JPH07155629A - シュレッダ - Google Patents
シュレッダInfo
- Publication number
- JPH07155629A JPH07155629A JP5301592A JP30159293A JPH07155629A JP H07155629 A JPH07155629 A JP H07155629A JP 5301592 A JP5301592 A JP 5301592A JP 30159293 A JP30159293 A JP 30159293A JP H07155629 A JPH07155629 A JP H07155629A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- guide plate
- rotary shaft
- paper
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本体ケースのスリットから紙を挿入し、挿入
された紙をカッタにより裁断するシュレッダにおいて、
カッタとその回転軸の間のすき間に、裁断された紙片が
入り込んでカッタの回転力や裁断性能を阻害することの
ない手段を提供することを目的とする。 【構成】 カッタ15の回転軸14の周方向に、カッタ
15により裁断された紙片の巾よりも巾狭の溝33を形
成し、この溝33にガイドプレート16の内端縁を嵌合
させた。したがって紙片がこれよりも巾狭の溝33から
回転軸14とガイドプレート16の間に入り込むことは
ない。
された紙をカッタにより裁断するシュレッダにおいて、
カッタとその回転軸の間のすき間に、裁断された紙片が
入り込んでカッタの回転力や裁断性能を阻害することの
ない手段を提供することを目的とする。 【構成】 カッタ15の回転軸14の周方向に、カッタ
15により裁断された紙片の巾よりも巾狭の溝33を形
成し、この溝33にガイドプレート16の内端縁を嵌合
させた。したがって紙片がこれよりも巾狭の溝33から
回転軸14とガイドプレート16の間に入り込むことは
ない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カッタを回転させて紙
を細かく裁断するシュレッダに関するものである。
を細かく裁断するシュレッダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】オフィスなどで使用されるシュレッダ
は、本体ケースの上面に開口されたスリットから紙を挿
入すると、このスリットの下方に配設されて高速回転す
るカッタにより、紙を細かく裁断するようになってい
る。以下、従来のシュレッダについて説明する。
は、本体ケースの上面に開口されたスリットから紙を挿
入すると、このスリットの下方に配設されて高速回転す
るカッタにより、紙を細かく裁断するようになってい
る。以下、従来のシュレッダについて説明する。
【0003】図7は従来のシュレッダのカッタ付近の断
面図、図8は同部分拡大断面図である。本体ケース(図
示せず)の内部には2本の回転軸1が互いに平行に配設
されており、回転軸1にはカッタ2がピッチをおいて装
着されている。またカッタ2とカッタ2の間には、カッ
タ2で裁断された紙片を下方へ案内するガイドプレート
3が配設されている。ガイドプレート3はその内端縁が
回転軸1を抱持するように回転軸1に嵌合されており、
そのエッジ4を回転軸1の周面に極力近接させることに
より、紙片は回転軸1から剥離され、矢印A方向へ落下
するようになっている。
面図、図8は同部分拡大断面図である。本体ケース(図
示せず)の内部には2本の回転軸1が互いに平行に配設
されており、回転軸1にはカッタ2がピッチをおいて装
着されている。またカッタ2とカッタ2の間には、カッ
タ2で裁断された紙片を下方へ案内するガイドプレート
3が配設されている。ガイドプレート3はその内端縁が
回転軸1を抱持するように回転軸1に嵌合されており、
そのエッジ4を回転軸1の周面に極力近接させることに
より、紙片は回転軸1から剥離され、矢印A方向へ落下
するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ガイドプレート3は回
転軸1に嵌合されるが、両者の間にわずかなすき間aが
生じることは避けられないものである。このため、図8
に示すようにこのすき間aに裁断された紙片の紙くず5
が入り込み、カッタ2の回転力や裁断性能を阻害しやす
いという問題点があった。
転軸1に嵌合されるが、両者の間にわずかなすき間aが
生じることは避けられないものである。このため、図8
に示すようにこのすき間aに裁断された紙片の紙くず5
が入り込み、カッタ2の回転力や裁断性能を阻害しやす
いという問題点があった。
【0005】そこで本発明は、カッタの回転軸とガイド
プレートの間のすき間に紙くずが入り込むのを解消でき
るシュレッダを提供することを目的とする。
プレートの間のすき間に紙くずが入り込むのを解消でき
