JPH10255897A - 防水コネクタ - Google Patents
防水コネクタInfo
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- JPH10255897A JPH10255897A JP9054740A JP5474097A JPH10255897A JP H10255897 A JPH10255897 A JP H10255897A JP 9054740 A JP9054740 A JP 9054740A JP 5474097 A JP5474097 A JP 5474097A JP H10255897 A JPH10255897 A JP H10255897A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof plug
- peripheral surface
- inner peripheral
- waterproof
- fitting chamber
- Prior art date
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- Granted
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5205—Sealing means between cable and housing, e.g. grommet
- H01R13/5208—Sealing means between cable and housing, e.g. grommet having at least two cable receiving openings
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 防水栓の挿通孔を損傷しないで端子金具ない
し電線を挿通する。 【解決手段】 挿通孔７を有する防水栓Ｂの外周部にお
いて、コネクタハウジングＡの防水栓嵌合室３の内周面
４ａより大径のシール用環状隆起部１０を形成し、コネ
クタハウジングＡに対する防水栓Ｂの仮係合状態におい
て防水栓Ｂは防水栓嵌合室３の外側にあってシール用環
状隆起部１０が圧縮されていない。
し電線を挿通する。 【解決手段】 挿通孔７を有する防水栓Ｂの外周部にお
いて、コネクタハウジングＡの防水栓嵌合室３の内周面
４ａより大径のシール用環状隆起部１０を形成し、コネ
クタハウジングＡに対する防水栓Ｂの仮係合状態におい
て防水栓Ｂは防水栓嵌合室３の外側にあってシール用環
状隆起部１０が圧縮されていない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、自動車
用ワイヤハーネスの接続に用いられる防水コネクタに関
するものである。
用ワイヤハーネスの接続に用いられる防水コネクタに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４及図５において、コネクタハウジン
グａの端子収容室ａ1 の後部に電線導入部ｂが連設さ
れ、電線導入部ｂに複数の電線挿通孔ｃ1 を有する弾性
防水栓ｃが収容されると共にその後部から複数の電線挿
通孔ｄ1 を有する押圧体ｄが嵌合され、電線導入部ｂの
外側面からその内部を横切って押圧体ｄに係合するカム
部材ｅを用いて、カム部材ｅを電線導入部ｂに押入する
ことによりカム部材ｅが押圧体ｄを直交する方向に押圧
し、この押圧によって防水栓ｃが圧縮されて電線導入部
ｂの防水栓接触面ｂ1 および電線ｆの周面に圧接する。
なお、ｇは電線ｆに接続された端子金具である。
グａの端子収容室ａ1 の後部に電線導入部ｂが連設さ
れ、電線導入部ｂに複数の電線挿通孔ｃ1 を有する弾性
防水栓ｃが収容されると共にその後部から複数の電線挿
通孔ｄ1 を有する押圧体ｄが嵌合され、電線導入部ｂの
外側面からその内部を横切って押圧体ｄに係合するカム
部材ｅを用いて、カム部材ｅを電線導入部ｂに押入する
ことによりカム部材ｅが押圧体ｄを直交する方向に押圧
し、この押圧によって防水栓ｃが圧縮されて電線導入部
ｂの防水栓接触面ｂ1 および電線ｆの周面に圧接する。
なお、ｇは電線ｆに接続された端子金具である。
【０００３】図５（Ａ）は押圧体ｄの仮結合状態を示
し、この状態で端子金具ｇないし電線ｆを弾性防水栓ｃ
の電線挿通孔ｃ1 を通して端子収容室ａ1 内に挿入し、
次いで、押圧体ｄを前進させて本結合状態に移動させ、
弾性防水栓ｃを圧縮する（図５（Ｂ））。
し、この状態で端子金具ｇないし電線ｆを弾性防水栓ｃ
の電線挿通孔ｃ1 を通して端子収容室ａ1 内に挿入し、
次いで、押圧体ｄを前進させて本結合状態に移動させ、
弾性防水栓ｃを圧縮する（図５（Ｂ））。
【０００４】圧縮状態においては、図６に示される如く
に、押圧された弾性防水栓ｃの一部ｃ2 ，ｃ3 はコネク
