JP2009117061A - コネクタ組立体 - Google Patents

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Yuichiro Nakamura
裕一郎 中村
Katsumi Takekawa
勝巳 竹川
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Abstract

【課題】誤って嵌合が解除されてしまうことを防ぐことのできるコネクタ組立体を提供すること。
【解決手段】第1コネクタ10は、第1テーパ面142が形成された突起部140及びロックアーム120を有しており、第2コネクタ20は、第2テーパ面242が形成されたロック孔240を有している。嵌合状態では突起部140がロック孔240に収納され突起部140の抜去方向への移動が規制されており、嵌合状態が維持されている。嵌合状態を解除するためには、第1コネクタ10を第2コネクタ20内に押し込むことにより、第1テーパ面142及び第2テーパ面242を十分に遠ざけ、その状態でロックアーム130を操作して、突起部140をロック孔240の外へ移動させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタ組立体に関し、特に、コネクタ組立体を構成するコネクタ対を嵌合状態にロックするロック手段が設けられているコネクタ組立体に関する。
例えば、特許文献1及び特許文献2には、操作部を操作しない限りコネクタ間の嵌合状態を解除できないようにするロック手段が開示されている。
特開2004−6071号公報 特開2002−15815号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載のコネクタ組立体には、嵌合状態においてコネクタに対して振動衝撃が与えられ操作部が変位してしまった際などに、誤って嵌合が解除されてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、嵌合状態にある場合に、誤って嵌合が解除されてしまうことを防ぐことのできるコネクタ組立体を提供することを目的とする。
本発明によれば、第1のコネクタ組立体として、第1コネクタと、第2コネクタと、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタとを嵌合状態にロックするためのロック手段と、前記ロックを解除するための解除手段とを備えたコネクタ組立体において、前記ロック手段は、嵌合時において前記第1コネクタが前記第2コネクタに対する相対位置として少なくとも第1ロック位置と第2ロック位置の間を移動可能となるように、構成されており、前記第1コネクタが前記第1ロック位置にある場合に前記解除手段を操作可能とし、前記第2ロック位置にある場合に前記解除手段を操作不能とする制御手段を更に備えてなるコネクタ組立体が得られる。
更に、本発明によれば、第2のコネクタ組立体として、第1のコネクタ組立体において、前記ロック手段は、前記第1コネクタに設けられている第1ロック部及び前記第2コネクタに設けられている第2ロック部とで構成されており、前記第2ロック部は、前記第1ロック部の抜去方向への移動を規制することで前記第1コネクタ及び前記第2コネクタを嵌合状態にロックするコネクタ組立体が得られる。
更に、本発明によれば、第3のコネクタ組立体として、第2のコネクタ組立体において、前記解除手段は、少なくとも前記抜去方向と直交する方向に前記第1ロック部を変位させることにより前記第2ロック部の前記規制を無効化し、前記ロックを解除するものであり、前記制御手段は、前記第1コネクタが前記第1ロック位置にある場合、前記変位を可能とし、前記第1コネクタが前記第2ロック位置にある場合、該変位を不能とするコネクタ組立体が得られる。
更に、本発明によれば、第4のコネクタ組立体として、第3のコネクタ組立体において、前記第1コネクタは、前記解除手段として弾性変形可能なロックアームと、該ロックアームに支持される前記第1ロック部としての突起部を有しており、前記第2コネクタは、前記第2ロック部としてのロック孔を有しており、前記ロックアームは、前記嵌合状態にあっては前記突起部を前記ロック孔内に位置させる一方、前記第1コネクタが前記第1ロック位置にある場合に外部からの力を受けて前記突起部を前記ロック孔外に変位させ、それにより前記ロックの解除を可能とするように構成されており、前記ロック孔は、嵌合状態において、前記第1コネクタが、前記第1ロック位置と前記第2ロック位置の間を移動可能となるような大きさに形成されているコネクタ組立体が得られる。
