JPH10250862A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH10250862A
JPH10250862A JP5647197A JP5647197A JPH10250862A JP H10250862 A JPH10250862 A JP H10250862A JP 5647197 A JP5647197 A JP 5647197A JP 5647197 A JP5647197 A JP 5647197A JP H10250862 A JPH10250862 A JP H10250862A
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JP
Japan
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sheet
speed
paper feed
feeding
sheet feeding
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JP5647197A
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English (en)
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Tomonobu Tamura
友伸 田村
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 捌き機構を備えた給紙装置であって、その捌
き作用を確保したまま給紙時間を短縮することができる
給紙装置を提供すること。 【解決手段】 縦搬送ローラ41の搬送速度より遅い第
1の給紙速度で、給紙カセット21から繰り出され、捌
きローラ31cで捌かれ、分離された1枚のシートSの
先端が、給紙センサー31dで検出されると、給紙ロー
ラ31bの給紙速度を、縦搬送ローラ41の搬送速度と
同程度の第2の給紙速度まで向上させる。メイン制御部
から停止信号が入力されると、給紙ローラ31bを停止
させるため、スローダウン動作で減速させ、コピーリク
エスト信号が入力されると、給紙ローラ31bの給紙速
度を、給紙センサー31dがオンされていない場合は第
1の給紙速度に制御し、給紙センサー31dがオンされ
ている場合は第2の給紙速度に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給紙装置、特に、複
写機等の画像形成装置に使用され、シート束がセットさ
れた給紙カセットから、当該シートを1枚ずつ分離して
取り出し、画像形成部に給送する給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機に使用される給紙装置にあって
は、複写機全体の制御を統括するメイン制御部からの指
示で、操作パネル等から入力されたコピー枚数分の給紙
が開始され、当該コピー枚数分の給紙を行っている間で
も、メイン制御部からの指示にしたがって給紙を一旦停
止し、また給紙を再開する。
【0003】また、従来の給紙装置では、シートの重送
を防止するため、フィードローラと捌きローラとからな
る捌き機構が設けられている。捌きローラは、同軸上に
設けられたトルクリミッタによりシートの搬送方向とは
逆方向に回動負荷が与えられており、フィードローラに
所定の力で圧接されている。捌きローラは、フィードロ
ーラと直接接触したとき(両ローラ間にシートが無いと
き)、またはシートが1枚だけ両ローラ間に送りこまれ
たときは、上記回動負荷に抗して、フィードローラに従
動するが、複数枚のシートが重なって両ローラ間に送り
こまれた場合には、回動負荷がシート間の摩擦力よりも
大きいので、捌きローラは停止し、これにより捌きロー
ラ側のシートの搬送方向への移動は阻止され、シートの
二重送りが防止される。当該捌き機構により分離された
シートは画像形成部へ向かう搬送路下流側に設けられた
搬送ローラに送出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記捌
き機構においては、捌き性を確保し、また記録シートの
斜行(スキュー)を防止するため、フィードローラによ
るシートの給紙速度には限界があり、捌き作用を要求さ
れない搬送ローラによる搬送速度よりは、低くせざるを
得ない。したがって、単位時間当たりのコピー処理枚数
(CPM)を向上させるため、いくら画像形成部におけ
る処理速度や搬送ローラによる搬送速度を向上できたと
しても、捌き機構からその次の搬送ローラまでの間の給
紙速度には上述のように一定の限界があるので、その分
給紙時間の短縮化が図れないこととなり、CPMの向上
を阻害してしまう。
【0005】本発明は、上記の課題に鑑み、捌き性能を
維持しつつ、給紙時間を短縮することが可能であると共
に、一旦給紙を停止させるときには、給紙再開の際にお
ける記録シートの給紙時間をさらに短縮することができ
