JP2000202320A - 破砕機,及び該破砕機を備えた収集装置 - Google Patents

破砕機,及び該破砕機を備えた収集装置

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JP2000202320A
JP2000202320A JP921499A JP921499A JP2000202320A JP 2000202320 A JP2000202320 A JP 2000202320A JP 921499 A JP921499 A JP 921499A JP 921499 A JP921499 A JP 921499A JP 2000202320 A JP2000202320 A JP 2000202320A
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crusher
crushed
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synthetic resin
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Yasuhisa Tamamitsu
泰壽 玉光
Hidetomi Urabe
秀富 占部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は,金属缶に加えて,ペットボトル
のような合成樹脂製物品も破砕・減容処理が可能な破砕
機,及び破砕機を備えた収集装置を提供する。 【解決手段】 収集装置1の筺体5の内部には,合成樹
脂製物品が投入される投入口7と排出口86とを有する
破砕機80が配設されている。破砕機80の内部には,
左右の破砕輪列96,97とで下に向かって先細の破砕
室98が形成されている。各破砕輪列96,97は,同
心破砕輪101と偏心破砕輪102とが同じ方向に回転
するように交互に配置されており,偏心破砕輪102が
偏心回転するときの揺動作用で物品は下方に確実に送ら
れる。潰されて減容された破砕物は,収納容器12に収
集される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,ガラス瓶,空き
缶,ペットボトル等の容器に代表されるような物品を破
砕し又は潰して減容する破砕機,該破砕機によって破砕
・減容された容器等の物品を取り外し可能な収納容器に
収集することができる収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス製,金属製(鉄製やアルミニウム
製),合成樹脂製の各種容器の再利用(リサイクル)を
促進するため,自治体は,容器包装リサイクル法の規定
に従って,ガラス瓶,空き缶,ペットボトルなどの使用
済容器の分別収集及び運搬を担っている。また,容器に
限らずガラス製品や合成樹脂製品の物品についても,分
別して効率良く回収し,リサイクル等の処理をすること
が求められている。
【0003】しかしながら,家庭又は事業所等から出さ
れる容器等の物品は,その形状や材料等の種類が多岐に
わたり且つ出される量も時期も一定している訳ではな
く,また,容器の場合は減容しないと収集効率が極めて
悪いので,自治体が負担するにしてもその回収コストが
高いのが現状である。また,ガラス瓶を原料とした断熱
・防音材や土壌材,塗料などのリサイクル商品を製作す
ることも考えられるが,原料となるガラス瓶の供給が不
安定なため高コストである。
【0004】上記の実情を考慮して,本特許出願人は,
ガラス瓶や空き缶等の容器を含む物品を破砕し又は潰し
て嵩を小さくする破砕機,該破砕機によって破砕された
ガラス瓶や潰された空き缶等の破砕物を取り外し可能な
収納容器に収集することができる収集装置,及び該収集
装置を車両に搭載した収集車両に関する発明について,
既に特許出願をしている(特願平9−287597
号)。
【0005】上記出願で既に提案した破砕機は,上端に
受入口を有し且つ下端に排出口を有し,前記受入口から
前記排出口に至るにしたがって断面積が小さくなる筒状
の回転体,前記回転体を回転可能に支持する支持装置,
前記回転体に螺旋状に配置された複数本の破砕棒,前記
排出口の近傍に設けた金網,前記金網の上に配置した球
体,及び前記回転体を回転させる駆動手段を有してい
る。また,上記出願で提案した別の破砕機は,斜面上面
に破砕歯を有する下顎部と,傾斜下面に前記下顎部の前
記破砕歯と噛合可能な破砕歯を有する上顎部とを備え,
前記上顎部と前記下顎部とは傾斜上端と傾斜下端にそれ
ぞれ受入口と排出口を形成していると共に傾斜下部にお
いて揺動自在に枢支されており,前記上顎部は駆動手段
によって傾斜方向に揺動されて前記下顎部に押し付ける
ものである。上記出願で提案した更に別の破砕機は,上
端に受入口を有し,下端に排出口を有し且つ前記受入口