更に、本発明によれば、第5のコネクタ組立体として、第4のコネクタ組立体において、前記突起部及び前記ロック孔には、第1係止部及び第2係止部が設けられており、前記第1係止部及び前記第2係止部は、前記第1コネクタが、前記第2ロック位置にある場合に互いに当接して前記第1ロック部の前記変位を妨げる前記制御手段を構成するコネクタ組立体が得られる。
更に、本発明によれば、第6のコネクタ組立体として、第5のコネクタ組立体において、前記第1係止部及び前記第2係止部は、前記抜去方向と所定の角度をなし、前記第1コネクタが第2ロック位置にある場合に互いに対向する第1テーパ面と第2テーパ面であって、第2ロック位置において、前記第1テーパ面が前記第2テーパ面に当接することで前記第1ロック部の前記変位を妨げるコネクタ組立体が得られる。
更に、本発明によれば、第7のコネクタ組立体として、第5のコネクタ組立体において、前記第1係止部及び前記第2係止部は、夫々対応する段差部であり、第2ロック位置において、前記段差部は、互いに係止することで前記第1ロック部の前記変位を妨げるコネクタ組立体が得られる。
更に、本発明によれば、第8のコネクタ組立体として、第1乃至第7のいずれかに記載のコネクタ組立体において、前記コネクタ組立体は、前記第1コネクタを前記第2ロック位置に向けて付勢する付勢手段を更に備えているコネクタ組立体が得られる。
本発明によれば、嵌合状態において、第1コネクタが第2ロック位置にある場合、嵌合を解除するための操作部の操作が不能になるため、外力による振動衝撃などに起因した意図しない嵌合の解除を防ぐことができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について図1乃至図9を参照しつつ説明する。図1に示されるように、本実施の形態におけるコネクタ組立体1は、第1コネクタ10と、第2コネクタ20とで構成されている。なお、以下に続く説明では、第1コネクタ10及び第2コネクタ20夫々における嵌合面側を前方とし、嵌合面と反対側を後方とする。
図2及び図3に示されるように、第1コネクタ10は、第1ハウジング100と、第1ハウジング100の後部より挿入されたメス型コンタクト110とを有しており、第2コネクタ20は、第2ハウジング200と、第2ハウジング200の後部より挿入されたオス型コンタクト210とを有している。本実施の形態において、メス型コンタクト110及びオス型コンタクト210は嵌合時に電気的に接続される。
第1コネクタ10は、第1コネクタ10の上部前方に設けられた支持部122と、支持部122によって支持された弾性変形可能なロックアーム120と、第1コネクタ10の上部後方に立設された保護部130を有している。
ロックアーム120は、支持部122より第1コネクタ10の後方に向かって水平に延びる水平部123と、水平部の先に設けられた押圧部124とを有している。水平部123の中央付近には、上向きに突出するように設けられた突起部140が形成されている。本実施の形態において、押圧部124に対し下向きの力を加えるとロックアーム120が弾性変形し、それに伴って突起部140が下方向に変位する。
突起部140の前面は水平部123から斜め後ろ方向に延びる傾斜部141となっており、突起部140の後面は水平方向と角度αをなす第1テーパ面142となっている。本実施の形態において、角度αは鋭角となるように形成されている。
第2コネクタ20は、第2コネクタ20の上部内側の面223及び下部内側の面224が第1コネクタ10の上面125及び下面126をガイドするようにして第1コネクタ10を収容することが可能である。また、第2コネクタ20の前方には上部220に孔を開けてなるロック孔240が形成されている。ロック孔240の前面には水平方向に対して第1テーパ面142と同じ角度α’(鋭角)をなす第2テーパ面242が形成されている。なお、第1テーパ面142の角度αと第2テーパ面242の角度α’とは異なる角度でも良い。
