JPH0327764Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0327764Y2 JPH0327764Y2 JP1984088980U JP8898084U JPH0327764Y2 JP H0327764 Y2 JPH0327764 Y2 JP H0327764Y2 JP 1984088980 U JP1984088980 U JP 1984088980U JP 8898084 U JP8898084 U JP 8898084U JP H0327764 Y2 JPH0327764 Y2 JP H0327764Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- bark
- main
- logs
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
A 産業上の利用分野
紙パルプ用木材チツプ生産工程において、ドラ
ムバーカー(剥皮機)からチツパーに至る搬送ラ
イン上に設置し、ドラムバーカーから流れてくる
剥皮された丸太及び樹皮(バーク)の一部からバ
ークを取り除く装置である。
ムバーカー(剥皮機)からチツパーに至る搬送ラ
イン上に設置し、ドラムバーカーから流れてくる
剥皮された丸太及び樹皮(バーク)の一部からバ
ークを取り除く装置である。
B 従来の技術とその問題点
第2図、第3図、第4図の如くドラムバーカー
の排出シユート1に長方形の穴1Aをあけ、また
はつば付き駆動ローラー1Bを丸太の流れに直角
につけるものがあるが、この場合、細かいバーク
しか除去できない。
の排出シユート1に長方形の穴1Aをあけ、また
はつば付き駆動ローラー1Bを丸太の流れに直角
につけるものがあるが、この場合、細かいバーク
しか除去できない。
第5図の如くベルトコンベアー2Aを切り離
し、中間につば付き駆動ローラー2を流れに直角
につけるものがあるが、この場合も大きいものや
長いバークは取り除くことが不可能である。
し、中間につば付き駆動ローラー2を流れに直角
につけるものがあるが、この場合も大きいものや
長いバークは取り除くことが不可能である。
第6図の如くベルトコンベアー2Aを切り離す
ものもあるが、この場合、バークは完全に除去で
きるが、同時に短い丸太や木片も除去されてしま
うので、別工程で人手によつてそれらを拾つてい
る。
ものもあるが、この場合、バークは完全に除去で
きるが、同時に短い丸太や木片も除去されてしま
うので、別工程で人手によつてそれらを拾つてい
る。
このほか、ベルトコンベアー等の搬送中に人手
によつてバークを取り除くなどのことが行なわれ
ているが、省力化に問題がある。
によつてバークを取り除くなどのことが行なわれ
ているが、省力化に問題がある。
考案の構成
A 問題を解決しようとする手段
前述の如く機械的にバークを除去する場合、流
れ(丸太の進行)方向に対しローラー軸を直角に
設置し、しかも、軸間を狭くしなければならない
為に大きいバークや長いもの及び丸太に巻きつい
たものを取り除くことが不可能であつた。その為
にコンベアー上にのつたバークを人手によつて取
り除く必要がある。本考案によれば全く人手を要
せずあらゆる形状のバークも容易に取り除くこと
を可能にしようとするものである。
れ(丸太の進行)方向に対しローラー軸を直角に
設置し、しかも、軸間を狭くしなければならない
為に大きいバークや長いもの及び丸太に巻きつい
たものを取り除くことが不可能であつた。その為
にコンベアー上にのつたバークを人手によつて取
り除く必要がある。本考案によれば全く人手を要
せずあらゆる形状のバークも容易に取り除くこと
を可能にしようとするものである。
B 考案の実施例
3は本案のバーク、オートセパレーターで、4
はその機枠で、この機枠内には丸太の流れ方向を
もつて主回転体5が回転自在に支持されている。
この主回転体5は円筒状に構成されている。
はその機枠で、この機枠内には丸太の流れ方向を
もつて主回転体5が回転自在に支持されている。
この主回転体5は円筒状に構成されている。
6はバークカツターであるが、上記主回転体の
外周部に螺旋状に突設されている。そして、この
バークカツターの構造は金属板6Aに当該主回転
体の回転方向側には略〓状の段部6Bが形成され
ている。このバークカツターは、主として丸太を
揺動回転させ、また、バークの切断を行なうもの
である。
外周部に螺旋状に突設されている。そして、この
バークカツターの構造は金属板6Aに当該主回転
体の回転方向側には略〓状の段部6Bが形成され
ている。このバークカツターは、主として丸太を
揺動回転させ、また、バークの切断を行なうもの
である。
7は上記機枠4の側壁4A,4Bと上記主回転
体5との間に張設されたバークカツターの受刃で
あるが、上記バークカツター6が出入できるよう
櫛形に構成されている。
体5との間に張設されたバークカツターの受刃で
あるが、上記バークカツター6が出入できるよう
櫛形に構成されている。
上記機枠4の側壁における上記主回転体5の回
転方向側の側壁4Aには上記回転体5のほぼ全長
にわたり開口部4Cを開口せしめると共に、当該
開口部4Cには副回転体8が回転自在に取付けら
