JPS6333837Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6333837Y2 JPS6333837Y2 JP5811982U JP5811982U JPS6333837Y2 JP S6333837 Y2 JPS6333837 Y2 JP S6333837Y2 JP 5811982 U JP5811982 U JP 5811982U JP 5811982 U JP5811982 U JP 5811982U JP S6333837 Y2 JPS6333837 Y2 JP S6333837Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- awl
- outside
- stopper
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 13
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 11
- 230000008674 spewing Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 238000013022 venting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Opening Bottles Or Cans (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は空罐に残つたガスを抜くための穴明け
治具に関するものである。
治具に関するものである。
従来、市販されているカラースプレーを用いる
ことにより容易に塗装することができるため、装
置などの筐体に簡易に塗装する場合、カラースプ
レーが多く用いられている。一般に市販されてい
るカラースプレーは、上部に備えられた釦を押す
と弁が開き、罐内のガスの圧力により内部の塗料
がノズルから噴射されて装置や筐体などを容易に
塗装することができる。スプレーを使用している
と罐内の塗料が次第に少量になり罐内のガスも減
圧されて塗料が噴射されなくなり使用ができなく
なる。使用できなくなつた罐は廃棄されるが、そ
のまま罐を廃棄した場合、罐を加熱したり押し潰
したりすると破裂して非常に危険である。このた
め罐の底部にガス抜き用の穴を明け残ガスを抜い
て廃棄するが、この際残ガス圧のため内部の塗料
がその穴から周囲に噴き出し顔や着物などに付着
することがあり、安全衛生上極めて危険であつ
た。
ことにより容易に塗装することができるため、装
置などの筐体に簡易に塗装する場合、カラースプ
レーが多く用いられている。一般に市販されてい
るカラースプレーは、上部に備えられた釦を押す
と弁が開き、罐内のガスの圧力により内部の塗料
がノズルから噴射されて装置や筐体などを容易に
塗装することができる。スプレーを使用している
と罐内の塗料が次第に少量になり罐内のガスも減
圧されて塗料が噴射されなくなり使用ができなく
なる。使用できなくなつた罐は廃棄されるが、そ
のまま罐を廃棄した場合、罐を加熱したり押し潰
したりすると破裂して非常に危険である。このた
め罐の底部にガス抜き用の穴を明け残ガスを抜い
て廃棄するが、この際残ガス圧のため内部の塗料
がその穴から周囲に噴き出し顔や着物などに付着
することがあり、安全衛生上極めて危険であつ
た。
本考案の目的はこの様な前記の欠点を除去せし
め、罐の底部に容易に残ガス抜き穴を明けること
が可能で、しかも罐内部に残つた塗料が周囲へ噴
出するのを防止した安全衛生面を考慮した新規な
穴明け治具を提供することにある。
め、罐の底部に容易に残ガス抜き穴を明けること
が可能で、しかも罐内部に残つた塗料が周囲へ噴
出するのを防止した安全衛生面を考慮した新規な
穴明け治具を提供することにある。
本考案は、罐の底部外壁周囲に装着可能な装着
部を備え、中央部に軸受部を有し罐の底部空間を
密閉可能なカツプ状のカバーと、前記カバーの中
央部の軸受部に滑動自在に支持され罐の底部側の
先端が鋭利な円錐形状をなし前記カバーからの脱
落を防止するためのストツパーを前記カバーの内
側と外側に備えた錐と、前記錐に支持され前記カ
バーの外側壁と前記錐の外側に備えられたストツ
パーとの間に備えられた復帰用ばね装置と、前記
錐に滑動自在に支持され前記錐の外側に備えられ
たストツパーに衝撃を加えることが可能な錘とか
ら構成されたことを特徴とする穴明け治具であ
る。
部を備え、中央部に軸受部を有し罐の底部空間を
密閉可能なカツプ状のカバーと、前記カバーの中
央部の軸受部に滑動自在に支持され罐の底部側の
先端が鋭利な円錐形状をなし前記カバーからの脱
落を防止するためのストツパーを前記カバーの内
側と外側に備えた錐と、前記錐に支持され前記カ
バーの外側壁と前記錐の外側に備えられたストツ
パーとの間に備えられた復帰用ばね装置と、前記
錐に滑動自在に支持され前記錐の外側に備えられ
たストツパーに衝撃を加えることが可能な錘とか
ら構成されたことを特徴とする穴明け治具であ
る。
空になつたカラースプレー用罐の底部外壁円周
部にカバーの装着部を装着し、罐の蓋側を台ある
いはテーブルなどの上に置く。
部にカバーの装着部を装着し、罐の蓋側を台ある
