JPH10264958A - スプレー缶用蓋及びこの蓋を有するスプレー缶並びにスプレー缶の残留液及びガス抜き方法 - Google Patents

スプレー缶用蓋及びこの蓋を有するスプレー缶並びにスプレー缶の残留液及びガス抜き方法

Info

Publication number
JPH10264958A
JPH10264958A JP10018022A JP1802298A JPH10264958A JP H10264958 A JPH10264958 A JP H10264958A JP 10018022 A JP10018022 A JP 10018022A JP 1802298 A JP1802298 A JP 1802298A JP H10264958 A JPH10264958 A JP H10264958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spray
liquid
lid
stem
residual
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10018022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2941761B2 (ja
Inventor
Hiromasa Sugimoto
博昌 杉本
Shizuo Maruyama
静男 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahipen Corp
Original Assignee
Asahipen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahipen Corp filed Critical Asahipen Corp
Priority to JP10018022A priority Critical patent/JP2941761B2/ja
Publication of JPH10264958A publication Critical patent/JPH10264958A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2941761B2 publication Critical patent/JP2941761B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/28Nozzles, nozzle fittings or accessories specially adapted therefor
    • B65D83/30Nozzles, nozzle fittings or accessories specially adapted therefor for guiding the flow of spray, e.g. funnels, hoods
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/75Aerosol containers not provided for in groups B65D83/16 - B65D83/74

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗料や殺虫剤、或いは化粧料や液体洗剤など
のスプレー缶内における残留液体と残留ガスの両方を安
全且つ容易に抜くこと。 【解決手段】 スプレー缶用蓋を、天面にスプレー缶本
体のステム周囲の巻締部外側又は内側に嵌合可能な凹部
又は凸部が設けられ、該凹部又は凸部の中央部にはスプ
レー缶本体のステムが挿入可能とされた挿入孔が穿設さ
れ、この挿入孔内面にはステム外径よりも径小とされた
狭小部が設けられるとともに該狭小部の下方所要位置に
はステム吐出口から噴出した液体を当てるための止め板
が設けられ、この止め板と狭小部との連結部分には開口
部が形成され、挿入孔以外の部分の天面は液密面とさ
れ、狭小部によりスプレー缶本体のステムを押圧して缶
内の残留液及び残留ガスを噴出させたときに噴出した残
留液が前記止め板に当たって開口部から略外周方向へと
向かうように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスプレー缶用蓋及び
この蓋を有するスプレー缶並びにスプレー缶の残留液体
及びガス抜き方法に係り、その目的は塗料や殺虫剤、或
いは化粧料や液体洗剤などのスプレー缶内における残留
液体と残留ガスの両方を安全に抜くことができ、しかも
残留液体が多い場合でも十分に対応可能なスプレー缶用
蓋及びこの蓋を有するスプレー缶並びにスプレー缶の残
留液体及びガス抜き方法を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】一般に、塗料や殺虫剤、化粧料等のスプ
レー缶には、使用液の他に液噴出用の可燃性ガスが充填
されている。このようなスプレー缶を内部にガスが残留
したまま廃棄した場合、缶が爆発して清掃作業者が怪我
をしたり焼却炉が破損する危険性があり、そのため自治
体では使用者に内部の残留ガスを完全に放出してから廃
