JP3672229B2 - ホルダ抜け防止コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタハウジングに電線付きの端子を挿入すると共に防水パッキンを装着し、防水パッキンをリヤホルダで押圧し、端子をサイドスペーサで二重係止させるコネクタにおけるリヤホルダの外れを防止したホルダ抜け防止コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図18は従来のリヤホルダ付きのコネクタを示すものである。
このコネクタ81は、合成樹脂製のコネクタハウジング82と、コネクタハウジング82内に図示しない電線付きの端子を収容した状態で、コネクタハウジング82の後部開口83に嵌合される合成ゴム製の板状の防水パッキン(シール部材)84と、コネクタハウジング82の後部に係止され、防水パッキン84の抜け出しを防止する合成樹脂製のリヤホルダ85とで構成される。
【0003】
コネクタハウジング82の両側壁には、リヤホルダ85に対するガイド突条86と係止突起87とが形成されている。リタホルダ85は矩形枠状に形成され、その両側において係止突起87に係合する係合枠部88が前方に突出形成されている。防水パッキン84は各電線(図示せず)を挿通密着させる複数の挿通孔89を有している。
【0004】
なお、板状の防水パッキン84に代えてコネクタハウジング82の端子収容室毎に防水ゴム栓(シール部材)を嵌入し、各防水ゴム栓を略板状のリヤホルダ(図示せず)で押える構成も公知である。また、リヤホルダに端子係止杆を突出させて、コネクタハウジング内の端子をコネクタハウジングの係止ランス(図示せず)と共に二重に係止させる構成も公知である。また、コネクタハウジングにフロントホルダを用いる構成も公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来のリヤホルダ付きコネクタ81にあっては、リヤホルダ85の組付後に何らかの外力がリヤホルダ85に作用した場合に、リヤホルダ85の係止が不意に解除され、リヤホルダ85が離脱してしまうという懸念があった。この場合には、例えば防水パッキン84や防水ゴム栓が車両走行中の振動等で抜け出したり、リヤホルダによる端子の係止が解除されてしまう。また、コネクタハウジング82に対するリヤホルダ85の係止が不完全である(リヤホルダ85の組付が不完全である)場合にもリヤホルダ85の外れが生じやすく、それを防止するためにリヤホルダ85の不完全組付を確実に検知し得る手段が切望されていた。
【0006】
本発明は、上記した点に鑑み、ホルダの不意な離脱を確実に防止することのできると共に、ホルダの不完全組付を確実に検知できるホルダ抜け防止コネクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、少なくともコネクタハウジングと、該コネクタハウジングの端部に装着されるホルダと、該ホルダの装着方向とは直交する方向から該コネクタハウジングの中間部に挿入されるスペーサとを備えるコネクタにおいて、前記ホルダに係止部材が突設され、該係止部材に係止部が設けられ、前記スペーサの孔部内に、該係止部に対する係合部が設けられ、該ホルダの装着時に、該係止部材が該コネクタハウジングの内部に挿入され、該係止部材が該孔部内に進入し、該ホルダ及び該スペーサの完全装着時に該係合部が該係止部に係合することを特徴とするホルダ抜け防止コネクタを採用する(請求項1)。
前記ホルダの不完全装着時に前記スペーサを装着する際に前記係合部が前記係止部材に当接し、それ以上の該スペーサの押し込みができないことも有効である(請求項2)。
また、前記係止部材が係止板を含み、前記係止部が該係止板に設けられた切欠孔又は孔部であり、前記係合部が係合突部であることも有効である(請求項3)。
また、前記係止部材が前記コネクタハウジングの空室の内壁面に近接して位置し、前記係合部で押圧された際に該内壁面に当接可能であることも有効である(請求項4)。
