JPH0852370A - シュレッダ - Google Patents

シュレッダ

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JPH0852370A
JPH0852370A JP18817194A JP18817194A JPH0852370A JP H0852370 A JPH0852370 A JP H0852370A JP 18817194 A JP18817194 A JP 18817194A JP 18817194 A JP18817194 A JP 18817194A JP H0852370 A JPH0852370 A JP H0852370A
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
blade row
row
roller
peeling member
Prior art date
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Pending
Application number
JP18817194A
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English (en)
Inventor
Nobumasa Takahashi
伸征 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水切りされた粉砕物と水分との分離を確実に
行なうことができるようにする。 【構成】 第一刃物列26の近傍に第一剥離部材71を
設ける。この第一剥離部材71の円周方向の長さは刃物
25の刃間ピッチよりも若干長くなるように設定されて
いる。第二刃物列31の近傍には第二剥離部材72が設
けられている。第二剥離部材72の受けローラ30に対
応する位置には仕切板72aが形成されるとともに、手
前側には通路形成板72bが形成されている。この通路
形成板72bと受けローラ30とで通路73が形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシュレッダに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、花、草木等の植物を粉砕する装
置としてシュレッダが広く知られている。
【0003】図6は従来のシュレッダの胴配列を示した
図である。図中符号101はカッタ刃であり、このカッ
タ刃101には受け側のカッタ刃102が隣接して設け
られている。さらに、カッタ刃101,102の下流側
には2つの水切りローラ103,104が配設されてい
る。また、カッタ刃101,102の外周適所には剥離
プレート105,106が設けられており、カッタ刃1
01,102に付着した粉砕物をカッタ刃101,10
2から剥離し、下方に落下するように構成されている。
【0004】このように胴配列されたシュレッダにあっ
ては、トレー107から挿入された花、草木等は2つの
カッタ刃101,102で粉砕され、さらに粉砕された
花、草木等は水切りローラ103と水切りローラ104
との間を通って水切りされる。また、粉砕後、カッタ刃
101,102に付着した粉砕物は剥離プレート10
5,106で剥離されて図中下方に落下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成では、粉砕時に生じた水分がカッタ刃の刃みぞ部
に溜ったままの状態で、カッタ刃が回転することがあ
り、このような場合にはカッタ刃の刃みぞ部内の水分が
こぼれでたり、カッタ刃の回転力により刃みぞ部に溜っ
た水分が飛散するおそれがある。
【0006】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、水切りされた粉砕物と水分との分離を
確実に行なうことのできるシュレッダを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転可能に設
けられるとともに、第一刃部と第一ローラ部とが交互に
形成された第一刃物列と、この第一刃物列の第一刃部に
対向する第二ローラ部と上記第一刃物列の第一ローラ部
に対向する第二刃物部とが形成されるとともに、上記第
一刃物列に対して平行に設けられた第二刃物列とを有
し、上記第一刃物列と上記第二刃物列とで被削物の粉砕
を行なうシュレッダにおいて、上記第一刃部の刃間ピッ
チ以上の円周方向長さを有する第一剥離部材とを備えて
いることを特徴とする。
【0008】また、回転可能に設けられるとともに、第
一刃部と第一ローラ部とが交互に形成された第一刃物列
と、この第一刃物列の第一刃部に対向する第二ローラ部
と上記第一刃物列の第一ローラ部に対向する第二刃物部
とが形成されるとともに、上記第一刃物列に対して平行
に設けられた第二刃物列とを有し、上記第一刃物列と上
記第二刃物列とで被削物の粉砕を行なうシュレッダにお
いて、上記第二刃物列の近傍に設けられるとともに、上
記第二ローラ部に対応する位置に通路形成部材が形成さ
れた第二剥離部材と、上記通路形成部材と上記第二ロー
ラ部とによって形成された通路とを備えていることを特
徴とする。
【0009】
【作用】被削物をシュレッダ本体内に挿入する。する
と、被削物は第一刃物列と第二刃物列とによって粉砕さ
れる。この粉砕時に生じる水分は第二刃物列側に設けら
