JPH10274317A - Hst式ミッション装置 - Google Patents

Hst式ミッション装置

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JPH10274317A
JPH10274317A JP7994197A JP7994197A JPH10274317A JP H10274317 A JPH10274317 A JP H10274317A JP 7994197 A JP7994197 A JP 7994197A JP 7994197 A JP7994197 A JP 7994197A JP H10274317 A JPH10274317 A JP H10274317A
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種明 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミッションケース12に走行用と旋回用のH
ST式変速装置を配置し、旋回用HST式変速装置によ
って変速することによって、左右の走行駆動軸の回転数
が変化して旋回を行えるようにしていたのであるが、直
進時においても旋回用HST式変速装置は駆動されてい
るために、動力ロスが発生していた。 【解決手段】 エンジンからの動力を走行用HST式変
速装置13の入力軸14に伝え、該入力軸14より第一
クラッチ53を介して旋回用HST式変速装置17の入
力軸56に伝え、前記第一クラッチ53を操向ハンドル
30を旋回操作したとき、または手動で操作したときに
作動するように構成し、また、前記入力軸14より第二
クラッチ59を介して刈取出力プーリー73と連動連結
し、運転席近傍に配置したスイッチを操作すると、前記
第二クラッチ59を作動するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HST式変速装置
と遊星ギヤを利用して操向を行えるようにしたHST式
ミッション装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクローラー式走行装置をHST式
変速装置を利用して走行駆動する構成において、操向を
行う場合には、左右のサイドクラッチとサイドブレーキ
によって片側の駆動力を絶ち、制動して旋回するように
していたが、駆動力がなく、ブレーキをかけるために動
力損失が大きく、圃場を荒らす問題があった。そこで、
HST式変速装置を2基用いて、一つは走行用とし、も
うひとつは操向用とした技術が特開平8−310434
号にて公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平8−3
10434号の技術は、エンジンからの動力を二つのH
ST式変速装置の油圧ポンプに動力を伝えて駆動し、左
右に一対設けた遊星ギヤの回転数をもう一つのHST式
変速装置によって変速することによって、左右の走行駆
動軸の回転数が変化して操向を行えるようにしていたの
であるが、直進時においても操向用のHST式変速装置
は駆動されているために、動力ロスが発生し、また、左
右の遊星ギヤがアクスルケース上に配置していたので、
ミッションケースの幅が広くなり、小型コンバインには
搭載できないという不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。即ち、ミッションケースの上部に
走行用と旋回用のHST式変速装置を並設し、エンジン
からの動力を走行用HST式変速装置の入力軸に伝え、
該入力軸より第一クラッチを介して旋回用HST式変速
装置の入力軸に伝え、前記第一クラッチを操向ハンドル
を旋回操作したとき、または手動で操作したときに作動
するように構成したものである。また、前記入力軸より
第一クラッチを介して旋回用HST式変速装置の入力軸
に伝えるとともに、第二クラッチを介して刈取出力プー
リーと連動連結し、運転席近傍に配置したスイッチを操
作すると、前記第二クラッチを作動するように構成した
ものである。また、前記旋回用HST式変速装置の入力
軸と同軸心上にクラッチ軸を設け、該クラッチ軸上に前
記第一クラッチ及び第二クラッチを配置し、前記前記走
行用HST式変速装置の入力軸によりギヤを介して第一
クラッチに動力を伝える構成としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1はコンバインの全体側面図、図2
はミッションケースの側面図、図3はミッションケース
の上部平面断面図、図4はミッションのスケルトン図、
図5は制御ブロック図である。
【0006】図1において、クローラ式走行装置1上に
機体フレーム2が載置され、該機体フレーム2上の左側
前方に刈取部Aが突出され、該刈取部Aは刈取フレーム
4の後部が機体フレーム2に対して昇降可能に支持さ