から前記排出口に至るにしたがって隔置距離が小さくな
るように設定された一対の破砕プレスローラ,前記破砕
プレスローラを回転可能に支持する支持装置,最下方に
位置する前記破砕プレスローラの前記排出口の下方に配
置された選別機,及び前記破砕プレスローラを回転駆動
する駆動手段から構成されている。
【0006】また,上記出願では,筺体に形成した投入
口,前記投入口から投入されたガラス瓶や空き缶の物品
を砕いたり潰したりする破砕機,及び前記筺体に取り外
し可能に設置され前記破砕機から排出された砕かれた又
は潰された破砕物を収納するための収納容器から構成さ
れている破砕機を備えた収集装置を提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】先に出願した破砕機
は,複数本の破砕棒,破砕物を挟み込む上顎部と下顎
部,又は一対の破砕プレスローラを用いたものである
が,破砕又は減容の対象となる容器は,ガラス瓶,スチ
ール製又はアルミニウム製の缶が主体であり,ペットボ
トル等の合成樹脂製容器を処理することは念頭におかれ
ておらず,別途の処理機械が必要であった。そこで,従
来のガラス瓶,スチール製又はアルミニウム製の缶に加
えて,合成樹脂製容器も一つの装置として処理すること
が可能な破砕機,及び破砕機を備えた収集装置が求めら
れている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,ガラ
ス瓶や空き缶に加えて,ペットボトル等の合成樹脂製容
器も破砕してその嵩を小さくし或いはプレスして減容す
ることができるコンパクトで且つ低コストの破砕機を提
供すると共に,該破砕機を備え且つ物品を破砕した破砕
物を物品の特性に応じて収納容器内に分別して収集し,
その収納容器をリサイクル工場等の処分場へ直接運び込
めるようにしたコンパクトな,破砕機を備えた収集装置
を提供することである。なお,ここで破砕物とは,ガラ
スのように,粉々に破砕されたものの他に,スチール缶
やアルミニウム缶のような金属製容器をプレスによって
押し潰されて減容されたもの,及びペットボトルのよう
な合成樹脂製容器を破砕したもの又は押し潰したものも
含むものである。
【0009】この発明は,筺体の上端に形成された合成
樹脂製物品投入用の投入口,前記投入口から投入された
前記合成樹脂製物品を破砕するため前記筺体内に対向し
て配設された一対の破砕輪列によって下方に向かうに従
って先細に形成された破砕室,及び該破砕室の下端に形
成され前記破砕室で物品を破砕することにより生成され
た破砕物を排出する排出口を備え,前記破砕輪列は,上
下方向に並置された複数の横回転軸のそれぞれの回転軸
線の回りに前記破砕室側において上から下に向かって回
転する破砕輪からなり,一部の前記破砕輪は前記回転軸
線に対して偏心して回転する偏心破砕輪であることから
成る破砕機に関する。
【0010】この破砕機は,上記のように構成されてい
るので,ペットボトルのような合成樹脂製の空き容器等
の物品を,投入口から両側の破砕輪列によって先細に形
成された破砕室内に投入すると,物品は,破砕輪の噛込
み力の作用によって破壊又は押し潰されて減容する。特
に,一部の横回転軸に取り付けられた破砕輪は偏心回転
をする偏心回転破砕輪であるので,物品は偏心破砕輪に
よって先細の破砕室を次第に下降する方向に押し込めら
れる力を受ける。したがって,物品の大きさにかかわら
ず破砕処理は効率良く行われ,破砕作業中も物品は投入
口側に弾き返されることなく,物品の破砕処理が確実に
進行する。
【0011】前記破砕輪が偏心して回転する一部の前記
横回転軸と残りの同心して回転する前記横回転軸とは,
交互に配置されている。偏心回転する破砕輪は,合成樹
脂製物品を破砕すると共に物品を噛み込んで下方に送る
作用があり,同心的に回転する破砕輪と相互に協同して
物品の弾き戻りを防止し且つ破砕を一層確実にする。
【0012】この破砕機において,隣接する前記横回転
軸同士が,チェーン伝動機構,又は歯車伝動機構等の噛
合い伝動機構によって順次に連結されている。チェーン
伝動機構,又は歯車伝動機構等の噛合い伝動機構を用い
ると,横回転軸同士は互いにすべりを生じることなく,
同期して確実に回転するので,物品の破砕のために負荷
が大きくなる横回転軸を確実に駆動することが可能とな
る。
【0013】この破砕機において,前記破砕輪は,前記
横回転軸に嵌合されるボス部と該ボス部と一体の破砕歯
部とからなる複数の歯付き破砕輪を,前記横回転軸に対
して相対回転不能に取り付けることにより構成されてい
る。歯付き破砕輪は,例えばキーのような手段によっ
て,横回転軸に対して相対回転不能に且つ軸方向には抜
け止め可能に取り付けられる。
【0014】前記破砕輪の前記破砕歯部は,先端が錐状
に尖って形成されている。先端が線状であったり,又は
広い端面を持つ破砕歯部は,合成樹脂製物品を押し潰し
ても細かく破砕することが困難な場合がある。破砕歯部