第1コネクタ10と第2コネクタ20が嵌合した状態においては、突起部140はロック孔240内に収容される。かかる状態では、第2コネクタ20に対して第1コネクタ10を抜去方向へ移動させようとしても、突起部140がロック孔240の第2テーパ面242に当たることとなる。即ち、ロック孔240に収容された状態の突起部140がコネクタ抜去の障害となるため、第1コネクタ10及び第2コネクタ20は嵌合状態にロックされることとなる。このことから明らかなように、本実施の形態における突起部140及びロック孔240は、第1コネクタ10と第2コネクタ20を嵌合状態にロックするロック手段として機能する。
突起部140とロック孔240によるロックを解除するためには、突起部140をロック孔240内からロック孔240外に移動させ、それによってコネクタ抜去の障害を排除する必要がある。このため、本実施の形態においては、ロックアーム120の押圧部124を押し下げることにより、ロックアーム120を撓ませ、それによって突起部140をロック孔240外に移動させて、突起部140とロック孔240によるロックを解除することとしている。このことから明らかなように、本実施の形態におけるロックアーム120は、突起部140とロック孔240によるロックを解除する解除手段として機能する。
ここで、図3及び図4から理解されるように、突起部140の斜部前端147がロック孔240の後面下端247と接している状態においてロックアーム120の押圧部124を押し下げようとした場合、ロックアーム120の撓みの障害となるものはない。従って、前述のように、ロックアーム120の操作により突起部140をロック孔240外に移動させることができる。本実施の形態においては、このときの第1コネクタ10の第2コネクタ20に対する相対位置を第1ロック位置という。
一方、図5に示されるように、第1テーパ面142と第2テーパ面242が当接している状態においては、ロックアーム120の押圧部124を押し下げてロックアーム120を撓ませようとしても、突起部140の第1テーパ面142とロック孔240の第2テーパ面242が突起部140の下方向への移動を阻害することから、突起部140はロック孔240外に移動することができない。即ち、本実施の形態における突起部140の第1テーパ面142とロック孔240の第2テーパ面242は、ロックアーム120による解除操作を不能とする制御手段として機能している。なお、本実施の形態においては、第1テーパ面142と第2テーパ面242が当接しているときの第1コネクタ10の第2コネクタ20に対する相対位置を第2ロック位置という。また、上述した構造説明から理解されるように、本実施の形態における第1コネクタ10は第1ロック位置と第2ロック位置の間を移動可能となっている。
本実施の形態による第1コネクタ10を第1ロック位置と第2ロック位置の間で移動可能とするために、具体的には、第1コネクタ10及び第2コネクタ20は、以下に掲げるような条件を満たすように設計されている。
まず、本実施の形態における第1コネクタ10及び第2コネクタ20は、図3に示されるように、第2コネクタ20内側の奥面250から第2テーパ面242までの長さL2aが、第1コネクタ10の前面150から第1テーパ面142までの長さL1aよりも差T1だけ長くなるように設計されている。この条件を満たしていると、第1コネクタ10が第2ロック位置にある場合において、第1コネクタ10の前端150と第2コネクタの奥面250の間には隙間T1が生じることとなる。ここで、第1コネクタ10を第1ロック位置と第2ロック位置の間で移動可能とするためには、差T1が第1テーパ面142の上側の端部145と下側の端部146との間の水平方向における差T3(図7参照)以上でなければならない。
更に、図6に示されるように、上部220の内側におけるロック孔240の開口部の前後方向の長さL2bは、突起部140の水平方向における長さL1bより差T2だけ大きい。
