JPH10272975A - 物品の取付構造 - Google Patents

物品の取付構造

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JPH10272975A
JPH10272975A JP8159497A JP8159497A JPH10272975A JP H10272975 A JPH10272975 A JP H10272975A JP 8159497 A JP8159497 A JP 8159497A JP 8159497 A JP8159497 A JP 8159497A JP H10272975 A JPH10272975 A JP H10272975A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使い勝手が良く、組付け作業の作業性を向上す
る。 【解決手段】物品10の振動などによる第1クリップ2
0および第2クリップ30の抜け出しを防止し、第1ク
リップ20および第2クリップ30により、物品を確実
に支持体に固定して、保守点検時に物品10を固定し直
す作業の必要がなく、使い勝手が良く、また、組付け作
業の作業性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持体から雄ねじ
を突出し、該雄ねじに対応する物品の部位に表面から裏
面へ貫通する取付孔を穿設し、該取付孔を通って前記雄
ねじに噛合し、かつ、取付孔の孔縁に係止するクリップ
によって前記物品を前記支持体に取り付ける物品の取付
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の物品の取付構造としては、例え
ば、特開平6−87367号公報に記載されたものが知
られている。これは、支持体から立設された雄ねじを、
物品の貫通穴に通し、第1要素を先に物品の貫通穴に通
し、貫通穴の奥部に位置する雄ねじのねじ山に第1要素
のつめを係合させるとともに物品を押さえて物品を支持
体に固定し、第2要素を後から貫通穴に通し、第1要素
に当てて第1要素を抜けなくするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ねじはほんのわずかの
回転力によって軸方向には極めて大きな荷重と対向でき
る。上記物品の取付構造は、物品にかかる振動などによ
り、第1要素のつめが、回転してゆるみ、第2要素を押
し上げてさらにゆるみが増大し、物品を支持体に確実に
固定することができなくなる。また、定期的な保守点検
時にフットレストを取り外す場合には、第2要素を外し
て、その奥にある第1要素を回転させて、雄ねじから取
り外さねばならず、その作業が煩わしく、使い勝手が良
くないという問題があった。本発明は、このような従来
技術が有する問題点に着目してなされたもので、物品の
振動などによる第1クリップおよび第2クリップの抜け
出しを防止し、物品を確実に支持体に固定して、保守点
検時に物品の固定し直し作業を行う必要がなく、使い勝
手が良く、また、組付け作業の作業性に優れた物品の取
付構造を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項に記載され
た発明に存する。 [1] 支持体から雄ねじを突出し、該雄ねじに対応す
る物品(10)の部位に表面から裏面へ貫通する取付孔
(12)を穿設し、該取付孔(12)を通って前記雄ね
じに噛み合い、かつ、取付孔(12)の孔縁(14)に
係止するクリップにより前記物品(10)を前記支持体
に固定する物品(10)の取付構造であって、前記クリ
ップは、前記取付孔(12)の奥側に配置される第1ク
リップ(20)と、前記取付孔(12)の入口側に配置
される第2クリップ(30)とからなり、第1クリップ
(20)は、該第1クリップ(20)を雄ねじの上方か
ら支持体へ向けて押し込む際に、前記雄ねじのねじ山に
噛み合う噛合部(24)、および、前記第1クリップ
(20)を前記取付孔の奥側に配した際に、前記取付孔
(12)の回り止め部(16)に嵌合する被回り止め部
(26)を有し、前記第2クリップ(30)は、同じ
