JPH0529530Y2 - - Google Patents

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JPH0529530Y2
JPH0529530Y2 JP8283787U JP8283787U JPH0529530Y2 JP H0529530 Y2 JPH0529530 Y2 JP H0529530Y2 JP 8283787 U JP8283787 U JP 8283787U JP 8283787 U JP8283787 U JP 8283787U JP H0529530 Y2 JPH0529530 Y2 JP H0529530Y2
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JP
Japan
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stud bolt
trim member
button clip
head flange
cylindrical body
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JP8283787U
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、車体パネルまたはブラケツトにトリ
ム部材を固定する際に、あらかじめ車体パネルま
たはブラケツトに固着されたスタツドボルトにト
リム固定用ボタンクリツプを螺着してトリム部材
を保持してなるスタツドボルト用ボタンクリツプ
に関する。
<従来の技術> 従来、車体パネルまたはブラケツトに固着され
たスタツドボルトにクリツプを螺着してトリム部
材を固定する手段には種々の提案がなされてお
り、例えばU.S.P.NO.4579493号広報に示すよう
に筒状の脚体とフランジよりなるクリツプの脚体
内に弾性フインガーを突出させて、上記弾性フイ
ンガーにブラケツトに固着させたねじ部材を係合
させるようにしたもの、あるいは特開昭60−
234116号公報に示すようにねじの固定部分には多
数の締付け壁体を弾性的に有し、リブにより支持
されているクリツプをブラケツトに固着されたね
じ部材に螺着してなるもの等が知られている。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、従来の実施例では、筒状の脚体
およびねじの固定部分がブラケツトとトリム部材
との間隔を保持する長さに形成されており、トリ
ム部材の位置規制がクリツプのフランジ側である
一方向であるために、トリム部材がぐらつき、ビ
ビリ音が発生するという問題がある。
また、クリツプの脚体およびねじの固定部分で
ブラケツトとトリム部材の間隔が規制されるた
め、薄肉のトリム部材などのように厚さの異なる
ものには対応できない等の難点がある。
(考案の目的) 本考案は、上述した従来の問題点を解決するた
めになされたものであり、車体パネルまたはブラ
ケツトに固着されたスタツドボルトにクリツプを
螺着してトリム部材を固定する際に、トリム部材
のぐらつき、ビビリ音発生を防止するとともに、
ブラケツト等のトリム部材の突き当てがない場合
でも、厚みの異なる薄肉のトリム部材を確実に固
定できるようにしてなるスタツドボルト用ボタン
クリツプを提供することを目的としてなるもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案によれば、
車体パネルまたはブラケツトに突設されたスタツ
ドボルトと硬質ボタンクリツプを介してトリム部
材を固定するものにおいて、上記ボタンクリツプ
をヘツドフランジと、上記ヘツドフランジの下面
より延出された円筒体と、上記円筒体の外側から
ヘツドフランジ側に延出し上端部が開放されてい
る少なくとも一対の弾性係止部材と、上記円筒体
の内部にスタツドボルトのねじ溝に係合するよう
複数個突設された爪とにより一体形成し、上記弾
性係止部材は基端部のヒンジを介して屈曲可能に
形成するとともに上端部の回転方向にテーパ状ガ
イドを形成し、車体パネルまたはブラケツトにあ
らかじめ固着されているスタツドボルトに、トリ
ム部材に穿設された長穴または角穴を位置させ、
上記ボタンクリツプの円筒体内に突設された爪に
スタツドボルトのねじ溝を螺着するとともに、上
記ボタンクリツプのヘツドフランジと弾性係止部
材のテーパ状ガイドとの間でトリム部材を挟持し
てなる構成としたものである。
(作用) 上記構成に基づいて、本考案では、車体パネル
またはブラケツトに固着されたスタツドボルトと
ボタンクリツプにより固定されるトリム部材が、
上記ボタンクリツプのヘツドフランジと、ヘツド
フランジ下面に延出した円筒体の外側に形成され
た弾性係止部材のテーパ状ガイドとの間に挟持さ
れるので、上記ボタンクリツプをスタツドボルト
に螺着することによりトリム部材の取付が可能で
あり、トリム部材と車体パネルとの間にトリム部
材を支持するボス部等がなくとも、トリム部材の
ぐらつきやビビリ音等が発生せず、しかも厚さの
異なる薄肉のトリム部材でも確実に固定すること
ができる。
(実施例) 以下本考案による実施例を添付した図面に基づ
いて詳細に説明する。
第1図は本考案によるボタンクリツプを示す正
面図、第2図は側面図、第3図は底面図、第4図
は第3図の−断面図である。
図において、符号1は硬質プラスチツク製によ
り一体形成されたボタンクリツプであり、上記ボ
タンクリツプ1は円形のヘツドフランジ2と、ヘ
ツドフランジ2の下面中央部より延出した角柱ま
たは円筒体3と、上記円筒体3の外側からヘツド
フランジ2側に延出し上端部が開放されている弾
性係止部材4とにより成形されている。
上記ヘツドフランジ2の上面には、ボタンクリ
ツプ1を回転させるのに供され突状のリブ2aが
形成されているとともに、上記円筒体3は中空状
になつており、内部には後述するスタツドボルト
5のねじ溝に係合する爪3aが複数個突設されて
いる。
また、上記弾性係止部材4は、円筒体3の外側
に少なくとも対向する一対設けられており、この