また、前記ホルダと前記コネクタハウジングとの間にシール部材が密着することも有効である(請求項5)。
また、前記ホルダと前記スペーサとに仮係止手段と本係止手段とがそれぞれが設けられ、該ホルダと該スペーサの各仮係止状態で前記係止部材と前記係合部とが直交方向に対向し、該ホルダの本係止状態と該スペーサの仮係止状態で該係合部が前記係止部に対向し、該ホルダと該スペーサの各本係止状態で該係合部が該係止部に係合することも有効である(請求項6)。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態の具体例を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るリヤホルダ抜け防止コネクタの一実施形態を示す分解斜視図である。
【0009】
このリヤホルダ抜け防止コネクタ(ホルダ抜け防止コネクタ)1は、図1の如く、前部及び後部を開口した合成樹脂製の雄型のコネクタハウジング2と、コネクタハウジング2の前部開口3に嵌合する合成樹脂製のフロントホルダ4と、コネクタハウジング2の後端に密着する矩形状の合成ゴム製の防水パッキン(シール部材)5と、コネクタハウジング2の後部との間に防水パッキン5を挟み着けて保持させる合成樹脂製のリヤホルダ(ホルダ)6と、コネクタハウジング2の下側からコネクタハウジング2内にコネクタ嵌合直交方向に挿着される合成樹脂製の端子係止用のサイドスペーサ(スペーサ)7と、コネクタハウジング2内に挿着される図示しない電線付きの各端子とで構成される。
【0010】
コネクタハウジング2は、前後を開口した複数の端子収容室8を多段に並列に有すると共に、雄・雌両コネクタの電気的嵌合検知用の短絡端子(図示せず)を前部開口3から収容する空室9や、エアバック誤爆防止用の短絡端子(図示せず)を前部開口3から収容する空室10を有している。
【0011】
コネクタハウジング2の上壁11には相手側の雌コネクタ(図示せず)に対する可撓性のロックアーム12が設けられ、下壁13(図3)の前後方向ほぼ中央には、サイドスペーサ7を挿入するための下部開口14(図3)が設けられている。この下部開口14はコネクタハウジング2の両側の側壁15の小さな矩形状の切欠部16に連通し、切欠部16は前後方向の溝部17に続いている。コネクタハウジング2の後端の外周には、防水パッキン5の前端を密着させるフランジ部19が一体に形成されている。
【0012】
フロントホルダ4は略矩形板状に形成され、コネクタハウジング2の端子収容室8に連通する相手端子挿入孔20や、各空室9,10に連通する切欠開口21や相手端子挿入孔22を有している。フロントホルダ4の外周に係止突起23が設けられ、コネクタハウジング2の前部開口3の内周に、係止突起23に対する係合穴24が設けられている。フロントホルダ4によってコネクタハウジング2の前後方向の成形型抜きが可能となり、成形が容易化している。なお、後述する本発明の構成の主要部はフロントホルダ4を用いないコネクタハウジング(図示せず)に対しても適用可能である。
【0013】
防水パッキン5は、矩形板状の基壁25と、基壁25の外側に一体に形成された周壁26とで構成され、周壁26の内側にリヤホルダ嵌合空間27(図3)が形成されている。基壁25には、端子付きの電線(図示せず)を挿通密着させる複数の挿通孔28が多段に且つ並列に形成され、周壁26には複数条のリップ29が形成されている。
【0014】
また、基壁25の下半部において二段の挿通孔28の中間に左右一対の水平方向のスリット状の挿通孔30が形成され、基壁25の上半部において中央からやや一側寄りに左右一対の垂直方向のスリット状の挿通孔31が形成されている。これらの挿通孔30,31にはリヤホルダ6の各係止部材32,33が挿通される。上側の挿通孔31の間には、コネクタハウジング2のフランジ部19の上側の孔部34に嵌合する位置決め用兼ロック解除部材挿通用の筒部35が形成されている。
