JP2002339397A - 自走式泥土固化処理装置 - Google Patents

自走式泥土固化処理装置

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JP2002339397A
JP2002339397A JP2001144864A JP2001144864A JP2002339397A JP 2002339397 A JP2002339397 A JP 2002339397A JP 2001144864 A JP2001144864 A JP 2001144864A JP 2001144864 A JP2001144864 A JP 2001144864A JP 2002339397 A JP2002339397 A JP 2002339397A
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mud
body frame
solidified
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rotary drum
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JP2001144864A
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Yasuo Mori
泰雄 森
Hidetsugu Yamazaki
英嗣 山崎
Koichi Oshiro
康一 大城
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 泥土投入ホッパへの泥土の投入操作が容易か
つ安全に行えて運転席付近等を泥土で汚す恐れのない自
走式泥土固化処理装置を提供する。 【解決手段】 車体フレーム6と、走行体15と、車体
フレーム6後部に配置した泥土投入ホッパ16と、車体
フレーム6中央に配置し泥土と固化材とを破砕、混合し
て固化泥土を生成する回転ドラム10と、泥土を回転ド
ラム10に搬入する泥土の搬入装置17,19と、泥土
投入ホッパ16と回転ドラム10間に配置した固化材投
入ホッパ2bと、固化材を回転ドラム10に搬入する固
化材搬入用スクリュコンベア3bと、回転ドラム10内
の固化泥土を搬出する固化泥土搬出用スクリュコンベア
9と、車体フレーム6前側に配置した運転席及び駆動源
23と、土砂排出口9c下方に位置し駆動源23下方を
通って上り傾斜をなすように車体フレーム6下方に装着
した固化泥土移送用のコンベア22とで自走式泥土固化
処理装置を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、推進工
事、シールド工事、基礎工事、浚渫工事等の建設工事で
発生する泥土を固化材と混合して固化する泥土固化処理
装置を走行させ得るようにした自走式泥土固化処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】縦穴掘削機等による基礎工事、管推進機
による推進工事、シールド工事、浚渫工事等の建設工事
で発生する軟弱な泥土は、建設汚泥と呼ばれ、産業廃棄
物として脱水処理した後、最終処分地に埋立て処分され
ている。この建設汚泥と呼ばれる泥土は、微粒子分を多
く含む含水比の高い泥水状や塑性状の土砂であり、一般
の建設残土とは異なり、有害物質の有無にかかわりなく
産業廃棄物として取り扱われて、所定の最終処分地で処
分するように定められている。しかしながら、最近は、
産業廃棄物の最終処分地の立地難が深刻化し、こうした
ことを背景にして建設副産物のリサイクルの促進が要請
されている。こうした要請から、これまで利用価値のな
かった泥土について、施工業者自らが泥土の発生現場や
その近辺で固化材を混合して改質処理を施すことによ
り、これを強度の高い一般建設残土と同等の土砂に改質
して利用価値を創出し、改質処理現場から再利用先へと
直接搬送して、路盤材、埋め戻し土、宅地造成土、土手
の盛土等の種々の用途に再利用する技術の開発が進めら
れている。
【0003】泥土の発生現場やその近辺で、泥土の強度
を高めるように改質処理を施す方法として、セメント系
や石灰系の固化材を泥土に混合する方法が知られてお
り、特に、石灰安定工法と称する工法が多用される。こ
の石灰安定工法は、泥土すなわち高含水比の土砂に生石
灰を添加して混合することにより、生石灰の発揮する消
化吸収反応(水和反応)と発熱反応を利用して、泥土中
の水分を生石灰中に吸収し熱で蒸発させて泥土の含水比
を低下させる方法である。こうして含水比を低下させた
土砂は、単に脱水処理されるだけではなく、生石灰中の
カルシウムイオンによる土砂の凝集化作用やポゾラン反
応と、この反応に関与しなかった残余の生石灰による炭
酸化反応とにより、強度が上昇して固化するとともに、
水の浸入するころで再利用しても、再汚泥化することが
ないように改質される。セメント系や石灰系の固化材を
泥土に混合する方法は、全て、こうした原理により泥土
を固化して改質する。
【0004】泥土固化処理装置は、こうした原理を応用
して泥土を固化材により固化する装置であって、泥土と
固化材を混合して泥土を固化する泥土固化機と、泥土投
入ホッパ及び固化材投入ホッパと、泥土投入ホッパ及び
固化材投入ホッパに投入された泥土及び固化材をそれぞ
れ泥土固化機内にその一端側から搬入するための泥土の
搬入装置及び固化材の搬入装置と、泥土を固化材で固化
して生成された固化泥土を泥土固化機の他端側から外部
に搬出するための固化泥土の搬出装置とを備えた装置で
ある。こうした泥土固化処理装置をホイール式の走行体
で移動できるようにした移動式の泥土固化処理装置とし
ては、特公平7ー41280号公報に記載されたものが
ある。
【0005】この技術内容を図9及び図10に基づいて
概説する。図9は、従来の技術に係る移動式の泥土固化
処理装置の側面図、図10は、図9の矢印 X−X 方向の
矢視図である。
【0006】従来の技術に係る移動式の泥土固化処理装
置は、大別すると、泥土固化処理装置1と、前端部に運
転席41aを設け泥土固化処理装置1を設置した車体シ
ャシー41と、左右一対の車輪を有する3列のホイール
42を備え車体シャシー41を支持して走行する走行体
とで構成されている。この移動式の泥土固化処理装置で
は、走行する際の運転の便のため、運転席41aを前方
に配置してその後方に泥土固化処理装置1を配置してい
る。この泥土固化処理装置1の回転ドラム10から固化
泥土搬出用スクリュコンベア9で搬出されて土砂排出口
