JPH10266849A - 二重管型排気マニホールド - Google Patents

二重管型排気マニホールド

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JPH10266849A
JPH10266849A JP9071200A JP7120097A JPH10266849A JP H10266849 A JPH10266849 A JP H10266849A JP 9071200 A JP9071200 A JP 9071200A JP 7120097 A JP7120097 A JP 7120097A JP H10266849 A JPH10266849 A JP H10266849A
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tube
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outer tube
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、外管と内管との二重構造を備えた
二重管型排気マニホールドに関し、簡易な構造で、熱応
力による内管および外管の亀裂の発生を防止することの
できる二重管型排気マニホールドを提供することを目的
とする。 【解決手段】 外管21と、外管21の内側に断熱用空
間27を介して配置される内管29とを備え、外管21
と内管29とに、それぞれ外管21と内管29とを連通
する外管貫通穴21bと内管貫通穴29aとを形成する
とともに、機器取付穴31aを有するボス31の先端側
を外管貫通穴21bに挿入し、ボス31の後端側の外周
を外管21に溶接してなる二重管型排気マニホールドに
おいて、内管29の内管貫通穴29aの開口縁部29b
に、環状突出部29cを一体形成し、この環状突出部2
9cの内周を、ボス31の外周に密着してなることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用エンジン
のシリンダヘッドに取り付けられる排気マニホールドに
係わり、特に、外管と内管との二重構造を備えた二重管
型排気マニホールドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の排気通路に触媒コンバー
タを配置し、この触媒コンバータにより、排ガス中に含
まれる有害な一酸化炭素(CO),炭化水素(HC),窒素
酸化物(NOx)を浄化させることが行われている。ま
た、排ガスの低温時には、触媒コンバータの触媒活性が
低下することが知られており、特に、排気通路が冷えて
いるエンジン始動時には、排ガスが十分に浄化されない
虞があった。
【0003】このため、近時、排気マニホールドを二重
構造として断熱用空間を形成し、排ガスの温度の低下を
防止した二重管型排気マニホールドが開発されている。
図15は、このような二重管型排気マニホールドの一例
を示しており、長尺状の外管1には、所定間隔を置いて
突出部1aが4箇所形成されている。これらの突出部1
aの開口端には、それぞれシリンダヘッド取付用のフラ
ンジ3が溶接されている。
【0004】また、外管1の長尺方向の開口端には、触
媒コンバータ取付用のフランジ5が溶接されている。さ
らに、外管1の内側には、断熱用空間7を介して外管1
より一回り小さい内管9が配置されている。また、外管
1のフランジ5に近接する位置には、平坦部1bが形成
され、この平坦部1bの略中央に外管貫通穴1cが形成
されている。
【0005】そして、この外管貫通穴1cを覆って、酸
素センサ取付穴11aを有するボス11が配置されてい
る。さらに、図16に示すように、内管9の酸素センサ
取付穴11aの軸長上には、内管貫通穴9aが形成され
ている。また、内管貫通穴9aの開口縁部9bが、外管
貫通穴1cに向けて突出し、突出した内管9の先端面9
cが外管1に密着され、断熱用空間7が密閉されてい
る。
【0006】そして、ボス11の外周が、外管1に溶接
13されている。また、外管1および内管9は、それぞ
れ横断面半円状の部品1d,1eおよび9d,9eを接
合部1fおよび9fで突き合わせ、この接合部1f,9
fを同時に溶接15することで形成されている。上述し
た二重管型排気マニホールドでは、外管1と内管9との
間に形成した断熱用空間7の断熱作用により、排ガスの
温度の低下が防止される。
【0007】そして、排気通路が冷えているエンジン始
動時にも、触媒活性を低下させることなく、排ガスが浄
化される。また、エンジンの始動,停止により、内管9
が円周方向に熱膨張あるいは熱収縮した際には、内管9