れている。この副回転体8は円筒体の表面にスク
リユー8Aが形成されている。
転方向側の側壁4Aには上記回転体5のほぼ全長
にわたり開口部4Cを開口せしめると共に、当該
開口部4Cには副回転体8が回転自在に取付けら
れている。この副回転体8は円筒体の表面にスク
リユー8Aが形成されている。
また、この場合、このスクリユーの代りに突起
8Bを螺旋状に突設してもよい。そして、この副
回転体8の回転方向は主回転体の回転方向と同一
方向となつている。
8Bを螺旋状に突設してもよい。そして、この副
回転体8の回転方向は主回転体の回転方向と同一
方向となつている。
9は回転体駆動用モーターである。
C 作動
イ 主回転体5及び副回転体8を駆動用モーター
9により一定方向に回転させる。
9により一定方向に回転させる。
ロ 機枠(丸太収納体)の一端からバークの混じ
つた丸太が連続的に投入され、回転体及び回転
体外周部に固定されたバークカツター6によつ
て回転、揺動運動をしながら他の一端に進み機
枠外に接続するコンベアー上に排出される。
つた丸太が連続的に投入され、回転体及び回転
体外周部に固定されたバークカツター6によつ
て回転、揺動運動をしながら他の一端に進み機
枠外に接続するコンベアー上に排出される。
ハ 丸太が回転、揺動運動を繰り返しながら移動
する時に混入していた様々な形状のバークは容
易に下方に落下、沈降し、バークカツター6と
櫛形状の受刃7によつて切断もしくは粉砕さ
れ、回転体と櫛形状の受刃との間隙から下方に
排出される。
する時に混入していた様々な形状のバークは容
易に下方に落下、沈降し、バークカツター6と
櫛形状の受刃7によつて切断もしくは粉砕さ
れ、回転体と櫛形状の受刃との間隙から下方に
排出される。
また、櫛形状の受刃7から排出されないバー
クは、副回転体により側壁に設けた開口部4C
の上方から排出される。
クは、副回転体により側壁に設けた開口部4C
の上方から排出される。
ニ 上記左右の側壁のうち主回転体5の回転方向
側の側壁4Aには、上記主回転体のほぼ全長に
わたり開口部4Cを開口せしめると共に、当該
開口部4Cには副回転体8がその1部を機枠4
内に露出するよう設置したから、当該副回転体
の回転によりバークを効果的に排出する作用を
常むと共に、丸太の回転掻き上げ作用を補助的
に常むことができる。
側の側壁4Aには、上記主回転体のほぼ全長に
わたり開口部4Cを開口せしめると共に、当該
開口部4Cには副回転体8がその1部を機枠4
内に露出するよう設置したから、当該副回転体
の回転によりバークを効果的に排出する作用を
常むと共に、丸太の回転掻き上げ作用を補助的
に常むことができる。
ホ さらに、第13図を参照して、丸太の動き、
バークの流れについて詳述する。
バークの流れについて詳述する。
バーカーから排出された丸太がセパレータ
ー内を通過する時の丸太の概ねの動きの断面
である。主・副回転体の回転により夫々の外
周に突設された突起金具によつて丸太は主回
転体側から副回転体側に押し上げられ、再び
主回転体側に戻る軌道を作る。
ー内を通過する時の丸太の概ねの動きの断面
である。主・副回転体の回転により夫々の外
周に突設された突起金具によつて丸太は主回
転体側から副回転体側に押し上げられ、再び
主回転体側に戻る軌道を作る。
この場合、丸太は主回転体の突起により揺
動しながら、しかも回転体と逆回転しながら
上記軌道を描く。
動しながら、しかも回転体と逆回転しながら
上記軌道を描く。
従つて、主回転体によつて与えられた逆回
転の丸太は主回転体と副回転体の間に張設さ
れた受刃をこすりながら押し上げられること
になる。
転の丸太は主回転体と副回転体の間に張設さ
れた受刃をこすりながら押し上げられること
になる。
セパレーター内に流入した丸太及びバーク
は初期段階では丸太と同様の軌道を描く運動
をする。
は初期段階では丸太と同様の軌道を描く運動
をする。
丸太の揺動・回転運動によりバークは下方
に沈降し、細かい(10m/m2以下)バークや
ダストは概ね受刃の櫛形の間隙から下方に落
下排出される。
に沈降し、細かい(10m/m2以下)バークや
ダストは概ね受刃の櫛形の間隙から下方に落
下排出される。
しかしながら、(10m/m2以上の)大きい
皮や長い皮は櫛形の間隙から排出することは
困難である。大きい皮や長い皮は丸太の軌道
運動と丸太自身の回転により湾曲した受刃上
を副回転体に向つてスムーズに運び上げられ
る。
皮や長い皮は櫛形の間隙から排出することは
困難である。大きい皮や長い皮は丸太の軌道
運動と丸太自身の回転により湾曲した受刃上
を副回転体に向つてスムーズに運び上げられ
る。
副回転体に運ばれたバークは副回転体外周
に突設された突起金具により機枠の側壁と副
回転体の上方開口部から無理なく機外に排出
される。
に突設された突起金具により機枠の側壁と副
回転体の上方開口部から無理なく機外に排出
される。
考案の効果
連続運転されるチツプ生産工程において、従来
の設備で除去し切れなかつたバークをコンベアー
上で人手によつて取り除くことは人件費の問題ば
かりでなく、その作業性からも過酷であり、危険
を伴う労働である。本考案の装置を使用すること
により、丸太とバークは自動車、連続的に分離さ
