JPH10262444A - コンバイン - Google Patents
コンバインInfo
- Publication number
- JPH10262444A JPH10262444A JP6776697A JP6776697A JPH10262444A JP H10262444 A JPH10262444 A JP H10262444A JP 6776697 A JP6776697 A JP 6776697A JP 6776697 A JP6776697 A JP 6776697A JP H10262444 A JPH10262444 A JP H10262444A
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- Japan
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- unit
- cutting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 刈取部を左右に位置変更操作自在としながら
も、供給装置からフィードチェーンへの刈取穀稈の受け
渡しを良好に行い、また、フィードチェーンと挟持レー
ルとの協働による刈取穀稈の挟持を確実に行えるように
する。 【解決手段】 脱穀装置2を搭載した機体の前部に、刈
取穀稈を前記脱穀装置2のフィードチェーン8の搬送始
端部に供給する供給装置9を備えた刈取部4を左右方向
に位置変更操作自在に設けてあるコンバインであって、
前記フィードチェーン8を、刈取穀稈を挟持して脱穀装
置2の扱室2A内に挿入させた状態で搬送する供給部8
Aと、前記供給装置9から刈取穀稈を受け取って供給部
8Aに渡す導入部8Bとに分割構成し、その導入部8B
を終端の上下向き軸芯Y周りに揺動操作自在に構成す
る。
も、供給装置からフィードチェーンへの刈取穀稈の受け
渡しを良好に行い、また、フィードチェーンと挟持レー
ルとの協働による刈取穀稈の挟持を確実に行えるように
する。 【解決手段】 脱穀装置2を搭載した機体の前部に、刈
取穀稈を前記脱穀装置2のフィードチェーン8の搬送始
端部に供給する供給装置9を備えた刈取部4を左右方向
に位置変更操作自在に設けてあるコンバインであって、
前記フィードチェーン8を、刈取穀稈を挟持して脱穀装
置2の扱室2A内に挿入させた状態で搬送する供給部8
Aと、前記供給装置9から刈取穀稈を受け取って供給部
8Aに渡す導入部8Bとに分割構成し、その導入部8B
を終端の上下向き軸芯Y周りに揺動操作自在に構成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀装置を搭載し
た機体の前部に、刈取穀稈を前記脱穀装置のフィードチ
ェーンの搬送始端部に供給する供給装置を備えた刈取部
を左右方向に位置変更操作自在に設けてあるコンバイン
に関する。
た機体の前部に、刈取穀稈を前記脱穀装置のフィードチ
ェーンの搬送始端部に供給する供給装置を備えた刈取部
を左右方向に位置変更操作自在に設けてあるコンバイン
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコンバインによれば、通常は、
刈取部を機体と略同一の左右位置に位置させて刈取作業
を行うことにより、コンバインの幅を狭くして取り扱い
を容易なものにし、かつ、機体バランスを良好なものに
維持でき、それでいて、湿田での刈取作業時には、刈取
部を機体よりも横外方に突出するように刈取部を左右方
向に位置変更して刈取作業を行うことにより、次工程で
の刈取作業対象となる未刈地から機体を遠ざけることで
走行に伴う泥の未刈地への盛り上げを防止して、次工程
での刈取作業を容易に行わせることができ、また、未刈
地の植立穀稈が機体側に倒伏していてもそれを踏みつけ
ることや走行装置で穂先に泥土を付着させることを防止
できるといった利点がある。
刈取部を機体と略同一の左右位置に位置させて刈取作業
を行うことにより、コンバインの幅を狭くして取り扱い
を容易なものにし、かつ、機体バランスを良好なものに
維持でき、それでいて、湿田での刈取作業時には、刈取
部を機体よりも横外方に突出するように刈取部を左右方
向に位置変更して刈取作業を行うことにより、次工程で