の先端面9cが、外管1に密着した状態で外管1に沿っ
て移動し、内管9の内管貫通穴9a付近での局部的な熱
応力が緩和される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の二重管型排気マニホールドでは、内管貫通穴
9aの開口縁部9bを、外管貫通穴1cに向けて突出さ
せ、突出した内管9の先端面9cが外管1に密着してい
るため、ボス11を外管1に溶接13する際に、ビード
13aが内管9の先端面9cまで形成され、内管9が外
管1に溶接13されてしまうという問題があった。
【0009】また、図17に示すように、ビード13a
により、内管9が外管1に溶接13されると、エンジン
の始動,停止による内管9の円周方向への熱膨張あるい
は熱収縮による熱応力が、ビード13a部に集中し、内
管9に亀裂17が入るという問題があった。そして、内
管9に亀裂17が入ると、断熱用空間7の断熱効果が低
減し、エンジンの始動時に、排ガスが冷却され、触媒コ
ンバータの触媒活性が低下し、有害物質が浄化されるこ
となく大気中に放出されてしまう虞があった。
【0010】さらに、図18に示すように、溶接13全
体に亀裂17が入ると、外気が直接排気通路内に入り込
むため、エンジン暖気後も排ガスが冷却され、有害物質
が浄化されることなく大気中に放出されてしまう虞があ
った。
【0011】なお、内管貫通穴9aの内径をボス11の
外周より十分大きくし、内管9の先端面9cを溶接部1
3から離すことで、内管9へのビード13aの形成を防
止することができるが、この場合、内管9の先端面9c
が、常に外管1の曲面に密着するように、先端面9cを
形成しなくてはならず、内管9の形状が複雑化するとい
う問題があった。
【0012】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたもので、簡易な構造で、熱応力による内
管および外管の亀裂の発生を防止することのできる二重
管型排気マニホールドを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の二重管型排気
マニホールドは、外管と、前記外管の内側に断熱用空間
を介して配置される内管とを備え、前記外管と前記内管
とに、それぞれ前記外管と前記内管とを連通する外管貫
通穴と内管貫通穴とを形成するとともに、機器取付穴を
有するボスの先端側を前記外管貫通穴に挿入し、前記ボ
スの後端側の外周を前記外管に溶接してなる二重管型排
気マニホールドにおいて、前記内管の前記内管貫通穴の
開口縁部に、環状突出部を一体形成し、この環状突出部
の内周を、前記ボスの外周に密着してなることを特徴と
する。
【0014】請求項2の二重管型排気マニホールドは、
請求項1記載の二重管型排気マニホールドにおいて、前
記環状突出部の外周側に、前記環状突出部の突出方向と
反対側に突出する環状円弧部を一体形成してなることを
特徴とする。請求項3の二重管型排気マニホールドは、
外管と、前記外管の内側に断熱用空間を介して配置され
る内管とを備え、前記外管と前記内管とに、それぞれ前
記外管と前記内管とを連通する外管貫通穴と内管貫通穴
とを形成するとともに、機器取付穴を有するボスを、前
記外管に溶接してなる二重管型排気マニホールドにおい
て、後端にフランジ部を有する円筒部材の先端側を、前
記外管貫通穴に挿入し、この先端部を前記内管の前記内
管貫通穴の周囲に密着するとともに、前記フランジ部を
前記外管の外面に当接して溶接し、前記ボスを前記フラ
ンジ部の上面に載置して溶接してなることを特徴とす
る。
【0015】請求項4の二重管型排気マニホールドは、
請求項3記載の二重管型排気マニホールドにおいて、前
記円筒部材の前記先端部に、前記外管貫通穴の内径より
小さい外径を有する小径フランジ部を形成し、この小径
フランジ部を前記内管の前記内管貫通穴の周囲に密着し
てなることを特徴とする。請求項5の二重管型排気マニ
ホールドは、外管と、前記外管の内側に断熱用空間を介
して配置される内管とを備え、前記外管と前記内管と
に、それぞれ前記外管と前記内管とを連通する外管貫通
穴と内管貫通穴とを形成するとともに、機器取付穴を有
するボスを、前記外管に溶接してなる二重管型排気マニ
ホールドにおいて、後端にフランジ部を有する円筒部材
の先端側を、前記外管貫通穴に挿入し、前記内管の前記
内管貫通穴の開口縁部に、環状突出部を一体形成し、こ
の環状突出部の内周を、前記円筒部材の外周に密着する
とともに、前記フランジ部を前記外管の外面に当接して
溶接し、前記ボスを前記フランジ部の上面に載置して溶
接してなることを特徴とする、。
【0016】請求項6の二重管型排気マニホールドは、
