JP2006079994A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 ハウジング間の嵌合・離脱方向におけるガタ付きを防止する。
【解決手段】 第1ハウジング10と第2ハウジング40とには、両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向に対向する一対の係合部22,46が設けられ、一対の係合部22,46には、付勢部材30が、一対の係合部22,46を離間させる方向へ付勢する形態で係合される。付勢部材30の付勢力によって、一対の係合部22,46を介して第1ハウジング10と第2ハウジング40を嵌合方向へ相対変位させることにより、両ハウジング10,40間の隙間を詰め、両ハウジング10,40間の相対変位を規制することができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、2つのハウジングを嵌合し、一方のハウジングのロックアームを他方のハウジングのロック突起に係止させることによって両ハウジングを嵌合状態にロックするようにしたコネクタが開示されている。
特開平5−182712号公報
この種のコネクタでは、両ハウジングの嵌合過程で、ロックアームが、両ハウジングの嵌合方向と平行なロック姿勢から、嵌合方向に対して斜めを向いたロック解除姿勢へ弾性変形しつつロック突起を乗り越え、両ハウジングが正規嵌合したところでロックアームが弾性復帰してロック突起に係止するようになっている。そのため、嵌合状態では、ロック突起とロックアームとの間に嵌合方向の隙間が空くことは避けられない。このような嵌合方向の隙間は、ハウジング間のガタ付きの原因となり、ひいては、ハウジングに取り付けられている端子金具同士の間で微摺動磨耗を生じさせる原因となる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ハウジング間の嵌合・離脱方向におけるガタ付きを防止することを目的とする。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ハウジング間の嵌合・離脱方向におけるガタ付きを防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、第1ハウジングと第2ハウジングを互いに嵌合・離脱させるようにしたコネクタにおいて、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとに設けられ、前記両ハウジングの嵌合・離脱方向に対向する一対の係合部と、前記一対の係合部に対しその一対の係合部を接近又は離間させる方向へ付勢する形態で係合される付勢部材とを備えている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングには、前記付勢部材の付勢によって相対変位したときに当接する一対の当接面が設けられ、前記一対の当接面のうち少なくとも一方が、前記両ハウジングの嵌合・離脱方向に対して斜めとなるテーパ状をなしているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
付勢部材の付勢力によって、一対の係合部を介して第1ハウジングと第2ハウジングを嵌合方向又は離脱方向へ相対変位させることにより、両ハウジング間の隙間を詰め、両ハウジング間の相対変位を規制することができる。
付勢部材の付勢力によって、一対の係合部を介して第1ハウジングと第2ハウジングを嵌合方向又は離脱方向へ相対変位させることにより、両ハウジング間の隙間を詰め、両ハウジング間の相対変位を規制することができる。
<請求項2の発明>
一対の当接面のうち少なくとも一方が、両ハウジングの嵌合・離脱方向に対して斜めとなるテーパ状をなしているので、両ハウジングは、嵌合・離脱方向と直交する径方向において位置決めされる。
一対の当接面のうち少なくとも一方が、両ハウジングの嵌合・離脱方向に対して斜めとなるテーパ状をなしているので、両ハウジングは、嵌合・離脱方向と直交する径方向において位置決めされる。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図9を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、互いに嵌合・離脱を可能とされた第1ハウジング10と第2ハウジング40とを備えており、第1ハウジング10には両ハウジング10,40間の嵌合・離脱方向におけるガタ付きを防止するための付勢部材30が取り付けられるようになっている。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図9を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、互いに嵌合・離脱を可能とされた第1ハウジング10と第2ハウジング40とを備えており、第1ハウジング10には両ハウジング10,40間の嵌合・離脱方向におけるガタ付きを防止するための付勢部材30が取り付けられるようになっている。