弾性係止部材4は、基端部に形成されたヒンジ4
aと上端部の回転方向に形成されたテーパ状ガイ
ド4bとを有し、上記ヘツドフランジ2の下面と
テーパ状ガイド4bとの間でトリム部材6を挟持
するようになつている。
一方、上記トリム部材6を固定する車体パネル
またはブラケツト7の所定位置には、前述したス
タツドボルト5があらかじめ固着されており、上
記ボタンクリツプ1を介してトリム部材6が固定
される。ここで、上記トリム部材6にはスタツド
ボルト5の取付位置に長円または角穴状の取付穴
6aが穿設されている。
次いで、上述したように形成されたボタンクリ
ツプ1によりトリム部材6を車体パネルまたはブ
ラケツト7に固定する場合を説明する。
まず、第5図に示すように、車体パネルまたは
ブラケツト7のスタツドボルト5にトリム部材6
の取付穴6aを位置させ、上記トリム部材6の取
付穴6aにボタンクリツプ1の円筒体3を挿着す
るとともに、ボタンクリツプ1のホツドフランジ
2を回転させながら円筒体3内の爪3aにスタツ
ドボルト5のねじ溝を噛合させる。
次に、上記ボタンクリツプ1のヘツドフランジ
2をさらに回転させれば、円筒体3の外側に延出
された弾性係止部材4のテーパ状ガイド4bがト
リム部材6の取付穴6aより押し込まれ、基端部
のヒンジ4aから屈曲してトリム部材6の裏面に
係止されて、第6図に示すようにヘツドフランジ
2の下面と弾性係止部材4のテーパ状ガイド4b
との間でトリム部材6が挟持されると同時に、ス
タツドボルト5のねじ溝に円筒体3内の爪3aが
係合されるもので、上記トリム部材6は所定位置
に固定される。
なお、上記ボタンクリツプ1の円筒体3は、ブ
ラケツト7とトリム部材6の間隔より短く形成さ
れている。したがつて、上記円筒体3の外側に延
設された弾性係止部材4のテーパ状ガイド4bと
ヘツドフランジ2の下面でトリム部材6を保持
し、上記ボタンクリツプ1をブラケツト7に固着
されたスタツドボルト5に螺着してなるものであ
り、厚みの異なるトリム部材6にも十分対応可能
であるとともに、トリム部材6に穿設された取付
穴6aの穴径寸法誤差は弾性係止部材4のテーパ
状ガイド4bによつて吸収されるのでガタつきを
解消することが可能である。
<考案の効果> 以上詳細に説明したように、本考案によるスタ
ツドボルト用ボタンクリツプは、あらかじめ車体
パネルまたはブラケツトに固着されたスタツドボ
ルトに、トリム固定用ボタンクリツプを螺着して
トリム部材を保持する際、上記ボタンクリツプの
ヘツドフランジ下面と弾性係止部材のテーパ状ガ
イドとの間でトリム部材を保持してなるものであ
り、トリム部材のぐらつきやビビリ音等を防止す
ることができる。
また、トリム部材と車体パネルまたはブラケツ
トとの取付間隔を保持するためのボス部等がない
場合でも、薄肉のトリム部材を確実に固定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるボタンクリツプを示す正
面図、第2図は側面図、第3図は底面図、第4図
は第3図の−断面図、第5図および第6図は
本考案によるトリム部材の取付状態を示す断面図
である。 1……ボタンクリツプ、2……ヘツドフラン
ジ、3……円筒体、4……弾性係止部材、4a…
…ヒンジ、4b……テーパ状ガイド、5……スタ
ツドボルト、6……トリム部材、7……車体パネ
ルまたはブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体パネルまたはブラケツトに突設されたスタ
    ツドボルトと硬質ボタンクリツプを介してトリム
    部材を固定するものにおいて、上記ボタンクリツ
    プをヘツドフランジと、上記ヘツドフランジの下
    面より延出された円筒体と、上記円筒体の外側か
    らヘツドフランジ側に延出し上端部が開放されて
    いる少なくとも一対の弾性係止部材と、上記円筒
    体の内部にスタツドボルトのねじ溝に係合するよ
    う複数個突設された爪とにより一体形成し、上記
    弾性係止部材は基端部のヒンジを介して屈曲可能
    に形成するとともに上端部の回転方向にテーパ状
    ガイドを形成し、車体パネルまたはブラケツトに
    あらかじめ固着されているスタツドボルトに、ト
    リム部材に穿設された長穴または角穴を位置さ
    せ、上記ボタンクリツプの円筒体内に突設された
    爪にスタツドボルトのねじ溝を螺着するととも
    に、上記ボタンクリツプのヘツドフランジと弾性
    係止部材のテーパ状ガイドとの間でトリム部材を
    挟持してなることを特徴とするスタツドボルト用
    ボタンクリツプ。
JP8283787U 1987-05-29 1987-05-29 Expired - Lifetime JPH0529530Y2 (ja)

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JP8283787U JPH0529530Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JP8283787U JPH0529530Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JPS63190613U JPS63190613U (ja) 1988-12-08
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JP2500227Y2 (ja) * 1990-08-30 1996-06-05 株式会社ニフコ 隠しクリップ
JP6133665B2 (ja) * 2013-04-09 2017-05-24 未来工業株式会社 ボルト用キャップ

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JPS63190613U (ja) 1988-12-08

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