棄することを求めている。内部の残留ガスや残留液体を
放出するための方法としては、大きく分けてスプレー缶
に穴を開けて放出する方法とスプレーボタンを押し続け
ることにより放出する方法とがある。このうち、スプレ
ー缶に穴を開ける方法は自治体から推奨されていること
が多いため一般的に広く行われており、穴開けに際して
は釘や千枚通しなどを使用する場合もあるが、最近では
図13及び図15に示すような穴開け用の専用器具も販
売されている。図13に示す穴開け具は、2つのコイル
バネ(C)とその間に設けられたピン(P)とからな
り、図14に示すようにスプレー缶(K)をコイルバネ
(C)の湾曲部に載置して足でスプレー缶(K)を踏む
ことによりコイルバネ(C)を変形させてピン(P)に
よりスプレー缶(K)に穴を開けるものである。また、
図15に示す穴開け具は、針(H)とその周囲に設けら
れたスポンジ(S)とスポンジ表面に貼付された両面接
着テープ(T)とから構成され、スプレー缶表面に両面
接着テープ(T)を貼付した状態でスポンジ(S)を押
圧することにより針(H)を缶に貫通させるものであ
る。また、特開平8−324661号「エアゾール容器
のガス抜き具、ガス抜き装置、兼用キャップ及びガス抜
き方法」においては、エアゾール容器のキャップを利用
して使用済のエアゾール容器内に残留するガスを簡単に
抜くための技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようなスプレー缶に穴を開ける方法はいずれも缶内の
液を殆ど使いきった状態で行うことが前提となってお
り、缶内に液が大量に残っている状態で行うと中身の液
が飛散して作業者の顔や衣服に付着してしまうという問
題があり、特に中身が塗料の場合には衣服に付着すると
落とすのが非常に大変であった。また、スプレーボタン
を押し続けることにより残留液及び残留ガスを放出する
方法では、残留液が多い場合、長時間スプレーボタンを
押し続けなければならず指が疲れてしまう。また残留液
の放出は通常戸外で行うため、風向きによっては放出し
た液が作業者に向かって飛散し、残留液が塗料の場合に
は衣服を汚してしまうことがあった。また、特開平8−
324661号「エアゾール容器のガス抜き具、ガス抜
き装置、兼用キャップ及びガス抜き方法」の開示技術
は、あくまでもエアゾール容器が使用済であることを前
提としたガス抜きのみに関する技術であるから、多量の
液体が残留したスプレー缶に使用するには適していなか
った。すなわち、特開平8−324661号の開示技術
は、図16に示されるようにガス抜き用キャップ(A)
を容器(B)に対して逆向きに被せ、キャップ(A)に
形成されたテーパ状の貫通穴(D)でステム(C)を押
圧することにより、容器内部の残留物を噴出させる構成
とされている。そのため、多量の液体が残留したスプレ
ー缶から液体とガスの両方を抜こうとしてこのガス抜き
用キャップ(A)を正立状態としたスプレー缶に取り付
けた場合、液体が上方に勢い良く噴出して作業者の目に
飛び込んだり周囲を汚損してしまうという不具合が発生
していた。この不具合は、スプレー缶を倒立状態として
キャップ(A)に取り付けることにより解消することが
できるが、そうすると今度はスプレー缶の残留物のう
ち、ガスのみが抜けて液体が内部に残ってしまうという
不具合が生じる。本発明の解決課題は、スプレー缶内の
残留液体と残留ガスの両方を安全に抜くことができ、残
留液体が多い場合であっても十分に対応可能であるスプ
レー缶用蓋及びこの蓋を有するスプレー缶並びにスプレ
ー缶の残留液体及びガス抜き方法を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、請求項1の発明では、天面にス
プレー缶本体のステム周囲の巻締部外側又は内側に嵌合
可能な凹部又は凸部が設けられ、該凹部又は凸部の中央
部にはスプレー缶本体のステムが挿入可能とされた挿入
孔が穿設され、この挿入孔内面にはステム外径よりも径
小とされた狭小部が設けられるとともに該狭小部の下方
所要位置にはステム吐出口から噴出した液体を当てるた
めの止め板が設けられ、この止め板と前記狭小部との連
結部分には開口部が形成され、前記挿入孔以外の部分の
天面は液密面とされてなり、前記狭小部によりスプレー
缶本体のステムを押圧して缶内の残留液及び残留ガスを
噴出させたときに、噴出した残留液が前記止め板に当た
って開口部から略外周方向へと向かうように構成されて
なることを特徴とするスプレー缶用蓋とした。また請求
項2の発明では、残留液吸収剤が蓋内部に予め装填され
ているか又は装填可能とされてなることを特徴とする請
求項1記載の塗料スプレー缶用蓋とした。更に請求項3
の発明では、請求項1又は2記載のスプレー缶用蓋を有
してなることを特徴とするスプレー缶とした。請求項4
の発明では、天面にスプレー缶本体のステム周囲の巻締
部外側又は内側に嵌合可能な凹部又は凸部が設けられ、
該凹部又は凸部の中央部にはスプレー缶本体のステムが
挿入可能とされた挿入孔が穿設され、この挿入孔内面に
はステム外径よりも径小とされた狭小部が設けられると
ともに該狭小部の下方所要位置にはステム吐出口から噴
出した液体を当てるための止め板が設けられ、この止め