く、前記取付孔(12)に進入して前記取付孔(12)
の孔縁(14)に係止する係止部(34)を有し、前記
第1クリップ(20)と前記第2クリップ(30)との
間には、孔軸方向に引き合うように係合し、第2クリッ
プ(30)を回すことによって、第1クリップ(20)
と第2クリップ(30)とが係脱可能な係合手段を配し
ていることを特徴とする物品(10)の取付構造。
【0005】[2] 前記係合手段は、前記第1クリッ
プ(20)または前記第2クリップ(30)の一方に、
他方のクリップ側へ突出する凸部(25)を形成すると
ともに、前記他方のクリップにガイド溝(35)および
該ガイド溝(35)に連続する係合溝(36)とを形成
して成り、前記係合手段のガイド溝(36)は、前記第
2クリップ(30)が進入した際に前記凸部(25)を
溝奥に案内し、前記係合溝(36)は、前記第2クリッ
プ(30)が孔軸回りに回動した際に前記ガイド溝(3
5)の溝奥に位置する凸部(25)を前記進入方向とは
直交する方向へ案内するよう形成して成ることを特徴と
する1項記載の物品の取付構造。
【0006】[3] 前記係合溝(36)は、その終端
近傍に該係合溝(36)の溝内側へ突出して、前記凸部
(25)が乗り越える突起部(37)を有していること
を特徴とする2項記載の物品(10)の取付構造。
【0007】[4] 前記係合溝(36)の溝壁(3
9)の終端部は、前記第2クリップ(30)の回動する
方向に対して、前記凸部(25)を引き寄せる方向へ傾
斜するテーパ部(139)を有していることを特徴とす
る2または3項記載の物品(10)の取付構造。
【0008】次に、前記各項に記載された発明の作用を
説明する。 [1]項記載の物品(10)の取付構造では、支持体か
ら突出している雄ねじを、その取付孔(12)に通すよ
うにして、物品(10)を配置するとともに、物品(1
0)の取付孔(12)に第1クリップ(20)を通し、
第1クリップ(20)の噛合部(24)を雄ねじのねじ
山に噛み合わせる。位置決め用のボルトである雄ねじに
よって、物品(10)が第1クリップ(20)を介して
支持体に対して位置決めされている。物品(10)の取
付孔(12)に通っている第2クリップ(30)の係止
部(34)は取付孔(12)の孔縁(14)に係止して
いる。第1クリップ(20)に対して第2クリップ(3
0)を回すことによって、係合手段が第1クリップ(2
0)と前記第2クリップ(30)とを係合状態に維持す
る。両方のクリップ(20,30)が係合状態に維持さ
れているとき、第2クリップ(30)を前記方向に対し
て反対の方向へ回すと、第1クリップ(20)と第2ク
リップ(30)とが抜け可能になる。物品を押圧してい
る雄ねじに向けて、第2クリップ(30)を回転するだ
けで、第1クリップ(20)に対して脱着ができるの
で、物品の取外しおよび再組付けが極めて容易になる。
【0009】また、係合手段によって、両方のクリップ
(20,30)が孔軸方向に引き合うように係合してい
るので、車両の走行振動などの振動や力が加わっても、
第2クリップ(30)が回ることがないので、雄ねじと
の間でゆるみが発生しない。
【0010】[2]項記載の物品(10)の取付構造で
は、前記係合手段は、具体的には、第1クリップ(2
0)または第2クリップ(30)の一方側の凸部(2
5)が他方のクリップ側のガイド溝(35)の溝奥に単
に進入した状態で、第1クリップ(20)に対して第2
クリップ(30)を孔軸回りに回動すると、凸部(2
5)が係合溝(36)に案内されて、前記進入方向とは
直交する方向に移動し、その結果、第1クリップ(2
0)と第2クリップ(30)とが離脱不能になる。それ
により、物品(10)の振動などによっても、第1クリ
ップ(20)および第2クリップ(30)の抜け出しが
防止され、物品(10)が支持体に固定された状態を維
持する。また、簡単な組み付け作業により、物品(1
0)が支持されるので、組付け作業の作業性に優れてい
る。
【0011】[3]項記載の物品(10)の取付構造で
は、第1クリップ(20)または第2クリップ(30)
の一方に形成される係合溝(36)は、その終端近傍に