請求項5記載の二重管型排気マニホールドにおいて、前
記環状突出部の外周側に、前記環状突出部の突出方向と
反対側に突出する環状円弧部を一体形成してなることを
特徴とする。
【0017】(作用)請求項1の二重管型排気マニホー
ルドでは、内管の内管貫通穴の開口縁部に、環状突出部
が一体形成され、この環状突出部の内周が、外管貫通穴
に挿入されたボスの外周に密着される。
【0018】また、外管と内管との間に形成される断熱
用空間が、内管,ボスおよび外管により密閉され、高い
断熱性が保持される。そして、内管の円周方向への熱膨
張あるいは熱収縮に合わせて、環状突出部が、環状突出
部とボスの外周との密着状態を維持しながら変形し、内
管に発生する局部的な熱応力が緩和され、熱応力による
内管および外管の亀裂の発生が防止される。
【0019】請求項2の二重管型排気マニホールドで
は、環状突出部の外周側に、環状円弧部が形成され、内
管の円周方向への熱膨張あるいは熱収縮に合わせて、環
状突出部および環状円弧部が、環状突出部とボスの外周
との密着状態を維持しながら変形し、容易に内管に発生
する局部的な熱応力が緩和される。請求項3の二重管型
排気マニホールドでは、後端にフランジ部を有する円筒
部材の先端側が、外管貫通穴に挿入され、この先端部
が、内管の内管貫通穴の周囲に密着される。
【0020】そして、内管の円周方向への熱膨張あるい
は熱収縮に合わせて、内管の内管貫通穴の周囲が、円筒
部材の先端部に密着された状態で移動し、内管に発生す
る局部的な熱応力が緩和される。請求項4の二重管型排
気マニホールドでは、円筒部材の先端部に、外管貫通穴
に挿入可能な小径フランジ部が形成され、この小径フラ
ンジ部の下面全体が、内管の内管貫通穴の周囲に密着さ
れる。
【0021】そして、外管と内管との間に形成される断
熱用空間が、外管,円筒部材および内管より気密性良く
密閉される。請求項5の二重管型排気マニホールドで
は、後端にフランジ部を有する円筒部材の先端側が、外
管貫通穴に挿入される。また、内管の内管貫通穴の開口
縁部に、環状突出部が一体形成され、この環状突出部の
内周が、外管貫通穴に挿入された円筒部材の外周に密着
される。
【0022】そして、内管の円周方向への熱膨張あるい
は熱収縮に合わせて、環状突出部が、環状突出部と円筒
部材の外周との密着状態を維持しながら変形し、内管に
発生する局部的な熱応力が緩和される。
【0023】請求項6の二重管型排気マニホールドで
は、環状突出部の外周側に、環状円弧部が形成され、内
管の円周方向への熱膨張あるいは熱収縮に合わせて、環
状突出部および環状円弧部が、環状突出部と円筒部材の
外周との密着状態を維持しながら変形し、容易に内管に
発生する局部的な熱応力が緩和される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。
【0025】図1および図2は、本発明の二重管型排気
マニホールドの第1の実施形態(請求項1に対応する)
を示しており、図1は、図2の要部の詳細を示してい
る。図2において、符号21は、例えば、肉厚1.5m
mのステンレス鋼等からなる外管である。外管21は、
長尺状をしており、所定間隔を置いて円管状の突出部2
1aが4箇所形成されている。
【0026】これらの突出部21aの開口端には、それ
ぞれシリンダヘッド取付用のフランジ23が溶接されて
いる。また、外管21の長尺方向の開口端には、触媒コ
ンバータ取付用のフランジ25が溶接されている。さら
に、外管21の内側には、断熱用空間27を介して外管
21より一回り小さい、例えば、肉厚0.5〜0.8m
mのステンレス鋼等からなる内管29が配置されてい
る。
【0027】また、外管21のフランジ25に近接する
位置には、円形形状の外管貫通穴21bが形成されてい
る。そして、この外管貫通穴21bには、例えば、鋳鉄
等からなる円柱状のボス31の先端側が挿入されてい
る。
【0028】このボス31の中央には、雌ねじが形成さ
れる酸素センサ取付穴31aが形成されている。さら
に、図1に示すように、内管29の外管貫通穴21bの
下方には、円形形状の内管貫通穴29aが形成されてい
る。そして、この内管貫通穴29aの開口縁部29bに
は、外管21に向けて突出し曲面状の裾を持つ環状突出
部29cが一体形成されている。
【0029】また、この環状突出部29cの内周が、ボ
ス31の外周に密着され、断熱用空間27が密閉されて
いる。さらに、ボス31の外周が、外管21に溶接33
され、ビード33aが外管21およびボス31に形成さ
れている。また、図3に示すように、外管21および内
管29は、プレス加工等により形成される横断面半円状
の部品21c,21dおよび29d,29eを、接合部