板と前記狭小部との連結部分には開口部が形成され、前
記挿入孔以外の部分の天面は液密面とされてなるスプレ
ー缶用蓋を、正立状態のスプレー缶に対して開放面が上
になるように逆向きに取り付けて、前記狭小部によりス
プレー缶本体のステムを押圧して缶内の残留液体及び残
留ガスを噴出させ、噴出した残留液体を前記止め板に当
てて開口部から略外周方向へと向かわせて、蓋の内部に
残留液体を溜めて抜き取ることを特徴とするスプレー缶
の残留液体及びガス抜き方法とした。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスプレー缶用
蓋及びこの蓋を有するスプレー缶並びにスプレー缶の残
留液体及びガス抜き方法の好適な実施形態について図面
に基づいて説明する。尚、以下の説明では、スプレー缶
の内容物が塗料である場合を中心としているが、本発明
においてスプレー缶の内容物は塗料に限定されず、殺虫
剤や化粧料、ガラスクリーナー等の液体洗剤、或いはワ
ックス、消臭剤、芳香剤、洗濯のり、除菌剤、静電防止
剤、防水剤、筋肉疲労回復剤、離型剤、防錆潤滑剤、金
属探傷剤など、缶内に液体と液体噴出用のガスが入って
いるエアゾールであれば、全て本発明を適用することが
可能である。また、缶内部における液体とガスの状態
は、ガスに液体が溶解している状態のスプレーでも、缶
内部において液体とガスが分離状態でガスが単に吐出圧
のみを付与するスプレーでもよい。
【0006】図1は本発明に係るスプレー缶用蓋の好適
な実施形態を示す上面図、図2は図1における挿入孔の
拡大図、図3は図1の底面図、図4は図1のA−A断面
図、図5は図1の変更例のB−B断面図、図6は蓋の内
部に液体吸収剤を配設した様子を示す断面図、図7は同
じく蓋の内部に液体吸収剤を配設した様子を示す断面
図、図8は本発明に係るスプレー缶を示す図、図9は本
発明に係るスプレー缶用蓋の使用方法を示す説明図、図
10は本発明に係るスプレー缶用蓋の他の実施形態を示
す断面図、図11は本発明に係るスプレー缶用蓋の他の
実施形態を示す断面図、図12は本発明に係るスプレー
缶用蓋の使用方法を示す説明図である。
【0007】本発明に係るスプレー缶用蓋(1)は、天
面にスプレー缶本体のステム周囲の巻締部に嵌合可能な
凹部(2)が設けられ、この凹部(2)の中央部にはス
プレー缶本体のステムが挿入可能とされた挿入孔(3)
が穿設されている。そして、この挿入孔(3)の下方に
はステム外径よりも径小とされた狭小部(4)が設けら
れており、この狭小部(4)の下方所要位置には止め板
(5)が設けられている。図示例においては、狭小部
(4)は下方(蓋開放面)に向かって挿入孔の径が小と
なるようにテーパ状に形成されている。止め板(5)の
大きさ及び形状は特に限定されず、例えば図4の如くス
テム吐出口に比べて充分に大きな円板状に形成してもよ
いし、図5の如くステム吐出口よりも少しだけ大きなプ
レート状に形成してもよいが、少なくともステム吐出口
(ステムの内径部)の面積の60%以上を覆う大きさで
あることが好ましい。その理由は、止め板(5)の大き
さがステム吐出口の面積の60%未満を覆う大きさの場
合には、スプレー缶の残留液及び残留ガスを抜くときに
ステム吐出口から噴出した液体の一部が止め板に当た
り、開口部から外周方向へと向かおうとするが、止め板
に当たらない液体の勢いが強いために噴出した液体の一
部或いは殆どが蓋開放面に向かって直線的に飛散する。
一方、止め板(5)の大きさがステム吐出口の面積の6
0%以上を覆う大きさの場合には、止め板に当たり開口
部から外周方向へと向かう液体の勢いが止め板に当たら
ずに蓋開放面に直線的に向かおうとする液体の勢いより
も強くなるため、噴出した液体は外周方向からやや斜め
上外周方向へと向かうようになり、噴出した液体が作業
者の目に入ったりする事故を確実に防止することができ
るためである。但し、止め板(5)の大きさがステム吐
出口の面積の60%未満を覆う大きさの場合についても
本件特許の技術的範囲に含まれるものとする。尚、図5
は図4において止め板(5)を単純に小さくした(円板
直径を小さくした)図であり、止め板(5)と狭小部
(4)との連結部分には、図5に示す如く開口部(1
2)が形成される。すなわち、止め板(5)と狭小部
(4)との連結部分は、図1のA−A断面においては繋
がっているが(図4参照)、B−B断面においては開口
部(12)が形成されている。止め板(5)を図4の如
く形成すると後述する残留物の噴出作業において、残留
液は止め板(5)に当たって外周方向へと噴出し、図5
の如く形成すると真上(蓋開放面)やや斜め方向へと噴
出するようになる。
【0008】挿入孔(3)以外の部分の天面は液密面と
されており、蓋を逆さまにして蓋内に液体を入れても天
面から液体が漏れることがないようになっている。スプ
レー缶用蓋(1)の容積は、スプレー缶本体に内填され
た液体の量や種類に応じて適宜変更可能であり、例えば
内容物の殆どがガスである芳香剤などの場合にはスプレ
ー缶本体の容量に対するスプレー缶用蓋(1)の容積を
小さくすればよいし、逆に内容物の殆どが液体であるガ
ラスクリーナーなどの場合にはスプレー缶本体の容量に
対するスプレー缶用蓋(1)の容積を大きくすればよ