を先端が尖った錐状にすることによって,合成樹脂製物
品の破砕が容易になる。
【0015】また,この発明は,筺体の上端に形成され
たガラス製又は金属製物品用の第1投入口と,前記筺体
内において前記第1投入口の下方に配設され且つ前記第
1投入口から投入された前記ガラス製又は金属製物品を
破砕する第1破砕室とを備えた第1破砕機,前記筺体内
に取り外し可能に配設され且つ前記第1破砕機で破砕さ
れることによって生成された破砕物を収容する第1収納
容器,前記筺体の上端に形成された合成樹脂製物品投入
用の第2投入口と,前記筺体内において前記第2投入口
の下方に配設され且つ前記第2投入口から投入された前
記合成樹脂製物品を破砕する第2破砕室を備えた第2破
砕機,及び前記筺体内に取り外し可能に配設され且つ前
記第2破砕機で破砕されることによって生成された合成
樹脂製破砕物を収容する第2収納容器から成る破砕機を
備えた収集装置に関する。
【0016】この発明による破砕機を備えた収集装置に
よれば,一つの破砕機を備えた収集装置において,ガラ
ス製又は金属製の物品は,第1投入口に投入された後,
第1破砕室で破砕されて第1収納容器に収容される。ま
た,合成樹脂製物品は,第2投入口に投入された後,第
2破砕室で破砕されて第2収納容器に収容される。第1
及び第2の収納容器は,筺体に取り外し可能に設置され
ているので,所定の量の破砕物が分別収納されると,各
収納容器を筺体から取り外して,特性に応じて分別され
た破砕物を更なる処理に供給することができる。第2破
砕機は,既に記載した発明としての合成樹脂製物品を破
砕処理する破砕機を用いることが可能である。
【0017】前記第1破砕機の下方には,前記第1破砕
室で破砕された破砕物の特性に応じて選別する選別機を
備えることが可能である。この場合,前記第1収容容器
は前記選別機で選別された前記破砕物を分別収納する複
数の分別収納容器である。また,前記第1破砕機及び前
記第2破砕機は,共通の駆動源によって駆動されるの
で,瓶,缶,合成樹脂製容器のような材料の種類を問わ
ず,収集装置としての製造,運転,メンテナンス等の各
観点でコストが低減される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
による破砕機,及び該破砕機を備えた収集装置の実施例
を説明する。図1はこの発明による破砕機,及び該破砕
機を備えた収集装置の一実施例を示す,図2の矢視A−
Aで見た上面断面図,図2は図1に示す破砕機,及び該
破砕機を備えた収集装置の矢視B−Bで見た正面断面
図,図3は図1に示す収集装置の平面図,図4は図3に
示す収集装置の正面図,図5は図1に示したこの発明に
よる合成樹脂製容器を破砕する破砕機を矢視Cの方向か
ら見た正面図,図6は図1に示す破砕機を矢視D−Dで
見た側面断面図,図7は図6に示す破砕機の矢視H−H
で見た歯付き破砕輪の断面図,図8は図5及び図6に示
す破砕機の互いに対向する歯付き破砕輪の側面図であ
る。
【0019】破砕機を備えた収集装置1(以下,「収集
装置1」という)は,ガラス瓶,スチール製又はアルミ
ニウム製の空き缶,及びペットボトル等の合成樹脂製容
器等の物品を破砕し,自動分別して収納容器に収集する
装置である。図1及び図2に示すように,収集装置1の
内部は,頂壁2,底壁3,及び4つの側壁4から成る断
面矩形の筺体5で覆われている。筺体5の頂壁2には,
ガラス瓶及び空き缶を投入するための投入口(第1投入
口)6と,ペットボトル等の合成樹脂製容器を投入する
ための投入口(第2投入口)7が設けられている。筺体
5の下部に形成されている収納庫8には,潰されたスチ
ール缶を収容するスチール缶収納容器9,ガラス瓶を破
砕して生じたガラス片を収容するガラス片収納容器1
0,潰されたアルミ缶を収納するアルミ缶収納容器11
(以上の各容器9〜11が,この発明における第1収納
容器を構成する),合成樹脂製容器を破砕して生じた合
成樹脂片を収容する合成樹脂片収納容器12(この発明
における第2収納容器を構成する)が配設されている。
各収納容器9,10,11,12を収納庫8に出し入れ
するために,図3及び図4に示す開閉扉17が筺体5の
正面側壁4に取り付けられている。開閉扉17には,強
化ガラス,アクリル板等の透明な板材で覆われた透明窓
18が設けられており,減容された破砕物が適正に排出
されていく様子を目視にて確認することができる。
【0020】筺体5の上部の一部には後述する集塵機1
3が配設されており,集塵機13で集塵した閉蓋具等の
軽量片や塵埃を取り出すために,図4に示すように,筺
体5の正面側壁4には開閉扉19が設けられている。筺
体5の各側壁4は,メンテナンス時に開閉可能なよう
に,取付ボルト(図示せず)を外して取り外すようにし
ておくのが好ましい。物品の破砕に伴って生じる騒音を
低減するため,筺体5の頂壁2,及び4つの側壁4の内
