JPH0425287Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0425287Y2
JPH0425287Y2 JP7274987U JP7274987U JPH0425287Y2 JP H0425287 Y2 JPH0425287 Y2 JP H0425287Y2 JP 7274987 U JP7274987 U JP 7274987U JP 7274987 U JP7274987 U JP 7274987U JP H0425287 Y2 JPH0425287 Y2 JP H0425287Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crushing
net
discharge port
crushing chamber
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7274987U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63182107U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7274987U priority Critical patent/JPH0425287Y2/ja
Publication of JPS63182107U publication Critical patent/JPS63182107U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0425287Y2 publication Critical patent/JPH0425287Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)
  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、果樹等の樹木の整形・剪定の際に生
ずる枝おろしした枝などを、細かい破砕片に破砕
処理する農用チツパーについての改良に関する。
上述の農用チツパーAは、通常、第1図に示し
ている如く、機枠1に、後面側(図において右面
側)に供給口20が開放し前面側に排出口21が
開口する破砕室2を装架し、その破砕室2内に、
それの中心部位を左右に貫通するよう横架軸支さ
れる回転軸30と、その回転軸30に軸方向に適
宜の間隔をおいて並列装架せるフライホイル31
…と、それらフライホイル31…の周縁部位に渡
架装着される支軸32…と、それら支軸32…に
軸方向に並列させてフリーハンマー状に支架され
る切削刃体33…とよりなる破砕機構3を装架
し、破砕室2の排出口21側には、破砕された被
破砕材料の破砕片を排出するための多数の篩目4
0…を設けた破砕網4を、排出口21を塞ぐよう
に装設することで構成してあつて、破砕室2の供
給口20に接続する供給樋22から供給される被
破砕材料Mに、回転軸30の駆動で第1図におい
て矢印イの如く時計方向に回動してくる破砕機構
3の切削刃体33…を打ちつけて、小片に切削・
破砕し、さらに、その小片を破砕室2内において
回動する前記切削刃体33…と破砕網4とにより
細かく破砕し、その破砕片を破砕網4の篩目40
…から破砕室2の外に排出していくようにしてあ
る。そして、破砕室2内において切削刃体33…
と共同して破砕作用を行なわす破砕網4は、それ
の周縁部分を、破砕室2の排出口21に接続して
設ける排出樋23の基端と一緒に、止着ねじ41
により機枠1に閉じ合わせることで、破砕室2の
排出口21の口縁部位に、その排出口21を塞ぐ
状態に装設してある。
ところで、このように構成されている農用チツ
パーAには、破砕作業中に、破砕物が破砕網4の
篩目40…に詰まることなどに起因し、破砕室2
内に多量の破砕処理物が集積して、破砕機構3の
負荷を増大させることにより、破砕機構3の回転
軸30を駆動するエンジンEがストツプするよう
になる場合が生ずる。
このようになつたときは、エンジンEを再始動
する前に、破砕網4を取付けている止着ねじ41
…を抜き取つてこの破砕網4を外し、それにより
大きく外部に開放してくる排出口21から作業者
が手を差し込んで破砕室2内に集積した破砕処理
物を掻き出し、また、破砕網4の篩目40…を清
掃して、その破砕網4を前述の止着ねじ41…に
より再び取付ける作業が必要となる。
そして、このことから、農用チツパーAには、
作業中に、破砕網4の篩目40…に破砕物が詰つ
たり、破砕室2内に破砕し切れない異物が供給さ