の刈取作業対象となる未刈地から機体を遠ざけることで
走行に伴う泥の未刈地への盛り上げを防止して、次工程
での刈取作業を容易に行わせることができ、また、未刈
地の植立穀稈が機体側に倒伏していてもそれを踏みつけ
ることや走行装置で穂先に泥土を付着させることを防止
できるといった利点がある。
【0003】しかし、この種のコンバインでは、刈取部
を横外方に突出させるように刈取部を左右に位置変更操
作した場合、脱穀機のフィードチェーンと刈取部の供給
装置とが干渉したり、接近しすぎて供給装置からフィー
ドチェーンへの刈取穀稈の受渡しを行えなくなるなどの
問題がある。
を横外方に突出させるように刈取部を左右に位置変更操
作した場合、脱穀機のフィードチェーンと刈取部の供給
装置とが干渉したり、接近しすぎて供給装置からフィー
ドチェーンへの刈取穀稈の受渡しを行えなくなるなどの
問題がある。
【0004】そこで、従来では、特開平8‐17286
9号公報に見られるように、フィードチェーンを前後方
向に沿う上部軸芯周りに左右揺動自在に構成して、刈取
部を横外方に突出させたときにはフィードチェーンを左
右外方に揺動させて、フィードチェーンと供給装置との
左右間隔を設定値に維持するようにしたものが知られて
いる。
9号公報に見られるように、フィードチェーンを前後方
向に沿う上部軸芯周りに左右揺動自在に構成して、刈取
部を横外方に突出させたときにはフィードチェーンを左
右外方に揺動させて、フィードチェーンと供給装置との
左右間隔を設定値に維持するようにしたものが知られて
いる。
【0005】また、フィードチェーンの全体ではなく、
フィードチェーンのうち供給装置から刈取穀稈を受け取
る搬送始端の導入部のみを前記上部軸芯周りに左右揺動
自在に構成する手段も知られている。
フィードチェーンのうち供給装置から刈取穀稈を受け取
る搬送始端の導入部のみを前記上部軸芯周りに左右揺動
自在に構成する手段も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によるときは、上部軸芯周りでの左右揺動によ
り、導入部の挟持搬送面の姿勢が、左右両端部を同一レ
ベルに位置させる水平姿勢から外側の端部を上方に位置
させる傾斜姿勢に変わって、供給装置から供給される刈
取穀稈株元部を挟持搬送面の全面で受け止めることがで
きなくなるるため、供給装置から導入部への穀稈の受け
渡しにミスが発生するおそれがあった。
来の技術によるときは、上部軸芯周りでの左右揺動によ
り、導入部の挟持搬送面の姿勢が、左右両端部を同一レ
ベルに位置させる水平姿勢から外側の端部を上方に位置
させる傾斜姿勢に変わって、供給装置から供給される刈
取穀稈株元部を挟持搬送面の全面で受け止めることがで
きなくなるるため、供給装置から導入部への穀稈の受け
渡しにミスが発生するおそれがあった。
【0007】特に、フィードチェーンの全体を左右揺動
させる場合には、フィードチェーンのうち導入部から受
け取った刈取穀稈を脱穀装置の扱室に供給する供給部の
挟持搬送面の挟持レールに対する姿勢も変わるから、挟
持レールとの協働による刈取穀稈の挟持姿勢が変わった
り挟持力が変わって、挟持不良を発生させるおそれがあ
った。
させる場合には、フィードチェーンのうち導入部から受
け取った刈取穀稈を脱穀装置の扱室に供給する供給部の
挟持搬送面の挟持レールに対する姿勢も変わるから、挟
持レールとの協働による刈取穀稈の挟持姿勢が変わった
り挟持力が変わって、挟持不良を発生させるおそれがあ
った。
【0008】本発明の目的は、刈取部を左右に位置変更
操作自在としながらも、供給装置からフィードチェーン
への刈取穀稈の受け渡しを良好に行い、また、フィード
チェーンと挟持レールとの協働による刈取穀稈の挟持を
確実に行えるようにする点にある。
操作自在としながらも、供給装置からフィードチェーン
への刈取穀稈の受け渡しを良好に行い、また、フィード
チェーンと挟持レールとの協働による刈取穀稈の挟持を
確実に行えるようにする点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本第1発
明の特徴、作用、効果は次の通りである。
明の特徴、作用、効果は次の通りである。
