JP2001110522A - コネクタのロック構造 - Google Patents

コネクタのロック構造

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JP2001110522A
JP2001110522A JP28447699A JP28447699A JP2001110522A JP 2001110522 A JP2001110522 A JP 2001110522A JP 28447699 A JP28447699 A JP 28447699A JP 28447699 A JP28447699 A JP 28447699A JP 2001110522 A JP2001110522 A JP 2001110522A
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connector
locking
projection
section
engagement
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JP28447699A
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English (en)
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Yukifumi Machida
幸文 町田
Yoshikazu Tanaka
義和 田中
Akira Sawada
亮 澤田
Hisanobu Komatsu
久信 小松
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロック用アームの被押圧部を押圧しただけで
は相手側コネクタを解離させないようにする。 【解決手段】 ワイヤハーネス側コネクタ11のロック
用アーム14は、前部に係止部15を有し、後部に被押
圧部16を有する。盲コネクタ12はコネクタ11の嵌
合孔18に嵌合する簡部19と、コネクタ11の係止部
15に係合する突起22とを有する。係止部15の後面
の上部と突起22の前面の上部に凹部23と凸部24を
それぞれ形成する。コネクタ11、12同士を嵌合した
際には、係止部15と突起22が係合すると共に、凹部
23に凸部24が噛合する。コネクタ11、12同士を
解離する際には、コネクタ12をコネクタ11に対して
押し込みながら被押圧部16を押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のワ
イヤハーネスに使用されるコネクタにおいて、相互に嵌
合したハウジング同士をロックするコネクタのロック構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワイヤハーネスには多数のコネク
タが使用されており、これらのコネクタの内の使用され
ないコネクタには、防水等の目的による盲コネクタが結
合される場合がある。
【0003】例えば図4に示すように、ワイヤハーネス
側コネクタ1と盲コネクタ2を結合する際には、コネク
タ1の嵌合孔3にコネクタ2の筒部4を嵌合する。この
際に、コネクタ2の突起5はコネクタ1のロック用アー
ム6を外方に撓ませながら前進し、コネクタ1、2同士
が十分に嵌合した際にロック用アーム6が復元し、ロッ
ク用アーム6の前部に設けた係止部7が突起5と係合
し、コネクタ1、2同士がロック状態になる。
【0004】一方、コネクタ1、2同士を解離する際に
は、図5に示すようにロック用アーム6の後部に設けた
被押圧部8をA方向に押圧し、ロック用アーム6を持ち
上げることにより係止部7を突起5から外し、コネクタ
2をコネクタ1の嵌合孔3から引き抜く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特にコ
ネクタ1、2同士の嵌合部が防水されている場合には、
コネクタ2をコネクタ1に対して押し込んだ際に、コネ
クタ1の嵌合孔3の内部の空気がコネクタ2によって圧
縮され、嵌合孔3の奥部3aに圧縮空気による内圧が発
生する。このため、ワイヤハーネスの運搬中や取付作業
中に誤って被押圧部8に触れることにより係止が外れ
て、嵌合孔3の奥部3aに残留している内圧によってコ
ネタタ2がコネクタ1の嵌合孔3からB方向に飛び出す
ことがある。これにより、コネクタ1の防水効果を損な
ったり、コネクタ2自体を紛失するという問題がある。
【0006】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
ロック用アームの被押圧部を押圧しただけでは、相手側
コネクタを解離することのないコネクタのロック構造を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を連成するため
の本発明に係るコネクタのロック構造は、ロック用アー
ムを有する第1のコネクタと、該第1のコネクタと嵌合
可能で前記ロック用アームの前部の係止部と係合可能な
突起を有する第2のコネクタとから成り、該第2のコネ
クタを前記第1のコネクタに対して十分に押し込んだ際
に前記係止部と前記突起が係合し、前記ロック用アーム
の後部の被押圧部を押圧することにより、前記係止部と
前記突起の係合が解除するコネクタのロック構造におい
て、前記係止部の前記突起との係合面に凹部を形成する
と共に、前記係止部との係合面には前記凹部に噛合可能
な凸部を形成し、前記第2のコネクタを前記第1のコネ
クタに対して押し込んで前記凹部と前記凸部の噛合を解
除しながら前記被押圧部を押圧することにより、前記係
止部と前記突起の係合を解除することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図3に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は実施例の断面図で
あり、例えば自動車のワイヤハーネス側のコネクタ11
に、防水用の盲コネクタ12が結合されている。コネク