面には防音材15が貼り付けられている。筺体5の底壁
3にはタイヤ即ちキャスタ16が取り付けられており,
収集装置1の移動や車両への搭載を簡単に行うことがで
きる。
【0021】投入口6又は7に投入された物品は,投入
口6,7に配設されているスイッチ14,78に接触し
て後述するモータ42を作動し,後述の破砕機20及び
80の破砕動作が開始される。モータ42と各破砕機2
0,80との間にはクラッチ(図示せず)が介装されて
おり,各スイッチ14,78と連動させることができ
る。スイッチ14,78にはタイマを接続して破砕機2
0及び80の作動時間を制限することにより,無駄な電
力消費を回避することができる。
【0022】投入口7の詳細な構造が,図9及び図10
に示されている。図9は,この発明による破砕機を備え
た収集装置の物品投入構造を示す斜視図であり,図10
は図9に示す物品投入構造の断面図である。収集装置1
の物品投入構造71は,頂壁2に傾斜状態に取り付けら
れた鋼管製の投入筒72と,投入筒72を覆い且つ頂壁
2に取り付けられたステンレス製の洗浄性及び耐錆性の
優れたカバー76とから成る。安全や衛生面への配慮の
ため,多数の放射状の分割線で分割されたゴム片から成
る弾性板74が,上側端部の投入口73を常に覆って収
集装置1の内部と外部とを遮断している。合成樹脂製物
品の投入時には,物品は弾性板74を撓ませて投入口7
3に押し込まれる。投入口73のサイズは,通常市販さ
れているペットボトル等の合成樹脂製の容器が通過可能
な大きさの内径を有しているので,破砕すべき物品は,
他の廃棄物と区別された上で個々に投入筒72内に投入
され,投入筒72の下部に形成されている落下口75を
通じて垂直シュート82に落とされる。カバー76は,
投入筒72の弾性板74に整合して開口77となってい
る部分を除いて,投入筒72を覆っている。
【0023】破砕機80で破砕される際に,万一,合成
樹脂性容器が上方に弾き返ることがあっても,合成樹脂
性容器は投入筒72に衝突して再度破砕機80へと落下
するのみであり,収集装置1の外部に飛び出すことがな
く,安全である。異物が混入したときやモータ42が停
止したときには,開口77の近傍に配設した赤色ランプ
79が点灯し,作業者等に報知する。その他,表示手段
を設けて,破砕機80が作動中であることや,投入間隔
が短過ぎる場合に警告表示を行ってもよい。なお,瓶,
缶等の物品を投入する投入口6の構造も,投入口7と同
様の物品投入構造を有しているが,瓶や缶は破砕のため
の仕事量が大きいので,物品の投入間隔を充分確保する
ため,開口77及び投入開口73の位置と落下口75の
位置とを横方向にずらした構造とすることができる。
【0024】瓶,缶等のガラス,スチール又はアルミニ
ウム製の物品を破砕する第1破砕機20(以下,「破砕
機20」という)は,図1及び図2に示すように,投入
口6の直下に設けられている垂直シュート22の下方に
おいて,略垂直方向に配設された断面U字状の受け板2
3と,断面U字状の開口側において受け板23に対向し
て配設された複数段の破砕輪列24とを備えている。受
け板23と破砕輪列24との間には,下方に向かって狭
くなる先細の第1破砕室25(以下,「破砕室25」と
いう)が形成されている。破砕室25の下端,即ち,受
け板23の下端と破砕輪列24の下端との間に,排出口
46が形成されている。受け板23は,筺体5の隣合う
フレーム26間に橋渡した支持板27にボルト等の適宜
の固着具によって支持されている。破砕輪列24は,並
列して横方向に延び且つ両端側で支持板27に対して回
転自在に支持された複数の横回転軸を有している。
【0025】破砕輪列24において,各横回転軸28,
29には同心破砕輪31と偏心破砕輪32が交互に設け
られ,共に破砕室25において周速が下方に向かう方向
に回転している。同心破砕輪31と偏心破砕輪32と
は,それぞれ軸方向に隔置して複数の回転輪が取付けら
れており,相互に噛み合う状態に配置されている。
【0026】横回転軸の一方の端部には,ダブルスプロ
ケット38が取り付けられ,ダブルスプロケット38に
交互にチェーンを巻き掛けることで,各横回転軸が互い
に同じ方向に同じ回転速度で相対的な滑りを生じること
なく確実に同期して回転する。図示の例では,最上部の
横回転軸に設けられたスプロケットには,筺体5のフレ
ーム44に取り付けられたモータ42の出力回転がチェ
ーン43を介して伝達される。なお,筺体5には,モー
タ42等の電気機器への給電等のため,配電盤45が設
けられている。
【0027】投入口6から投入された空き瓶等のガラス
製品や空き缶等の金属製品物品は,垂直シュート22を
落下して破砕機20の先細の破砕室25内へ滑らかに滑
り落ち,破砕室25内に確実に受け止められる。物品
は,破砕室25において,受け板23と同心破砕輪31
及び偏心破砕輪31から成る破砕輪列24との噛み込み
作用によって,噛み砕かれるか又はプレスによって押し