本実施の形態においては、差T1と差T2を等しくなるように第1コネクタ10及び第2コネクタ20を構成してある。このように構成すると、第1コネクタ10を第2コネクタ20に最も押し込んだ状態においても、突起部140が第2コネクタ20の上部220の下に潜り込まない。なお、第1コネクタ10を第2コネクタ20に最も押し込んだ状態においても、突起部140が第2コネクタ20の上部220の下に潜り込まないようにするためには、差T2と差T1とが等しい場合に限られず、差T2が差T1以上であればよい(T2≧T1)。また、突起部140が第2コネクタの上部220の下に潜り込むほど第1コネクタ10を第2コネクタ20に押し込んだりしないか、又は、第1コネクタ10を第2コネクタ20に最も押し込んだ状態において突起部140が第2コネクタ20の上部220の下に潜り込んでもよいという場合には、差T1が差T2より大きくてもよい。いずれにしても、第1及び第2テーパ面142,242の角度α’と傾斜部141の角度との関係にかかわらず、スムーズな動作を確保するためには、差T2が差T3以上である必要がある(T2≧T3)。
従って、本実施の形態において第1コネクタ10を第1ロック位置と第2ロック位置との間で確実に移動可能とするためには、差T1及び差T2のいずれもが差T3以上であることが必要とされる。
以下、上述した構成を備える第1コネクタ10及び第2コネクタ20の操作について簡単に説明する。
まず、第1コネクタ10及び第2コネクタ20を嵌合する方法を説明する。図8に示されるように、第1コネクタ10を第2コネクタ20に挿入すると、突起部140の傾斜部141と第2コネクタ20の上面223の前部225が衝突する。この状態で、第1コネクタ10を更に嵌合方向に押し込むと、図9に示されるように、傾斜部141が前部225に沿うようにして突起部140が上部220の下に潜り込み、それに伴い、ロックアーム120が撓む。更に第1コネクタ10を押し込むと、図5に示されるように突起部140はロックアーム120の弾性力(復元力)によりロック孔240内に入り込む。このようにして、第1コネクタ10と第2コネクタ20は嵌合状態にロックされる。なお、本実施の形態においては、保護部130が押圧部124の後方を保護するようにして設けられていることから、斜め前方へ向かう意図しない力が押圧部124に加わることに起因してロックが誤って解除されしまうことが防止されている。
続いて、第1コネクタ10を第2コネクタ20から抜去する方法を説明する。前述のように、第1コネクタ10が第2ロック位置にある場合、ロックアーム120の押圧部124を押し下げることができないことから、まずは、第1コネクタ10を第2コネクタ20内に更に押し込むことにより、第1コネクタ10を第2ロック位置から第1ロック位置へと移動させる。その状態で押圧部124を押し下げ、それによってロックアーム120を撓ませることにより、突起部140をロック孔240の外へ移動させて、突起部140とロック穴240によるロックを解除し、更にそのロックを解除した状態で第1コネクタ10を第2コネクタ10から抜去する。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態について図10及び図11を参照しつつ説明する。本実施の形態におけるコネクタ組立体は、第1の実施の形態における第1テーパ面142及び第2テーパ面242とは異なる制御手段を有する第1コネクタ10’及び第2コネクタ20’からなる。なお、第1の実施の形態と重複する部分については説明を省略し差異についてのみを説明する。
具体的には、図10に示されるように、本実施の形態における第1コネクタ10’は、後面に係止凹部143が形成された突起部140を有している。一方、第2コネクタ20’は、前面に係止凸部243が形成されたロック孔240を有している。本実施の形態において、第1コネクタ10’と第2コネクタ20’とを嵌合した時の係止凹部143と係止凸部243が完全に離れた状態における第1コネクタ10’の第2コネクタ20’に対する相対位置を第1ロック位置といい、係止凹部143と係止凸部243が係止している状態における第1コネクタ10’の第2コネクタ20’に対する相対位置を第2ロック位置ということとすると、第1コネクタ10’が第1ロック位置にあるときは、ロックアーム120の操作に障害となるものはないことから、ロックアーム120の押圧部124を押し下げることにより、突起部140をロック孔240の外に移動させることができ、第2コネクタ20’から第1コネクタ10’を引き抜くことによりコネクタ同士の嵌合を解除することができる。一方、図11に示されるように第1コネクタ10’が第2ロック位置にある場合、係止凸部243と係止凹部143の係止がロックアーム120の操作の障害となるため、突起部140とロック孔240によるロックを解除することができない。このように、本実施の形態においては、係止凸部243と係止凹部143がロックアーム120の操作によるロック解除を不能とする制御手段として機能する。