タ11はワイヤハーネスの電線に接続された多数の図示
しない接続端子を収容するように構成されている。
【0009】コネクタ11のほぼ軸線上には、複数の接
続端子を収容可能な端子収容孔13が設けられており、
端子収容孔13の上部にはロック用アーム14が軸線に
沿う方向に向けて設けられている。ロック用アーム14
の前部は係止部15とされ、ロック用アーム14の後部
は被押圧部l6とされており、その一部がコネクタ11
と一体化されている。端子収容孔I3とロック用アーム
14の前部はフード部17により覆われ、フード部17
の下部はコネクタ12を嵌合する嵌合孔18とされてい
る。
【0010】一方、コネクタ12はコネクタ11の嵌合
孔18に嵌合される筒部19を有し、この筒部I9の後
部は端壁20により塞がれ、筒部19の後部外周面には
フランジ部21が設けられている。そして、筒部19の
上面にはコネクタ11のロック用アーム14の係止部1
5に係合可能な突起22が、軸線と略直交する方向に向
けて突出されている。
【0011】ここで、係止部15の後面の上部には長手
方向に囲む凹部23が形成されていると共に、コネクタ
12の突起22の前面の上部には長手方向に向けた凸部
24が形成されており、これらの凹部23と凸部24は
コネクタ11、12同士が嵌合された際に噛合可能とさ
れている。
【0012】コネクタ11にコネクタ12を装着するた
めに、コネクタ11の嵌合孔18にコネクタ12の筒部
I9を押し込むと、コネクタ12の嵌合孔19はコネク
タ11の嵌合孔18の内部の空気を圧縮しながら前進
し、コネクタ12の突起22はコネクタ11の係止部1
5を押し上げ、ロック用アーム14を上方へ撓ませなが
ら前進する。そして、コネクタ12をコネクタ11に対
して十分に押し込むと、ロック用アーム14が復元して
係止部15が突起22に係合すると共に、嵌合孔18の
奥部18aに発生した圧縮空気の圧力によりコネクタ1
2が後方に移動し、突起22の凸部24が係止部15の
凹部23に噛合する。
【0013】一方、コネクタ12をコネクタ11から取
り外す場合には、図2に示すようにコネクタ12をコネ
クタ11に対して前方のC方向に押し込みながら、コネ
クタl1の被押圧部16をコネクタ11の本体側のD方
向に押圧する。これにより、図3に示すようにコネクタ
12がC方向に移動して凸部24と凹部23の噛合が外
れ、更に係止部15が上方に移動して突起22から外
れ、コネクタ12は圧縮空気による圧力又は人手の作用
により後方のE方向に移動する。
【0014】このように実施例では、係止部15の後面
と突起22の前面に、コネクタI1、12同士を結合し
た際に互いに噛合する凹部23と凸部24をそれぞれ設
けたので、ロック用アーム14の被押圧部16を押圧し
ただけでは係止部15が突起22から外れることはな
く、防水効果を損なったりコネクタ12を紛失すること
はない。
【0015】なお、実施例ではワイヤハーネス側のコネ
クタ11に盲コネクタ12を結合する場合にはついて説
明したが、盲コネクタ12dはなく、電線を接続した接
続端子を収容した通常のコネクタにも適用できることは
云うまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るコネク
タのロック構造は、係止部の突起との係合面に凹部を形
成すると共に、突起の係止部との係合面には凹部と噛合
可能な凸部を形成し、第2のコネクタを第1のコネクタ
に対して押し込んで凹部と凸部の噛合を解除しながら被
押圧部を押圧することにより、係止部と突起の係合を解
除するので、被押圧部を押圧しただけでは係止部と突起
の噛合を解除できず、従来のように被押圧部を押圧した
だけで第2のコネクタが第1のコネクタから解離するこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図である。
【図2】作用説明図である。
【図3】作用説明図である。
【図4】従来例の断面図である。
【図5】従来例の作用説明図である。
【符号の脱明】
11、12 コネクタ 14 ロック用アーム 15 係止部 16 被押圧部 18 嵌合孔 22 突起 23 凹部 24 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤田 亮 東京都練馬区小竹町一丁目8番1号 菱星 電装株式会社内 (72)発明者 小松 久信 東京都練馬区小竹町一丁目8番1号 菱星 電装株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FB09 FB20 FC36 FC40 HC09 HC31 HC35

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロック用アームを有する第1のコネクタ
    と、該第1のコネクタと嵌合可能で前記ロック用アーム
    の前部の係止部と係合可能な突起を有する第2のコネク
    タとから成り、該第2のコネクタを前記第1のコネクタ
    に対して十分に押し込んだ際に前記係止部と前記突起が
    係合し、前記ロック用アームの後部の被押圧部を押圧す
    ることにより、前記係止部と前記突起の係合が解除する
    コネクタのロック構造において、前記係止部の前記突起
    との係合面に凹部を形成すると共に、前記係止部との係
    合面には前記凹部に噛合可能な凸部を形成し、前記第2
    のコネクタを前記第1のコネクタに対して押し込んで前
    記凹部と前記凸部の噛合を解除しながら前記被押圧部を
    押圧することにより、前記係止部と前記突起の係合を解
    除することを特徴とするコネタタのロック構造。
  2. 【請求項2】 前記第2のコネクタは盲コネクタとした
    請求項1に記載のコネクタのロック構造。
  3. 【請求項3】 前記コネクタ同士の嵌合部は防水手段を
    備えた請求項1に記載のコネクタのロック構造。
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