い。例えば、スプレー缶本体に内填された液体が塗料の
場合には、スプレー缶用蓋(1)の容積は、スプレー缶
本体に内填された液体体積の0.45倍〜5.50倍と
することが好ましい。その理由は、スプレー缶用蓋
(1)の容積がスプレー缶本体に内填された塗料体積の
0.45倍未満であると、スプレー缶本体に多量の塗料
が残留している場合、塗料を抜き取った際にスプレー缶
用蓋(1)の内部に液体吸収剤(6)を装填しても塗料
が蓋(1)から溢れだしてしまう恐れがあるためであ
り、スプレー缶用蓋(1)の容積がスプレー缶本体に内
填された塗料体積の5.50倍を超えると、蓋が大きく
なりすぎて取扱いが不便になるためである。例えば、容
量300mlの塗料スプレー缶では塗料の量は約80〜
170ml程度であるが、この場合、蓋(1)の容量を
200ml程度(スプレー缶本体に内填された塗料体積
の約1.18倍〜2.50倍)とすると、残留した塗料
を抜き取った際に塗料が蓋(1)から溢れだしてしまう
ことがなく、しかも蓋が大き過ぎて取扱いが不便になる
こともないため好ましい。
【0009】蓋(1)の内部には、図6に示すように液
体吸収剤(6)を配設することが好ましい。この液体吸
収剤(6)は、蓋内に予め装填されていてもよいが、使
用者がスプレー缶を廃棄するときに自分で蓋内に装填す
る構成としてもよい。なお、液体吸収剤(6)を蓋内に
装填する際には、液体吸収剤(6)が飛び出さないよう
に粘着テープで止めるか或いは蓋開放面にカバーを被せ
ることが好ましい。但し、いずれの場合もガスが抜ける
ように完全に蓋を密封しないようにするのは勿論であ
る。図7は、使用者がスプレー缶を廃棄するときに自分
で蓋内に液体吸収剤(6)を装填し蓋開放面にカバー
(11)を被せた様子を示す断面図である。液体吸収剤
(6)としては、フェルト、スポンジ、吸水性の紙、吸
油性の紙、大鋸屑、布等、又はこれらを組み合せたもの
が好適に使用される。なお、この液体吸収剤(6)は、
スプレー缶本体に内填された液体を全て吸収可能な素
材、大きさとすることが好ましい。
【0010】上記構成を有するスプレー缶用蓋(1)
は、図8に示すようにスプレー缶本体(7)に取り付け
られて販売される。そして、液体がまだ内部に残ってい
る状態でスプレー缶を廃棄しようとする場合には、図9
に示すように、スプレー缶用蓋(1)を逆さまにして天
面の凹部(2)をスプレー缶本体のステム周囲の巻締部
(8)に嵌合させて、凹部(2)の中央部に形成された
挿入孔(3)にスプレー缶本体のステム(9)を挿入す
る。これにより、狭小部(4)を形成するテーパ面によ
りステム(9)が下方に押圧される。その結果、缶内部
においてガスに液体が溶解している塗料などの場合に
は、缶内部の残留塗料および残留ガスが同時に噴出し、
缶内部において液体とガスが分離状態となっているガラ
スクリーナー等の場合には、先ず残留液体が噴出して、
その後残留ガスが噴出する。このとき、狭小部の下方位
置に少なくともステム吐出口面積の60%以上を覆う大
きさとされた止め板(5)を設けることにより、噴出液
は止め板(5)に当たって開口部(12)から外周方向
からやや斜め上外周方向、即ち蓋の外壁方向へと向かう
こととなり、蓋の外部へと飛散しにくい。このとき、図
6及び図7示の如く液体吸収剤(6)を蓋(1)内部に
配設しておくと噴出した液を液体吸収剤(6)に吸収す
ることができる。以上の作用により、スプレー缶用蓋
(1)をスプレー缶本体(7)に逆さまに取り付けるだ
けで自動的に缶内の残留ガスおよび残留塗料が殆ど放出
されることとなる。
【0011】既述例においては、本考案に係るスプレー
缶用蓋(1)をスプレー缶本体のステム周囲の巻締部外
側に嵌合可能に構成したが、巻締部内側に嵌合可能に構
成してもよい。図10〜図12は、スプレー缶用蓋
(1)を巻締部内側に嵌合可能に構成した例を示す断面
図であり、天面に凸部(10)が設けられこの凸部(1
0)をスプレー缶本体(7)のステム周囲の巻締部
(8)内側に嵌合することにより、図12に示す如くス
プレー缶本体(7)に取り付けられる。尚、取り付け後
の作用については既述例と同様であるので説明を省略す
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係るスプレー缶用蓋及びこの
蓋を有するスプレー缶の実施例及び比較例を示すことに
より本発明の効果をより明確にする。但し本発明は以下
の実施例に何ら限定されるものではない。 (実施例1)スプレー缶用蓋の内径に合わせて切断した
高さ20mmの円筒形ウレタン発泡スポンジ(イノアッ
クコーポレーション製モルトプレンSF)を液体吸収剤
としてスプレー缶用蓋内に装填し、液体吸収剤が飛び出
さないようにスプレー缶用蓋の下部を隙間が空くように
セロハン粘着テープで十字に止め、残留量14g(約1
7ml)、内圧2.2kg/cm2 の白色ラッカースプ
レー(株式会社アサヒペン製ラッカースプレー白300
mlサイズ)の押しボタンを取り除いた正立状態の容器
に図9のようにセットして処理を行った。その結果、約
25秒で残留物の殆どが吐出し、ウレタン発泡スポンジ
に吸収され、スプレー缶用蓋の外への残留物の漏洩も無
かった。10分間放置後の内圧は0kg/cm2 で、容
