JPH10252251A - 床 材 - Google Patents

床 材

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Publication number
JPH10252251A
JPH10252251A JP7453597A JP7453597A JPH10252251A JP H10252251 A JPH10252251 A JP H10252251A JP 7453597 A JP7453597 A JP 7453597A JP 7453597 A JP7453597 A JP 7453597A JP H10252251 A JPH10252251 A JP H10252251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moisture
boards
stuck
release paper
mold release
Prior art date
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Pending
Application number
JP7453597A
Other languages
English (en)
Inventor
Naotoshi Kira
直敏 吉良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dantani Plywood Co Ltd filed Critical Dantani Plywood Co Ltd
Priority to JP7453597A priority Critical patent/JPH10252251A/ja
Publication of JPH10252251A publication Critical patent/JPH10252251A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩行時のきしみ音の発生や、吸湿による寸法
変化等を防止した床材を提供する。 【解決手段】 木片成型板の木口面13、14に表面が
平滑な防湿性薄シート15、16を貼着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実加工を必要とせ
ず、吸湿による寸法変化も極力防止した木片成型板から
なる床材に関する。
【0002】
【従来の技術】木片成型板は木材を小片に細分して熱硬
化性樹脂を用いて再結合させた板であって、比較的安価
であるので建築用板材や家具用の板材等他方面の用途が
期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、木片成
型板は比較的ポーラスであって粗いので、床材として使
用する場合には実加工が難しいという問題がある。そこ
で、その木口を平坦に加工して床材として用いることも
考えられるが、その上を歩行時に隣り合う床材の木口が
擦れあってきしみ音がするという問題がある。また、木
口の部分から吸湿し易く、吸湿すると寸法変化が生じ易
いという問題があった。本発明はかかる事情に鑑みてな
されたもので、歩行時のきしみ音の発生や、吸湿による
寸法変化等を防止した床材を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の床材は、木片成型板の木口面に表面が平滑な防湿
性薄シート(例えば、離型紙や発泡ポリプロピレンシー
ト)を貼着している。また、請求項2記載の床材は、木
片成型板の防湿処理がなされている木口面に、発泡ポリ
プロピレン又は不織布からなる薄シートを貼着してい
る。そして、請求項3記載の床材は、請求項1又は2記
載の床板において、裏面にも防湿処理が行われている。
【0005】請求項1記載の床材においては、木口面に
表面が平滑な防湿性薄シートを貼着しているので、木口
面からの吸湿が防止され、これによって寸法変化を防止
できる。そして,防湿性薄シートは、平滑な面を有して
いるので、擦れ合う面が円滑に滑ってきしみ音が防止で
きる。また、請求項2記載の床材は、木口面に防湿処理
がなされているので、木口面から湿分の侵入が防止で
き、これによって寸法変化を防止できる。また、その上
に発泡ポリプロピレン又は不織布からなる薄シートを貼
着しているので、隣り合う床材のこすれが緩和されてき
しみ音を発生しない。請求項3記載の床材においては、
更にその裏面にも防湿処理が行われているので、防湿性
に優れ長期間使用しても寸法変化が生じ難い。
【0006】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る床材の断面図、図2は他の実施の形態に係る床
材の断面図である。
【0007】図1に示すように、本発明の一実施の形態
に係る床材10は、木片成型板からなる基板11と、そ
の表面に貼着された化粧シート12と、木口13、14
にそれぞれ貼着された表面が平滑な防湿性薄シートの一
例である離型紙15、16とを有してなる。以下、これ
らについて詳しく説明する。
【0008】前記基板11は、パーティクルボード、ス
トランドボード、フレークボード等からなって、その厚
みは10〜12mm程度である。耐水性及び高硬度とす
るために、樹脂含有率を15〜30重量%、比重を0.
8〜1とすることも可能である。この基板11の表面に
は突板(場合によっては印刷紙等)からなる化粧シート
12が従来方法によって貼着されている。
【0009】また、前記基板11の木口13、14は滑
らかに垂直に切断されて実加工は行われず、その切断表
面には、離型紙15、16が貼着されている。この離型