【0015】
リヤホルダ6は、防水パッキン5の内側空間27(図3)の深さと同じ板厚の基板部36と、基板部36の後端外周に形成された押圧操作用のフランジ部37とを備え、基板部36に略スリット状及び略L字状の電線挿通孔38が多段に形成されると共に、基板部36の下半部において二段の挿通孔38の中間に左右一対の水平な係止部材32が前方(コネクタ嵌合方向)に突設され、基板部36の上半部の中央寄りにおいて左右一対の垂直な係止部材33が前方に突設されている。各係止部材32,33は防水パッキン5の挿通孔30,31を貫通してコネクタハウジング2内に突出する。下側の各係止部材32は一段目と二段目の端子収容室8の間の外寄りの各空室10の後半部に挿入される。
【0016】
下側の係止部材32は内寄りの長い係止板39と外寄りの短い係止アーム40とで構成されている。左右一対の係止部材32は対称に形成されている。係止板39は水平方向に長方形状に延びている。係止板39の先端側には矩形状の切欠孔(係止部)41が設けられている。切欠孔41は係止板39の外端から内向きに切欠されている。この切欠孔41が本発明の主要な構成部分の一つである。
【0017】
係止アーム40は係止板39とほぼ並列に配置され、係止板39の付根側と一体化し、係止板39と同一の板厚で、先端に向かうにつれてテーパ状に細く形成され、先端側の外端に略台形状の本係止突起(本係止手段)42を有している。係止アーム40の先端は係止板39の切欠孔41の後端とほぼ同一面に位置している。係止アーム40と係止板39との間にアーム撓み隙間43が形成され、係止アーム40は係止板39に向けて水平方向に撓み可能である。
【0018】
上側の係止部材33は係止板39よりも短く、係止アーム40よりも長く形成され、上下方向の幅は同一で、左右方向の板厚が先端に向かうにつれてテーパ状に薄くなっている。係止部材33はいわゆる係止アームであり、外側面の先端側に、コネクタハウジング2に対する略台形状の仮係止突起(仮係止手段)44を有し、外側面の長手方向中間部に略三角形状(爪型)の本係止突起(本係止手段)45を有している。係止部材33は前記係止アーム40と同様に内向きに撓み可能である。
【0019】
サイドスペーサ7は、コネクタハウジング2の端子収容室8の位置に対応した複数の端子挿通孔79を有し、各端子挿通孔79の前端と、二段目の端子収容室8の底壁46をなす水平方向の壁部47の前端とに端子二重係止用の垂直な係止面48が形成されている。水平方向の壁部47の下側に一段目の端子収容室8に対応した端子挿通孔79が並列に形成されている。端子挿通孔79はサイドスペーサ7の仮係止状態で端子収容室8に整合し、サイドスペーサ7の本係止状態で係止面48が端子収容室8内に突出する。
【0020】
サイドスペーサ7の水平な壁部47に、リヤホルダ6の係止板39に対する左右一対の矩形状の孔部50が前後方向に貫通して設けられ、各孔部50内の後端側に、係止板39の切欠孔41に対する矩形状の係合突部(係合部)51が設けられている。この係合突部51が本発明の主要な構成部分の一つである。孔部50の横幅は係止板39の横幅よりも若干広く形成され、孔部50に沿って係止板39が案内され、係止板39の切欠孔41と孔部50内の係合突部51とが正確に位置決めされる。孔部50の高さは係止板39の板厚と係合突部51の高さとの総和よりも若干高い程度である。
【0021】
本実施形態の係合突部51は孔部50の外側寄りに配置され、孔部50の底面52(図11)から上向きに突出され、図11にも示す如く孔部50の高さの半分以下の高さに上端面53を有している。係合突部51の一側は孔部50の一側面(外寄りの面)54と一体化し、係合突部51の他側面(内側面)55は孔部50の底面52の中央寄りに直交している。
【0022】