器内に残留していた塗料液は2.8gであった。
【0013】(実施例2)液体吸収剤として柔らかい綿
布約20gをスプレー缶用蓋の中に押し込み、スプレー
缶用蓋の下部を隙間が空くようにクラフト粘着紙テープ
で止め、残留量41g(約50ml)、内圧2.5kg
/cm2 の白色ラッカースプレー(株式会社アサヒペン
製ラッカースプレー白300mlサイズ)の押しボタン
を取り除いた正立状態の容器に図9のようにセットして
処理を行った。その結果、約90秒で残留物の殆どが吐
出し、綿布に吸収され、スプレー缶用蓋の外への残留物
の漏洩も無かった。10分間放置後の内圧は0kg/c
2 で、容器内に残留していた塗料液は3.2gであっ
た。
【0014】(実施例3)液体吸収剤として柔らかいテ
ィッシュペーパー(十條キンバリー製フェイシャルティ
ッシュ)を8枚(約9.4g)をスプレー缶用蓋の中に
押し込み、スプレー缶用蓋の下部を隙間が空くようにセ
ロハン粘着テープで止め、残留量85g(約100m
l)、内圧3.6kg/cm2 の白色アクリル樹脂塗料
スプレー(株式会社アサヒペン製多用途スプレー白30
0mlサイズ)の押しボタンを取り除いた正立状態の容
器に図9のようにセットして処理を行った。その結果、
約2分で残留物の殆どが吐出し、ティッシュペーパーに
吸収され、スプレー缶用蓋の外への残留物の漏洩も無か
った。10分間放置後の内圧は0kg/cm2 で、容器
内に残留していた塗料液は3.5gであった。
【0015】(実施例4)実施例3のアクリル樹脂塗料
スプレーを残留量83g(約100ml)、内圧2.6
kg/cm2 の白色マーキング塗料スプレー(株式会社
アサヒペン製マーキングスプレー白300mlサイズ)
に変えてその他は実施例3と同様にして処理を行った。
その結果、約4分で残留物の殆どが吐出し、ティッシュ
ペーパーに吸収され、スプレー缶用蓋の外への残留物の
漏洩も無かった。10分間放置後の内圧は0kg/cm
2 で、容器内に残留していた塗料液は3.1gであっ
た。
【0016】(実施例5)未使用の白色マーキング塗料
スプレー(株式会社アサヒペン製マーキングスプレー白
300mlサイズ)の押しボタンを押して周囲を汚さな
いように中身を約半量吹き付けた(約4分)後、ボタン
を取り外して正立状態の容器に液体吸収剤としてペーパ
ータオル(十條キンバリー製COOPSTYLEペーパ
ータオル)を8枚(約16g)をスプレー缶用蓋の中に
押し込み、スプレー缶用蓋の下部を隙間が空くようにク
ラフト粘着紙テープで止めたものを図9のようにセット
して処理を行った。その結果、約3分で残留物の殆どが
吐出し、ペーパータオルに吸収され、スプレー缶用蓋の
外への残留物の漏洩も無かった。10分間放置後の内圧
は0kg/cm2 で、容器内に残留していた塗料液は
2.9gであった。
【0017】(実施例6)液体吸収剤としてティッシュ
ペーパー(十條キンバリー製フェイシャルティッシュ)
を6枚(約7.0g)をスプレー缶用蓋の中に押し込
み、スプレー缶用蓋の下部を隙間が空くようにセロハン
粘着テープで止め、未使用の白色水性アクリル樹脂塗料
スプレー(株式会社アサヒペン製水性ミニスプレーホワ
イト100mlサイズ)の押しボタンを取り除いた正立
状態の容器に図9のようにセットして処理を行った。そ
の結果、約150秒で残留物の殆どが吐出し、ティッシ
ュペーパーに吸収され、スプレー缶用蓋の外への残留物
の漏洩も無かった。10分間放置後の内圧は0kg/c
2 で、容器内に残留していた塗料液は2.4gであっ
た。
【0018】(比較例1)未使用の白色マーキング塗料
スプレー(株式会社アサヒペン製マーキングスプレー白
300mlサイズ)の押しボタンを押し続けて中味を容
器外に噴射した。その結果、約9分で噴射しなくなり、
ボタンから指を離し10分間放置後の内圧は0.2kg
/cm2 で、容器内の残留物は4.5gであった。
【0019】(比較例2)残留量14g(約17m
l)、内圧2.2kg/cm2 の白色ラッカースプレー
(株式会社アサヒペン製ラッカースプレー白300ml
サイズ)を図13に示した足踏み式穴開け具で図14の
ようにして処理した。結果、足を外した途端に残留物が
全て吹き出し、周囲2m四方を汚損した。
【0020】(比較例3)未使用の白色水性アクリル樹
脂塗料スプレー(株式会社アサヒペン製水性ミニスプレ
ーホワイト100mlサイズ)容器胴部上部に図15に
示す針式穴開け具を貼付して穴開け具を指で押し込み処
理をした。結果、指を離すとガスが抜け始め、しばらく
すると残留物がスポンジを通してにじみ出て容器を伝っ
て流れ落ちた。1日放置後の残留量は40gであった。
【0021】(比較例4)内容残量85g(約100m
l)、内圧3.6kg/cm2 の白色アクリル樹脂塗料
スプレー(株式会社アサヒペン製多用途スプレー白30
0mlサイズ)のボタンを取り外し、マウンティングカ
ップ部に真鍮釘と金槌で直径2mmの穴を開けてガス抜
きを行った、その結果、穴を開けた釘を取り外した瞬間
に内容物が高さ2mまで吹き上がり内容物は容器の周囲
3m四方に飛散した。そして約10秒で内容物の噴出は
収まり、その後約120秒でガスが抜けた。1日放置後
の残留量は30gであった。