9cから排出された固化泥土は、トラックの荷台等所定
の場所に移送する必要がある。この移動式の泥土固化処
理装置では、その固化泥土を移送するためのベルトコン
ベア43を、その一端側が土砂排出口9cの下方に位置
し他端側が上方に傾斜するように地上にスムーズに設置
できるようにするため、固化泥土搬出用スクリュコンベ
ア9を車体シャシー41の後端部に配置している。その
結果、泥土投入ホッパ2aや固化材投入ホッパ2bは、
運転席41aの背後に配置されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】こうした従来の移動式
の泥土固化処理装置では、含水比の高い泥土や泥水状の
泥土を泥土投入ホッパ2aに投入する場合、こうした泥
土を油圧ショベル等の重機で掴んで直接投入するが、泥
土投入ホッパ2aが前記のように運転席41aの背後に
配置されているため、泥土投入ホッパ2aへの泥土の投
入操作をする際に油圧ショベルのバケット等、重機の可
動部が運転席41a付近に侵入する恐れがある。そのた
め、泥土の投入操作が行いにくいとともに、運転席41
a内のオペレータに危険が生じる。また、泥土を泥土投
入ホッパ2aに投入する際に泥土が飛散して運転席41
a付近を泥土で汚すこともある。
【0008】本発明は、こうした従来の技術の問題を解
消してようとするものであって、その技術課題は、泥土
投入ホッパへの泥土の投入操作が容易かつ安全に行えて
運転席付近を泥土で汚す恐れのない自走式泥土固化処理
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のこうした技術課
題は、種々の装置を設置するための車体フレームと、こ
の車体フレームを支持して走行する走行手段と、前記車
体フレームの長手方向一方側に配置した泥土投入ホッパ
と、前記車体フレームの長手方向ほぼ中央部に配置し回
転駆動することにより泥土と固化材とを掻き上げ部材で
上昇、落下させて破砕、混合し泥土を固化して固化泥土
を生成する回転ドラムと、前記泥土投入ホッパ内の泥土
を前記回転ドラムの一端側に搬入するための泥土の搬入
装置と、前記泥土投入ホッパと前記回転ドラムとの間に
配置した固化材投入ホッパと、この固化材投入ホッパ内
の固化材を前記回転ドラムの一端側に搬入するための固
化材の搬入装置と、前記回転ドラム内の固化泥土をその
他端側から搬出して排出口を通じて排出する固化泥土の
搬出装置と、この固化泥土の搬出装置よりも前記車体フ
レームの長手方向他方側寄りに配置した運転席と、前記
車体フレームの長手方向他方側に配置した駆動源と、一
端側が前記固化泥土の搬出装置の排出口の下方に位置し
他端側が前記駆動源の下方を通って上り傾斜をなすよう
に、前記車体フレームの下方に取り付けた固化泥土移送
用のコンベアとを備えた自走式泥土固化処理装置、によ
り達成される。
【0010】本発明の自走式泥土固化処理装置は、この
ように構成することにより、泥土投入ホッパを車体フレ
ームの長手方向一方側に配置するとともに、この泥土投
入ホッパと運転席との間に、泥土の搬入装置、回転ドラ
ム及び固化泥土の搬出装置等の装置を介在させるように
配置している。その結果、運転席が泥土投入ホッパと隔
離されるので、泥土を重機で泥土投入ホッパに投入する
際に重機の可動部が運転席付近に侵入する危険性が少な
くなって、泥土投入ホッパへの泥土の投入操作を容易か
つ安全に行うことができ、運転席付近を泥土で汚す恐れ
もなくなる。
【0011】その場合、ベルトコンベア等の固化泥土移
送用のコンベアは、従来のように地上に設置しないで、
一端側が固化泥土の搬出装置の排出口の下方に位置し他
端側が駆動源の下方を通って上り傾斜をなすように車体
フレームの下方に予め取り付けていて、固化泥土移送用
のコンベアが所定の姿勢に前以て整えられている。その
ため、前記のように泥土投入ホッパを車体フレームの長
手方向一方側に配置したことに伴って固化泥土の搬出装
置の排出口を運転席寄りに配置しても、その排出口から
排出される固化泥土をトラックの荷台等所定の場所に移
送できるように固化泥土移送用のコンベアをセットする
作業を、従来のように現場で地上に設置する場合とは異
なり、スムーズに行うことができる。また、このように
固化泥土移送用のコンベアを車体フレームの下方に予め
取り付けているので、従来のものと比べて固化泥土移送
用のコンベアの設置に手間がかからず、その設置を能率
的に行うことができる。
【0012】本発明の自走式泥土固化処理装置では、特
に、重量が大きい回転ドラムを車体フレームの長手方向
ほぼ中央部に配置しているので、走行時及び設置時の安
定性が良い。また、固化材投入ホッパを泥土投入ホッパ
と回転ドラムの間に配置していて、場所をとらない固化
材投入ホッパを泥土投入ホッパと回転ドラム間の余剰空
間を利用して配置するようにしているので、車体フレー
ム上の限られたスペースを有効に活用することができ
る。さらに、駆動源を車体フレームの長手方向他方側に
配置していて、駆動源を、機器類が錯綜しない車体フレ
ームの端部側に配置しているので、自走式泥土固化処理
装置の動力系統の保守点検を円滑に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明が実際上どのように
具体化されるのかを示す具体化例を図1乃至図8に基づ
いて説明することにより、本発明の実施の形態を明らか
にする。図1は、本発明の具体化例に係る自走式泥土固
化処理装置の縦断面図、図2は、図1の矢印II−II方向
の矢視図、図3は、図1の III−III 線の断面図、図4
は、図1のIV−IV線の断面図、図5は、図1の矢印 V−
V 方向の矢視図、図6は、図1の矢印VI−VI方向の矢視
図、図7は、図1の矢印 VII−VII 方向の矢視図、図8
は、図1の自走式泥土固化処理装置で泥土の固化処理作
業を行っているときの作業現場の状態を示す側面図であ
る。
【0014】この自走式泥土固化処理装置は、大別する
と、泥土固化処理装置1と、泥土固化処理装置1や運転
席S等種々の装置を設置する車体フレーム6と、車体フ
レーム6を支持して走行するクローラ式の走行体15と
で構成されている。本明細書では、走行体15が前進す
る方向を前、走行体15がバックする方向を後、走行体
15の前進方向右側を右、その前進方向の左側を左と定
義する。
【0015】まず、図1及び図2に基づき泥土固化処理
装置1について説明する。1は建設工事で発生する泥土
を固化材と混合して固化する泥土固化処理装置、2bは
固化材を投入するための固化材投入ホッパ、3bは固化