【0010】〔特徴〕脱穀装置を搭載した機体の前部
に、刈取穀稈を前記脱穀装置のフィードチェーンの搬送
始端部に供給する供給装置を備えた刈取部を左右方向に
位置変更操作自在に設けてあるコンバインであって、前
記フィードチェーンを、刈取穀稈を挟持して脱穀装置の
扱室内に挿入させた状態で搬送する供給部と、前記供給
装置から刈取穀稈を受け取って供給部に渡す導入部とに
分割構成し、その導入部を終端の上下向き軸芯周りに揺
動操作自在に構成してある点にある。
に、刈取穀稈を前記脱穀装置のフィードチェーンの搬送
始端部に供給する供給装置を備えた刈取部を左右方向に
位置変更操作自在に設けてあるコンバインであって、前
記フィードチェーンを、刈取穀稈を挟持して脱穀装置の
扱室内に挿入させた状態で搬送する供給部と、前記供給
装置から刈取穀稈を受け取って供給部に渡す導入部とに
分割構成し、その導入部を終端の上下向き軸芯周りに揺
動操作自在に構成してある点にある。
【0011】〔作用〕本第1発明によるときは、フィー
ドチェーンのうち、刈取穀稈を挟持して脱穀装置の扱室
内に挿入させた状態で搬送する供給部に供給装置からの
受取穀稈を渡す導入部を終端の上下向き軸芯周りに揺動
操作自在に構成し、この導入部の揺動により、刈取部の
左右位置変更に対応して、導入部と供給装置との左右間
隔を設定値に維持するようにしてあるから、導入部と供
給装置との相互干渉を回避できながらも、導入部の挟持
搬送面の姿勢を左右両端部が同一レベルに位置する水平
姿勢に維持して、導入部での刈取穀稈株元部の受け止め
を挟持搬送面の全面で行え、供給装置から導入部への刈
取穀稈の受け渡しを円滑、確実に行える。
ドチェーンのうち、刈取穀稈を挟持して脱穀装置の扱室
内に挿入させた状態で搬送する供給部に供給装置からの
受取穀稈を渡す導入部を終端の上下向き軸芯周りに揺動
操作自在に構成し、この導入部の揺動により、刈取部の
左右位置変更に対応して、導入部と供給装置との左右間
隔を設定値に維持するようにしてあるから、導入部と供
給装置との相互干渉を回避できながらも、導入部の挟持
搬送面の姿勢を左右両端部が同一レベルに位置する水平
姿勢に維持して、導入部での刈取穀稈株元部の受け止め
を挟持搬送面の全面で行え、供給装置から導入部への刈
取穀稈の受け渡しを円滑、確実に行える。
【0012】しかも、フィードチェーンのうち導入部の
みを揺動させるから、揺動構造も簡素なもので済むこと
はもちろん、供給部と挟持レールとによる刈取脱穀の挟
持を確実に行える。
みを揺動させるから、揺動構造も簡素なもので済むこと
はもちろん、供給部と挟持レールとによる刈取脱穀の挟
持を確実に行える。
【0013】〔効果〕従って、本第1発明によれば、構
造簡単に供給装置からフィードチェーンへの穀稈受け渡
しを確実に行え、しかも、確実に脱穀を行えながらも、
刈取部を左右に位置変更できて、所期の刈取部を左右に
位置変更することによる利点を発揮できるようになっ
た。
造簡単に供給装置からフィードチェーンへの穀稈受け渡
しを確実に行え、しかも、確実に脱穀を行えながらも、
刈取部を左右に位置変更できて、所期の刈取部を左右に
位置変更することによる利点を発揮できるようになっ
た。
【0014】請求項2に係る本第2発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
効果は次の通りである。
【0015】〔特徴〕上記本第1発明の特徴において、
前記刈取部の左右位置変更に伴って導入部が左右に揺動
して刈取部と導入部先端の受取箇所との左右位置関係を
維持するように両者を連動連結してある点にある。
前記刈取部の左右位置変更に伴って導入部が左右に揺動
して刈取部と導入部先端の受取箇所との左右位置関係を
維持するように両者を連動連結してある点にある。
【0016】〔作用〕本第2発明によるときは、刈取部
と導入部とを連動させて刈取部の左右位置変更に伴って
導入部が左右に揺動して刈取部と導入部先端の受取箇所
との左右位置関係を維持するようにしてあるから、刈取
部と導入部とを左右に位置変更して両者の左右位置関係
を一定に維持しながらも、そのための操作として、刈取
部を左右に位置変更する一つの操作で済む。
と導入部とを連動させて刈取部の左右位置変更に伴って