図1でサイドスペーサ7の両側面56よりも外側の下部に、コネクタハウジング2に対する短い仮係止アーム(仮係止手段)57が高さ方向に突設されている。仮係止アーム57は先端部に前向きの爪状の仮係止突起58を有している。また、仮係止突起58の上側においてサイドスペーサ7の両側面56の後端寄りに、コネクタハウジング2に対する本係止突起(本係止手段)59が設けられている。仮係止突起58は一段目の端子挿通孔79とほぼ同じ高さに位置し、本係止突起59は図11の如く係合突部51やコネクタハウジング2の突起72よりやや下側に位置している。
【0023】
図2は、上記リヤホルダ抜け防止コネクタ1の組立状態を示す外観図である。コネクタハウジング2の前端部にフロントホルダ4が嵌合係止され、コネクタハウジング2の後端のフランジ部19に防水パッキン5の前端面が密着し、防水パッキン5の内側にリヤホルダ6の基板部36(図1)が嵌合し、防水パッキン5の後端にリヤホルダ6のフランジ部37が近接している。コネクタハウジング2の各空室9,10には短絡端子60…が挿着されている。サイドスペーサ7(図1)がコネクタハウジング2の下側から挿入され、仮係止アーム57の突起58が溝部17に係合して、サイドスペーサ7の仮係止状態を得ている。
【0024】
図3は、サイドスペーサ7の仮係止状態でリヤホルダ6が半挿入(仮係止)すなわち不完全組付である状態を示す縦断面図である。
図3の状態のようにリヤホルダ6の押し込みを忘れた場合には、サイドスペーサ7を上向きに押し込もうとした際に、図4にも示す如く、サイドスペーサ7の係合突部51の上端面53がリヤホルダ6の係止板39の下面61に突き当たり、サイドスペーサ7の押し込みができない。それにより、作業者がリヤホルダ6の押し込み忘れであることに気付き、リヤホルダ6を完全に押し込んで本係止(完全装着)させる。
【0025】
図3のサイドスペーサ7の仮係止状態でコネクタハウジング2の後部開口62から端子収容室8内に電線付きの雌型の端子(図示せず)が挿入される。この際、サイドスペーサ7の端子挿通孔79が端子収容室8と同心に位置し、端子挿通孔79を経て端子収容室8の前半部に端子(図示せず)が挿入される。端子挿通孔79は端子収容室8の中間部を構成する。
【0026】
端子付きの電線(図示せず)は予め防水パッキン5の挿通孔28に挿通させておき、端子挿入後に防水パッキン5とリヤホルダ6の組付を行うこともできるが、予組付をなくして組付作業性の向上を図るべく、図3のリヤホルダ6の仮係止状態で電線付きの端子をリヤホルダ6の孔部38を経て柔軟な防水パッキン5の電線挿通孔28からコネクタハウジング2内に挿入することで、リップ63が外側に逃げて嵌合空間27内に撓むから、端子を容易に挿入できる。次いで図5の如くリヤホルダ6を防水パッキン5の内側に嵌合し、リヤホルダ6の基板部25で電線挿通孔28を縮径方向に押圧することで、電線挿通孔28内のリップ63が電線を締め付けて、電線とリップ63との密着性を向上させることができる。
【0027】
図3の如く、コネクタハウジング2の下から一段目と二段目の端子収容室8の間に矩形状の空室10が設けられ、空室10内にリヤホルダ6の係止板39と係止アーム40(図1)とが挿入されている。空室10は短絡端子挿入用の空室を兼ねており、係止板39と係止アーム40すなわち係止部材32の挿入スペースの無駄をなくしている。
【0028】
係止板39は係止アーム40と共に防水パッキン5の水平な孔部30(図1)を貫通して空室10の後半部に突出し、リヤホルダ6の仮係止状態で係止板39の先端部がサイドスペーサ7の矩形状の孔部50内に進入する。空室10と孔部50とはサイドスペーサ7の仮係止状態で同心に整合する。係止板39は空室10の上部側に位置し、係止板39の上面64は空室10の上側の内壁面65に近接して対向する。これにより、サイドスペーサ7の係合突部51が係止板39を押し上げた際に、係止板39は空室10の内壁面65に当接して、係止板39の撓みが阻止され、係合突部51の当接力が高まって、サイドスペーサ7の押し込みが確実に阻止される。
【0029】