【0022】(比較例5)液体吸収剤としてティッシュ
ペーパー(十條キンバリー製フェイシャルティッシュ)
を6枚(約7.0g)をスプレー缶用蓋の中に押し込
み、スプレー缶用蓋の下部を隙間が空くようにセロハン
粘着テープで止め、下向きにして平面上に置き、残留量
83g(約100ml)、内圧2.6kg/cm2 の白
色マーキング塗料スプレー(株式会社アサヒペン製マー
キングスプレー白300mlサイズ)の押しボタンを取
り外し、倒立状態でスプレー缶用蓋にセットしてガス抜
き処理を行った。その結果、約2時間で残留物の噴射が
ほぼ終わり、容器内の残留量は約48gで、1日放置後
の残留量は45g、内圧は0.3kg/cm2 であっ
た。
【0023】上記実施例1〜6を表1に、比較例1〜5
を表2に、供試塗料を表3にそれぞれまとめた。
【表1】
【表2】
【表3】
【0024】実施例及び比較例からも明らかな如く、ボ
タンを押して残留物を吹き出す方法、穴を開けて処理す
る方法、スプレー缶用蓋に倒立状態の容器をセットする
方法では、指が疲れる、周囲を汚損する、残留液が容器
内に残り再度処理をする必要がある等の問題が生じる
が、スプレー缶用蓋を正立状態の容器にセットした場合
には容器内の残留ガスと残留液体の両方を、周囲を汚損
することなく安全且つ容易に処理することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明は、天面にスプレー缶本体のステム周囲の巻締部外側
又は内側に嵌合可能な凹部又は凸部が設けられ、該凹部
又は凸部の中央部にはスプレー缶本体のステムが挿入可
能とされた挿入孔が穿設され、この挿入孔内面にはステ
ム外径よりも径小とされた狭小部が設けられるとともに
該狭小部の下方所要位置にはステム吐出口から噴出した
液体を当てるための止め板が設けられ、この止め板と前
記狭小部との連結部分には開口部が形成され、前記挿入
孔以外の部分の天面は液密面とされてなり、前記狭小部
によりスプレー缶本体のステムを押圧して缶内の残留液
及び残留ガスを噴出させたときに、噴出した残留液が前
記止め板に当たって開口部から略外周方向へと向かうよ
うに構成されてなることを特徴とするスプレー缶用蓋で
あるから、以下に述べる効果を奏する。
【0026】すなわち、スプレー缶用蓋をスプレー缶本
体に取り付けるだけで自動的に缶内の残留ガスおよび残
留液体を殆ど全て放出することができるため、従来のよ
うに指でスプレーボタンを長時間押し続けたり缶に穴を
開けたりする面倒さが無く、作業が極めて容易であり、
しかも噴出した液体は止め板によって略外周方向へと向
かうので作業者や周囲を汚損することがない。
【0027】請求項2に係る発明は、液体吸収剤が蓋内
部に予め装填されているか又は装填可能とされてなるこ
とを特徴とする請求項1記載のスプレー缶用蓋であるか
ら、噴出した残留液体を液体吸収剤で吸収することがで
き、後始末時などに蓋から液体がこぼれることがないと
いう効果を奏する。
【0028】請求項3に係る発明は、請求項1又は2記
載のスプレー缶用蓋を有してなることを特徴とするスプ
レー缶であるから、別途穴開け用の器具を購入せずとも
蓋を取り外して逆さまに取り付けるだけで残留ガスおよ
び残留液体を抜くことができるため作業が容易でありし
かも経済的であるという効果を奏する。
【0029】請求項4の発明は、天面にスプレー缶本体
のステム周囲の巻締部外側又は内側に嵌合可能な凹部又
は凸部が設けられ、該凹部又は凸部の中央部にはスプレ
ー缶本体のステムが挿入可能とされた挿入孔が穿設さ
れ、この挿入孔内面にはステム外径よりも径小とされた
狭小部が設けられるとともに該狭小部の下方所要位置に
はステム吐出口から噴出した液体を当てるための止め板
が設けられ、この止め板と前記狭小部との連結部分には
開口部が形成され、前記挿入孔以外の部分の天面は液密
面とされてなるスプレー缶用蓋を、正立状態のスプレー
缶に対して開放面が上になるように逆向きに取り付け
て、前記狭小部によりスプレー缶本体のステムを押圧し
て缶内の残留液体及び残留ガスを噴出させ、噴出した残
留液体を前記止め板に当てて開口部から略外周方向へと
向かわせて、蓋の内部に残留液体を溜めて抜き取ること
を特徴とするスプレー缶の残留液体及びガス抜き方法で
あるから、スプレー缶から自動的に缶内の残留ガスおよ
び残留液体を殆ど全て放出することができ、作業が極め
て容易でありしかも噴出した液体が作業者に付着するこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスプレー缶用蓋の好適な実施形態
を示す上面図である。
【図2】図1における挿入孔部分の拡大図である。
【図3】本発明に係るスプレー缶用蓋の好適な実施形態
を示す底面図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】図1の変更例のB−B断面図である。
【図6】蓋の内部に液体吸収剤を配設した様子を示す断
面図である。
【図7】蓋の内部に液体吸収剤を配設した様子を示す断
面図である。
【図8】本発明に係るスプレー缶を示す図である。
【図9】本発明に係るスプレー缶用蓋の使用方法を示す
説明図である。
