JPH06146555A - 遮音性木質系床材 - Google Patents
遮音性木質系床材Info
- Publication number
- JPH06146555A JPH06146555A JP34953091A JP34953091A JPH06146555A JP H06146555 A JPH06146555 A JP H06146555A JP 34953091 A JP34953091 A JP 34953091A JP 34953091 A JP34953091 A JP 34953091A JP H06146555 A JPH06146555 A JP H06146555A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- insulating
- holes
- woody
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遮音性の良好な木質系床板を得ること。
【構成】 雄実、雌実で合板基材を接合した木質板の裏
面に、多数の穴を有するポリオレフィン系発泡体を、多
数の穴を有する方を木質板裏面に当接するようにして貼
り合わせる。
面に、多数の穴を有するポリオレフィン系発泡体を、多
数の穴を有する方を木質板裏面に当接するようにして貼
り合わせる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、遮音性木質系床材、
特にコンクリ−ト床に直接施工するのに適した遮音性木
質系床材に関する。
特にコンクリ−ト床に直接施工するのに適した遮音性木
質系床材に関する。
【０００２】
【従来技術】従来、中高層住宅における床材としてはカ
−ペット類をフェルトを介してコンクリ−ト床に直接貼
付けたものが一般的であった。しかし、カ−ペット類は
汚れやすいことに加え、貼替えに手間を要することと、
ダニの発生が問題になり、カ−ペット類を貼る代わりに
木質系床材をコンクリ−ト床に直接貼付けることが多く
なった。ところが、木質系床材はカ−ペット類に比べ遮
音性に劣っているため、居住性を損なうという欠点があ
った。
−ペット類をフェルトを介してコンクリ−ト床に直接貼
付けたものが一般的であった。しかし、カ−ペット類は
汚れやすいことに加え、貼替えに手間を要することと、
ダニの発生が問題になり、カ−ペット類を貼る代わりに
木質系床材をコンクリ−ト床に直接貼付けることが多く
なった。ところが、木質系床材はカ−ペット類に比べ遮
音性に劣っているため、居住性を損なうという欠点があ
った。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記欠点
を解消し、遮音性のすぐれた木質系床材を提供すること
を目的とする。
を解消し、遮音性のすぐれた木質系床材を提供すること
を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、木質床板の
裏面に、裏面にまで貫通していない多数の孔を有する遮
音用発泡体からなるシ−トを貼り合わせたことを特徴と
する遮音性木質系床材に係るものである。
裏面に、裏面にまで貫通していない多数の孔を有する遮
音用発泡体からなるシ−トを貼り合わせたことを特徴と
する遮音性木質系床材に係るものである。
【０００５】この発明において、木質板としては、合
板、パ−ティクルボ−ド、ハ−ドボ−ドなどをあげるこ
とができ、その表面には適宜化粧が施される。この化粧
は、例えば、銘木単板、模様合成樹脂シ−トを表面に貼
着したり塗装を施したりすることによって行われる。な
お、この発明は床下地材としても用いられることがある
が、この場合は化粧は不要である。
板、パ−ティクルボ−ド、ハ−ドボ−ドなどをあげるこ
とができ、その表面には適宜化粧が施される。この化粧
は、例えば、銘木単板、模様合成樹脂シ−トを表面に貼
着したり塗装を施したりすることによって行われる。な
お、この発明は床下地材としても用いられることがある
が、この場合は化粧は不要である。
【０００６】遮音用発泡体としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリウレタン、ポリスチレンなど発泡体
を形成しうるものであればすべて使用しうる。
リプロピレン、ポリウレタン、ポリスチレンなど発泡体
を形成しうるものであればすべて使用しうる。
【０００７】この発明で用いるのに適した発泡体の発泡
倍率は、ポリエチレンの場合は５〜４０倍が好ましい
が、これに限定されない。また厚みは５〜２０ｍｍが好
ましい。
倍率は、ポリエチレンの場合は５〜４０倍が好ましい
が、これに限定されない。また厚みは５〜２０ｍｍが好
ましい。
【０００８】上述のような遮音用発泡体の表面に、裏面
にまで貫通していない多数の穴が形成されている。この
穴の種類は円形、四角形、三角形などどのような形状で
もよく、その大きさは円形であれば直径５〜１５ｍｍ，
深さは遮音用発泡体の厚みの５０〜９０％が好ましい。
にまで貫通していない多数の穴が形成されている。この
穴の種類は円形、四角形、三角形などどのような形状で
もよく、その大きさは円形であれば直径５〜１５ｍｍ，
深さは遮音用発泡体の厚みの５０〜９０％が好ましい。
【０００９】上記裏面にまで貫通していない多数の穴を
有する遮音用発泡体からなるシ−トを製造するには、シ
−トの表面から所望の深さの穴を穿って製造する。
有する遮音用発泡体からなるシ−トを製造するには、シ
−トの表面から所望の深さの穴を穿って製造する。
【００１０】
【実施例】第１図はこの発明床材の一実施例の平面図
で、第２図は第１図のＡ−Ａ断面の一部拡大図である。
で、第２図は第１図のＡ−Ａ断面の一部拡大図である。
【００１１】図面に示すように、厚さ９ｍｍの長方形の
合板基材１を雄実、雌実等で適宜接合した木質板２の裏
面に直径８ｍｍの多数の穴３を有する厚さ７ｍｍのポリ