潰されて減容された破砕物となり,破砕室25の下方へ
順次送られ,破砕機20の排出口46から破砕機20の
下方に配設されている選別機47へと排出される。特
に,偏心破砕輪32は,空き瓶や空き缶等の物品を破砕
室25の狭くなった先端に向かって送り込む作用を有し
ているので,物品は投入口6へ弾き返ることなく,確実
に且つスムーズに破砕処理される。
【0028】破砕機20の排出口46の下方に配設され
ている選別機47は,破砕機20の排出口46から降下
する破砕物を磁石による吸着性の有無に従って選別する
磁選機48と,磁選機48で振り分けられた破砕物を各
容器に分別する振分け手段としての振分けシュート53
とから成る。磁選機48は,筺体5のフレーム44に取
り付けられたモータ49,モータ49の回転力を伝達す
るベルト50,周囲に磁石が取り付けられ且つベルト5
0が巻き掛けられて回転(図2において時計回りに回
転)する磁石ローラ51,及び磁石ローラ51に近接し
て配置され磁石ローラ51に吸着された押し潰されたス
チール缶を磁石ローラ51から剥離させるためのステン
レス製スクレーパ52によって構成されている。
【0029】選別機47の振分けシュート53は,金網
やスリットが形成された金属板等から成る二股のシュー
トである。振分けシュート53は,磁石ローラ51の直
下の位置を境界としてスチール缶収納容器9に向かって
傾斜して配設された第1シュート54及び第1シュート
54と逆方向であるアルミ缶収納容器11に向かって傾
斜して配設された第2シュート55から構成されてい
る。振分けシュート53は,小さく砕かれたガラス片は
通り抜けるがプレスされた空き缶は通り抜けない程度の
大きさを有するマトリックス状又はスリット状の多数の
開口(図示せず)が形成された篩によって構成されてい
る。破砕機20で押し潰されたスチール缶は,磁選機4
8の磁石ローラ51に吸着された状態で図2で左方向に
振り分けられ,その直後にスクレーパ52によって磁石
ローラ51から掻き落とされる。振分けシュート53の
第1シュート54上に落下されたスチール缶は,第1シ
ュート54で移送されてスチール缶収納容器9へ収容さ
れる。排出口46から選別機47へ落下した押し潰され
たアルミ缶は,磁選機48の磁石ローラ51に吸着され
ないので,そのまま振分けシュート53の第2シュート
55上に落下し,第2シュート55で移送されてアルミ
缶収納容器11へ収容される。破砕機20で破砕された
ガラス破砕物は,第1又は第2シュート54,55の開
口を通過し,その下に配置されたガラス片収納容器10
に収納される。
【0030】第1及び第2シュート54,55の篩作用
を確実にするため,第1及び第2シュート54,55を
振動させる振動機56が設けられている。ガラス瓶等の
ガラス製品が破砕機20で破砕されることによって生じ
たガラス片は,振動機56によって振動される第1又は
第2シュート54,55の開口から落下し易くなる。潰
されたスチール缶やアルミ缶も,各シュート54,55
に引っ掛かったり詰まったりすることなく,速やかに第
1又は第2シュート54,55を降下してスチール缶収
納容器9又はアルミ缶収納容器11へ収容される。
【0031】ガラス瓶や空き缶に付着していた,例え
ば,レッテルや蓋や栓等の容器の閉蓋具のような軽量片
は,破砕機20の排出口46の直下において開口する集
塵機13の吸引管57を通じて吸い込まれ,筺体5の内
部に収容されている袋等の集塵容器58に回収される。
一方,ビン,缶等の容器内に残存していた液体等は,ス
チール缶収納容器9,ガラス片収納容器10,アルミ缶
収納容器11及び合成樹脂容器収納容器12の底部に穿
けられている排液孔59から液溜め用凹部60に集めら
れ,排液ドレン61を開閉操作することによって,別の
処理容器に排出される。なお,筺体5は,内部及び外部
もステンレス等の不錆材で構成し,直接水をかけること
により洗浄を容易に行うことができる。筺体5の外部に
は止水栓63を取付け,筺体5の内部に多数の散水孔6
5が形成されたパイプ64を配設して,筺体5の内部を
水で洗うことが可能であり,特に夏期における,衛生上
及び臭気防止対策として有効である。
【0032】ペットボトル等の合成樹脂製容器を破砕す
るためのこの発明による第2破砕機80(以下,「破砕
機80」という)は,図2に示すように,チェーン81
を介してモータ42によって駆動される。モータ42
は,破砕機20と破砕機80とに対して共用である。モ
ータ42と破砕機80との間の伝動機構には,クラッチ
を介装することができる。破砕機80の詳細が,図5〜
図8に示されている。図5に示すように,破砕機80
は,互いに向かい合う側及び上下が開放された一対の枠
体84,85から成るケース83に収容されている。枠
体84,85は,同心状の回転軸である横回転軸88と
偏心状の回転軸である横回転軸89とを交互に軸受90