また、サイドスペーサ7の仮係止状態で係合突部51の上端面が係止板39の先端部の下面に近接して位置する。それにより、図5の如くリヤホルダ6を前向きに押圧することで、係止板39の先端部がサイドスペーサ7の係合突部51と何ら干渉することなく、スムーズにサイドスペーサ7の孔部50内を前進し、リヤホルダ6が完全に押し込まれて本係止される。この状態で、図6にも示す如く、係合突部51の上端面53に対向して係止板39の切欠孔41が同心に位置する。
【0030】
そして、図7の如くサイドスペーサ7を上向きに押し込むことで、係合突部51が係止板39の切欠孔41内に進入し、それによってリヤホルダ6の後抜けが阻止される。すなわち、端子付き電線の引張等でリヤホルダ6に抜き方向の力が作用した場合に、図8の如く係合突部51の前端面66が係止板39の切欠孔41の前端面67に当接して、リヤホルダ6の後方への移動が確実に阻止される。係合突部51と切欠孔41とは面接触で当接し、且つ係止板39が水平方向に真直に延びており、係止板39に前後方向の座屈ないし伸びが生じないから、強い係止力が発揮される。
【0031】
また、図5においてリヤホルダ6を前方に押圧して防水パッキン5を圧縮させた状態でサイドスペーサ7を挿入し、図6の如く係止板39の切欠孔41に係合突部51を進入させ、次いで図7の如くリヤホルダ6の押圧をやめることで、リヤホルダ6が防水パッキン5の弾性力で後方に押され、図8の如く切欠孔41の前端67に係合突部51の前端66を当接させることも可能である。この構成によれば、防水パッキン5がコネクタハウジング2とリヤホルダ6との間に強く密着して良好なシール性を発揮すると共に、防水パッキン5とリヤホルダ6のガタ付きが確実に防止される。
【0032】
なお、前記図3において、符号68は、端子収容室8の下壁13に一体に形成され、端子を一次係止する可撓性の係止ランスを示す。図7の完全組立状態(端子も収容した状態)でコネクタ1を相手側雌コネクタ(図示せず)に嵌合させた際に、パッキン5の外周リップ29は例えば相手側雌コネクタハウジング(図示せず)の嵌合室内壁面に密着可能である。
【0033】
図6に示す係止板39に代えて、図9に示すような周囲を完全に囲まれた矩形状の孔部(係止部)69を有する係止板70を用いることも可能である。図6の係止板39は横幅が狭くて済み、狭い端子収容室8に対応してコンパクトに形成することができる。図9の係止板70は例えば電源端子等の大型の端子を収容する端子収容室に好適であり、孔部69の前後左右が閉止されているから、孔部69の変形が起こらず、係合突部51に対する係止力が高まる。
【0034】
図10,図11は、コネクタハウジング2にサイドスペーサ7を仮係止させた状態を示す側面図と縦断面図である。
図10の如くサイドスペーサ7はコネクタハウジング2の下側にやや突出し、両側の仮係止アーム57が切欠部16内に位置し、仮係止突起58の水平な係止面58aが水平な溝部17の下面17aに当接し、その状態で図11の如くサイドスペーサ7の上側の本係止突起59の上側の傾斜面がコネクタハウジング2の内壁71の突起72の下側の傾斜面に当接している。これらにより、サイドスペーサ7がコネクタハウジング2にガタ付きなく仮保持(仮係止)されている。
【0035】
仮係止アーム57はサイドスペーサ7をコネクタハウジング2に挿入する際に切欠部16の内面に摺接しつつ後方に撓んで、溝部17内への突起58の進入を許容する。図11で符号8は端子収容室、79は端子挿通孔、50は、リヤホルダ6(図1)の係止板39を進入させる孔部、51は、係止板39に対する係合突部を示す。
【0036】
図12,図13は、コネクタハウジング2にサイドスペーサ7を本係止させた状態を示す側面図と縦断面図である。
サイドスペーサ7を押し込むことで、図12の如くサイドスペーサ7の仮係止アーム57が無抵抗で上昇し、アーム57の上端72が溝部17の上端面17bに突き当たる。それと同時に図13の如く本係止突起59がコネクタハウジング2の突起72を乗り越えて、本係止突起59の下側の傾斜面が突起72の上側の傾斜面に当接する。これらにより、サイドスペーサ7がコネクタハウジング2にガタ付きなく本係止される。