れるので、生産コストの低減となり、しかも、安
全運転が可能となる。
の設備で除去し切れなかつたバークをコンベアー
上で人手によつて取り除くことは人件費の問題ば
かりでなく、その作業性からも過酷であり、危険
を伴う労働である。本考案の装置を使用すること
により、丸太とバークは自動車、連続的に分離さ
れるので、生産コストの低減となり、しかも、安
全運転が可能となる。
図中、10はドラムバーカー、10Aは丸太投
入口、11はシユート、12はベルトコンベア
ー、13はチツパーである。
入口、11はシユート、12はベルトコンベア
ー、13はチツパーである。
第1図は本願のものの配置を示す側面図、第2
図、第3図は従来のものの正面図、第4図は第3
図の要部拡大断面図、第5図、第6図は従来のも
のの要部拡大側面図、第7図は本願のものの一部
を切り欠いた略図的斜視図、第8図は同上の縦断
面図、第9図は同上の要部拡大図、第10図はA
−A線矢視図、第11図は主回転体の平面図、第
12図は同上の断面図、第13図は作用を示す断
面図である。 3……バーク、オートセパレーター、4……機
枠、5……主回転体、6……バークカツター、7
……受刃、8……副回転体、9……駆動用モータ
ー。
図、第3図は従来のものの正面図、第4図は第3
図の要部拡大断面図、第5図、第6図は従来のも
のの要部拡大側面図、第7図は本願のものの一部
を切り欠いた略図的斜視図、第8図は同上の縦断
面図、第9図は同上の要部拡大図、第10図はA
−A線矢視図、第11図は主回転体の平面図、第
12図は同上の断面図、第13図は作用を示す断
面図である。 3……バーク、オートセパレーター、4……機
枠、5……主回転体、6……バークカツター、7
……受刃、8……副回転体、9……駆動用モータ
ー。
Claims (1)
- 左右の側壁4A,4Bからなる機枠4の底部に
ドラムバーカーからチツパーに至る丸太搬送ライ
ン上に丸太の流れ(進行)方向に並行して主回転
体5を設置し、上記主回転体5の外周部には螺旋
状にバークカツター6が配列固定され、上記左右
の側壁のうち主回転体5の回転方向側の側壁4A
には、上記主回転体のほぼ全長にわたり開口部4
Cを開口せしめると共に、当該開口部4Cには副
回転体8がその1部を機枠4内に露出するよう設
置し、上記副回転体8にはスクリユーあるいは突
起金具8Aが突出され、上記バークカツター6は
櫛形受刃7と対応するよう構成したことを特徴と
するバーク、オートセパレーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8898084U JPS615614U (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | バ−ク、オ−トセパレ−タ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8898084U JPS615614U (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | バ−ク、オ−トセパレ−タ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS615614U JPS615614U (ja) | 1986-01-14 |
JPH0327764Y2 true JPH0327764Y2 (ja) | 1991-06-17 |
Family
ID=30642641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8898084U Granted JPS615614U (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | バ−ク、オ−トセパレ−タ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS615614U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6023003A (ja) * | 1983-07-08 | 1985-02-05 | 浜崎 喜一郎 | 連続式木材皮剥機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60125103U (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-23 | 浜崎 喜一郎 | 木材皮剥ぎ機 |
-
1984
- 1984-06-14 JP JP8898084U patent/JPS615614U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6023003A (ja) * | 1983-07-08 | 1985-02-05 | 浜崎 喜一郎 | 連続式木材皮剥機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS615614U (ja) | 1986-01-14 |
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