該係合溝(36)の溝内側へ突出する突起部(37)を
有しており、係合溝(36)に案内されその終端へ進入
する他方のクリップに形成される凸部(25)は、その
突起部(37)を乗り越える。それにより、凸部(2
5)が係合溝(36)の終端近傍にあって始端側へ戻ら
なくなり、両方のクリップの係合関係が維持され、第1
クリップ(20)と第2クリップ(30)とが離脱不能
になり、物品(10)が支持体に確実に支持される。
【0012】[4]項記載の物品(10)の取付構造で
は、両方のクリップ(20,30)の一方に形成される
係合溝(36)の溝壁(39)の終端部は、第2クリッ
プ(30)の回動する方向に対して、他方のクリップ
(20,30)に形成される凸部(25)を引き寄せる
方向へ傾斜するテーパ部(139)を有しており、テー
パ部(139)が凸部(25)を引き寄せると、第1ク
リップ(20)の噛合部(24)が雄ねじのねじ山に固
く噛み合い、その結果、物品(10)が支持体の雄ねじ
にガタなく固定される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜3に基づき本発明の
一実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形
態に係る物品の取付構造の分解斜視図である。図2は、
一実施の形態の変形を示す物品の取付構造の部分斜視図
である。第3図は、同じく、一実施の形態の変形を示す
物品の取付構造の部分正面図である。
【0014】図1に示すように、本実施の形態に係る物
品の取付構造において、フットレストである物品10
は、車体フロアである支持体に固定される。支持体には
物品を固定するためのスタッドボルトである雄ねじが立
設されている。
【0015】物品10は、樹脂材により成形され、着座
者の足置き台としての表面部11と表面部11に穿設さ
れ、表面側から裏面側へ貫通する取付孔12とを有して
いる。取付孔12の表面側の孔縁14は、表面部11よ
り一段下げて形成されている。取付孔12の内壁は、表
側が円形断面形であって、奥側が矩形断面形の回り止め
部16になっている。物品10はクリップによって支持
体に固定されるが、このクリップは、取付孔12の奥側
に配置される第1クリップ20と、取付孔12の入口側
に配置される第2クリップ30とからなる。第1クリッ
プ20は、その外形が筒状に成形され、取付孔12の回
り止め部16に嵌合する被回り止め部である矩形断面部
26と、矩形断面部26に連続し、取付孔12の裏側の
孔縁17に当接する大径のフランジ部27とを有してい
る。
【0016】また、第1クリップ20は、樹脂材により
成形され、その筒軸方向に貫通しており、図1におい
て、下側から、ロート状の案内部21、案内部21に連
続する細径孔部22、細径部22に連続する大径の嵌合
部23とを有している。細径孔部22の孔壁には、孔内
に突出し、雄ねじのねじ山に噛み合う一対の噛合部24
が形成されている。第1クリップ20の嵌合部23に
は、内方へ突出する凸部25が形成されている。凸部2
5の下方には型抜き用の孔28が穿設されている。
【0017】第2クリップ30は、同じく、樹脂材によ
り成形され、取付孔12に表側から進入して取付孔12
の孔縁14に係止する大径の係止部34を有するととも
に、第1クリップ20の嵌合部23に取付孔12の孔軸
方向で嵌入する嵌合部33を有している。第2クリップ
30の係止部34の厚みは、物品10の取付孔12の孔
縁14を表面部11から一段下げた段差に相当してい
る。
【0018】第2クリップ30の嵌合部33には、ガイ
ド溝35および該ガイド溝35に連続する係合溝36と
がそれぞれ形成されている。ガイド溝35は、第2クリ
ップが進入した際に凸部25をその溝奥に案内するもの
であり、係合溝36は、第2クリップが孔軸回りに回動
した際にガイド溝35の溝奥に位置する凸部25を前記
進入方向とは直交する方向へ案内するものである。第2
クリップ30の係止部34の表面部にはマイナスドライ
バ用の溝38が形成されている。
【0019】また、図2に示すように、第2クリップ3
0の係合溝36は、その終端近傍に該係合溝36の溝内