タハウジングａの支持壁ａ2 や押圧体ｄの押圧部の壁面
を乗り越えて変形するので、圧縮効果を電線導入部ｂの
防水栓接触面ｂ1 と電線ｆの周面に及ぼすためには、押
圧力を大きくする必要がある。
に、押圧された弾性防水栓ｃの一部ｃ2 ，ｃ3 はコネク
タハウジングａの支持壁ａ2 や押圧体ｄの押圧部の壁面
を乗り越えて変形するので、圧縮効果を電線導入部ｂの
防水栓接触面ｂ1 と電線ｆの周面に及ぼすためには、押
圧力を大きくする必要がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した点に
着目して為されたものであり、比較的に小さな押圧力で
防水栓を十分に変形させてその防水効果を達成するよう
にしたものである。
着目して為されたものであり、比較的に小さな押圧力で
防水栓を十分に変形させてその防水効果を達成するよう
にしたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、コネクタハウジングと該コネク
タハウジングに対して仮結合状態と本結合状態の二段階
をもって結合される防水栓から成り、該防水栓における
複数の挿通孔にシール用環状隆起部が形成されると共に
該防水栓の外周部にもシール用環状隆起部が形成され、
上記仮結合状態においては、コネクタハウジングの防水
栓嵌合室の内周面よりも大径の上記外周部のシール用環
状隆起部が該防水栓嵌合室の外側に位置し、上記本結合
状態においては該外周部のシール用環状隆起部が該内周
面により圧縮されることを特徴とし、更には、防水栓の
外周部における上記シール用環状隆起部の前方に上記防
水栓嵌合室の内周面よりも小径の環状嵌合案内部を形成
し、仮結合状態において該環状嵌合案内部が該防水栓嵌
合室内に位置していることを特徴とする。
め、本発明においては、コネクタハウジングと該コネク
タハウジングに対して仮結合状態と本結合状態の二段階
をもって結合される防水栓から成り、該防水栓における
複数の挿通孔にシール用環状隆起部が形成されると共に
該防水栓の外周部にもシール用環状隆起部が形成され、
上記仮結合状態においては、コネクタハウジングの防水
栓嵌合室の内周面よりも大径の上記外周部のシール用環
状隆起部が該防水栓嵌合室の外側に位置し、上記本結合
状態においては該外周部のシール用環状隆起部が該内周
面により圧縮されることを特徴とし、更には、防水栓の
外周部における上記シール用環状隆起部の前方に上記防
水栓嵌合室の内周面よりも小径の環状嵌合案内部を形成
し、仮結合状態において該環状嵌合案内部が該防水栓嵌
合室内に位置していることを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１ないし図３において、Ａは合
成樹脂製のコネクタハウジング、Ｂはゴム等の弾性部材
から成る防水栓、Ｃは合成樹脂製の防水栓用のカバー、
Ｄは端子金具、Ｅは電線である。
成樹脂製のコネクタハウジング、Ｂはゴム等の弾性部材
から成る防水栓、Ｃは合成樹脂製の防水栓用のカバー、
Ｄは端子金具、Ｅは電線である。
【０００８】コネクタハウジングＡには可撓係止片１ａ
を有する複数の端子収容室１が形成され、各端子収容室
１の後部には防水栓嵌合室３が形成されている。防水栓
嵌合室３の周壁の外面には後方から仮係止突起５と本係
止突起６が突設されている。防水栓Ｂの内部には端子収
容室１に対応して複数の挿通孔７が形成されると共に挿
通孔７内にシール用環状隆起部８が形成され、また、防
水栓Ｂの外周部には、前方における小径の環状嵌合案内
部９を介して大径のシール用環状隆起部１０が形成され
ている。
を有する複数の端子収容室１が形成され、各端子収容室
１の後部には防水栓嵌合室３が形成されている。防水栓
嵌合室３の周壁の外面には後方から仮係止突起５と本係
止突起６が突設されている。防水栓Ｂの内部には端子収
容室１に対応して複数の挿通孔７が形成されると共に挿
通孔７内にシール用環状隆起部８が形成され、また、防
水栓Ｂの外周部には、前方における小径の環状嵌合案内
部９を介して大径のシール用環状隆起部１０が形成され
ている。
【０００９】防水栓用のカバーＣの主板部１１には、挿
通孔７に対応して挿通孔１２が形成され、挿通孔７，１
２を一致させた状態で防水栓ＢはカバーＣに対して一体
的に成形される。主板部１１の外周部には可撓係止用ア
ーム１３が設けられている。図２に示される如く、防水
栓ＢないしカバーＣはコネクタハウジングＡに対して、
先ず、可撓係止用アーム１３の係止部１３ａを仮係止突
起５に係合させた仮結合状態にある。仮結合状態におい
ては、コネクタハウジングＡと防水栓Ｂは、防水栓嵌合
室３の周壁４の内周面４ａより小径の環状嵌合案内部９
が防水栓嵌合室３内において該内周面４ａと重なったラ
ップ状態にあると共に内周面４ａよりも大径のシール用