れるなどにより、破砕室2内に多量に集積する破
砕処理物による破砕機構3の過負荷によつてエン
ジンEがストツプするようになる度ごとに、エン
ジンEの再始動を含めた面倒な操作を行なわなけ
ればならず、被破砕材料Mの破砕作業を面倒にし
ている問題がある。
本考案は、この問題を解消せしめるためになさ
れたものであつて、破砕室2内に破砕処理物が集
積してきて破砕機構3に過負荷がかかるようにな
つてきたときに、自動的に集積した破砕処理物を
破砕室2から外部に排除せしめて、エンジンEの
ストツプを生ぜしめることなく継続して作業が行
なえるようにする新たな手段を提供することを目
的とする。
そして、本考案においては、この目的を達成す
るための手段として、破砕機構を収蔵軸架せる破
砕室の排出口側に装設する破砕網の一部または全
部を、下縁部または上縁部に設ける支軸により、
外方に開放回動するよう破砕室の排出口の口縁部
位に軸着し、その破砕網に前記排出口を閉塞する
側に回動するよう付勢するバネを連繋せしめたこ
とを特徴とする農用チツパーを提起するものであ
る。
次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面
符号は同効の構成部材については同一の符号を用
いるものとする。
第2図は本考案を実施せる農用チツパーAの縦
断した側面図で、同図において、1は機枠、2は
機枠1に装架せる破砕室、3は破砕室2内に収蔵
軸架した破砕機構、4は破砕室2の排出口21側
に設けた破砕網、Eは破砕機構3を駆動するエン
ジンを示す。
破砕室2はドラム状に形成して、それの軸線方
向が左右方向となる姿勢で機枠1に装架し、後面
側(図において右面側)には供給口20を開設
し、前面側には排出口21を開設した通常のもの
で、供給口20側には機枠1の後面側に突出する
供給樋22が接続し、排出口21側には機枠1の
前面側に突出する排出樋23が接続している。
前記破砕室2内に装架せる破砕機構3は、破砕
室2の中心部位を左右に貫通して両端部が機枠1
に軸支される回転軸30と、その回転軸30の破
砕室2内に位置する部位に第3図に示す如く軸方
向に適宜の間隔をおいて並列支架せる複数のフラ
イホイル31…と、それらフライホイル31…の
周縁部位に渡架される支軸32…と、それら支軸
32…のそれぞれに軸方向に並列させてフリーハ
ンマー状に支架せる多数の切削刃体33…とから
なる従来公知のもので、それの回転軸30の一方
の軸端部が、機枠1の適宜位置に組付け装架せる
エンジンEの出力軸に適宜の伝導機構(図示省
略)を介し伝導していて、そのエンジンEの作動
により第1図において矢印に示す時計方向に回動
し、供給口20に接続する供給樋23から破砕室
2内に供給される被破砕材料Mを、多数のフリー
ハンマー状の切削刃体33…で切削・破砕してい
くようにしてある。
破砕網4は、破砕室2の周壁の一部を形成する
よう円弧状に成形した鋼板に、破砕室2内で破砕
された被破砕材料Mの破砕片を排出させるための
篩目40…を設けて形成した通常のもので、破砕
室2の排出口21を閉塞するように機枠1に組付
けて、破砕室2内を回動する破砕機構3の切削刃
体33…と共同して破砕室2内の破砕物を細かく
破砕するようにすることについては従前手段の破
砕網4と同様であるが、それを機枠1に組付ける
際に、下縁部位に支軸5を装着して、その支軸5
を、第2図に示している如く、破砕室2の排出口
21の口縁の下縁部位に軸架することで、同第2
図で鎖線に示しているようにその支軸5を回動軸
として外側に開放回動するように組付け、かつ、
その回動軸となる支軸5の外端部には、機枠1の
左右の側面に沿い前後に回動するようにハンドル
杆6,6の各基端部を連結して、そのハンドル杆
6,6の回動作動で該破砕網4が第2図で二点鎖
線に示している如く開放回動するようにしてあ
る。そして、そのハンドル杆6,6と機枠1の側
面部位との間に、ハンドル杆6,6を後方に向け
回動さすよう付勢するバネ7を張架して、このバ
ネ7の付勢により破砕網4が閉塞側に回動して、
同第2図にて実線に示す如く、排出口21を閉塞
した所定の状態位置に保持されるようにしてあ
る。
この場合、破砕網4を外側への開放回動が自在
となるように設ける支軸5は、破砕網4の上縁側
に設けて、破砕網4が上方へ向けて開放回動する
ようにしてもよい。また、破砕網4を閉塞側に回
動さすように連繋するバネ7は、支軸5に基端を
連結せるハンドル杆6を利用することなく、破砕
網4と機枠1との間に直接的に装設してもよい。
次に第4図は別の実施例の縦断した側面を示し
ている。
この実施例では、破砕網4は、上半側4aと下
半側4bとに2分し、それの上半側4aについて
は通常の破砕網4と同様に機枠1に対し組付ける
が、下半側4bについては、それの下縁に支軸5
を設けて、その支軸5を排出口21の下縁部位に
前述の実施例と同様に開放回動自在に軸架し、そ
の支軸5の外端部位に、機枠1の左右の側面に沿
い自在に回動するよう配位せるハンドル杆6,6
の基端部を連結止着し、そのハンドル杆6,6と
機枠1の左右の側面部位との間に、ハンドル杆
6,6を後方に向け回動さすバネ7を装設するこ
とで、破砕網4の一部である下半側4bが支軸5
により開放回動し、かつ、バネ7により閉塞側に
付勢された状態となるようにしてある。この開放
回動する破砕網4の下半側4bは、篩目40…の
ない盲板とする場合がある。
この実施例は、その余の構成については前述し
た第2図乃至第4図の実施例と変わりないので、
同じ構成部材について同一の符号を付して詳して
説明は省略する。なお、図示する実施例において
24は、破砕室2の供給口20部位に軸架した掻
込輪で、エンジンEの出力軸に伝導機構を介し伝
導していて、エンジンEの作動により、図におい
て時計回りに回動し、供給樋22に供給される被
破砕材料Mを破砕室2内に送り込むよう作用す
る。
次に、上述の如く構成せる実施例装置の作用に
ついて説明する。
エンジンEを作動させて、破砕室2内の破砕機
構3が稼働している状態において、供給樋22か
ら被破砕材料Mを供給すれば、その被破砕材料M
を、破砕機構3の多数のフリーハンマー状の切削
刃体33…が切削・打砕していき、それにより破
砕室2内に集積してくる破砕処理物を、破砕室2
内を回動する前記フリーハンマー状の切削刃体3
3…と破砕網4との共同で細かく破砕し、その破
砕片を破砕網4の篩目40…から外部に排出して
いくようになる。
この破砕作業の際、破砕網4の篩目40…に詰
りが生ずるか、破砕不能の異物が破砕室2内に供
給されることで、破砕室2内に集積する破砕処理
物の量が増大し、それにより破砕機構3の回動に
過大な負荷がかかるようになると、その際に、破
砕室2内に生じてくる集積した破砕処理物の圧力
によつて、支軸5により開放回動が自在となつて
いる破砕網4、またはそれの一部である下半側4
bが、バネ7の付勢に抗して、第2図または第6
図に示している如く自動的に開放回動し、これに
より開放する排出口21から、過大に集積した破
砕処理物を外部に排出させていく。そして、これ
により、破砕機構3の負荷が減少し、また、破砕
室2内の破砕処理物による圧力が減少すること
で、破砕網4または下半側4bはバネ7の付勢に
より自動的に閉塞側に回動して、引続き破砕作業
が行なわれる状態となる。
以上説明したように、本考案による農用チツパ
ーは、破砕機構を収蔵軸架せる破砕室の排出口側
に装設する破砕網の一部または全部を、下縁部ま
たは上縁部に設ける支軸により、外方に開放回動
するよう破砕室の排出口の口縁部位に軸着し、そ
の破砕網に前記排出口を閉塞する側に回動するよ
う付勢するバネを連繋せしめて構成してあるのだ
から、破砕室2内に過大に破砕処理物が集積し
て、破砕機構3に過大な負荷がかかるようになつ
たときに、その破砕室2内の過大な破砕処理物の
圧力によつて、破砕網4の全体またはそれの一部
が自動的に外側に開放回動して、それにより大き
く開放する排出口21から破砕室2内の破砕処理
物を外部に排出させ、これにより、破砕機構3の
負荷を軽減させて再び自動的に閉塞側に回動し閉
塞状態に戻るようになつて、破砕機構3を駆動す
るエンジンEがストツプする事態を生ぜしめずに
破砕作業を継続して行なえるようにする。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前の農用チツパーの縦断側面図、第
2図は本考案を実施せる農用チツパーの縦断側面
図、第3図は同上の破砕機構の平面図、第4図は
同上の別の実施例の縦断側面図、第5図は同上の
作用の説明図である。 図面符号の説明、A……農用チツパー、E……
エンジン、M……被破砕材料、1……機枠、2…
…破砕室、20……供給口、21……排出口、2
2……供給樋、23……排出樋、24……掻込
輪、3……破砕機構、30……回転軸、31……
フライホイル、32……支軸、33……切削刃
体、4……破砕網、4a……上半側、4b……下
半側、40……篩目、41……止着ねじ、5……
支軸、6……ハンドル杆、7……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 破砕機構を収蔵軸架せる破砕室の排出口側に装
    設する破砕網の一部または全部を、下縁部または
    上縁部に設ける支軸により、外方に開放回動する
    よう破砕室の排出口の口縁部位に軸着し、その破
    砕網に前記排出口を閉塞する側に回動するよう付
    勢するバネを連繋せしめたことを特徴とする農用
    チツパー。
JP7274987U 1987-05-15 1987-05-15 Expired JPH0425287Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7274987U JPH0425287Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7274987U JPH0425287Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63182107U JPS63182107U (ja) 1988-11-24
JPH0425287Y2 true JPH0425287Y2 (ja) 1992-06-17

Family

ID=30916480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7274987U Expired JPH0425287Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0425287Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005341808A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Kobashi Kogyo Co Ltd 切断装置及び残幹処理機

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2521965Y2 (ja) * 1989-02-03 1997-01-08 スター農機株式会社 カッタの下部ケーシング取付部構造
JP2002035628A (ja) * 2000-07-27 2002-02-05 Koa Funenban Kogyo Kk 木質系廃棄物の破砕機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005341808A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Kobashi Kogyo Co Ltd 切断装置及び残幹処理機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63182107U (ja) 1988-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE2516014A1 (de) Zerkleinerungsmaschine fuer abfaelle
JPH0425287Y2 (ja)
JPS6345174B2 (ja)
JP2000093826A (ja) 破砕処理装置
US3260468A (en) Grinding mill and blower combination
US3797763A (en) Apparatus for processing materials
JP2001219090A (ja) 粗大物破砕装置
JPH0425286Y2 (ja)
US3716198A (en) Shredder
CN210753143U (zh) 碎料机
EP0380811B1 (de) Prallbrecher
JP2672246B2 (ja) 二軸剪断式破砕装置
JPH0423603Y2 (ja)
JPH0423604Y2 (ja)
JPH08131867A (ja) 破砕機
JPH0350987Y2 (ja)
JPH0425290Y2 (ja)
JP2001198485A (ja) 粗大物の破砕装置
CN218680222U (zh) 一种铡草粉碎机
CN214852820U (zh) 一种自走式生姜联合收获机姜母回收机构
CN220238777U (zh) 一种熏香原料粉碎机构
DE3232504A1 (de) Maschine zum zerkleinern von baeckereiprodukten wie restbrot und dergleichen
CN219309320U (zh) 一种设有筛灰结构的木屑回收机
JP3100358B2 (ja) 木材専用破砕機
CN220737661U (zh) 一种大米除糠装置