れ、該刈取フレーム4の前端には分草板3を配置し、そ
の後部に刈刃5を配置して、穀稈を分草して穀稈の根元
を刈刃5によって刈り取れるようにしている。
【0007】刈取部Aの後部には脱穀部Dが配置され、
該脱穀部Dへは穀稈搬送装置6によって搬送され、該穀
稈搬送装置6の後部はフィードチェーン7に受け継が
れ、該フィードチェーン7によって挟持搬送されなが
ら、脱穀装置Dによって脱粒され、脱穀部Dの下方に配
置した選別装置によって選別されて、選別後の精粒は揚
穀コンベアを介して脱穀部Dの右側に配置したグレンタ
ンク8に収容される。
【0008】脱穀部Dによって脱粒された後の排藁は排
藁チェーンによって後方へ搬送され、カッター装置で切
断され、または結束装置で結束されて圃場上に放出され
る。9は排出オーガであり、前記グレンタンク8内の穀
粒を機外に搬出するためのものである。前記グレンタン
ク8の前部には運転席10などを備えるキャビン11を
配置し、該キャビン11下方にエンジンやトランスミッ
ションを配置している。
【0009】次に、図2〜図4よりトランスミッション
の構造を説明する。前記クローラ式走行装置1を変速駆
動する走行用HST式変速装置13と操向駆動する旋回
用HST式変速装置17がミッションケース12の上部
に並設している。該HST式変速装置13・17は、可
変容積型の油圧ポンプと定容積型の油圧モータからな
り、走行用HST式変速装置13は主変速機構であり、
エンジンの出力軸から油圧ポンプの入力軸14上の入力
プーリー31に伝達ベルト等を介し動力が伝達される。
旋回用HST式変速装置17は操向用の無段変速機構で
あり、図3、図4に示すように、前記入力軸14上にベ
ベルギア50を固設し、該ベベルギア50をミッション
ケース12上部に支持した中間軸51上に固設したベベ
ルギア52と噛合し、該中間軸51上の他側にはベベル
ギア54を固設し、該ベベルギア54は前記旋回用HS
T式変速装置17の入力軸56と同一軸心に支持したク
ラッチ軸79に固設したベベルギア55と噛合してい
る。
【0010】該クラッチ軸79と旋回用HST式変速装
置17の入力軸56と間に第一クラッチ53が配設さ
れ、該第一クラッチ53は直進時には作動せず、操向レ
バーの回動や微旋回スイッチのON時に作動して、旋回
用HST式変速装置17に動力を伝えて、後述する差動
機構33を駆動して旋回できるようにしている。そし
て、該クラッチ軸79の他側にはギヤ57が遊嵌され、
該ギヤ57とクラッチ軸79の間には第二クラッチ59
が配設され、前記ギヤ57にはギヤ70・71を介して
プーリー72に動力を伝達できるようにしている。該プ
ーリー72は後述する刈取出力プーリー73にベルト7
4を介して動力を伝達できるようにしている。
【0011】即ち、畦際等の低速で穀稈が比較的多い刈
取時に、運転席近傍に設けたペダルを踏んだりスイッチ
の操作等で前記第二クラッチ59を作動させて、走行速
度に関係なく、エンジン回転数に比例した回転数を刈取
側に入力して、素早く刈取部の穀稈を脱穀部Dへ流すよ
うにしているのである。所謂、第二クラッチ59を刈取
流し込み装置の流し込みクラッチとしている。具体的に
は、図5に示すように、コントローラCに自動「入」
「切」スイッチ75、手動スイッチ76、直進スイッチ
77、刈取流し込みスイッチ78、及び、前記第一クラ
ッチ53・第二クラッチ59を作動させるソレノイド5
3a・59aがそれぞれ接続されて、自動「入」「切」
スイッチ75をONにしたときには、操向ハンドルを回
転したときには、操向ハンドルの回動基部に設けた直進
スイッチ77がOFFとなって、(または旋回スイッチ
としてONするようにして)ソレノイド53aが作動し
て第一クラッチ53が作動して、旋回用HST式変速装
置17を操向ハンドルの回動量に応じて駆動する。ま
た、自動「入」「切」スイッチ75がOFFのときには
手動スイッチ76によって任意にソレノイド53aをO
N・OFFできるようにしている。なお、手動スイッチ
76は自動「入」「切」スイッチ75よりも優先させて
いる。そして、刈取流し込みペダルを踏んで、刈取流し
込みスイッチ78をONすると、ソレノイド59aが作
動して第二クラッチ59が作動して、エンジンからの動
力を刈取出力プーリー73に伝えて、一定回転数の駆動
力を与える。但し、前記第一クラッチ53、第二クラッ
チ59は油圧クラッチ等で構成することもでき電磁バル
ブを切り換えて前述の如く制御することもできる。
【0012】次にミッションケース12内の構成を説明
する。前記走行用HST式変速装置13の油圧モータの
出力軸15には、ミッションケース12内の副変速機構
16及び差動機構33を介し、クローラ式走行装置1の
駆動輪19・19と連動連結させている。前記出力軸1
5上には出力ギヤ21が固設され、該出力ギヤ21は副
変速軸20上に固設したギヤ22と常時噛合している。