るシュレッダを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、カ
ッタの回転軸の周方向に、カッタにより裁断された紙片
の巾よりも巾狭の溝を形成し、この溝にガイドプレート
の内端縁を嵌合させたものである。
ッタの回転軸の周方向に、カッタにより裁断された紙片
の巾よりも巾狭の溝を形成し、この溝にガイドプレート
の内端縁を嵌合させたものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、カッタで裁断されてガイド
プレートに沿って下降する紙片が回転軸とガイドプレー
トの間に入り込むのを解消できる。
プレートに沿って下降する紙片が回転軸とガイドプレー
トの間に入り込むのを解消できる。
【0008】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の一実施例
を説明する。図1は本発明の一実施例のシュレッダの斜
視図、図2は同断面図、図3は同内部平面図である。1
1は本体ケースであって、キャビネット12上に設置さ
れている。キャビネット12の内部には、ダストボック
ス(図示せず)が出し入れ自在に収納されている。本体
ケース11の上面には紙挿入用のスリット13が開口さ
れている。スリット13の下方にはスリット13と平行
に2本の回転軸14が配設されている。回転軸14には
ピッチをおいてカッタ15が装着されており、またカッ
タ15とカッタ15の間にはガイドプレート16が配設
されている。回転軸14とカッタ15は一体でもよい。
回転軸14の両端部は、本体ケース11内の両側部に立
設されたシャーシ17に回転自在に軸支されている。1
8はシャーシ17とシャーシ17の間に架け渡されたス
テーであり、ガイドプレート16はこのステー18に固
定されている。
を説明する。図1は本発明の一実施例のシュレッダの斜
視図、図2は同断面図、図3は同内部平面図である。1
1は本体ケースであって、キャビネット12上に設置さ
れている。キャビネット12の内部には、ダストボック
ス(図示せず)が出し入れ自在に収納されている。本体
ケース11の上面には紙挿入用のスリット13が開口さ
れている。スリット13の下方にはスリット13と平行
に2本の回転軸14が配設されている。回転軸14には
ピッチをおいてカッタ15が装着されており、またカッ
タ15とカッタ15の間にはガイドプレート16が配設
されている。回転軸14とカッタ15は一体でもよい。
回転軸14の両端部は、本体ケース11内の両側部に立
設されたシャーシ17に回転自在に軸支されている。1
8はシャーシ17とシャーシ17の間に架け渡されたス
テーであり、ガイドプレート16はこのステー18に固
定されている。
【0009】図1において、一方のシャーシ17の内面
にはモータ19が装着されており、モータ19の回転
は、シャーシ17の外面に配設されたスプロケット2
0、チェン21、スプロケット22を介して一方の回転
軸14に伝達され、またギヤ23を介して他方の回転軸
14に伝達される。図2において25は防振ゴムであ
り、この防振ゴム25を介して下ケース26および本体
ケース12とシャーシ17は連結され、またビス27に
より本体ケース11と下ケース26は締結されている。
にはモータ19が装着されており、モータ19の回転
は、シャーシ17の外面に配設されたスプロケット2
0、チェン21、スプロケット22を介して一方の回転
軸14に伝達され、またギヤ23を介して他方の回転軸
14に伝達される。図2において25は防振ゴムであ
り、この防振ゴム25を介して下ケース26および本体
ケース12とシャーシ17は連結され、またビス27に
より本体ケース11と下ケース26は締結されている。
【0010】図2において、スリット13の下方には、
紙の通路をはさむようにセンサ31が配設されており、
このセンサ31が紙を検知すると、モータ19が駆動す
る。スリット13とカッタ15の間には、ローラ32が
対設されている。ローラ32は弾性を有し、軽量であ
り、スリット13からの紙の挿入時において、容易な回
動、移動が可能なように配設されている。
紙の通路をはさむようにセンサ31が配設されており、
このセンサ31が紙を検知すると、モータ19が駆動す
る。スリット13とカッタ15の間には、ローラ32が
対設されている。ローラ32は弾性を有し、軽量であ
り、スリット13からの紙の挿入時において、容易な回
動、移動が可能なように配設されている。
【0011】次に、ガイドプレート16の配設構造につ
いて説明する。図4,図5および図6は本発明の一実施
例のシュレッダのカッタ付近の断面図である。回転軸1
4の周方向には溝33が形成されており、ガイドプレー
ト16の内端縁は回転軸14を抱持するようにこの溝3
3に嵌合されている。溝33の巾はカッタ15とカッタ
15による紙の裁断巾Lよりも巾狭になっている。また
回転軸14の周面とガイドプレート16の内端縁の間に