材投入ホッパ2bに投入された固化材を回転ドラム10
内に後端側から搬入するための固化材の搬入装置として
の固化材搬入用スクリュコンベア、4は回転ドラム10
を回転自在に支持するためのローラ、5はこのローラ4
を軸着して車体フレーム6に回転自在に取り付けるため
のブラケットである。図1には、固化材を符号SDで示
している。
【0016】7aは長尺の矩形板状をなし回転ドラム1
0の内周面後部から前方に長手方向に向けて取付けられ
た後方の掻き上げ翼、7bはその前方に取付けられ後方
の掻き上げ翼7aよりも短い同様の前方の掻き上げ翼、
8は回転ドラム10の内周面の後方の掻き上げ翼7a寄
りに取付けられ前方に向かって下方に傾斜した矩形板状
の搬送翼である。
【0017】後方の掻き上げ翼7a及び前方の掻き上げ
翼7bは、回転ドラム10の周方向に等間隔で放射状に
多数取り付けられている。後方の掻き上げ翼7aは、泥
土搬入用スクリュコンベア3aや固化材搬入用スクリュ
コンベア3bで回転ドラム10内に搬入された泥土や固
化材を、回転ドラム10の回転に伴って掻き上げるがご
とく上昇させ、回転ドラム10の上半部に上昇させたと
きに自重により落下させる作用をする。回転ドラム10
を回転駆動して泥土や固化材をこの後方の掻き上げ翼7
aで上昇、落下させる動作を繰り返すことにより、泥土
を固化材と混合して固化させることができる。前方の掻
き上げ翼7bは、こうして生成された固化泥土を、後方
の掻き上げ翼7aと同様、掻き上げるがごとく上昇さ
せ、回転ドラム10の上半部に上昇させたときに自重に
より落下させて固化泥土搬出用スクリュコンベア9の土
砂取り込み口9aに送り込む作用をする。搬送翼8は、
回転ドラム10の内周面に前方に向かって下方に傾斜す
るようにその周方向に等間隔で取り付けられているた
め、後方の掻き上げ翼7aから落下する泥土や固化材を
とらえて漸次前方に移動させることができる。
【0018】9は泥土を固化材で固化して生成された固
化泥土を回転ドラム10の前端側から外部に搬出するた
めの固化泥土の搬出装置としての固化泥土搬出用スクリ
ュコンベア、9bはこのスクリュコンベア9を回転駆動
するための回転駆動装置、10は回転駆動することによ
り泥土を固化材と混合して固化する回転ドラム、11は
回転ドラム10の後端部の開口を塞ぐように固定的に設
置された断面円形の後端部の固定板、12は回転ドラム
10と後端部の固定板11の間をシールする後端部のシ
ール部材、13は回転ドラム10の前端部の開口を塞ぐ
ように固定的に設置された断面円形の前端部の固定板、
14は回転ドラム10と前端部の固定板13の間をシー
ルする前端部のシール部材である。
【0019】前述した固化材搬入用スクリュコンベア3
b及び後述する泥土搬入用スクリュコンベア19の前端
部は、回転ドラム10後端部の固定板11を貫通して回
転ドラム10内に開口している。固化泥土搬出用スクリ
ュコンベア9の前端部は、回転ドラム10前端部の固定
板13を貫通して回転ドラム10外に突出し、その突出
部に土砂排出口9cを有している。回転ドラム10は、
回転ドラム10に設けたギアと原動機と原動機の回転を
ギアに伝達するピニオンとからなる図示しない回転駆動
装置により回転駆動されるようになっている。後端部の
シール部材12と前端部のシール部材14は、何れも環
状をなして同様の構造を有しており、回転ドラム10内
の泥土や固化材の外部への漏洩や回転ドラム10内への
冷気の浸入を防ぐ働きをする。
【0020】16は車体幅Wに略等しい幅を有する平面
視方形状をなす、泥土を投入するための泥土投入ホッ
パ、17はこの泥土投入ホッパ16内の泥土を取り込ん
で移送するホッパスクリューコンベア、19はこのホッ
パスクリューコンベア17の泥土排出口17bから排出
される泥土を後記連絡管18を通じて取り込んで回転ド
ラム10内に搬入する泥土搬入用スクリューコンベア、
18はホッパスクリューコンベア17の泥土排出口17
bと泥土搬入用スクリューコンベア19の泥土取り込み
口19aとを連絡する連絡管である。
【0021】ホッパスクリューコンベア17は、スクリ
ュー翼の周囲をケーシング17cで覆って、スクリュー
翼を回転駆動するためのモータ17aを後端に付設し、
泥土排出口17bを前端部に設けて構成している。この
ホッパスクリューコンベア17は、泥土投入ホッパ16
内に、泥土排出口17bが高くなるように底部から頂部
に向かって傾斜させて設置している。そして、後部端部
を泥土投入ホッパ16外に突出させて泥土排出口17b
を泥土搬入用スクリューコンベア19の泥土取り込み口
19aの真上に位置させ、泥土排出口17bを泥土取り
込み口19aに連絡管18で連通させている。泥土投入
ホッパ16内に配置されたホッパスクリューコンベア1
7には、泥土投入ホッパ16の前後方向の長さL近くの
範囲にわたって上半部にケーシング17cを設けておら
ず、これにより、その上半部に泥土の取り込み部17d
を形成している。
【0022】ここに示す例では、泥土を回転ドラム10
内に搬入するための泥土の搬入装置を、このようにホッ
パスクリューコンベア17と泥土搬入用スクリューコン
ベア19の二つのスクリューコンベアを設けて構成して
いるため、後に詳述する優れた効果を発揮する。回転ド
ラム10と泥土投入ホッパ16との間には、何れにし
ろ、泥土搬入用スクリュコンベア19のような泥土の搬
入装置を設けなければならないため、前後方向にある程
度の間隔を設ける必要があり、空間が生じる。ここに示
す例では、固化材投入ホッパ2bを回転ドラム10と泥
土投入ホッパ16の間に配置して、泥土投入ホッパ16
よりも場所をとらない固化材投入ホッパ2bを泥土投入
ホッパと回転ドラムの間における泥土搬入用スクリュコ
ンベア19の上方の余剰空間を利用して配置しているの
で、車体フレーム6上の限られたスペースを有効に活用
することができる。
【0023】以上述べた泥土固化処理装置1の作用を説
明する。泥土及び固化材をそれぞれ泥土投入ホッパ16
及び固化材投入ホッパ2bに投入して、図示していない
回転駆動装置により回転ドラム10を回転駆動すると、
泥土投入ホッパ16内の泥土は、取り込み部17dから
取り込まれた後、ホッパスクリューコンベア17により
連絡管18を経て泥土搬入用スクリューコンベア19に
送られ、この泥土搬入用スクリューコンベア19で回転
ドラム10内の後部に搬入される。また、固化材も、固
化材搬入用スクリュコンベア3bで回転ドラム10内の
後部に搬入される。次いで、こうして回転ドラム10内
に搬入された泥土や固化材は、回転ドラム10の回転に
伴って後方の掻き上げ翼7aの働きにより上昇、落下
