場に戻して骨材として再利用するか，または
破砕してそのまま廃棄するかしていたが，いずれにして
も粉砕工場への往復による無駄な運搬費用と無駄な時間
を費やしていることが問題となっていた。
この考案は上述の不具合を解消するため，走行台車上に
クラッシャーと破砕した細片を搬送する搬送コンベアを
設け，走行台車が移動するときは，搬送コンベアを上方
へ起立させて走行の邪魔にならぬようにしたものであ
る。
クラッシャーと破砕した細片を搬送する搬送コンベアを
設け，走行台車が移動するときは，搬送コンベアを上方
へ起立させて走行の邪魔にならぬようにしたものであ
る。
この考案の構成を実施例の図に基づいて説明すると，第
１図および第２図に示すように，自走行式クラッシャー
１は両側にクローラー式走行装置2,2を有するクローラ
ー走行車３の車台４上のほぼ中央部に第３図および第４
図に示す強力なクラッシャー５を設置し，このクラッシ
ャー５の上部に大塊のコンクリートブロックＢを投入す
るホッパー６を取り付け，クラッシャー５の下部に粉砕
された細片Ｃを排出する排出筒７を取り付け，前記車台
４に設けた駆動装置８のディーゼルエンジン９と前記ク
ラッシャー５との中間に油圧ポンプ10,油圧モーター11,
電磁クラッチ12を順次に連結し，前記油圧ポンプ10の駆
動スプロケット13と油圧ポンプ10の被動スプロケット14
との間にチェーン15を掛装し，電磁クラッチ12の駆動Ｖ
ベルト16車とクラッシャー５の被動Ｖベルト車17との間
にＶベルト18を掛装する。
１図および第２図に示すように，自走行式クラッシャー
１は両側にクローラー式走行装置2,2を有するクローラ
ー走行車３の車台４上のほぼ中央部に第３図および第４
図に示す強力なクラッシャー５を設置し，このクラッシ
ャー５の上部に大塊のコンクリートブロックＢを投入す
るホッパー６を取り付け，クラッシャー５の下部に粉砕
された細片Ｃを排出する排出筒７を取り付け，前記車台
４に設けた駆動装置８のディーゼルエンジン９と前記ク
ラッシャー５との中間に油圧ポンプ10,油圧モーター11,
電磁クラッチ12を順次に連結し，前記油圧ポンプ10の駆
動スプロケット13と油圧ポンプ10の被動スプロケット14
との間にチェーン15を掛装し，電磁クラッチ12の駆動Ｖ
ベルト16車とクラッシャー５の被動Ｖベルト車17との間
にＶベルト18を掛装する。
前記排出筒７の直下に基端19を有する搬出コンベア20
を，前記クローラー式走行装置2,2の中間に前後方向に
取り付け，基端19の駆動ローラー21の駆動回転軸22を軸
心として搬出コンベア20が矢印R,R′方向に往復回動自
在とする。
を，前記クローラー式走行装置2,2の中間に前後方向に
取り付け，基端19の駆動ローラー21の駆動回転軸22を軸
心として搬出コンベア20が矢印R,R′方向に往復回動自
在とする。
図中23は車台４の前部片側に設けた運転室,24はクラッ
シャー本体,25はフライホィール,26は主軸,27は投入口,
28は排出口を示す。
シャー本体,25はフライホィール,26は主軸,27は投入口,
28は排出口を示す。
この考案の作用を実施例の図に基づいて説明すると，第
１図に示すように，自走行式クラッシャー１はクローラ
ー式走行装置２を駆動して所望の場所まで移動し，両側
のクローラー式走行装置2,2間の搬出コンベア20を駆動
回転軸22を中心として矢印Ｒ′方向へ回動させて搬出コ
ンベア20を走行運転する。次にクラッシャー５の駆動力
源のディーゼルエンジン９を作動させると，クラッシャ
ー５はチェーン15,油圧ポンプ10,油圧モーター11および
電磁クラッチ12,Vベルト18を介して作動を開始すると，
上方のホッパー６から大塊のコンクリートブロックＢが
投入されると，コンクリートブロックＢはホッパー６を
通じてクラッシャー５内に入り，粉砕された細片Ｃは下
方の排出筒７から排出される。排出筒７の下方には運転
中の搬出コンベア20の基端19があるので，排出された細
片Ｃは搬出コンベア20の基端19上に落下し，搬出コンベ
ア20上の前方へ運ばれ，先端から所望の場所に堆積し，
コンクリート骨材として使用される。
１図に示すように，自走行式クラッシャー１はクローラ
ー式走行装置２を駆動して所望の場所まで移動し，両側
のクローラー式走行装置2,2間の搬出コンベア20を駆動
回転軸22を中心として矢印Ｒ′方向へ回動させて搬出コ
ンベア20を走行運転する。次にクラッシャー５の駆動力
源のディーゼルエンジン９を作動させると，クラッシャ
ー５はチェーン15,油圧ポンプ10,油圧モーター11および
電磁クラッチ12,Vベルト18を介して作動を開始すると，
上方のホッパー６から大塊のコンクリートブロックＢが
投入されると，コンクリートブロックＢはホッパー６を
通じてクラッシャー５内に入り，粉砕された細片Ｃは下
方の排出筒７から排出される。排出筒７の下方には運転