る給紙装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る給紙装置は、シート収納部に積載され
たシートを1枚ずつ給送しつつ、外部からの信号にした
がって給送を停止・再開する給紙装置であって、シート
収納部の近傍に設けられ、給紙ローラと協働してシート
を捌く捌き部材と、当該捌き部材の下流側に配され、シ
ートをさらに下流に搬送する搬送手段と、前記捌き部材
と前記搬送手段との間に設けられ、搬送されるシートの
有無を検出するシート検出手段と、前記給紙ローラを駆
動するための駆動手段と、給紙速度変化手段とを備え、
前記給紙速度変化手段は、前記シート検出手段によって
シート収納部から取り出されたシートの先端が検出され
るまでは、給紙速度を搬送手段による搬送速度よりも遅
い第1の速度に制御し、シートの先端が検出された後
は、給紙速度を搬送手段による搬送速度と略同じ第2の
速度に制御し、外部から給紙停止信号が入力されると、
給紙速度を所定の速度勾配で減速させる制御を行うこと
を特徴とする給紙装置。
【0007】また、前記給紙速度変化手段は、外部から
給紙再開信号が入力されると、前記シート検出手段が、
シートを検出していない場合は給紙速度を第1の速度に
制御し、シートを検出している場合は、給紙速度を第2
の速度に制御して、給紙を再開することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る給紙装置の実
施の形態を、デジタル式の複写機に適用した場合につい
て説明する。 (実施の形態1)図1は、実施の形態1に係る給紙装置
を適用したデジタル式複写機(以下、単に「複写機」と
いう。)の全体構成を示す図である。
【0009】同図に示すように、本複写機は、原稿読取
部100、プリンタ部200及び給紙部300から構成
される。原稿読取部100は、原稿からの反射光を一度
電気信号に変換し、濃度変換やエッジ強調等の必要な画
像処理を加えた後にプリンタ部200に出力する。プリ
ンタ部200は、公知の静電複写方式で画像形成を行う
ものであって、露光走査部1では、原稿読取部100か
らの出力信号を受けて図示しないレーザダイオードがレ
ーザ光を発し、このレーザ光は、定速で回転駆動される
図示しないポリゴンミラーのミラー面で反射して偏向さ
れる。偏向されたレーザ光は、ミラー2で光路変更され
感光体ドラム3の表面を露光走査する。
【0010】感光体ドラム3の周辺には、帯電チャージ
ャ4、現像装置5、転写チャージャ6、分離チャージャ
7、クリーニング装置8及びイレーサランプ9が、ドラ
ム回転方向aに沿って、この順に配設され、帯電、露
光、現像、転写、分離といった周知の静電複写プロセス
にて給紙部300から繰り出された記録シートに対し
て、読み取った原稿のトナー画像を転写する。トナー画
像が転写された記録シートは、搬送ベルト10により、
定着装置11送り込まれ、ここで、定着された後、排出
ローラ12を介して、トレイ13上へ排出される。
【0011】給紙部300は、上下2段に設けられたキ
ャビネット61内に、図示しないガイドレールによって
各給紙カセット21〜25を図の手前方向にスライド自
在に保持するとともに、キャビネット右側壁に沿って各
給紙カセット21〜25からの記録シートを搬送する搬
送路70が形成されている。搬送路70の始端は給紙カ
セット21〜25数だけ分岐され、その分岐路71〜7
5の分岐路端には、給紙カセットから記録シートを取り
出すための給紙機構31〜35が配されている。
【0012】給紙機構31〜35の構成は、何れも同一
なので、給紙機構31のみについて図2に基づき説明す
る。本図に示すように、給紙機構31は、ピックアップ
ローラ31a、給紙ローラ31b、捌きローラ31c、
及び給紙センサー31dで構成される。ピックアップロ
ーラ31aと給紙ローラ31bは、それぞれ矢印の方向
にのみ回転を許容するワンウエイクラッチを介して、そ
の駆動軸に取着されている。捌きローラ31cには、そ
の同軸上にトルクリミッタ(不図示)が取着されてい
る。ピックアップローラ31aと給紙ローラ31bは、
パルスモータからなる給紙モータM11(図3)を駆動
源として、図示しない動力伝達機構を介して、矢印で示
す方向に回転駆動される。
【0013】ピックアップローラ31aと給紙ローラ3
1bが回転駆動されると、記録シートSに圧接されてい
るピックアップローラ31aは、給紙カセット21内の
記録シートSを最上紙から繰り出し、繰り出された記録
シートSは、給紙ローラ31bと捌きローラ31cとで
更に搬送されるが、捌きローラ31cには上述のように
トルクリミッタによって所定のトルクがかかっているた
め、2枚以上の記録シートSが繰り出されてきた場合に
は、その一番上の記録シートSのみが給紙ローラ31b
によって搬送され、その下にある記録シートSは捌きロ
ーラ31cによって、搬送が阻止される。これにより記
録シートSの重送が防止される。このようにして、給紙
カセット21から1枚だけ取りだされた記録シートS
は、給紙ローラ31bによって、さらに下流側に設けら
れた縦搬送ローラ41に搬送される。
【0014】給紙センサー31dは、捌きローラ31c