し、落下時に回転ドラム10の底面部や他の泥土の塊と
衝突して破砕されるとともに回転ドラム10の底面部に
飛散する。また、泥土や固化材は、落下する過程におい
て、前方に下方傾斜した搬送翼8でとらえられ漸次前方
に移動する。
【0024】こうして回転ドラム10内で前方に移動し
ながら飛散した泥土と固化材は、後方の掻き上げ翼7a
でかき集められて合体し、その過程で混合される。泥土
と固化材が以上のような上昇−落下−破砕−飛散−合体
の動作を反復して、細分化されながら離合集散を繰り返
すことにより、泥土は、固化材と漸次混合して固化す
る。こうして生成された固化泥土は、今度は、前方の掻
き上げ翼7bの働きより上昇、落下の動作を繰り返し、
落下時に固化泥土搬出用スクリュコンベア9の土砂取り
込み口9aに逐次取り込まれて行き、固化泥土搬出用ス
クリュコンベア9で搬出されて土砂排出口9cから排出
される。
【0025】ところで、泥土搬入装置を、一つのスクリ
ューコンベアを水平状に設置することにより通常の態様
で構成した場合、このスクリュコンベアで回転ドラム1
0内に搬入しようとする泥土が含水比の高い泥土や泥水
状の泥土であるときには、泥土がスクリュコンベアで流
量調整されることなく、そのまま流れ込むようにして回
転ドラム10内に搬入される。これに対し、この図1に
示す泥土固化処理装置1では、特に、ホッパスクリュー
コンベア17を泥土排出口17bが高くなるように傾斜
させて設置したため、泥土投入ホッパ16内の泥土が含
水比の高い泥土や泥水状の泥土である場合でも、その泥
土がホッパスクリューコンベア17を経て泥土搬入用ス
クリューコンベア19や回転ドラム10内に流れ込むよ
うなことはない。そのため、泥土投入ホッパ16内の泥
土が泥水状の泥土でも、泥土の搬入装置をなすホッパス
クリューコンベア17や泥土搬入用スクリューコンベア
19の流量調整機能により、泥土量をこれらの回転数に
応じて適切に調整しながら泥土を回転ドラム10内に搬
入することができる。
【0026】次に、図1乃至図7に基づいて、車体フレ
ーム6及びクローラ式の走行体15やこれらと関連する
事項について説明する。
【0027】6は泥土固化処理装置1や運転席Sを設置
して走行体15で支持される車体フレーム、15はこの
車体フレーム6の左右に設けられ、スプロケット15c
で駆動されるクローラベルト15eを推進手段として走
行するクローラ式の走行体、15aは左右のクローラ式
の走行体15を連結して走行装置を形成するクロスビー
ム、20は作業床である。
【0028】クローラ式の走行体15は、サイドフレー
ム15bと、サイドフレーム15bの前端部に軸支され
減速機付きの油圧モータで回転駆動されるスプロケット
15cと、サイドフレーム15bの後端部に軸支された
アイドラ15dと、これらのスプロケット15cとアイ
ドラ15dとに掛け回されたエンドレスチェーン状のク
ローラベルト15eとを設けて構成されている。クロス
ビーム15aは、複数本設けて、こうして構成された左
右の走行体15のサイドフレーム15bを連結するが、
最前方のクロスビーム15aは、左右のサイドフレーム
15bの前端部付近に固着されている。このクローラ式
の走行体15は、スプロケット15cを油圧モータで回
転駆動すると、クローラベルト15eをスプロケット1
5cで駆動してアイドラ15dで案内しながら回すこと
により走行する。泥土固化処理装置1をこのようにクロ
ーラ式の走行体15に設置する代わりに、図9で述べた
ようなホイール式の走行体に設置してもよい。
【0029】車体フレーム6は、走行体15の前端付近
より後方に水平状に設置される車体フレーム本体6a
と、前端部を車体フレーム本体6aより高くするように
走行体15の前方に張り出した張出し部6bとで構成し
ている。ここでは、こうした張出し部6bを、車体フレ
ーム本体6aを前方に向かって上方に傾斜するように延
長することにより形成している。車体フレーム本体6a
は、左右の走行体15を連結するクロスビーム15aの
上に略水平に設置されるように取り付けられ、後端部を
走行体15の後端より張出している。この車体フレーム
本体6aには、泥土固化処理装置1を搭載している。
【0030】車体フレーム6に泥土固化処理装置1を搭
載する場合、車体フレーム6の長手方向一方側に泥土投
入ホッパ16を配置し、車体フレーム6の長手方向のほ
ぼ中央部に回転ドラム10を配置し、これら泥土投入ホ
ッパ16と回転ドラム10の間に固化材投入ホッパ2b
を配置する。これに伴って、ホッパスクリューコンベア
17や泥土搬入用スクリュコンベア19等よりなる泥土
の搬入装置及び固化材搬入用スクリュコンベア3bを、
それぞれ泥土投入ホッパ16と回転ドラム10の間及び
固化材投入ホッパ2bと回転ドラム10の間に配置し、
回転ドラム10の他端側に固化泥土搬出用スクリュコン
ベア9を配置する。
【0031】また、固化泥土搬出用スクリュコンベア9
よりも車体フレーム6の長手方向他方側寄りに運転席2
4を配置し、車体フレーム6の長手方向他方側に駆動源
23を配置する。さらに、車体フレーム6の下方空間内
には、固化泥土搬出用スクリュコンベア9の土砂排出口
9cから排出された固化泥土をトラック等の運搬装置の
荷台に移送するための固化泥土移送用のコンベアを他方
側に向かって上方に傾斜するように配置する。以下、こ
うした配置の具体的な態様等を車体フレーム本体6aや
張出し部6bとの関連において詳述する。
【0032】車体フレーム6の張出し部6bには、運転
席Sを、走行体15前端よりも前方に位置するように、
固化泥土搬出用スクリュコンベア9よりも前方寄りに配
置している。ここでは、運転席Sを張出し部6bの前端
部右側に設置して、運転席Sの周囲に柵を設けている。
また、張出し部6bの前端部左側には、泥土固化処理装
置1の各駆動部を駆動したり走行体15を走行させたり
するための駆動源23を設置している。運転席Sには、
泥土固化処理装置1を運転制御するための制御盤24を
駆動源23のカバー上に立設して側方に配設していると
ともに、走行体15を操縦するための操作レバー25を
前方に配設している。
【0033】車体フレーム本体6aには、その前方側に
回転ドラム10を設置して車体フレーム6の長手方向ほ
ぼ中央部に配置するようにしている。また、この車体フ
レーム本体6aには、ホッパスクリューコンベア17や
泥土搬入用スクリュコンベア19等よりなる泥土の搬入
装置及び固化材搬入用スクリュコンベア3bが回転ドラ
ム10の後端部側に位置し、固化泥土搬出用スクリュコ
ンベア9が回転ドラム10の前端部側に位置するように