によって回転自在に支持している。横回転軸88,89
は,下方に向かって狭くなるテーパ状に配列されてい
る。最下に位置する横回転軸88,89は,互いに歯車
91,91によって噛み合っている。
【0033】歯車91,91間の間隔調節は,左右の枠
体84,85を互いに接近又は離反する方向に変位させ
ることにより調節することができる。左右の枠体84,
85のオーバーラップしている部分において,外側に位
置する枠体84に調節方向に長い長孔92が形成され,
内側に位置する枠体84にボルト挿通孔(図示せず)が
形成されている。枠体84,85の間隔の調節が設定さ
れた状態で長孔92及びボルト挿通孔に取付けボルト9
4を挿通し,ナット95で互いに締め付けることによ
り,ケース83が組み立てられる。チェーン81によっ
て,左側破砕輪列96が駆動され,歯車91,91によ
って右側破砕輪列97が駆動される。両破砕輪列96,
97間に下方に向かって次第に狭くなる第2破砕室98
(以下「破砕室98」という)が形成される。破砕室9
8内において,各破砕輪列96,97の各歯付き破砕輪
103は,図6にEで示すように下方に向かって回転す
る。
【0034】図7は図6において矢視H−Hで見た断面
図であり,図8は図6に示す左右の破砕輪列の対向する
一対の歯付き破砕輪を示す側面図である。回転軸線F,
Gは,それぞれ同心状の横回転軸88又は偏心状の横回
転軸89の回転軸線である。各横回転軸88,89には
同一構造を有する複数の歯付き破砕輪103がキー10
4によって軸方向に並んだ状態で相対回転不能に取り付
けられている。同心状の横回転軸88に歯付き破砕輪1
03が取り付けられて同心破砕輪101が構成され,偏
心状の横回転軸89に歯付き破砕輪103が取り付けら
れて偏心破砕輪102が構成されている。偏心破砕輪1
02の構成は,上記の構造に限らず,偏心取付け孔を有
する破砕歯付き輪を用いてもよい。
【0035】図7に示すように,歯付き破砕輪103
は,先端が錐状に尖った破砕歯部103aと,破砕歯部
103aの歯幅WTよりも軸方向長さWBが長いボス部
103bを有している。横回転軸88,89上におい
て,複数の歯付き破砕輪103は,スペーサ106によ
って軸方向にガタツキなく突き合わせた状態で装着され
ている。横回転軸88に装着された歯付き破砕輪103
と,横回転軸89に装着された歯付き破砕輪103の破
砕歯部103a,103aは,互いに隣接する領域10
7で互いに接触することはないが,交互に入り込む構造
とされている。歯付き破砕輪103が摩耗や損傷した場
合は,軸受90を外して破砕輪101又は102から該
当する歯付き破砕輪103のみを交換することができ
る。
【0036】横回転軸88,89の一方の端部から延び
る延長軸部105,105には,回転破砕輪列24の各
破砕輪を駆動するのと同様の伝動機構が設けられてい
る。即ち,2つのスプロケット39,39を連結したダ
ブルスプロケット38が延長軸部105,105にキー
40によって嵌合されている。ダブルスプロケット38
の一方のスプロケット39にはチェーン41が巻き掛け
られて連結されているので,横回転軸88,89は,互
いに同じ方向に同じ回転速度で相対的な滑りを生じるこ
となく確実に同期して回転する。図示の例では,モータ
42の出力は,チェーン81を介して最上部の横回転軸
89に設けられたスプロケット39に伝達される。
【0037】投入口7から投入されたペットボトル等の
合成樹脂製物品は,垂直シュート82を落下して破砕機
80の先細の破砕室98内へ落下し,破砕室98におい
て,同心破砕輪101と偏心破砕輪102とを交互に配
置した左右の破砕輪列96,97の噛み込み作用によっ
て,噛み砕かれるか又は押し潰されて減容された破砕物
となり,破砕室98の下方へ順次送られ,破砕機80の
排出口86から合成樹脂製物品収納容器12へ排出され
る。
【0038】収集装置1の各機構には,種々の変更を施
すことができることは明らかである。例えば,振分けシ
ュート53については,図11,図12に示す構造を採
用することができる。即ち,図11は,この発明におけ
る収集装置に用いられる振分けシュートの斜視図であ
り,図12は図11に示す振分けシュートにおいて矢視
J−Jで見た断面図である。振分けシュート53におい
て,シュートの傾斜方向に交差する方向に軸線が延びる
複数のローラ110がシュートの傾斜方向に隔置して設
けられている。また,シュートの傾斜方向に沿って複数
の桟部材111が互いに隔置して配設されている。桟部
材111には,ローラ110が実質的に完全に入り込む
凹溝112が形成されている。ローラ110と桟部材1
11とで,マトリックス状の開口113が篩として形成
されている。その結果,破砕機20によって潰されたス
チール缶及びアルミ缶が振分けシュート53の上面を滑
り降下する際の抵抗が増加せず,むしろ,ローラ110
の回転によって潰された金属缶の流れが良好となる。ガ