本実施の形態による第1コネクタ10’を第1ロック位置と第2ロック位置の間で移動可能とするために、具体的には、第1コネクタ10’及び第2コネクタ20’は、以下に掲げるような条件を満たすように設計されている。
まず、本実施の形態における第1コネクタ10’及び第2コネクタ20’は、第2コネクタ20’内側の奥面250から端面244までの長さL2a’が第1コネクタ10’の前面150から端面144までの長さL1a’よりも差T1’だけ長くなるように設計されている。この条件を満たしていると、第1コネクタ10’が第2ロック位置にある場合、第1の実施の形態と同様に、第1コネクタ10’の前面150及び第2コネクタ20’の内側の奥面250の間には隙間T1’が生じることになる。ここで、第1コネクタ10’を第1ロック位置と第2ロック位置の間で移動可能とするためには、第1に、係止凹部143を規定する端面144と端面148との水平方向における差T3’(図11参照)が差T1’以下でなければならない。
また、図11に示されるように、ロック孔240の後面から係止凸部243の端面244までの水平方向における長さL2b’は、突起部140の傾斜部141の前端から係止凹部143の端面144までの水平方向における長さL1b’よりも差T2’だけ大きい。ここで、本実施の形態においては、第1の実施の形態とは異なり、係止凹部143と係止凸部243とが係止した状態において突起部140が第2コネクタ20’のロック孔240外に移動することはできないことから、第1コネクタ10’を第1ロック位置と第2ロック位置の間で移動可能とするためには、差T2’も差T3’以上でなければならない。
従って、本実施の形態による第1コネクタ10’及び第2コネクタ20’の場合、第1コネクタ10’を第1ロック位置と第2ロック位置の間で移動可能とするためには、差T1’及び差T2’のいずれもが差T3以上であることが必要とされる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態は、図12に示すように、第1コネクタ10を抜去方向に向けて付勢する付勢手段30を第2コネクタ20に設けることとし、第1コネクタ10を確実に第2ロック位置に維持することとしてもよい。なお、この場合の付勢手段30としてはゴム等の弾性体やコイルスプリング等のバネなどを利用した手段が考えられる。付勢手段30として、弾性ゴムを用いた場合には、第1コネクタと第2コネクタ間の防水機能を有することになる。
以上、本発明について具体的な例を掲げて説明してきたが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、ロックアーム120の操作を規制・制御する手段は、第1コネクタ10が第2ロック位置にある場合にロックアーム120の操作を不能とするものであればよく、上述した実施の形態に限定されない。
本発明の第1の実施の形態によるコネクタ組立体の嵌合状態における斜視図である。 図1のコネクタ組立体の上面図である。 図2のA−A断面で示される第1コネクタ及び第2コネクタの抜去時の断面図である。 嵌合前における突起部とロック孔の部分拡大図である。 図2のA−A断面で示される第1ハウジングが第2ロック位置にあるときの状態を示す図である。 図2のA−A断面で示される第1ハウジングが第1ロック位置にあるときの状態を示す図である。 嵌合時における突起部及びロック孔の部分拡大図である。 図2のA−A断面で示される第1ハウジングの前部が第2ハウジングに収容されたときの状態を示す図である。 図2のA−A断面で示される第1コネクタ及び第2コネクタにおいて、ロックアームが撓んだ状態をしめす図である。 本発明の第2の実施の形態によるコネクタ組立体の図2におけるA−A断面と同じ断面で示される部分拡大図である。 図10のコネクタ組立体の嵌合時における突起部及びロック孔の部分拡大図である。 本発明の第3の実施の形態による付勢手段を設けたコネクタ組立体を示す図である。