側へ突出して、凸部25が乗り越える突起部37を有し
ている。突起部37は、係合溝36の溝底に形成されて
いるが、その溝壁に形成されていても良い。さらに、図
3に示すように、係合溝36の溝壁39は、始端から終
端部へ向かって、第2クリップの回動する方向に対し
て、凸部25を引き寄せる方向へ(図3において上方
へ)傾斜するテーパ部139を有している。テーパ部1
39を係合溝36の始端から終端部へかけて形成した
が、少なくとも、係合溝36の終端部に設ければ足り
る。
【0020】次に作用を説明する。物品10の取付孔1
2に裏側から表側に向かって第1クリップ20を通して
いき、回り止め部16に矩形断面形部26を嵌合し、取
付孔12の裏側の孔縁に大径のフランジ部27を当接さ
せて、支持体から突出している雄ねじを、第1クリップ
20の案内部21を通って細径孔部22に通すようにし
て、細径孔部の孔壁から内方へ突出する噛合部24を雄
ねじのねじ山に噛み合わせる。次に、物品10の取付孔
21に表側から裏側に向かって第2クリップ30を通し
ていき、第2クリップ30の係止部34を取付孔12の
表側の孔縁14に係止する。このとき、第2クリップ3
0の係止部34の表面が、物品10の表面部11に滑ら
かに連続する。
【0021】また、このとき、第1クリップ20の嵌合
部23と第2クリップ30の嵌合部33が相互に嵌合す
る。両方の嵌合部23を嵌合する際に、嵌合部23から
内方へ突出した凸部25が、嵌合部33のガイド溝35
に案内されてガイド溝35の溝奥に進入するようにす
る。この凸部25がガイド溝35の溝奥に単に進入した
ままの状態では、凸部25をガイド溝35の溝奥から溝
口へ退出させれば、相互の嵌合部23,33は抜き出し
することができ、第1クリップ20と第2クリップ30
とが離間可能である。
【0022】そこで、この凸部25がガイド溝35の溝
奥に進入した状態で、第1クリップ20に対して第2ク
リップ30を孔軸回りに回動すると、凸部25が係合溝
36の始端に移動し、かつ、係合溝36に案内されて、
前記進入方向とは直交する方向に移動する。この凸部2
5が係合溝36内に移動した状態では、第1クリップ2
0と第2クリップ30とを離間させるべく、両方の嵌合
部23,33を抜き出そうとしても、凸部25が係合溝
36の溝壁39に当たって、両方のクリップ20,30
が離間不能になる。それにより、物品の振動などによっ
ても、第1クリップ20および第2クリップ30の嵌合
部23,33の抜け出しが防止され、物品が支持体に固
定された状態を維持する。また、第1クリップ20およ
び第2クリップ30をそれぞれ取付孔12に通したり、
第2クリップ30を取付孔12の孔軸回りに回動したり
する、簡単な組み付け作業により、物品が支持されるの
で、組付け作業の作業性に優れている。
【0023】図2において示す他の実施の形態では、嵌
合部33に形成される係合溝36は、その終端近傍に該
係合溝36の溝内側へ突出する突起部37を有している
ので、嵌合部23側の凸部25は、係合溝36に案内さ
れその終端近傍へ進入すると、突起部37を乗り越える
ようになる。凸部25が係合溝36の突起部37を乗り
越えることにより、物品にかかる振動などによっては、
凸部25が突起部37に遮られて係合溝36の始端側へ
戻らなくなり、凸部25が係合溝36の終端近傍の位置
に保持され、両方の嵌合部23,33が互いに抜け出さ
なくなり、両方の嵌合部23,33の嵌合関係が維持さ
れ、第1クリップ20と第2クリップ30とが離脱不能
になり、物品10が支持体に確実に支持される。
【0024】図3において示すさらに他の実施の形態で
は、第2クリップ30が取付孔12の孔軸回りに回動す
ると、係合溝36のテーパ部139が嵌合部23に形成
される凸部25を引き寄せるようになる。テーパ部13
9が凸部25を引き寄せると、第1クリップ20の噛合
部24が雄ねじのねじ山に固く噛み合い、物品10が支
持体にガタなく固定される。また、第1クリップ20と
第2クリップ30とが相互に引き寄せられて、相互に強
く接触し、相互の弛み方向に対する摩擦抵抗力が高ま
り、物品の振動などによっては、第1クリップ20と第