配置されている。そして、固化泥土搬出用スクリュコン
ベア9の土砂排出口9cを運転席Sの後方位置に配置
し、その土砂排出口9cから排出される固化泥土を車体
フレーム6を通過させて走行体15の前端付近又はその
前方における車体フレーム6の下方空間に送れるように
構成している。ここに示す例では、土砂排出口9cを運
転席Sの後方における車体フレーム6の張出し部6bの
後端部近くに配置し、土砂排出口9cから排出される固
化泥土を、張出し部6bに設けた固化泥土排出用の空間
6cを通じて走行体15の前端前方の張出し部6bの下
方空間に送れるように構成している。
【0034】回転ドラム10の後方位置には、それぞれ
ホッパスクリューコンベア17や泥土搬入用スクリュコ
ンベア19等よりなる泥土の搬入装置及び固化材搬入用
スクリュコンベア3bを介して泥土投入ホッパ16及び
固化材投入ホッパ2bを配置している。その場合、車体
フレーム本体6aを走行体15の後端より張出して、そ
の車体フレーム本体6aの張出した領域に泥土投入ホッ
パ16を配置するとともに、この泥土投入ホッパ16の
前方と回転ドラム10の後方との間の空間に固化材投入
ホッパ2bを配置している。
【0035】また、車体フレーム6には、図3及び図7
によく表されているように、車体フレーム6より高い位
置に配置されて走行体15の上方に張り出す作業床20
を回転ドラム10の左右の両側に設置している。この作
業床20は、車体フレーム6上に立設される垂直方向の
脚部と足場となる水平方向の作業床本体とで横断面L字
状に形成され、水平方向の作業床本体は、走行体15の
上方を覆うように張り出していて泥除けの機能も兼ね
る。この水平方向の作業床本体は、泥土投入ホッパ16
の前端面から車体フレーム6の張出し部6bと交わる個
所まで設置され、同個所近辺に、運転席Sに登るための
階段20aを設置するとともに、左右の外側に手摺り2
6を設けている。こうした作業床20を設けることによ
り、作業員が泥土固化機の左右両側の作業床を足場にし
て泥土固化処理装置の修理、点検等を行うことができる
ため、泥土固化処理装置の保守管理の便が良くなる。
【0036】車体フレーム6の下方には、固化泥土移送
用のコンベアとしてのベルトコンベア22を、後端側が
固化泥土搬出用スクリュコンベア9の土砂排出口9cの
下方に位置し、前端側が駆動源23の下方を通って上り
傾斜をなすように取り付けている。その場合、このベル
トコンベア22は、後端部を、最前方のクロスビーム1
5aに設けたブラケットにピン22bで着脱かつ回動可
能に軸着して走行体の前端部付近に取り付けるととも
に、中間部を、車体フレーム6の張出し部6bの先端部
に、支持部材22aにより高さ位置を調節できるように
取外し可能に懸架している。ベルトコンベア22を以上
の態様で車体フレーム6の下方に取り付けることによ
り、土砂排出口9cから排出された固化泥土を、固化泥
土排出用の空間6cを通じてベルトコンベア22で取り
込んで前方のトラック等の荷台に移送することができ
る。なお、固化泥土移送用のコンベアには、周辺条件に
適えば、適宜のコンベアを使用することができるが、フ
レキシブルなベルトコンベアを使用すると、周辺条件に
応じてその形状を変化させることにより、車体フレーム
6の下方空間内へのコンベアの設置を行いやすくするこ
とができる。
【0037】以上のような構造を備えた自走式泥土固化
処理装置では、泥土投入ホッパ16を車体フレーム6の
後方側に配置するとともに、この泥土投入ホッパ16と
運転席24との間に、ホッパスクリューコンベア17や
泥土搬入用スクリュコンベア19等よりなる泥土の搬入
装置、回転ドラム10及び固化泥土搬出用スクリュコン
ベア9等の装置を介在させるように配置したことによ
り、運転席24が泥土投入ホッパ16と隔離されるた
め、泥土を油圧ショベル等の重機で泥土投入ホッパ16
に投入する際に重機の可動部が運転席24の付近に侵入
する危険性が少なくなって、泥土投入ホッパ16への泥
土の投入操作を容易かつ安全に行うことができ、運転席
24の付近を泥土で汚す恐れもない。こうした効果は、
運転席24を固化泥土搬出用スクリュコンベア9よりも
前方寄りの所望の個所に配置すれば、発揮することがで
きるが、ここに示す例では、運転席を、特に、泥土投入
ホッパ16から最も離れた車体フレームの前方側に配置
しているので、泥土投入ホッパ16への泥土の投入操作
をきわめて容易かつ安全に行うことができる。
【0038】この自走式泥土固化処理装置では、泥土投
入ホッパ16を後方側に配置したことに伴って、固化泥
土搬出用スクリュコンベア9の土砂排出口9cは、固化
泥土移送用のコンベアを従来のような態様では地上に設
置しにくい運転席24寄りに配置されることとなる。こ
うした問題に対応して、固化泥土移送用のコンベアであ
るベルトコンベア22は、従来のように地上に設置しな
いで、後端側が固化泥土搬出用スクリュコンベア9の土
砂排出口9cの下方に位置し前端側が駆動源23の下方
を通って上り傾斜をなすように車体フレーム6の下方に
予め取り付けることにより、ベルトコンベア22の姿勢
が土砂排出口9cからの固化泥土をトラック等に移送す
るのに適した所定の姿勢に前以て整えられている。その
ため、泥土投入ホッパ16を車体フレーム6の後方側に
配置したことに伴って固化泥土搬出用スクリュコンベア
9の土砂排出口9cが運転席24寄りに配置された場合
でも、その土砂排出口9cから排出される固化泥土をト
ラックの荷台等所定の場所に移送できるようにベルトコ
ンベア22をセットする作業を、従来のように現場で地
上に設置する場合とは異なり、スムーズに行うことがで
きる。
【0039】この自走式泥土固化処理装置では、このよ
うに固化泥土移送用のベルトコンベア22を車体フレー
ム6の下方に予め取り付けているので、従来のものと比
べてベルトコンベア22の設置に手間がかからず、その
設置を能率的に行うことができる。その場合、ここに示
す例では、固化泥土移送用のベルトコンベア22を取外
し可能に取り付けているので、必要に応じて取り外すこ
ともできて、取り扱いの便が良い。
【0040】この自走式泥土固化処理装置では、重量が
大きい回転ドラム10を車体フレーム6の長手方向ほぼ
中央部に配置しているので、走行時及び設置時の安定性
が良い。また、固化材投入ホッパ2bを泥土投入ホッパ
16と回転ドラム10の間に配置していて、場所をとら
ない固化材投入ホッパ2bを泥土投入ホッパ16と回転
ドラム10間の余剰空間を利用して配置するようにして
いるので、車体フレーム6上の限られたスペースを有効
に活用することができる。さらに、駆動源23を機器類