紙15、16は通常シール等を仮貼着する場合の台紙と
して使用されているもの等が用いられ、非通気性となっ
て十分な防湿性を有し、更に表面が極めて滑らかとなっ
ている。木口13、14の上角部は斜めに切断されてそ
の合わせ部がV字溝17を形成し、その上には前記した
化粧シート12が延長して貼着されている。
【0010】この床材10を施工する場合には、図1に
示すように、床下地18上に接着剤19が塗布されてそ
の上に端から一枚ずつ施工する。これによって、床面が
完成するが、当接する部分の離型紙15、16が滑り易
いため、歩行時に発生するきしみ音が無くなる。また、
表面には化粧シート12が貼着され、木口13、14に
防湿性を有する離型紙15、16が貼着されているの
で、湿分が基板11内に侵入し難く、更には裏面には接
着剤19が塗布されているので、寸法変化が発生し難
い。なお、裏面側の接着剤19が全面に塗布されていな
い場合には、更に防湿性を有する塗装を施すのが好まし
い。また、前記離型紙15、16の代わりに非通湿性の
発泡ポリプロピレンの薄シートを貼着することもでき
る。
【0011】次に、図2に示す本発明の第2の実施の形
態に係る床材21は、木片成型板からなる基板11の表
面に化粧シート12が貼着され、木口13、14には防
湿処理がなされた後に、不織布22、23がそれぞれ貼
着されている。前記不織布22、23としては、高密度
の化学繊維からなる不織布で、特に滑り性を有する不織
布を使用するのが好ましく、例えば、特開平7−300
753号公報、特開平8−109565号公報、特開平
7−197367号公報等に記載されているスパンボン
ド不織布を使用することもできる。また、木口13、1
4の防湿処理は、木口面に油性塗料を塗布したり、周知
の通気性シートを貼着することによって行う。更には、
基板11の裏面には、防湿処理用の塗装を行うことが好
ましく、これによって更に吸湿性が減少する。
【0012】従って、この床材21を用いた床も、比較
的安価に製造できて、不織布22、23が擦れ合っても
音はしないので、歩いてもきしみ音が発生せず、更に
は、吸湿性が乏しいので使用時に寸法変化が少ないとい
う利点がある。
【0013】
【発明の効果】請求項1〜3記載の床材においては、木
口からの吸湿が極めて少ないので、寸法変化が発生しに
くい。また、床材の木口に実加工処理をしないで平滑と
し、しかも木口が擦り合っても音がしないようにしてい
るので、歩行に伴うきしみ音がしない。特に、請求項3
記載の床材においては、裏面も防湿処理がなされている
ので、更に経年使用による寸法変化が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る床材の断面図であ
る。
【図2】他の実施の形態に係る床材の断面図である。
【符号の説明】
10 床材 11 基板 12 化粧シート 13 木口 14 木口 15 離型紙
(防湿性薄シート) 16 離型紙(防湿性薄シート) 17 V字溝 18 床下地 19 接着剤 21 床材 22 不織布 23 不織布

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木片成型板の木口面に表面が平滑な防湿
    性薄シートを貼着したことを特徴とする床材。
  2. 【請求項2】 木片成型板の防湿処理がなされている木
    口面に、発泡ポリプロピレン又は不織布からなる薄シー
    トを貼着したことを特徴とする床材。
  3. 【請求項3】 裏面にも防湿処理が行われている請求項
    1又は2記載の床材。
JP7453597A 1997-03-10 1997-03-10 床 材 Pending JPH10252251A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7055290B2 (en) 2000-06-13 2006-06-06 Flooring Industries Ltd. Floor covering, floor panels for forming such floor covering, and method for realizing such floor panels

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7055290B2 (en) 2000-06-13 2006-06-06 Flooring Industries Ltd. Floor covering, floor panels for forming such floor covering, and method for realizing such floor panels
US9850669B2 (en) 2000-06-13 2017-12-26 Flooring Industries Limited, Sarl Floor covering panel
US9951525B2 (en) 2000-06-13 2018-04-24 Flooring Industries Limited, Sarl Floor covering panel
US9970198B2 (en) 2000-06-13 2018-05-15 Flooring Industries Limited, Sarl Floor covering, floor panels for forming such floor covering, and method for realizing such floor panels

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