第1ハウジング10、合成樹脂製であり、雌端子金具12が収容されるハウジング本体11と、ハウジング本体11を包囲する筒状嵌合部13とを一体に形成したものである。ハウジング本体11と筒状嵌合部13とによって構成される筒状の嵌合空間14内には、前方から第2ハウジング40のフード部43が嵌入されるようになっている。この嵌合空間14には、ハウジング本体11の上面にシーソー状に弾性変位し得るように支持されたロックアーム15が収容されている。ロックアーム15は、弾性変位しない自由状態においてハウジング本体11に沿って前後方向(両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向と略平行な方向)に延びた形態となっている。また、ロックアーム15の前端部にはロック突起16が下向きに突出して形成されいる。
筒状嵌合部13は前端部のみが全周に亘って連続しており、筒状嵌合部13の上面は前端部を除いて上方へ開放されている。筒状嵌合部13における開放領域の左右両側部分は一対の保護壁17となっており、この両保護壁17の間にロックアーム15が配置されている。また、筒状嵌合部13には、その左右両外側面を上下方向(両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向と直交する方向)に切欠した形態の切欠部18が形成され、切欠部18のうち上下方向における略中央部分には、筒状嵌合部13の外面と内面の間を貫通する形態であって前後方向の寸法が切欠部18と同じ寸法とされた方形の開口部19が形成されている。さらに、筒状嵌合部13の左右両側壁部には、上下方向において開口部19と対応する領域を部分的に外側へ突出させた形態の膨出部20F,20Rが形成され、切欠部18よりも前側の膨出部20F、及び切欠部18よりも後側の膨出部20Rには、夫々、内周面を凹ませた形態の逃がし凹部21F,21Rが形成されている。この前部逃がし凹部21Fと後部逃がし凹部21Rは、いずれも開口部19に連通している。そして、前側の膨出部20Fの後面部は第1係合部22となっており、この前側の膨出部20Fの後面は、両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向と直角な平坦状をなす第1係合面23となっている。
ハウジング本体11と筒状嵌合部13との間の嵌合空間14の奥端部(後端部)には、左右一対の第1当接面24が形成されている。この第1当接面24は、筒状嵌合部13の内周面に形成され、両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向に対して傾斜したテーパ状をなしている。同じく嵌合空間14の奥端部には、上下一対の第1当接面25も形成されている。この上下一対の第1当接面25は、ハウジング本体11の外周面に形成され、両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向に対して傾斜したテーパ状をなしている。
次に、付勢部材30について説明する。
付勢部材30は、合成樹脂製であり、左右一対の脚部31の上端同士を連結部32で連結した形態、即ち概ね門形をなしている。各脚部31は、夫々、全体として上下方向に長い板状をなすとともに、板面を筒状嵌合部13の側壁面とほぼ平行をなした形態とされている。各脚部31には、その下端から上方へ切り込んだ形態のスリット33が形成され、このスリット33により、下方へ片持ち状に延出した形態であって、上端部を支点として前後方向への弾性撓みを可能とされた前後一対のアーム部34F,34Rが形成されている。前側のアーム部34Fの前縁は、切欠部18の前側の縁部(両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向に対して直角をなす)に沿うように直線状をなす。一方、後側のアーム部34Rの後縁は、切欠部18の後側の縁部(両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向に対して直角をなす)に対して斜めをなし、後側のアーム部34Rの後縁と切欠部18の後側の縁部との間には、下方に向かって次第に増大する前後方向の隙間が空くようになっている。そして、この後側のアーム部34Rの後端縁には、後方へ略三角形状に突出した形態の突出部35が形成されている。