が錯綜しない車体フレーム6の端部側に配置したので、
自走式泥土固化処理装置の動力系統の保守点検を円滑に
行うことができる。
【0041】ところで、固化泥土搬出用スクリュコンベ
ア9の土砂排出口9cを運転席24寄りに配置した場合
に、ベルトコンベア22を、土砂排出口9cからの固化
泥土をトラック等に移送するのに適切な傾斜姿勢で車体
フレーム6の下方に取り付けるには、ベルトコンベア2
2の後端部を、可能な限り走行体15の前方位置に取り
付けることが望ましい。また、これに伴って、土砂排出
口9cから排出される固化泥土を、できるだけ走行体1
5の前方位置で車体フレーム6の下方空間に送れるよう
にすることが必要である。
【0042】この自走式泥土固化処理装置は、前記した
ように、走行体15の前方に張り出した張出し部6bを
有するように車体フレーム6を構成して、この車体フレ
ーム6の張出し部6bに走行体15より前方に位置する
ように運転席Sを配置し、この運転席Sの後方位置に固
化泥土搬出用スクリュコンベア9の土砂排出口9cを配
置したことにより、その土砂排出口9cから排出される
固化泥土を車体フレーム6を通過させて走行体15前方
の車体フレーム6の下方空間に送れるように構成するこ
とが可能になる。このように固化泥土を走行体15前方
の車体フレーム6の下方空間に送れるように構成する
と、ベルトコンベア22をクロスビーム15a等、走行
体の前端部付近に取り付けても、土砂排出口9cからの
固化泥土を移送することができるため、車体フレーム6
の下方へのベルトコンベア22の取付を簡単に行うこと
ができる。また、車体フレーム6の張出し部6bは、前
端部が車体フレーム本体6aより高くなるように構成し
ているので、固化泥土を前方のトラックの荷台等に移送
するためのベルトコンベア22を、車体フレーム6の下
方空間内における走行体15の前端部付近に、上方に傾
斜させた従来と同様の態様で無理なく取り付けることが
可能になる。
【0043】次に、回転ドラム10を車体フレーム6に
設置する場合の特徴的な構造について説明すると、10
aは回転ドラム10の外周部に突設したリング状の突
起、10bは基台6上の垂直方向の軸に回転自在に軸支
され突起10aを挟むようにしてその両側に配置したロ
ーラである。回転ドラム10に設けたリング状の突起1
0aには、これを挟むようにして両側にローラ10bを
設けているので、両ローラ10bにより回転ドラム10
の軸方向の移動を防止することがでる。両ローラ10b
は、回転ドラム10の駆動中に突起10aに接触して
も、垂直軸を中心に転動するので、回転ドラム10の回
転時の大きな抵抗にはならない。
【0044】こうした突起10aとこれを挟むように配
置した複数のローラ10bとを設けることにより、自走
式泥土固化処理装置の走行中、坂道の走行等により生じ
る前後方向の振動や衝撃により回転ドラム10が車体フ
レーム6から外れたり激しく動いたりするのを防ぐこと
ができる。また、回転ドラム10が軸方向に移動して、
回転ドラム10の前後の端部をシールする各シール部材
12,14(回転ドラム10と固定板11,13の間を
シールするシール部材12,14)が回転ドラム10か
ら離脱してシール効果が損なわれるのを防ぐこともでき
る。
【0045】さらに、この自走式泥土固化処理装置で
は、図3及び図7に示すような門形のローラ支持枠21
を、回転ドラム10を上方から囲むようにして前述の左
右の作業床20上に車体フレームの長手方向に向けて複
数個設置する。ここに示す例では、こうしたローラ支持
枠21を、図1に示すように、下方のローラ4の位置に
対応するよう前記リング状の突起10aの前後に設けて
いる。これらのローラ支持枠21の内側には、回転ドラ
ム10の上下方向の移動を規制する上ローラ21aを、
回転ドラム10の回転時に回転ドラム10に接触したと
きに回動できるようにブラケットを介して複数取り付け
ている。こうした上ローラ21aを設けることにより、
自走式泥土固化処理装置の走行中、悪路の走行等により
生じる上下方向の振動や衝撃により回転ドラム10が車
体フレーム6から外れたり激しく動いたりするのを防ぐ
ことができる。
【0046】最後に、図8に基づき、以上述べた自走式
泥土固化処理装置を使用して、泥土の固化処理作業を実
施する方法について説明する。ここでは、河川等の浚渫
工事で浚う泥土を固化処理する場合を例にして説明す
る。図8では、泥土固化処理装置1を運転席Sの背後に
設置して走行する図1の自走式泥土固化処理装置を符号
27で表している。また、泥土発生現場の泥土MDを泥
土投入ホッパ16に投入するための重機としての油圧シ
ョベルを符号31で表し、泥土固化処理装置1で生成さ
れ固化泥土移送用のベルトコンベア22で移送された泥
土固化を運搬するための運搬装置としてのトラックを符
号32で表している。
【0047】この自走式泥土固化処理装置27は、走行
体15やこれを駆動操縦するための駆動源23や操作レ
バー25を備えているため、運転席Sの操作レバー25
を操作しながら駆動源23の動力により自力で走行する
ことができる。こうした自走式泥土固化処理装置27を
泥土発生現場に輸送する場合、泥土発生現場が遠距離に
あるときには、図示しないトレーラに積み込んで泥土発
生現場近くの適当な場所まで輸送した後、トレーラから
自走して降り、所定の泥土発生現場まで走行する。ま
た、付近の泥土発生現場間を輸送する場合のように泥土
発生現場が近距離にあるときには、所定の泥土発生現場
まで自走して移動する。
【0048】こうして泥土固化処理装置27を泥土発生
現場まで運んだ後、泥土の固化処理作業を行うときに
は、図8に示すように、泥土MDをバケット31aで掴
みやすい位置に油圧ショベル31を配置し、泥土固化処
理装置27は、そのバケット31aで掴んだ泥土を後端
部の泥土投入ホッパ16に投入できるように配置する。
図8には、泥土を油圧ショベル31で泥土投入ホッパ1
6の後方から投入できるように泥土固化処理装置27を
配置した例を示しているが、本泥土固化処理装置27
は、前述したように、泥土投入ホッパ16を車体幅Wに
略等しい幅を有する平面視方形状をなすように構成して
いるので、泥土投入ホッパ16の左右の側方から投入で
きるように配置することもできる。このように、この泥
土固化処理装置27では、泥土発生現場の地勢等周辺条
件の制約を受けにく、その配置を従来より自由に選択す
ることができる。この泥土固化処理装置27の前方に
は、固化泥土移送用のベルトコンベア22で移送された
固化泥土を荷台32aに送り込めるようにトラック32
を配置する。
