JPH0237849Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0237849Y2
JPH0237849Y2 JP18726784U JP18726784U JPH0237849Y2 JP H0237849 Y2 JPH0237849 Y2 JP H0237849Y2 JP 18726784 U JP18726784 U JP 18726784U JP 18726784 U JP18726784 U JP 18726784U JP H0237849 Y2 JPH0237849 Y2 JP H0237849Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport
scooping
roadbed
transport case
excavation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18726784U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61102609U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18726784U priority Critical patent/JPH0237849Y2/ja
Publication of JPS61102609U publication Critical patent/JPS61102609U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0237849Y2 publication Critical patent/JPH0237849Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Repair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は路上再生路盤補修機に関するもので
ある。
[従来技術] 従来、使用中のアスフアルト舗装を補修する際
には、傷んだ個所の上に新しく舗装する手段をと
つている。この補修は、交通量が多く傷みが早い
所では舗装を何回も繰返すために舗装層が何層に
も積み重ねられた積層状態となる。このために、
路面の高さは当初の計画路面より高くなり、場所
によつては縁石側へかけて強い傾斜面が作られ
る。この傾斜面は、冬期において路面が凍結する
と非常に危険となるため、傾斜面が強くなり計画
路面より高くなつた個所では、縁石側をかさ上げ
することが考えられる。しかしながら、縁石側に
は、排水溝やマンホール等、行政管轄が異なる部
分があるため、その許可手続が面倒となるので、
一般には、貴重な石油資源の再利用を図るよう舗
装層及び路盤を粉砕して一旦上方へ搬送し、露出
したベース層を所定量掬取つた後、前記使用済み
の舗装材をもとへ環元放出する中抜き工法によつ
て補修(舗装)を行なうようにしている。
従来、中抜きを行なう道路補修機は、粉砕され
た使用済みの舗装材及び路盤を一旦上方へ搬送し
た後、再び環元放出する第1掬上げ装置と、該装
置によつて露出したベース層を所定量掬取る第2
掬上げ装置と、該装置で掬取られた掬上げ土をト
ラツクの荷台へ移送する移送装置とを有する構造
をとつており、従来は中抜きの機能しか得られな
い機種となつていた。
そこで、この考案は、中抜きの機能と併せて、
最適な路上再生路盤が得られる汎用性を備えた路
上再生路盤補修機を提供することを目的とするも
のである。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、上方に放出口を有する搬送ケースの下部に設
けられた掘削部と、前記搬送ケース内に配置され
上方の放出口へ搬送するエンドレスの搬送体とか
ら成り、掘削部が前後の関係となるよう側方から
見てX状に配置された上下動可能な第1、第2掬
上げ装置と、該第1、第2掬上げ装置の内、掘削
部が後方に位置する掬上げ装置の搬送体で運ばれ
る掘削土を所定の位置へ移送する移送装置とを備
えた路上再生路盤補修機において、前記いずれか
一方の掬上げ装置の掘削部を、掬上げ装置に対し
て別途用意されたロータリ部と交換可能となるよ
う着脱自在に取付けると共に、搬送ケースの下端
側で、かつ、搬送面側に着脱可能なケース蓋を装
着する一方、再生材貯留用のホツパーを機体に装
着してある。
[作用] かかる構造において、道路補修時に中抜きを行
なうには、例えば、第1掬上げ装置によつてアス
フアルト舗装層及び路盤を掬取つて露出したベー
ス層を第2掬上げ装置によつて所定量掬取つた
後、前記第1掬上げ装置9で送り上げた掘削土を
もとへ環元放出するものである。
次に、路上再生路盤を形成するには、掘削部を
ロータリ部に交換した後、ケース蓋を取り外して
搬送体の搬送機能を殺した状態にセツトし、露出
したベース層とホツパーより投下される新しいベ
ース材とをロータリ部によつて撹拌混合しながら
路上再生路盤を形成していくものである。
[実施例] 以下、第1図から第9図の図面を参照しながら
この考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1は前輪3及び後輪5とによつて走行可能
な路上再生路盤補修機7の機体を示しており、機
体1には、側方から見てX状に配置された第1、
第2掬上げ装置9,11と移送装置13がそれぞ