と縦搬送ローラ41との間に設置され、分岐路71を搬
送される記録シートSの当該設置位置における有無を検
出する。給紙センサー31dの設置位置は、後述するよ
うに、給紙ローラ31b及びピックアップローラ31a
による給紙速度をアップさせるタイミングに係わり、捌
きローラ31cに近い程給紙時間を短縮することができ
るので、捌き作用により分離された1枚の記録シートの
みが検出される範囲内で、できるだけ捌きローラ31c
の近くが好ましい。
【0015】なお、他の4個の給紙機構32〜35(図
1)は、それぞれに対応して設けられた、パルスモータ
からなる給紙モータM12〜15(図3)で駆動される
が、CPU301(図3)の制御によって、5個の給紙
モータM11〜15の内の一の給紙モータが選択的に駆
動される。また、各給紙機構の給紙ローラと下流側の一
番近い縦搬送ローラとの搬送経路長は、少なくとも、対
応する給紙カセットに収納され得る記録シートSの内の
搬送方向の最も短い記録シートSの長さよりも、短く設
定されている。
【0016】図1に戻り、搬送路70には、各給紙セン
サー31d〜35dから下流側に向かって所定距離の位
置に縦搬送ローラ41〜45が配設され、これにより縦
搬送機構が構成されている。この縦搬送機構は、パルス
モータからなる縦搬送モータM2を駆動源として、図示
しない動力伝達機構を介して回転駆動され、給紙カセッ
トから繰りだされた記録シートを、さらに下流側へと搬
送する。
【0017】また、各縦搬送ローラ41〜45の下流側
直後には、それぞれ縦搬送センサー51〜55が設置さ
れ、これにより、搬送路70を搬送される記録シートの
当該設置位置における有無が検出される。なお、隣合う
縦搬送センサー間の搬送経路上の距離は、搬送される最
も短い記録シートの長さよりは、短く設定されている。
【0018】縦搬送ローラによって搬送された記録シー
トは、中間ローラ81によって、搬送路70をさらに下
流側へと搬送され、レジストローラ82に当接して一旦
待機した後、上述した感光体ドラム3の作像動作に同期
して、感光体ドラム3の転写位置へと搬送される。な
お、複写機前面の操作しやすい位置には、操作パネル
(不図示)が設置されている。操作パネルは、コピー開
始を指示するためのコピースタートキーやコピー枚数設
定用のテンキーまたは記録シートのサイズを指定する用
紙サイズキーなどの各種入力キーのほか、当該設定され
た内容を表示する表示部などを備えている。また、原稿
読取部100、プリンタ部200及び給紙部300は、
メイン制御部90による制御をうけて、円滑なコピー動
作を実現する。
【0019】給紙部300における給紙動作を制御する
給紙制御部390の構成を図3に示す。本図に示すよう
に、給紙制御部390は、CPU301を中心にして、
当該CPU301にROM302、RAM303、励磁
回路311〜315,305、給紙センサー31d〜3
5d及び縦搬送センサー51〜55が接続されて構成さ
れており、CPU301はROM302に格納されたプ
ログラムにしたがって制御を行う。
【0020】励磁回路311〜315,305は、それ
ぞれ、CPU301からの制御信号に基づき、給紙モー
タM11〜M15、及び縦搬送モータM2の各相の励磁
を行う。CPU301は、上記メイン制御部90から出
力される信号、例えば、上述したように記録シートがレ
ジストローラ82に当接して待機状態になるのに関連し
て出力されるレジスト制御の為の給紙停止信号(以下、
単に「停止信号」という。)や停止信号の後に出力され
る給紙再開のためのコピーリクエスト信号(TRON信
号)等の制御信号、あるいは各センサーからの検出信号
を受けて、給紙モータM11〜M15、縦搬送モータM
2の駆動制御を行う。
【0021】次に、図4〜図6に示すフローチャートに
したがい、給紙制御部390の給紙機構に制御内容を説
明する。図4は、給紙制御部390の基本的な給紙処理
を示すフローチャートであり、図5は、図4のフローチ
ャートに示す給紙処理の実行中に、停止信号が入力され
たときに実行される割り込み処理を、図6は、コピーリ
クエスト信号が入力されたときに実行される割り込み処
理を示す。
【0022】最初に、図4のフローチャートにしたがっ
て説明を行う。先ず、メイン制御部90から給紙の指示
があるか否かを判断し(ステップS102)、あれば、
メイン制御部90から指示のあった給紙モータを起動し
(以下、給紙モータM11〜M15の内、給紙モータM
11が指示されたものとして説明を行う。)、スローア
ップ動作で立ち上げ、給紙機構31による記録シートの
搬送速度が、捌き作用が保証できるように、縦搬送ロー
ラ41による搬送速度V2よりも遅い速度V1になるよ
うに回転制御を行う(ステップS104)。なお、メイ
ン制御部90から給紙の指示があると、縦搬送モータM
2も起動され、縦搬送ローラによる搬送速度が速度V2
となるように、回転制御される。
【0023】給紙モータM11の駆動に伴って、対応す
る給紙カセット21から記録シートが一枚取り出され、
取り出された記録シート(の先端)により、給紙センサ