【0037】
図13の本係止状態で端子収容室8の開口面積がサイドスペーサ7の係止面(上部前端面)48によって縮小され、例えば図示しない雌端子の箱型の電気接触部の後端(肩部)が係止面48で二次係止される。
【0038】
図14はコネクタハウジング2にリヤホルダ6を仮係止させた際のリヤホルダ6の下側の係止部材32の状態、図15は同じく仮係止における上側の係止部材33の状態を示す横断面図である。図14,15で防水パッキン5は図示を省略している。
【0039】
図14の如く下側の係止部材32の係止アーム40の突起(本係止突起)42の前端の傾斜面がコネクタハウジング2の側壁73内面の横断面矩形状の突部74の後端の垂直面に当接すると共に、図15の如く上側の係止部材(係止アーム)33の前端側の仮係止突起(仮係止手段)44がコネクタハウジング2の横断面矩形状の突部75を乗り越え、仮係止突起44の後端の係止面が突部75の前端に当接し、且つ中間の本係止突起(本係止手段)45の前端の傾斜面が突部75の後端面に当接し、すなわち仮係止突起44と本係止突起45との間に突部75が挟まれて係合する。これにより、リヤホルダ6が前後方向のガタ付きなく確実に仮保持される。
【0040】
リヤホルダ6の仮係止状態で防水パッキン5はリヤホルダ6の係止部材32,33で貫通されているから、外れ落ちることがない。コネクタハウジング2の突部74,75は後部開口62から若干前側の位置において両側壁73の内面に例えば高さ方向に連続して形成されてもよい。図14で係止板39の先端部はサイドスペーサ挿入空間76に若干突出している。図15で符号32は下側の係止部材を示す。
【0041】
図16はコネクタハウジング2にリヤホルダ6を本係止させた際のリヤホルダ6の下側の係止部材32の状態、図17は同じく本係止における上側の係止部材33の状態を示す横断面図である。
【0042】
図16の如く下側の係止アーム40が内向きに撓みつつ係止アーム40の突起42がコネクタハウジング2の突部74を乗り越えて、突起42の後端の急勾配の傾斜面が突部74の前端に当接すると共に、図17の如く上側の係止アーム33が内向きに撓みつつ係止アーム33の中間の本係止突起45がコネクタハウジング2の突部75を乗り越えて、本係止突起45の後端の急勾配の傾斜面が突部75の前端に当接する。この際、コネクタハウジング2の後端とリヤホルダ6の前端との間に防水パッキン5が圧縮された状態で保持される。これらにより、リヤホルダ6と防水パッキン5とがガタ付きなく確実に固定される。
【0043】
各係止部材32,33はコネクタハウジング2の外側ではなく内側に収容されるから、各係止部材32,33が外部と干渉することがなく、リヤホルダ6の不意な外れが起こらない。万一、リヤホルダ6の本係止が解除されてしまっても、リヤホルダ6が仮係止手段44でコネクタハウジング2に保持されるから、図3のようにリヤホルダ6の基板部36の先端が防水パッキン5の内側空間27に少し係合し、リヤホルダ6で防水パッキン5が軽くではあるがコネクタハウジング2に押し付けられた状態に保持され、シール性が確保される。図16の状態で係止板39の切欠孔41はコネクタハウジング2のサイドスペーサ挿入空間76に位置する。
【0044】
なお、シール部材として上記防水パッキン5に代えて端子収容室8毎の防水ゴム栓を用い、各防水ゴム栓をリヤホルダで押え付けて、防水ゴム栓の抜け出しを防止することも可能である。また、リヤホルダ6に端子係止杆(図示せず)を突設し、サイドスペーサ7で端子を一次係止させ、端子係止杆で端子を二次係止させることも可能であり、この場合はシール部材を用いないこともあり得る。
【0045】