環状隆起部１０が防水栓嵌合室３の外側に位置してい
る。
通孔７に対応して挿通孔１２が形成され、挿通孔７，１
２を一致させた状態で防水栓ＢはカバーＣに対して一体
的に成形される。主板部１１の外周部には可撓係止用ア
ーム１３が設けられている。図２に示される如く、防水
栓ＢないしカバーＣはコネクタハウジングＡに対して、
先ず、可撓係止用アーム１３の係止部１３ａを仮係止突
起５に係合させた仮結合状態にある。仮結合状態におい
ては、コネクタハウジングＡと防水栓Ｂは、防水栓嵌合
室３の周壁４の内周面４ａより小径の環状嵌合案内部９
が防水栓嵌合室３内において該内周面４ａと重なったラ
ップ状態にあると共に内周面４ａよりも大径のシール用
環状隆起部１０が防水栓嵌合室３の外側に位置してい
る。
【００１０】仮結合状態において、予め結合されている
端子金具Ｄと電線Ｅを挿通孔１２から挿通室７を通して
端子金具Ｄを可撓係止片１ａにより係止するものであり
（図４参照）、この際に、防水栓Ｂのシール用環状隆起
部１０が非圧縮状態にあるので、端子金具Ｄないし電線
Ｅより小径の挿通孔７におけるシール用環状隆起部８が
容易に拡開変位し、シール用環状隆起部８を損傷するこ
となくして端子金具Ｄが通過する。
端子金具Ｄと電線Ｅを挿通孔１２から挿通室７を通して
端子金具Ｄを可撓係止片１ａにより係止するものであり
（図４参照）、この際に、防水栓Ｂのシール用環状隆起
部１０が非圧縮状態にあるので、端子金具Ｄないし電線
Ｅより小径の挿通孔７におけるシール用環状隆起部８が
容易に拡開変位し、シール用環状隆起部８を損傷するこ
となくして端子金具Ｄが通過する。
【００１１】次に、カバーＣを押し進めて防水栓Ｂを防
水栓嵌合室３内に圧入するもので、この状態において
は、シール用環状隆起部１０が周壁４の内周面４ａによ
り圧縮されると共に該内周面４ａに圧接し、この圧縮効
果が挿通孔７のシール用環状隆起部８に及んでそのシー
ル性能を高める。
水栓嵌合室３内に圧入するもので、この状態において
は、シール用環状隆起部１０が周壁４の内周面４ａによ
り圧縮されると共に該内周面４ａに圧接し、この圧縮効
果が挿通孔７のシール用環状隆起部８に及んでそのシー
ル性能を高める。
【００１２】
【発明の効果】請求項１の発明では、仮結合状態におい
て防水栓の外周部のシール用環状隆起部が完全な非圧縮
状態にあるので挿通孔に対する端子金具乃至は電線の挿
通が容易であると共に該挿通孔を損傷することがなく、
また、防水栓の寿命を長くするのに有効である。
て防水栓の外周部のシール用環状隆起部が完全な非圧縮
状態にあるので挿通孔に対する端子金具乃至は電線の挿
通が容易であると共に該挿通孔を損傷することがなく、
また、防水栓の寿命を長くするのに有効である。
【００１３】請求項２の発明においては、仮結合状態に
おいて防水栓の前方における環状嵌合案内部がコネクタ
ハウジングの防水栓嵌合室内に位置しているので、該防
水栓を本結合状態に円滑に移行させることができる。
おいて防水栓の前方における環状嵌合案内部がコネクタ
ハウジングの防水栓嵌合室内に位置しているので、該防
水栓を本結合状態に円滑に移行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例について、分離状態の断面図
である。
である。
【図２】同上の仮結合状態の断面図である。
【図３】同上の本結合状態の断面図である。
【図４】従来例の分解斜視図である。
【図５】同上の要部における仮結合状態（Ａ）と、本結
合状態（Ｂ）の断面図である。
合状態（Ｂ）の断面図である。
【図６】同上の本結合状態における防水栓の拡大断面図
である。
である。
Ａ コネクタハウジング Ｂ 防水栓 Ｃ カバー Ｄ 端子金具 Ｅ 電線 ３ 防水栓嵌合室 ４ａ 内周面 ７ 挿通孔 ８，１０ シール用環状隆起部 ９ 環状嵌合案内部
Claims (2)
- 【請求項１】 コネクタハウジングと該コネクタハウジ
ングに対して仮結合状態と本結合状態の二段階をもって
結合される防水栓から成り、 該防水栓における複数の挿通孔にシール用環状隆起部が
形成されると共に該防水栓の外周部にもシール用環状隆
起部が形成され、上記仮結合状態においては、コネクタ
ハウジングの防水栓嵌合室の内周面よりも大径の上記外
周部のシール用環状隆起部が該防水栓嵌合室の外側に位
置し、上記本結合状態においては該外周部のシール用環
状隆起部が該内周面により圧縮されることを特徴とする
防水コネクタ。 - 【請求項２】 防水栓の外周部における上記シール用環
状隆起部の前方に上記防水栓嵌合室の内周面よりも小径
の環状嵌合案内部を形成し、仮結合状態において該環状
嵌合案内部が該防水栓嵌合室内に位置していることを特