ー31dがオンされると(ステップS106でYe
s)、給紙機構31による記録シートの搬送速度がV1
からV2となるように、給紙モータM11の回転数を上
げる(ステップS108)。給紙機構31により速度V
2で搬送される記録シート(の先端)により縦搬送セン
サー51がオンされると(ステップS110でYe
s)、記録シートが当該給紙機構31の下流側の最初に
位置する縦搬送ローラ41と係合(噛み込み)したと判
断でき、これにより、シートは縦搬送ローラ41の搬送
力により確実に前方に送り出されるので、給紙モータM
11を即座に停止させる(ステップS112)。
【0024】給紙モータM11が停止された後、記録シ
ートは、縦搬送ローラ41によって搬送され、まだ、給
紙機構31と係合している記録シートの後端側部分は、
ピックアップローラ31aと給紙ローラ31bとをその
駆動軸に対し空転させながら進むこととなる。続いて、
記録シートの後端が給紙センサー31dの検出領域を通
過して給紙センサー31dがオフされると(ステップS
114でYes)、給紙カセットからさらに記録シート
を給紙する必要があれば(ステップS116でYe
s)、ステップS104に戻り、以降、必要枚数の記録
シートの給紙が終了するまで(ステップS116でN
o)ステップS104〜S116の処理を繰り返す。
【0025】なお、ステップS116の判断は、上述し
た操作パネルから入力されたコピー枚数をカウントダウ
ンすることによって行う。次に、図5のフローチャート
に基づき、停止信号が入力された場合の割り込み処理に
ついて説明する。停止信号が入力された(ステップS2
02でYes)時点で、給紙モータM11を駆動してい
る場合(ステップS204でYes)、即ち、給紙機構
31で記録シートが搬送されている場合は、所定時間T
をタイマーにセットして計時を開始し(ステップS20
6)、給紙モータM11を所定の速度勾配(スローダウ
ン動作)で減速させる(ステップS208)。この時間
Tは、停止信号が入力されてから縦搬送モータM2が停
止されるまでの時間と同じ時間であり、当該時間Tは、
レジストローラ82で待機している記録シートに後続の
記録シートが追い付くことのない範囲で設定される。
【0026】そして、給紙モータM11の減速が終了す
るか(ステップS214でYes)、あるいは、給紙モ
ータM11の減速が終了するまでに、記録シートの先端
が縦搬送センサー51をオンするか(ステップS210
でYes)、前記時間Tがタイムアップするか(ステッ
プS212でYes)すると、給紙モータM11を即座
に停止させる(ステップS216)。
【0027】スローダウン動作で減速させるのは、即座
に停止させた場合に発生するモータの振動をできる限り
防止するためであり、その速度勾配は、使用するモータ
のトルク特性や駆動負荷の大きさ等によって決定され
る。これに対し、図4のフローチャートのステップS1
12や上述したように、給紙モータの減速途中で記録シ
ートの先端が縦搬送センサーをオンすると給紙モータを
即座に停止させているのは、給紙終了にもかかわらず、
余分な記録シートが給紙カセットから繰り出されるのを
防止するためである。また、上述したように、給紙モー
タの減速途中で、時間Tがタイムアップすると、給紙モ
ータM11を即座に停止させるのは、時間Tがタイムア
ップした時点で縦搬送ローラが停止し、この状態で記録
シートを送り続けると、縦搬送ローラの手前で記録シー
トがたわみ場合によっては皺が発生し、当該記録シート
の給紙に支障をきたすおそれがあるためである。
【0028】続いて、図6のフローチャートに基づき、
コピーリクエスト信号が入力された場合の割り込み処理
について説明する。なお、コピーリクエスト信号が入力
されると、縦搬送ローラ41〜45を駆動するため、縦
搬送モータM2が再起動される。コピーリクエスト信号
が入力された(ステップS302でYes)時点で、給
紙モータM11を駆動中でなければ(ステップS304
でNo)、給紙モータM11を起動した上で(ステップ
S306)、給紙センサー31dがオンされているか否
かを判断し(ステップS308)、オンされていれば、
その時搬送されているのは捌かれた後の記録シートであ
ると判断できるので、ステップS310に進み、給紙モ
ータM11を加速し、回転数を、搬送速度V2に対応す
る回転数にまで上昇させる。一方、給紙センサー31d
がオンされていなければ(ステップS308でNo)、
ステップS312に進み、給紙モータM11の回転数
を、搬送速度V1に対応する速度に制御する。
【0029】速度V1で搬送される記録シートの先端が
給紙センサー31dをオンすると(ステップS314で
Yes)、給紙機構31による記録シートの搬送速度が
V1からV2となるように、給紙モータM11の回転数
を上げる(ステップS316)。図7は、上述した図4
〜図6に示すフローチャートに従った制御のタイムチャ
ートの一例である。
【0030】先ず、メイン制御部90から給紙指示があ
ると(E1)、指示された給紙モータの駆動を開始し
(A1,C1)、スローアップ動作で立ち上げ(C1〜