いはテーブルなどの上に置く。
その状態で罐とカバーを手で保持しながら錘を
ストツパー方向へ落下させる。錘はストツパーに
衝突すると、カバーの外側壁と錐の外側に備えら
れたストツパーとの間に備えられた復帰用ばね装
置を圧縮させながら、錐の先端部は罐の底部に激
しく衝突してガス抜きの穴が明けられる。同時に
圧縮された復帰ばねにより錐は上向きにもどされ
て復帰すると、罐内の残ガス圧により内部の塗料
が周囲に噴出するが、カバーにより治具外部への
飛散が防止されるため、外部の台の上や着物や顔
などに付着することはない。罐内のガスがすべて
排気され、塗料の噴出がないことを確認の上カバ
ーを取り外す。
ストツパー方向へ落下させる。錘はストツパーに
衝突すると、カバーの外側壁と錐の外側に備えら
れたストツパーとの間に備えられた復帰用ばね装
置を圧縮させながら、錐の先端部は罐の底部に激
しく衝突してガス抜きの穴が明けられる。同時に
圧縮された復帰ばねにより錐は上向きにもどされ
て復帰すると、罐内の残ガス圧により内部の塗料
が周囲に噴出するが、カバーにより治具外部への
飛散が防止されるため、外部の台の上や着物や顔
などに付着することはない。罐内のガスがすべて
排気され、塗料の噴出がないことを確認の上カバ
ーを取り外す。
以下図面により本考案を詳細に説明する。
図は本考案の構成の部分断面を含む斜視図であ
る。図において、１はカラースプレー用罐、２は
カラースプレー用罐１の底部外壁円周部１０１に
装着可能な装着部２０１と中央に軸受部２０２と
を備えたカツプ状のカバー、３は軸受部２０２内
を摺動自在に支持され、罐１の底部側の先端部３
０１が鋭利な円錐形状をなし、前記カバー２から
の脱落と移動距離を制限するためのストツパー３
０２および３０３とカバー２の内側と外側に備え
た錐、４は錐３のストツパー３０３とカバー２の
外側壁の間に備えられた復帰用ばね、５は錐３に
摺動自在に支持され錐３のストツパー３０３に衝
撃を加えるための錘である。
る。図において、１はカラースプレー用罐、２は
カラースプレー用罐１の底部外壁円周部１０１に
装着可能な装着部２０１と中央に軸受部２０２と
を備えたカツプ状のカバー、３は軸受部２０２内
を摺動自在に支持され、罐１の底部側の先端部３
０１が鋭利な円錐形状をなし、前記カバー２から
の脱落と移動距離を制限するためのストツパー３
０２および３０３とカバー２の内側と外側に備え
た錐、４は錐３のストツパー３０３とカバー２の
外側壁の間に備えられた復帰用ばね、５は錐３に
摺動自在に支持され錐３のストツパー３０３に衝
撃を加えるための錘である。
次に構成動作について述べる。
図において、空になつたカラースプレー用罐１
の底部外壁円周部１０１にカバー２の装着部２０
１を装着し、罐１の蓋側を台あるいはテーブルな
どの上に置く。その状態で罐１とカバー２を手で
保持しながら錘５を矢印Ａ方向すなわちストツパ
ー３０３方向へ落下させる。錘５はストツパー３
０３に衝突すると、復帰ばね４を圧縮させらがら
錐３は軸受部２０２を滑動し、錐３の先端部３０
１は罐１の底部に激しく衝突して、カラースプレ
ー用罐１の底部中央にガス抜きの穴が明けられ
る。同時に圧縮された復帰ばね４により、錐３は
上向きにもどされて錐３が復帰すると、罐１内の
残ガス圧により内部の塗料が周囲に噴出するが、
カバー２により治具外部への飛散が防止されるた
め、外部の台の上や着物や顔などに付着するとは
ない。罐１内のガスがすべて排気され、塗料の噴
出がないことを確認の上カバー２を取り外す。以
上のように、本考案によれば使用済になつたカラ
ースプレー罐の残ガスを抜くための穴を極めて容
易にあけることができるばかりか、残塗料が周囲
に噴射するのを防止できるため、安全衛生上極め
て効果がある。
の底部外壁円周部１０１にカバー２の装着部２０
１を装着し、罐１の蓋側を台あるいはテーブルな
どの上に置く。その状態で罐１とカバー２を手で
保持しながら錘５を矢印Ａ方向すなわちストツパ
ー３０３方向へ落下させる。錘５はストツパー３
０３に衝突すると、復帰ばね４を圧縮させらがら
錐３は軸受部２０２を滑動し、錐３の先端部３０
１は罐１の底部に激しく衝突して、カラースプレ
ー用罐１の底部中央にガス抜きの穴が明けられ
る。同時に圧縮された復帰ばね４により、錐３は
上向きにもどされて錐３が復帰すると、罐１内の
残ガス圧により内部の塗料が周囲に噴出するが、
カバー２により治具外部への飛散が防止されるた
め、外部の台の上や着物や顔などに付着するとは
ない。罐１内のガスがすべて排気され、塗料の噴
出がないことを確認の上カバー２を取り外す。以
上のように、本考案によれば使用済になつたカラ
ースプレー罐の残ガスを抜くための穴を極めて容
易にあけることができるばかりか、残塗料が周囲
に噴射するのを防止できるため、安全衛生上極め
て効果がある。
図は本考案の実施例の部分断面を含む斜視図で
ある。 図中、１はカラースプレー用罐、２はカバー、
２０１は装着部、２０２は軸受部、３は錐、３０
１は先端部、３０２および３０３はストツパー、
４は復帰用ばね、５は錘である。
ある。 図中、１はカラースプレー用罐、２はカバー、
２０１は装着部、２０２は軸受部、３は錐、３０
１は先端部、３０２および３０３はストツパー、
４は復帰用ばね、５は錘である。