【0013】前記副変速機構16は副変速軸20上に摺
動ギヤ23をスプライン嵌合し、遊嵌ギヤ24を回転自
在に支持し、一方、副変速軸20と平行にミッションケ
ース12に横架したブレーキ軸25上にはギヤ26・2
7・28・29を固設して、前記遊嵌ギヤ24はギヤ2
9と常時噛合し、前記摺動ギヤ23を摺動させてギヤ2
7と噛合させることによって低速回転に変速し、ギヤ2
8と噛合させることによって中速回転に変速し、遊嵌ギ
ヤ24と噛合させることによって高速回転が得られるよ
うにしている。31はブレーキ軸25の一端に設けたブ
レーキである。
【0014】また、前記副変速軸20の一端にはワンウ
ェイクラッチ45を介して刈取出力プーリー73が外嵌
され、該刈取出力プーリー73は二連プーリーとして、
一方は前記ベルト74、プーリー72、ギヤ等を介して
旋回用HST式変速装置17の入力軸56と連動連結さ
れ、他方のプーリーは図2よ示すように、ベルト46を
介して刈取入力軸に動力が伝達され、該刈取入力軸との
間には刈取テンションクラッチ47が配設されている。
そして、前記ワンウェイクラッチ45によって、走行用
HST式変速装置13からの出力回転が刈取流し込み装
置からの回転数よりも低い場合には副変速軸20が空回
りするようにしている。
【0015】そして前記差動機構33は左右対称の1対
の遊星ギヤ機構を有し、各遊星ギヤ機構は1つのサンギ
ヤ36と、該サンギヤ36の外周で噛合う3つのプラネ
タリギヤ37と、これらプラネタリギヤ37に噛合うリ
ングギヤ38などで形成している。前記プラネタリギヤ
37は差動軸39上に回転自在に支持したキヤリヤ41
にそれぞれ回転自在に軸支させ、左右のサンギヤ36・
36を挟んで左右のキヤリヤ41を対向配置させると共
に、前記リングギヤ38は各プラネタリギヤ37に噛み
合う内歯を有して差動軸39とは同一軸芯状に配置さ
せ、左右のリングギヤ38の外歯はそれぞれ前記ギヤ2
6とギヤ29に噛合させている。
【0016】前記ギヤ26はリングギア31Rの外歯と
噛合し、ギヤ29はリングギヤ31lの外歯と噛合し、
前記各キヤリヤ41の内側にはリダクションギア40が
構成され、該リダクションギヤ40はリダクション軸4
2・42上の大径ギヤ34・34とそれぞれ噛合し、該
リダクション軸42上には更に小径ギヤ35・35が固
設されて、該小径ギヤ35・35は駆動軸19・19上
に固設したギヤ43・43と常時噛合させて、クローラ
ー式走行装置1を駆動できるようにしている。
【0017】前記リダクション軸42及び駆動軸19・
19はミッションケース12下部に構成したアクスルケ
ースに支持され、差動軸39・39はミッションケース
12内に支持して、差動機構33はアクスルケースの上
方位置で前後方向に張り出して、ミッションケース12
の左右幅が狭くなるように構成している。そして、前後
方向に旋回用のギヤトレーンを張り出すことによって旋
回用HST式変速装置17の出力軸62と近づけること
ができて、走行用HST式変速装置13及び旋回用HS
T式変速装置17の油路構成を短くでき、ミッションケ
ース12をコンパクトに構成できるのである。
【0018】このような構成において、前記走行用HS
T式変速装置13は油圧ポンプの可動斜板を主変速レバ
ーの回動により角度変更調節して走行用油圧モータの正
逆回転と回転数の制御を行うもので、油圧モータの回転
出力が出力軸15よりミッションケース12内のギヤ2
1・22及び副変速機構16を介してリングギヤ38・
38に伝えて、差動機構33及び大径ギヤ34、小径ギ
ヤ35により減速して、駆動軸19・19に伝達する構
成としている。
【0019】さらに、前記旋回用の旋回用HST式変速
装置17は油圧ポンプの可動斜板の角度変更調節により
油圧モータの正逆回転と回転数の制御を行うもので、可
動斜板はキャビン11内の操向ハンドル30の回動によ
って変更される。旋回用HST式変速装置17の油圧モ
ータの出力軸62の出力ギヤ63から、ミッションケー
ス12内に横架した操向軸64上のギヤ65に回転出力
を伝達し、更に、操向軸64上に固設したギヤ61は前
記右側のサンギヤ36と一体的に設けたギヤ44と噛合
し、操向軸64上に固設したギヤ58は逆転軸66の逆
転ギヤ67を介して左側のサンギヤ36と一体的に設け
たギヤ44と噛合させている。よって、操向ハンドル3
0の回転によって旋回用油圧モータの正転時に左右のサ
ンギヤ36を左右同一回転数で一方のサンギヤ36を逆
転、他方のサンギヤ36を正転とさせ、差動機構33に
おいて、一側の動力伝達回転数を減速して操向ハンドル
30の回転方向へ旋回できるように構成している。
【0020】そして旋回用の油圧ポンプを駆動しないと
きには、走行油圧モータからの回転出力はギヤ26・2
9から左右のリングギヤ38・38に同一回転数で伝達
され、左右遊星ギヤ機構33及び減速ギヤを介し、左右
の駆動軸19に左右同回転方向の同一回転数で伝達され