中の搬出コンベア20の基端19があるので，排出された細
片Ｃは搬出コンベア20の基端19上に落下し，搬出コンベ
ア20上の前方へ運ばれ，先端から所望の場所に堆積し，
コンクリート骨材として使用される。
粉砕作業が終了すると，クラッシャー５と搬出コンベア
20の作動を停止し，搬出コンベア20を矢印Ｒ方向へ起立
させてクローラー式走行装置2,2を駆動させて現場から
退去する。
20の作動を停止し，搬出コンベア20を矢印Ｒ方向へ起立
させてクローラー式走行装置2,2を駆動させて現場から
退去する。
前記クラッシャー５は第３図および第４図に示す公知の
ものである。
ものである。
この車台４の上にはクラッシャー5,ディーゼルエンジン
9,油圧ポンプ10,油圧モーター11および電磁クラッチ12
を一括して被覆するカバー（図示略）を施すものとす
る。
9,油圧ポンプ10,油圧モーター11および電磁クラッチ12
を一括して被覆するカバー（図示略）を施すものとす
る。
この考案は，クローラー式走行車の台車上にディーゼル
エンジン等により駆動される，上部にホッパーを，下部
に排出筒を有するクラッシャーを搭載し，排出筒の下方
に搬出コンベアを起倒自在に設けたので，倒壊したビル
ディングの大塊のコンクリートブロック等を，この自走
行式クラッシャーが現場に出向いて，その現場で細片に
粉砕してコンクリート骨材として再使用できるため，従
来のように大塊のコンクリートブロックを一旦，粉砕工
場に搬送し，そこで細片にしてから使用現場に搬送する
という無駄が省けることにより，運搬費の節約と時間の
節減の二つの大きい利点があり，どこの現場へでも自走
で行ける効果も大きい。
エンジン等により駆動される，上部にホッパーを，下部
に排出筒を有するクラッシャーを搭載し，排出筒の下方
に搬出コンベアを起倒自在に設けたので，倒壊したビル
ディングの大塊のコンクリートブロック等を，この自走
行式クラッシャーが現場に出向いて，その現場で細片に
粉砕してコンクリート骨材として再使用できるため，従
来のように大塊のコンクリートブロックを一旦，粉砕工
場に搬送し，そこで細片にしてから使用現場に搬送する
という無駄が省けることにより，運搬費の節約と時間の
節減の二つの大きい利点があり，どこの現場へでも自走
で行ける効果も大きい。
第１図はこの考案の実施例の略線正面図，第２図は同，
主要部の略線平面図，第３図はこの考案に使用されるク
ラッシャーの側面図，第４図は同，正面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1:自走行式クラッシャー 2:クローラー式走行装置 3:クローラー走行車 4:車台、5:クラッシャー 6:ホッパー、7:排出筒 9:ディーゼルエンジン 10:油圧ポンプ、11:油圧モーター 12:電磁クラッチ 20:搬出コンベア、21:駆動ローラー 22:駆動回転軸、24:クラッシャー本体 25:フライホィール B:コンクリートブロック（大塊） C:細片
主要部の略線平面図，第３図はこの考案に使用されるク
ラッシャーの側面図，第４図は同，正面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1:自走行式クラッシャー 2:クローラー式走行装置 3:クローラー走行車 4:車台、5:クラッシャー 6:ホッパー、7:排出筒 9:ディーゼルエンジン 10:油圧ポンプ、11:油圧モーター 12:電磁クラッチ 20:搬出コンベア、21:駆動ローラー 22:駆動回転軸、24:クラッシャー本体 25:フライホィール B:コンクリートブロック（大塊） C:細片
Claims (1)
- 【請求項１】走行自在なクローラー式走行車の車台上の
運転室の後に上部にホッパーを有するクラッシャーを載
設し，このクラッシャーを駆動するディーゼルエンジ
ン，油圧ポンプ，油圧モーターおよび電磁クラッチから
なる駆動装置とクラッシャーとをＶベルトにより連結
し，前記クラッシャーの下部の左右のクローラー間に砕
石の細片の排出筒を設け，この排出筒の下方に基部を設
けた搬出コンベアを起倒自在に設けてなることを特徴と
する自走行式クラッシャー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987125978U JPH07189Y2 (ja) | 1987-08-19 | 1987-08-19 | 自走行式クラッシャ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987125978U JPH07189Y2 (ja) | 1987-08-19 | 1987-08-19 | 自走行式クラッシャ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6432744U JPS6432744U (ja) | 1989-03-01 |