2クリップ30とが容易には弛まないで、その点から
も、物品10を支持体にガタなく固定することができ
る。
【0025】前記実施の形態では、凸部25を第1クリ
ップ20に形成し、ガイド溝35を第2クリップ30に
形成したものを示したが、逆の態様であっても良い。第
1クリップ20側にガイド溝を形成した場合には、第2
クリップ30側に形成される凸部を引き寄せるべく、ガ
イド溝の係合溝の溝壁に形成されるテーパ部は、前記実
施の形態に係る係合溝36の溝壁39のテーパ部139
の傾斜方向とは反対の方向へ(下方へ)傾斜させればよ
い。
【0026】
【発明の効果】本発明の物品の取付構造であると、物品
の振動などによる第1クリップおよび第2クリップの抜
け出しを防止し、物品を確実に支持体に固定して、保守
点検時に物品の固定し直し作業を行う必要がなく、使い
勝手が良く、また、組付け作業の作業性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る物品の取付構造の
分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態の変形を示す物品の取付
構造の部分斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態の変形を示す物品の取付
構造の部分正面図である。
【符号の説明】
10…物品 11…取付孔 12…孔縁 16…回り止め部 20…第1クリップ 23,33…嵌合部 24…噛合部 25…凸部 26…被回り止め部 30…第2クリップ 34…係止部 35…ガイド溝 36…係合溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体から雄ねじを突出し、該雄ねじに対
    応する物品の部位に表面から裏面へ貫通する取付孔を穿
    設し、該取付孔を通って前記雄ねじに噛み合い、かつ、
    取付孔の孔縁に係止するクリップにより前記物品を前記
    支持体に固定する物品の取付構造であって、 前記クリップは、前記取付孔の奥側に配置される第1ク
    リップと、前記取付孔の入口側に配置される第2クリッ
    プとからなり、 前記第1クリップは、該第1クリップを雄ねじの上方か
    ら支持体へ向けて押し込む際に、前記雄ねじのねじ山に
    噛み合う噛合部、および、前記第1クリップを前記取付
    孔の奥側に配した際に、前記取付孔の回り止め部に嵌合
    する被回り止め部を有し、 前記第2クリップは、同じく、前記取付孔に進入して前
    記取付孔の孔縁に係止する係止部を有し、 前記第1クリップと前記第2クリップとの間には、孔軸
    方向に引き合うように係合し、第2クリップを回すこと
    によって、第1クリップと第2クリップとが係脱可能な
    係合手段を配していることを特徴とする物品の取付構
    造。
  2. 【請求項2】前記係合手段は、前記第1クリップまたは
    前記第2クリップの一方に、他方のクリップ側へ突出す
    る凸部を形成するとともに、前記他方のクリップにガイ
    ド溝および該ガイド溝に連続する係合溝とを形成して成
    り、 前記係合手段のガイド溝は、前記第2クリップが進入し
    た際に前記凸部を溝奥に案内し、前記係合溝は、前記第
    2クリップが孔軸回りに回動した際に前記ガイド溝の溝
    奥に位置する凸部を前記進入方向とは直交する方向へ案
    内するよう形成して成ることを特徴とする請求項1記載
    の物品の取付構造。
  3. 【請求項3】前記係合溝は、その終端近傍に該係合溝の
    溝内側へ突出して、前記凸部が乗り越える突起部を有し
    ていることを特徴とする請求項2記載の物品の取付構
    造。
  4. 【請求項4】前記係合溝の溝壁の終端部は、前記第2ク
    リップの回動する方向に対して、前記凸部を引き寄せる
    方向へ傾斜するテーパ部を有していることを特徴とする
    請求項2または3記載の物品の取付構造。
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