C2)、給紙機構による記録シートの搬送速度がV1と
なるような回転数に制御する(C2)。この状態で、対
応する給紙カセットから記録シートが1枚取り出され搬
送される。給紙センサーにより、とりだされた記録シー
ト(の先端)が検出されると(B1)、給紙モータの回
転数を、給紙機構による記録シートの搬送速度がV2と
なるような回転数まで上げ(C3〜C4)、記録シート
を下流側の最初に位置する縦搬送ローラへと搬送する。
当該縦搬送ローラの下流側直後にある縦搬送センサーに
より、記録シート(の先端)が検出され(D1)、記録
シートが縦搬送ローラと係合したのが確認されると、給
紙モータを即時停止させる(A2,C5)。
【0031】縦搬送ローラの搬送力で搬送される記録シ
ート(の後端)が給紙センサーをオフすると(B2)、
2枚目の給紙のために、給紙モータの駆動を開始し(A
3,C6)、スローアップ動作で立ち上げ(C6〜C
7)、搬送速度V1に対応する回転数に制御する。給紙
センサーにより、当該2枚目の記録シート(の先端)が
検出されると(B3)、給紙モータの回転数を、搬送速
度V2に対応する回転数を目標に上昇させる(C8)。
この際、速度V2の回転数に到達する途中で、停止信号
が入力されているので(C9)、時間Tをタイマーにセ
ットし、給紙モータをスローダウン動作で減速させる。
【0032】減速中も記録シートは搬送され、この例で
は、時間Tがタイムアップする前に、2枚目の記録シー
トの先端が縦搬送センサーをオンしている(D3)の
で、オンした時点で給紙モータを即座に停止させる(A
4,C10)。時間Tがタイムアップするまでの間、2
枚目の記録シートは、縦搬送ローラによって搬送され、
当該2枚目の記録シートの後端が給紙センサーをオフす
ると(B4)、3枚目の記録シートの給紙を開始するた
め、給紙モータの駆動を開始し(A5,C11)、スロ
ーアップ動作で立ち上げ(C11〜C12)、搬送速度
V1に対応する回転数に制御する。
【0033】給紙センサーにより、3枚目の記録シート
(の先端)が検出されると(B5)、給紙モータの回転
数を上げ、搬送速度V2に対応する回転数に制御する
(C13〜C14)。3枚目の記録シートが、給紙機構
によって速度V2で搬送されている際に、停止信号が入
力されているので(C15)、時間Tをタイマーにセッ
トし、給紙モータをスローダウン動作で減速させる。
【0034】減速終了までにコピーリクエスト信号が入
力され(E2)、そのとき、給紙センサーはオンされて
いるので(B6)、給紙モータの回転数を、搬送速度V
2に対応する回転数にまで上昇させる(C16〜C1
7)。そして、3枚目の記録シートの先端が縦搬送セン
サーをオンすると(D5)、給紙モータを即座に停止さ
せる(A6,C18)。
【0035】以降、上述したような処理により、必要枚
数分の給紙が行われる。 (実施の形態2)実施の形態1に係る給紙装置では、給
紙機構毎に給紙モータを設ける構成としたが、実施の形
態2に係る給紙装置では、全ての給紙機構を一個の給紙
モータで駆動することとし、各給紙機構毎に給紙クラッ
チを設け、当該給紙クラッチによって給紙モータの駆動
力を断続し、5個の給紙機構の内の一の給紙機構を選択
的に駆動するようにした。その他の構成は、図1に示す
実施の形態1の構成と同じである。
【0036】図8は、実施の形態2に係る給紙装置の給
紙制御部390の構成を示す図である。なお、実施の形
態1の構成と同様なものについては同符号を付し、その
説明については省略する。CPU301には、パルスモ
ータからなる給紙モータM1の各相の励磁を行う励磁回
路304や給紙モータM1から給紙機構31〜35への
動力の伝達を断続する公知の電磁マイクロクラッチ31
e〜35eの制御線等が接続されている。
【0037】CPU301は、実施の形態1の場合と同
様、上記メイン制御部90から出力される信号(停止信
号やTRON信号等)や各センサーからの検出信号を受
けて、給紙モータM1、縦搬送モータM2の駆動制御や
給紙クラッチ31e〜35eのオン・オフ制御を行う。
次に、図9〜図11に示すフローチャートにしたがい、
給紙制御部390の制御内容の説明を行う。
【0038】図9〜図11は、それぞれ実施の形態1の
図4〜図6のフローチャートに対応するものである。即
ち、図9は、給紙制御部390の基本的な給紙処理を示
すフローチャートであり、図10は、図9のフローチャ
ートに示す給紙処理の実行中に、停止信号が入力される
と実行される割り込み処理を、図11は、コピーリクエ
スト信号が入力されると実行される割り込み処理を示
す。
【0039】これらのフローチャートについては、対応
する図4〜図6のフローチャートと主に異なる点につい
て説明し、同様な点についての説明は省略する。先ず、
図9に示すフローチャートであるが、給紙を開始する
際、図4のフローチャートにおいては、メイン制御部9
0から指示された給紙モータを起動させていた(ステッ
プS104)のに対し、本フローチャートでは、メイン
制御部90から指示された給紙機構に対応する給紙クラ
ッチをオンした(ステップS404)後、給紙モータM