| JPH07189Y2 true JPH07189Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31377065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987125978U Expired - Lifetime JPH07189Y2 (ja) | 1987-08-19 | 1987-08-19 | 自走行式クラッシャ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07189Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1305472C (zh) * | 1997-05-16 | 2007-03-21 | 安斯泰来制药有限公司 | 抗幽门螺杆菌用医药组合物 |
| KR20220114955A (ko) * | 2021-02-09 | 2022-08-17 | 주식회사 대륙기계 | 수목가지 파쇄기의 구동장치 |
| KR20220114954A (ko) * | 2021-02-09 | 2022-08-17 | 주식회사 대륙기계 | 자주식 수목가지 파쇄장치 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0719556Y2 (ja) * | 1991-02-08 | 1995-05-10 | 川崎重工業株式会社 | 自走式破砕ユニット |
| JP2547627Y2 (ja) * | 1992-09-14 | 1997-09-10 | 株式会社小松製作所 | 自走式破砕機械 |
| US5580004A (en) * | 1993-02-26 | 1996-12-03 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Self-propelled crushing machine |
| JP2509060Y2 (ja) * | 1993-09-14 | 1996-08-28 | 株式会社小松製作所 | 自走式破砕機械 |
| JP3449643B2 (ja) * | 1994-07-20 | 2003-09-22 | 株式会社小松製作所 | 自走式破砕機械の破砕機制御装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB246190A (en) * | 1924-09-18 | 1926-01-18 | James William Sunderland | Improvements in and relating to machines for making wire fabrics |
| JPS52154167A (en) * | 1976-06-17 | 1977-12-21 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Mobile crushing facility |
| JPS5592154A (en) * | 1978-12-29 | 1980-07-12 | Maesato Kenji | Transfer crusher |
| DE3228735A1 (de) * | 1982-07-31 | 1984-02-02 | Hazemag Dr. E. Andreas GmbH & Co, 4400 Münster | Fahrbare oder verfahrbare zerkleinerungsanlage |
| JPS6377553A (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-07 | 川崎重工業株式会社 | 移動式破砕機 |
-
1987
- 1987-08-19 JP JP1987125978U patent/JPH07189Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1305472C (zh) * | 1997-05-16 | 2007-03-21 | 安斯泰来制药有限公司 | 抗幽门螺杆菌用医药组合物 |
| KR20220114955A (ko) * | 2021-02-09 | 2022-08-17 | 주식회사 대륙기계 | 수목가지 파쇄기의 구동장치 |
| KR20220114954A (ko) * | 2021-02-09 | 2022-08-17 | 주식회사 대륙기계 | 자주식 수목가지 파쇄장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6432744U (ja) | 1989-03-01 |
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