れた第二剥離部材を介して水分収納ボックス内に収納さ
れる。一方、第二刃部の刃みぞ部に残った水分もまた第
二剥離部材を介して水分収納ボックス内に収納される。
また、第一刃部の刃みぞ部に残った水分は、第一剥離部
材で水分の落下が防止された状態で、刃みぞ部内に残っ
たまま回転する。そして、ある程度回転すると、刃みぞ
部内の水分は通路を介して水分収納ボックス内に収納さ
れる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。図1は本発明におけるシュレッダの
正面図である。図中符号1は前面パネルであり、本体フ
レーム(図示せず)に固定されている。この前面パネル
1の前面上部にはトレー2が揺動可能に設けられてい
る。また、前面パネル1の下部には、2つの扉3,3が
側板に揺動可能に設けられている。さらに、後板(図示
せず)には、天板5が揺動可能に設けられている。天板
5にはトレー2の両側に位置する前面パネル部6,6が
固着されている。この一方の前面パネル部6には起動ス
イッチ7、停止スイッチ8、運転表示ランプ9、トレー
開表示ランプ10、天板開表示ランブ11、異常表示ラ
ンプ12が設けられている。前面パネル1の内側には扉
3,3の開閉を確認する開閉確認用スイッチ13,13
が設けられている。
【0011】また図2は粉砕部14の近傍の要部拡大図
である。トレー2の内側にはトレー案内部材15が設け
られている。このトレー案内部材15は側板15a,1
5a(一方は図示せず)と、この側板15a,15a間
に設けられるとともに、トレー2を開いた際に、開口部
の一部を覆う保護板15bとが形成されている。さら
に、このトレー案内部材15の下流側には粉砕部14が
本体に対して着脱可能に設けられている。また、粉砕部
14の近傍にはモータ16が配設され、粉砕部14が作
動しうるように構成されている。
【0012】図3は粉砕部14の拡大図である。図中符
号21は刃物保持用ブラケットであり、この刃物保持用
ブラケット21,21には軸受22,22を介してシャ
フト23が回転可能に支持されている。このシャフト2
3には3つの受けローラ24,24,24と1つの刃物
25とが1ピッチとして軸方向に積層されている。これ
により第一刃物列26が構成される。さらに、シャフト
23の近傍であって、刃物保持用ブラケット21には軸
受27,27を介してシャフト28が回転可能に支持さ
れている。このシャフト28には3枚の刃物29,2
9,29と、1つの受けローラ30とが1ピッチとして
軸方向に積層されている。これにより第二刃物列31が
構成される。また、第一刃物列26の受けローラ24に
第二刃物列31の刃物29が対応し、第一刃物列26の
刃物25に第二刃物列31の受けローラ30が対応する
ように構成されている。
【0013】図4は図3中IV−IV矢視図である。第一刃
物列26の近傍には第一剥離部材71が設けられてい
る。この第一剥離部材71の円周方向の長さは刃物25
の刃間ピッチよりも若干長くなるように設定されてい
る。そして、刃物25の刃先が第一剥離部材71に接す
るように構成されている。一方で、図2において、第一
剥離部材71の受けローラ24に対応する位置には仕切
板71aが形成されている。また、第二刃物列31の近
傍には第二剥離部材72が設けられている。そして、図
4において、第二剥離部材72の受けローラ30に対応
する位置には仕切板72aが形成されるとともに、手前
側(図4中右側)には通路形成板72bが形成されてい
る。そして、この通路形成板72bと受けローラ30と
で通路73が形成される。この通路73には図4中下方
に配設されるベき水受けトレー(図示せず)に連設され
るように孔73aが形成されている。
【0014】図5は粉砕部の回転伝達機構の概略を示す
図である。モータ16(図2参照)のモータ軸16aに
はピニオン41が取付けられ、このピニオン41には本
体に回転可能に設けられた回転伝達用大歯車42が噛合
されている。また、この回転伝達用大歯車42と同心状
に回転伝達用小歯車43が一体回転可能に設けられてい
る。一方、第一刃物列26(図3参照)を構成するシャ
フト23の一端部には第一刃物列駆動歯車32が固着さ
れており、回転伝達用小歯車43に噛合されている。さ
らに、シャフト23の他端部には回転伝達歯車33が固
着されている。また、シャフト28の端部には第二刃物
列駆動歯車34が固着され、回転伝達歯車33と噛合さ
れている。ここで、回転伝達歯車33と第二刃物列駆動
歯車34との歯数は若干異なるように構成されている。
歯数が同じであるとシャフト23とシャフト28との回
転数が同じとなり、第一刃物列と第二刃物列とが常に同
じ箇所で当接してしまい、摩耗が激しいからである。ま
た、刃物保持用ブラケット21にはシャフト44を介し
てアイドリング歯車45が回転可能に設けられており、
このアイドリング歯車45は第二刃物列駆動歯車34に
噛合されている。さらに、シャフト44には腕46の一
端側が回転可能に設けられており、この腕46の中央部
にはシャフト47が回転可能に設けられている。このシ
ャフト47は刃物保持用ブラケット21のガイド孔21
aを貫通し、シャフト47の一端部には水切りローラ駆
動歯車48が固定されている。この水切りローラ駆動歯
車48はアイドリング歯車45に噛合されている。な
お、水切りローラ35の回転速度は、第一刃物列26の