わずかなすき間bを確保することにより、ガイドプレー
ト16が回転軸14の回転を阻害しないようにしてい
る。図4に示すように、ガイドプレート16のエッジ3
4は、溝33の内部に嵌入している。またカッタ軸面に
対するガイドプレート16のガイド面35の角度Kを純
角に設定することにより、裁断された紙片のカッタ軸面
からの剥離効果を大きくしている。
いて説明する。図4,図5および図6は本発明の一実施
例のシュレッダのカッタ付近の断面図である。回転軸1
4の周方向には溝33が形成されており、ガイドプレー
ト16の内端縁は回転軸14を抱持するようにこの溝3
3に嵌合されている。溝33の巾はカッタ15とカッタ
15による紙の裁断巾Lよりも巾狭になっている。また
回転軸14の周面とガイドプレート16の内端縁の間に
わずかなすき間bを確保することにより、ガイドプレー
ト16が回転軸14の回転を阻害しないようにしてい
る。図4に示すように、ガイドプレート16のエッジ3
4は、溝33の内部に嵌入している。またカッタ軸面に
対するガイドプレート16のガイド面35の角度Kを純
角に設定することにより、裁断された紙片のカッタ軸面
からの剥離効果を大きくしている。
【0012】このシュレッダは上記のように構成されて
おり、次に紙の裁断方法を説明する。図1に示す本体ケ
ース11のスリット13から紙を挿入すると、紙はロー
ラ32とローラ32(図2)の間を通り、図6において
矢印Bで示すようにカッタ15とカッタ15の間に導入
される。そして紙はカッタ15により細かく裁断され、
裁断された紙片はガイドプレート16のガイド面35に
沿って矢印C方向へ落下する。この場合、紙は裁断巾L
(図5)で裁断されるが、溝33はこの裁断巾Lよりも
巾狭であるので、裁断された紙片が溝33の内部に入り
込むことはなく、したがって回転軸14とガイドプレー
ト16の間に紙くずが入り込むことはない。また図4に
示すように、ガイドプレート16のエッジ34は溝33
内にあるので、この周面上を送られてきた紙片は必然的
にガイドプレート16のガイド面35に沿って落下する
こととなり、エッジ34が紙片の流れを阻害することも
ない。
おり、次に紙の裁断方法を説明する。図1に示す本体ケ
ース11のスリット13から紙を挿入すると、紙はロー
ラ32とローラ32(図2)の間を通り、図6において
矢印Bで示すようにカッタ15とカッタ15の間に導入
される。そして紙はカッタ15により細かく裁断され、
裁断された紙片はガイドプレート16のガイド面35に
沿って矢印C方向へ落下する。この場合、紙は裁断巾L
(図5)で裁断されるが、溝33はこの裁断巾Lよりも
巾狭であるので、裁断された紙片が溝33の内部に入り
込むことはなく、したがって回転軸14とガイドプレー
ト16の間に紙くずが入り込むことはない。また図4に
示すように、ガイドプレート16のエッジ34は溝33
内にあるので、この周面上を送られてきた紙片は必然的
にガイドプレート16のガイド面35に沿って落下する
こととなり、エッジ34が紙片の流れを阻害することも
ない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明のシュレッダ
によれば、カッタの回転軸とガイドプレートの内端縁の
間に生じるすき間に、カッタにより裁断された紙片が入
り込んで、カッタの回転力や裁断性能を阻害することは
なく、また裁断された紙片のカッタからの剥離が円滑に
行われる。
によれば、カッタの回転軸とガイドプレートの内端縁の
間に生じるすき間に、カッタにより裁断された紙片が入
り込んで、カッタの回転力や裁断性能を阻害することは
なく、また裁断された紙片のカッタからの剥離が円滑に
行われる。
【図1】本発明の一実施例のシュレッダの斜視図
【図2】本発明の一実施例のシュレッダの断面図
【図3】本発明の一実施例のシュレッダの内部平面図
【図4】本発明の一実施例のシュレッダのカッタ付近の
断面図
断面図
【図5】本発明の一実施例のシュレッダのカッタ付近の
断面図
断面図
【図6】本発明の一実施例のシュレッダのカッタ付近の
断面図
断面図
【図7】従来のシュレッダのカッタ付近の断面図
【図8】従来のシュレッダのカッタ付近の拡大断面図
11 本体ケース 13 スリット 14 回転軸 15 カッタ 16 ガイドプレート 19 モータ 33 溝
Claims (1)
- 【請求項1】上面に紙挿入用のスリットが開口された本
体ケースと、このスリットの下方に互いに平行に配設さ
れた回転軸と、この回転軸を回転させるモータと、この
回転軸にピッチをおいて設けられたカッタと、このカッ
タとカッタの間に配設されてこれらのカッタに裁断され
た紙片を下方へ案内するガイドプレートとを備えたシュ
レッダであって、 前記回転軸の周方向に、前記カッタにより裁断された紙
片の巾よりも巾狭の溝を形成し、この溝に前記ガイドプ
レートの内端縁を嵌合させたことを特徴とするシュレッ
ダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5301592A JPH07155629A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | シュレッダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5301592A JPH07155629A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | シュレッダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07155629A true JPH07155629A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=17898812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5301592A Pending JPH07155629A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | シュレッダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07155629A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8963379B2 (en) | 2006-07-14 | 2015-02-24 | Aurora Office Equipment Co., Ltd. Shanghai | Paper shredder control system responsive to touch-sensitive element |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP5301592A patent/JPH07155629A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8963379B2 (en) | 2006-07-14 | 2015-02-24 | Aurora Office Equipment Co., Ltd. Shanghai | Paper shredder control system responsive to touch-sensitive element |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4194698A (en) | Shredder | |
US4226372A (en) | Device for the destruction of microfilm and similar data carriers | |
EP3576204B1 (en) | Electrode plate processing device | |
JPH07155629A (ja) | シュレッダ | |
US20190091697A1 (en) | Structure of lottery ticket destruction apparatus | |
JPH06254428A (ja) | 粗大物破砕装置 | |
KR200234395Y1 (ko) | 문서 세단기의 커팅구조 | |
JP3894744B2 (ja) | 粗大物破砕装置 | |
EP0629461B1 (en) | Treatment device for lug scrap strips from metallic strip slitters | |
JPH10277419A (ja) | シュレッダ | |
JPH07148443A (ja) | シュレッダ | |
KR920007320Y1 (ko) | 팩시밀리의 기록지 절단장치 | |
JP2001121012A (ja) | シュレッダ装置 | |
JP2000167684A (ja) | ワークテーブル | |
KR0128119Y1 (ko) | 폐전선 분쇄장치 | |
JP3153679B2 (ja) | 粗大物破砕装置 | |
JP2959979B2 (ja) | 丸鋸盤 | |
JPS6220242Y2 (ja) | ||
AU669368B2 (en) | Treatment device for lug scrap strips from metallic strip slitters | |
KR200230499Y1 (ko) | 오징어 절취장치 | |
JPS6242752A (ja) | 文書細断装置 | |
KR930008409Y1 (ko) | 승강식 약재 절단기 | |
JPH01317797A (ja) | 鉛筆削り機 | |
KR200207637Y1 (ko) | 폐기문서 세단기의 회전캇터 구동장치 | |
JPH0327764Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |