JPH0852373A - シュレッダの刃物構造 - Google Patents

シュレッダの刃物構造

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JPH0852373A
JPH0852373A JP18817094A JP18817094A JPH0852373A JP H0852373 A JPH0852373 A JP H0852373A JP 18817094 A JP18817094 A JP 18817094A JP 18817094 A JP18817094 A JP 18817094A JP H0852373 A JPH0852373 A JP H0852373A
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
shaft
shredder
row
blades
Prior art date
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Pending
Application number
JP18817094A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobumasa Takahashi
伸征 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
Application filed by Ryobi Ltd filed Critical Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刃物構造の製造が容易で、コストの低減を図
ることができるようにする。 【構成】 刃物保持用ブラケット21,21には軸受2
2,22を介してシャフト23が回転可能に支持されて
いる。シャフト23には3つの受けローラ24,24,
24と、刃物25とが1ピッチとして軸方向に積層され
ている。これにより第一刃物列26が構成される。刃物
保持用ブラケット21,21には軸受27,27を介し
てシャフト28が回転可能に支持されている。シャフト
28には3枚のプレス加工によって製造された刃物2
9,29,29と、1つの受けローラ30とが1ピッチ
として軸方向に積層されている。これにより第二刃物列
31が構成される。第一刃物列26の受けローラ24に
第二刃物列31の刃物29が対応し、第一刃物列26の
刃物25に第二刃物列31の受けローラ30が対応する
ように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シュレッダの刃物構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、花、草木等の植物、または紙等
の被削物を粉砕する装置としてシュレッダが広く知られ
ている。
【0003】図7は特公昭64−8572号公報に記載
されたシュレッダの刃物構造を示す断面図である。図中
符号101は回転軸であり、この回転軸101の外周に
は芯管102が一体回転可能に設けられている。芯管1
02の外周にはゴム製の円筒ローラ103が外挿されて
おり、この円筒ローラ103は芯管102のフランジ部
102aに固定されている。さらに、円筒ローラ103
の外周には一体の破砕体104が着脱可能に設けられて
おり、この破砕体104の外周に突起刃104aと、溝
部104bとが交互に形成されている。
【0004】しかして、同様の構成を有する刃物構造1
05,105を2列並列させ、一方の突起刃104aが
他方の溝部104b内に入り込むことにより被削物の粉
砕がなされるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構造では、破砕体の構造が複雑であるため、製造が困
難でコストが高騰してしまうといった問題点がある。ま
た、一部の突起刃に欠け等が生じたような場合にあって
も、破砕体を一体として交換しなければならず、不経済
であった。
【0006】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、刃物構造の製造が容易で、コストの低
減を図ることのできるシュレッダの刃物構造を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、被削物を粉砕
するシュレッダの刃物構造において、プレス加工によっ
て製造された刃物が複数枚重ね合わされて刃物本体が構
成されていること;刃物本体を構成する少なくとも1枚
の刃物の刃みぞ部の形状が他の刃物の刃みぞ部の形状と
異なり、刃物本体が構成された際に、刃みぞ部に凹凸部
が形成されることを特徴とする。
【0008】
【作用】プレス加工によって薄い刃物を製造する。そし
て、この刃物を複数枚積層せしめ刃物本体を構成する。
このように構成された刃物本体はプレス加工によって容
易に製造された薄い刃物を積層した構造であるので、一
部の刃に欠け等が生じた場合にあっては、その刃物のみ
を交換すれば良い。
【0009】また、刃みぞ部の形状の異なる刃物を積層
することにより、刃物本体の刃みぞ部に凹凸部が形成さ
れ、粉砕した際に被削物が刃みぞ部の周面に付着せず、
被削物が刃面から容易に離脱する。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。図1は本発明におけるシュレッダの
正面図である。図中符号1は前面パネルであり、本体フ
レーム(図示せず)に固定されている。この前面パネル
1の前面上部にはトレー2が揺動可能に設けられてい
る。また、前面パネル1の下部には、2つの扉3,3が
側板に揺動可能に設けらている。さらに、後板(図示せ
ず)には天板5が揺動可能に設けられている。天板5に
は、トレー2の両側に位置する前面パネル部6,6が固
着されている。この前面パネル部6には起動スイッチ
7、停止スイッチ8、運転表示ランプ9、トレー開表示
ランプ10、天板開表示ランプ11、異常表示ランプ1
2が設けられている。また、前面パネル1の内側には扉
3,3の開閉を確認する開閉確認用スイッチ13,13
が設けられている。
【0011】また、図2は粉砕部14の近傍の要部拡大
図である。トレー2の内側にはトレー案内部材15が設
けられている。このトレー案内部材15は側板15a,
15a(一方は図示せず)と、この側板15a,15a
間に設けられるとともに、トレー2を開いた際に、開口
部の一部を覆う保護板15bとが形成されている。さら
に、このトレー案内部材15の下流側には粉砕部14が
本体に対して着脱可能に設けられている。また、粉砕部
14の近傍にはモータ16が配設され、粉砕部14が作
動しうるように構成されている。
【0012】図3は粉砕部14の拡大図である。図中符
号21は刃物保持用ブラケットであり、この刃物保持用
ブラケット21,21には軸受22,22を介してシャ
フト23が回転可能に支持されている。このシャフト2
3には3つの受けローラ24,24,24と1つの刃物
25とが1ピッチとして軸方向に積層されている。これ
により第一刃物列26が構成される。さらに、シャフト
23の近傍であつて、刃物保持用ブラット21には軸受
27,27を介してシャフト28が回転可能に支持され
ている。このシャフト28には3枚の刃物29,29,
29と、1つの受けローラ30とが1ピッチとして軸方
向に積層されている。これにより第二刃物列31が構成
される。また、第一刃物列26の受けローラ24に第二
刃物列31の刃物29が対応し、第一刃物列26の刃物
25に第二刃物列31の受けローラ30が対応するよう
に構成されている。一方、シャフト23の一端部には第
一刃物列駆動歯車32が固着されており、モータ16
(図2)からの回転力が伝達されるように構成されてい
る。さらに、シャフト23の他端部には回転伝達歯車3
3が固着されている。また、シャフト28の端部には第
二刃物列駆動歯車34が固着され、回転伝達歯車33と
噛合されている。ここで、回転伝達歯車33と第二刃物
列駆動歯車34との歯数は若干異なるように構成されて
いる。歯数が同じであるとシャフト23とシャフト28
との回転数が同じとなり、第一刃物列と第二刃物列とが
常に同じ箇所で当接してしまい、摩耗が激しいからであ
る。
【0013】また、図2において、第一刃物列26の受
けローラ24に当接可能な水切りローラ35が配設され
ており、粉砕した草花等に含まれる水分が絞られるよう
に構成されている。
【0014】図4は本発明の刃物を示す平面図である。
本発明で使用される刃物29はプレス加工によって容易
に製造することができるようにする。また、本実施例で
の第二刃物列31に使用される刃物29の形状は図4
(a)(b)に示すように2種類のものを使用する。す
なわち、図4(a)のものと、図4(b)のものとでは
刃みぞ部29aの形状が異なっており、図4(a)のも
のの方が図4(b)のものよりも刃みぞ部29aの凹み
の大きさが大きくなるように形成されている。そして、
本実施例では凹みの小さな図4(b)のものの両側面に
図4(a)の刃物29を積層することにより、図5およ
び図6に示すように刃みぞ部29aに凹凸部29bが形
成されるように構成されている。
【0015】このように構成されたシュレッダの作用に
ついて以下に説明する。まず、トレー2を図2に示す如
く揺動させて開く。そして、起動スイッチ7(図1)を
ONすることにより、モータ16が駆動し、回転伝達機
構部(図示せず)を介して図3における第一刃物列駆動
歯車32が回転し、第一刃物列26がシャフト23を介
して回転する。また、シャフト23の回転に伴ない、回
転伝達歯車33を介して、第二刃物列駆動歯車34が回
転し、シャフト28、第二刃物列31が回転する。この
状態で、図2においてトレー案内部材15の保護板15
bに形成された開口より被削物をシュレッダ内に挿入す
る。すると、図3において被削物は第一刃物列26と第
二刃物列31との間に入り、第一刃物列26の刃物25
と第二刃物列31の受けローラ30とにより、あるいは
第一刃物列26の受けローラ24と第二刃物列31の刃
物29とにより被削物の粉砕が行なわれる。さらに、粉
砕された粉砕物は未だ水分を含むものであるため、図2
において、第一刃物列26の受けローラ24と水切りロ
ーラ35とにより、粉砕物の水切りが行なわれる。水切
りされた粉砕物は図1中左側の扉3の奥に収納された粉
砕物収納ボックス(図示せず)内に収納されるととも
に、絞り出された水分は図1中右側の扉3の奥に収納さ
れた水分収納ボックス(図示せず)内に収納される。
【0016】ところで、第一刃物列26の受けローラ2
4と第二刃物列31の3枚の刃物29とで被削物を粉砕
する際、刃物29の中央に位置する刃物29の形状が両
側に積層された刃物29の形状と異なるために(図6参
照)、被削物が刃物29の刃みぞ部29a内に密着して
剥離しにくいといったことを防止することができ、ひい
ては粉砕された粉砕物は確実に刃物29の刃みぞ部29
aから剥離するとができる。
【0017】なお、上述実施例においては、3枚積層し
た刃物29のうち、中央の刃物29に図4(b)に示す
刃物を使用したが、必ずしも中央に図4(b)の刃物を
使用する必要はなく、一側に設けるようにしても良く、
さらには両側に図4(b)の刃物を使用するようしても
良い。いずれにせよ、刃物29の刃みぞ部29a(図
6)に凹凸部29bが形成できる構造であれば良い。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したことによ
り、刃物をプレス加工によって容易に、しかも安価で製
造することができる。また、刃物の一部に欠け等が生じ
た場合にあっても、その刃物のみを交換することによ
り、容易に、しかも安価でメンテナンスができる等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるシュレッダの正面図である。
【図2】本発明におけるシュレッダの刃物部近傍の要部
断面図である。
【図3】本発明におけるシュレッダの刃物部を示す図で
ある。
【図4】本発明におけるシュレッダの刃物の平面図であ
る。
【図5】本発明におけるシュレッダの刃物の平面図であ
る。
【図6】本発明におけるシュレッダの刃物の要部斜視図
である。
【図7】従来におけるシュレッダの刃物部の断面図であ
る。
【符号の説明】
25…刃物 26…第一刃物列(刃物本体) 29…刃物 29a…刃みぞ部 29b…凹凸部 31…第二刃物列(刃物本体)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被削物を粉砕するシュレッダの刃物構造
    において、プレス加工によって製造された刃物が複数枚
    重ね合わされて刃物本体が構成されていることを特徴と
    するシュレッダの刃物構造。
  2. 【請求項2】 刃物本体を構成する少なくとも1枚の刃
    物の刃みぞ部の形状が他の刃物の刃みぞ部の形状と異な
    り、刃物本体が構成された際に、刃みぞ部に凹凸部が形
    成されることを特徴とする請求項1記載のシュレッダの
    刃物構造。
JP18817094A 1994-08-10 1994-08-10 シュレッダの刃物構造 Pending JPH0852373A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18817094A JPH0852373A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 シュレッダの刃物構造

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JP18817094A JPH0852373A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 シュレッダの刃物構造

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Publication Number Publication Date
JPH0852373A true JPH0852373A (ja) 1996-02-27

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ID=16218987

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JP18817094A Pending JPH0852373A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 シュレッダの刃物構造

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JP (1) JPH0852373A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011000178A1 (zh) * 2009-07-01 2011-01-06 东莞精锐电器五金有限公司 一种碎纸刀具及其加工方法
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JP2022103220A (ja) * 2017-12-26 2022-07-07 ツインバード工業株式会社 ミル刃の製造方法

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