21eおよび29fで突き合わせ、この接合部21eお
よび29fを同時に溶接35することで形成されてい
る。
【0030】上述した二重管型排気マニホールドでは、
外管21,内管29およびボス31により、密閉された
断熱用空間27の断熱作用により、排ガスの温度の低下
が防止される。そして、排気通路が冷えているエンジン
始動時にも、触媒活性を低下させることなく、排ガスが
浄化される。
【0031】また、図4に示すように、エンジンの始
動,停止により、内管29が円周方向に熱膨張あるいは
熱収縮した際には、内管29の環状突出部29cが、ボ
ス31の外周に密着した状態を維持しながら変形し、内
管29の局部的な熱応力が緩和される。以上のように構
成された二重管型排気マニホールドでは、内管29の内
管貫通穴29aの開口縁部29bに、外管21に向けて
突出する環状突出部29cを一体形成し、この環状突出
部29cの内周を、ボス31の外周に密着したので、外
管21と内管29との密着位置が、ビード33aにより
溶接されることがなく、環状突出部29cがボス31の
外周に密着した状態で変形自在となる。
【0032】したがって、エンジンの始動,停止による
内管29の円周方向への熱膨張あるいは熱収縮に合わせ
て、環状突出部29cが、環状突出部29cとボス31
との密着状態を維持しながら変形することができ、容易
に内管29に発生した局部的な熱応力を緩和し、熱応力
による内管29の亀裂の発生を防止することができる。
さらに、ボス31および外管21の溶接33の位置が、
内管29と直接接しておらず、断熱用空間27を介して
いるので、排ガスの熱による局部的な熱応力が、溶接3
3部分に発生することがなく、溶接33部分に亀裂が発
生することを防止することができる。
【0033】そして、内管29の環状突出部29cと、
ボス31の外周とにより、断熱用空間27を密閉するこ
とができるので、高い断熱性を保持することができる。
また、ボス31の先端側を外管貫通穴21bに挿入した
状態で、ボス31と外管21とを溶接したので、外管2
1にボス31を載置する平坦部を形成する必要がなく、
外管21の形状を簡易にすることができ、容易にボス3
1の外管21上の配置検討を行うことができる。
【0034】図5は、本発明の二重管型排気マニホール
ドの第2の実施形態(請求項2に対応する)を示してお
り、外管21およびボス31は、第1の実施形態と同一
のものである。この外管21の外管貫通穴21bには、
ボス31の先端側が挿入されている。また、外管21の
内側には、断熱用空間27を介して、内管29が配置さ
れている。
【0035】この内管29の内管貫通穴29aの開口縁
部29bには、外管21に向けて突出する環状突出部2
9cが一体形成されている。また、この環状突出部29
cの外周側には、環状突出部29cの突出方向と反対側
に向けて突出する環状円弧部29gが一体形成されてい
る。
【0036】そして、環状突出部29cの内周が、ボス
31の外周に密着され、断熱用空間27が密閉されてい
る。この実施形態の二重管型排気マニホールドにおいて
も、第1の実施形態と略同様の効果を得ることができる
が、この実施形態では、環状突出部29cの外周側に、
環状円弧部29gを形成したので、内管29の円周方向
への大きな熱膨張あるいは熱収縮に合わせて、環状突出
部29cおよび環状円弧部29gが、環状突出部29c
とボス31との密着状態を維持しながら変形することが
できるので、容易に内管29に発生した局部的な熱応力
を緩和し、熱応力による内管29および外管21の亀裂
の発生を防止することができる。
【0037】図6は、本発明の二重管型排気マニホール
ドの第3の実施形態(請求項3および請求項4に対応す
る)を示しており、外管21には、第1の実施形態より
小さい外管貫通穴21bが形成されている。この外管2
1の内側には、断熱用空間27を介して、内管29が配
置されている。
【0038】この内管29の外管貫通穴21bの下方に
は、外管貫通穴21bより小さい円形形状の内管貫通穴
29aが形成されている。また、外管貫通穴21bに
は、例えば、肉厚1.2mmのステンレス鋼等からなる
円筒部材41の先端側が挿入されている。この円筒部材
41の外管21側には、フランジ部41aが形成されて
いる。
【0039】このフランジ部41aは、外管21の外管
貫通穴21bの周囲に当接され、外管21に溶接33さ
れている。また、円筒部材41の先端部41bには、外
管貫通穴21bの穴径より小さい外径を有する小径フラ
ンジ部41cが形成されている。
【0040】そして、この小径フランジ部41cの下面
全体が、内管29の内管貫通穴29aの周囲に密着さ
れ、断熱用空間27が形成されている。さらに、第1の