付勢部材30は、合成樹脂製であり、左右一対の脚部31の上端同士を連結部32で連結した形態、即ち概ね門形をなしている。各脚部31は、夫々、全体として上下方向に長い板状をなすとともに、板面を筒状嵌合部13の側壁面とほぼ平行をなした形態とされている。各脚部31には、その下端から上方へ切り込んだ形態のスリット33が形成され、このスリット33により、下方へ片持ち状に延出した形態であって、上端部を支点として前後方向への弾性撓みを可能とされた前後一対のアーム部34F,34Rが形成されている。前側のアーム部34Fの前縁は、切欠部18の前側の縁部(両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向に対して直角をなす)に沿うように直線状をなす。一方、後側のアーム部34Rの後縁は、切欠部18の後側の縁部(両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向に対して直角をなす)に対して斜めをなし、後側のアーム部34Rの後縁と切欠部18の後側の縁部との間には、下方に向かって次第に増大する前後方向の隙間が空くようになっている。そして、この後側のアーム部34Rの後端縁には、後方へ略三角形状に突出した形態の突出部35が形成されている。
次に、第2ハウジング40について説明する。
第2ハウジング40は、合成樹製であり、雄端子金具42を保持する端子保持部41と、端子保持部41から前方に突出するフード部43とを有する。雄端子金具42の先端のタブ42aは端子保持部41の前端面から突出し、フード部43によって包囲されている。フード部43の外周上面には、左右一対のガイドリブ44に挟まれたロック突部45が形成されている。また、フード部43の外周における左右両外側面には、ブロック状をなす一対の第2係合部46が突出形成されている。第2係合部46は、側方から視て方形をなし、その後面のうち略下半分領域は、両ハウジング10,40の嵌合・離脱と直角な平坦状の第2係合面47となっており、第2係合部46の後面のうち略上半分領域は、両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向と直角な方向に対して傾斜したテーパ面48となっている。
第2ハウジング40は、合成樹製であり、雄端子金具42を保持する端子保持部41と、端子保持部41から前方に突出するフード部43とを有する。雄端子金具42の先端のタブ42aは端子保持部41の前端面から突出し、フード部43によって包囲されている。フード部43の外周上面には、左右一対のガイドリブ44に挟まれたロック突部45が形成されている。また、フード部43の外周における左右両外側面には、ブロック状をなす一対の第2係合部46が突出形成されている。第2係合部46は、側方から視て方形をなし、その後面のうち略下半分領域は、両ハウジング10,40の嵌合・離脱と直角な平坦状の第2係合面47となっており、第2係合部46の後面のうち略上半分領域は、両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向と直角な方向に対して傾斜したテーパ面48となっている。
また、フード部43の外周における左右両外側面には一対の第2当接面49が形成されている。この第2当接面49は、両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向に対して傾斜したテーパ状をなし、その傾斜の角度は、第1ハウジング10の左右両第1当接面24と同じ角度となっている。さらに、フード部43の内周における上下両面に一対の第2当接面50が形成されている。この第2当接面50は、両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向に対して傾斜したテーパ状をなし、その傾斜の角度は、第1ハウジング10の上下両第1当接面25と同じ角度となっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
第2ハウジング40のフード部43を第1ハウジング10のハウジング本体11と筒状嵌合部13との間の嵌合空間14に差し込むと、両ハウジング10,40が正規嵌合に至る直前で、ロックアーム15の前端のロック突起16がロック突部45に乗り上がるととともに、ロックアーム15が弾性変位して前上がりの姿勢となる。そして、両ハウジング10,40が正規の嵌合状態(端子金具12,42同士が確実に接続された状態)になると、ロック突起16がロック突部45を通過してロックアーム15が弾性復帰し、ロック突起16がロック突部45に係止する。このロック突起16とロック突部45との係止により、両ハウジング10,40が離脱規制された状態にロックされる。