また、リヤホルダ6に代えてフロントホルダ(ホルダ)に係止板や係止部材を設け、係止板の切欠孔等をサイドスペーサ7の係合突部51に係合させることも可能である。また、リヤホルダ6の係止板39とサイドスペーサ7の係合突部51の構成はフロントホルダ4を用いないコネクタハウジングにも適用可能である。また、図3のリヤホルダ6の係止板39とサイドスペーサ7の係合突部51との突き当て作用を考慮しなければ、リヤホルダ6の係止板39に係合突部51を設け、サイドスペーサ7に切欠孔41や図9の周囲を閉止された孔部69を設けることも可能である。また、係止板39の板厚を厚くできる場合には、切欠孔41や孔部69に代えて凹溝部を形成することも可能である。また、係合突部51や孔部41,69は矩形状に限らず円形でも可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、ホルダの完全装着時にスペーサの係合部がホルダの係止部に係合することで、ホルダの抜け出しが確実に防止され、たとえホルダに外部の何物かが強く干渉したり、強い引張力等が作用した場合でも、ホルダの外れが起こらない。それにより、例えばホルダとコネクタハウジングとの間に装着された防水パッキンの外れや、コネクタハウジング内の端子の抜け出しが確実に防止される。また、ホルダの係止部材がコネクタハウジング内で保護されるから、係止部材が外部と干渉することがなく、これによってもホルダの不意な外れが確実に防止される。また、係止部材が孔部に沿って案内されることで、係止部材の振れが防止され、係止部材の係止部と孔部内の係合部との位置決めが正確に行われる。
【0047】
また、請求項2記載の発明によれば、ホルダの不完全装着時にスペーサを完全装着しようと押し込んだ際に、スペーサの係合部がホルダの係止部材に当接することで、それ以上のスペーサの押し込みができず、それにより作業者がホルダの不完全装着に気付き、ホルダを押し込んで完全装着させる。このようにして、ホルダの不完全装着が確実に防止される。それにより、ホルダの不完全装着に起因する前記防水パッキンや前記端子やホルダの外れやシール性不良等が防止される。
【0048】
また、請求項3記載の発明によれば、ホルダの不完全装着時にスペーサの係合突部の先端が係止板の表面に当接して、スペーサの押し込みが阻止され、それによりホルダの不完全装着が検知される。また、切欠孔の場合は係止板の狭幅化が可能で、構造がコンパクト化される。孔部の場合は、係合突部に対する係止力が増大され、ホルダの抜け防止が一層確実化する。
【0049】
また、請求項4記載の発明によれば、係止部材が内壁面に当接することで、係止部材の撓みが阻止され、係合部の強い突き当て力が発揮される。これにより、スペーサの押し込みが確実に阻止され、ホルダの不完全装着の検知精度が向上する。
【0050】
また、請求項5記載の発明によれば、ホルダの係止部とスペーサの係合部との係合によってシール部材の密着状態が良好に確保されることは勿論のこと、シール部材の弾性反力によって係止部の一端が係合部の一端に当接し、係止部と係合部との係合がガタ付きなく行われる。それによりリヤホルダのガタ付きが防止され、振動による係止部と係合部の磨耗等が防止される。
【0051】
また、請求項6記載の発明によれば、ホルダの仮係止状態で係止部材にスペーサの係合部が当接するから、ホルダの本係止忘れが検知され、作業者によりホルダが確実に本係止される。また、ホルダの本係止状態でスペーサを仮係止から本係止に引っ掛かりなくスムーズに移行させることができる。また、ホルダとスペーサの各本係止状態で、係止部に係合部が係合して、ホルダの本係止が強固に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホルダ抜け防止コネクタの一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】同じくホルダ抜け防止コネクタの組付状態を示す斜視図である。
【図3】ホルダ抜け防止コネクタにおいてリヤホルダの不完全装着を検知した状態を示す縦断面図である。