徴とする請求項１に記載の防水コネクタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05474097A JP3388569B2 (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 防水コネクタ |
| US09/037,004 US6071147A (en) | 1997-03-10 | 1998-03-09 | Waterproof connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05474097A JP3388569B2 (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 防水コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10255897A true JPH10255897A (ja) | 1998-09-25 |
| JP3388569B2 JP3388569B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=12979190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05474097A Expired - Fee Related JP3388569B2 (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 防水コネクタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6071147A (ja) |
| JP (1) | JP3388569B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007324082A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Yazaki Corp | 防水コネクタ |
| JP2009043443A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 防水コネクタ |
| JP2009043444A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 防水コネクタ |
| JP2011086381A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-04-28 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 防水コネクタ |
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| JP3672229B2 (ja) * | 2000-02-23 | 2005-07-20 | 矢崎総業株式会社 | ホルダ抜け防止コネクタ |
| JP3804483B2 (ja) * | 2001-05-18 | 2006-08-02 | 住友電装株式会社 | 防水コネクタ |
| JP3767460B2 (ja) | 2001-11-05 | 2006-04-19 | 住友電装株式会社 | 防水コネクタ |
| JP4214898B2 (ja) * | 2003-11-27 | 2009-01-28 | 住友電装株式会社 | 防水コネクタ |
| US7056137B1 (en) * | 2005-02-28 | 2006-06-06 | Lear Corporation | Electrical connectors having a sealing element |
| CN101390258B (zh) * | 2006-01-19 | 2013-01-16 | 富加宜汽车控股公司 | 用于连接器壳体内腔的插头和装备有插头的连接器壳体 |
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-
1997
- 1997-03-10 JP JP05474097A patent/JP3388569B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-03-09 US US09/037,004 patent/US6071147A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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| JP3388569B2 (ja) | 2003-03-24 |
| US6071147A (en) | 2000-06-06 |
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