実施形態と同一のボス31が、フランジ部41aの上面
に配置,溶接33され、外管21に固定されている。そ
して、この溶接33によりビード33aが、ボス31,
フランジ部41aおよび外管21に形成されている。
【0041】この実施形態の二重管型排気マニホールド
においても、第1の実施形態と略同様の効果を得ること
ができるが、この実施形態では、円筒部材41のフラン
ジ部41aを外管21に溶接し、小径フランジ部41c
を内管29に密着したので、外管21および内管29を
複雑な形状にする必要がなく、簡易な手段で断熱用空間
27を密閉することができる。
【0042】また、小径フランジ部41cの下面全体
で、内管29の内管貫通穴29aの周囲を密着したの
で、確実に円筒部材41を内管29に密着することがで
き、より気密性良く断熱用空間27を形成することがで
きる。図7は、本発明の二重管型排気マニホールドの第
4の実施形態(請求項5に対応する)を示しており、外
管21には、第3の実施形態より小さい外管貫通穴21
bが形成され、ボス31は、第3の実施形態と同一のも
のである。
【0043】外管21の内側には、断熱用空間27を介
して、例えば、肉厚0.5〜0.8mmのステンレス鋼
等からなる内管29が配置されている。この内管貫通穴
29aの開口縁部29bには、外管21に向けて突出し
曲面状の裾を持つ環状突出部29cが一体形成されてい
る。また、外管貫通穴21bには、外径を外管貫通穴2
1bの穴径に合わせた円筒部材41の先端側が挿入され
ている。
【0044】この円筒部材41の外管21側には、フラ
ンジ部41aが形成されている。このフランジ部41a
は、外管21の外管貫通穴21bの周囲に当接され、外
管21に溶接33されている。そして、環状突出部29
cの内周が、円筒部材41の外周に密着され、断熱用空
間27が密閉されている。
【0045】この実施形態の二重管型排気マニホールド
においても、第1の実施形態と略同様の効果を得ること
ができるが、この実施形態では、円筒部材41の先端側
を、外管貫通穴21bに挿入し、この円筒部材41の外
周に、内管貫通穴29aの開口縁部29bに形成した環
状突出部29cを密着したので、円筒部材41の外径
を、外管貫通穴21bの穴径に合わせて形成することが
でき、容易に円筒部材41を外管貫通穴21bの所定の
位置に挿入配置することができる。
【0046】また、内管29の円周方向への熱膨張ある
いは熱収縮に合わせて、環状突出部29cが、環状突出
部29cと円筒部材41との密着状態を維持しながら変
形することができるので、容易に内管29に発生する局
部的な熱応力を緩和することができる。図8は、本発明
の二重管型排気マニホールドの第5の実施形態(請求項
6に対応する)を示しており、外管21,ボス31およ
び円筒部材41は、第4の実施形態と同一のものであ
る。
【0047】外管21の内側には、断熱用空間27を介
して、内管29が配置されている。この内管29の内管
貫通穴29aの開口縁部29bには、外管21に向けて
突出する環状突出部29cが一体形成されている。ま
た、この環状突出部29cの外周側には、環状突出部2
9cの突出方向と反対側に向けて突出する環状円弧部2
9gが一体形成されている。
【0048】さらに、外管貫通穴21bには、円筒部材
41の先端側が挿入され、フランジ部41aが、外管2
1の外面に当接され、外管21に溶接されている。そし
て、環状突出部29cの内周が、円筒部材41の外周に
密着され、断熱用空間27が密閉されている。
【0049】この実施形態の二重管型排気マニホールド
においても、第1,第2および第4の実施形態と略同様
の効果を得ることができる。なお、上述した実施形態で
は、外管21の肉厚を1.5mm、内管29の肉厚を
0.5〜0.8mmにした例について述べたが、本発明
はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、
外管21の肉厚を1.2mm、内管29の肉厚を0.4
mmにしても良い。
【0050】また、上述した実施形態では、外管21を
ステンレス鋼で形成した例について述べたが、本発明は
かかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、鋳
鉄あるいはアルミニウム合金等で形成しても良い。そし
て、上述した実施形態では、内管29をステンレス鋼で
形成した例について述べたが、本発明はかかる実施形態
に限定されるものではなく、例えば、アルミニウム合金
等で形成しても良い。
【0051】また、上述した第3ないし第5の実施形態
では、円筒部材41を肉厚1.2mmのステンレス鋼で
形成した例について述べたが、本発明はかかる実施形態