第2ハウジング40のフード部43を第1ハウジング10のハウジング本体11と筒状嵌合部13との間の嵌合空間14に差し込むと、両ハウジング10,40が正規嵌合に至る直前で、ロックアーム15の前端のロック突起16がロック突部45に乗り上がるととともに、ロックアーム15が弾性変位して前上がりの姿勢となる。そして、両ハウジング10,40が正規の嵌合状態(端子金具12,42同士が確実に接続された状態)になると、ロック突起16がロック突部45を通過してロックアーム15が弾性復帰し、ロック突起16がロック突部45に係止する。このロック突起16とロック突部45との係止により、両ハウジング10,40が離脱規制された状態にロックされる。
嵌合過程では、ロックアーム15が両ハウジング10,40の嵌合方向に対して斜め姿勢をとりつつロック突起16がロック突部45を通過し、正規嵌合状態に至るとロックアーム15が両ハウジング10,40の嵌合方向と平行な姿勢に弾性復帰するため、正規嵌合状態では、ロック突起16とロック突部45との間に、両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向の僅かな隙間Saが空くことは避けられない(図8を参照)。この隙間Saは、両ハウジング10,40が嵌合・離脱方向に相対変位することを許容するが、両ハウジング10,40が相対変位すると、それに起因して端子金具12,42同士の間で微摺動摩耗が発生することが懸念される。
そこで、本実施形態では、その対策として付勢部材30を第1ハウジング10に組み付けている。付勢部材30は、上方からアーム部34F,34Rを切欠部18に嵌め込むようにして組み付けられる。このとき、前側の逃がし凹部21Fと開口部19を通過した第2係合部46は、その後面部を除いて後側の逃がし凹部21R内に収容され、第2係合部46の後面部は、後側の膨出部20Rよりも第1係合部22側(前側の膨出部20F側)へ突出している。つまり、第1係合部22の第1係合面23と第2係合部46の第2係合面47とが、両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向と平行な前後方向において互い対向するように並んでいる。そして、アーム部34F,34Rは、この第1係合部22と第2係合部46との間に割り込むように進入し、進入に伴って両アーム部34F,34Rが両者の前後方向の間隔(スリット33)を狭めるように弾性撓みする。
付勢部材30が組み付けられた状態では、前側のアーム部34Fの前端面が第1係合面23に対して面接触状態で当接するとともに、後側のアーム部34Rの突出部35の突出端が第2係合面47に当接する。尚、付勢部材30の組付け過程では、突出部35が第2係合部46のテーパ面48に摺接することにより、突出部35が第2係合部46の上面に引っ掛かることなく、付勢部材30の組付けが円滑に行われる。
そして、この両アーム部34F,34Rの弾力により、第1係合部22と第2係合部46の前後方向の間隔が拡がる。ここで、第2係合部46は、第1係合部22に対しその後方、即ち第1ハウジング10に対する第2ハウジング40の嵌合方向先方に位置するので、第1ハウジング10に対して第2ハウジング40が嵌合方向に引き込まれることになる。これに伴い、ロック突起16とロック突部45の前後方向の隙間Saが拡大するとともに、第1ハウジング10の第1当接面24,25と第2ハウジング40の第2当接面49,50が面接触状態に当接し、両ハウジング10,40が付勢部材30により前後方向(嵌合・離脱方向)の相対変位を規制された状態に保持される(図9を参照)。
この当接面24,25,49,50は、両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向に対して斜めをなすので、ハウジング10,40の寸法公差や嵌合時の組付け公差があっても、両ハウジング10,40の前後方向の相対変位(ガタ付き)を確実に防止することができる。また、この状態では、ハウジング本体11の前端面と端子保持部41の前端面(フード部43の奥端面)との間には間隙が空けられている。尚、第2係合部46が完全に後側の逃がし部内に収容された状態となっていたとしても、後側のアーム部34Rの突出部35は、後側の逃がし凹部21R内に進入することができるので、付勢部材30によって第1係合部22と第2係合部46とを離間させる方向(第1ハウジング10に対して第2ハウジング40を嵌合方向へ引き込む方向)に相対変位させることは可能である。
上述のように本実施形態においては、付勢部材30の付勢力によって、一対の係合部22,46を介して第1ハウジング10と第2ハウジング40を嵌合方向へ相対変位させることにより、両ハウジング10,40間の隙間を詰めるようにしたので、両ハウジング10,40間の嵌合・離脱方向におけるガタ付き(相対変位)を規制することができる。