ラス瓶が破砕されたときに生じる破片は開口113によ
って篩い落とされる。
【0039】スチール缶とアルミニウム缶とを選別する
磁選機の詳細が,断面図である図13に示されている。
磁選機48の磁石ローラ120には周方向に隔置し且つ
軸方向に延びる複数の溝121が形成され,各溝121
内には例えばゴムからなる非磁性材122が装填されて
いる。非磁性材122の外周は,磁石ローラ120の外
周と整合する形状に形成されている。非磁性材122を
設けることにり,スチール缶が磁選機48に付着したま
まの状態になることを防止することができる。
【0040】収集装置1には,破砕機80で破砕された
合成樹脂製物品が色付きである場合には,排出口86か
ら落下する通路に色センサを配設し,更に分別機構を配
設することにより,破砕物を色別に分別収納することも
可能である。また,破砕機80にも,集塵機13と同様
の集塵機を設けることも可能である。更に,上記の実施
例では,破砕対象物品をガラス瓶,スチール缶,アルミ
缶,合成樹脂製容器等の容器として説明したが,物品に
は,注射器,試験管,シャーレ等のガラス及びガラス以
外の金属製或いは樹脂製の医療器具が含まれるのは明ら
かである。
【0041】収集装置1は,駅や公園,或いは収拾場所
に設置できるようにキャスタ16を設けた移動自在なタ
イプに構成されているが,トラック等の車両の荷台に搭
載し,廃棄物等が搬出される時期及び場所に機動的に移
動することも可能である。この場合,廃棄物等が搬出さ
れる時期及び収集現場を機動的に巡回してガラス瓶,空
き缶,合成樹脂製容器等の物品の分別と破砕・収集の作
業を同時に行い,収納容器9〜12に減容状態で収集し
た各破砕物をそのままリサイクル工場へ直接運び込むこ
とができる。このため,特に収納容器を集めて回る回収
専用車両を必要としない上に,従来の手作業による分別
を行わなくて済むため,分別作業や収集作業の負担を大
幅に低減することができ,破砕物の再商品化がより促進
される。
【0042】
【発明の効果】この発明による破砕機は,上記のように
構成したので,瓶や缶等の物品に加えて,合成樹脂製物
品も破砕して減容することができる。即ち,左右の破砕
輪列において一部の横回転軸に取り付けられた偏心破砕
輪は,投入された合成樹脂製物品を破砕する作用と同時
に先細の破砕室の先端に向かって押し込む作用を有する
ので,合成樹脂製物品は破砕輪列で弾き返されることな
く,破砕処理を確実に進行させて,減容させることがで
きる。また,合成樹脂製物品を破砕する破砕機は,左右
の破砕輪列を対向配置して先細の破砕室を形成すれば良
く,極めて簡単で且つ小スペースに構成できると共に,
低コストで作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による破砕機,及び該破砕機を備えた
収集装置の一実施例を示す上面断面図であり,図2の矢
視A−Aで見た上面断面図である。
【図2】図1に示す破砕機,及び該破砕機を備えた収集
装置の矢視B−Bで見た正面断面図である。
【図3】図1に示す収集装置の平面図である。
【図4】図3に示す収集装置の正面図である。
【図5】図1に示したこの発明による合成樹脂製容器を
破砕する破砕機を矢視Cの方向から見た正面図である。
【図6】図1に示す破砕機を矢視D−Dで見た側面断面
図である。
【図7】図6に示す破砕機において矢視H−Hで見た断
面図である。
【図8】図5及び図6に示す破砕機の互いに対向する歯
付き破砕輪の側面図である。
【図9】この発明による破砕機を備えた収集装置の物品
投入構造を示す斜視図である。
【図10】図9に示す物品投入構造の断面図である。
【図11】この発明における収集装置に用いられる振分
けシュートの一例を示す斜視図である。
【図12】図11に示す振分けシュートにおいて矢視J
−Jで見た断面図である。
【図13】この発明における収集装置に用いられる磁選
機の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 破砕収集装置 5 筺体 6 投入口(第1投入口) 7 投入口(第2投入口) 8 収納庫 9 スチール缶収納容器 10 ガラス片収納容器 11 アルミ缶収納容器 12 合成樹脂容器収納容器 20 破砕機(第1破砕機) 23 受け板 24 回転破砕輪列 25 破砕室(第1破砕室) 28,29 横回転軸 31 同心破砕輪 32 偏心破砕輪 47 選別機 48 磁選機 51 磁石ローラ 52 スクレーパ 53 振分けシュート 54 第1シュート 55 第2シュート 80 破砕機(第2破砕機) 83 ケース 88 同心状の横回転軸 89 偏心状の横回転軸 96,97 破砕輪列 98 破砕室(第2破砕室) 101 同心破砕輪 102 偏心破砕輪 103 歯付き破砕輪