に限定されるものではなく、例えば、肉厚1.0mmの
アルミニウム合金等で形成しても良い。さらに、上述し
た実施形態では、円柱状のボス31を用いたした例につ
いて述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるも
のではなく、例えば、図9に示すように、ボス31の下
部に、外管貫通穴21bの穴径に合わせた小径部31c
を形成しても良く、この場合、容易に外管貫通穴21b
の所定の位置にボス31を挿入配置することができる。
【0052】また、上述した第1の実施形態では、内管
29の環状突出部29cを、外管21に向けて突出させ
た例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定
されるものではなく、例えば、図10に示すように、環
状突出部29cを外管21と反対側に向けて突出させて
も良い。
【0053】そして、上述した第3の実施形態では、円
筒部材41の先端部41bに形成した小径フランジ部4
1cを、内管29に密着させた例について述べたが、本
発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例え
ば、図11に示すように、円筒部材41の先端部41b
に小径フランジ部41cを形成せずに、先端部41bを
直接内管29に密着させても良い。
【0054】また、上述した第3ないし第5の実施形態
では、フランジ41aと外管21とを溶接した後、ボス
31とフランジ41aとを溶接して、ボス31を外管2
1に固定した例について述べたが、本発明はかかる実施
形態に限定されるものではなく、例えば、ボス31,フ
ランジ41aおよび外管21を同時に溶接して、ボス3
1を外管21に固定しても良い。
【0055】さらに、上述した第4の実施形態では、内
管29の環状突出部29cを、外管21に向けて突出さ
せた例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限
定されるものではなく、例えば、図12に示すように、
環状突出部29cを外管21と反対側に向けて突出させ
ても良い。そして、上述した第4および第5の実施形態
では、円筒形状の円筒部材41を外管貫通穴21bに挿
入した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、例えば、図13に示すよう
に、円筒部材41の先端側の外径を広げて大径部41d
を形成し、この大径部41dに内管29の開口縁部29
bを密着させても良く、さらに、例えば、図14に示す
ように、円筒部材41の先端側の外径を狭めて小径部4
1eを形成し、この小径部41eに内管29の開口縁部
29bを密着させても良い。
【0056】また、上述した実施形態では、予め突出部
21aが形成される横断面半円状の部品21c,21d
を接合部21eで突き合わせて、外管21の突出部21
aを形成した例について述べたが、本発明はかかる実施
形態に限定されるものではなく、例えば、油圧等を利用
する一般にバルジ加工と称される方法により、突出部2
1aを形成しても良い。
【0057】そして、上述した実施形態では、ボス31
に酸素センサ取付穴31aを形成した例について述べた
が、本発明はかかる実施形態に限定されるものでなく、
例えば、温度センサ取付穴を形成しても良く、あるい
は、バイパスパイプ取付穴を形成しても良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の二重管
型排気マニホールドでは、内管の内管貫通穴の開口縁部
に、環状突出部を一体形成し、この環状突出部の内周
を、ボスの外周に密着したので、外管と内管との密着位
置が、ビードにより溶接されることがなく、環状突出部
がボスに密着した状態で変形自在になる。
【0059】したがって、簡易な構造で、エンジンの始
動,停止による内管の円周方向への熱膨張あるいは熱収
縮に合わせて、環状突出部が、環状突出部とボスとの密
着状態を維持しながら変形することができるので、容易
に内管に発生した局部的な熱応力を緩和し、熱応力によ
る内管および外管の亀裂の発生を防止することができ
る。
【0060】そして、ボスの先端側を外管貫通穴に挿入
した状態で、ボスと外管とを溶接したので、外管にボス
を載置する平坦部を形成する必要がなく、外管の形状を
簡易にすることができ、容易にボスの外管上の配置検討
を行うことができる。請求項2の二重管型排気マニホー
ルドでは、環状突出部の外周側に、環状円弧部を形成し
たので、内管の円周方向への大きな熱膨張あるいは熱収
縮に合わせて、環状突出部および環状円弧部が、環状突