【0049】こうした準備作業を終了した後、泥土の固
化処理を行うときには、制御盤24を操作して駆動源2
3の動力により泥土固化処理装置1を運転する。次い
で、河川等に堆積した泥土MDを油圧ショベル31のバ
ケット31aで掬い上げて、自走式泥土固化処理装置2
7の後部に設けた泥土投入ホッパ16内に投入し、こう
した作業を繰り返す。また、固化材投入ホッパ2bに適
宜固化材を投入する。そうすると、泥土投入ホッパ16
内の泥土及び固化材投入ホッパ2b内の固化材は、それ
ぞれ、ホッパスクリューコンベア17や泥土搬入用クリ
ューコンベア19等からなる泥土の搬入装置及び固化材
搬入用スクリュコンベア3bにより回転ドラム10内に
搬入され、回転ドラム10は、これらの泥土と固化材を
掻き上げ翼7a,7bで上昇、落下させて破砕、混合し
泥土を固化する。
【0050】こうして生成された固化泥土は、回転ドラ
ム10から固化泥土搬出用スクリュコンベア9で搬出さ
れて同スクリュコンベア9の土砂排出口9cから排出さ
れ、車体フレーム6を通過して走行体15の前方の車体
フレーム6の下方空間に送られる。この土砂排出口9c
から排出される固化泥土は、走行体15の前端より若干
後方のクロスビーム15aに固化泥土移送用のベルトコ
ンベア22を予め取り付けているので、このベルトコン
ベア22で確実に取り込まれる。また、このベルトコン
ベア22は、車体フレーム6の張出し部6bの下方空間
を利用して前方に向かって上方に傾斜するように支持部
材22aで支持しており、これまでと同様の姿勢で設置
することができるので、固化泥土は、このベルトコンベ
ア22でトラック32の荷台32a上に移送されて荷台
32a内に投入される。
【0051】このように、この自走式泥土固化処理装置
27では、当該浚渫作業個所で浚渫した泥土の固化処理
から固化処理した固化泥土の運搬装置への移送に至る一
連の作業を一貫作業で連続的に行うことができる。ま
た、固化泥土搬出用スクリュコンベア9の土砂排出口9
cを運転席Sの背後に配置していても、固化泥土をトラ
ック32の荷台32aに送り込めるように固化泥土移送
用のベルトコンベア22を従来と同様の傾斜姿勢でスム
ーズに設置することができるため、泥土投入ホッパ16
を、運転席Sと隔たった車体フレーム6の後方側に配置
することが可能となり、油圧ショベル31を運転席Sか
ら遠く離れた位置に設置して、運転席Sのことを気にせ
ずに泥土投入ホッパ16に泥土を投入することができ
る。したがって、泥土の投入操作を容易かつ安全に行う
ことができ、運転席S付近や泥土固化処理装置1を泥土
で汚す恐れがないとともに、泥土投入ホッパ16への泥
土の投入作業も能率的に行うことができる。
【0052】この自走式泥土固化処理装置27では、泥
土の搬入装置を構成する場合に、特に、ホッパスクリュ
ーコンベア17を泥土排出口17bが高くなるように傾
斜させているので、浚渫した泥土のような含水比のきわ
めて高い泥土でも、泥土の搬入装置をなすホッパスクリ
ューコンベア17や泥土搬入用クリューコンベア19の
流量調整機能により、泥土量を適切に調整しながら泥土
投入ホッパ16内の泥土を回転ドラム10内に搬入する
ことができる。その結果、泥土と固化材の混合比率を常
に適切に保つことができ、泥土の固化処理後の品質を一
定に保持して良質の固化泥土を得ることができる。河川
等における当該浚渫作業個所の浚渫及び泥土の固化処理
を終了した後は、その河川の次の浚渫作業個所に移動す
るが、そのときには、自走して移動することができるた
め、泥土の固化処理から固化泥土の運搬装置への移送を
連続的に行うことができることと相俟って、浚渫及び泥
土の固化処理作業を効率的に行うことができる。また、
走行体15は、クローラ式であるため、浚渫作業を行う
ような湿地帯でも円滑に走行することができる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、「課題を解決するための手段」の項に示した手段を
採用しているので、本発明の自走式泥土固化処理装置で
は、泥土投入ホッパが車体フレームの長手方向一方側に
配置されて、運転席が泥土投入ホッパと隔離して配置さ
れ、そのため、泥土投入ホッパへの泥土の投入操作を容
易かつ安全に行うことができ、運転席付近を泥土で汚す
恐れもない。その場合、固化泥土移送用のコンベアは、
前以て、所定の姿勢に整えられて車体フレームの下方に
取り付けられているので、泥土投入ホッパが車体フレー
ムの長手方向一方側に配置されたことに伴って固化泥土
の搬出装置の排出口が運転席寄りに配置されても、固化
泥土移送用のコンベアをセットする作業を、従来のよう
に現場で地上に設置する場合とは異なり、スムーズに行
うことができる。また、このように固化泥土移送用のコ
ンベアを車体フレームの下方に予め取り付けているの
で、従来のものと比べて固化泥土移送用のコンベアの設
置に手間がかからず、その設置を能率的に行うことがで
きる。
【0054】本発明の自走式泥土固化処理装置では、特
に、重量が大きい回転ドラムを車体フレームの長手方向
ほぼ中央部に配置しているので、走行時及び設置時の安
定性が良い。また、場所をとらない固化材投入ホッパを
泥土投入ホッパと回転ドラム間の余剰空間を利用して配
置することができて、車体フレーム上の限られたスペー
スを有効に活用することができるとともに、駆動源を車
体フレームの長手方向他方側に配置したことにより、自
走式泥土固化処理装置の動力系統の保守点検を円滑に行
うことができる。
【0055】本発明を具体化する場合に、特に、特許請
求の範囲の請求項2に記載のように具体化すれば、泥土
投入ホッパへの泥土の投入操作をきわめて容易かつ安全
に行うことができる。本発明を具体化する場合に、特
に、特許請求の範囲の請求項3に記載のように具体化す
れば、泥土投入ホッパ内の泥土を泥土の搬入装置により
泥土固化機内に搬入する場合に、その泥土が含水比の高
い泥土や泥水状の泥土であっても、泥土が流れ込むよう
にして泥土固化機内に搬入されることなく、泥土の搬入
装置をなすホッパスクリューコンベアや泥土搬入用クリ
ューコンベアの流量調整機能により泥土量が適切に調整
されて泥土固化機内に搬入される。
【0056】本発明を具体化する場合に、特に、特許請
求の範囲の請求項4に記載のように具体化すれば、自走
式泥土固化処理装置の走行中、坂道の走行等により生じ
る前後方向の振動や衝撃により回転ドラムが車体フレー
ムから外れたり激しく動いたりするのを防ぐことができ
る。また、回転ドラムが軸方向に移動して、回転ドラム
の前後の端部をシールする各シール部材が回転ドラムか