オレフィン系発泡体４を、多数の穴３を有する方を木質
板１裏面に当接するようにして貼合わせて所望の遮音性
木質系床材を得た。
合板基材１を雄実、雌実等で適宜接合した木質板２の裏
面に直径８ｍｍの多数の穴３を有する厚さ７ｍｍのポリ
オレフィン系発泡体４を、多数の穴３を有する方を木質
板１裏面に当接するようにして貼合わせて所望の遮音性
木質系床材を得た。
【００１２】なお、合板基材１の接合は、その部分で若
干の折り曲げができて、下地の凹凸になじみやすいよう
にゆるく結合されており、また、その下部が可撓性にあ
るホットメルト樹脂５で接合されている。
干の折り曲げができて、下地の凹凸になじみやすいよう
にゆるく結合されており、また、その下部が可撓性にあ
るホットメルト樹脂５で接合されている。
【００１３】
【比較例】実施例に使用した木質板２の裏面に、厚み７
ｍｍの無孔のポリオレフィン系発泡体を貼合わせて、比
較のための遮音性木質系床材Ｂを得た。
ｍｍの無孔のポリオレフィン系発泡体を貼合わせて、比
較のための遮音性木質系床材Ｂを得た。
【００１４】
【発明の効果】この発明の遮音性木質系床材Ａ，Ｂおよ
び通常のコンクリ−トスラブ素面の遮音性（軽量床衝撃
音レベル）の測量結果は第３図に示す通りであり、この
発明の床材は遮音性に優れている。
び通常のコンクリ−トスラブ素面の遮音性（軽量床衝撃
音レベル）の測量結果は第３図に示す通りであり、この
発明の床材は遮音性に優れている。
【００１５】
第１図はこの発明の一実施例を示す平面図、第２図は第
１図のＡ−Ａ断面の一部拡大図、第３図はこの発明およ
び従来の床材Ａ，Ｂの遮音性を示す図である。 ２・・・木質板、 ３・・・孔、 ４・・・発泡体
１図のＡ−Ａ断面の一部拡大図、第３図はこの発明およ
び従来の床材Ａ，Ｂの遮音性を示す図である。 ２・・・木質板、 ３・・・孔、 ４・・・発泡体
【手続補正書】
【提出日】平成５年８月３０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施例を示す平面図
【図２】第１図のＡ−Ａ断面の一部拡大図
【符号の説明】 ２ 木質板 ３ 孔 ４ 発泡体
Claims (1)
- 【請求項１】 木質系床板の裏面に、裏面にまで貫通し
ていない多数の孔を有する遮音用発泡体からなるシ−ト
を貼合せたことを特徴とする遮音性木質系床材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34953091A JPH06146555A (ja) | 1991-12-07 | 1991-12-07 | 遮音性木質系床材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34953091A JPH06146555A (ja) | 1991-12-07 | 1991-12-07 | 遮音性木質系床材 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23226486A Division JPS6389778A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 遮音性木質系床材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06146555A true JPH06146555A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=18404350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34953091A Withdrawn JPH06146555A (ja) | 1991-12-07 | 1991-12-07 | 遮音性木質系床材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06146555A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20160076259A1 (en) * | 2011-07-27 | 2016-03-17 | Armstrong World Industries, Inc. | Sound reducing tongue and groove member sound reducing fabrication process and sound reducing blend |
| CN115008556A (zh) * | 2022-06-27 | 2022-09-06 | 福建茂增木业有限公司 | 一种带有拼装模块的胶合板及其工艺 |
-
1991
- 1991-12-07 JP JP34953091A patent/JPH06146555A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20160076259A1 (en) * | 2011-07-27 | 2016-03-17 | Armstrong World Industries, Inc. | Sound reducing tongue and groove member sound reducing fabrication process and sound reducing blend |
| CN115008556A (zh) * | 2022-06-27 | 2022-09-06 | 福建茂增木业有限公司 | 一种带有拼装模块的胶合板及其工艺 |
| CN115008556B (zh) * | 2022-06-27 | 2023-01-24 | 福建茂增木业有限公司 | 一种带有拼装模块的胶合板及其工艺 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19940407 |