導入部が左右に揺動して刈取部と導入部先端の受取箇所
との左右位置関係を維持するようにしてあるから、刈取
部と導入部とを左右に位置変更して両者の左右位置関係
を一定に維持しながらも、そのための操作として、刈取
部を左右に位置変更する一つの操作で済む。
【0017】〔効果〕従って、本第2発明によれば、刈
取部と導入部との左右位置関係を維持しながらも、刈取
部の位置変更及びそれに伴う導入部の位置変更のための
操作性を非常に優れたものにできるようになった。
取部と導入部との左右位置関係を維持しながらも、刈取
部の位置変更及びそれに伴う導入部の位置変更のための
操作性を非常に優れたものにできるようになった。
【0018】
【発明の実施の形態】コンバインは、図1に示すよう
に、左右一対のクローラ式の走行装置1を備えた機体
に、脱穀装置2と搭乗操縦部3とを搭載し、機体の前部
に、刈取部4を左右向き軸芯P周りに揺動昇降自在で、
かつ、左右方向に位置変更操作自在に連結して構成され
ている。
に、左右一対のクローラ式の走行装置1を備えた機体
に、脱穀装置2と搭乗操縦部3とを搭載し、機体の前部
に、刈取部4を左右向き軸芯P周りに揺動昇降自在で、
かつ、左右方向に位置変更操作自在に連結して構成され
ている。
【0019】前記刈取部4は、図2,図3にも示すよう
に、機体に連設のベースフレームに、前記左右向き軸芯
P周りに揺動自在に、かつ、左右方向に位置変更自在に
刈取フレーム5を取り付け、この刈取フレーム5に、植
立穀稈を引き起こす引起し装置6と、引き起こされた植
立穀稈の株元を切断するバリカン型の刈取装置7と、刈
取穀稈を前記脱穀装置2のフィードチェーン8の搬送始
端部に供給する供給装置9を取り付け、前記刈取フレー
ム5を左右方向に移動自在に載置支持する状態で左右向
き軸芯P1周りに上下揺動自在で上下揺動することで刈
取フレーム5を昇降する昇降フレームfを機体に取り付
け、この昇降フレームfを上下揺動させて刈取フレーム
5を昇降するための昇降用油圧シリンダ10と、刈取フ
レーム5を左右方向に位置変更するための横移動用油圧
シリンダ11を設けて構成されている。
に、機体に連設のベースフレームに、前記左右向き軸芯
P周りに揺動自在に、かつ、左右方向に位置変更自在に
刈取フレーム5を取り付け、この刈取フレーム5に、植
立穀稈を引き起こす引起し装置6と、引き起こされた植
立穀稈の株元を切断するバリカン型の刈取装置7と、刈
取穀稈を前記脱穀装置2のフィードチェーン8の搬送始
端部に供給する供給装置9を取り付け、前記刈取フレー
ム5を左右方向に移動自在に載置支持する状態で左右向
き軸芯P1周りに上下揺動自在で上下揺動することで刈
取フレーム5を昇降する昇降フレームfを機体に取り付
け、この昇降フレームfを上下揺動させて刈取フレーム
5を昇降するための昇降用油圧シリンダ10と、刈取フ
レーム5を左右方向に位置変更するための横移動用油圧
シリンダ11を設けて構成されている。
【0020】前記刈取部4の左右方向の位置変更範囲
は、図2に示すように、刈取部4の左側側面を機体の左
側側面と略面一に位置させる通常作業位置と、図3に示
すように、刈取部4を機体に対して左外方に突出位置さ
せる湿田作業位置との間であって、刈取部4を通常作業
位置に位置させた状態で土の硬さが普通の圃場での回り
刈り形態での刈取作業を行い、刈取部4を湿田作業位置
に位置させた状態で土の硬ささが軟らかい湿田圃場での
回り刈り形態での刈取作業を行うのである。従って、湿
田作業時には、未刈り穀稈から走行装置1が遠く隔てた
箇所を走行することになって、泥土を未刈り地に盛り上
げることがなくなり、次工程でその未刈り地の穀稈を刈
り取るとき障害がでない。また、刈取部4の機体に対す
る左右位置変更により、刈取部4位置に対して走行装置
1の左右位置(刈り株の位置等)を任意に選択すること
ができる。
は、図2に示すように、刈取部4の左側側面を機体の左
側側面と略面一に位置させる通常作業位置と、図3に示
すように、刈取部4を機体に対して左外方に突出位置さ
せる湿田作業位置との間であって、刈取部4を通常作業
位置に位置させた状態で土の硬さが普通の圃場での回り
刈り形態での刈取作業を行い、刈取部4を湿田作業位置
に位置させた状態で土の硬ささが軟らかい湿田圃場での