【図10】本発明に係るスプレー缶用蓋の他の実施形態
を示す断面図である。
【図11】本発明に係るスプレー缶用蓋の他の実施形態
を示す断面図である。
【図12】本発明に係るスプレー缶用蓋の使用方法を示
す説明図である。
【図13】従来のスプレー缶のガス抜きに使用される穴
開け具の一例を示す図である。
【図14】図13示の穴開け具の使用方法を示す図であ
る。
【図15】従来のスプレー缶のガス抜きに使用される穴
開け具の他の例を示す断面図である。
【図16】従来のスプレー缶のガス抜き方法の一例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 スプレー缶用蓋 2 凹部 3 挿入孔 4 狭小部 5 止め板 6 液体吸収剤 7 スプレー缶本体 8 巻締部 9 ステム 10 凸部 12 開口部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天面にスプレー缶本体のステム周囲の巻
    締部外側又は内側に嵌合可能な凹部又は凸部が設けら
    れ、該凹部又は凸部の中央部にはスプレー缶本体のステ
    ムが挿入可能とされた挿入孔が穿設され、この挿入孔内
    面にはステム外径よりも径小とされた狭小部が設けられ
    るとともに該狭小部の下方所要位置にはステム吐出口か
    ら噴出した液体を当てるための止め板が設けられ、この
    止め板と前記狭小部との連結部分には開口部が形成さ
    れ、前記挿入孔以外の部分の天面は液密面とされてな
    り、前記狭小部によりスプレー缶本体のステムを押圧し
    て缶内の残留液及び残留ガスを噴出させたときに、噴出
    した残留液が前記止め板に当たって開口部から略外周方
    向へと向かうように構成されてなることを特徴とするス
    プレー缶用蓋。
  2. 【請求項2】 残留液吸収剤が蓋内部に予め装填されて
    いるか又は装填可能とされてなることを特徴とする請求
    項1記載の塗料スプレー缶用蓋。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のスプレー缶用蓋を
    有してなることを特徴とするスプレー缶。
  4. 【請求項4】 天面にスプレー缶本体のステム周囲の巻
    締部外側又は内側に嵌合可能な凹部又は凸部が設けら
    れ、該凹部又は凸部の中央部にはスプレー缶本体のステ
    ムが挿入可能とされた挿入孔が穿設され、この挿入孔内
    面にはステム外径よりも径小とされた狭小部が設けられ
    るとともに該狭小部の下方所要位置にはステム吐出口か
    ら噴出した液体を当てるための止め板が設けられ、この
    止め板と前記狭小部との連結部分には開口部が形成さ
    れ、前記挿入孔以外の部分の天面は液密面とされてなる
    スプレー缶用蓋を、正立状態のスプレー缶に対して開放
    面が上になるように逆向きに取り付けて、前記狭小部に
    よりスプレー缶本体のステムを押圧して缶内の残留液体
    及び残留ガスを噴出させ、噴出した残留液体を前記止め
    板に当てて開口部から略外周方向へと向かわせて、蓋の
    内部に残留液体を溜めて抜き取ることを特徴とするスプ
    レー缶の残留液体及びガス抜き方法。
JP10018022A 1997-01-21 1998-01-14 スプレー缶用蓋及びこの蓋を有するスプレー缶並びにスプレー缶の残留液及びガス抜き方法 Expired - Lifetime JP2941761B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10018022A JP2941761B2 (ja) 1997-01-21 1998-01-14 スプレー缶用蓋及びこの蓋を有するスプレー缶並びにスプレー缶の残留液及びガス抜き方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-23252 1997-01-21
JP2325297 1997-01-21
JP10018022A JP2941761B2 (ja) 1997-01-21 1998-01-14 スプレー缶用蓋及びこの蓋を有するスプレー缶並びにスプレー缶の残留液及びガス抜き方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10264958A true JPH10264958A (ja) 1998-10-06
JP2941761B2 JP2941761B2 (ja) 1999-08-30

Family

ID=26354632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10018022A Expired - Lifetime JP2941761B2 (ja) 1997-01-21 1998-01-14 スプレー缶用蓋及びこの蓋を有するスプレー缶並びにスプレー缶の残留液及びガス抜き方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2941761B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001004021A1 (fr) * 1999-07-08 2001-01-18 Osaka Shipbuilding Co., Ltd. Indicateur de degazage pour bombe d'aerosol, procede associe et dispositif de degazage