1を起動している(ステップS406)点、及び、記録
シートの先端が縦搬送センサーをオンすると(ステップ
S110,ステップS412)、図4のフローチャート
においては、給紙モータを即座に停止させていた(ステ
ップS112)のに対し、本フローチャートでは、給紙
クラッチをオフしてから(ステップS414)、給紙モ
ータM1を搬送速度V2に対応する回転数からスローダ
ウン動作で減速させて停止させる(ステップS416)
点が異なる他は図4のフローチャートと同様である。
【0040】次に、図10に示すフローチャートである
が、停止信号が入力された際(ステップS202,ステ
ップS502)、図5のフローチャートでは、給紙モー
タを駆動中か否かを判断した(ステップS204)のに
対し、本フローチャートでは、給紙クラッチがオンされ
ているか否かを判断する(ステップS504)点、及
び、紙モータの停止の所定のタイミングで、図5のフロ
ーチャートでは、給紙モータを即座に停止させているの
に対し、本フローチャートでは、給紙モータM1の停止
動作に入る前に給紙クラッチをオフさせており(ステッ
プS516、S518)、また、記録シートの先端が縦
搬送センサーをオンさせたこと(ステップS510でY
es)又はタイムアップしたこと(ステップS512で
Yes)によって、給紙モータM1を停止させる場合
は、給紙クラッチのオフに続いて、スローダウン動作で
減速させて停止させている点が異なる他は図5のフロー
チャートと同様である。
【0041】続いて、図11に示すフローチャートであ
るが、図6のフローチャートのステップS302とS3
04との間に、給紙クラッチがオンされているか否かの
判断(ステップS604)及びオンされていなかった場
合に、給紙クラッチをオンする(ステップS606)2
つの処理が挿入されている他は、図6のフローチャート
と同様である。
【0042】図12は、上述した図9〜図11に示すフ
ローチャートに従った制御のタイムチャートの一例であ
る。先ず、メイン制御部90から給紙指示があると(K
1)、指示された給紙機構に対応する給紙クラッチをオ
ンした(F1)後、給紙モータM1の駆動を開始し(H
1)、スローアップ動作で立ち上げ(H1〜H2)、給
紙機構による記録シートの搬送速度がV1となるような
回転数に制御する(H2)。
【0043】この状態で、対応する給紙カセットから記
録シートが1枚取り出され搬送される。給紙センサーに
より、とりだされた記録シート(の先端)が検出される
と(G1)、給紙モータの回転数を、給紙機構による記
録シートの搬送速度がV2となるような回転数まで上げ
(H3〜H4)、記録シートを下流側の最初に位置する
縦搬送ローラへと搬送する。当該縦搬送ローラの下流側
直後にある縦搬送センサーにより、記録シート(の先
端)が検出され(J1)、記録シートが縦搬送ローラと
係合したのが確認されると、給紙クラッチをオフする
(F2)と共に、給紙モータをスローダウン動作で減速
し、停止させる(H5〜H6)。
【0044】縦搬送ローラの搬送力で搬送される記録シ
ート(の後端)が給紙センサーをオフすると(G2)、
2枚目の給紙のために、給紙クラッチをオンした(F
3)後、給紙モータの駆動を開始し(H7)、スローア
ップ動作で立ち上げ(H7〜H8)、搬送速度V1に対
応する回転数に制御する。給紙センサーにより、当該2
枚目の記録シート(の先端)が検出されると(G3)、
給紙モータの回転数を、搬送速度V2に対応する回転数
を目標に上昇させる(H9)。この際、速度V2の回転
数に到達する途中で、停止信号が入力されているので
(H10)、時間Tをタイマーにセットし、給紙モータ
をスローダウン動作で減速させる。
【0045】減速中も記録シートは搬送され、この例で
は、時間Tがタイムアップする前に、2枚目の記録シー
トの先端が縦搬送センサーをオンしている(J3)の
で、オンした時点で給紙クラッチをオフし(F4)、給
紙モータは引き続き減速させて、停止させる(H11〜
H12)。時間Tがタイムアップするまでの間、2枚目
の記録シートは、縦搬送ローラによって搬送され、当該
2枚目の記録シートの後端が給紙センサーをオフすると
(G4)、3枚目の記録シートの給紙を開始するため、
給紙クラッチをオンさせた(F5)後、給紙モータの駆
動を開始し(H13)、スローアップ動作で立ち上げ
(C13〜C14)、搬送速度V1に対応する回転数に
制御する。
【0046】給紙センサーにより、3枚目の記録シート
(の先端)が検出されると(G5)、給紙モータの回転
数を上げ、搬送速度V2に対応する回転数に制御する
(H15〜H16)。3枚目の記録シートが、給紙機構
によって速度V2で搬送されている際に、停止信号が入
力されているので(H17)、時間Tをタイマーにセッ
トし、給紙モータをスローダウン動作で減速させる。
【0047】減速終了までにコピーリクエスト信号が入
力され(K2)、そのとき、給紙クラッチはオンされて
いるので(F6)、給紙モータの回転数を、搬送速度V
2に対応する回転数を目標に上昇させる(H18)。そ
して、3枚目の記録シートの先端が縦搬送センサーをオ