れ装着されている。
第1掬上げ装置9は、螺旋タイプの掘削部15
と該掘削部15に取入口17が臨み、他方に放出
口19を有する搬送ケース21内に配置されたエ
ンドレスの搬送体23とから成つている。搬送体
23はバケツトタイプに形成されモータMによつ
て矢印方向に駆動される駆動スプロケツト25と
従動スプロケツト27に掛廻されたチエーン29
に装着され、ケース21の搬送面21aに沿つて
送り上げるよう機能する。
また、掘削部15は搬送ケース21に装着され
た油圧機構47によつて駆動スプロケツト25の
スプロケツト軸25aを中心として前記搬送ケー
ス21と一緒に上下動するようになつている。
第2掬上げ装置11は、螺旋タイプの掘削部5
3と該掘削部53に取入口55が臨み、他方に放
出口57を有する搬送ケース59内に配置された
エンドレスの搬送体61とから成り、掘削部53
は第1掬上げ装置9の掘削部15より後方に配置
されている。搬送体61はバケツトタイプに形成
されモータM1によつて矢印方向に駆動される駆
動スプロケツト63と従動スプロケツト65に掛
廻されたチエーン67に装着されている。
また、搬送ケース59の取入口55側で、搬送
面59a側にはケース蓋31が固定具33によつ
て着脱自在に取付けられている。ケース蓋31
は、取外した時に搬送体61によつて掬い上げら
れた掘削土が開口部35から落下して搬送機能が
得られない寸法に設定されている。
一方、掘削部53の掘削軸53aには、フラン
ジ37が設けられ、従動スプロケツト65のスプ
ロケツト軸65aに設けられたフランジ39とセ
ツトボルト41によつて着脱自在に固着されてお
り、スプロケツト軸65aのフランジ39に別の
ロータリ部43のフランジ45を取付けることで
掘削部53とロータリ部43の互換が可能となつ
ている。そして、掘削部53の前方には再生材貯
留用のホツパー49の投入口51が臨み、ホツパ
ー49は機体1に装着支持されている。
また、掘削部53は搬送ケース59に装着され
た油圧機構69によつて駆動スプロケツト63の
スプロケツト軸63aを中心として前記搬送ケー
ス59と一緒に上下動するようになつている。
移動装置13は前記駆動スプロケツト63のロ
ケツト軸63aから伝達チエーン71を介して動
力伝導される駆動プーリ73と従動プーリ75と
にベルト77がエンドレスに掛廻されたベルトコ
ンベアタイプに作られていて、駆動プーリ75側
となる始端部は、前記第2掬上げ装置11側の搬
送ケース59の放出口57側に臨み、従動プーリ
75側となる終端部は機体外方へ大きく突出して
いる。
なお、79は座席、81はステアリングハンド
ルをそれぞれ示している。
このように構成された補修機において、中抜き
を行なう場合には、各掘削部15,53を下降さ
せて所望の深さに設定し駆動する。駆動時におい
て、痛んだアスフアルト舗装層a及び路盤bは第
1掬上げ装置9によつて一旦上方へ送り上げられ
た後、掘削跡に再び放出口9から放出されるよう
になる。と同時に前記第1掬上げ装置9によつて
露出されたベース層cは第2掬上げ装置11の掘
削部53によつて所定量削り取られた後、搬送体
61によつて移送装置13の始端部13aへ送り
出される。この時の掘削土は終端部13bから一
緒に走行するダンプトラツク等の荷台(図示して
いない)に放出され中抜きが行なわれる。
次に、例えば、ベース層cの層厚を厚くするに
は、第2掬上げ装置11の掘削部53をロータリ
部43と交換し、ケース蓋31を取外して、搬送
体61の搬送機能を殺した状態とする。同時にホ
ツパー49内にベース材を規定量貯留した状態で
作業を進める。この時、舗装層a及び路盤bは第
1掬上げ装置9によつて掬取られた後、再びもと
に環元放出させる。一方、ベース層cはロータリ
部43によつてホツパー49の投入口51から供
給される新しいベース材と一緒に撹拌混合され、
この結果、安定した路上再生路盤Dが作られるよ
うになる。この場合、搬送体61は搬送機能がな
いため空転し、支障なく作業が進められる。
[考案の効果] 以上、説明したようにこの考案の路上再生路盤
補修機によれば、アスフアルト舗装道路下層のベ
ース層を所定量削り取る中抜き作業ができるよう
になる。また、新しいベース材を加えた再生処理
作業とによつて最適な路上再生路盤を作ることが
できるようになり両機能が得られる汎用性を備え
た機種となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施した路上再生路盤補修
機の側面図、第2図は第1掬上げ装置の概要平面
図、第3図は第2掬上げ装置の概要平面図、第4
図は第1掬上げ装置の一部切断斜視図、第5図は
ケース蓋を取外した第4図と同様の斜視図、第6
図は掘削部をロータリ部に変換した第2図と同様
の概要平面図、第7図はロータリ部の取付前の概
要平面図、第8図はロータリ部の切断平面図、第
9図は既設舗装道路を補修して新しい路上再生路
盤の表面層を作る工法を示した道路の断面図であ
る。 主要な図面符号の説明、1……機体、9,11
……第1、第2掬上げ装置、13……移送装置、
15,53……掘削部、17,55……取入口、
21,59……搬送ケース、23,61……搬送
体、31……ケース蓋、43……ロータリ部、4
9……ホツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方に放出口を有する搬送ケースの下部に設け