回り刈り形態での刈取作業を行うのである。従って、湿
田作業時には、未刈り穀稈から走行装置1が遠く隔てた
箇所を走行することになって、泥土を未刈り地に盛り上
げることがなくなり、次工程でその未刈り地の穀稈を刈
り取るとき障害がでない。また、刈取部4の機体に対す
る左右位置変更により、刈取部4位置に対して走行装置
1の左右位置(刈り株の位置等)を任意に選択すること
ができる。
【0021】前記供給装置9は、刈取穀稈の株元を挟持
して搬送する株元挟持搬送チェーン9Aと、刈取穀稈の
穂先を係止して搬送する穂先係止搬送チェーン9Bとを
有する。
して搬送する株元挟持搬送チェーン9Aと、刈取穀稈の
穂先を係止して搬送する穂先係止搬送チェーン9Bとを
有する。
【0022】前記フィードチェーン8は、挟持レール1
2との協働で刈取穀稈の株元を挟持して脱穀装置2の扱
室2A内に挿入させた状態で搬送する供給部8Aと、前
記供給装置9から刈取穀稈を受け取って供給部8Aに渡
す導入部8Bとに分割構成されている。そして、導入部
8Bは、それの終端の上下向き軸芯Y周りで左右に揺動
操作自在に構成されており、供給部8Aに連動すること
で駆動されるように構成されている。
2との協働で刈取穀稈の株元を挟持して脱穀装置2の扱
室2A内に挿入させた状態で搬送する供給部8Aと、前
記供給装置9から刈取穀稈を受け取って供給部8Aに渡
す導入部8Bとに分割構成されている。そして、導入部
8Bは、それの終端の上下向き軸芯Y周りで左右に揺動
操作自在に構成されており、供給部8Aに連動すること
で駆動されるように構成されている。
【0023】前記導入部8Bの取付け手段及び供給部8
Aから導入部8Bへの連動手段は、図4にも示すよう
に、脱穀装置2に供給部巻回スプロケット13を支持す
るように取り付けたステーSに、前記供給部巻回スプロ
ケット13と一体回転する第1伝動軸14と前記上下向
き軸芯Y上に位置する第2伝動軸15の上端とを連動さ
せるベベルギヤ16a,16bの対を内装する第1ベベ
ルケース17を固着し、前記第2伝動軸15の下端と横
向き姿勢の第3伝動軸18の一端とを連動させるベベル
ギヤ19a,19bの対を内装する第2ベベルケース2
0を前記第1ベベルケース17に上下向き軸芯Y周りに
揺動自在に取付け、この第2ベベルケース20に、導入
部8Bをスプロケット21を介して回動自在に支持する
導入部フレームFを固着し、前記スプロケット21と一
体回転する第4伝動軸22と前記第3伝動軸18とを連
動させる連動チェーン23を設けて構成されている。
Aから導入部8Bへの連動手段は、図4にも示すよう
に、脱穀装置2に供給部巻回スプロケット13を支持す
るように取り付けたステーSに、前記供給部巻回スプロ
ケット13と一体回転する第1伝動軸14と前記上下向
き軸芯Y上に位置する第2伝動軸15の上端とを連動さ
せるベベルギヤ16a,16bの対を内装する第1ベベ
ルケース17を固着し、前記第2伝動軸15の下端と横
向き姿勢の第3伝動軸18の一端とを連動させるベベル
ギヤ19a,19bの対を内装する第2ベベルケース2
0を前記第1ベベルケース17に上下向き軸芯Y周りに
揺動自在に取付け、この第2ベベルケース20に、導入
部8Bをスプロケット21を介して回動自在に支持する
導入部フレームFを固着し、前記スプロケット21と一
体回転する第4伝動軸22と前記第3伝動軸18とを連
動させる連動チェーン23を設けて構成されている。
【0024】そして、刈取部4と導入部8Bとは、刈取
部4の左右位置変更に伴って導入部8Bが左右に揺動し
て刈取部4と導入部8B先端の受取箇所との左右位置関
係を所定の関係に維持するように連動連結されている。
詳述すると、供給装置9と導入部8Bとを連動連結する
連結杆24が設けられて、供給装置9の終端と導入部8
Bの受取箇所との左右間隔Lを一定に維持し、かつ、刈
取部4が通常作業位置にあるとき、導入部8Bが供給部
8Aの延長線上にあるように連動連結されている。左右
間隔Lの実数値例を挙げると、200mmであり、ま
た、導入部8Bの外方への揺動角度θは20度以内に設
定してある。
部4の左右位置変更に伴って導入部8Bが左右に揺動し
て刈取部4と導入部8B先端の受取箇所との左右位置関
係を所定の関係に維持するように連動連結されている。