ンすると(J5)、給紙クラッチをオフする(F7)と
共に、給紙モータをスローダウン動作で減速させて、停
止させる(H19〜H20)。
【0048】以降、上述したような処理により、必要枚
数分の給紙が行われる。このように、本実施の形態によ
る給紙装置によれば、給紙機構は、捌き作用を確保する
ため、縦搬送ローラによる搬送速度(V2)よりも低速
な搬送速度V1で、給紙カセットから記録シートを取り
出し、捌き機構により1枚だけ分離された記録シート
(の先端)が給紙センサーをオンした後は、V2とほぼ
同じ搬送速度で、当該記録シートの搬送を行う。したが
って、従来のものと比較すると、給紙センサー〜縦搬送
ローラ間の搬送速度が速くなり、この間の搬送時間の短
縮が図れ、給紙カセットから記録シートを取り出す時間
的な間隔を短くできることとなるので、CPM値を向上
することが可能となる。
【0049】また、給紙部300の給紙制御部390と
は別個に外部に設けられているメイン制御部90から給
紙制御部390へ停止信号が入力されると、給紙モータ
は、停止のためスローダウン動作で減速されるので、即
時に停止される場合と比較して、停止の際に発生する振
動が少なくなり、耳障りな振動音の発生を低減でき、ま
た、振動による悪影響、例えば、筐体等によって伝えら
れる振動によって生じる画像のブレ等の発生を防止でき
る。また、即座に停止させるのではなく、減速させて停
止させるため、この減速中も記録シートは給紙機構によ
り前方(下流側)へと搬送されるので、給紙再開の為の
コピーリクエスト信号が入力されたとき、その分(前方
へ送られた分)、搬送時間の短縮が図れる。
【0050】さらに、コピーリクエスト信号が入力され
たとき、給紙センサーで記録シート検出していない場合
は、給紙ローラによる給紙速度を速度V1に制御する
が、検出している場合は、速度V2で制御するので、こ
れによっても、搬送時間の短縮を図ることができる。ま
た、本実施の形態のように、縦搬送機構の駆動源にパル
スモータを用いた場合であっても、当該パルスモータの
脱調が生じることがないといった効果もある。
【0051】即ち、従来の給紙装置では、記録シートの
給紙機構による搬送速度が縦搬送機構による搬送速度よ
りも遅いため、給紙機構から給送された記録シートが縦
搬送機構の縦搬送ローラと係合する際、その速度差に起
因して、当該縦搬送ローラを駆動するパルスモータに余
分な負荷がかかり、これが原因で、当該パルスモータが
脱調し、滑らかな搬送動作が阻害されるといった問題が
あったが、本実施の形態では、記録シートは、縦搬送機
構による搬送速度とほぼ同じ速度で搬送されながら縦搬
送ローラと係合するので、上記したような問題を解消す
ることができるのである。
【0052】図13(a)は、従来の給紙装置におい
て、給紙機構により給紙カセット(不図示)から取り出
された記録シートSが縦搬送ローラと係合する瞬間を示
した図である。ここで、給紙機構による搬送速度は、当
該従来の給紙装置において、捌き作用が確保できる上限
である350mm/secに、縦搬送ローラによる搬送速度は
500mm/secに設定されており、当該縦搬送ローラの駆
動に供されるパルスモータのステップ角が1.8°、搬
送速度350mm/secに対応するパルスレートが1750
pps、搬送速度500mm/secに対応するパルスレート
が2500ppsであり、当該従来の給紙装置におけ
る、給紙機構の負荷イナーシャが0.5 kgf・cm2であ
ったとすると、記録シートが縦搬送ローラに係合する際
に、縦搬送ローラによる搬送速度を500mm/secに保持
する(脱調が起きないようにする)ためには、 Ta=0.5 /980.7 ×1.8 π/180 ×(2500−1750)/0.0004 =30〔 kgf・cm〕 の余分なトルクが必要となるが、実際には、この負荷ト
ルクに耐えることができなくなり(大型で高トルクのパ
ルスモータを使用した場合は別であるが)、脱調を起こ
してしまう。
【0053】なお、上式において、980.7は、重力
加速度〔cm/sec2 〕であり、0.0004(=1/25
00)は、搬送速度500mm/sec(2500pps )で搬
送時の1ステップ角回転するのに要する時間〔sec 〕で
ある。これに対し、既述したように、本実施の形態に係
る給紙装置では、図13(b)に示すように、記録シー
トが縦搬送ローラと係合する時には、記録シート搬送速
度が縦搬送ローラによる搬送速度と同じ速度になってい
るので、縦搬送ローラを駆動するパルスモータに大型の
ものを使用しなくても、脱調が生じることなく、滑らか
な給紙動作が実現できる。
【0054】なお、本実施の形態では、記録シートと縦
搬送ローラとが係合したことを確認する係合確認手段と
して、当該縦搬送ローラの下流側直後に縦搬送センサー
を設け、当該縦搬送センサーが記録シートによってオン
されると、記録シートと縦搬送ローラとが係合したと判
断したが、これに限らず、例えば、縦搬送ローラの上流
側直前にセンサーを設け、このセンサーがオンされてか
ら、当該センサーから当該縦搬送ローラに至る経路長と
その間の搬送速度により決定される所定時間の経過を待