【図4】図3の状態における係止板と係合突部の当接状態を示す平面図である。
【図5】リヤホルダを完全装着した状態を示す縦断面図である。
【図6】図5における係止用の切欠孔と係合突部との位置関係を示す平面図である。
【図7】サイドスペーサを完全装着してリヤホルダを係止させた状態を示す縦断面図である。
【図8】図7における係止用の切欠孔と係合突部との係合付態を示す平面図である。
【図9】係止板とその孔部の他の実施形態を示す平面図である。
【図10】コネクタハウジングへのサイドスペーサの仮係止状態を示す側面図である。
【図11】同じくサイドスペーサの仮係止状態を示す正面側から見た縦断面図である。
【図12】サイドスペーサの本係止状態を示す側面図である。
【図13】同じくサイドスペーサの本係止状態を示す縦断面図である。
【図14】リヤホルダの仮係止状態での下側の係止部材の状態を示す横断面図である。
【図15】同じく上側の係止部材の状態を示す横断面図である。
【図16】リヤホルダの本係止状態での下側の係止部材の状態を示す横断面図である。
【図17】同じく下側の係止部材の状態を示す横断面図である。
【図18】従来のリヤホルダ付きのコネクタの一形態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 リヤホルダ抜け防止コネクタ
2 コネクタハウジング
5 防水パッキン(シール部材)
6 リヤホルダ(ホルダ)
7 サイドスペーサ(スペーサ)
10 空室
32 係止部材
39 係止板
41 切欠孔(係止部)
42,45,59 本係止突起(本係止手段)
44,58 仮係止突起(仮係止手段)
50 孔部
51 係合突部(係合部)
65 内壁面
69 孔部(係止部)
Claims (6)
- 少なくともコネクタハウジングと、該コネクタハウジングの端部に装着されるホルダと、該ホルダの装着方向とは直交する方向から該コネクタハウジングの中間部に挿入されるスペーサとを備えるコネクタにおいて、前記ホルダに係止部材が突設され、該係止部材に係止部が設けられ、前記スペーサの孔部内に、該係止部に対する係合部が設けられ、該ホルダの装着時に、該係止部材が該コネクタハウジングの内部に挿入され、該係止部材が該孔部内に進入し、該ホルダ及び該スペーサの完全装着時に該係合部が該係止部に係合することを特徴とするホルダ抜け防止コネクタ。
- 前記ホルダの不完全装着時に前記スペーサを装着する際に前記係合部が前記係止部材に当接し、それ以上の該スペーサの押し込みができないことを特徴とする請求項1記載のホルダ抜け防止コネクタ。
- 前記係止部材が係止板を含み、前記係止部が該係止板に設けられた切欠孔又は孔部であり、前記係合部が係合突部であることを特徴とする請求項1又は2記載のホルダ抜け防止コネクタ。
- 前記係止部材が前記コネクタハウジングの空室の内壁面に近接して位置し、前記係合部で押圧された際に該内壁面に当接可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のホルダ抜け防止コネクタ。
- 前記ホルダと前記コネクタハウジングとの間にシール部材が密着することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のホルダ抜け防止コネクタ。
- 前記ホルダと前記スペーサとに仮係止手段と本係止手段とがそれぞれが設けられ、該ホルダと該スペーサの各仮係止状態で前記係止部材と前記係合部とが直交方向に対向し、該ホルダの本係止状態と該スペーサの仮係止状態で該係合部が前記係止部に対向し、該ホルダと該スペーサの各本係止状態で該係合部が該係止部に係合することを特徴とすることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のホルダ抜け防止コネクタ。
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