回転速度よりも5%〜10%速くなるように歯数が設定
されている。
【0015】このように構成されたシュレッダの作用に
ついて説明する。まず、トレー2を図2に示す如く揺動
させて開く。そして、起動スイッチ7(図1)をONす
ることによりモータ16が駆動する。すると、モータ1
6の回転力は図4において、ピニオン41、回転伝達用
大歯車42、回転伝達用小歯車43、第一刃物列駆動歯
車32、シャフト23を介して第一刃物列26に回転伝
達される。さらに、回転伝達歯車33、第二刃物列駆動
歯車34、シャフト28を介して第二刃物列31を回転
させる。また、第二刃物列駆動歯車34の回転はアイド
リング歯車45を介して水切りローラ駆動歯車48、シ
ャフト47を介して水切りローラ35に伝達される。こ
の状態で、図2においてトレー案内部材15の保護板1
5bに形成された開口より被削物をシュレッダ内に挿入
する。すると、図3において、被削物は第一刃物列26
と第二刃物列31との間に入り、第一刃物列26の刃物
25と第二刃物列31の受けローラ30とにより、ある
いは第一刃物列26の受けローラ24と第二刃物列31
の刃物29とにより被削物の粉砕が行なわれる。ところ
で、この粉砕時においても被削物からは多少なりとも水
分が絞り出される。そして、この絞り出された水分は、
図4において、刃物25の刃みぞ部25aと仕切板71
aとの空間を通り、第一剥離部材71によって落下が防
止された状態で運ばれ、第二刃物列31の受けローラ3
0上に落下し、通路73、孔73aを介して、水受けト
レー(図示せず)上に落下する。このとき、刃みぞ部2
5aから水が落下し易い角度にある際に、刃部の1ピッ
チ以上の長さを有する第一剥離部材71によって落下が
防止されるので、刃みぞ部25a内の水は通路73に導
かれるため、水分の回収効率を高めることができる。ま
た、刃物25、29の刃先には粉砕した粉砕物が付着し
たままの状態であるが、この付着した粉砕物は第一剥離
部材71、第二剥離部材72によって刃先から剥離され
る。一方で、粉砕された粉砕物は未だ水分を含むもので
あるため、図2において、第一刃物列26の受けローラ
24と水切りローラ35とにより、粉砕物の水切りが行
なわれる。そして、水切りされた粉砕物は図1中左側の
扉3の奥に収納された粉砕物収納ボックス(図示せず)
内に収納されるとともに、絞り出された水分は水受けト
レー(図示せず)を介して図1中右側の扉3の奥に収納
された水分収納ボックス(図示せず)内に収納されるこ
ととなり、粉砕物と水分とを分離することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したことによ
り、粉砕時に生じる水分を効率良く粉砕物と分離して収
納することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるシュレッダの正面図である。
【図2】本発明におけるシュレッダの刃物部近傍の要部
断面図である。
【図3】本発明におけるシュレッダの刃物部を示す図で
ある。
【図4】本発明におけるシュレッダの刃物部近傍の要部
断面図である。
【図5】本発明におけるシュレッダの回転伝達機構を示
す図である。
【図6】従来のシュレッダの胴配列を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
24…受けローラ(第一ローラ部) 25…刃物(第一刃部) 26…第一刃物列 29…刃物(第二刃部) 30…受けローラ(第二ローラ部) 31…第二刃物列 71…第一剥離部材 72…第二剥離部材 72b…通路形成板(通路形成部材) 73…通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に設けられるとともに、第一刃
    部と第一ローラ部とが交互に形成された第一刃物列と、
    この第一刃物列の第一刃部に対向する第二ローラ部と上
    記第一刃物列の第一ローラ部に対向する第二刃物部とが
    形成されるとともに、上記第一刃物列に対して平行に設
    けられた第二刃物列とを有し、上記第一刃物列と上記第
    二刃物列とで被削物の粉砕を行なうシュレッダにおい
    て、上記第一刃部の刃間ピッチ以上の円周方向長さを有
    する第一剥離部材とを備えていることを特徴とするシュ
    レッダ。
  2. 【請求項2】 回転可能に設けられるとともに、第一刃
    部と第一ローラ部とが交互に形成された第一刃物列と、
    この第一刃物列の第一刃部に対向する第二ローラ部と上
    記第一刃物列の第一ローラ部に対向する第二刃物部とが
    形成されるとともに、上記第一刃物列に対して平行に設
    けられた第二刃物列とを有し、上記第一刃物列と上記第
    二刃物列とで被削物の粉砕を行なうシュレッダにおい
    て、上記第二刃物列の近傍に設けられるとともに、上記
    第二ローラ部に対応する位置に通路形成部材が形成され
    た第二剥離部材と、上記通路形成部材と上記第二ローラ
    部とによって形成された通路とを備えていることを特徴
    とするシュレッダ。
JP18817194A 1994-08-10 1994-08-10 シュレッダ Pending JPH0852370A (ja)

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