JP2009179327A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd ガス抜き構造付きエアゾールキャップ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001004021A1 (fr) * 1999-07-08 2001-01-18 Osaka Shipbuilding Co., Ltd. Indicateur de degazage pour bombe d'aerosol, procede associe et dispositif de degazage
EP1147997A1 (en) * 1999-07-08 2001-10-24 Osaka Shipbuilding Co., Ltd. Degasification indication structure of aerosol container, method of indicating degasification, and degasification device
US6382473B1 (en) 1999-07-08 2002-05-07 Osaka Shipbuilding Co., Ltd. Degasification indication structure of aerosol container, method of indicating degasification, and degasification device
EP1147997A4 (en) * 1999-07-08 2006-09-06 Osaka Shipbuilding DEGASSING INDICATOR FOR AEROSOL BOMB, ASSOCIATED METHOD AND DEVICE FOR DEGASSING
JP2009179327A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd ガス抜き構造付きエアゾールキャップ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2941761B2 (ja) 1999-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007038642A (ja) インクカートリッジ簡易充填ユニット
JP2941761B2 (ja) スプレー缶用蓋及びこの蓋を有するスプレー缶並びにスプレー缶の残留液及びガス抜き方法
EP0460289A2 (en) Device for releasing remaining gas in pressure can containers and storage cap of the degassing device
US4934055A (en) Aerosol can opener
US20020096521A1 (en) Tennis ball container safety shield
JP2000177786A (ja) ガス抜き治具付きスプレー缶
TW548142B (en) Aerosol can with cap
DE19802105B4 (de) Kappe für eine Spraydose, Spraydose mit der Kappe und Verfahren zum Entleeren von Restflüssigkeit und Restgas aus einer Spraydose
JP4071404B2 (ja) エアーゾール容器の蓋体
JP3061748U (ja) エアゾ―ル容器の内容物排出用具
JP3228391B2 (ja) 水分を嫌う液体容器
JPH11227388A (ja) 液こぼれ防止容器
KR102079821B1 (ko) 안전캡을 구비한 액상음료 분사장치
JP4409113B2 (ja) 容器の中栓
JPS6333837Y2 (ja)
JP4062837B2 (ja) エアーゾール容器の内容物を排出する方法とその容器の蓋体
JPS5911280Y2 (ja) スプレ−缶
JP2001158487A (ja) 内容物の排出に適したエアゾール容器の蓋体とそれを用いたエアゾール容器の廃棄方法
JP2001130659A (ja) エアゾール容器の蓋体
JPH0732444Y2 (ja) ラムネ瓶栓抜蓋
JP4982696B2 (ja) エアゾール式噴射器用の操作ボタン、エアゾール式噴射装置、およびエアゾール式噴射器
JP3062335U (ja) エアゾ―ル容器の内容物処理具
JPH0437117Y2 (ja)
JP3061378U (ja) エアゾ―ル容器のキャップ
JPH0444195Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term