ら離脱してシール効果が損なわれるのを防ぐこともでき
る。本発明を具体化する場合に、特に、特許請求の範囲
の請求項5に記載のように具体化すれば、自走式泥土固
化処理装置の走行中、悪路の走行等により生じる上下方
向の振動や衝撃により回転ドラムが車体フレームから外
れたり激しく動いたりするのを防ぐことができる。本発
明を具体化する場合に、特に、特許請求の範囲の請求項
6に記載のように具体化すれば、作業員が泥土固化機の
左右両側の作業床を足場にして泥土固化処理装置の修
理、点検等を行うことができるため、泥土固化処理装置
の保守管理の便が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体化例に係る自走式泥土固化処理装
置の縦断面図である。
【図2】図1の矢印II−II方向の矢視図である。
【図3】図1の III−III 線の断面図である。
【図4】図1のIV−IV線の断面図である。
【図5】図1の矢印 V−V 方向の矢視図である。
【図6】図1の矢印VI−VI方向の矢視図である。
【図7】図1の矢印 VII−VII 方向の矢視図である。
【図8】図1の自走式泥土固化処理装置で泥土の固化処
理作業を行っているときの作業現場の状態を示す側面図
である。
【図9】従来の技術に係る自走式泥土固化処理装置の側
面図である。
【図10】図9の矢印 X−X 方向の矢視図である。
【符号の説明】
1 泥土固化処理装置 2b 固化材投入ホッパ 3b 固化材搬入用スクリュコンベア 6 車体フレーム 6a 車体フレーム本体 6b 車体フレームの張出し部 6c 固化泥土排出用の空間 7a,7b 掻き上げ翼 8 搬送翼 9 固化泥土搬出用スクリュコンベア 10 回転ドラム 10a 突起 10b ローラ 11 後端部の固定板 12 ガイド部材 12a ガイド部材の傾斜部 13 前端部の固定板 15 クローラ式の走行体 15a クロスビーム 16 泥土投入ホッパ 17 ホッパスクリューコンベア 18 連結管 19 泥土搬入用スクリュコンベア 20 作業床 21 上ローラ取付枠 21a 上ローラ 22 ベルトコンベア 23 駆動源 24 制御盤 25 操作レバー 27 自走式泥土固化処理装置 S 運転席 MD 泥土 SD 固化材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60P 3/00 C02F 11/00 D C02F 11/00 B09B 3/00 ZAB (72)発明者 大城 康一 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立建機株式会社内 Fターム(参考) 4D004 AA50 AB01 AC07 BA02 CA15 CA45 CB08 CB09 CC13 4D059 AA09 BE53 BG00 BJ20 CB04 CB21 CC04 DA70 4G036 AA13 4G037 DA30 EA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々の装置を設置するための車体フレー
    ムと、この車体フレームを支持して走行する走行手段
    と、前記車体フレームの長手方向一方側に配置した泥土
    投入ホッパと、前記車体フレームの長手方向ほぼ中央部
    に配置し回転駆動することにより泥土と固化材とを掻き
    上げ部材で上昇、落下させて破砕、混合し泥土を固化し
    て固化泥土を生成する回転ドラムと、前記泥土投入ホッ
    パ内の泥土を前記回転ドラムの一端側に搬入するための
    泥土の搬入装置と、前記泥土投入ホッパと前記回転ドラ
    ムとの間に配置した固化材投入ホッパと、この固化材投
    入ホッパ内の固化材を前記回転ドラムの一端側に搬入す
    るための固化材の搬入装置と、前記回転ドラム内の固化
    泥土をその他端側から搬出して排出口を通じて排出する
    固化泥土の搬出装置と、この固化泥土の搬出装置よりも
    前記車体フレームの長手方向他方側寄りに配置した運転
    席と、前記車体フレームの長手方向他方側に配置した駆
    動源と、一端側が前記固化泥土の搬出装置の排出口の下
    方に位置し他端側が前記駆動源の下方を通って上り傾斜
    をなすように、前記車体フレームの下方に取り付けた固
    化泥土移送用のコンベアとを備えたことを特徴とする自
    走式泥土固化処理装置。
  2. 【請求項2】 前記車体フレームの他方側に前記運転席
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自走式泥土
    固化処理装置。
  3. 【請求項3】 前記泥土の搬入装置を、前記泥土投入ホ
    ッパ内の泥土を取り込んで移送するホッパスクリューコ
    ンベアと、このホッパスクリューコンベアから排出され
    る泥土を取り込んで前記回転ドラム内に搬入する泥土搬
    入用クリューコンベアとを設けて構成し、前記ホッパス
    クリューコンベアを、泥土の排出側が高くなるように傾
    斜させて設置したことを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の自走式泥土固化処理装置。
  4. 【請求項4】 前記回転ドラムの外周部にリング状の突
    起を設け、前記車体フレームに、前記突起を挟むように
    複数のローラを設けて、前記回転ドラムの軸方向の移動
    を規制できるようにしたことを特徴とする請求項1、請
    求項2又は請求項3に記載の自走式泥土固化処理装置。
  5. 【請求項5】 前記車体フレームの長手方向複数個所
    に、前記回転ドラムを上方から囲むように枠体を設け、
    これらの各枠体に、前記回転ドラムの上下方向の移動を
    規制するローラを設けたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項4の何れかに記載の自走式泥土固化処理装置。
  6. 【請求項6】 車体フレームの幅方向両側に、この車体
    フレームよりも上方に位置し水平方向に張り出す作業床
    を設置したことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何
    れかに記載の自走式泥土固化処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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