出部とボスとの密着状態を維持しながら変形することが
できるので、容易に内管に発生した局部的な熱応力を緩
和し、熱応力による内管および外管の亀裂の発生を防止
することができる。
【0061】請求項3の二重管型排気マニホールドで
は、後端にフランジ部を有する円筒部材の先端側を、外
管貫通穴に挿入し、この先端部を、内管の内管貫通穴の
周囲に密着したので、内管の円周方向への熱膨張あるい
は熱収縮に合わせて、内管が、内管と円筒部材の先端部
との密着状態を維持しながら移動することができ、容易
に内管に発生する局部的な熱応力を緩和し、熱応力によ
る内管および外管の亀裂の発生を防止することができ
る。
【0062】また、円筒部材のフランジ部を外管に溶接
し、小径フランジ部を内管に密着したので、外管および
内管を複雑な形状にする必要がなく、簡易な手段で断熱
用空間を密閉することができる。請求項4の二重管型排
気マニホールドでは、円筒部材の先端部に形成した小径
フランジ部の下面全体で、内管の内管貫通穴の周囲を密
着したので、確実に円筒部材を内管に密着することがで
き、より気密性良く断熱用空間を形成することができ
る。
【0063】また、円筒部材の小径フランジ部の下面全
体を、内管の内管貫通穴の周囲に密着したので、内管の
円周方向への熱膨張あるいは熱収縮に合わせて、内管
が、内管と小径フランジ部との密着状態を確実に維持し
ながら移動することができ、容易に内管に発生する局部
的な熱応力を緩和し、熱応力による内管および外管の亀
裂の発生を防止することができる。
【0064】請求項5の二重管型排気マニホールドで
は、円筒部材の先端側を、外管貫通穴に挿入し、この円
筒部材の外周に、内管貫通穴の開口縁部に形成した環状
突出部を密着したので、円筒部材の外径を、外管貫通穴
の穴径に合わせて形成することができ、容易に円筒部材
を外管貫通穴の所定の位置に挿入配置することができ
る。また、内管の円周方向への熱膨張あるいは熱収縮に
合わせて、環状突出部が、環状突出部と円筒部材との密
着状態を維持しながら変形することができるので、容易
に内管に発生する局部的な熱応力を緩和し、熱応力によ
る内管および外管の亀裂の発生を防止することができ
る。
【0065】請求項6の二重管型排気マニホールドで
は、内管の内管貫通穴の開口縁部と環状突出部との間
に、環状円弧部を形成したので、内管の円周方向への熱
膨張あるいは熱収縮に合わせて、環状突出部と環状円弧
部が、環状突出部と円筒部材との密着状態を維持しなが
ら変形することができ、容易に内管に発生する局部的な
熱応力を緩和し、熱応力による内管および外管の亀裂の
発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の要部の詳細を示す断面図である。
【図2】本発明の二重管型排気マニホールドの第1の実
施形態を示す側面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】環状突出部の変形状態を示す断面図である。
【図5】本発明の二重管型排気マニホールドの第2の実
施形態の要部を示す断面図である。
【図6】本発明の二重管型排気マニホールドの第3の実
施形態の要部を示す断面図である。
【図7】本発明の二重管型排気マニホールドの第4の実
施形態の要部を示す断面図である。
【図8】本発明の二重管型排気マニホールドの第5の実
施形態の要部を示す断面図である。
【図9】ボスの下部に小径部を形成した例を示す断面図
である。
【図10】第1の実施形態において、内管の環状突出部
を外管と反対側に向けて突出した例を示す断面図であ
る。
【図11】第3の実施形態において、円筒部材の先端部
を直接内管に密着した例を示す断面図である。
【図12】第4の実施形態において、内管環状突出部を
外管と反対側に向けて突出した例を示す断面図である。
【図13】第4および第5の実施形態において、円筒部
材の先端側の外径を広げて大径部を形成した例を示す断
面図である。
【図14】第4および第5の実施形態において、円筒部
材の先端側の外径を狭めて小径部を形成した例を示す断
面図である。
【図15】従来の二重管型排気マニホールドを示す側面
図である。
【図16】図15のXVI−XVI線に沿う断面図である。
【図17】内管に亀裂が生じた状態を示す断面図であ
る。
【図18】外管および内管に亀裂が生じた状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
21 外管 21b 外管貫通穴 27 断熱用空間 29 内管 29a 内管貫通穴 29b 開口縁部 29c 環状突出部 29g 環状円弧部 31 ボス 31a 酸素センサ取付穴(機器取付穴) 41 円筒部材 41a フランジ部 41b 先端部 41c 小径フランジ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外管(21)と、前記外管(21)の内