    られた掘削部と、前記搬送ケース内に配置され上
    方の放出口へ搬送するエンドレスの搬送体とから
    成り、掘削部が前後の関係となるよう側方から見
    てX状に配置された上下動可能な第1、第2掬上
    げ装置と、該第1、第2掬上げ装置の内、掘削部
    が後方に位置する掬上げ装置の搬送体で運ばれる
    掘削土を所定の位置へ移送する移送装置とを備え
    た路上再生路盤補修機において、前記いずれか一
    方の掬上げ装置の掘削部を、掬上げ装置に対して
    別途用意されたロータリ部と交換可能となるよう
    着脱自在に取付けると共に、搬送ケースの下端側
    で、かつ、搬送面側に着脱可能なケース蓋を装着
    する一方、再生材貯留用のホツパーを機体に装着
    したことを特徴とする路上再生路盤補修機。
JP18726784U 1984-12-12 1984-12-12 Expired JPH0237849Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18726784U JPH0237849Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18726784U JPH0237849Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61102609U JPS61102609U (ja) 1986-06-30
JPH0237849Y2 true JPH0237849Y2 (ja) 1990-10-12

Family

ID=30744728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18726784U Expired JPH0237849Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0237849Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4767660B2 (ja) * 2005-11-15 2011-09-07 酒井重工業株式会社 路面切削装置およびこれを備えた路面切削車両
JP4767661B2 (ja) * 2005-11-15 2011-09-07 酒井重工業株式会社 路面切削装置およびこれを備えた路面切削車両並びにフィルタ目詰まり防止方法
EP2650443B1 (de) * 2006-12-22 2021-06-30 Wirtgen GmbH Strassenfräsmaschine mit Steuerung zur Herstellung der Parallelität des Maschinenrahmens zum Boden
KR100824219B1 (ko) 2007-01-09 2008-04-24 김용현 콘크리트 바닥판 절단 및 절삭장치와 이를 이용한 도로나교면의 보수공법

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61102609U (ja) 1986-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2867235B2 (ja) 自走式土質改良機
EP0521993B1 (en) Pavement and base recycle method and apparatus
US11168460B1 (en) Self-propelled pavement material placing machine and methods for backfilling micro-trenches
US6530723B2 (en) Device and process for excavating and backfilling of soil
JPH0237849Y2 (ja)
US3181258A (en) Trench back filling and excavating machine
JP2000126572A (ja) 流動化処理装置
JP3338389B2 (ja) 自走式土質改良機
JP2002339397A (ja) 自走式泥土固化処理装置
JP3738215B2 (ja) 自走式土質改良機
WO2001016429A1 (en) Trench grinder for cutting and grinding asphalt or concrete
JPS632484Y2 (ja)
JP3761696B2 (ja) 掘削土リサイクル処理プラント
JPH0756368Y2 (ja) 発生土処理システム
JP2000096605A (ja) 埋め戻し方法及び埋め戻し材製造装置
JPH1133381A (ja) 流動化処理装置
JPH0442332Y2 (ja)
JPH0720339U (ja) 発生土処理装置
JPH10237895A (ja) 車載式掘削土埋め戻し装置
JPH11217847A (ja) 流動化処理装置
JPH11117290A (ja) 流動化処理装置
JP2000073398A (ja) 流動化処理装置
JPH0237850Y2 (ja)
JPH1161881A (ja) 流動化処理装置
LAW MODERN PLANT AND ROAD CONSTRUCTION. ROAD ENGINEERING DIVISION.