つことにより行ってもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る給紙
装置によれば、シート収納部から取り出されたシートの
先端が、捌き部材と搬送手段との間に設けられたシート
検出手段により検出されるまでは、給紙ローラによる給
紙速度が、搬送手段による搬送速度よりも遅い第1の速
度に制御され、シートの先端が検出された後は、給紙速
度が搬送速度と略同じ第2の速度に制御されるので、捌
き作用を維持したまま、従来の給紙装置と比較して、シ
ート検出手段から搬送手段までの間の給紙速度を向上で
き、よって、給紙時間の短縮が図れる。
【0056】また、シートが搬送手段に到達するときに
は、給紙速度と搬送速度とが略同じ速度になっているの
で、前記両速度差に起因して搬送手段に掛かる負荷が低
減でき、搬送手段の駆動源としてパルスモータを採用す
るに際し、当該パルスモータに必要以上に大型のものを
用いることなく、脱調の防止ができ、もって、滑らかな
給送動作が実現できる。
【0057】さらに、外部から給紙停止信号が入力され
ると、給紙速度は、所定の速度勾配で減速されるので、
この間も記録シートは前方へ搬送される為、給紙再開の
際には、この分、給紙時間の短縮が図れる。また、外部
から給紙再開信号が入力されると、シート検出手段のシ
ート検出の有無によって、給紙速度が第1の速度または
第2の速度に選択して制御されるので、捌き作用を維持
したまま、給紙時間の短縮が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る給紙装置を適用したデジタル
式複写機の全体構成を示す図である。
【図2】上記複写機の給紙部における給紙機構の一つを
示す図である。
【図3】実施の形態1における給紙部を制御する給紙制
御部の構成を示す図である。
【図4】実施の形態1における給紙制御部の制御内容を
示すフローチャートである。
【図5】実施の形態1における給紙制御部の制御内容を
示すフローチャートである。
【図6】実施の形態1における給紙制御部の制御内容を
示すフローチャートである。
【図7】実施の形態1における給紙部の動作のタイムチ
ャートを示す図である。
【図8】実施の形態2における給紙部を制御する給紙制
御部の構成を示す図である。
【図9】実施の形態2における給紙制御部の制御内容を
示すフローチャートである。
【図10】実施の形態2における給紙制御部の制御内容
を示すフローチャートである。
【図11】実施の形態2における給紙制御部の制御内容
を示すフローチャートである。
【図12】実施の形態2における給紙部の動作のタイム
チャートを示す図である。
【図13】(a)は、従来技術に係る給紙装置を説明す
るための図である。(b)は、本発明の実施の形態に係
る給紙装置を説明するための図である。
【符号の説明】
21,22,23,24,25 給紙カセット 31,32,33,34,35 給紙機構 31b 給紙ローラ 31c 捌きローラ 31d 給紙センサー 31e,32e,33e,34e,35e 電磁マイク
ロクラッチ 41,42,43,44,45 縦搬送ローラ M1 給紙モータ M11,M12,M13,M14,M15 給紙モータ 390 給紙制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート収納部に積載されたシートを1枚
    ずつ給送しつつ、外部からの信号にしたがって給送を停
    止・再開する給紙装置であって、 シート収納部の近傍に設けられ、給紙ローラと協働して
    シートを捌く捌き部材と、 当該捌き部材の下流側に配され、シートをさらに下流に
    搬送する搬送手段と、 前記捌き部材と前記搬送手段との間に設けられ、搬送さ
    れるシートの有無を検出するシート検出手段と、 前記給紙ローラを駆動するための駆動手段と、 給紙速度変化手段とを備え、 前記給紙速度変化手段は、 前記シート検出手段によってシート収納部から取り出さ
    れたシートの先端が検出されるまでは、給紙速度を搬送
    手段による搬送速度よりも遅い第1の速度に制御し、シ
    ートの先端が検出された後は、給紙速度を搬送手段によ
    る搬送速度と略同じ第2の速度に制御し、外部から給紙
    停止信号が入力されると、給紙速度を所定の速度勾配で
    減速させる制御を行うことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記給紙速度変化手段は、 外部から給紙再開信号が入力されると、前記シート検出
    手段が、シートを検出していない場合は給紙速度を第1
    の速度に制御し、シートを検出している場合は、給紙速
    度を第2の速度に制御して、給紙を再開することを特徴
    とする請求項1記載の給紙装置。
JP5647197A 1997-03-11 1997-03-11 給紙装置 Pending JPH10250862A (ja)

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