Claims (1)
- 罐の底部外壁周囲に装着可能な装着部を備え、
中央部に軸受部を有し罐の底部空間を密閉可能な
カツプ状のカバーと、前記カバーの中央部の軸受
部に滑動自在に支持され罐の底部側の先端が鋭利
な円錐形状をなし前記カバーからの脱落を防止す
るためのストツパーを前記カバーの内側と外側に
備えた錐と、前記錐に支持され前記カバーの外側
壁と前記錐の外側に備えられたストツパーとの間
に備えられた復帰用ばね装置と、前記錐に滑動自
在に支持され前記錐の外側に備えられたストツパ
ーに衝撃を加えることが可能な錘とから構成され
たことを特徴とする穴明け治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5811982U JPS58159297U (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | 穴明け治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5811982U JPS58159297U (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | 穴明け治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58159297U JPS58159297U (ja) | 1983-10-24 |
| JPS6333837Y2 true JPS6333837Y2 (ja) | 1988-09-08 |
Family
ID=30068526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5811982U Granted JPS58159297U (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | 穴明け治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58159297U (ja) |
-
1982
- 1982-04-21 JP JP5811982U patent/JPS58159297U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58159297U (ja) | 1983-10-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0460289A2 (en) | Device for releasing remaining gas in pressure can containers and storage cap of the degassing device | |
| US4934055A (en) | Aerosol can opener | |
| JPS6333837Y2 (ja) | ||
| JP4071404B2 (ja) | エアーゾール容器の蓋体 | |
| CA2223886C (en) | A cap for a spray can, a spray can with the cap and a method for discharging residual liquid and gas in a spray can | |
| JPH0416080Y2 (ja) | ||
| JP2941761B2 (ja) | スプレー缶用蓋及びこの蓋を有するスプレー缶並びにスプレー缶の残留液及びガス抜き方法 | |
| JPS5911280Y2 (ja) | スプレ−缶 | |
| US5676184A (en) | Spray can nozzle cleaning system | |
| US4121735A (en) | System for quantity-controlled spraying of a liquid active ingredient | |
| JP2001158487A (ja) | 内容物の排出に適したエアゾール容器の蓋体とそれを用いたエアゾール容器の廃棄方法 | |
| US5026192A (en) | Liquid applicator | |
| JP2001130659A (ja) | エアゾール容器の蓋体 | |
| JP4062837B2 (ja) | エアーゾール容器の内容物を排出する方法とその容器の蓋体 | |
| JPH0752050Y2 (ja) | 吐出容器 | |
| JPH063822Y2 (ja) | 残留ガス排出機構を備えたエアゾール装置 | |
| JP3061748U (ja) | エアゾ―ル容器の内容物排出用具 | |
| JPS6036361Y2 (ja) | 小型噴霧器 | |
| JPS632122Y2 (ja) | ||
| JP3119844B2 (ja) | スプレー式容器 | |
| JP2000177786A (ja) | ガス抜き治具付きスプレー缶 | |
| JP2509769Y2 (ja) | 小形噴霧器 | |
| JPH0444195Y2 (ja) | ||
| JPH084465Y2 (ja) | エアゾール容器用押釦 | |
| JPH0141497Y2 (ja) |