詳述すると、供給装置9と導入部8Bとを連動連結する
連結杆24が設けられて、供給装置9の終端と導入部8
Bの受取箇所との左右間隔Lを一定に維持し、かつ、刈
取部4が通常作業位置にあるとき、導入部8Bが供給部
8Aの延長線上にあるように連動連結されている。左右
間隔Lの実数値例を挙げると、200mmであり、ま
た、導入部8Bの外方への揺動角度θは20度以内に設
定してある。
【0025】従って、刈取部4を通常作業位置から湿田
作業位置に変更すると、それに伴い導入部8Bが左外方
に上下向き軸芯Y周りに揺動して、供給装置9と導入部
8Bとの位置関係が一定に維持されるのである。
作業位置に変更すると、それに伴い導入部8Bが左外方
に上下向き軸芯Y周りに揺動して、供給装置9と導入部
8Bとの位置関係が一定に維持されるのである。
【0026】〔別実施形態〕上記実施の形態では、刈取
部4の位置変更に連動して導入部8Bを揺動させたが、
つまり、刈取部4を位置変更することで導入部8Bを揺
動させたが、導入部8Bは刈取部4とは別個に揺動操作
しても良い。
部4の位置変更に連動して導入部8Bを揺動させたが、
つまり、刈取部4を位置変更することで導入部8Bを揺
動させたが、導入部8Bは刈取部4とは別個に揺動操作
しても良い。
【図1】コンバイン前部の側面図
【図2】刈取部を通常作業位置に位置させた状態の概略
平面図
平面図
【図3】刈取部を湿田作業位置に位置させた状態の概略
平面図
平面図
【図4】導入部への伝動構造を示す展開図
2 脱穀装置 2A 扱室 4 刈取部 8 フィードチェーン 8A 供給部 8B 導入部 9 供給装置 Y 上下向き軸芯
Claims (2)
- 【請求項1】 脱穀装置を搭載した機体の前部に、刈取
穀稈を前記脱穀装置のフィードチェーンの搬送始端部に
供給する供給装置を備えた刈取部を左右方向に位置変更
操作自在に設けてあるコンバインであって、前記フィー
ドチェーンを、刈取穀稈を挟持して脱穀装置の扱室内に
挿入させた状態で搬送する供給部と、前記供給装置から
刈取穀稈を受け取って供給部に渡す導入部とに分割構成
し、その導入部を終端の上下向き軸芯周りに揺動操作自
在に構成してあるコンバイン。 - 【請求項2】 前記刈取部の左右位置変更に伴って導入
部が左右に揺動して刈取部と導入部先端の受取箇所との
左右位置関係を維持するように両者を連動連結してある
請求項1記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6776697A JPH10262444A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6776697A JPH10262444A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | コンバイン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10262444A true JPH10262444A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13354401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6776697A Pending JPH10262444A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10262444A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006197828A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP6776697A patent/JPH10262444A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006197828A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
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