フロントページの続き Fターム(参考) 4D065 CA12 CA20 CB10 CC01 CC08 DD04 DD25 EB02 EB14 EB18 EB20 EC07 EC09 ED06 ED16 ED18 ED22 ED25 ED27 ED36 ED39 ED43 ED50 EE15 4D067 DD04 DD13 DD14 DD17 GA08 GA10 GA16 GA19 GB03 GB07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体の上端に形成された合成樹脂製物品
    投入用の投入口,前記投入口から投入された前記合成樹
    脂製物品を破砕するため前記筺体内に対向して配設され
    た一対の破砕輪列によって下方に向かうに従って先細に
    形成された破砕室,及び該破砕室の下端に形成され前記
    破砕室で物品を破砕することにより生成された破砕物を
    排出する排出口を備え,前記破砕輪列は,上下方向に並
    置された複数の横回転軸のそれぞれの回転軸線の回りに
    前記破砕室側において上から下に向かって回転する破砕
    輪からなり,一部の前記破砕輪は前記回転軸線に対して
    偏心して回転する偏心破砕輪であることから成る破砕
    機。
  2. 【請求項2】 前記破砕輪が偏心して回転する一部の前
    記横回転軸と残りの同心して回転する前記横回転軸と
    は,交互に配置されていることから成る請求項1に記載
    の破砕機。
  3. 【請求項3】 隣接する前記横回転軸同士が,チェーン
    伝動機構,又は歯車伝動機構等の噛合い伝動機構によっ
    て順次に連結されていることから成る請求項1又は2に
    記載の破砕機。
  4. 【請求項4】 前記破砕輪は,前記横回転軸に嵌合され
    るボス部と該ボス部と一体の破砕歯部とからなる複数の
    破砕歯付き回転輪を,前記横回転軸に対して相対回転不
    能に取り付けることにより構成されていることから成る
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の破砕機。
  5. 【請求項5】 前記破砕輪の前記破砕歯部は,先端が錐
    状に尖って形成されていることから成る請求項4に記載
    の破砕機。
  6. 【請求項6】 筺体の上端に形成されたガラス製又は金
    属製物品用の第1投入口と,前記筺体内において前記第
    1投入口の下方に配設され且つ前記第1投入口から投入
    された前記ガラス製又は金属製物品を破砕する第1破砕
    室とを備えた第1破砕機,前記筺体内に取り外し可能に
    配設され且つ前記第1破砕機で破砕されることによって
    生成された破砕物を収容する第1収納容器,前記筺体の
    上端に形成された合成樹脂製物品投入用の第2投入口
    と,前記筺体内において前記第2投入口の下方に配設さ
    れ且つ前記第2投入口から投入された前記合成樹脂製物
    品を破砕する第2破砕室を備えた第2破砕機,及び前記
    筺体内に取り外し可能に配設され且つ前記第2破砕機で
    破砕されることによって生成された合成樹脂製破砕物を
    収容する第2収納容器から成る破砕機を備えた収集装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第2破砕機は,請求項1〜5のいず
    れか1項に記載の破砕機である請求項6に記載の破砕機
    を備えた収集装置。
  8. 【請求項8】 前記第1破砕機の下方に前記第1破砕室
    で破砕された破砕物の特性に応じて選別する選別機を備
    えており,前記第1収容容器は前記選別機で選別された
    前記破砕物を分別収納する複数の分別収納容器であるこ
    とから成る請求項6又は7に記載の破砕機を備えた収集
    装置。
  9. 【請求項9】 前記第1破砕機及び前記第2破砕機は,
    共通の駆動源によって駆動されることから成る請求項6
    〜8のいずれか1項に記載の破砕機を備えた収集装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003047883A (ja) * 2001-08-03 2003-02-18 Komatsu Ltd 破砕装置
JP2009142742A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Kayaba Ind Co Ltd 粉砕装置
JP2011036823A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラス破砕装置
JP2017531557A (ja) * 2014-10-15 2017-10-26 グラスバスターズ リミテッド ビン破砕装置

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