符号の説明
1 コネクタ組立体
10 第1コネクタ
20 第2コネクタ
30 付勢手段
100 第1ハウジング
110 メス型コンタクト
120 ロックアーム
124 押圧部
130 保護部
140 突起部
142 第1テーパ面(第1係止部)
143 係止凹部(第1係止部)
243 係止凸部(第2係止部)
200 第2ハウジング
210 オス型コンタクト
240 ロック孔
242 第2テーパ面(第2係止部)

Claims (8)

  1. 第1コネクタと、第2コネクタと、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタとを嵌合状態にロックするためのロック手段と、前記ロックを解除するための解除手段とを備えたコネクタ組立体において、
    前記ロック手段は、嵌合時において前記第1コネクタが前記第2コネクタに対する相対位置として少なくとも第1ロック位置と第2ロック位置の間を移動可能となるように、構成されており、
    前記第1コネクタが前記第1ロック位置にある場合に前記解除手段を操作可能とし、前記第2ロック位置にある場合に前記解除手段を操作不能とする制御手段を更に備えてなる
    コネクタ組立体。
  2. 前記ロック手段は、前記第1コネクタに設けられている第1ロック部及び前記第2コネクタに設けられている第2ロック部とで構成されており、
    前記第2ロック部は、前記第1ロック部の抜去方向への移動を規制することで前記第1コネクタ及び前記第2コネクタを嵌合状態にロックする
    請求項1に記載のコネクタ組立体。
  3. 前記解除手段は、少なくとも前記抜去方向と直交する方向に前記第1ロック部を変位させることにより前記第2ロック部の前記規制を無効化し、前記ロックを解除するものであり、
    前記制御手段は、前記第1コネクタが前記第1ロック位置にある場合、前記変位を可能とし、前記第1コネクタが前記第2ロック位置にある場合、該変位を不能とする
    請求項2に記載のコネクタ組立体。
  4. 前記第1コネクタは、前記解除手段として弾性変形可能なロックアームと、該ロックアームに支持される前記第1ロック部としての突起部を有しており、
    前記第2コネクタは、前記第2ロック部としてのロック孔を有しており、
    前記ロックアームは、前記嵌合状態にあっては前記突起部を前記ロック孔内に位置させる一方、前記第1コネクタが前記第1ロック位置にある場合に外部からの力を受けて前記突起部を前記ロック孔外に変位させ、それにより前記ロックの解除を可能とするように構成されており、
    前記ロック孔は、嵌合状態において、前記第1コネクタが、前記第1ロック位置と前記第2ロック位置の間を移動可能となるような大きさに形成されている
    請求項3に記載のコネクタ組立体。
  5. 前記突起部及び前記ロック孔には、第1係止部及び第2係止部が設けられており、
    前記第1係止部及び前記第2係止部は、前記第1コネクタが、前記第2ロック位置にある場合に互いに当接して前記第1ロック部の前記変位を妨げる前記制御手段を構成する
    請求項4に記載のコネクタ組立体。
  6. 前記第1係止部及び前記第2係止部は、前記抜去方向と所定の角度をなし、前記第1コネクタが第2ロック位置にある場合に互いに対向する第1テーパ面と第2テーパ面であって、
    第2ロック位置において、前記第1テーパ面が前記第2テーパ面に当接することで前記第1ロック部の前記変位を妨げる
    請求項5に記載のコネクタ組立体。
  7. 前記第1係止部及び前記第2係止部は、夫々対応する段差部であり、
    第2ロック位置において、前記段差部は、互いに係止することで前記第1ロック部の前記変位を妨げる
    請求項5に記載のコネクタ組立体。
  8. 前記コネクタ組立体は、前記第1コネクタを前記第2ロック位置に向けて付勢する付勢手段を更に備えている
    請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のコネクタ組立体。
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