また、第1ハウジング10と第2ハウジング40に、付勢部材30の付勢によって相対変位したときに互いに当接する当接面24,25,49,50を設け、この当接面24,25,49,50を、両ハウジング10,40の嵌合・離脱方向に対して斜めとなるテーパ状としたので、両ハウジング10,40は、嵌合・離脱方向と直交する径方向においても位置決めされる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、嵌合状態の両ハウジングを更に嵌合方向に相対変位させることで隙間を詰めるようにしたが、本発明によれば、嵌合状態の両ハウジングを離脱方向へ相対変位させることで隙間を詰めるようにしてもよい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、嵌合状態の両ハウジングを更に嵌合方向に相対変位させることで隙間を詰めるようにしたが、本発明によれば、嵌合状態の両ハウジングを離脱方向へ相対変位させることで隙間を詰めるようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、第1係合部と第2係合部を離間させる方向へ付勢することで両ハウジング間の隙間を詰めるようにしたが、本発明によれば、両係合部を接近させる方向へ相対変位させることで両ハウジング間の隙間を詰めるようにしてもよい。
(3)上記実施形態では第1ハウジングの当接面と第2ハウジングの当接面の双方をテーパ状としたが、本発明によれば、いずれか一方の当接面のみがテーパ状をなすようにしてもよい。
(4)上記実施形態では当接面がテーパ状をなすが、本発明によれば、当接面は、両ハウジングの嵌合・離脱方向と直交する面であってもよい。
(3)上記実施形態では第1ハウジングの当接面と第2ハウジングの当接面の双方をテーパ状としたが、本発明によれば、いずれか一方の当接面のみがテーパ状をなすようにしてもよい。
(4)上記実施形態では当接面がテーパ状をなすが、本発明によれば、当接面は、両ハウジングの嵌合・離脱方向と直交する面であってもよい。
(5)上記実施形態では端子金具の数を2極としたが、本発明は、端子金具が1極または3極以上の場合にも適用できる。
(6)上記実施形態では第2ハウジングの当接面をフード部の先端部のみに形成したが、本発明によれば、テーパ状の当接面がフード部の全長に亘ってもよい。
(7)上記実施形態では左右の当接面をフード部の外周面に形成したが、本発明によれば、左右の当接面をフード部の内周側に形成してもよい。
(8)上記実施形態では上下の当接面をフード部の内周側に形成したが、本発明によれば、上下の当接面をフード部の外周側に形成してもよい。
(9)上記実施形態では当接面をフード部の内周側と外周側のいずれか一方のみを斜めに切欠した形態としたが、本発明にわれば、当接面は、フード部の内周側と外周側の両方を斜めに切欠した楔状としてもよい。
(6)上記実施形態では第2ハウジングの当接面をフード部の先端部のみに形成したが、本発明によれば、テーパ状の当接面がフード部の全長に亘ってもよい。
(7)上記実施形態では左右の当接面をフード部の外周面に形成したが、本発明によれば、左右の当接面をフード部の内周側に形成してもよい。
(8)上記実施形態では上下の当接面をフード部の内周側に形成したが、本発明によれば、上下の当接面をフード部の外周側に形成してもよい。
(9)上記実施形態では当接面をフード部の内周側と外周側のいずれか一方のみを斜めに切欠した形態としたが、本発明にわれば、当接面は、フード部の内周側と外周側の両方を斜めに切欠した楔状としてもよい。
10…第1ハウジング
22…第1係合部
24,25…第1当接面
30…付勢部材
40…第2ハウジング
46…第2係合部
49,50…第2当接面
22…第1係合部
24,25…第1当接面
30…付勢部材
40…第2ハウジング
46…第2係合部
49,50…第2当接面
Claims (2)
- 第1ハウジングと第2ハウジングを互いに嵌合・離脱させるようにしたコネクタにおいて、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとに設けられ、前記両ハウジングの嵌合・離脱方向に対向する一対の係合部と、
前記一対の係合部に対しその一対の係合部を接近又は離間させる方向へ付勢する形態で係合される付勢部材とを備えていることを特徴とするコネクタ。 - 前記第1ハウジングと前記第2ハウジングには、前記付勢部材の付勢によって相対変位したときに当接する一対の当接面が設けられ、
前記一対の当接面のうち少なくとも一方が、前記両ハウジングの嵌合・離脱方向に対して斜めとなるテーパ状をなしていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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