て、機体の前後直進走行が行われる。
【0021】一方、走行用の油圧ポンプの駆動を停止さ
せ左右のリングギヤ38を静止固定させた状態で、旋回
用の油圧ポンプを正逆回転駆動すると、左側の遊星ギヤ
機構33が逆或いは正回転、また右側の遊星ギヤ機構3
3が正或いは逆回転して、左右走行クローラ1の駆動方
向を前後逆方向とさせて、機体を左或いは右にその場で
スピンターンさせるものである。また、走行用の油圧ポ
ンプを駆動させながら、旋回用の油圧ポンプを駆動し
て、機体を左右に旋回させる場合には旋回半径の大きい
旋回を可能にできるもので、その旋回半径は左右走行ク
ローラ1の速度に応じ決定される。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏するものである。即ち、エンジンか
らの動力を走行用HST式変速装置の入力軸に伝え、該
入力軸より第一クラッチを介して旋回用HST式変速装
置の入力軸に伝え、前記第一クラッチを操向ハンドルを
旋回操作したとき、または手動で操作したときに作動す
るように構成したので、直進時には第一クラッチを切っ
て、旋回用HST式変速装置が作動しないようにでき、
直進時の動力損失を低減できる。また、任意に手動操作
で第一クラッチを「入」「切」できるので、オペレータ
ーの操作感覚に合わせることもできる。また、旋回用H
ST式変速装置の入力を断つことにより、旋回用HST
式変速装置の連れ回り防止用のブレーキを設ける必要が
なく、ロスがなく、旋回用HST式変速装置のニュート
ラル調整不良による旋回用HST式変速装置のブレーキ
の焼きつきもない。
【0023】また、エンジンからの動力を走行用HST
式変速装置の入力軸に伝え、該入力軸より第一クラッチ
を介して旋回用HST式変速装置の入力軸に伝え、該旋
回用HST式変速装置の入力軸より第二クラッチを介し
て刈取出力プーリーと連動連結し、運転席近傍に配置し
たスイッチを操作すると、前記第二クラッチを作動する
ように構成したので、畦際等の作業時にスイッチを操作
するだけで、刈取部を駆動することができ、本機を停止
することなく刈取処理速度を上げて、詰まりを防止する
ことができる。
【0024】また、旋回用HST式変速装置の入力軸と
同軸心上にクラッチ軸を設け、該クラッチ軸上に前記第
一クラッチ及び第二クラッチを配置したので、クラッチ
をコンパクトとにケース内に収納でき、クラッチの断・
接の操作系統を簡潔にすることができ、また、前記前記
走行用HST式変速装置の入力軸によりギヤを介して第
一クラッチに動力を伝える構成としたので、確実に省ス
ペースで動力を伝達することができたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図である。
【図2】ミッションケースの側面図である。
【図3】ミッションケースの上部平面断面図である。
【図4】ミッションのスケルトン図である。
【図5】制御ブロック図である。
【符号の説明】
12 ミッションケース 13 走行用HST式変速装置 14 入力軸 17 旋回用HST式変速装置 30 操向ハンドル 53 第一クラッチ 56 入力軸 59 第二クラッチ 76 手動スイッチ 73 刈取出力プーリー 78 刈取流し込みスイッチ 79 クラッチ軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミッションケースの上部に走行用と旋回
    用のHST式変速装置を並設し、エンジンからの動力を
    走行用HST式変速装置の入力軸に伝え、該入力軸より
    第一クラッチを介して旋回用HST式変速装置の入力軸
    に伝え、前記第一クラッチを操向ハンドルを旋回操作し
    たとき、または手動で操作したときに作動するように構
    成したことを特徴とするHST式ミッション装置。
  2. 【請求項2】 ミッションケースの上部に走行用と旋回
    用のHST式変速装置を並設し、エンジンからの動力を
    走行用HST式変速装置の入力軸に伝え、該入力軸より
    第一クラッチを介して旋回用HST式変速装置の入力軸
    に伝えるとともに、第二クラッチを介して刈取出力プー
    リーと連動連結し、運転席近傍に配置したスイッチを操
    作すると、前記第二クラッチを作動するように構成した
    ことを特徴とするHST式ミッション装置。
  3. 【請求項3】 前記旋回用HST式変速装置の入力軸と
    同軸心上にクラッチ軸を設け、該クラッチ軸上に前記第
    一クラッチ及び第二クラッチを配置し、前記前記走行用
    HST式変速装置の入力軸によりギヤを介して第一クラ
    ッチに動力を伝える構成としたことを特徴とする請求項
    2記載のHST式ミッション装置。
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