    側に断熱用空間(27)を介して配置される内管(2
    9)とを備え、前記外管(21)と前記内管(29)と
    に、それぞれ前記外管(21)と前記内管(29)とを
    連通する外管貫通穴(21b)と内管貫通穴(29a)
    とを形成するとともに、機器取付穴(31a)を有する
    ボス(31)の先端側を前記外管貫通穴(21b)に挿
    入し、前記ボス(31)の後端側の外周を前記外管(2
    1)に溶接してなる二重管型排気マニホールドにおい
    て、 前記内管(29)の前記内管貫通穴(29a)の開口縁
    部(29b)に、環状突出部(29c)を一体形成し、
    この環状突出部(29c)の内周を、前記ボス(31)
    の外周に密着してなることを特徴とする二重管型排気マ
    ニホールド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の二重管型排気マニホール
    ドにおいて、 前記環状突出部(29c)の外周側に、前記環状突出部
    (29c)の突出方向と反対側に突出する環状円弧部
    (29g)を一体形成してなることを特徴とする二重管
    型排気マニホールド。
  3. 【請求項3】 外管(21)と、前記外管(21)の内
    側に断熱用空間(27)を介して配置される内管(2
    9)とを備え、前記外管(21)と前記内管(29)と
    に、それぞれ前記外管(21)と前記内管(29)とを
    連通する外管貫通穴(21b)と内管貫通穴(29a)
    とを形成するとともに、機器取付穴(31a)を有する
    ボス(31)を、前記外管(21)に溶接してなる二重
    管型排気マニホールドにおいて、 後端にフランジ部(41a)を有する円筒部材(41)
    の先端側を、前記外管貫通穴(21b)に挿入し、この
    先端部(41b)を前記内管(29)の前記内管貫通穴
    (29a)の周囲に密着するとともに、前記フランジ部
    (41a)を前記外管(21)の外面に当接して溶接
    し、前記ボス(31)を前記フランジ部(41a)の上
    面に載置して溶接してなることを特徴とする二重管型排
    気マニホールド。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の二重管型排気マニホール
    ドにおいて、 前記円筒部材(41)の前記先端部(41b)に、前記
    外管貫通穴(21b)の内径より小さい外径を有する小
    径フランジ部(41c)を形成し、この小径フランジ部
    (41c)を前記内管(29)の前記内管貫通穴(29
    a)の周囲に密着してなることを特徴とする二重管型排
    気マニホールド。
  5. 【請求項5】 外管(21)と、前記外管(21)の内
    側に断熱用空間(27)を介して配置される内管(2
    9)とを備え、前記外管(21)と前記内管(29)と
    に、それぞれ前記外管(21)と前記内管(29)とを
    連通する外管貫通穴(21b)と内管貫通穴(29a)
    とを形成するとともに、機器取付穴(31a)を有する
    ボス(31)を、前記外管(21)に溶接してなる二重
    管型排気マニホールドにおいて、 後端にフランジ部(41a)を有する円筒部材(41)
    の先端側を、前記外管貫通穴(21b)に挿入し、前記
    内管(29)の前記内管貫通穴(29a)の開口縁部
    (29b)に、環状突出部(29c)を一体形成し、こ
    の環状突出部(29c)の内周を、前記円筒部材(4
    1)の外周に密着するとともに、前記フランジ部(41
    a)を前記外管(21)の外面に当接して溶接し、前記
    ボス(31)を前記フランジ部(41a)の上面に載置
    して溶接してなることを特徴とする二重管型排気マニホ
    ールド。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の二重管型排気マニホール
    ドにおいて、 前記環状突出部(29c)の外周側に、前記環状突出部
    (29c)の突出方向と反対側に突出する環状円弧部
    (29g)を一体形成してなることを特徴とする二重管
    型排気マニホールド。
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